※この作品はR-18です。

黒獣~氷天の剣士~   作:ボルボロックス

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わがままエルフ、エルフ人妻ズを助けます。

ハクアハーレム広げようかな。


エルフの国を救え。

 セレヌス大陸には大小様々な国があるが、その全てがセレスティンの要請によって連合に参加しているわけではない。

 

 

 中にはセレスティンに従わずに、自国を自力で護ろうとする王もいる。

 

 

 しかし、王が強くてもその臣下や民の全員が王に付き従っているわけではない。

 

 

 現にエルフの国フルスタージャの女王であるエヴリン・モワナールは、臣下たちや民達から疎まれており、今現在、臣下達が裏切り誘い込んだモーガン率いる傭兵団に襲撃されていた。

 

 

「はぁぁぁぁ!!」

 

 

ドバァァァァァンッ!!

 

 

「「「「うわああああああああっ!!?」」」」

 

 

「全く何なのよ!?何で傭兵団がフルスタージャ(ウチ)に攻めてくるのよ!?民の避難は出来てるの!?」

 

 

「はっ!現在、教会へと避難させております!」

 

 

「分かったわ。あぁもう!こんな事ならセレスティンとか言う奴の誘い受けておくんだったわ!!」

 

 

 セレスティンからの参戦の書状はフルスタージャにも届いていた。しかし、それはエヴリンに届く前に大臣によって書き換えられた物であり、その内容はセレスティンの印象を悪くするものであった。

 

 

 当然書状の事実を知らないエヴリンは怒り、七盾同盟には参戦しないという返答をしたのであるが、その反応に大臣はほくそ笑み、これを利用しようと考え、フリーの傭兵団団長、モーガンを雇った。

 

 

 モーガンはヴォルトやディレクと同じ部類の傭兵だが、彼は傭兵達から次代の傭兵王と言われており、彼に従う傭兵は魔物を含めて数多い。

 

 

 戦のやり方もヴォルトと似ており、女性を辱めて楽しむという点も似ているが、モーガンの場合は人妻や未亡人を狙う傾向が強い。

 

 

 モーガンは武器を取っていたフルスタージャの男達や逆らう兵士達を斬殺すると、エヴリンの護りを剥ぐようにジワジワと迫っていく。

 

 

「はぁ、はぁ……。」

 

 

「女王様よぉ、もう諦めて観念しろや。お前らは完全に詰んでるんだからな。」

 

 

「何言ってるわけ?あんた、頭湧いてるんじゃないの?このまま吹き飛ばして……?魔法が使えない!?」

 

 

「捕らえろ!!」

 

 

「きゃあ!!?この、離しなさいよ!!?何のつもり!?」

 

 

 突然兵士達に捕まり、地面に押さえつけられるエヴリンは暴れるが、兵士達の目は血走っていて、冷静さが見えなかった。

 

 

「あんた達どういうつもり!?私は女王なのよ!こんな事して許されると思ってるの!?」

 

 

「お前はもう女王じゃねぇよ。これから兵士達の肉便器になるロリババアなんだからな。」

 

 

「なんですって?まさか、あんた達、私を売ったの!?」

 

 

「お前が悪いんだよ。態度ばかりデカいロリババア!」

 

 

「いつもいつも肌晒したような格好しやがって!ナメてると犯すぞ!」

 

 

「お前やアンナさん、グレースさんを毎回犯す夢を見たことか!!」

 

 

「や、やめて!?離して!?離しなさい!!」

 

 

 押さえつけられながら、裸にひん剥かれ、尻を高く上げさせられるエヴリン。逃げようと尻を振るが、誘っているようにしか見えない。

 

 

「残念だったな。ま、アンナとグレースって女達は俺が好みに調教してやるよ。お前は兵士達の相手でもしてな。」

 

 

「やめて!?離して!?誰か、助けてぇぇぇ!!!?」

 

 

 エヴリンが叫んだ瞬間、エヴリンを除いた辺りが氷結したのだ。

 

 

「「「「!?………っ!?」」」」

 

 

「寒ぃ!?誰だ!?こんな真似しやがる奴は!?」

 

 

 モーガンは突然の事に驚きながら、氷結が迫ってきた方を見ると、そこには雪嶺を抜いてモーガンを見据えているハクアが立っていた。

 

 

「何だぁ!?あのガキは!?」

 

 

「は、ハクア……!ハクア!!!」

 

 

「エヴリン、久しぶり今助けるから待ってろ。」

 

 

「何だあのガキ!?いきなり現れて何わけの分かんねぇ事を言って「あぁ?」っ!?だ、だが現れたのがたった1人とはナメてるのか!?」

 

 

「誰も1人で来たなんて言ってないだろ。」

 

 

「何!?「おらああああああああっ!!!」っ!?」

 

 

 ハクアの言葉にモーガンが驚くと、大剣を構えて飛んできたレオナが大地を割る。

 

 

 さらに奥からはアリシア率いる聖アイリス騎士団が向かってきていた。

 

 

「ひゃ、百人斬りのレオナだ!!!」

 

 

「あっちは騎士団か!?くそ!?どうなってんだ!!」

 

 

「モーガンさん、どうしやしょう!?」

 

 

「ちぃ!!退け!逃げるぞ!!」

 

 

 形勢が不利と見た瞬間、モーガンは迷わずに逃げ去ることを選び、撤退を選び、大臣に従っていた兵士達も恐怖からか逃げることを選んだ……。

 

 

◆◆◆

 

 

「レオナ、アリシア。今回は助かったよありがとう。」

 

 

「礼など。私はハクアにプリムや民まで救ってもらったのだ。この程度礼には及ばない。」

 

 

「ハクア〜!礼なんて水臭いぜ!あたしとお前の仲なんだから、そんな事は言いっこなしだ!」

 

 

 ハクアはアリシアとレオナに援軍を頼んだ。

 

 

 断られるかとも思っていたが、アリシアもレオナもハクアに力を貸してくれたのだ。

 

 

 アリシアは恩義と僅かに芽生えた好意から。レオナはハクアに惚れているから力を貸したのだが、今回はそのおかげで、フルスタージャを助ける事が出来た。

 

 

 そんな時、エヴリンがハクアに飛びついた。

 

 

「ハクア〜〜!!」バッ!!

 

 

「うお!?なにエヴリン!?」

 

 

「助けてくれてありがとう!!あんな風に助けてくれるなんて……もうドキドキしちゃったわ!!」

 

 

「あ、あそう。ありがとう。」

 

 

「最初は女神なんて呼ばれて調子に乗ってるセレスティンに付くなんてって思ったけど、私も七盾同盟に参加するわ!一緒に頑張りましょう❤️」

 

 

 裸のままハクアに抱き着くエヴリン、そんな彼女にレオナが我慢出来る訳もなく、ハクアから引き離す。

 

 

「おいこら、ハクアに抱きついてんじゃねぇよ。離れろ!!」

 

 

「何するのよ!野蛮人!」

 

 

「てめぇこそ態度考えろ!このロリガキ!」

 

 

 睨み合いの喧嘩になるエヴリンとレオナを見て、ハクアとアリシアは困惑するのだったが、フルスタージャの民達は七の砦に加わることになった……。




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