【弟が】うちの姉ちゃん一度寝たら起きないんだぜ!【こんなこと言ってる件】 作:破戒僧
美沙と裕一に伝えていた通り、裕子は実家の考えを阻止すべく、色々と動いていた。
修二郎本人と交渉するのはもちろん、知り合いを頼って何か断るための手がないかと探し回り。知人の弁護士にも相談した。
しかし、どれも結果は芳しくない。いまだ現役の名家である『畠山家』に属する修二郎と、既にそれとかかわりのない一市民でしかない裕子では、人脈も何もかも違いすぎた。
それでも決してあきらめることはしない。今の幸せな暮らしを失い、愛する夫と引き裂かれ、子供達を悲しませないために、裕子は抗い続けた。
しかし、それに業を煮やした修二郎は、ついに強硬手段に出る。
すでに美沙と裕一の篭絡が完了しつつあると、部下達……雅彦と渚から連絡は受けている。
であれば後は、自らの妹1人納得させることができれば、全ては丸く収まるのだからと。
その日、いつもどおりに裕子は、家に来た修二郎と交渉を続けていた。
様々な意味でも劣勢ではあるが、諦めるつもりはないと態度からもわかる。どんな甘言にも脅しにも決して怯まず、敢然と言葉を返して言質の1つも取らせない。
しかしその途中で、裕子はふいに、自分の体がおかしいことに気づく。
暑いわけでもないのに汗が出始め、こころなしか呼吸も荒くなる。気持ちが落ち着かなくなり、胸の奥がざわざわし始める。
何よりも、体の奥底から沸き上がってくる……若い頃にさんざんその身を焼き焦がした、懐かしい情動。
その正体に、そしてそれが唐突に襲ってきたことにはっとする裕子。
(何か……盛られた!? でも、どうやって……)
ごとっ、がちゃん、とすぐ横で音がする。
見ると、隣に同席していた夫が、机に突っ伏すようにして倒れこみ、気を失っていた。
この異常な事態に、わずかな時間で疑念は確信に変わる。
「い、一体……いつ……!?」
裕子は、修二郎が仕掛けてくるであろうどんな卑劣な手も食らうまいと警戒していた。
土産を含め、向こうから出された食べ物、飲み物には決して口はつけず、飲むのは自分で用意したものだけ。
当然今日もそうしていた。飲んだものといえば、自分で入れたお茶だけだ。ポットや食器すら、修二郎たちには触れさせてもいない。
ふと、裕子の目についたのは、先ほどから修二郎がぱたぱたと仰いでいる扇子。
残暑も残るまだ蒸し暑い季節ではあるが、この部屋に冷房はかけていない。
まいどピシッとした服装で来る修二郎に対する、『さっさと帰れ』という嫌がらせもこめたものだったが、そのせいで暑いだろう、程度にしか思っていなかった。
しかしよくよく見れば、その仰ぎ方はやや動きが大きく、風がこっちまで来るようになっている……そんな風に見えなくもない。苛立ちからかとそれも思っていたが……
「気づいたようだな。この扇子には特製の薬がしみこませてあってね、これが起こす風にあたって揮発した薬を少し吸うだけで、体はろくに動かなくなる代物だよ。私は事前に解毒剤を飲んでいたから効かんがね」
「っ……この、卑怯者……!」
「こちらがわざわざ足を運んで、しかもこれほど譲歩してやっているのに、強情を張るお前が悪いんだ。今後のためにも、一度身の程をきちんと教え込む必要があるな」
☆☆☆
修二郎が用いた薬は、男と女で効き方が違うという性質も持っていた。
おおよその効能は同じである。男も女も、この薬を吸い込むと体の自由が利かなくなり、やがて意識を失う。そして同時に、体を発情状態にしてしまう。
そして、この効き目は、薬に対する抵抗力が弱いと特に顕著に出てしまうため、既に還暦を迎えた年齢の義治は、耐え切れず意識を失ってしまった。
対して裕子の方は、意識はあるがあちこちがうずく状態で体の自由を奪われた。
そして修二郎は、スマートフォンでどこかに電話をかけてから、ダメ押しとばかりに裕子達に、それぞれ別な薬を追加で嗅がせる。
夫には、より深く眠って、当分起きてこなくなるようなものを。
裕子には、より強く体のうずきを覚えさせるものを。
そして裕子を畳の床にごろんと寝かせると……その下の服をはぎとった。
ぎょっとする裕子の目の前で、さらに修二郎は自分のズボンとパンツも脱ぎ捨てて下半身裸になる。その下から、勃起した状態の肉棒が顔を出した。
「な……何、を……あなたは…………!?」
「解毒剤を飲んでいても、完全に効能を遮断するのは難しくてね。このままでは苦しいから……少し相手をしてもらうぞ、裕子」
「な、なにを言ってるの……!? わ、私はこの人の妻で……それ以前に、私達は仮にも、血のつながった兄と妹なのよ!?」
「誰かもわからない男のモノを次々咥えこんでいた淫売の言葉とは思えんな。知っているだろう、私は子供ができない体質だから何も問題などない。ただコレを鎮められればそれでいいんだよ」
「……っ……女を、モノみたいに……ひあっ!?」
「使ってもらえるだけ光栄に思え。それに……ここをこんなにしておいて何を言っても、滑稽なだけだな」
あらわになった裕子の股間に修二郎が手をやると、ぐちゅ、と盛大な水音が聞こえた。
まだ触られてもいなかったはずの裕子の秘裂は、触れただけでとろりと膣口から蜜がこぼれ出すほどに、盛大に濡れていた。
そのことに修二郎は呆れ、裕子は愕然とする。
「こ、これは……薬のせいよ!」
「それもなくはないだろうがな。だが知っているんだぞ、若いころのお前はとにかく好き者で、男と寝るときは触れる前から、前戯が不要になるくらいに濡れてしまうような有様だったと。今でもそれは変わっていないらしいな」
「……っ……や、やめて……!」
淡泊な物言いながらも、修二郎は肉棒に手を添えて裕子の秘裂に狙いをつける。
そして、懇願に耳を貸すことなく、一気に腰を突き入れた。
「ああぁ……ぁああぁあああっ!!」
そのたった1回の挿入だけで、裕子の体はびくびくっ、と派手に震えて絶頂していた。
間違えようもないその感覚に、裕子は自分で自分が信じられないとばかりに、重ねて愕然とする。目尻からぽろぽろとこぼれる涙は、とても強姦による心の痛みが原因だとは思えないものだった。
そんな裕子にかまわず、単調に腰を動かし始める修二郎。
愛液をかき出しながら、ぱん、ぱん、と腰を打ち付けていく。スタイルは抜群なままながらも、若い頃に比べればだいぶ熟れている裕子の体は、その衝撃のたびにゆれて震える。
性的な興奮はともかくとして、無感情で事務的に動いているだけに見える修二郎。
腰の動きはやはり単純で、工夫を凝らして喜ばせようとするつもりは一切見えない。
誰とどうやっても子供ができないという現実が、彼からいつしかセックスの愉悦すら薄れさせてしまって久しかった。
今の彼にとってセックスは、それでも徐々に溜まり続ける性欲を解消するための手段でしかなく、女はそのための道具でしかない。
「あぁっ、ひぃ、いぃっ! んっ、ぐぅ……んあぁあっ、は、がぁ……やめ、てっ、きゅぅうっ!?」
それに対して裕子の反応は劇的で、何度かピストンを繰り返した時にはすでに、理性というものはほとんどはがれて落ちかけていた。
薬によるものもあるだろうが、それだけでここまで見事に乱れるものだろうか、と思えてしまうほどに。
そうもっとも感じているのは、ほかならぬ裕子自身で……少し考えるだけでその答えにはいきついた。そして、残酷な現実を突き付けられた。
(わ、私の……私の体は、まだ、こんな……っ!)
若い頃、『悪い遊び』を覚えた頃の裕子は、毎晩のように違う男に対して、見境なしにこうした行為に及んでいた。
相手には事欠かなかった。裕子は見た目もよかったし、夜の街を歩けば向こうから声をかけてよってきたし、お金と引き換えにそれを望む者もいくらでもいた。
酒が入って気分を良くしただけでも体を許すことも珍しくなかったし、一度に複数を相手にすることすら珍しくなかった。
いつしかそのグループの中ですら、『相当な好き者』として噂になり、彼女の体を目当てに近づいてくる者が後を絶たず、それを彼女も拒まず受け入れていた。
それが彼女にとって日常であり、快感だった。
今にして思えば、たちの悪い男にからめとられて攫われたり、変な病気をもらったりしなかったのは奇跡だと思えるほどに、あの頃の裕子は本当に爛れていた。
そしてそれは、結婚して落ち着いたと思っていたが……鳴りを潜めていただけで、体は変わっていなかったのだと、こうして今、突き付けられている。
「っ……出すぞ」
「ふ、い、ひっ!? あ……ぁああぁあぁあああっ!!」
不意打ち気味に体の中にぶちまけられる、熱い射精の感触。
量も勢いもそこまでではないが、もう長いこと使っていなかった膣内に、そして子宮口にどばどばと白濁が吹き付けるその感触は、一瞬にしてフラッシュバックを起こさせる。
全身をビクンビクン、とふるわせて盛大に達した裕子の体は……それが収まるころには、裕子自身も自覚するほどに、完全に永い眠りから目覚めてしまっていた。
目を背けていた、見ないようにしていた獣のような欲求が……それこそ、美沙や裕一よりも厚くたぎる生来の本能が、勢いを取り戻していた。
体の奥に届いた、たった一発の射精によって。
必死で呼吸して酸素を取り込み、息を整えようとしている裕子。
その膣からずるりと肉棒を引き抜き、その1回でひとまず満足した修二郎だが、ふと家の外に、複数の車の音が聞こえてきた。
「ああ、来たようだな」
手早く下の服を身に着けると同時に、玄関に向かう。
そして、そこに待っていた者達を、家主の了解も何もなしに、家の中に迎え入れた。
そして『彼ら』は、先ほどまで淫行が行われていた応接間に来ると、
「おぉっ、すげー美人がすげーエロい格好に!」
「ちょっと年いってるけど全然いけますね。旦那、この人ホントに好きなようにしちゃっていい感じですか?」
「確か、旦那の妹さんなんですよね? ホントに滅茶苦茶にしますよ?」
「かまわん、好きなようにやれ。その方がこいつも喜ぶ。お前達が思っている以上に頑丈だし、何より……」
ぐっ、と足で無遠慮に裕子の下腹部を踏む。
「んひぁんっ!?」
びびっ、と音を立てて裕子の腹から精液と愛液の混合液が漏れ出す。
今の刺激も見事に快感に変わったのか、裕子の口からは甘美な嬌声が漏れ出して、男達をますます興奮させる。
「このとおり底なしの好き者だ。やれはやるほど喜ぶから、遠慮などするな」
☆☆☆
それから、修二郎が集めたごろつき達は、指示通り遠慮なく裕子を犯した。
残った服もたちまちはぎとられ、こぞってその膣内に肉棒を挿入し、乱暴に腰を振ってその柔肉を堪能し、むさぼっていく。
射精は当然のように遠慮なく膣内で行い、抜き取られれば間髪入れずに次のものが入る。
「うぉっ、ほんとにすげえ……このおばさん、マンコめっちゃ極上だぜ! そこらのソープ嬢やヤリマン女なんか目じゃねえよ!」
「ホントかよ! くっそ、早く代われよな……あーだめだ我慢できねえ、俺こっち使おう」
「あっ、ずりぃ、じゃ俺、口な」
「あっ、はあぁああ……お、お尻……どっちも、すごいぃ……んぐぅっ、ふぅ……!」
最初から最後まで、肉棒が挿入されていない時間はほとんどないほどだった。
さらに膣だけでなく、胸も唇も、口も菊穴も、男たちにとっては都合のいい玩具だった。
肉棒を口の中に押し込めば、ほとんど反射的に舌がうごめいて男のモノを舐め上げ、その味を堪能しようと一心不乱に這いまわる。
吸い上げられるような感触も含めて、その勢いは射精されるまで止まらず、いざ注がれれば一滴もこぼさないとばかりに、喉を鳴らしてじゅる、ごくっ……と飲み干していく。
後ろの穴は年齢を感じさせないほどに締まりが強烈で、中の奥の方に進むと、蠕動運動のようにうごめいて、入っている肉棒に媚びを売る。
体の構造ゆえか、ひりだされそうな感じこそするものの、それを押しのけて奥をガツン、とついてやると、ひときわ大きな喘ぎ声と共に、一層強く絡みつき、締め上げてきた。
そして何よりもその女性器は、既に2人の子供を産んでいるとは思えない代物で。
濡れ具合も、締まりも、感度も、何もかも、若々しい力強さと熟れた肉感を併せ持った名器に仕上がっていた。
何人もの男たちに絶え間なく犯され、それでも……もはや悦んでいるのを隠すことも、取り繕うこともできていない妹の姿を見て、修二郎は呆れたように溜息をついた。
「こうまで千々に乱れているのを見ると、集まった醜聞はことごとく本当だったのだろうと実感できるな、全く……むしろよく今まで、貞淑な人妻を装って我慢できていたものだ。もはや老齢の夫では、それを発散する機会も早々に失われただろうに」
先程まで前後から2本挿しにされていたかと思えば、少しの間に今度は口と下から串刺しのようにされている。
それでもその顔には喜色が浮かんでいて、両方の穴を貪欲に働かせて男性器をむさぼっていた。
明らかに、犯されれ犯されるほど元気になっている。
1時間と少し前まで、気丈な態度でこちらの要求をはねのけていた時の面影は、もうどこにも残っていなかった。
ずるり、と口と膣から同時に肉棒が引き抜かれる。
開いた穴からどろどろと白濁がこぼれ出て来て……その喪失感、ないし寂しさからか、悲しそうな顔をする裕子に、別な男が新しい肉棒を差し出すと、間髪入れずにこれに食らいつく。
膣穴の方にも新しい逸物が挿入され、喜びを体で表すように、下半身がびくん、と震えて、自分から腰を動かし始めた。果たして彼女自身は意識しているのかいないのか。
「…………っ! ~~~っっ♪♪」
聞いても、まともな答えは返って来そうにないな、としか思えなかった。
「とっくに薬も切れているのに、やめるどころかペースを落とす気配もないか。これは本物だな……まあ、あと数人『畠山家』の人間を増やしてほしいとは思っていたから、ちょうどいいか。夫の選定を進めさせねばな」
「あっ、あ……はぁあっ……もっと、もっとぉ……♪」
「……全く、聞くに堪えんな」
☆☆☆
たっぷりと2時間以上も精液漬けにされた裕子は、男たちが大満足で帰った後、時間をかけて頭と体をクールダウンさせていった。
そして、自分が何をしてしまったのか、どんな姿で男に媚びを撃って肉欲をむさぼっていたのかを思い返し、悔しさと悲しさで涙を流したが、修二郎はそれを慮ることはなかった。
裕子のにらみつけるような視線もどこ吹く風だ。
「あれだけ乱れて悦んでおいて、私に何か文句でもあるのか」
「あれはっ……あなたが、あんなことをするから……薬だって……そう、薬のせいよ! そうでなければあんな……あんな……っ!」
「薬の効果は最初の一時間もしないうちに切れていたはずだ。後はお前のもともとの漁色さが表に現れただけのことだろう。……なんなら、録画しているから自分で見てみるか? それとも……そこに寝ている夫や、子供たちに見せてやろうか?」
言いながら、修二郎はいつの間にか取り出していたノートパソコンの画面を見せる。
するとそこには、どこかホテルの部屋のような場所で、見覚えのある男女と激しく交わっている子供達2人の姿があり、裕子は目を見開く。
(み、美沙……裕一も……!?)
美沙は男の体に手をまわして抱き着きながら、下から突き上げられる形で肉棒を出し入れされ、
裕一は自ら裸の女性を押し倒して、狂ったように腰を振って快楽をむさぼっている。
「この2人も相当なものではあるが、それに比べてもお前は呆れるほかないくらいの有様だったぞ……この動画と合わせて、お前の夫に見てもらうか? 確実に愛想をつかされると思うがな」
「…………っ……!」
それだけはやめてくれと、裕子は頭を下げた。
全身に凌辱の跡が残る裸体のまま、頭を床にこすりつけて土下座した。
体を折り曲げた拍子に、腹部が圧迫され、ごぷり、と音を立てて膣口から精液が逆流した。
「ふん、なんと無様な姿だな、裕子。……後日、お前と子供達を畠山の家に一度連れていく。ああ、そのまま返さないとか言うつもりはないから心配するな。ただ……そこで『説得』の続きをするだけだ」
今日と同じ地獄が、自分にも、子供達にももたらされ続けるのだと思って、裕子は悔しさに涙した。
そう、この涙は、悔しさや悲しみ、怒りから来るものだと、そう必死で思い込んだ。
自分の体のみならず、大切な子供達まで弄ばれ、それに反抗することもできない。
そんな、みじめで無力な現状に涙したのだと。
『説得』が続くと知って、下腹部がじゅん、と濡れ始めた感触とは、断じて無関係なのだと……自分に必死に嘘をついて、裕子は頭をこすりつけ続けた。