【弟が】うちの姉ちゃん一度寝たら起きないんだぜ!【こんなこと言ってる件】 作:破戒僧
「えー、今日もダメなの? なんか美沙、最近付き合い悪くない?」
「ごめんごめん、今ちょっと家の方で色々あってさー」
「むー……まあ無理にとは言えないからいいけどさ。でも、ちょっと気になるなー……ひょっとして彼氏でもできた?」
「いや、それは前からいたでしょ」
「あ、そうだった。じゃあ、その彼氏とデートとか?」
「まあ、ご想像にお任せしますとだけ。普通に家っていうか、親戚の都合なんだけどね」
「ふーん……まあいいや、それじゃ、また落ち着いたら一緒に遊びに行こうね」
「うん、その時はまた誘ってね。それじゃ!」
「ばいばーい」
ショッピングや食事に誘ってくれる友達を見送り……その背中が見えなくなると、私は少しだけ肩を落とす。
……嘘は言ってない。嘘は。
確かに、『親戚の都合』には違いないわけだし……中身はそんな平和なもんじゃないというか、犯罪そのものって感じだけど。
けど、そこらに吹聴できるような内容でもないし、弱みも握られてるので、今はひとまず、黙って耐えるしかない……というのが現状だ。
1人で歩いて大学の敷地から出て、少し歩くと……後ろから1台の車が走ってきて、私のすぐ横に寄せる形で止まる。
その窓がスライドして開くと、中に乗っていたのは、見たくもないのに見慣れてしまった顔。
「やあ、迎えに来たよ美沙さん」
それだけ見ればイケメン(結構年上ではあるが)の爽やかなスマイルに見える、畠山雅彦さんは、そう言ってにっこりと笑いかけてきた。
「……別に何も頼んでないんですけどね」
「そんな冷たいこと言わないでくれよ。事前に連絡はしてあっただろ? ほら、遠慮しないで乗りなよ、僕達の仲じゃないか」
僕達の仲? 犯罪の被害者と加害者の仲ですかね?
……なんて皮肉を言いたくもなったけど、言っても仕方ないし流されるだけなのは考えなくてもわかる。そして、私に断るという選択肢はない。
黒服の部下の人によって、ドアが開けられる。
私は促されるままに車に乗り込み、雅彦さんの隣に座った。
ドアが閉められて車が発進する。行先は私には告げられていないけど……いつもと同じだろう。
「それで美沙さん、この間から話していることなんだけど、考えてくれたかい?」
「何度も言っているじゃないですか。お断りします。あなたと結婚する気なんてありません」
ぴしゃりとそう言うけど、これまたいつも通り、聞き入れる気配は微塵もないまま、同じ笑顔のまま雅彦さんはしゃべり続ける。
「意固地になってもいいことないと思うんだけどな。僕と結婚するメリットについてはもう話した通りだよ? 将来の不安も何もなくなるし、今よりずっといい暮らしができる。君には、そういう人生を歩むだけの資格がきちんとあるんだ。自覚はないかもしれないけどね」
「別に、今の立場や人生に不満があるわけじゃありませんから。あなたの言う、畠山家のあれこれにも興味はないですし、私はこのまま一般家庭で『田澤美沙』としてやっていきたいんです。雅彦さんはどうぞ、もっといい女性を探して結婚してください。選び放題でしょう?」
「偉そうな言い方になってしまうけど、その僕に、というか畠山家に選ばれている君が、どれだけ幸運なのかってことを、どうしてわかってもらえないかなあ……。もしかして、結婚に色々夢見ているタイプなのかな? そういうの、早めに考えを改めた方がいいと思うよ。感情に任せた結婚なんて、実際はいばらの道なんてものじゃなくて、その多くは一生苦労の連続になるんだから」
「結婚とか人生って多くはそういうものじゃないですか。夫婦、ないし家族力を合わせて乗り越えていくものでしょ」
「だから、君はわざわざそんな人生を歩む必要はないんだよ。なんなら、僕と君が夫婦になって力を合わせれば、そこらの一般人なんかじゃ到底できないようなことだってできるだろう。感情的になるばかりじゃなくて、もっと賢く物事を考えた方がいい。ああ安心して、そのあたりもこれからの『花嫁修業』で見てくれるそうだから」
「間に合ってます」
「……やれやれ、相変わらず頑固な子だな……お義父さんから聞いた話だと、君のお母さんも昔はそんな感じだったらしいよ。親子で似てしまったのかな」
「そうかもしれないですね。ついでに、周りに話を聞かない男の人がいて困っているところまで」
会話になってるのかなってないのか……こんな感じのやり取り、もう最近ずっと続けてるんだけど。
当然と言えば当然ながら、雅彦さんは一向に聞き入れる気配はなし。最初から彼の中では結末が決まった話だからな……私の意見なんて、形だけ聞けばいいと思ってるんだろう。
その雅彦さんは、やれやれ、と困ったように笑いながら、
「どうしてわかってくれないんだい、美沙さん。僕はこんなにも君のことを考えて話しているのに……確かにこの結婚は家が決めたことだけど、そうだとしても僕は、僕自身君のことを好きだと思っているし、夫婦になってもずっと愛し続ける気でいるんだよ?」
「結構です、って何度も行ってるでしょう。そもそも私、彼氏がいるんだから、愛してるとか言われても困りま……っ!」
言っている最中に、肩を抱くように私の体に腕を回し、自分の方に抱き寄せて来る。
そのまま手を伸ばして、私の胸を洋服越しにぐにゅり、と無遠慮につかむ。
突然のセクハラ行為に及びながらも、なおもこの人の表情は変わらないままだ。ここまで変わらないといっそ見事に思えるし、しかしやっぱり気持ち悪くも感じる。
「ひどい女性だなあ……未来の夫の前で、そんな話をするなんて。さっさと別れてくれって何度も言っているだろう? それに、そんな奴に負けないくらい僕は君のことを好きなんだって……もう何度も教えてあげているじゃないか」
すると、車のスピードが徐々に落ちていき、やがて止まる。
……どうやら、ちょうど到着したみたいだ。
「わかってくれないのなら……何度でも教えてあげるよ。君の心と……体にね」
ドアが開けられる。
車が止まっていたのは、もう何度も目にしている、この近くにある割と高級な、セキュリティもしっかりしているホテルの入り口前だった。
そして、その数十分後。
そのホテルの一室にて……私は今日もまた、雅彦さんに体を弄ばれていた。
最初に強姦された時の画像やら何やらがある。彼は『これを使って脅迫するつもりはないよ』とか言ってるけど、断った時や、そのことを漏らした時にどうするかとかまでは何も言わなかったし……そもそも言ってることを信じることなんてできない。
必然的に、私は呼び出されるたびにこうして大人しく応じるしかないわけだ。
薬はその時々で、使われたり使われなかったりする。
今日は使われてない。私の体の自由は奪われていない。
けれど、そういう時は彼は、好きなように犯す代わりに、私に自主的に動くように言ってくる。
「そう、そうだ……上手だよ美沙さん。僕のここも、どんどん気持ちよくなっていくよ……今にも射精してしまいそうだ……っ!」
裸でベッドに腰かけ、硬く反り立っているペニスを見せつけるようにしている雅彦さん。
その足元に跪いた状態で、私はそのペニスを口に含んで、舌を這わせて奉仕させられている。
口の中にむわっと広がる雄の香りにむせそうになりながらも、私は舌や頬の裏側まで使ってその肉棒を包みこみ、くわえこんで、快感を与え続ける。
刺激を受けて自然に唾液が出てしまう。すぐに口の中にたまってしまって、肉棒が動くたびに、ぴちゃ、とか、じゅる、とか水音が聞こえていた。
口の端からこぼれそうになる唾液を、無意識にじゅるっ、とこぼれないようにすすると同時に、さらに臭いがのどや鼻の奥にまで流れ込んでくる。
「ああ、美沙さん……今の君、すごくきれいでいやらしいよ。ますます興奮してくる。君を家に迎えて、毎晩のようにこうして奉仕してもらうのが今から楽しみだ」
私の頭に手を添えて軽く抑えるようにしながら、うっとりとした表情で言ってくる。
彼に言わせれば、これもやはりというか、自分がどれだけ私を愛しているか、を伝えるための行為であり、同時に『花嫁修業』の一環らしい。
鼻で笑ってやりたいが、今は我慢して……従順に、この男の肉棒にひたすら奉仕し続ける。
そしてしばらく経つと、肉棒は口の中で小刻みに震えるように動き始め……同時に、雅彦さんは私の頭を両手で抑える。
「ああ、美沙さん、出すよっ……!」
そして、舌の上……を通り越して喉のあたりにまで、深く咥えさせられたチンポから、勢いよく精液が吐き出されて、私の口の中や喉は白濁まみれにされた。
口から鼻に抜ける濃厚な臭いや、舌でじかに感じさせられる、独特と言うほかない精液の味。喉に直接ねばつきや熱が感じられて、むせて吐き出しそうになるけど、2度、3度とそれが繰り返されたおかげで、逆にえづきが押し流されて引っ込んだ。
「こぼしちゃだめだよ、美沙さん。ちゃんと全部飲むんだ。いいね?」
言われたとおりに私は、口の中の唾液と一緒にどうにか飲み下し、こぼさずに胃袋に送り込んだ。
雅彦さんから『見せて』と言われ、そのとおりに口を開けて中を見せ、全部きちんと飲み干したことを確認させる。もう手馴れたもんだ……悔しいことに。
それを見て雅彦さんは満足そうにしたけど、もちろんこれで終わるはずもない。
いつもと同じように……ここからが本番である。
床に跪いていたところを引っ張り上げられ、ベッドの上に四つん這いにされる。
何も隠す者のない私の下半身をなめるように見ながら、雅彦さんはまだ硬さを保ったままのペニスをゆっくりと突き出していく。
その先にあるのはもちろん、私の股間である。
何の遠慮もなく、秘裂をこじ開けて肉棒は中に入っていく。
「美沙さんはやっぱりいやらしいんだね。触ってもいないのにすんなり入ったよ。僕のチンポをなめていてそんなに興奮したのかな?」
……それについては反論できないな……
自分の体がかなりスケベなつくりになってるってことは自覚ある。もともとセックスは好きだからなのかもしれないけど、触らなくても妄想1つで結構濡れちゃうし……
それもあってか、あんまり認めたくないけど……最近はこいつに奉仕させられてる間に、この後こうなることがわかってるせいで、自分からとろとろとしみだして準備万端にまで濡れるようになってしまってる。
「そんなに期待してもらってるのなら……夫として、期待に応えないといけないよね……!」
雅彦さんの攻め方は日によって異なる。ハイペースでガンガン突いてくることもあれば、じらすようにわざとゆっくり動いて追い詰めてくることもある。
今回は前者みたいだ。何度目かのストロークからいきなりペースがあがって、勢いよく子宮が下から突き上げられる。
体の反応はどうしても正直そのもので、『んひぃっ!?』なんて情けない声が出たかと思えば、私の体は快感でがくがくと震え、崩れ落ちないように力を籠め続けるだけで精一杯。
そんなことは知らずにひたすら激しく動く雅彦さんは、腰を抱えるようにしながらも、その大きな手で私のお尻もむにむにともむように動かす。
それに連動してか、膣内の肉もびくびくとうねって震え、出入りしている肉棒にさらに奉仕して快感を与えるように動き……さらに私自身にもそれらの動きやこすれた感触は快楽となって襲い掛かってきた。
「あ、あっ……やあ……っくぅ……」
「ああっ、いつ入れても君のオマンコは最高だよ、美沙さんっ! 愛し合うたびに気持ちよくなっていくようにすら感じる……本当に、男を喜ばせるためだけにあるような、稀代の名器だ……!」
褒めてるつもりなのか、それは……
どんどん早くなる出し入れに、私は快感で耐え切れなくなって、腕から力が抜ける。
上半身が崩れ落ちて、お尻とオマンコだけを立膝で突き出しているような形になった。
しかしそれを見て余計に興奮したらしい雅彦さんは、私の腰をつかんでひと際強く、早く肉棒を出し入れして暴れさせる。
「ん、あ、あ……あ、ああっ!」
「美沙さん、出すよ……出すよっ!」
今日二度目の射精が吐き出され、私の膣内や子宮の中を覆うように広がって満たしていく。
体の中に熱くて濃いものが注がれているのを感じながら、私もこらえきれずに絶頂する。
頭でどう思っているかなんて関係ないとばかりに、私の体は悲しいまでに雌としての欲望に忠実で……体内で脈動する雄のシンボルにせっせと媚を売るように蠢き、精液を搾り取っていた。
後ろからのしかかるように、私が崩れ落ちないギリギリのさじ加減で体重をかけられる。
突き刺さった肉棒が半ばつっかい棒みたいな形になっているせいで、ぐにゅっ、と余計に強く子宮口が押し上げられるのを感じる。男性のそれと違ってかなり長く続く女性の絶頂が、今のでさらに長引きそうだと感じながら、私は荒い息を必死に整えようとしていた。
ただ、2度の射精を経てなお、彼のペニスの硬さが失われる気配がないのを見ると……私が息を整えることができるのは、まだまだ先になりそうだ、と理解せざるを得なかった。
「まだまだこれからだよ、美沙さん。僕がどれだけ君を愛しているのか、何度でもわからせてあげるからね」
案の定というべきか、雅彦さんは私にペニスを突き刺したまま、私の体を抱えて、ベッドの上でくるりと半回転させる。
正常位で、正面から向かい合う形にされ、あおむけにベッドに寝かされる。
その私に、覆いかぶさってくると同時に、再び彼の腰はゆっくりと動き始めたのだった。
いつものことだ。
そのままレイプは続き、気が済むまで、あるいは出すものを出し尽くすまで、雅彦さんは私を犯し続ける。
たいがいは、薬の有無にかかわらず、私が体力を使い果たして動けなくなるまでそれは続き、終わった後少し休憩をはさんで、私はようやく解放される。
いつも、このパターンで、彼の『説得』は終わる。
けど、何やら今日は違うみたい。
彼の気が済むまで私が犯されるところまではいつも通り。
しかしその後、私は解放されるのかと思いきや……雅彦さんは、最後の一発を私に注いだ後、自分だけバスローブを着た。
「実はね美沙さん、今日はちょっと、特別なゲストを用意してるんだよ」
(……? ゲスト……?)
「僕なりに何度も美沙さんを説得してはみたけど、美沙さんは満足してくれてないみたいだったからね……それなら、美沙さんを満足させられる人を用意するのはどうかなと思ったんだ。将来の夫としては、少し悔しいけれど、それで美沙さんが満足するのなら仕方ない」
そして、疲労困憊で動けない私の体を抱え上げ――私は全裸のままだ。ついでに言えば膣から色々ぽたぽた零れ落ちてる――ホテルの部屋を出た。
まさかこの状態でどこかに連れていかれるのかと思ったが、すぐに立ち止まる。
さっきまでいた部屋から少し歩いただけ。
すぐ隣の部屋の前で立ち止まり……待っていたらしい部下の人が、両手がふさがっている雅彦さんに代わってドアを開けた。
そして、同じ間取りになっている部屋を歩いて抜けていき、ベッドルームに到着。
そこには、なんと……
「え……なんで……?」
どうにか声を絞り出した……というか、無意識に、思わずといった感じで、私の口からぽろっとそんな声がこぼれ出た。
部屋の中に広がっていた光景が、あまりにも予想外というか、理解できないものだったから。
さっきまでいた部屋と同じように、そこには大きなベッドが置かれていた。
そしてその上には、2人の人間が乗っていた。
1人は、バスロープを着た若い女性。
切れ長の目の美人さんで、特徴からして多分、裕一にハニートラップを仕掛けてきたっていう、例の秘書っぽい女の人だ。
そして、何を隠そう、もう1人の方が……
「裕……い、ち……?」
「はぁ、はぁ、はぁ……姉、ちゃん……?」
生まれたままの姿で、虚ろな目をして、ぐったりとベッドの上で脱力している、
しかし、その股間の逸物だけは、不自然なほどに立派に勃立して天を突いている……私の弟の姿だった。