※この作品はR-18です。

ようこそ貞操逆転世界の教室へ   作:yamaishi

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よう実の二次を見ていたら書きたくなったので書きました。
初投稿なのでお手柔らかにお願いします。

リクエストなどがあれば参考にさせて頂きます。


一話 エロ無し

◇◇◇

 

 

 

『パンパカパーン☆ おめでとうございます!貴方は選ばれました!』

 

 

「えっ……?」

 

 

気が付くと一面白い部屋。そこで俺は見知らぬ女性と向かい合って座っていた。

確か昨日は大学が終わってからそのままアルバイト。夜の時23時にアパートに帰って直ぐ寝たはずだ。

 

 

『あ、覚えていませんか。――貴方、死にましたよ?』

 

 

「し、死んだ?」

 

 

『はい。よくある過労死ですね』

 

 

良くある過労死…笑えないんだけど。そんなに過労死で死ぬ人って多いの?

ましてや俺はまだ20。過労死するには早すぎないか?

 

ていうか俺そもそも働いてないじゃん何で過労死? …え、まさか居酒屋のアルバイトで?!

 

 

『大変だったのでしょう』

 

 

そんな……まだまだ生きてやりたいこととかあったのに。

せめて彼女とはいわず異性とデートしたりキスしたりしてみたかった……。

 

 

『しかし安心してください! 貴方は転生者に選ばれました!』

 

 

「……転生者?」

 

 

『はいそうです。転生です。しかも現在の記憶を持ったまま!チートも付きますよ!』

 

 

「本当ですか?!」

 

 

『ですです!なのでご要望があればおっしゃってください!』

 

 

転生なんて漫画やアニメの中だけだと思ってたけど本当にあったんだ…。

でも大丈夫なのかな? 俺前世で特別良いことしてないけど。こういうのって普通誰かの命を救ったり善行を積んだ人が選ばれるんじゃないの?

 

 

『早速行きましょう!まずは転生先ですね!』

 

 

うーん……まあいいや!そんなこと考えても分かるわけ無いし!それに『過去を振り返えらず唯前を進む者のみに道は開かれる』って近所のおじさんが言ってたし!

 

 

『転生先は………「ようこそ実力至上主義の教室へ」ですね』

 

 

「あ、よう実ですか!? あのライトノベルの!」

 

 

『ええ、そうですね。ご存じでしたか?』

 

 

「あ、はい一応!大学の友達が好きだったので。内容はあまり詳しくないですけど」

 

 

ようこそ実力至上主義へ、通称よう実。友達は学園での頭脳戦がメインの作品だと言っていたな。確か主人公の綾小路君が滅茶苦茶強いらしく、挿絵を見せて貰ったけどクール系のイケメンだった。あとはヒロインがみんな可愛かったのは覚えている!堀北ちゃんの黒髪ロングは黒髪好きな俺にはグッときたし、軽井沢ちゃんのポニーテールも最高だった! 後はAクラスのリーダーの子は純粋な妖精みたいで可愛かったし、櫛田ちゃんも天使みたいな笑顔で可愛かった!

 

はぁ……せっかく転生するなら彼女たちみたいな可愛い子からモテモテになってみたい。それこそ俺を巡って取り合いになるくらいに。そして…エッチなんかもしてみたい。

 

 

…まあ無理だろうけど。

 

 

 

『――その要望叶えてあげましょう!』

 

 

「え、ほほ、本当ですか?!」

 

 

『はい!次は後悔の無い人生を歩んで欲しいですから!』

 

 

ああ世界、女神はここに居た。

ありがとうございます。本当にありがとうございます。もし向こうで彼女が出来たら真っ先に報告させてください。

 

 

『ふふふ、わかりました。――吉報をお待ちしています』

 

 

 

その言葉を最後に、俺は眩い光に包まれていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気が付けば誰も居ない教室に一人座っていた。

光に包まれたことは覚えているのできっと女神様が転生させてくれたんだろう。ありがとうございました。

 

早速情報を集めるべく周囲を伺う。すると今座っている席の机に『1年Dクラス 水野宏輝』と書かれた紙と『東京都高度育成高等学校』と書かれたパンフレットらしき物が置かれていた。

 

 

「水野宏輝が俺の名前か。そしてここはDクラス…確か」

 

 

そう、主人公の綾小路君がいるクラスだったはず。

 

友人がよう実は学園頭脳戦と言っていたが俺は原作を知らないのでどんな風に戦うのか分からない。だけど一方で彼がチートなのは知っている。

取りあえずは綾小路君とは敵対しないようにまずは友達になっておこうと思う。仲間ならその分頼りになるはずだから。

 

 

その後しばらくは、窓の映る自身の顔を見て『イケメンになってるじゃん…』と驚いたりしながらもパンフレットを眺めて時間を潰す。

 

資料を見ていくと、どうやらこの学校は全寮制らしく更には卒業までの三年間学外との連絡ができないと書かれていた。いくら全寮制だからって厳しすぎると思う。

……え、もしかしてみんなそれを知ってて入学したの? 俺の感覚がおかしいの?

 

他にも、敷地内には大型のショッピングモールがあり学生はそこで自由に買い物を楽しむ事が出来るとも書いてあった。これには驚き過ぎて思考停止した。コンビニならまだしも何処に学校の敷地内にショッピングモールを建てる人間が奴いるんだよ…。

 

 

この学校の異常さに時折ツッコミながらも一通り読み終え時計を確認する。

時間的にそろそろ誰か来るかなーと思いソワソワしていると、教室の後ろドアが開かれる。

 

 

『おっ 2番目ですねっ』

 

 

茶髪のショートカット、そして服の上からもわかる豊かな膨らみとスカートから覗く白く綺麗な脚。

その可愛らしい声と共に現れたのは俺でも知っている原作ヒロインの櫛田ちゃんだった。

 

 

櫛田ちゃんは自分の机に荷物を置くとそのままこちらに向かってくる。

はぇ……近くで見てもかわいいなぁ…。

 

 

『私は櫛田桔梗と言いますっ 宏輝くんで良いのかなっ』

 

 

「あ、ああ……うん。俺は水野宏輝。よろしくね櫛田さん」

 

 

『うんっ よろしくね! 私のことは桔梗って呼んで欲しいなっ』

 

 

「あ、うん。よろしく桔梗ちゃん」

 

 

『はいっ』

 

 

やばい可愛い好き。

たった数秒話しただけでこの破壊力はヤバいでしょ。

魅了スキルとか持ってるんですかあなた…。

 

 

『それにしても…この学校って凄く大きいよねっ』

 

 

櫛田ちゃんが外を眺めながらそう零す。

 

 

「確かに。さっきパンフレット見たけど敷地内にショッピングモールあるらしいよ」

 

 

『えっ!本当!? それは楽しみだなっ 』

 

 

「そうだね。ゲームセンターとかカラオケもあるみたいだし」

 

 

『そうなんだっ ………えっと、えっとね。もし良かったらなんだけど、今度一緒に遊びに行かない?』

 

 

何処かもじもじしながら櫛田ちゃんが言う。

 

 

「え、俺と? ……いいの?」

 

 

『もちろん! 迷惑じゃ無ければだけどっ』

 

 

今度は少し悲しげな表情になった。

 

いやいや櫛田さん。こんな美少女の誘いを断る男子なんてこの世にいませんよ? 自分の可愛さをもっと自覚してください! 誰にでもそんなことを言ってると勘違いされちゃうからね!

 

 

「わ、わかったよ! ……じゃあ今度の休みにでもどうかな? 早いほうが良いし」

 

『大丈夫だよっ! 楽しみにしてるねっ』

 

 

学校で初めて知り合った異性とその日のうちにデートの約束をする……前世の俺では到底考えられないことだ。…もしかしてこれがイケメンパワーってやつなのか?!チート過ぎるだろ!!

 

 

『じゃあ私は他のクラスメイトに挨拶に行くからっ またね宏輝くんっ』

 

 

 

そう言って櫛田ちゃんはクラスメイトのもとに向かっていった。

はぁ…可愛かった。デート楽しみだな…。

 

 

ちなみに俺は櫛田ちゃんとの話しに夢中でクラスメイトが登校してきたことに気付きませんでしたとさ。童貞丸出しかよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラスメイトが全員集まった頃、教室に先生と思わしき女性が入ってきた。

先生は大人の出来る女風な美人で剣道部にいそうな容姿だった。

 

 

『えー新入生諸君。私はDクラスを担当することになった茶柱佐枝だ。普段は日本史を担当している。この学校には学年ごとの――――』

 

 

それからしばらく、先生の自己紹介から入学式、そしてSシステムというものについての詳細が語られた。

 

Sシステムについて情報が多すぎて俺には理解しきれなかったが、大雑把に言うと『この学校ではポイントがお金の代わり』『ポイントは毎月1に配布』『いじめはダメ』『卒業後は回収するから貯めても無駄』と言う感じだと思う。多分あってる。

 

説明を終えた後、茶柱先生は『良い学生ライフを送ってくれたまえ』と残し教室から去って行った。…その後ろ姿はとても格好よかった。

 

 

先生が去った後はクラス内は騒然とした。そりゃそうだ。いきなり10万円を貰えたんだからな。…ふっふーん!何に使おうかなー!S〇itchかなー、pcにしようかなー。

 

もちろん俺も10万円の使い道を考え興奮していた。だって10万だぞ?本とかゲームとか買い放題!パンフレットにはこの学校に入学するときは持ち込み禁止って書いてあったからゲームをするにはここで買うしか無いんだよ。まあ毎月10万もあれば余裕っしょ!

 

決めた。pcにしよう。ノートだとスペックがあれだから10万円で自作pcだ!

この学校の電気代は学校持ちだから800wでも安心だしな!最高かよ!

 

 

 

『みんなっ 少し良いかなっ』

 

 

俺を含め殆どの人が興奮して騒がしい中、櫛田ちゃんが声を上げた。

 

 

『私たちは今日からクラスメイトとして過ごすことになったから自己紹介とかした方が良いと思うんだけど……どうかなっ』

 

 

今日が初対面の皆から注目されているにも関わらず臆すること無く発言する。

それは誰にでも出来ることじゃない。櫛田ちゃんはきっとリーダーに向いているのだろう。

 

 

『賛成ー! 』

 

『そうだね!自己紹介は必要だと思うよ!』

 

『折角だしやろうか!』

 

 

クラスからは賛成の声が上がったため自己紹介をする流れになった。

え、俺? もちろん賛成だぞ。俺が櫛田ちゃんの提案を拒否するわけないじゃん。

 

『それじゃあ提案者の私から!私の名前は櫛田桔梗っ 私の目標はこの学年の全員と友達になることですっ 皆の自己紹介が終わったら是非私と連絡先を交換してくださいっ これからよろしくお願いしますっ』

 

櫛田ちゃんはスラスラと自己紹介をする。

話すたびに表情が変化していて可愛かった。

 

その後櫛田ちゃん自己紹介を皮切りに端の生徒から順番に自己紹介が行われた。

しかし俺はここで違和感を感じた。それは普通なら可愛い女子が自己紹介すれば男子達が騒いだりエロい目を向けたりすると思うのだが(前世の大学)、ここでは逆で平田などのイケメンが話すときに女子が『かっこいい』『彼女いるのかな』『脚綺麗』などと興奮していたとこだ。いや、もしかしたら女子だってイケメンを見たら興奮するのかもしれないが、前世ではそんなに露骨じゃ無かった気がするんだよね。女子との関わりがなさ過ぎた弊害かもしれないけど。

 

だけどそれにしたって男子達の反応は大人しすぎるのは間違いないな。だってこのクラスもとい学校は美少女だらけだぞ?興奮しないわけが無い。

 

……多分このクラスの男子にはそう言うタイプの人間がいないのだろう。現代の若者はシャイだってよく言われてたし。

 

 

『――じゃあ次は…宏輝くん。お願いしますっ』

 

 

いつの間にか俺に順番が回ってきていた。

考えている間はあまりクラスメイトの話しは聞いていなかったけど名前くらいは……多分大丈夫だと思う。間違えたらごめんなさい。

 

 

「了解。えっと、俺の名前は――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Dクラスの皆!これからよろしくねっ かんぱーいっ!』

 

 

『『『『『「かんぱーい!!」』』』』』

 

 

 

掛け声と共に皆思い思いに皿にとりわけ料理を食べ始める。

 

ショッピングモール通称ケヤキモールにあるカラオケ店。俺たち1年Dクラスは現在そこでクラス会を行っていた。参加者はざっと30人、クラスの3/4が参加している。

いないのは堀北ちゃんや高円寺を始めとする自己紹介を拒否した面々だ。一応誘ってみたが遠慮されたらしい。

 

 

『宏輝くん、どうぞ!』

 

「あ、ありがとう軽井沢さん」

 

『飲み物もいる?』

 

「あ、うん。コーラでお願い」

 

『りょーかい!』

 

 

そして今このように俺の世話を焼いてくれてるのが軽井沢恵ちゃん。茶髪のポニーテールで如何にもギャルといった感じの容貌をしている美少女だ。俺の右隣に座っている。かわいい。

 

 

『ちょっと恵~?もしかして、宏輝くんのこと――』

 

『ち、違うから! そんなんじゃ無いから!』

 

『えぇ~そっかそっか じゃあ私が行っちゃおうかな~?』

 

『………別に。好きにすれば良いじゃん』

 

『そう?じゃあ遠慮無く~』

 

 

そして軽井沢ちゃんと変わるように反対側から俺の世話を焼き始めたのが佐藤麻耶ちゃん。薄い赤紫の髪に右前髪を後ろにかけるようなヘアースタイルをした美少女だ。俺の左隣に座っている。かわいい。

 

使用している会場がテーブルを挟んで置かれたロングソファーを使用しているため俺の隣にはこの二人が座っていたのだ。…まさに両手に花ッ!

なお、平田君も遠くの席で同じような状況になっていたりする。

 

 

『ちょ、ちょっと!いつまで続けるつもり?そろそろ代わってよ!』

 

『え~?でももう料理取り終えちゃったし~?』

 

『あっ…!ほんとだ……!!麻耶の馬鹿!』

 

『え~恵が素直にならないのが悪いよね~?狙っている子は多いんだよ~?』

 

『……っ!!まさか麻耶あんた!?』

 

『さあ~どうだろうね~?でも私って顔フェチなんだよね~』

 

 

間を挟んで賑やかに会話する二人を眺めながら俺は黙々と料理を食べ進める。

 

不思議だけど何故かこういうカラオケとかの料理って美味しいんだよね。祭りで食べる焼きそばみたいなものかな?

 

 

一通り食べ終えた俺は、今流行りの歌を歌っている池達に視線を送る。

この世界では前世の曲が無い事が分かったのでここに来る前にある程度流行曲を調べておいた。だから多少は知っている曲が流れてくる。

 

池達は先ほどの自己紹介で櫛田ちゃん以外の女子に対して野次を飛ばしていたからか、女子からは遠巻きにされており現在は男子だけのグループで固まっていた。

 

今歌っている曲もデュエットソングだけど男だけで歌っていた。そういうのって男女でやるから盛り上がるんだと思うんだけどなぁ。男同士はちょっと…。

 

きっと彼等は女子のことがあまり好きでは無いのだろう。珍しい人間もいたものだ。

本人達は終始楽しそうに歌っていたからそれでいいのかもしれないが。

 

 

 

『あ、宏輝くんっ』

 

 

池達が終わった後、なかなか次の曲が始まらないなーと疑問を抱いていると、こちらに向かって櫛田ちゃんが近づいてきた。マイクを持って。

 

 

「どうかした?桔梗ちゃん」

 

 

  『『桔梗ちゃん?!』』

 

 

『えっと、その……、よかったら一緒にどう…かなっ』

 

 

  『『デュエット?!』』

 

 

マイクを2本持ってきたということはデュエットしようって事だよね…?

何かおかしかったのかな? 隣で軽井沢ちゃんと佐藤ちゃんが驚いていた気がするけど。

 

 

「いいよ!やろうよ!」

 

 

  『『え、いいの?!』』

 

 

『本当?!ありがとっ』

 

 

俺と櫛田ちゃんは室内前方のカラオケ機器の方へと移動する。

 

途中、『(ブツブツ…)まさか…櫛田さんも…』『(ブツブツ…ブツブツ)ど、どうしよう…今、名前……だったよね…?もしかして二人…』『(ブツブツ…)これは…想定外…』と軽井沢ちゃんと佐藤ちゃんが話していた気がしたが……本当なんなんだろう?

 

 

ってか、美少女とデュエットとかまさに青春だよね!

それに櫛田ちゃんまだどの男子とも歌ってなかったから男子の中だと俺ってかなり好印象だと思うよ!

 

ワンチャン付き合えるかな??

 

 

 

俺と櫛田ちゃんは冷やかしの声を浴びつつもデュエットした。楽しかった。

 

歌っている途中、突如軽井沢ちゃんや佐藤ちゃん、その他の女子が割り込んでくる事もあったが終始非常に充実したクラス会を行うことが出来たと思う。

 

 

神様本当にありがとうございました!これからもこの高度育成高等学校で健やかに楽しく青春していけたらと思います!




やっとプロローグが終わりました。
よう実は設定が凝っているので書いてて楽しいです。


次回からエロ回の予定。


無垢な主人公は肉食系ヒロインに……。

チョメチョメしたいキャラは…?

  • 桔梗ちゃん
  • 堀北鈴音
  • 軽井沢ちゃん
  • 佐藤麻耶
  • …伊吹
  • アリスたん
  • いや神室でしょ
  • ほなみん
  • レズこそ至高!
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