【弟が】うちの姉ちゃん一度寝たら起きないんだぜ!【こんなこと言ってる件】 作:破戒僧
Side.田澤裕一
あの雨の日を境に、俺と渚さんの『相談』の中身は、大きく変わった。
渚さんが俺を帰り道に俺を待ち伏せて、畠山家に入るように説得して来るのは、今までと同じ。
それを俺が断るのも、今までと同じ。
しかしその話をしながら、渚さんは俺に、色々な『サービス』をしてくれるようになった。
雨の日の次の待ち伏せの時、渚さんは『いつも通り』に俺を待っていた。
そして、これまた『いつも通り』に喫茶店か何かを探して入ろうとして、しかし……
「けど、喫茶店じゃこの前みたいなことできないんですよねえ……裕一さん、よかったらまた……車の中でお話しませんか?」
そんな見え見えの誘いを、俺は断れなくて。
見え見えの誘いに乗って、露骨に期待しながら車に乗った。
渚さんはもちろん、そんな俺の期待に応えてくれた。
「この車、横と後ろのガラスが特殊加工になってて、外から中は見えないんです。後部座席と運転席の間のカーテンを閉めれば、後部座席で何しててもわかりません。だから……安心して、気持ちよくなってくださいね。リラックスして、お話ししましょう」
あの日と同じように、ズボンからチンポを取り出して、その手で優しくしごいてくれる。
細くてきれいな指が、俺のチンポに絡みつくように動いて、しこしこと上下にこすり上げる。
たちまちかあっと熱く、苦しくなって、どんどん血液が集まっていく。どんどんチンポが硬く、熱くなるのがわかる。
きゅっ、と握って締め付けたかと思えば、指の先でクリクリ、と鈴口をひっかくように刺激したりして、慣れさせないし飽きさせない。
右手1つで渚さんは自在に、俺のチンポをもてあそぶ。
さらにあの時と同じように、上の服を脱いで肌をさらせば、そのたわわに実った乳房がたゆんっ、と目の前に現れて揺れる。
それを目にして迷わず手を伸ばす俺を、何も言わずに受け入れ、好奇心と欲望のままに胸を揉みしだいて弄り回すのを許してくれた。
女性の胸なんて、姉ちゃんを犯してるときにさんざん見て慣れているはずなのに……いざこうして触れてみると、まるで盛りたての童貞みたいに、落ち着かなさがどこにも消えてくれない。無様にも見えるほどに狼狽しながら、必死に手を伸ばしてもむことしかできないでいる。
いや、もしかしたら俺は……童貞を捨てたなんて言えないのかもしれない。
確かに、生身の女性の膣内に挿入したことはある。けどあれは、寝ている姉ちゃんの体を勝手に使っただけだ。果たしてそれで、童貞を捨てたと言えるのか。あれはただの、無抵抗な女性を使った自慰に過ぎないんじゃないか。
けど、そうだとしても、
もしかしたら、彼女と……渚さんとなら、俺は……
「~~~っ!!」
そんな風に考えた瞬間、腰の奥底、玉袋の中から熱いものがせりあがってくるのを感じて……次の瞬間、また俺は、渚さんの手にどばっと精液をぶちまけていた。
「うふふっ、すごい量……今日もばっちり元気なのね、裕一さん」
今回はパンツに包まれていないせいで、噴出した精液の一部は、シートや床、前の座席のシートにまで飛び散って汚してしまう。
それでも大部分は、やはり覆いかぶせていた渚さんの手にどろっとこびりついて……あの時と同じように、渚さんはそれを、じゅるる、と音を立てて啜って飲み干していった。
そして彼女は、あの雨の日の経験から、俺がこのくらいじゃ満足できないことを理解しているので……すぐにまたその手を、硬さを保ったままの俺のチンポに添えてくれる。
「何回でも、好きなだけ出してあげる。いっぱい気持ちよくなってね、裕一さん……♪」
その言葉通り、何度でも何度でも、俺の気が済むまで、精が尽きるまで彼女は抜いてくれる。
その上で、今まで通り『畠山家に入るのは嫌だ』と断っても、嫌な顔一つしない。断られても、『サービス』はいつも通り続けて、俺を満足させてくれる。
というか、それどころか最近では、そういう風に勧誘とか説得するようなこと自体、あまり言わなくなってきているように思える。
その分、ただただひたすらに俺に奉仕して、甘やかしてくれる。何も言わず、何も求めず、ただ快楽だけを与えてくれる。
まるで、こうしておけばそのうち、全て上手くいくとでも確信しているかのように。
罠にはまってずぶずぶと沈み込んでいくしかない、しかもそれに自分で気づけていない――あるいは、気づいていても抜け出すことができない――哀れで滑稽な獲物を見ているかのように。
☆☆☆
彼女のサービスは、手コキだけじゃない。
俺が、贅沢にも手だけじゃ物足りなくなるのを見計らってか、色々な形で俺に奉仕してくれる。
車に座った俺の股間に顔をうずめるようにして、チンポを直に加えてフェラチオしてくれる。
喉の奥まで使って、飲みこむように肉棒を加えこみ、別の生き物みたいににゅるにゅる舌を動かして舐め上げる。
暖かくて、柔らかくて、そしてひたすらに気持ちいいその感触に、耐え切れず何発も射精して、俺は渚さんの喉の奥に、直に白濁をこれでもかと注ぎ込んでいった。
彼女はいつも、一滴も残さずそれを飲んでくれる。
それどころか、一度『あーん』と口を開けて、口の中に精液がいっぱいに入っているのをあえて僕に見せつけて……その後飲み込んで、空になった口の中を見せてくれる。
当然そんなの見せられたら、興奮がぶり返してきて1回じゃ終わらない。
その大きな胸で挟み込んで、パイズリだってしてくれる。
口の中ほどじゃないけど、こっちも暖かくて、なにより全体がふんわりと柔らかく包まれる。汗でしっとり湿った肌の感触が、縦に横に動くたびに肉棒をこすり上げて……
渚さんに任せれば、俺が気持ちよくなるように、絶妙な力加減で胸をすり合わせて動かしてくれるし……俺が自分で動いてもいい。その時は俺に任せてくれるし、頼めばそれにさらに合わせて動いてくれる。
どう転んでも気持ちよくなるようにしてくれて……最後にはいつも、彼女の胸に包まれて絶頂してしまう。
胸の谷間をドロドロにしたり、その間から噴き出して顔や髪にかかったり……そのままぱくっとくわえて、口で受け止めて飲んでくれたりする。
その後のお掃除フェラが、お掃除にあるまじき丁寧さと気持ちよさで、結局また俺のチンポは硬さを取り戻してしまう。
服を脱いで俺に裸を見せつけて、『好きなところを好きなようにしてみてください』って言ってくれたり。
どこをどう触ってみてもいいし、なんなら舐めてもしゃぶってもいい。
たわわな胸に顔をうずめてもいいし、乳首をなめてしゃぶって吸ってもいい。股間に顔を押し付けて、女の人のにおいを堪能しても、こぼれ出てくる愛液をなめとってもいい。
そのまま、俗にいう『69』の形になって、お互いに舐め合いっこしたり……顔の真ん前で視界を埋め尽くす彼女の下半身を、ひたすら本能に任せてむさぼりつくす。
最後には俺の方がいつも早く果ててしまうんだけど、俺の舌や口できもちよくなってくれて、『ああっ、裕一さん……裕一さん!』『もっと、もっと激しく!』なんて言ってくれるのがうれしくて。
そして今日、ついに、
「さあ、裕一さん……来て……ん、あぁぁあっ♪」
―――ずぶっ、と
その声に導かれるままに、俺は……今度こそ、大人の階段を上った。
服を全て脱ぎ捨てて、車の後部座席に横になっている渚さん。
その上に覆いかぶさって、渚さんが自分でひっぱって、くぱぁっ、と開いてくれている膣口めがけて、いきり立った肉棒を沈み込ませ……奥まで一気に突き進む。
そこからはもう、火が付いた後はひたすら本能のままだ。
狭いスペースで動きにくいのも一切気にせず、ひたすら腰を振る。
俺に体を開いてくれた渚さんの極上の雌肉を、これでもかと言うほどに味わっていく。
(すごい、っ……姉ちゃんのオマンコも気持ちよかったけど、渚さんのも、姉ちゃんのとはまた違った感じでいい! 生き物みたいにひたすらうねって、絡みついて、吸い上げられる……っ!?)
パンパンと小気味いい音を立てて、俺の腰と渚さんの腰がぶつかり合う。そのたびに彼女の柔らかい腰やお尻の肉が、そして目の前にあるたわわな双乳が揺れる、震える。
たまらず抱きしめてその胸に吸い付けば、母乳は出ないが、口の中から彼女のにおいがいっぱいに広がって感じられて、ますます俺を興奮させる。
その興奮はダイレクトに腰や肉棒に伝わって、ますます腰を振る動きが加速していく。
ぷはっ、と音を立てて俺が乳から口を放すと……その瞬間、首の後ろに腕が回される。
それと同時に、渚さんが俺の体を力いっぱい抱き寄せて、唇を重ねてきた。
普通のキスで終わるはずもなく、彼女の舌が俺の口をこじ開けたかと思うと、どろりとした感触が流れ込んできた。舌が絡み合うディープキスの勢いに乗って、猛烈な勢いで唾液が好感される。
彼女の唾液は、気のせいというか雰囲気のせいだとは思うけど、ほんのり甘くすら感じられた。
そしてそのキスを境に、さらに急激に俺の中の欲望が膨れ上がっていく。
彼女を犯す。彼女の中に注ぎ込む。
ただひたすらに、それ以外のことが考えられなくなって、その感覚ばかりが研ぎ澄まされる。
きゅうきゅう締め付けて、絡みついてくる彼女のオマンコの中で、俺の肉棒は暴れに暴れて……そして、一番深い所を思いっきり突き上げながら射精した。
煮えたぎる俺の欲望が、渚さんを体の中から思い切り汚していく感覚。それを渚さんの体が、歓迎して、大喜びするようにキュンキュン震えて蠢く感覚。
それらをチンポ越しに感じ取って、途方もない快感と満足感が俺の体中に広がった。
(すげえ、これが……これが、女の人とのセックス……もっと、もっとしたい……!)
「ふふっ、まだまだ足りないのね、裕一さん。いいよ、いくらでも……私のオマンコ、使ってちょうだい」
そう言いながら、また俺の頭を抱き寄せて口づけを交わす渚さん。
さっきよりも甘く感じられる魅惑の唾液が口の中に流れ込んできて、それがスイッチになっちゃったのか……また俺の中で、獣欲の炎が燃え上がりつつあった。
そして……どのくらいの時間が経ったんだろう。
気が付けば俺は、玉袋の中が空になるほど射精を繰り返して、渚さんを精液まみれにしていた。
膣内だけじゃなくて、胸もお尻も顔も口もべとべとになっている。当然、シートも床も、こぼれ出た精液でぬるぬるのべとべとだ。
けど、精液だけでなく体力も、なんなら気力も使い果たしてしまったのか……疲れ果てて動けないし、そもそも動く気にもならない。
脱力して意識も朦朧としている俺を、渚さんは膝枕してくれている。柔らかい脚の感触が、頭と首に安らぎを与えてくれる。
……このまま寝ちゃうか。渚さんなら許してくれるだろう。
帰りが遅くなって母さん達に心配されちゃうかもしれないが、その時はその時ってことで……
「ふふっ……ゆっくりおやすみなさい、裕一さん」
「それにしても、若さもあるでしょうけど……本当にすごい性欲ね。車の中、そこら中に飛び散らせちゃって……クリーニングでちゃんとおちるのかしら、コレ?」
「それに加えて、飛び切り濃くて強力なのを飲ませちゃったし、その状態で女を抱く快楽も覚えちゃった。自分から手を出してくるくらいに私の体にも夢中になってくれた。ふふっ、もうセックスなしじゃいられないでしょうね」
「大丈夫よ、裕一さん。そうなっても何も困ることなんてない。畠山家に入りさえすれば、性欲をぶつける相手なんていくらでも手配してもらえるわ。もちろん……私も、精一杯お世話させてもらうからね」
「もっともっと私を犯して、もっともっと女の味を覚えて……そして、もっともっと、我慢のできない、ブレーキのぶっ壊れた体になっちゃえ♪」
☆☆☆
Side.三人称
それ以降も、裕一はほとんど毎日、鶴巻渚を抱き続けた。
昼、学校にいる間や、夜、家に帰ってきてからの彼には、特段何か変化があったようには見えない。
しかし、帰り道に鶴巻渚の車に連れ込まれると、むさぼるように彼女の肉体を求め……彼女もそれに応じて臨むままにさせる。
口づけと同時に注がれる薬が、裕一の頭から我慢するという考えを奪い去り、本能のままに女をむさぼる獣になってしまう。
その薬自体は長く残るものではなく、切れれば元通り正常な思考を取り戻す。しかし、体で覚えてしまった快楽は忘れることができず、頭の中に残り続ける。
裕一はそれらを忘れられず、何度でもそれを求め、そしてどんどん抜け出せなくなっていく。
それからさらにしばらく後。
裕一と渚のセックスの舞台は、いつしか車の中からホテルへと移っていた。
スモークが入っているとはいえ、人の通りもまったくないわけではない外に止める車でではなく、誰にも邪魔されずに心行くまで肉欲を開放できる場所に行くべきだという甘言に乗り、裕一は当初、どこかに連れていかれないようにと考えていたことなどすっかり忘れ、彼女の運転でほとんど毎日ホテルに繰り出すようになっていた。
もう裕一は、自分とのセックスなしではいられない体になっているだろう、と半ば確信した渚。
全裸でベッドに腰かけ、その膝の上に裕一を寝かせてその頭をなでてやっている彼女は、満足げな笑みを浮かべていた。
そのさなか、ふと渚は思い出したように、
「……それにしても、さっきの話には何気に驚いたわね。……まさか裕一さん、姉である美沙さんとセックスを経験済みだったなんて……しかも、彼女が寝てる間に」
ホテルでの交わりの中でのことだった。
いつものように、口づけに乗せて薬を飲ませ、裕一をケダモノに変えた渚だったが、裕一がふいに、『姉ちゃんより、気持ちいい……かも……!』などと口走った。
それを聞いていた渚は、セックスの後のピロートークの中で、薬の作用と単純な疲労で思考能力が低下した状態の裕一から言葉巧みに聞き出してみると、なんと裕一が夜な夜な寝ている美沙を犯していたという、予想外すぎる事実が明らかになったのである。
「どうりで微妙に女を犯すのがスムーズだったわけだ。美沙さんはこのことを知って……るはずがないか。しかし、裕一さんが美沙さんをねえ……やっぱり性欲解消のため? それとも、何か特別な感情を抱いている? どちらにしても……ふふっ、これは少し面白くなりそうね。上手くすれば、より一層効果的に……」
☆☆☆
そして、今。
ホテルの一室で、2人は……初めて、起きている間に、こうして裸姿で顔を合わせた。
「はぁ、はぁ……ね、姉ちゃん……っ!」
「ゆ、裕一……なん、で……!?」