※この作品はR-18です。

【弟が】うちの姉ちゃん一度寝たら起きないんだぜ!【こんなこと言ってる件】   作:破戒僧

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後日談10 原点回帰(前編)

 

 

 ―――ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん

 

 肌と肌がぶつかり合う快音。

 そこに、水音が混じった独特な……わかる人にはわかる、みだらな響きになった音が、リズムよくお風呂場に響いている。

 

 その出元は……さっきから何度もぶつかり合っている、私と、日高君である。

 

「は、あぁっ、っ……っくぅ、んぃ……ぎ、ひぃっ……! ひ、日だ……く。っ……も、また、来る……んあ、ぁあっ! や……んいぃっ!」

 

 当然、お風呂場なんだから、私も日高君も裸。

 両腕は壁について、立ったままお尻を後ろに突き出している私。

 日高君はその後ろに立って、その腰をつかんで……おちんちんを突き刺している。

 

 ガンガン子宮を突き上げられ、体の中から沸き上がってくる熱は、周囲に充満しているお風呂の湯気やら熱気を押しのけるくらいの勢いで……そして、股間に感じる肉棒の熱さはそれ以上で。

 とっくの昔に私の頭はゆであがっている。

 おちんちん自体の熱さに加えて、それが動いてこすれる感触で膣内が焼かれているのを感じながら、私はただひたすらに、崩れ落ちないように足を踏ん張って、膣内に突きこまれている日高君のおちんちんを締め付けるように力を込めて……それだけしか頭にない。

 

 けど今は、それだけでいい。

 

「またっ、出るよ……田澤さんっ!」

 

「うんっ、来て……いっぱい……いっぱい、出し、てっ……っっ、っ!!」

 

 ほとんど反射くらいにしか頭が働かないままに、私の口は勝手に動いて、日高君におねだりしていて……次の瞬間、膣内の一番奥で、熱くねばついた感触が弾けた。

 ぶちまけられて広がっていく精液の熱さがとどめになって私の体は、本日もう何度目かの絶頂を迎えて……とうとう耐え切れなくなって脱力した。

 

 それを察していたように、日高君は後ろから腕をまわすようにして私の体を抱きかかえて倒れないようにし……

 

 しかし、そのせいで結合部にもろに体重がかかって、私の全体重を上乗せして、日高君のおちんちんが余計に深く、強く奥まで押し込まれてしまった。

 まだ熱い……どころか、射精してる最中の肉棒の切っ先が、ぐにゅぅっ! と強烈に子宮口を押し上げ、子宮ごと変形させたのがわかった。

 

「っ、ぉお゛ぁっ……っ!?」

 

 お腹の奥の奥で何かが致命的なまでに変形するという、未知すぎてどう表現したらいいのかわかんないような感触。

 『あ、これやばい』と直感した時には……もう遅かった。

 

 とどめを刺されたところに追い打ちをくらった私の子宮は、過剰なくらいの快感を迸らせて……処理しきれないほどの快感にさらされた私の脳は、そこで意識を途切れさせた。

 

 

 ☆☆☆

 

 

 今日はそもそも、日高君とデートする予定の日だった。

 

 内容はまあ、いたって普通。買い物とかして、遊んで、ご飯食べて……

 ……でまあ、締めは……うん。家に行ってか、それとも適当にホテルとか入ってかはわかんない(その時の時間とか気分次第だから)けど……まあ、ヤるつもりではいたけど。

 

 それでも、最後の部分を除けばいたって普通で、健全なデートの1日になるはずだったのよ。

 

 けど残念ながら天候に恵まれず、待ち合わせして『じゃあ行こうか』って直後になって、急に空が曇って大雨降ってきて……

 

 慌てて私達は、待ち合わせ場所から近かった日高君のアパートに逃げ込んだ。

 けど、それでも結構降られてしまい、服とかびしょぬれになっちゃった。

 このままじゃ間違いなく風邪ひくと思ったので、着替えるのは決定として……せっかくだからお風呂に入ることにした。……2人で一緒に。

 

 それでまあ、男女が2人、裸で密室に入って、何も起こらないはずがなく……

 

 1回と言わず、2回3回4回戦と、日高君の欲望を受け止めることになったわけで……結果、耐え切れなくなって私は気絶してしまって……

 

 そして目を覚ますと、ゆったりしたバスローブみたいな服を着た状態で、日高君の部屋のベッドの上に寝かされていた。

 どうやら日高君にお風呂から連れ出してもらって、着替えもさせてもらったみたい。

 

(あー……結局また迷惑かけちゃったかなあ。今日はむしろ、お礼のつもりだったのに……)

 

 

 

 こないだの『畠山家』の一件で、私、というか私達はまた、日高君(の、ご実家)のお世話になった。彼が裏から手をまわして、色々やって警察を動かしてくれたおかげで、畠山家は崩壊状態に持っていくことができた上、後顧の憂いも全て断ち切ることもできた。

 もう連中には、報復とかする力すら残ってないだろうからね。

 

 そのことについて、日高君は『気にしなくていいから』って言ってくれた。

 自分にとって大切な人がひどい目に遭ってるんだから、助けるのは当然のことだし、むしろ自分の意思でやることだからって。

 

 それと今回も、ご実家の人達は『堅気さんが気にするようなこっちゃねえ』『こっちもこっちで旨味がある形にできた』ってことで、気にしなくていいと、むしろ何も関わろうとするなって言ってくれたそうだ。

 

 その気持ち自体はありがたいんだけど、今回は中学校の時と違って、ホントに私の人生そのものを助けてもらったに等しいわけだからなあ……さすがに何かお返ししなきゃ気が済まないと思って……すこしわがままに『何かお礼させて』って交渉した。

 ご実家はともかく、日高君個人には……ほんとに何かしてあげたいし。

 

 ……なんだったら、ガチでもう籍入れてもいいくらいに感謝してるもの。もともと日高君のことは大好きだし、いつかそうなると、なったらいいなと思ってたから……日高君がもし『結婚して』って言ってきたら、学生結婚になろうが何だろうが受けるくらいのつもりでいた。

 

 そう伝えると、日高君は『ほんとにいいんだけどなあ』と言いつつ……しかしその時、ふと何か思いついたみたいで、

 

『あ、じゃあ、次の土日にデートとかいいかな? その……泊りがけで』

 

『……? そんなのでいいの? 割といつもやってることじゃ……』

 

『うん、全然いいよ。……ちょっと考えてることがあってさ』

 

 そんな感じに話がまとまったのである。

 

 なお、日高君が何を『考えてる』のかについては、残念ながら教えてくれなかった。

 どうやらそこが、私が納得するようなきちんとした『お礼』になる部分だそうなんだけど……当日(つまり今日)のお楽しみだって。

 ……今日になってもまだ、教えてもらってないんだけどね。

 

(日高君、どういうつもりなんだろ? 『お泊り』くらいならもう何度もやってるしヤってるから、まさかそれがお礼ってわけでもないと思うし……もしかしてお茶を濁すためにあえて曖昧にして……? いや、でもそれにしてはあの時の顔、何か『ひらめいた!』、って感じだったし……)

 

 泊りがけ=夜の部あり。ホテルか、どっちかの部屋かはともかく。

 そんな認識になるわけだけど……それを含めて正直今更だと思ったし……。

 

 とか考えていたら、ガチャ、と部屋のドアが開いた。

 見ると、私と同じバスローブに身を包んだ日高君が入ってきたところだった。

 

「あ、起きた?」

 

「うん……運んでくれてありがと。かえって迷惑かけちゃったね」

 

「いやいや、全然いいよ。それより、のぼせて頭痛くなったりとかしてないよね?」

 

「うん、全然大丈夫」

 

 ゆっくり体を起こしてベッドに座りなおすと、隣に日高君も腰かけてくる。

 

 2人ともお風呂上がりだからか、シャンプーのいい匂いがふわっと漂った気がした。

 ……それを塗り潰すくらいの勢いでヤったと思ったんだけど、幸いというか、そっちの匂いは残ってなかったみたい。ほっ。

 

(……もっとも、残ってたら残ってたで、発情して同じことするだけだったと思うけどね……私はそれでも全然いいし)

 

 ……と、またエロ方面に流れそうになった頭の中身を振り払いつつ、

 

「それはそうと……どうしよっか今日? 天気予報見たら、なんか今日いっぱいこの雨続くみたいだよ」

 

「そうなの?」

 

 鞄の中からスマホを取り出して調べてみると……ほんとだ、今日いっぱい……どころか、明日の明け方近くまで雨だって。

 勢いは一応徐々に弱まってくるらしいけど、日中はお出かけ日和とは口が裂けても言えないな、これは……。

 

 これじゃさすがにデートは無理……いやまあ、おうちデートって手もなくはないけど……

 いや、私はそれでも全然いいんだけど……問題はやっぱり、今日、日高君が何を『考え』てたのかって部分よね。

 

 さっきも言った通り、今日はもともと、日高君にこないだのお礼をするためのデートだったわけなんだし。

 その本来の予定であれば、日高君が今日、何をしようと思ってたのかってところを聞かないと。

 

 そう思って訪ねてみると、日高君は腕組みをして『うーん』としばし考えこんで……

 

「……まあ、それについては問題ないというか、むしろ、どちらかといえば好都合というか……」

 

 好都合? デートが中止になったことが?

 

「ねえ日高君、具体的に……今日、何をするつもりだったの? 私からの『お礼』としてさ。私の方から押し付けがましく言った手前だけど……そろそろ教えてくれてもいいんじゃない?」

 

「……その前にもっかい確認させてもらいたいんだけど……田澤さん、ホントに今日、何でも君にお願いしていいの?」

 

「もちろん」

 

 女に二言はありません。何でも言って。

 あ、でも現実的に考えてちょっと実現不可能なのは勘弁ね?

 

 日高君はそう聞くと、『それなら……』と、しかしまだちょっと言いづらそうにしていた。

 

 ……こう言っちゃなんだけど、私達の間でこうも言うのを躊躇するって、日高君、一体何を考えてるんだろ? 気になるな何気に。

 私達、もうお互いの体で見てないところはないくらいに色々さらけ出して、絡み合って、求めあって……恥ずかしがる部分なんて何もないくらいの間柄だと思うんだけど。

 

 しばしためらっていた後、しかし意を決したように日高君は、

 

「……ちょっと、やってみたいプレイ?があって」

 

「プレイ……って、どんな?」

 

 あ、やっぱりそっち方面ではあったんだ。

 でも、何をやってみたいんだろ……? 私達が今までやったことない奴っていうと……いやまあ、結構あるとは思うけど……その中で、言うのを躊躇するくらいのものか……。

 

 SM? 露出? バブみ? ……それとも、エグいおもちゃ使ったり……生配信とか?

 

 NTRは……ある意味いつもやってるようなもんではある……か?

 

 ガチの痛い系や汚い系は、さすがに私もちょっと遠慮したいけど……

 

 大穴で……親子丼、とか?

 お母さんに声かけてみて……いや、今あの人絶賛欲求不満だから、多分喜んで来そうだな。

 そんで絶対ハマるよ、日高君のおちんちん1回味わったら。

 

 そんな風に色々想像してみたけど、残念ながらどれもハズレだったみたい。

 正解はというと……

 

「睡姦?」

 

「うん。田澤さんが……裕一君とか、学部の先輩とかにいつもやってるような」

 

 こう言っちゃなんだけど、珍しくもなんともないものだったため、きょとんとしてしまった。

 

 それ、今日高君も言ってたけど、むしろいつもやってることだけど……。『狸寝入り』で何もリアクションせず、されるがままの状態で、裕一とかに好きなように私の体を犯させるっていう。

 それを。日高君もやってみたいの?

 

 ……いや、待て……言われてみれば……私はいつもやってると言えばそうだけど、日高君は……それこそ、ほとんどやったことないプレイではあるのか。

 

 何せ、私が唯一『狸寝入り』を保てない……気持ちよすぎて化けの皮が速攻はがれてしまう相手が、ほかならぬ日高君なんだから。

 何度か、そういうプレイをしようと思ったことはあっても。毎回我慢できずにたたき起こされて、敗北感の中で普通に犯されるのよね、私、いつも。

 

 そういう、私が『我慢できない』っていう点も、日高君にとっては楽しく私を犯すスパイスの1つ的なとらえ方だったと思うし。

 

 それこそ、日高君が私相手に『睡姦』してたのなんて、中学生の頃のあの最初の1回くらいなんじゃないかな? ……いや、あの時も結局たたき起こされたんだけどさ、最終的には。

 

 というか、それをわざわざ言ってくるってことは……

 

 ……つまり、あれか。

 途中で化けの皮をはがさずに、最後まで私に寝たふりをさせて、寝ている私を犯すプレイをさせろ……ということか?

 

 それは中々、過酷というか難しい注文ね……

 でも、それが日高君の望みなら……よし。死ぬ気で我慢してみよう。

 

 

 ……と、思ったら、

 

 

「ああ、うん、だいたいそうなんだけど……ちょっと違う」

 

「うん? 違うって何が?」

 

「ええと……いつも言ってくれてるけど、田澤さん、僕とのセックスは気持ちよすぎて演技ができなくて、いつもぼろが出ちゃうんだよね? 『狸寝入り』の最中でも」

 

「うん……正直、我慢できるかって言われると……あんまり自信はないっていうか……いや、何でもするって言っておいて情けないんだけどさ」

 

「ああ、うん、いいんだよそれは。……むしろ、そんなに気持ちよくなってくれるって言うのも……僕としてもうれしいし」

 

 けど、と続ける日高君。

 

「嬉しくはあるけど、一回くらい、何も反応しない田澤さんを相手にヤってみたいっていうのもあって……ほら、中学校の時のアレがほぼほぼ最初で最後だったから、あの時の興奮をもう一度、みたいなのもあってさ」

 

 うん、そう言われれば……あの時の睡姦が、私と日高君の初めてのセックスだったもんね。

 しかも、日高君にとっては童貞卒業でもあった。思い出といえば思い出なのか。

 

 ……それを、彼が望んでも再現させてあげられないと考えると……ちょっと情けなくはある。

 

 しかし、そんな風にちょっと反省してしまっていた私に向かって……次の瞬間、日高君はとんでもないことを言ってのけてきた。

 

「それで思ったんだ。田澤さんは、演技しようと思ってもできないくらいに気持ちよくなって、体が勝手に反応しちゃうんだよね? けどそれなら……―――

 

 

 

 ――――そうする余裕すら残ってなければいいんじゃないか、って」

 

 

 

「……はい?」

 

 えっと、どういう意味?

 

「要するに、まだ体力に余裕があるから、叫んだり身じろぎしたりしちゃうわけでしょ? だったら、あらかじめ、そんな風に反応する余裕もないくらいに体力を使っておけばいいんじゃないか、って思ったんだ」

 

「……ええと……どうやって?」

 

「そうなるまで普通にヤって」

 

「……誰と」

 

「そりゃ、僕と」

 

「………………」

 

 ……ええと、つまり、こういうこと?

 

 通常の睡姦では私は、演技の範疇として、脱力し、何をされても反応しない、声も出さない……って感じにしてる。

 しかし、日高君とのセックスは、その演技がもたない、続けられないから起きてしまう。

 

 だったら、演技で脱力する必要もないくらいに、本当に脱力して何もできなくなるまであらかじめ体力を削っておこうと。

 そうなるまで、日高君に徹底的に犯されると。

 

 なるほどなるほど~……そっかそっか、それなら確かに、私は演技なしでも『睡姦』みたいな感じで日高君に犯してもらえるね。

 

 だって、抵抗も反応もするだけの体力が残ってないんだから、ホントになすがままにされるしかないもんね。

 

 日高君も、全くの無抵抗・無反応な私を、心置きなく好きなように犯せるね!

 

 あっはっは、ナイスアイディア!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……やばい。私コレ、今日死ぬかも。

 

 

 

 

 

 

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