※この作品はR-18です。

【弟が】うちの姉ちゃん一度寝たら起きないんだぜ!【こんなこと言ってる件】   作:破戒僧

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これ書いてる途中で見たら、お気に入り300件超えで、日刊1位になってた……

驚いて口から『ヒュッ!?』って聞いたことない音がしました。
1位って……初めてですこんなの……

読んでくださってる皆様に、只々感謝です! これからも頑張ります!


第5話 ある暑い夏の日

 

 

「暑い……!」

 

 もうそれしか頭の中にない。

 照りつける太陽の下、私は汗をだらだら流しながら、家の外の窓ふきを行っていた。

 

 何もこんな暑い日にやることないんじゃないの……

 そりゃ確かに、最近汚れが目立ってきて、窓の外見えづらくなってたけど……あと、けっこう春先に黄砂とか花粉も飛んできてたし……うん、汚れはひどかったよ、確かに。

 

 しかもその汚れ、梅雨の雨ではあんまり落ちてくれないと来たもんだ。

 

 だからカラッと晴れるようになった今の時期にやれば、乾くのも早いし都合いいんだろうけど……だからってこんな、真夏日に……

 

 私はさっき、弟である裕一と、壮絶な戦い(じゃんけん)を繰り広げた末に敗北し、この作業の担当になってしまったのである。

 ちなみに裕一はトイレ掃除の担当になった。……五十歩百歩かな。人にもよるだろうけど。

 

 しかも今の私は、日焼けが嫌で帽子+ジャージ(長袖長ズボン)+ゴム手袋という、対紫外線完全防備なので、余計に暑い。

 拭いても拭いても汗が流れ出る……脱水症状起こしそう。

 

 ……ぶつくさ言ってても楽にはならない、さっさと手動かして、一刻も早く終わらせちゃおう。

 それだけが、私がこの地獄から解放される唯一の手段だ。

 

 

 

 で、作業終わって家に帰ってきた私を、さらなる絶望が待ち構えていた。

 

「嘘……でしょ……!?」

 

「残念ながら嘘じゃないわ。今、お風呂、裕一が入ってるから」

 

 あ、あのボケ……汗まみれで気持ち悪いことこの上ないから、一刻も早くお風呂入って流したかったのに……!

 トイレ掃除なんてすぐ終わるんだから対して汗かかないでしょうが! こちとら炎天下の屋外での作業だったのよ! 普通譲らない!?

 

 正直、もう我慢の限界です……一分一秒と待ちたくない。

 それなのに……っ!

 

「……ねえ、お母さん」

 

「何?」

 

「姉弟なら、一緒にお風呂入っても全然何も問題とかないよね?」

 

「あるに決まってるでしょうが、年を考えなさい」

 

「そうだぞ美沙。もう大学生なんだから、慎みを持ちなさい。それに裕一だってもう中学2年生なんだから、恥ずかしいだろうさすがに」

 

 大丈夫よ、あいつ心の中では大喜びするだろうから。

 その根拠は毎晩のようにあいつが私の部屋にやってきて行っている蛮行です。

 

「それと美沙、裕一から伝言預かってるよ。『もし風呂場に突撃してきたら、姉ちゃんが設定してるビデオ録画全部消してやるから』って」

 

「あのボケ、無駄に鋭い……くっそ、今度あいつが隠してるエロ本全部使用回数順に机の上に整頓して並べといてやる……」

 

「やめてあげなさい、かわいそうだから。あと、そういうのお父さん達がいる前で言わないでくれるかな、反応に困るよ」

 

「というか、何で使用回数なんかわかるのよ」

 

 ページのくたびれ具合でけっこうわかるもんなのよ。ああいうのってほら、片手で持ったり固定したりめくったりしながら『使う』ことが多いから。

 

 仕方なく私は部屋に戻り、素っ裸になって全身の汗をウェットティッシュで可能な限りふき取った。

 そのまま着替えようかとも思ったけど、着替えるなら風呂に入ってからだなと思ったので、仕方なくさっきまで着てた服を……下着と肌着以外そのまま着る。

 下着と肌着は汗でびしょびしょなのでパス。コレ着たらさすがに汗拭いた意味なくなるもん。タオルと一緒にまとめて置いておく。後で全部洗濯機に放り込むために。

 

 それにしても裕一遅いわね……ますますイライラしてきた。

 

 ……ちょっといたずらしてやるか。ストレス発散も兼ねて。

 

 

 ☆☆☆

 

 

 それから十数分後。

 

「姉ちゃーん、風呂あがったぞー」

 

 私の部屋の戸がノックされたと同時に、そんな声が聞こえた。

 裕一はそれだけ言って、さっさと自分の部屋に行ったみたい。

 

 けど、私から何も返事がないことや、一刻も早く風呂に入りたがってたはずなのに、部屋から出てくる気配がないことを不思議がったのか……裕一は私の部屋に来て、今度は扉を開けて中を覗き込んでくる。

 

「姉ちゃ……ぉわっ」

 

 思わず、といった感じで出てしまったんであろう声。

 

 今現在、私は、ジャージの前を大きく開けた状態で仰向けに寝ているから。

 

 しかも、さっき下着と肌着を脱いでしまったので、今の私はノーブラノーパン、シャツもなしでジャージだけ直に来ている形である。

 そんな状態で前を開いているので、当然、いろいろポロリしかけている状態だ。

 

「な、なんつーカッコで寝てんだよ……っ!」

 

 『裸ジャージ』という、自分でも何言ってんだかわからない状態で寝ている私を見て、目を背ける裕一だったが、偶然背けた先に、私が来ていた下着その他が置いてあって目に入り、再度狼狽。

 そして体は正直なようで……薄手の部屋着の下、ムクムクと自己主張しているものがあった。

 

「う……っ……」

 

 こみあげてくる欲求。しかし、ちらちらと扉の方を見て、ためらう裕一。

 ああそうか、今まだ真っ昼間で、お母さん達もいるもんね……見つかっちゃうかもしれないと思って躊躇するか……

 

 しかし、天は私を見放していなかった。

 

「美沙ー。裕一ー」

 

「っ!? な、何、母さん?」

 

「ちょっとお母さん、夕飯の買い物に行ってくるから、留守番お願いねー?」

 

「え、父さんは?」

 

「今日町内会の集まりがあったの忘れてたって、さっき慌てて出かけたわ。頼んでいい?」

 

「そ、そっか……わかった、いってらっしゃい」

 

「はーい、行ってきまーす」

 

 そんな会話が。

 これで不安要素は何もなくなった。

 

 裕一はふぅ、と息をつくと……いつも通り、ベッドに寝ている私に覆いかぶさってきた。

 そして、ジャージの上から私の胸を思い切りわしづかみにして、ぐにゅぐにゅと乱暴にもみ始める。……ちょっと、生地がこすれて痛いかも。

 

 わずかに私の息が乱れてきて、寝ながらでも感じていることがわかると、裕一はさっきよりさらに大きくなったズボンのテントに一瞬目をやり、次の瞬間、ためらいなくパンツごと脱ぎ捨てた。

 すでに勃起して反り返ったちんちんがあらわになり、今か今かと出番を待っていた。

 

 2人とも留守とはいえ、時間がそんなにあるわけじゃない。特に父さんは、いつ帰ってくるかわからないだろうから……手早く済ませようとするはず。

 そうでなくてももう我慢の限界だろうから、一刻も早く突っ込みたいだろうしね。

 

 おまけに裕一の予想では、私は起きると同時にさっさとお風呂に入るはずだから、多少汚したり膣内に注ぎ込んでも、一緒に洗い流されて証拠は消える、とか考えてるに違いない。

 そう考えるだろう、というところまで、私の予想の内なわけだけどね。

 

 案の定、裕一は私のジャージに手をかけて、犯すために一気に脱がせようとして……

 

「…………!」

 

 しかしそこで、なぜか手を止めた。ん、どうした?

 

 裕一は、何かに気づいたような顔になって固まっている。

 ……何か変なところでもあったかな、私の体、あるいは服? ノーブラノーパン以外はいたって普通だと思うんだけど……

 

 すると裕一は、なぜか私を抱え上げで抱きしめて来て……うっ……ぎゅっとされるの好きだし気持ちいいけど、あ、暑い……

 できれば早く脱がせてほしい、と思う私をよそに、裕一はそのまま、

 

 

 ―――すぅー……はぁー……

 

 ……なぜに深呼吸?

 

 そしてそのまま、私の首筋のあたりで何回か深呼吸。

 さらに、大きく開いているおっぱいのところに顔をうずめてまた深呼吸。

 さらにさらに、ジャージを着たままの股間に顔をうずめてまた深呼吸。

 

 ……こいつ、まさか……

 

 その直後、裕一は脱がせかけていた私のジャージを……その前のチャックを、逆にほぼ一番上まで上げなおした。

 

 

 

 で、始まったのはというと……

 

「はぁ、はぁ……すごい、姉ちゃんの体、汗……すげえいい匂いする……!」

 

 半分脱ぎになっていた上のジャージをぴったり着せて、

 下のジャージは、お尻が丸見えになる程度に少しだけ脱がせて、

 その状態で後ろから肉棒を突き入れて、行為に及んでいた。

 

 そして裕一は、私に後ろから抱き着いて、肩の上あたりに顎を載せるようにして密着し……私の体臭や汗のにおいを吸い込んで堪能しながら腰を振っている。

 

 すごいタイミングで新たな性癖に目覚めおってこのスケベ……

 

 ジャージを着ているせいで、私は暑さで汗をかき続け、服の下はかなりびしょびしょになっている。

 裕一はそのジャージの下に、おなかから手を入れて私の胸をまさぐっている。

 

 当然、その手は私の汗まみれでべとべとになっているし……さらに裕一自身も汗(手汗含む)をかいてるので、それが混ざり合ってよりいっそうぐっちょぐちょになっている。

 服の下で胸が揉みしだかれながら、同時に水音でも聞こえてきそうなくらいの感触。

 

 服の中の湿度やにおいもさぞ大変なことになってるだろうな……

 そして、襟元から漏れ出てきたその匂いを裕一は吸引している、と。

 

「んっ……れろ……ぴちゃっ。はあ……姉ちゃんの汗……」

 

 ひゃっ!? な、なめられた……あ、汗舐めて興奮してるこいつ……美味しいのか私の汗……いや、普通に考えて塩味しかしないでしょ。

 あ、こんどは耳たぶしゃぶられた……どうしようちょっと気持ちいい。

 

 というか正直言って、このセックス方法、割と私も気持ちいい。

 

 密着してるから動き自体は小さいけど、勢いはいつもと同じかそれ以上だし、文字通り私を余すことなく『味わってる』って感じがして、その興奮が伝わってくる。

 顔のすぐ横に裕一の顔があるから、荒い鼻息とか、思わず呟いちゃった言葉とかも全部聞こえるし。

 

 服の下で色々まさぐられて弄ばれるのも……ぬるぬる感はないけど、ちょっと変わったローションプレイみたいに思えなくもないし……割と興奮する。

 あと、私自身、実は男の汗のにおいもそんな嫌いじゃないので……まあ、セックスしてるとき限定かもしれないけど。

 

 ……でもさ、このヤり方、すごく大きな……というか、致命的な欠点があるのよ。

 

 いたって単純なことなんだけどさ……

 

 

 

 ………………暑い。

 

 

 

 いや、もう、そんだけ。めっちゃくちゃ暑い。

 

 そりゃそうよね、真夏で、冷房も効いてない部屋で、長袖長ズボンのジャージ!

 しかもその状態でやってることが、ただでさえ汗をかいて体力を消耗するセックス!

 

 こんなもん、暑いに決まってる!

 

 というかむしろ、なんか今私、気のせいじゃなければ……体が、『暑い』を通り越して『熱い』んだけど!?

 あの、コレってもしかして熱中症……

 

「はぁっ、はぁ……うぁ、すげえ……なんか、姉ちゃんの中……すごい、いつもより熱い……!」

 

 あ、やっぱり? あんたもそう思う?

 ……やっぱりコレ、私今熱中症になりかけてるのでは……え、もしかして本気でまずい!?

 

 そ、そういえば私、窓拭きが終わって家に戻ってから、水分補給したっけ?

 いや、大丈夫だ。水一気飲みしたから、水分はきちんと採れて……

 

(……ない、かもしれない……)

 

 豆知識。人間は汗をかくと、水分と一緒に塩分その他ミネラルも一緒に外に出る。

 なので、汗をかいた後の水分補給には、ミネラルも一緒に取る必要がある。水道水とかじゃなくて、スポーツドリンクやミネラル入りの麦茶とかが望ましいわけだ。

 

 でないと、かえって水分(と、ミネラル)が外に流れ出て、脱水になりやすくなってしまう。

 

 けど、私が戻った時、麦茶は裕一が先に飲みつくしてしまっていて、スポーツドリンクのストックもなかったので……仕方なく水道水飲んだんだっけ……

 

 え、これ私割と本気でヤバい?

 な、なんか気のせいか……意識が……くらくらしてきたような……? た、狸寝入りでこんな風になったこと、今までなかったのに……!? やっぱりこれ……

 

 とか考えている間に、裕一はますます強く私に抱き着いて、肌……顔とか首とかの部分も含めてぎゅっと密着してきてあああああ暑い熱い暑い熱い!

 

「すごい、姉ちゃん……いい匂いする……!」

 

 深呼吸しながらさらに強く抱き着いてくる。胸をまさぐる手の動きも激しくなる。

 こいつ……私を殺す気か!?

 

「姉ちゃんの中、やっぱりすごく熱い……姉ちゃんももしかして、俺の匂いで興奮してんのか?」

 

 熱中症だよ!

 

「あむ、ちゅ……姉ちゃんの汗、舌がぴりぴりする……なんか、もっと欲しい。もっと……!」

 

 ただの塩分だその刺激は!

 というかこれ以上私の体から水分を奪うな! ただでさえ今不足気味なんだから! 母乳感覚で汗を絞り出そうとするな!

 

「姉ちゃんの中、びくびく震えてる……すげ、気持ちいい……」

 

 痙攣!? マジで大丈夫か私の体!?

 

 どんどん熱くなっていく上に、裕一の体温で温められ、ジャージのせいで熱が逃げない。

 

 割と本気で、もう『狸寝入り』解除しようかと検討し始めた頃になって……裕一は一層激しく腰を振り始めた。

 それが何を意味するか察した私。次の瞬間、夏の暑さよりも体温よりも、何よりも強烈に私の中を焼きこがすものが、膣内に豪快にぶちまけられた。

 

 暑くても、熱くても、精液の熱はやっぱり感じるんだな……

 体の反応も正直で、色々な意味で待ち焦がれたその感触に、びくびくっ、と体全体を大きくふるわせて私は絶頂した。

 

 どくん、どくん、と……いつもより大きく、裕一のちんちんが脈打つのを感じていると……裕一はようやく満足して、私から離れた。

 さすがに時間がないからか、2回戦、3回戦はなかった。よかった。

 

 そして、いつも通り後始末を終えて……部屋に戻っていった。

 

 

 

 ………………行ったな?

 よし、もういないな? 起きても大丈夫だな? 聞こえないな?

 

 ……よし。

 

「気持ちいいけど気持ち悪いッ!」

 

 飛び起きる私。

 飛び起きて2秒でジャージを脱ぎ捨てて素っ裸になり、右手にうちわをもって全力で仰ぎ、左手でハンディファン(ちっちゃい扇風機みたいなやつ)を使って風を送る。

 体中に風を当てて、とにかく冷やす。あ、汗かいてるから余計に気持ちいい……

 

 体中汗でベタベタだし、すぐにでもお風呂入りたいけど、その前に体冷やして意識はっきりさせないと、そこに行くまでに倒れかねない。そのくらい、もう、熱い。

 

 顔はもちろん、おなかも背中も、胸の谷間も股の間も仰ぐ。はしたないって? そんなことを気にしている余裕はない。

 

 しばらく仰いでいると、どうにか熱が引いて落ち着いてきた。

 けど、なんかもう体が水分を欲しているのが自覚できるくらいの感じになってる……これ以上は本当に脱水になる気がする。

 お風呂入る前に水分補給しないと本気でまずいかも。

 

 ……階段下の保管庫の中の防災グッズに、たしか経口補水液があった気がする。生真面目なお父さんがきちんと毎年更新して用意してるやつ。

 悪いけどあれもらおう。

 というかアレだ、むしろ今私被災中だよ、人災を。だから問題ない。

 

 後で同じの買って戻しておけば問題ないでしょ。

 

 今日の教訓。暑い日のセックス(睡姦)の前は、きちんと水分補給を済ませましょう。

 ……生かす機会がなかなかなさそうな教訓だな。

 

 

 

 

 

 ちなみにこれ以降。私は夏の暑い日、特に日中は、睡姦のチャンスを作るのはなるべくやめにしたんだが……ことあるごとに裕一が機会をうかがってるような視線を、しばらく感じ続けることになった。

 ……そんなに気に入ったのか、汗だくプレイ。

 

 

 

 




なんかエロの最中にギャグが湧いて出てしまった……。
今はもう時期的に涼しくなってきた地域がほとんどですが、皆さんも熱中症には気を付けましょう。


感想などいただけると、作者が狂喜乱舞します。
よろしければお願いします。

あと、もし『こんなシチュエーションの睡姦が見たい!』というリクエスト等があれば、活動報告かメッセージでお願いします。
感想欄でのアンケートやリクエストはアウトだそうなので。

作者のノリと発想力次第なので、必ず採用されるとは限りません。ご了承ください。

今後ともよろしくです。
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