【弟が】うちの姉ちゃん一度寝たら起きないんだぜ!【こんなこと言ってる件】 作:破戒僧
申し訳ありませんが、本番は次回に続きます。
では、どうぞ。
場所は、私の家のお風呂場。
当然私は、裸。タオルすら身に着けておらず……お風呂で眠りこけている。
そして、目の前には……2人、あるいは2匹のケダモノ。
「はぁ、はぁ、はぁ……み、美沙さんっ……」
「い、いいですよね、もう……俺達、我慢できないっすからね……」
寝てるんだから返事ができるはずもないのに、そんなことを言いながら、意識のない私の体に手をかける……やせ型細マッチョと、筋肉質ながらもでっぷり体型の、2人。
本来ならここに、もう1人……見慣れた裸の、私の弟が一緒にいるはずなんだけど、今こうしてここにいるのは、この2人だけだ。
そして、その2人のビンビンになったおちんちんが、今から彼らが私に何をしようとしているのかということを、この上なくわかりやすく物語っていた。
さて、この状況、一体どのようにしてもたらされたのかと言うと、だ。
☆☆☆
Side.三人称
話は、数日前にさかのぼる。
「裕一! 今度のテスト対策のために美沙さんの家で勉強会しようぜ!」
「今日の夕方なら美沙さん家にいるよな!? 帰ってくるよな!? いないんだったら家にいる日教えてくれ、平日だろうと俺らの方が合わせるから!」
「近ェ近ェ近ェ近ェ近ェ近ェ。待てやめろ落ち着け。必死だなお前ら……これでもかってくらいに魂胆隠す気ねえしよ」
2人とも目が血走っていて、息が荒い。
タイミングもタイミングだったため、裕一にはその2人のお目当てが、勉強などではなく、姉の……美沙の体であることがこの上なくよくわかった。
「必死にもなるわ! あのっ、美沙さんのっ、チアリーダー姿が! どれだけ、ど・れ・だ・け! 俺達男子の心を打ったと思っているんだ!」
「あの日からもうずっと動悸が止まらねえんだよ、心臓の音が変な感じなんだよ……早く、早くこの思いを美沙さんに伝えたいんだよ!」
「気持ちはわかるが落ち着け明、ココは住宅地のど真ん中で今はまだ平日の昼間だぞ。あと信也、動悸ってお前それ変なビョーキじゃねえだろうな。体型があれだからちょっと心配だぞ」
運動会の応援で見事なチア姿を披露し、当日参加した男性の多くの目を釘付けにした美沙。
なまじその感触を知っているがために、親友2人はもう辛抱たまらなくなってしまったのだろうと言うことが、裕一には容易に理解できた。
実際自分も、あの後、反省会が終わった直後に美沙を睡姦し、さらにその日の夜にももう1度犯すほどに興奮していたのだから、気持ちはわかる。
そして今は、運動会の翌日だった。
一晩我慢するだけでも限界に近かった2人は、美沙に思いのたけを……というよりも、ストレートに情欲をぶつけるためにこうして押しかけてきていたのだが、残念ながら美沙は不在だった。
というのも、運動会はなるべく多くの父兄に参加してもらうために、日曜日に開催されている。
その翌日なのだから、今日は月曜日。裕一たちは振り替え休日だが、美沙は普通に学校である。
この世の終わりのような落胆ぶりを見せた2人だったが、ならばいつなら美沙に会えるかという所まで即座に気持ちを切り替えて……先程のやり取りに至る。
「あー……今週の土曜日は? その日なら姉ちゃん、確実に家にいるし……なんか父さんと母さんが用事あって出かけるって言ってたから、大丈夫だと思う」
「くっ、5日後か……長いな……も、もうちょっと短くならねえ?」
「平日じゃ姉ちゃんが帰ってくるのは夕方以降、最悪夜だ。そんな時間に中学生の俺らが外出歩くのは難しいだろ……それにできたとしても、姉ちゃんが寝てなきゃヤれねえんだぞ。こないだはたまたま、姉ちゃんが昼寝するタイミングに上手く当たったけどよ」
「そ、そうだな……。土曜日なら美沙さんは確実に家にいて、なおかつ寝てるってことか?」
「正確には土曜日の午後だ。午前中、友達の手伝いだか何だかで出かけるらしいんだけど、それが肉体労働系で結構疲れるんだと。なら、帰ってきて風呂入ってそのまま爆睡、ってパターンも十分ありうると思う。もともと姉ちゃん、家に自分だけじゃなく俺がいる時はよく昼寝するし」
「なるほど……」
「そういうことなら仕方ない、5日後を楽しみに待って、今は我慢しよう……!」
そして、その5日後。
再び裕一の家に集まった3人は、予定通り美沙が昼過ぎに、疲れた様子で帰ってきたのを見て……しかも眠そうにしているのを見て『よし!』と手ごたえを感じていた。
表向き、真面目にリビングで勉強しているように装いつつ……美沙が眠ったことが確認できたら、すぐさま、このため込み続けた5日分、いや、日曜日も含めたら6日分の若い欲望を開放しようと待ち続ける。
しかし、ここで予定外のトラブルが発生した。
というか、彼らが発生させてしまうことになった。
今日、2人がその性欲を美沙にぶつけられるか否かは、美沙がきちんと、こちらの予想通りに眠ってくれるかという点にかかっている。
裕一の予想が当たってくれることを願うばかりではあるが、もしそれが外れてしまった時のためにと、信也があるものを用意していた。
それはなんと、睡眠薬入りのクッキーだった。
しかも、美沙が好物だと以前言っていたチョコチップクッキーだ。
実は信也、見た目に似合わず料理が趣味で、手遊び程度ではあるが、休日にお菓子を作ったり、家では家事の手伝いで夕食のおかずを作ることもあった。
……もっとも、その味見その他のおかげで今の体型があるといっても過言ではないのだが。
そのことは美沙も知っていたはずなので、もし万が一美沙が眠る気配がない場合、
『家で作ってきたクッキーなんですけど、よかったら美沙さんもどうぞ? 自信作です!』
と、リビングで自分達もさも食べていましたという体で差し出し、それを食べさせて眠らせるという強行手段を用意していたのである。
コレにはさすがに明や裕一も引いたが、裕一は過去に同じことをジュースでやった前科があるし、明は明で、ヤりたいのは自分も同じだったため何も言わなかった。
しかし見た感じ、この分なら美沙は間違いなく寝そうだ、と3人は察した。目の前にいる美沙は、それくらいに間違いなく疲れている、と。
その疲れている美沙を相手に、これからいかがわしいことを使用としている自分達の思考には全力で目をつむりつつ、何でもないかのように勉強を続ける(ふりをする)。
……それにあえて言えば、美沙はこの3人が揃って家にいるとわかった時点で、『よしちょっとこの後寝るか。もともとそのつもりだったけど』と、
チャンスがあれば飛びついてくる。チャンスがなくても自分で作る。田澤美沙の平常運転である。
……しかし、これならこのクッキーは出番はなさそうだ、後でさっさと片づけてしまおうと信也達は思っていたのだが、
リビングの机の上に、美味しそうなクッキーが置いてあるのを見つけてしまった美沙が、
「あれ、美味しそうなもの発見。えい、もーらい♪」
「「「あっ!?」」
―――ひょい、ぱく
止める間もなく、美沙は机の上のクッキーを1つとって食べてしまった。
「あれ、ダメだった?」
「い、いや、全然そんなことは……ちょっとびっくりしただけで」
「そ、そうそう。て、手作りなんですけど、お口に合いました?」
「え、マジで!? あ、そういえば信也君料理得意なんだっけ。うん、すごく美味しいよ!」
「そ、そうですか、それはよかったです……」
その後美沙は、『お風呂入ってくるね』と部屋を出て行った。
予定とは少し違ってしまったが、まあ、これで確実に寝るだろうし、別に問題はないか、と考えなおした裕一たちだったが……そのさらに数分後、第2の異変かおこる。
「……おい、信也」
「な、何? アキラ」
「睡眠薬入ってるの……チョコチップクッキーだけなんだよな? 他の、お前が作ってきたクッキーには入ってないんだよな?」
「う、うん、そのはず……」
「……じゃあ何で、裕一も寝ちまったんだよ?」
明と信也の目の前で、裕一が机に突っ伏して眠ってしまっていた。
信也は、純粋に自分達で食べるためと、睡眠薬クッキーのカモフラージュのため、複数種類の手作りお菓子を作ってきていた。
睡眠薬が入っていたのは、美沙の好物であるチョコチップクッキーのみ。なので、その他のクッキーは安全。そう、明も裕一も聞いていたから、チョコチップクッキーだけ避けて食べていた。
にもかかわらず、裕一は寝てしまった。
「……あっ!」
「え、おい、『あっ!』ってそれ何だよお前?」
「そ、そういえば……他のクッキーも同じ型を使って作ったから、もしかしたらその型に睡眠薬がついてて、他のクッキーにも混ざっちゃったのがあったのかも……」
「おまっ、何そんな凡ミスやらかしてんだよ!? どうすんだコレ!? 裕一寝ちまっただろ!」
「そ、それは、その……ど、どうしよう?」
「俺に聞くな! っていうか、美沙さんが寝た後どうすんだ……もしそれまでに裕一が起きなかったら……お、俺達だけでやる……のか?」
「そうしたいけど、絶対裕一怒るよな……?」
「そりゃ当たり前だろ。ああ、でも……」
その時だった。
―――ガコォン!
「「……!?」」
何かが落ちるような大きな音がして……2人は驚いて、音がした方を見た。
音が聞こえてきたのは、先程、美沙が向かっていった、風呂場の方だ。
美沙は確か、汗を流して着替えてから寝るのだろうと思っていたが……そういえばまだ、風呂から上がってそこの廊下を歩いていく姿を見ていなかった。
2階への階段を上がるためには、リビングの前を必ず通らなければならない。気付かないはずはないのだが……
「……もしかして美沙さん、風呂で寝たんじゃ?」
「え、じゃあ、今の音……」
睡眠薬が効いてきて、風呂場で眠気に襲われ、足を滑らせて転倒してしまったのでは。
そんな風に予想して顔を青ざめさせた2人は、大急ぎで風呂場まで走り、もし何事もなかったら土下座して詫びる覚悟で扉をあけ放った。
すると、そこには……壁にもたれかかるようにして気を失っている美沙の姿があった。
一瞬血の気が引いた2人だったが、よく見れば、特に頭などを打っている様子はないし、倒れたにしては姿勢がおかしいことにすぐ気付いた。
よくよく見れば、美沙は風呂場用の椅子に座ったままで……どうやら、座って体を洗っている最中に眠りに入ってしまい、脱力して壁にもたれかかったようだ。
床には木桶が1つ落ちている。もたれかかった拍子に棚から落ちたのだろう。さっきの音は、恐らくこれだ。
ほっと一安心した2人だったが……引いていた血の気が戻ってきたことで、今度は……
「「…………(ごくり)」」
目の前に、美沙の裸体が無防備に置かれているという今の状況に、血が体の一点に急激集まり始めるのを感じていた。
およそ1週間分の、溜まりに溜まった欲望。
しかも、幸か不幸かここは風呂場。いつもと違って、多少激しくやって汚してしまったとしても、洗って痕跡を消すのは簡単だ。
そして……もう1つ、2人に悪魔のささやきをもたらすものが、
「……なあ、裕一、今寝てるよな」
「ああ……多分。もしかして……間違えてチョコチップクッキー食べちゃったのかもな?」
「そっか……それなら仕方ないよな、参加できなくても。自分のミスだもんな」
「そ、そうだな」
「……今なら、さ」
「うん?」
「今なら、裕一に止められずに……美沙さんと、生でやれるよな?」
「っ……!」
「やっちゃっても、洗って流しちまえば、証拠も消せるし……裕一に怒られるのは仕方ないとしても……生でやっちゃったことは、隠せるんじゃね?」
「……今回使った睡眠薬、体質にもよるけど、2~3時間くらいはガッツリ寝させられるんだよ」
「そりゃ……ヤって後片付けまで余裕でできるな」
「ああ……そうだな」
そして、そんな後ろ暗い2人の密談を……もちろん、美沙はしっかり聞いていた。
(なるほどね……この子らの、というか、信也君の仕業だったか、やっぱり、この睡眠薬は)
『狸寝入り』はもちろんのこと、睡眠薬が体質的に効かない美沙は、食べてしばらくして襲って来た違和感に、『あ、盛られた』と気付いた。
やれやれ、と少し呆れつつも……どうせなら汚れても洗うのが簡単な風呂場でヤらせてあげようかと思い、まさに洗っている最中に意識が飛びました、という状況に見えるように芝居を打った。
そういう風に見える姿勢で『狸寝入り』に入ったのに加え、大きな音で気付くように、わざわざ桶を落としたのである。
目論見通りに彼らはやってきたが、なぜか裕一が来ていなかったので、『あれ?』と思っていたが……その後の説明代わりの独り言で状況を把握した。
(そうなると、今回はこの子達2人が相手か。大分溜まってるっぽいし、一応はストッパーだった裕一も不在となると……ふむ、これはこれでいいわね)
一分一秒が惜しいとばかりに、全速力で着ている服を脱いでいく――体の一部が変形していて、下の衣服を脱ぎづらそうだ――2人の様子を見ながら、美沙は相変わらずのんきにそんなことを考えていた。
……そして、冒頭に戻る。
感想などいただけると、作者が狂喜乱舞します。
よろしければお願いします。
あと、もし『こんなシチュエーションの睡姦が見たい!』というリクエスト等があれば、活動報告かメッセージでお願いします。
感想欄でのアンケートやリクエストはアウトだそうなので。
作者のノリと発想力次第なので、必ず採用されるとは限りません。ご了承ください。
今後ともよろしくです。