※この作品はR-18です。

催眠おじさんVSリコリス・リコイル   作:a-su

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 吾輩(わがはい)は、今までたくさんの女の子を抱いてきた。そして、可愛くない女の子を抱いたことは一度もない。
 今回お話しする思い出、そこに登場する女の子もそうだ。みんな若くて、可愛くて、そしてとてもエッチだった。

 では始めよう。これは、可愛いリコリスたちが吾輩に、様々な下着姿を見せてくれた時のお話だ。


リコリスたちのランジェリー対決

[季節:初夏

[天気:晴れ]

[時間:午前中]

[登場人物:催眠おじさん 千束 たきな]

[場所:ビルの屋上]

 

 平和で安全、きれいな東京。夏空には、お日様がさんさんと輝いている。

 

「死んでやる! こんな世界、うんざりよッ!」

 

 そんな朝に、ビルの屋上から一人の女が飛び降りようとしていた。

 容姿にも服装にも語るべきところは無い。掃いて捨てるほどいるアラサー女だ。

 既に手すりを乗り越え、あと一歩踏み出せば地上へまっ逆さまといった状況だね。

 

「ふわあぁ~……」

 

 吾輩は今、屋上の安全な場所でアクビをしているところだ。隣にはたきな君もいる。

 

「お姉さん落ち着いて、ね、大丈夫だから!」

 

 吾輩たちの前方で、制服姿の千束ちゃんがなだめるように叫ぶ。彼女は「困っている人を助ける仕事」でここに来たのだ。

 金に近い白髪のボブカットが、陽光に神々しく(きら)めいている。天使かな? 

 

「死ぬなんて、命がもったいないじゃん!」

「う、ううぅっ……うるさいっ、アンタみたいな可愛いコに何が分かるのよっ……」

 

 女がわめく。

 ミカ氏の情報によれば──彼女は錦糸町のホストに入れ込み、多額の借金を背負わされた。返済のために路上で客を取って、妊娠・中絶・性病のフルコースを経験し、ホストにも捨てられ、流れ流れてこの屋上にたどり着いた、と。

 

「落ち着いて、ねっ。わたしは何もしない。ただ、お姉さんと話がしたいだけ」

 

 千束ちゃんは両手を上げて、何も持っていない事を示していた。チャームポイントの赤いリボンをビル風に揺らしながら、少しずつ前進する。そして、命綱も着けないまま手すりを乗り越えた。

 

「千束、気をつけて」

「大丈夫、大丈夫♪」

 

 同じく夏制服のたきな君に笑いかけ、それから女の方を向く。うっかりすれば転落死する屋上の()()で、千束ちゃんは横顔に優しい笑みを浮かべていた。

 

「これで、お姉さんと同じだね」

「う、うう……」

「ねぇお願い、わたしとお話してくれないかな」

「うう、う……っ」

 

 彼女の魅力は、まずなんと言っても表情の明るさ、多彩さだろう。目まぐるしく変化して、心の豊かさをダイレクトに感じさせてくれるのだ。

 

「は、話すだけなら……」

「わあ、嬉しいっ♪」

「あ……♡」

 

 千束ちゃんが、夏の太陽に負けないほど輝く笑顔を浮かべる。

 ただそれだけで、自殺志願の女が戸惑いとトキメキの表情を浮かべた。

 

「そっちに行くよ」

「こ、来ないで……私をこれ以上傷付けないで」

「大丈夫だよ。何もしない。安心して。ね?」

 

 穏やかに微笑む千束ちゃんが、少しずつ接近していく。そして()()()女の手を取った。しつこいようだが、いつビルから墜ちてもおかしくない状況でだ。

 

 びゅうぅ……と風が吹く。

 

 吾輩の横で、たきな君が美しい黒髪を抑えた。

 

「す、すごいですね千束……」

 

「ああ、さすがだ。可愛い上に優しくて強くて、非の打ち所が無い。まさに最高の女の子だね」

 

「む……そうですか」

 

 それに声もいい。柔らかく、だが芯を持った響きは聞く者の心にすうっと染みわたって消えていくようだ。

 

「私は錦木(にしきぎ)千束、お姉さんは…………」

「わ…………、それで、…………、で…………」

 

 手すりの向こうで、女が千束ちゃんと会話している。吹きすさぶ風にまぎれて聞き取れないが、異常な興奮状態は脱したようだ。理性が戻ったのか、恐怖に体を震わせている。

 たきな君がほっと息をついた。

 

「さすが千束です。午後は予定通り、みんなでデートに行けそうですね」

 

「いやあ…………」

 

 彼女たちとのデートを、吾輩も楽しみにしているのだけれど。

 

「どうも、千束ちゃんの手には余りそうだ」

「え?」

「だって彼女は、若くて可愛いからね」

 

 千束ちゃんの手を見たアラサー女が、やおら鬼のような形相になった。なめらかに輝くハイティーンの肌と、リストカットや薬物注射の痕が目立つアラサーの肌とを見比べている。

 

 そして、憎々しげに目をつり上げた。

 

「………………!!!!!!」

 

 ばっ、と振り払われる千束ちゃんの手。

 怒声。

 

「そんな…………!?」

 

 目を見張る千束ちゃん。

 ヒステリックに毒を吐く女。

 そして、

 

「こんな人生、終わらせてやる……!」

 

 女が、ビルの屋上から身を投げ────る直前、千束ちゃんが女をキャッチする。

 

「ちょ、わ、わわ……!」

 

 そして女の体重に引っ張られ、ひときわ強いビル風にまで吹かれて、千束ちゃんは激しくよろめいた。このままなら墜落死だ。

 

 だが、何も心配はいらない。

 

「千束ッッッ!!!」

「ナイスたきな!」

 

 ほらね。

 たきな君が飛ばしたワイヤーを間一髪でつかみ、千束ちゃんは元の体勢に戻る。

 

「千束、大丈夫ですかっ?!!」

「だ、だいじょばない! マジでやばいよ!」

 

 千束ちゃんが珍しく焦っていた。

 無理もない、腕の中のアラサー女は今も全力で飛び降り自殺しようとしているのだ。

 

「生きて、生きてよっ、お願い、お願いだから!」

 

 必死で叫ぶ千束ちゃんを無視して、女は暴れ、もがいて、絶叫し、死のうとする。千束ちゃんを困らせて、全く。

 

「なんの価値もないくせに」

 

 吾輩は右手の親指と中指を合わせ、パチンと鳴らした。

 

[催眠:悲しい過去を全て忘れる]

 

 意識を失って崩れ落ちた女を、たきな君と千束ちゃんが力を合わせてガッチリ捕らえる。そのまま手すりのこちら側に引き戻した。

 これにて一件落着だ。眠気覚ましに、コーヒーでも飲みに行くとしよう。

 

 

[場面転換]

[場所:ビル街のカフェ]

 

 

 ここは、先ほどのビルから少し離れた場所にあるオープンカフェだ。コーヒーはイマイチだが、ミルクがいいのかカフェオレは悪くない。

 

 現場を離れた吾輩たち三人は、丸テーブルを囲んで休息していた。

 

「あ~あ。失敗しちゃったなあ…………」

 

 どんより落ち込んだ千束ちゃんがテーブルに突っ伏してぼやく。潰れたおっぱいの形が制服に浮かんでいるのだが、それに気付く様子も無い。

 たきな君がストローから口を離し、たしなめるような声をあげた。

 

「千束。まず、おじさまにお礼を言うべきでは? あの女性を怪我一つなく救助できたのは、おじさまが助けてくれたからですよ」

 

「わかってますよお~~ああもう、全部わたしが悪いんですう~~」

 

 ぶすぅ~っとむくれて見上げる顔も、彼女の場合は欠点にもならない。豊かな表情や反応が、頑張れ、いいぞ、その調子だ……と応援せずにいられなくさせるのだ。

 

「まあ、気にしないでいいよ」

「う~っ」

「千束」

「うう、いっそ大声で怒られた方がマシだ~」

 

 千束ちゃんが体を起こし、ぺこりと頭を下げる。

 

「おじさん」

「うん」

「ありがとうございました」

「どういたしまして」

 

 しょんぼりした彼女を見ているだけで楽しくて仕方ない吾輩だが、しかし凹ませたままにはしておけないな。なんと言っても、今日は最高のデート日和なのだから。

 右手を伸ばして、優しく髪を撫でる。

 

「いいんだ、君はよくやったよ」

「あっ……♡」

 

 くすぐったそうに身を震わせ、千束ちゃんが目をしばたたく。

 たきな君が「あっ」という顔をした。

 

「君は悪くない。悪いのはあの女だ」

「ん……♡ でもぉ……♡」

 

 だんだん表情がゆるんできたが、それでも千束ちゃんは納得できないようだ。

 吾輩は手を移動させ、ボブカットの内側から首筋とあごの下をくすぐった。

 

「う、ふ……♡ ど、どうして……怒ったのか、ぜんぜん、んく、わかん、なっ」

 

「それはね、彼女が若くも美しくもないからさ」

 

「ぇぁ……?」

 

「君に嫉妬していたんだ」

 

「嫉妬、って、そんな、そんなこと、で?」

 

「そんなことさ。その程度のことなんだよ」

 

 千束ちゃんの頬に手を滑らせ、身を乗り出して顔を近づける。

 ふわりと広がるミントの香りは、マウスウォッシュのものだろう。それを吸い込んでから、軽く唇を重ねた。

 

「……っ♡ ……、! …………♡」

「可愛いよ……」

「ん、や……♡」

 

 今度は耳にキス。そのままねちっこく囁きかけながら、軽く耳を噛んだり、耳穴に舌を入れたりする。

 

「こんなに可愛いんだもの、嫉妬もするさ……」

 

「や、あ……♡」

 

「君とあの女では、女としての格が違う。月とすっぽん、宝石と石ころだよ…………」

 

「んん……♡ んゃ……♡」

 

 ここはオープンカフェだ。大勢の目が、吾輩のような怪しい男とラブシーンを演じる制服姿のJKに注がれている。

 だが千束ちゃんは、甘い声を上げながら体をひくつかせるばかりだ。形の良い耳たぶを真っ赤っかにしながら、むっちりした太ももを、制服の下でもぞもぞとすり合わせている。

 

「ふっ、は……! ……んんぅ~……♡」

 

 いやあ、可愛い。実にチャーミングだ。

 こんな娘と自分を比べてしまったんだから、あの女だって死にたくもなるだろう。あたかもホームレスのじいさんが、若い女をはべらせた大富豪を見てしまったようなものだ。

 

「今日は、可愛い下着を買いに行こうか。あのクズ女もひれ伏すくらい、君というお姫様を美しくエッチに飾ってあげよう」

 

「あ……、う……♡」

「下着、欲しいかい?」

「は、ぃ……♡」

「なら、口に出して言いなさい」

「う、……うう♡」

 

 羞恥と興奮に悶えながら、千束ちゃんが口を開く。

 

「欲しい、です……♡」

「何が?」

「ぱんつ……おじさんに喜んでもらえる、のっ」

「よーし、いい子だ」 

 

 吾輩は視線をしっかり合わせ、千束ちゃんが空さえも見れないようにした。熱でトロ~ンと溶けたチョコレート色の瞳を見つめながら、噛んで含めるように教えてやる。

 

「君は最高の女の子だ。自信を持ちなさい」

 

「ん、うん……♡ うん……♡」

 

「どうか落ち込まないで。吾輩は次も、その次も、君をそばで助けてあげるから」

 

「!!! …………♡♡♡」

 

 千束ちゃんのお目々には、吾輩だけしか映っていない。くぴっ、と喉の音。

 

「す、すきぃ……」

 

 うわごとのような呟きをBGMに、千束ちゃんのあごを指で持ち上げる。

 ミント臭が熱で薄れ、代わりに加熱された唾液の濃い香りがしていた。完熟した果物のそれを思わせる、甘くかぐわしいメスの匂い。

 

「君は君の思うままに人を助ければいい。吾輩はそんな君が大好きなんだ」

 

 千束ちゃんが、自分から顔を寄せてきた。唇が重なる一瞬前、すき、という言葉がこぼれ落ち……。

 

「ゴホン! ゴホンゴホン!」

 

 横からの大きな咳払い。

 見ると、たきな君が真っ赤な顔でこちらを睨んでいる。

 

「往来でのラブシーンは! そのくらいにしていただければと思います!」

 

 お、おやおや。思ったよりも強くたしなめられてしまった。どうやら吾輩としたことが、若い娘を相手に調子に乗ってしまったようだ。

 

「ああ、悪い悪い」

「た、たきなぁ……あ……?」

 

 はっとして周囲を見回した千束ちゃんが、恥ずかしそうに縮こまる。

 

「……わたし達、超目立ってない?」

「目立ってますね。もう、本当に、超」

「うぐぅ」

「お代を置いて、さっさと退散しましょう」

「た、たきな! あ~ん!! 待って~!!」

 

 

[場面転換]

[季節:夏]

[天気:晴れ]

[時間:午前中]

[登場人物:催眠おじさん 千束 たきな]

[場所:ショッピングモール]

 

 

 一度着替えに戻った二人と北押上(おしあげ)駅で待ち合わせて、それから旧電波塔の下にあるショッピングモールへ。

 

「お腹すいた~」

「下着を買うんでしょう? 控えめにしないと」

「ぶ~、お前はお母さんか」

「おじさまは何が食べたいですか?」

「シカトかよっ」

 

 たわむれる二人とすれ違った男達が、ひそひそと言葉を交わす。

 

『超可愛くね?』『肌白いな~』『顔ちっちゃ』『スタイルよすぎ』『つか、あのおっさんなんなん?』『うらやましすぎ』

 

 ふふふ、そうだろうそうだろう。最高に可愛いだろう? 

 

 千束ちゃんは夏らしい爽やかなスタイルに着替えていた。セーラー風の白いワンピースで、スカートは膝上まで。胸元の赤いリボンがワンポイントだ。

 

 たきな君は黒髪をポニーテールにして、キリッと清々しいコーデ。黒いシャツにデニムスカートは一見暑そうだが、むき出しになった肩と脇が涼しげな印象を与えている。

 

「さあ、行こうか、君たちが悪い男に引っかかったら大変だ」

 

「大丈夫、おじさんが守ってくれるでしょ?」

 

「私たちは、おじさま以外の男なんて……あっ」

 

 千束ちゃんの唇が、ちゅっと吾輩の頬を鳴らす。たきな君の頬もだ。

 

「いやー、両手に花で千束さんは幸せだな~♪」

 

「ぐぬぬ……吾輩とした事が、台詞を取られてしまうとは」

 

「………………甘やかすからです」

 

 

[場面転換]

[場所:ランジェリーショップ]

[登場人物:フキ サクラ]

 

 

 軽くランチをしてからブティック……ブティックってもう死語だっけ? まあとにかく、女の子向けの下着を所狭しと並べたショップに入った時だ。吾輩達は、思いもかけない二人組と出会った。

 

「あーらら、フキじゃーん」

「げっ、千束!」

 

 フキ君とサクラ君。DA本部に所属するリコリスで、千束ちゃんとたきな君のライバル的存在だ。

 

「せ、先生。ご無沙汰しています」

「センセーだ! センセ~♡」

 

 そして吾輩専属の接待要員、ドスケベJK奴隷でもある。

 色めき立つ彼女たちを見て、たきな君と千束ちゃんがピリッ……とした。

 

「ははは、久しぶりじゃないか」

 

 吾輩は気安く挨拶をして、片手をあげようとする。

 

「…………」

「あいてっ」

 

 だが、たきな君にギュッとしがみつかれ、腕が動かせない。すごい力だ。

 

「いたた……君たちも買い物かね?」

「はい、その、下着を……」

 

 赤い制服姿のフキ君が、ショートヘアーの毛先をいじりながら答える。千束ちゃんと同い年、小柄な体の中に熱い情愛を秘めた体育会系の十七歳だ。きつめの顔立ちだが、感じてくると子犬のように瞳をうるませる可愛い女の子である。

 

「そうかね、それは……」

「もちろん、勝負下着ッス!」

「あっ!?」

 

 たきな君を押しのけるようにして、紺の制服を着たサクラ君が吾輩の腕をとる。

 

「ちょっと……!」

「センセに見せるための~、とっておき! バージンあげる時に~、着るやつで~す♡」

 

 サクラ君はたきな君を無視しながら、十五歳にしては発育のいい胸を押しつけてきた。ツーブロックにした明るい茶髪を吾輩の二の腕にコスりつけて、媚び媚びの声と仕草でアピールしてくる。

 その肩に、たきな君の手がかかった。

 

「あ?」

「どいて下さい」

「ああ、DAから逃げ出した負け犬さんっすか」

「逃げてません」

「制服も着ないで、落ちこぼれは気楽っすねえ」

「そこが、私の居場所です。どいて」

「おーこわ。そんな顔だから、アタシらみたく奴隷にしてもらえないんすね」

 

「は!?」

 

「センセ、こんな女ほっといて、リコリス寮に来てくださいよぉ」

「……!」

「フキ先輩と自分とで、いっぱいエッチな接待するからぁ。ねえセンセぇ~♡」

「このっ!」

「んだよ、離せよ!」

 

 たきな君が力ずくで引き剥がそうとし、サクラ君も敵意をむき出しにして押し返す。

 あいたっ。はっはっは、子供っぽいなあ、君たちは……あいたっ。

 

「おい止せ、サクラ」

「たきなー、ステイステイ」

 

 フキ君と千束ちゃんが、慌てて二人を止めに入った。それぞれの後輩を羽交い締めにして、引きはがす。

 

「でも、フキ先輩!」

「千束!」

「「うっせぇわ、静かにしてろ!!」」

 

 息ぴったりの叱責に、血の気の多い二人も渋々従った。

 吾輩はやれやれと肩をすくめる。

 

「たきな君、サクラ君、そのくらいにしておきなさい。あまり騒ぐと周囲の迷惑になるぞ」

 

「すみません……」

「ッス……」

 

 素直に頭を下げた二人を見て、先輩達が拘束を解く。

 千束ちゃんがパンパンと手を叩いた。

 

「はい、ケンカはおしまい。おじさんを不愉快にさせたくないっしょ? みんな仲良くやろうね」

 

「クソ、なんでお前が仕切んだよ」

 

 困ったように頭をかくフキ君を見て、千束ちゃんがにやりと笑う。

 

「……な、なんだよ」

 

「真面目なフキが~、『仕事』の合間に可愛い下着買いにくるなんて~。ちさと、ビックリ~♪」

 

「わ、悪いかよ……」

 

 フキ君が吾輩をチラリと見て、真っ赤になった。

 

「……ありゃ、けっこうマジめのヤツ?」

「うっせ。笑いたきゃ笑え」

「ごめん。許して。ねえ、ごめんってば」

「ガラじゃない事くらい分かってる」

「そんな事ないって。頑張ってるフキ、かわいいよ。えらいえらい」

 

 千束ちゃんが手を伸ばして頭を撫でると、フキ君は鬱陶(うっとう)しそうにその手を払いのける。だが、満更でもなさそうだ。

 

「てかフキ、下着買うお金なんかあるの?」

「あるっての」

「えー、まさか活動費の使い込み? ヤバ」

「お前と一緒にすんな」

 

 フキ君が取り出したのは、小振りな財布だった。黒革のシックでおしゃれなもので、彼女の持ち物とは思えない。

 

「ちゃんと司令にもらってあんだよ」

「え゛っ、楠木(くすのき)さんが? 下着代を?」

「ああ……先生のためだって言ったら、ポンと」

「うっそぉ、信じらんない。あの人そんなキャラだったっけ……」

 

 多分ポケットマネーだな。昔のよしみか……楠木さんも、かわいいところがあるじゃないか。

 吾輩は二人の様子を横目に見ながら、寄ってきた たきな君の頭を優しく撫でる。

 

「…………すみませんでした」

「いいんだよ。模擬戦をうやむやにして、君たちにケリを着けさせなかったのは吾輩だ」

 

 フラストレーションを晴らさせてやりたいが、模擬戦はダメだ。キレイな顔に傷でもついたら大変である。

 催眠で仲良くさせるのは簡単なのだが……他の方法で、彼女たちに格付けを……。

 

「うーん……よし、君たちには競ってもらおう」

 

 えー、と千束ちゃんが不満げな声を漏らす。

 

「競うと言っても、エッチで楽しい勝負だよ」

 

 吾輩はパチンと指を鳴らした。

 

[催眠:催眠おじさんが下着を見るのは当たり前]

[催眠:ショップで大声を上げるのは当たり前]

 

 吾輩に警戒心むき出しの目線を送っていた店員や客が、興味を失って視線を外していく。これでモール内に、吾輩をとがめる者はいない。

 

「二人ひと組だ。この店にある下着で、魅力的に着飾ってみせなさい。優勝したチームには、吾輩がちんぽを入れてやろう」

 

 美少女たちが、頬を紅潮させて唾を飲む。そしてお互いの視線を交錯させ、火花を散らした。催眠されている彼女らは、吾輩の性欲に奉仕する事を求めてやまないのだ。

 

 人でごった返すショッピングモールにある、ランジェリーショップのど真ん中で、吾輩は命令する。

 

「スカートをめくりなさい。最初は、今はいている下着から採点だ」

 

「え~♡」

「……は、はいっ」

 

 千束ちゃんが挑発的な目つきを、たきな君が恥じらいつつも自信に満ちた瞳を向けてくる。

 対して、サクラ君とフキ君は怖じ気づいたように距離を取った。

 

「センセー、自分らは支給の下着なんで……」

「お見せできるようなものでは……その、あの、仕事の後で汚れていますし……」

 

 DA所属のリコリスであるフキ君とサクラ君は、下着を買うこと自体はじめてだろう。千束ちゃん達には、恐らくかなうまい。

 出来レースと言えばそうだが、若くて美しいフキ君とサクラ君の成長を、吾輩は期待している。

 

「では、千束ちゃん達の不戦勝でいいのかね?」

「っ、い、いいえ! ぜひ! サクラ!」

「う、うっす!」

「やるぞ!」

「はい!」

 

 フキ君がキッと目を鋭くし、サクラ君の尻を叩いて発破をかける。体育会系らしい気合いの入った声だ。

 

「ならハンデをあげよう。二人は今すぐに下着を選びなさい。店員に助言を求める事も許可する」

 

 フキ君とサクラ君が互いに目線を交わす。そして店員の方に向かって駆け出した。

 それを尻目に、千束ちゃんとたきな君の指がそれぞれのスカートをつまむ。

 

「ねえ、たきな」

「はい」

「あんな処女コンビに、負けたくないよね」

「はいっ」

「じゃあ、ぱんつ見せて誘惑しちゃお♪」

「はい、行きますっ」

 

 ゆっくりと持ち上がる布の下から、千束ちゃんのムッチリ太ももと、たきな君のしなやか御み足が露わになっていく。日焼け止めを塗っただけの生足だ。若い娘のぷにぷに肌が、LED照明を反射して光っている。

 

「おじさんのヘンタイ♡」

「興奮して、くれると、嬉しいです」

 

 千束ちゃんが白いスカートを、たきな君がデニムスカートを持ち上げきる。

 吾輩の前に現れたのは、レモンイエローのシンプルなショーツだった。

 

「おや、もしかして」

「そう、お揃い~♪」

 

 若いふたりの股間を彩るショーツは、全く同じデザインだった。実用性重視で、つるりとした布地が大切な箇所をしっかりと包み込んでいる。

 だが中身が魅力的なら、簡素さが逆にセクシーにも見えるものだ。

 

「美しいよ……千束ちゃん、たきな君」

「えへ~……♡ ありがと♡」

「っ……♡ あ、りがとう、ございます……っ♡」

 

 千束ちゃんは嬉しそうに微笑み、たきな君は恥ずかしそうに身をよじった。

 

「千束にお願いして……」

「選んであげたの。かわいいでしょ♡」

 

 二人は身を寄せ合い、吾輩が鑑賞しやすいようにしてくれた。

 同じショーツでも、身につける子が違えば印象が変わる。千束ちゃんには、明るくて爽やかな夏の女の子らしさが。たきな君には、不安や恥じらいをいっぱいにたたえた、初心(うぶ)で清純な女の子らしさがあふれていた。

 

「おじさん、こういうの好きでしょ?」

「うむ、大好きさ」

「でも、こんな下着だけじゃ終わらないよ?」

「私と千束が勝ちます」

「可愛いのも、ふわふわなのも、エッチぃのも、た~っぷり楽しませてあ・げ・る♡」

 

 たきな君がもじもじと恥じらい、千束ちゃんが得意げに笑う。

 

「それは楽しみだ」

 

 二人が見せつけているクロッチへと、吾輩は顔を寄せた。クーラーが効いた店内なのに、若いメス特有の、甘酸っぱい独特の匂いが立ち上っている。

 

「あ、やっ♡」「おじさま……♡」

 

 汗に蒸れた股間部分で、二人それぞれのメス臭がひときわ強く鼻をくすぐった。

 

 

[場面転換]

[参加者:千束 たきな]

[下着:カワイイ&フローラル]

 

 

 吾輩は、試着室の前でリコリスたちの着替えを待っていた。スカートを脱ぐ音やショーツを下ろす音が生々しく聞こえる。

 

「フキ、まだ終わんないの?」

「う、うるさい、決められねえんだ」

「もう始めちゃうよ?」

「余裕のつもりかよ、勝手にしろっ」

「はいはい」

 

 そして、カーテンが開いた。千束ちゃんとたきな君が、お揃いのブラとショーツで姿を現す。

 

「じゃ~ん♪ まずはカワイイ系で~す」

「ど、どうでしょうか」

 

 千束ちゃんが好きそうで、たきな君がためらいそうなファンシーさだ。パステルピンクの生地と花柄の刺繍が、とびきりキュートでチャーミングな雰囲気を演出していた。布面積も大きめで、いかにも思春期の少女向けといった趣がある。

 

 ただ、それでも二人は健康美にあふれた十七歳と十六歳の美少女だ。出るところと引っ込むところのメリハリがしっかりあるので、少女趣味な下着をまとっているのにエロティシズムも感じる。

 

「うむ、実に可愛らしい」

 

「でしょ~? ほら、やっぱりピンクで正解だったじゃん♡」

 

「千束がそう言うので……」

 

 たきな君が照れた様子で身をよじった。花柄の下着にマッチする愛らしい仕草と表情で、吾輩に視線を送ってくる。もう何度もセックスした相手なのに、清楚な少女らしさを失わないのが素晴らしい。

 

「このブラ、すごく着け心地がいいんです」

 

「ふんわりした雰囲気でしょ? でも、これ……結構しっかりしてるんすよ」

 

「うむ、これは……。……触ってもいいかな?」

 

「どうぞ~」

 

 千束ちゃんのお胸を支えるブラを、そっと撫でる。ブラ紐は太めの作りで、豊満なバストをしっかりとホールドしていた。

 

「おお……」

「えっへへ、くすぐったいなあ」

 

 優しいパステルカラーが、若い子の肌によく映える。つやつやとした輝きを、より一層色鮮やかにしていた。

 

「千束ちゃんもたきな君も、可憐だよ。花に包まれたプリンセスのようだ」

 

「う、うん……。そこまで褒められると照れちゃうな~♡」

 

「…………♡」

 

 千束ちゃんが照れつつも喜び、たきな君が酒でも飲んだみたいにポワッと赤くなった。左右から、吾輩の頬に二人の唇が軽く触れる。

 

「ん~♡」

「おじさまっ」

 

 ちゅっちゅっと、左右の頬にキスの雨が降る。下着姿の美少女二人による、愛情たっぷりの往復攻撃だ。

 

「こらこら、顔ばかりにキスしちゃいけないよ」

 

 応えるために、千束ちゃんの腰を抱こうとすると……。

 

「まだ、ダーメ♡」

 

 するりと逃げられた。千束ちゃんには、吾輩の腕など余裕でかわされてしまう。

 

「こんなカワイイ下着に、やらしいキスは似合わな~い。たきな、次に行こっ」

 

「あ、は、はい」

 

 

[場面転換]

[参加者:フキ サクラ]

[下着:シックな大人向け]

 

 

「ふーむ、黒か」

 

 フキ君とサクラ君が最初に選んだ下着は、黒で統一されていた。全体的にシックで大人っぽい印象だ。

 

「いかがでしょうか。その、は、初めてで」

「自分では、似合ってると、思うんすけど」

 

 狙いはいい。たきな君と千束ちゃんがカワイイ系を見せてくれた直後だから、それとは対照的な大人びたものを選んだのだろう。

 だが、惜しいな。

 

「それが君たちに似合うかと言われたら……。う~ん、素直に言っていいかな?」

 

「……は、はい」

 

「まだ早いと言わざるを得ないね。君たちには、もっと明るい色が似合うだろうに」

 

 二人とも、女性としては筋肉質で体脂肪が少ない。大人の、それもスポーツをしない一般の女性に向けて作られた下着では、彼女たちの若く瑞々しい肉体美をスポイルしてしまうのだ。

 

「っ……」

「むぅ……」

 

 フキ君とサクラ君が肩を落とす。特にサクラ君なんて、ショックで震えているようにさえ見えた。

 

「安心しなさい、勝負は始まったばかりだから」

「はい、分かっています」

「う、うっす。次は頑張りますっ」

「その意気だ。……と、その前に」

 

 吾輩はサクラ君のお尻に手を回し、ショーツの紐を引っ張った。

 

「わっ、わぁっ♡」

 

 紐をぐいぐい引っ張ると、尻の割れ目に沿って布地が食い込み、白い肌がぷりんと顔を覗かせた。お尻が丸出しになったわけではないが、可愛い桃尻が強調される。

 

「セ、センセぇ……♡」

「寂しい思いをさせて、すまなかったね」

「ううん、平気っす。その、センセぇが求めてくれるなら……」

 

 お尻の谷間に指を這わせると、サクラ君が身じろぎして可愛い吐息を漏らした。ショーツを食い込ませたままお尻を突き出し、触って欲しいとばかりにふりふりと左右に振る。

 

「フキ君もこっちにおいで。久しぶりに、三人でキスしよう」

 

「はいっ!」

 

 フキ君が弾かれたように駆け出し、吾輩の胸に飛び込んできた。サクラ君とで、吾輩を挟む形になる。

 

「んむ、ちゅっ」

「ちゅっ、んっ♡」

 

 サクラ君の桃尻を揉みながら、フキ君の引き締まったお尻も撫で回す。ベテランのリコリスだけに、鍛え上げられた筋肉の感触が素晴らしい。

 

「ふぁ……センセぇ、んっ……れろっ……ちゅっ、ああっ、センセぇ、もっとぉ……っ♡」

 

「先生、お会いしたくて、先生、ずっとオナニーばかりで、切なくて、ああ、先生……んちゅっ」

 

 二人の美少女が吾輩に体をすり寄せてくる。今までの寂しさを訴え、吾輩のキスと愛撫を全身でねだる。

 

「おマセさんだね、二人とも」

 

 ミスマッチな大人っぽい下着が、いやらしい行為に没頭するハイティーンの早熟さを強調している。危うい姿を演出し、吾輩というオスに仕えていることを強調するようだ。

 

「は、あ、キスだけで、私……もうっ」

「アタシもアタシも、もう……♡」

 

 フキ君とサクラ君が腰をくねらせた。吾輩とのキスだけで、若い性欲を爆発寸前まで昂らせている。

 

「遠慮せずイっていいんだよ。吾輩はここにいるから」

 

 吾輩は、少女たちの尻肉を強く掴んだ。薄い脂肪の向こうにある十代の筋肉をほぐすように、ぐにぐにと揉んでいく。

 

「ん゛っ……♡」「あ、やば、んん゛っ……♡」

 

 少女たちが腰をピクピクと跳ね上げた。吾輩にエクスタシーを伝えようとして、言葉にできず、ただただ甘い吐息と官能の喘ぎを漏らしている。

 二人の若い肉体を堪能しながら、吾輩は彼女たちの舌に己のそれを絡めていった。

 

 

[場面転換]

[参加者:千束 たきな]

[下着:ネコちゃん]

 

 

「も、もういいです!」

 

 たきな君が先に試着室を飛び出してきた。ランジェリー姿は、先ほどのカワイイ系よりさらに愛らしくなっている。

 

「少し方向性が変わったね」

「は、はい……」

 

 少女と言うより幼女的だ。動物の毛のようにモコモコとした白い生地を、多数のフリルやリボンが飾っている。ラブリーでファンシーなデザインでありながら、露出は多めだった。

 ふーむ、吾輩の勘によれば、これは……。

 

「後ろを向いてみたまえ」

「う、あの、その……はい」

 

 吾輩が言うと、たきな君はくるりと背中を向けた。ポニーテールの下に見えるうなじが、ほの赤い。

 

「ふむ、やはりネコか」

「……はい」

 

 ショーツのお尻には、ピンクの大きなリボン。そして、ネコのしっぽがちょこんと付けられている。

 

「たきな~、これもこれも!」

 

 後から出てきた千束ちゃんも同じネコのランジェリーを着ていた。そして、自分も付けているヘアバンドをたきな君の頭に載せる。

 

「かわいい~! 超似合ってるよ! ねえ、おじさんもそう思わない?」

 

「ああ、もちろんだとも」

 

「う、うぅ……」

 

 ネコ耳たきなの完成だ。合理性を重んじる生真面目な黒髪少女が、視線に耐えるように目を伏せ、ネコ耳バンドを両手で押さえている。

 

「にゃ~ん♪ わたしも見てみてぇ♡」

 

 千束ちゃんがノリノリでネコの鳴き声をまねする。豊満な若いボディをラブリーなネコランジェリーで彩り、かわいいネコとして媚びを売っている。フリフリと揺れるお尻に合わせて、しっぽもひょこひょこと可愛らしく動いた。

 

「うにゃあお♡ ほら、たきなも!」

 

「にゃ…………うあ、おじさまぁ……聞かないでぇ……」

 

 たきな君が絞り出すように呟く。耳まで真っ赤になった顔を手で隠して、身を丸めた。

 焦れったくなったのか、千束ちゃんがたきな君のお尻をぽんと叩く。

 

「にゃ~ん♪ たきなはネコちゃんでしょ? 可愛く鳴かなきゃダメだニャン?」

 

「……」

 

 観念したように、たきな君が両手の指をそろえ、猫の形にする。そして涙声で鳴いた。

 

「うう……にゃあ……」

「うひゃ~♪ かわい~!」

「うう…………」

「いいよ、たきな君。実にいい」

「…………にゃ~にゃこ……にゃ」

 

 羞恥心に打ち震えながらも、たきな君は懸命に鳴きまねを続ける。黒髪美しい生真面目な美少女がもこもこフリフリのネコ型ランジェリーを身につけて、ネコ語でニャーニャー言っているのだ。

 

「んふふ、いい声で鳴くねえ、たきニャン♡」

「た、たきニャン!?」

「にゃ~ん♪ ちさニャンと一緒に、大ちゅきな飼い主様に遊んでもらお♡」

 

 倒錯感に軽くめまいを感じながら、吾輩はたきな君……いや、たきニャンのあご下をくすぐり、耳たぶをつまんでクリクリといたずらする。

 本物のネコを愛玩するように、少女ネコにたっぷりと愛情を注いでいく。

 

「にゃ、にゃあ……にゃ~ん……っ♡」

 

「ほら、たきニャン。吾輩の指をペロペロしてごらん?」

 

「なぁ~ぉ……♡」

 

 吾輩が命令すると、たきニャンはあっさりとネコになりきり、吾輩の指を愛おしそうに舌で舐め始めた。ふだん人間としてするキスとは違う、しゅっしゅっしゅっしゅっ、と速く細かく動かすネコチックな舌使い。

 

「そうそう、その調子だ」

 

「んにゃ、にゃ、にゃ、にゃ、にゃぅ、にゃ~♡」

 

「たきニャン♡ ほら、ほらぁ♡」

 

 ちさニャンも、たきニャンのあご下を優しくこしょこしょし始める。

 ネコ同士の交流を邪魔しないように、吾輩は手を離した。

 

「にゃぁ……にゃん♡」

 

 たきニャンが甘え声を漏らしながら、ふわふわ下着に包まれたちさニャンの胸元に顔をすり寄せる。

 

「んふふ♡ よしよし♡ お利口だね♡」

 

「にゃ~ん♪」

 

「さあ、たきニャン、おねだりしよ♡」

 

「えっ……あ、あの……だ、大ちゅきな飼い主さまっ……ちさニャンと一緒に、あの、あのっ……」

 

 だが、いざオネダリとなると、たきニャンはモジモジし始めてしまう。どうしてだろう、以前はもう少し積極性があったのに。

 

「うーん、ちょっと早かったかニャン? じゃあ次ね。次っ♡」

 

 ちさニャンが四つん這いになり、軽快な動きで試着室へと戻っていく。最後までネコとして可愛く振る舞うつもりなのだろう。

 

「…………にゃん」

 

 たきニャンもそれに続いた。四つん這いになり、キュッと引き締まったヒップをさらす。羞恥で全身をぷるぷる震わせながら、のそのそと試着室へ戻っていった。

 

 

[場面転換]

[参加者:フキ サクラ]

[下着:スポーティ]

 

 

 カーテンを開いて、フキ君とサクラ君が出てくる。二人とも、白で統一したスポーティな下着を身に着けていた。

 

「お待たせしました、先生」

「センセ、どうすか?」

 

 先ほどと違い、足取りに自信をみなぎらせている。まるで試合に臨むアスリートのようだ。

 

「ふむ、反省を活かした正しい選択だ」

 

 白いスポーツブラが、フキ君のBカップとサクラ君のDカップをしっかりホールドしている。簡素に見えて、さりげない装飾があるところがニクい作りだ。

 

「実にイイ。シンプルで清潔感のあるデザインが、君たちの魅力を引き出してくれているよ」

 

「ありがとうございます!」

「やったっ♪」

 

 フキ君とサクラ君が、嬉しそうにハイタッチする。チームメイトらしい、爽やかな光景だ。

 千束ちゃん達がいる試着室から、その手があったか、という悔しげな声が聞こえてきた。

 

「ただし……」

 

 吾輩が続けると、二人は直立不動の姿勢を取った。ここからは下着の良し悪しではなく、彼女たちが秘めている潜在的な魅力が試される。

 

「これは、いわゆる魅力的な下着ではないね」

 

「はい、分かってるっす!」

 

「背伸びせずに、自分たちの体をお目にかける事が重要だと、そう判断しました」

 

「その通りだ。君たち二人は、まだまだ大人っぽい下着を身につける必要はないよ。今の自分に合った下着こそが真の正解だ」

 

 実際、スポーティな下着は「可愛く着飾れ」という吾輩のオーダーへ見事に応えていた。いやらしい部分を覆い隠して裸身から下品さを消しさり、清潔感さえ感じるエロスを表現している。

 

「さすがフキ君とサクラ君だ。吾輩専属のドスケベJK奴隷にふさわしい、素敵なランジェリー姿だよ」

 

「ありがとうございます、先生。今後も先生を喜ばせられるよう、奴隷として頑張り……あ……♡」

 

 吾輩は、右手の人差し指でフキ君の鎖骨をなぞった。鮮やかに浮かび上がったボディラインに沿って、指をツツツと走らせていく。

 肩、脇、そして控えめな乳房の付け根。快楽神経の集まった部分を、優しく撫でてあげる。

 

「せ、先生……くすぐったいです……♡ あっ♡」

 

 それだけで、フキ君の目が潤み始めた。指先から伝わってくるのは、発情し始めた少女の体温と鼓動だ。よく鍛えられた胸筋の上に佇む乳首も固くなり、スポーツブラの下から吾輩の指を押し返してくる。

 

「あまり成長はしていないね」

「もう十七歳なので……申し訳……」

「謝ることはないさ」

 

 フキ君は、直立不動のまま乳首を勃起させていた。息を飲むようにして快感に耐え、小刻みに震えている。

 

「バストをお求めの場合は、サクラにご用命くだされば……」

 

「吾輩がいま遊んでいるのは、君だよ、フキ君」

 

 吾輩は、乳首の周りをクルクルと、円を描くように指先で弄んだ。先端には触れず、その周辺だけを集中的に責めてやる。

 

「あっ、あっ、あっ」

 

 するとどうだろう、メッシュ生地の下で乳輪全体がプクッと膨らみ始め、小さな山のようなシルエットを描き出したではないか。

 

「ほら、とてもエッチな、立派なおっぱいだ。胸を張って、吾輩に捧げなさい」

 

 耳元で囁くと、フキ君がぶるっと体を震わせた。

 

 

[場面転換]

[参加者:千束 たきな]

[下着:透け透けセクシー]

 

 

「千束、いくらなんでもコレはないです」

「ううー、だってフキたちに勝たないと……」

「裸のほうがいくらかマシです、なんで下着なのに大事なところが見えるんですか!?」

 

 えっ、なにそれ。試着室の中から聞こえる声に、吾輩の胸はドキンと高鳴った。

 

「こういう……エッロい下着で着飾ってさぁ、大好きな人に自分を愛でてもらいたい、みたいな? みたいな?」

 

「それは……うう、それはぁ、うあー……」

 

「わた、わたしだって恥ずかしいけど、おじさんのためにさぁ……!」

 

 吾輩は、靴のかかとで忙しなく床をタップした。早く見たい。いや、今すぐ試着室に突入して、二人のランジェリーを穴が開くほど凝視したい。

 だがしかし、吾輩はぐっと我慢した。なぜか? 吾輩は紳士だからだ! 

 

「二人とも、早く出てきたまえ」

「先生を待たせるな」

「びびってんすか~?」

「おじさま、お願い待って……!」

 

 試着室から、たきな君が吾輩に訴えかける。だが、ああ、そんな熱っぽく上ずった声を聞かせないでくれたまえ……! 

 

「いくよ……せ~の!」

 

 ガラッと勢いよくカーテンが開く。するとそこには──

 

「うふーん♪」

「あ、あはーん…………!」

 

 ──エロッ。これ、店に置いて大丈夫なやつかね? なんで観光客向けのショッピングモールに、こんなドギツイのがあるんだ? 

 

「あはー、ちょーっと恥ずかしいかも……」

「ちょっとじゃ、ありません!」

 

 色は千束ちゃんが深い赤、たきな君が濃い青。それぞれの制服によく似た色のブラとショーツだ。

 作りはちゃんとしているし布面積も大きい。千束ちゃんの豊満なバストと、たきな君の小ぶりで可愛らしいバストが、しっかりと支えられている。

 

「…………フキ先輩」

「……なんだよ」

「アタシらの負けっす」

「…………千束、恥ずかしくねーのか。そんな、その……スッケスケので」

 

 そう、それはスッケスケだった。極薄のレース生地が、おっぱいやお尻をきれいにラッピングしている。その下にある乳首とかアンダーヘア、ヴァギナまでが透けて見え、鮮やかに彩られている。

 

「恥ずかしくないわけ、ないじゃん……」

 

 さしもの千束ちゃんも、身をすくませていた。白い肌を羞恥で赤く染め、両手の人差し指をツンツン付き合わせている。

 

「……でもぉ」

 

 上目づかいの視線を吾輩によこすと、消え入りそうな声で言う。

 

「でも、おじさんが喜ぶかな、って思って……たきなも、そうでしょ?」

 

「そ、それは……」

 

 たきな君が、もじもじと太ももをこすり合わせる。その仕草がまた色っぽい。ポニーテールの下は、耳まで真っ赤だ。

 

「う……うう……」

 

 たきな君は、恥ずかしさに耐えかねたように目を閉じた。あうあうと言語能力を失くしたかのようにうめく。

 

「う、あ、あの、あ、う、あの、あう、あ……」

「たきな、たきな、大丈夫、落ち着いて……」

 

 千束ちゃんが、そんなたきな君の肩を抱いて支えてあげる。だが彼女の目もグルグル回って、鼻血でも吹きそうだ。

 

「…………いい」

 

 吾輩は、感動に打ち震えていた。

 その気配を感じ取ったのか、フキ君とサクラ君がサッと左右に分かれる。

 

 一歩、また一歩と試着室へ歩みを進めた。スッケスケのエロ下着で自らを飾った千束ちゃんとたきな君まで、あと三歩、二歩、一歩──

 

「おじさん……♡」

「あ、ああ……♡」

 

 試着室に上がり込み、二人を壁際に追いつめる。

 吾輩の目に何を見たのか、千束ちゃんとたきな君が息を飲む。

 

「千束ちゃん、たきな君」

 

「うんっ」

「ひゃいっ」

 

「いい、いいよ、実にいい。下品なくらいに君たちの魅力を強調してくれているよ」

 

「え、あ、え、えへへっ♡」

「げ、下品……♡」

 

 おっぱいが飾られている。乳首が透けている。

 お尻が飾られている。アソコが透けている。

 

 こんなセクシーランジェリー、並の女が着ても痛々しいだけだ。だが二人ほどの美少女なら、ちょっと背伸びした感じはありつつもハマる。エロとカワイイが同居する絶妙なバランス感覚を演出してくれているのだ。

 

「ああ、悩ましい…………どういったプレイで、君たちを愛でようか……」

 

「う、うん……♡」

「おじさま……♡」

 

 セックスを示唆すると、二人の顔がぼっと火のついたように赤くなる。あわあわと視線が泳ぎ始め、呼吸が加速した。千束ちゃんが内またになり、たきな君の腰がへにゃりと折れる。

 

 二人が背にした壁には、全身をうつす鏡がある。その鏡面にはすでにスケスケ美少女の汗が付着していて、照明でキラキラ光って吾輩の欲情を加速させた。

 

「後ろを向いてくれ。吾輩に、君たちの後ろ姿を楽しませて欲しい」

 

「うん……」

「はい……」

 

 二人はよろよろと反転。吾輩にお尻を突き出したのだが、ピンと伸ばしていた背中を恥じらいに丸めてしまう。

 いくら肌身を許した吾輩が相手でも、初めてのセクシーランジェリーで無防備な後ろ姿を見せるのは、さすがに恥ずかしいらしい。

 

「いいね……。実にそそる」

 

 ぷりぷりのヒップを、赤と青のレース生地が彩る。若さと柔らかさを凝縮した肉感が、はちきれんばかりにそこにある。

 レースに包まれたワレメに手をやると、どちらも驚くほど湿っていた。

 

「やぁ……んん♡」「あ、あ……♡」

 

 薄い下着越しに陰唇を触られて、二人が切なげに身をよじる。ぴったり張り付いた透け透けレースごしに、恥丘のふくらみがくっきりと見えた。

 

 指を前後させて秘裂をなぞると、蜜がどんどんあふれてくる。ぷりぷりとした肉付きのいい尻たぶが、刺激を求めて前後に揺れた。

 

「気持ちいいかい? 千束ちゃん、たきな君」

 

「ふぁいぃ……♡」「きもぢいですぅ……」

 

 セクシーランジェリーが官能を引き出しているのか、二人の声はか細く掠れている。普段の千束ちゃんたちとは全然違う、メスの声だ。

 

「ち、千束……」

「うへ……」

 

 声が持つあまりのエロさに、フキ君とサクラ君も生唾を飲んでいた。彼女らもスポーツショーツの股ぐらを変色させて、自分たちが興奮している事を無意識に主張している。

 

「フキ君、サクラ君」

 

「はい、先生……♡」

「は、はいっ」

 

「君たちもこっちにおいで。ちんぽはお預けだが、吾輩に奉仕する事を許可しよう」

 

 吾輩が手招きすると、彼女たちはふらふらと寄って来た。試着室に入り込んで、吾輩の両脇に身を寄せる。

 

 まるで煮えたぎるエロスの釜だ。美少女が四人、催眠おじさんが一人、熱い呼気と情欲の香りが満ちた狭苦しい試着室の中で押し合いへしあいして、互いの体臭を嗅ぎ合っている。

 

「おじ、さん、はぁ、はぁ……♡」

「おじ、さま、はぁー……ん♡」

 

 千束ちゃんとたきな君は完全にできあがっていた。エロ下着の上からワレメをいじられ、蕩けた顔を鏡に向かってさらけ出している。目と口から流したもので鏡を汚し、発情したメスの香りをむんむんとまき散らした。

 

「センセぇ……んちゅっ、ちゅぅ」

「先生ぇ……はぷ、んっ、れろぉ」

 

 フキ君とサクラ君も香ばしいニオイに頭を冒され、夢中で吾輩の唇に吸い付いてくる。小さな舌を一生懸命伸ばし、頬やあご、口角、唇、いろんなところにぺろぺろと舌を這わせるのだ。

 

「ああ、君たち……おおっ」

 

 体のあちこちから送られる情報に、吾輩はゾクゾクが止まらなかった。

 

 目。

 鏡に映る吾輩と四人の美少女の痴態を見ている。

 耳。

 フキ君とサクラ君に舐めしゃぶられている。

 指。

 千束ちゃんとたきな君のワレメをクチュっている。

 腰。

 美少女達の体液に湿ったパンティがこすりつけられている。

 口。

 フキ君とサクラ君の口づけを受け、舌が痺れている。

 鼻。

 四人のフェロモンを吸いこんでいる。

 

 視覚。

 四人の美少女が乱れ、互いの体臭を嗅いで発情している痴態を細部まで見ることができる。

 聴覚。

 フキ君とサクラ君が必死に吾輩を求める声、千束ちゃんとたきな君のパンティが指とクチュりあう水音が響く。

 触覚。

 千束ちゃんとたきな君のパンティから染み出した愛液が、吾輩の指を濡らしている。

 味覚。

 フキ君とサクラ君の唾液が甘くて、千束ちゃんの愛液がしょっぱい。

 嗅覚。

 四人の美少女から発散される汗、涙、唾液、愛液、そしてフェロモンの蠱惑的な香り。

 

 目。

 情欲に蕩けた顔をさらけ出すたきな君と、鏡の中で視線を合わせる。

 耳。

 たきな君の、来て、来て、お願い、入れてぇ……という、切羽詰まったおねだりを聞き取る。

 指。

 たきな君のパンティに指をかけ、股下だけをずらし、挿入の準備をする。

 腰。

 たきな君と立ちバックの体勢になり、肉棒を痛いほどいきり立たせる。

 口。

 物欲しそうな視線を寄越す千束ちゃんに、待てを命じる。

 鼻。

 甘酸っぱい香りとともに、動くための酸素をたっぷり吸い込む。

 

 ペニス。

 たきな君の陰唇をこじあけ、濡れそぼった膣口にキスして、ぬるりと中に侵入していく。

 

「あ゛っ♡ あ゛っ♡ はい、って、きたぁ……♡」

 

 熱い肉壺が大歓迎してくれた。狭い入口がきゅうきゅうと締まってサオの根元をホールドし、濡れ濡れの肉ひだが隙間なく密着して、いそいそと出迎えた子宮口が鈴口にチュッチュッとキスをしてくれる。

 

 気持ちいい。吾輩はじっとして、至福の時をじっくり味わう。

 

「あ゛っ……おぢ、しゃま、のがぁ……♡ おくに、はいってき……お゛……お……お……ぉ……♡」

 

 たきな君は、吾輩のペニスで串刺しにされていた。無抵抗な子宮口を亀頭で押しつぶされ、スケスケの青いうす布で包まれたラブいヒップを、ひく ひく ひく と断続的に震わせ、感極まった声で喘いでいる。

 

「あ゛ー、すごい……あ゛ー、すごい……あ゛ー、あ゛ー、すご、い……♡」

 

「おい、たきな……大丈夫、か?」

 

 フキ君が恐る恐るたずねるが、たきな君には聞こえていないらしい。鏡の中で目をむき、口をぱくぱくと開け閉めし、喉の奥からうめくような声を上げるばかりだ。

 

「あ゛~、おぢさまぁ……あ゛っ…… あ゛っ…… あ゛ぁぁ……」

 

「う゛っわ、エロ……」

 

 サクラ君がうめく。まだ処女である彼女には、今たきな君が味わっているアクメの快楽は想像もつかないだろう。

 それはフキ君も同じだ。春川・乙女コンビがごくんと生唾を飲む音が、試着室の中にこだまする。

 

「お゛っ……お゛っ……」

 

「おお……どうだい、たきな君……」

 

「おぢ、しゃま……♡ あ゛~っ♡」

 

「吾輩は、吾輩は腰が溶けそうだ……。おお、おお……」

 

「わら゛っ、しもおぉ……♡ あら゛まが、とけっ、とけ、とけちゃって、だからっ、うご、うごかないでっ……♡」

 

 吾輩は動いてなどいない。動いているのは催眠で吾輩に恋した若メスの方だ。

 ポニーテールが踊る。美しい黒髪が舞い、汗ばんだ首筋にまとわりつく。

 お尻が揺れる。突き出され、のそっのそっと上下に振られ、吾輩の恥骨にとん、とん、とゆっくりぶつかってくる。

 

「いひぃ…………♡ あ゛ぁ………………、すご、しゅごひぃのぉ…………♡ おぢしゃまのちんぽ、おっきくてっ、あちゅくてぇ…………♡」

 

「ああ、すごいな。吾輩も信じられないくらい気持ちいいよ」

 

 たきな君は、目の前の鏡に額をこすりつけながら、絞り出すように鳴く。必死に快感に耐えて、耐えて、しかし耐えきれなくて甘ったるい声をまき散らす。

 

「た、たきな……」

 

 フキ君がごくりとつばを飲み込む。スポーツ下着に包んだ股間が疼くのか、内またをもぞもぞさせ始めた。サクラ君も切なそうに唇を嚙んで、スポーツブラに浮かび上がった乳首に手をやっている。

 

「いいなぁ、たきな……。気持ちよさそう……♡」

 

 千束ちゃんが、赤いスケスケパンティに包まれたムチ尻をうごめかせる。すぐ隣でたきな君が「お゛~♡」と悶えているのだから、とても平静ではいられないだろう。

 

「ちしゃとぉ……♡」

 

「やばいよ、たきな、声ヤバすぎ……♡ 濡れてて、低くて、もう……♡」

 

「言わない、でぇ……♡ もっと、がまんっ、できなくぅぅ~~♡」

 

「だらしない顔しちゃってぇ、たきな、可愛い……♡ はぁ…………♡」

 

 千束ちゃんが感極まった吐息を漏らした。火照った頬を鏡に押しつけ、少しでも冷まそうとしながら、たきな君の姿を熱っぽく見つめている。

 

「ちしゃとぉ、たひゅけ、てぇ……♡」

 

「ふふ、無茶振りすぎない? もう天国にいるのに、助けられるわけないじゃん」

 

「ちしゃと、おねが……おねがいぃ……♡」

 

 あー、可愛い。なんて可愛さだ。もっといじめたくなっちゃうじゃないか。

 吾輩は腰をわずかに突き出し、たきな君の最奥をぐりっと抉った。

 

「お゛ぉ~~っ♡♡♡」

「さあ、たきな君、動いていいかな?」

「ら、らめ……まだ、あたまが……」

「だが、吾輩も限界だ」

 

 鏡にすがりついて哀訴するたきな君の、くびれた腰をつかんで、吾輩は前後にゆすり始めた。

 

「あ゛っ……あ゛っ、おぢ、しゃま♡ まだ……まだぁ……♡」

 

「すまないな。たきな君のおまんこが気持ちよすぎて……我慢ができないんだ」

 

 大人顔負けのうごめきを示す十六歳のナマ膣が、吾輩のペニスをねっとりとしゃぶっている。

 それに視覚的なエロさもすごい。たきな君が青いスケスケブラとパンティを着け、ぐちょぐちょとワレメをこすられて喘いでいるのだ。

 

「い゛ひっ、あ゛~っ♡」

 

「ああ、いい……すごいよ……」

 

「いやぁぁ~~っ♡ い゛や゛ぁぁ~~っ♡♡ ゆるひ、てぇ゛ぇ゛~~♡♡」

 

「嫌じゃないだろう、ほら、ほら。どうだ?」

 

 吾輩はしっかり腰を掴み、エロパンに包まれた美尻をたわませながら、ペニス全体で女性器をゆすり、かきまぜ、押しつぶす。射精まで長持ちさせながら、女の子をアクメの嵐に巻き込む動きだ。

 

「ひお゛っ!? ほお゛ぉっ♡ いぎ、はひ、はへ……♡」

 

「うぉぉ……すごいぞ。すごく締まった……たきな君のイキまんこ、たまらん……!」

 

「おぢ、しゃまの、おちんぽぉ……♡ だいしゅきな、おちんぽぉ……♡♡ おちんぽぉ……♡♡♡」

 

「おお、すごいな、すごいよたきな君。そんなに吾輩を締め付けて……うっ」

 

 こだまする。狭っ苦しい試着室に、身も世もなくよがり狂うメスの声が反響する。黒髪美しい実直で生真面目な十六歳の、理性の仮面をかなぐり捨てた、知性のかけらもない本気のアクメ声が。

 

「たきな、幸せなんだな……」

「マジで気持ちよさそうじゃん……」

「あー、たきなやばい……♡」

 

 フキ君もサクラ君も千束ちゃんも、目を潤ませて熱い視線を送ってきた。

 

「先生が、大きく見える……♡」

「センセ、こんなにデッカいんだ……♡」

「おじさん、惚れ直しちゃう……♡」

 

 持ち上げる声が、もう浮ついている。熱っぽいまなざし、小刻みな吐息、ぴくぴくと痙攣する下半身。

 吾輩は、彼女たちの口からヨダレがこぼれるのを見逃さなかった。

 

「大きくて……♡」

「たくましくて……♡」

「激しくて……♡♡」

 

 彼女たちはオナっている。たきな君と吾輩の交尾を邪魔しないように、声を殺しながら、クチュクチュと音をさせて弄り、自分たちがマンコ奉仕を命じられる時を待ちわびて、吾輩のペニスを受け入れる準備をしていた。

 

「う゛うぅ……! おじさま……!」

 

 たきな君が歯をくいしばり、吾輩を振り返る。

 

「や゛ぁ、だめ、ですぅ! そのっ、ひとたちをっ、見ないでっ!」

 

 強い嫉妬のためか、あるいは快感に耐えきれずか。たきな君は腰をいやらしくうねらせ、鏡をバンバン叩いて抗議する。

 

「ははっ、テンション上がるなあ!」

 

 たきな君に嫉妬されて、喜ばない男がどこにいるだろう。吾輩は大笑いして、いっそう強く腰を使う。生意気で幼稚な若メスを、おのが肉棒でねじ伏せるために。

 

「あ゛っ! あ゛~~っ、あ゛ぁぁっ♡♡」

 

 たきな君がよがる姿を見て、フキ君も、サクラ君も、千束ちゃんも、みんなそろって身もだえした。

 

「んお゛ぉぉ……お゛ぉっ♡♡ おちんぽっ♡ しゅごっ♡ しゅごいぃぃ~~♡♡」

 

「す、素敵です……♡」

「カッコい~……♡」

「エッチしたいよぉ……♡」

 

 鏡の中に映る少女たちの艶姿が、吾輩の下半身に強烈な電流となって駆け巡る。その快感は、脳髄を痺れさせるほどだった。

 

「さあ、たきな君……いくぞっ」

 

 吾輩は彼女たちの視線を浴びながら、たきな君の子宮口に鈴口を押し当てて、腰を上下にゆする。

 

「あ゛ぁぁ~~っ♡♡ いっへる、いっへる、いっへりゅぅ~~♡」

 

「うおっ、うおっ、うお゛っ!」

 

「あ゛~~っ♡♡♡ いっぐぅ、いっぐぅ、いっぐぅ♡♡」

 

 たきな君が上半身を弓なりに反らし、長い黒髪を振り乱す。吾輩を包み込む膣肉をぐにゅぐにゅとうごめかせ、さらに大量のラブジュースを分泌する。

 

「出るぞっ、出るぞぉっ!」

 

「あ゛~~っ♡♡♡ いっへっ、いっ、へっ、もうっ、もうっ、もうぅぅ~~♡♡」

 

 悲しげな訴えとは裏腹に、たきな君の肉壺はうねうねと動く。吾輩の交感神経に狂おしいまでの快感を与え、うごめきながら射精をねだる。

 

「出るぞっ! うお゛っ、うお゛ぉ~!!」

 

 びゅく、びゅく、と精液が迸った。

 若メスの子宮に、吾輩の孕ませ欲が白く熱い塊となって注ぎ込まれる。

 

「あ゛、あ゛、あ゛……♡♡♡」

 

 吾輩は歯を食いしばり、ナマ射精の快感に酔いしれた。あまりの気持ちよさに膝ががくがく震え、思わず鏡に両手をつく。フキ君、サクラ君にも体を支えてもらいながら、孕ませるつもりで、長く、力強く、ペニスから精液を吐き出す。

 

「お゛…… お゛ぉ……」

 

「あ゛ー……♡ あ゛ー……♡ あ゛ー……♡ しゅごっ、いひぃ~……」

 

 この春までバージンだった十六歳の女の子が、中出しアクメで体をのけ反らせている。子宮口に催眠おじさんの精液を放たれ、糸をひくほどラブジュースを分泌させて、鏡にしなだれかかるように全身を痙攣させた。

 

「たきな、すごっ……わたしも……♡」

 

 千束ちゃんがうめく。透けブラに包まれた二つのデカパイが小刻みに震え、パンティの中で指の動きが加速する。相棒が催眠おじさんに種付けされる光景をオカズにして、いずれ吾輩の子を孕む巨乳女子高生がオーガズムに向かっていく。

 

「あ、ン、い、きそ、イくっ、イくっ」

 

 絶頂を迎えた瞬間、千束ちゃんは口から押し殺した嬌声を漏らす。ぎゅっと目を閉じ、顎を持ち上げた。のけぞった体をぷるっと震わせ、オーガズムの波にさらわれまいと、懸命に耐えている。フキ君とサクラ君も同じだ。

 

「お゛っ……♡♡♡」

 

 一方のたきな君は、ひと声鳴いただけだった。鏡に寄りかかったまま、細い腰を小刻みに震わせて、長引く絶頂感に酔いしれている。

 彼女のヴァギナは吾輩のペニスをやさしくマッサージし続け、さらなる射精をおねだりしていた。

 

 

[場面転換]

[時間:夕方]

 

 

 帰り道、タクシーの中。

 たきな君が、吾輩の肩に頭を預けて寝息を立てていた。

 白いセーラーワンピ姿の千束ちゃんが、反対側から吾輩の腕にひしっと抱き着いて尋ねてくる。

 

「フキが帰っちゃって残念?」

「うむ、もう少し遊びたかったな」

 

 たきな君に続いて千束ちゃんを抱いているとき、フキ君とサクラ君に呼び出しがかかったのだ。今日見せてもらった下着は全て購入したが、不完全燃焼なのは否めない。

 

「わたし、ちょっと寂しいかも」

 

「そうなのかい? 少し意外だ」

 

「フキもサクラも、早くおじさんのチンチンで女の子になって欲しいな」

 

「どうしてだろう」

 

「だってそうすれば、みんなでおじさんの赤ちゃんが産めるでしょ?」

 

「みんなで……」

 

 吾輩は、眠るたきな君の黒髪をそっと撫でた。

 親の愛を知らない孤児の女の子に、吾輩の種を植え付ける。吾輩の催眠と精液で、立派なママに育ててやる。

 DA本部でこの子を抱いてからの吾輩には、そんな願望が芽生えたのも確かだ。

 

 とは言え、その対象が“みんな”かどうかは……ううむ。

 

「今度また、みんなで遊ぼ?」

「うむ……吾輩も、彼女たちの喜ぶ顔を見たい」

「うひひ♡ おじさん、やらしい顔〜」

 

 千束ちゃんはいたずらっぽく笑って、吾輩の股間をそっと撫でてきた。ズボンの下で硬くなっているペニスの形を確かめるように、指先に力を込める。

 

「死ぬまでに、一回くらいは妊娠したいなあ」

「めったなことを言うものじゃないよ」

 

 後で知ったことだが、北押上駅で銃撃テロが起こされたのは、この日のことだったらしい。





 長い話に付き合ってくれてありがとう。人数が多いとどうしてもだが……どうだい、みんな可愛かっただろう?
 
 次回のお話では、さらに色々な女の子が登場するよ。楽しみに待っていてくれたまえ。
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