【弟が】うちの姉ちゃん一度寝たら起きないんだぜ!【こんなこと言ってる件】 作:破戒僧
今回から、というかこの章全体がそうだと思いますが、人によっては不快に思う展開になるかも知れません。
具体的には、タグの中にあったけど今まで出番がなかったものが仕事し始めます。
凌辱などの胸糞表現とか展開みたいなのも出てくる予定なので、苦手な方、ご注意ください。
見た感じの雰囲気からして、多分ここは……どこかの高級ホテルか何かの一室だと思う。
安いビジネスホテルなんかとは全く違う、丁寧なつくりの豪華な家具や置物が視界のあちこちにあるし……今私が寝ているベッドも、すごくフカフカで、寝心地も肌触りもいい。
シーツだけでなく、その下のマットレスとかその他いろいろに至るまで、それなり以上の高級品なんだろうなって、なんとなくでも分かってしまうくらいに。
多分だけど、一拍1人ウン万円とかそれ以上するような部屋だと予想できる。
よっぽど何かいいことがあった時の記念でもなければ、私みたいな一般市民には、ほぼほぼ縁がないといっていいような贅沢なスペース。
そんな部屋のベッドに、私は脱力して横になっていた。
……これで、今の状況がこんな……薬盛られて犯されてるなんていう、非日常通り越して最悪なものじゃなければ、もう少し純粋にこの空間を楽しめたかもしれないのに。
ベッドにあおむけに寝かされている私。
服は全てはぎとられており、生まれたままの姿。
体に力が入らず、寝返りや身じろぎはもちろん、首を動かして回りを見ることも、指1本すらまともに動かせない。
『狸寝入り』とかそういうのじゃなくて、本当に体が動かない。さっきも言ったように、やばい薬か何かを使われたらしい。
「あっ、あ……ぁ、あ……ん、あ……っ!」
できることと言えば、快感と衝撃が来るたびに、とぎれとぎれの声を口から漏らすくらい。
自分の意思でもなんでもなく、勝手に口から零れ落ちる、ただの音でしかない。
そんな私の体を……下半身を抱え上げるようにしつつ、グズグズに濡れたオマンコに、いきり立った肉棒を突っ込んでいる男が1人。
「はっ、はっ……こりゃすごいな。若いってことを差し引いても、予想以上だよ、美沙さん」
割と細身だが引き締まった肉体で、お腹が軽くだが割れているように見える。
年のころは30代くらいに見えて……顔は割といい方かもだけど、浮かべている笑い顔が、欲望のにじみ出た下卑た感じなので、普通に台無しになっている。
男の肉棒は早いペースでぐちゅぐちゅと私の膣内を出入りしていて、動くたびに中から、どろりと濁った液体をかき出していく。
私の愛液と、男がすでに何度か注ぎ込んでいる、その精液が混じった、白濁の、微妙に泡立った液体だ。
「っ、くぅ……ホントに、類希な名器だな、これは……まさに君は、男を喜ばせるために存在しているような女性だよ。っ……また出すよ、美沙さんっ! ほら、受け止めてくれ!」
とか思っている間に、腰を振るペースが一層早くなったかと思うと、思い切り叩きつけるような勢いて奥にペニスが突き刺さり……同時に、どくん、と熱い感触が膣内に広がる。
体は正直なもので、その感触と、ひときわ強いピストンの衝撃で、私の体は軽く絶頂に至り、動かない全身にびりっとした快楽の電流が流れて、また声が漏れる。
ピストン運動に加えて、新たに吐き出された精液に押されてか……また、私と男の結合部の隙間から、混合液がどろりとこぼれていく感触がする。
お尻のあたりの感触からは、垂れてこぼれたそれがシーツにシミを作っているだろうというのがわかる。
……多分だけど、このシミ、まだまだ大きくなっていくんだろうな。
何度出しても膣内で硬さを保ったままのペニスの感触を、肉壁から否応なしに感じさせられ名から……私は、もうしばらくこのまま犯され続けることを覚悟した。せざるを得なかった。
「まだまだこんなもんじゃ終わらないよ、美沙さん。僕らは夫婦になるんだから、今のうちにお互いのことをよく知って、仲良くしておかないとね。これからの、畠山家のためにも」
レイプ魔は、とんでもなく身勝手なことと、よくわからない、理解に苦しむことを何か言って、にやりと笑いかけてくる。
それを聞いて、改めて私は……厄介なことに巻き込まれてるんだなあ、と、否応なしに実感させられることとなった。
少し時間を巻き戻そう。
数時間と言わず、数週間くらい一気に。
一体どうして私が、こんなガチの強姦のような……いや、ようなっていうか強姦そのもの(あとついでに誘拐とか監禁)な状態に置かれてしまったのかというと……だ。
☆☆☆
大学の講義とか課題の関係で、少し帰りが遅くなったある日のことだった。
帰ってみると、なんか家の中の雰囲気が異様に暗くて……まるでお通夜か何かみたいだった。
マンガだったら縦線効果が入っていただろう。目に見えそうなくらいの、暗い雰囲気が、なんかこう、家の中にあって……
何事だと思ってたら、お父さんとお母さんにリビングに呼ばれた。
先に呼ばれてたのか、裕一ももういた。
そしてそこで、沈痛そうな面持ちの2人から……よくわからない話を聞かされた。
いや、ホントにそう思うしかないような内容だったんだよ、その話。
あまりにも唐突すぎて。それ以外の感想がしばらく浮かんでこなかったもの。
お母さん達にとっても突然のことだったらしい。
今日の夕方、お母さんの兄である、畠山修二郎さんが訪ねてきたというのだ。付き添いの男女1名ずつと一緒に。
20年以上も絶縁状態だった実家からの唐突の来訪者に、お母さんはそれはもう驚いたそうだけど……その後に話して聞かされた内容は、さらに驚くべきものだった。
修二郎さんはお母さんに、お父さんと別れて、畠山の家に戻るように説得しに来たのだという。
それと同時に、私と裕一の2人についても、畠山の家で引き取りたい、と。
脈絡がなさ過ぎてわけがわかんなくて、裕一と2人で『は?』って聞き返してしまった。
で、もうちょっと詳しく、順序だてて話してもらうと……こういうことだ。
お母さんの実家である畠山家は、地元では結構な名家である。
会社もいくつか代々経営していて、お金もあるし、地元のあちこちに対しての影響力もそれなりに強い、歴史のある家なんだそうだ。
ただその分、考え方が堅苦しくて古臭いところがあって、そういうのが母さんの性分に合わなかったため、色々あってお母さんは家を飛び出したらしい。
そして、お父さんと超年の差婚をしてからは、連絡ひとつ取っておらず、ほぼ完全に絶縁状態。向こうも、いくつもの醜聞を抱えた母さんをもう家に戻そうとは思ってなかったそうだから、事実上の勘当だったそうだ。
お母さんはそんな家に未練も何もなかったし、むしろせいせいして、お父さんと新たな生活をはじめ、肩肘張らない親戚付き合いもして、私達が生まれ、穏やかに過ごしてきた。
実家の畠山の家は、自分なんかがいなくても、残った兄弟たちが継いでうまいことやっていくんだろうと思っていたそうだ。
3人兄妹で、上に、自分なんかよりも出来のいい(皮肉)お兄さんが2人もいたからって。
けど、今から5年ほど前、畠山家の前の当主……お母さんの父が、病で亡くなった。
その後は長男である、畠山総一郎さんが家を継いだらしいけど。その長男さんも、1年ほど前、旅行中に不幸な事故で急死してしまった。
しかも重ねて不運なことに、その旅行というのが、久々だという家族旅行だったため……総一郎さんだけでなく、その奥さんや子供達まで一緒に亡くなってしまった。
新しい当主には、さっき話した次男の修二郎さんがなったそうだけど、修二郎さんには子供がいないらしい。修二郎さん自身が、子供ができない体質だったんだそうだ。
そのため、養子をもらったそうだけど、当然その養子の人は、畠山家との血縁関係はない。
修二郎さんの後継ぎになる……つまりは次の当主になるであろう人物が、血縁上畠山家とは関係がないのは問題がある。修二郎さん本人がそう思うのはもちろん、畠山家の分家とか、傘下の家が納得しない可能性が高い……とのことだ。
古臭いしきたりを重要視するだけあって、その辺の価値観も古臭いらしい。
しかし、修二郎さんが子供ができない体質である以上、修二郎さんが今後どんなふうに頑張ろうとも、改善の見込みがない事柄であることに間違いはない。
そこで修二郎さんは、長く絶縁状態ではあったものの、まぎれもなく畠山家の当主の直系であるお母さんに目を付けた。
お母さんをお父さんと離婚させ、家に呼び戻す。そして、畠山家の息がかかった、畠山家の利益になる人と再婚させる。
同時に、私と裕一も、田澤家じゃなくて畠山家の子として迎え入れる。
そんな提案をしてきた。
お母さん曰く、提案という感じではもはやなく、既に決まったことを伝えているかのような、上から目線の物言いだったらしいけど。
さらには修二郎さん、私達の将来のことまで勝手に考えて決めていた。
まずは私。畠山家の家に入った後、修二郎さんの養子になった人と結婚させられるらしい。
つまり、関係上はいとこ同士の結婚になるわけである。
その人はもともと、畠山家の経営する会社で、修二郎さんの部下だった。公私ともに非常に優秀で、家に迎え入れるに値すると判断できる人だったそうだ。
しかしさっき言った通り、血縁関係はないので、正当な後継ぎにするには立場上弱い。
それを補強する手段が私との結婚だ。その人自身は血縁はないが、その妻が血縁であれば一応は説得力も生まれるし、その後に続く世代……つまりは、その人と私の子供は文句なく直系なので、問題は解消される。
次に、裕一はそのまま母さんの息子として育てて、時が来れば、やはり畠山家の利益になる人との結婚を強制される。
それまでは、今後畠山家の一員として活動していくために必要な教養やら何やらを身に着けるための教育を行い、育てていく予定だとのこと。
これに関しては私も同様だ。畠山家次期当主を支える妻としてふさわしい能力を持たせるために教育していくそうだ。
お母さんは、私達2人と畠山家を円滑に結びつけるための
離れている期間が長かったわけだから、それ以上は多くは望まないとのこと。それでも結婚は家の都合でさせる……というか、やり直させるんだけど。
以上、ホントにこれ現実に、現代日本で行われようとしてる話なのかって疑わしくなるくらいのとんでもない話でした。気持ちいいくらいに人を道具扱いしたプランである。
なんかもう……話が異次元過ぎてどう反応したらいいのか全然わかんないよ……。
当然お母さんは激怒してそれを拒否したけど、修二郎さんは、裁判によって私達の親権を奪い取ることも辞さないとまで言い切ったらしい。
あくまで自分達の意思というか了解のもとで、波風立てずに戻ってきてくれるのが一番望ましいから、こうして話を通しているんだって。ここでも上から目線。
名家だけあって、法曹界にもいくらかは顔が利くらしく、優秀な弁護士との繋がりもある。
その他にも各業界に、決して細いとは言えないパイプがあり、畠山家の影響力は侮れない。
最悪の場合、いろいろな方面に手を回されて、強引に今言った通りにされてしまう可能性すらあるらしい。
そうしてもおかしくないくらいの行動力や……あまりよくない方向での決断力が、お母さん曰く、修二郎さん……というか、畠山家にはあるそうで……
ただ、それだけに外聞にもこだわる家だから、極力波風立てずに済ませようとして、今日話を持ってきたということのようだ。言語道断だとブチ切れられたうえ、追い返されることになったが。
……今回は大人しく追い返されてくれたが、それで諦めるような人じゃないらしい。
実際、帰るときに『また来る』って言ってたそうだし。母さんは『二度と来るな』って言ったそうだけど、聞こえないふりをされたそうだ。
今回正面から断った分、今後はもしかしたら、多少なり強引な手を使ってくるかもしれない。
なので、もちろん何一つ認めるつもりはないけれど、私達も気を付けてくれ……と、お母さんは言ってきた。
強気な態度のままだったけど、決して小さくない焦燥が見て取れた。
私たち兄弟は結局その日は、とんでもないことになってるんだというのは理解しつつも、今一つ現実味を感じていない状態のまま、1日を終えることになった。
さすがに気分じゃなかったのか、裕一は夜這いには来なかった。
私も気分じゃなかったので、正直助かったけど。
☆☆☆
結論から言うと、予想通り、そのあとすぐに他の手で説得というか、アプローチは始まった。
それも、お母さんじゃなくて……私達の方に話を持ってきた。
お母さんはお母さんで説得を続けてるみたいなんだけど、それとは別口に私と裕一にも話を持ってきたのだ。家にいない、私達が1人でいる時を見計らって。
……もし無視したら、もしかしたら大学や学校にいる時、あるいはその帰り道とかで声をかけるかも……と、既にもう結構脅迫じみた言い方になっていた。
ヤバいなこの人たち、ガチで手段選ぶ気ないぞ。
いやこれでも選んでる方なのか。彼らの価値観では。
仕方ないので一応話は聞いた。
話し合いの場所が主に、普通にそこらにある喫茶店とかのオープンなスペースだったのについては、幸いというかなんというか。
密室で圧迫面接みたいな感じで説得(恫喝)をされる心配がないのは少し安心だった。
それでも話の内容はめんどくさいことこの上なかったけど。
私の方に説得に来た人は、なんと私が結婚する予定だという人本人だった。
名前は、畠山雅彦。聞いてた通り、修二郎さんの養子の人。
見た目は細マッチョの爽やかイケメンって感じの人だけど、どことなく笑顔がうさん臭い。前情報のせいでそう見えるだけかもしれないけど……。
その人は私と1対1で、畠山の家そのものの素晴らしさや、そこに入ることができるという幸運さ、これからの人生の展望なんかについて、聞いてもいないのに熱く語る。
ついでに、私のこともまあ、取ってつけたような感じではあるけど、褒める。全く響かないが。
こっちはその話に応じるつもりはないし、そもそも自分にはもうお付き合いしている相手がいるのであなたとは結婚しません、ってはっきり言ったんだけど、聞いてないよ全然。
無視して語り続ける。聞くだけでめっちゃ疲れる時間がしばし続いた。
それでもきちんと全部に『お断りします』と返し、
どうしたら考え直してくれますか、という問いには『考え直しません』と返し、
曲解の余地がないように全部全部きちんと断って返していくと、最後には諦めてくれた。
ただし、あくまで『今日は』諦めた感じであって、また明日以降も来るらしい。
そしてその日、後になってから家でその話をしたら、なんと裕一の方にも来てたっていうから驚きだ。
裕一の方には、以前家に訪問してきたときに一緒にいたっていう、秘書みたいな感じのきれいなお姉さんが説得に来たらしい。
詳しい所はいろいろぼかされたけど、ものすごく大変だった、と言っていた。
……狙いがあからさまに感じるのは私だけだろうか。
これ、ハニートラップって奴なのでは……心配だな、裕一、スケベだし。
……お母さんも今、この畠山の魔の手を振り払うために色々動いてはくれているけど……少し、不安になってきた。
このままいくと、どんどん向こうが手札を切ってきて、追い込まれてしまいそうな……現実味が感じられなかったあのとんでもない絵図が、現実にされてしまいそうな、そんな気がしてきていた。
……お母さんに任せるだけじゃなくて、私も私でできることをした方がいいのかも。
ひたすら勧誘を断り続けるだけじゃなくて、その他にも、何か……
そんな風に考えつつも、問題を先伸ばしするように、その後も私達はひたすら畠山家からの誘いを断り続けた。
それ以外にやりようがない今、しかしそうしておけば、これ以上状況が悪化することはないだろうと、思っていた。相手もさすがに、法律無視して結婚だのどうこうはできないだろうから。
……それが、甘い見通しだったと気づく、というか気づかされるのは……数週間後のことだった。
☆☆☆
その日私は。いつも通り――こういう言い方をできるくらいの恒例行事と化してしまった現状にうんざりする――喫茶店で話を聞いていた。
いつも通り断って、断って、断り続けて……もうそろそろ時間も遅いし今日は終わりかな、とか思っていた時だった。
ふいに、強烈な眠気と倦怠感が襲ってきて……体がうまく動かなくなった。
声を出そうとしても、口もまともに動かなくなっていて、そのうち頭がぐらぐらして、目の前が回るような……揺れているような……酩酊に似た感覚が、全身に回って動けなくなる。
気が遠くなり、目の前が暗くっていく中……明らかに様子がおかしいはずの私を見ていながら、にっこりとほほ笑むだけで何もおかしそうにしない、目の前の男の様子を見て、ようやく私は『やばい、何かされた』と気づいた。
けど、もう遅かった。
おそらく、いつまでたっても首を縦に振らない私に業を煮やして、強硬手段に出たんだろう。
後から知った話だけど、私はその後、店の裏から運び出されて車に乗せられ、どこかに連れていかれたそうだ。
すでに喫茶店の店員は買収済みだった。
さらに、その日私達が座っていた席は、オープンなように見えて、店内から見ると、つい立てや観葉植物の配置のせいで、他のほとんどの席から死角になっていて、様子が見えない位置だった。
死角でない席には、これも男の息のかかった客が座っていた。
外が見える窓にはその時素早くブラインドが下ろされて、中が見えなくされた。
こうして私は、周到に用意された計画通りに、その喫茶店から運び出され、どこかのホテルのような部屋に連れていかれた。
そこに来るまでに、あるいはついた後にかもしれないが(記憶があいまいで今一覚えていない)、さらに追加で薬を盛られた。
麻酔薬みたいな、体の自由を奪う薬と……おそらくは、媚薬とか、セックスドラッグの類。それを使って何をするつもりなのか、これ以上ないくらい明らかで、下衆なラインナップ。
体質的にそういうのが効きづらい私にもこれだけ効いているあたり、かなり強力な……もしかしたら、非合法な薬である可能性すらある。
そうして無防備になった私を、全裸にむいてベッドに放り出し、自身も服を脱いで、私の上に覆いかぶさってきて……
そして、現在に至る。
「んっ、んぅ、うっ、う……うぅっ、んぅ……!」
「はぁっ、はぁっ……すごいよ美沙さん、君の、君は……なんて魅力的なんだ。こんな素晴らしい女性を……おぅっ、妻にできるなんて、僕は幸せ者だ……っ!」
そんなことに同意した覚えはないとか、結局褒めてるのカラダじゃないかとか、いろいろ言いたいことはあるんだけど、いかんせん口もまともに動かせないので、私は相変わらず、されるがままに犯されている。
もうすでに、膣内に出された回数は片手の指を優に超えていた。
それでなお満足せず、彼……畠山雅彦は腰を振っている。
未だ硬くて熱いままの肉棒が、私の膣の奥をゴツゴツと突き上げ、体の中から私の雌の部分を屈服させようと責め立ててくる。
多分薬のせいだと思うけど、思考ができなくなりそうな、脳が焼けるような……不自然なほどに強い快感がそのたびに襲ってきて……私は、色々余計なことを考えることで、頭の中を冷めた状態に保つことに割と必死だ。
普段からこういうのに慣れてる私だからどうにかなってるけど、普通の人なら快感やら何やらに押し流されて理性が溶けてしまっててもおかしくない、と思う。
全身にかいている汗も、快感と運動が原因の火照りによるものなのか、それとも、あんまり考えたくないけど『嫌な汗』の類なのか……
本当に……何使ったのよこの人は……っ! 一応理性的な話ができる人かと思ってたら……ああ、危機感足りてなかったんだなあ、私。
ふいに、上からのしかかる形で私とぴったり肌を重ねるレイプ魔。
肌と肌が触れ合ったり、胸板に押されて胸がつぶれて変形したり、男の体重がかかってくる感触すら心地よく変換されてしまう。
そのまま、ぎゅうっ、と抱きしめられ、逃げ場をなくした状態でラストスパート。
ゴツンゴツンと小さい動きで、しかし連続して子宮口を突き上げられた私は、何度目かもわからない絶頂に追い込まれて……それと同時に、子宮に注ぎ込むように射精された。
どろりと子宮内に白濁が溜まっていく感覚が妙にはっきりわかる。
その感覚も快感に変わり、私の子宮は実にその欲望に正直に動いた。膣まで連動してきゅうきゅうと動き、精液を絞り出そうとする。
その動いている感触すら心地よく感じて、まるで体がすでに、心より先に屈服させられたかのような錯覚すら……
「ふぅ……さすがに疲れたな、今日はここまでにしておこうか」
そう言って、ぬるりと膣から肉棒を引き抜く。
解放された私の体に、しかしまだ力は戻らない。力なくベッドに放り出されたままだ……さっきまで腰を抱えてレイプされていた、仰向けでガニ股の、無様な姿勢のまま。
そんな姿の私を、レイプ魔はスマホでぱしゃり、ぱしゃり、と撮影していた。脅迫材料ですねわかります。
その後、一応私の体に毛布みたいなのを掛けてから、
「安心してくれよ、美沙さん。別に、これをばらまかれたくなければ結婚しろ、なんて言うつもりはないから。ただ、今日のことは黙っていてもらって、また明日からきちんと僕の話を聞いてもらえればそれでいいんだ。僕は2人が納得して夫婦になれるように、いくらでも、粘り強く説得するつもりだからね」
「………………」
「それと、美沙さん、彼氏がいるって言ってたけど、なるべく早くわかれてくれよ? 後から面倒なことになるのはこちらとしても困るしね。それと……もしかしてピルとか飲んでたりするかい?」
「…………」
「まだ返事もできないか……薬が多すぎたかな? まあいいか、声は聞こえてるだろうし。もし飲んでるなら、できれば飲むのやめてほしいかな。子供ができてしまえば、あまり外聞はよくないけれど、スムーズに夫婦になれるだろうしね」
……よくわかった。
こいつらに……畠山家に、普通に正面から話して諦めてもらうの、無理だわ。
平気でこんな手段に出てくるような連中に、良心どころか遵法精神も期待できない。
お母さんが実家を出奔したの、完璧に英断じゃない。
だからといって、こいつらの思い通りになってやるもんか。
意地でも抗ってやる。私の人生、古臭い家の都合なんかのために使われてたまるか。
とはいえ、正攻法でも裏道でも、まともにやり合ったんじゃ勝ち目はなさそう。
お金、地位、その他いろいろ、差がありすぎる。
……それなら、こっちもまともじゃないやり方に出るしかないよね……