時系列は9巻辺りから分岐します
ホルファート王国はラーシェル神聖王国に敗北した。
周囲の国々を味方につけた神聖王国は、王国の内部を切り崩し、王国の切り札“外道騎士リオン”の捕縛と彼の所有するロストアイテムの破壊に成功した。多大な犠牲を払いこそしたが、神聖王国はホルファート王国の全土を支配下に置き、更に王国、というよりも外道騎士に味方したアルゼル共和国及びファンオース公国も降伏させ、覇権を確立した。
敗北した王国の支配層、国王ローランドや彼に従った宮廷貴族達は捕らえられ投獄された。外道騎士リオンや彼の家族、それに彼の寄子だったこの国の王子を含む高位貴族の子弟もまた、同じ監獄に投獄され、そして半年ほどの月日が流れた。
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王国の旧支配層が投獄されている監獄の広間に、そこに捉えられている者達が集められている。
全員逃亡や抵抗ができないよう、手枷を付けられ、魔法を使うと激痛が走る首輪を付けられ、大人しく広間に置かれた椅子に座っている。
「よう元王様…いい顔になったな」
「貴様こそ、貧相な顔が更に貧相になったな」
「二人とも、こんなところで嫌味合戦はやめてくれ…」
並んで座らされたリオンとローランド、そしてユリウスが会話している。
三人とも囚人服を着せられ、毎日の過酷な労働によりやつれていた。
「これはこれは皆様、お元気そうで何よりですねぇ!!」
リオン達が集められた広間に、不愉快な声が響く。
「チッ…」
「クソが…」
入室してきたのはこの監獄の署長だった。神聖王国の貴族であり、王国の解体とリオン達の捕縛も担当した男だった。
「いやぁ~辛気臭い顔をしていますねぇ。今日はそんなあなた達が元気になれるプレゼントを用意しましたよぉ!」
リオン達は何も話さない。このクズ男とまともに話したところで何の意味も無いと、半年間の強制労働の日々で学んでいたからだ。
そして署長もそれをよく分かっているのでリオン達が無反応な事を気にせず話し続ける。
「さあ入ってこい、雌豚一号!」
「はい、御主人様」
「なっ…!?」
聞こえてきた声に、ユリウスだけが反応してしまう。
「おやおや王子様、どうしましたぁ? この雌豚の事をご存知でぇ?」
「き…貴様、貴様ぁ…ぐぁ!」
署長が部屋へ呼び込んだ女性を見たユリウスは激昂し、署長へ殴りかかろうとするが、首輪の影響で激痛が走り、その場に膝をつく。
無様に頭を垂れるユリウスに、ニヤニヤと笑う署長の隣に立った女性が優しく声をかける。
「あらユリウス、だめじゃないそんなに怒ったら。無駄に痛い思いをするだけよ?」
「く…母上…ッ!」
ユリウスに声をかけた女性、ユリウスの母親であり、リオンの隣で舌打ちをしたローランドの妻である王国の元王妃ミレーヌは、困ったように頬に手を当てる。
二人の子供を生んだとは思えないほど幼気な美貌は、半年前と変わらない。だが、ユリウスが激昂したのには理由がある。
「母上…なんですか…なんなんですかその姿は!?」
「チッ…」
「クソ…」
ユリウスの悲痛な叫びに隠れて、ローランドが舌打ちし、リオンが悔しそうな声をあげる。
「姿…? ああ、この格好かしら? これは私達が偉大なラーシェル神聖王国の方々の忠実な雌奴隷である証よ?」
「な…、母…上…?」
元王妃ミレーヌ。王国だけでなく、彼女の祖国、そして神聖王国にもその美貌と知性を知られた才女は、その美貌はそのままに、半年前とは変わり果てていた。
美しい銀髪と年齢を感じさせない幼気な容姿に変化はない。だが、国母に相応しい規格外の爆乳は隠すものも無く衆目に晒され、二人の子供を育てたその乳房の先端だけを、ハート型のニップレスだけが隠している。重たげに揺れる胸から視線を下げると、子供を二人生んだとは思えないくびれた腰と、シミ1つない白いお腹と可愛らしい臍が晒されている。
彼女の下半身を覆うのは、明らかにサイズのあっていないミニサイズのTバックのみで、後ろから見ると何も着ていないようにしか見えない。細長い生地の食い込んだ彼女の股間は、彼女の美しい髪と同じ白銀の陰毛が細長い生地からはみ出し、彼女のふっくらとした肉土手を卑猥に彩っている。
むっちりと脂の乗った太腿を擦り合わせ、元王妃はかつての夫や息子、そして臣下の視線を全身に浴びながら頬を染め、艶やかに微笑む。
「フフ、いやらしい視線…♡」
「クッククク、どうやら王国の皆さんは雌豚一号の姿は刺激が強すぎたようですねえ」
まるで見せつけるように、その豊満な肢体をくねらせるミレーヌと、そのミレーヌの姿をつい目で追ってしまう王国の元貴族達を嘲笑う署長の声が広間に響く。
「チッ…大方、そこの年増の姿を見せつけて俺達を惨めな気分にでもするつもりか?」
「おやおやおや、元国王陛下ぁ、随分ご機嫌斜めですねぇ。いくら冷え切っていたとはいえ、流石に王妃様のこの姿は目に毒でしたかなぁ?」
「フフ、署長様、大丈夫ですよ。そこのヘタレ男も、さっきからチラチラとわたしのおっぱいを盗み見ていますからね、リオン君みたいに」
「ふざけるな、誰が…ぐぅ!?」
言い返そうとしたローランドは、股間をミレーヌに撫でられ苦悶の声を上げる。
「く…おいやめろミレーヌ、貴様…っぐ」
「あらあら元陛下、あれだけ私を邪険にして“女として見れない”とまで言っていたのに、こんなに股間を膨らませて…いやらしい」
「や、やめろ!」
いつの間にか椅子から生えた樹の枝に拘束されたローランドは、ズボンを脱がされ、隆々と勃起した男根を晒され、それを妻であるミレーヌに扱かれる。
「フフ…情けない陛下。私の初めてを奪って、この私の身体を散々開発しておいて、エリカが生まれたら他の女にうつつを抜かして、何人も何人も孕ませていたのに、今ではこうして無視していた私に手扱きされて勃起させるしかないですものね♡」
「く…っ!? おいミレーヌ、何故私の隠し子達の事を!?」
「お馬鹿な陛下…偉大な神聖王国は全てお見通しですよ? 貴方が隠れて孕ませた沢山の隠し子達の事は」
「な…待て、あの子達は父親の事など知らん、王国とは!」
「クックク、ざーんねんですが、貴方の隠し子達は全員捕縛済みですよぉ」
ニヤニヤとローランドの情けない姿を鑑賞していた署長が関係が冷え切っていた夫婦の会話に割り込む。
「な…貴様らあの子達な何を…っく」
「チュプ…フフ、情けない。あそこを舐められてだけで情けない声を上げるなんて」
「や、やめろミレーヌ…っうぁ…」
「ククク、安心して下さい。息子は全員奴隷として鉱山に、母親と娘は全員、この雌豚一号と同じように調教を施していますので」
「き…貴様ぁっう…や、やめ…ぅう」
激昂し立ち上がろうとたローランドは、敏感になった逸物をミレーヌの可憐な唇でほうばられ、情けない声を上げて抵抗を抑えられる。
「さあ入ってきなさい雌豚11号から30号!」
署長が指を鳴らすと、入口からゾロゾロと、ミレーヌと同じようにニップレスとミニサイズのTバックのみを身に着けた20人の美女と美少女達が部屋へと入ってくる。
「な…お前達…くぅ…」
「父上…まさかですが…」
「おい元王様…まかさとは思うが…」
ミレーヌに逸物を吸われながら、ローランドが絶望したような顔をする。
親子のように良く似た美女と美少女が二人一組になった神聖王国の”牝奴隷“の集団が、貼り付けたような笑みを浮かべながらズラリとリオン達の前へと並ぶ。
「フフフ、どうやら元陛下以外はご存知ないかもしれませんが、彼女たちはそこで元王妃にアソコを舐められて情けない顔をしている男の愛人とその娘たちです」
「き、貴様…っく、おいやめろミレー…ヌ!?」
「ウフ、陛下はここが弱いと、あの人たちが言っていましたよ?」
「な…貴様ら彼女達に何…くぅっ!?」
「フフ…あの売女達はちょっと私・と・同・じ・調教をされただけですわ」
一瞬だけ目のハイライトを無くしたミレーヌは、すぐに淫蕩な表情に戻ると、愛液でグショグショに濡れたTバックを見せつけるように脱ぎ捨てると、身動きの取れないローランドに跨り、その熟れきった腟内にローランドの逸物を咥え込む。
「ぐぅっ…ミレーヌ…お前っ!」
「あら、情けない顔ですね元陛下…あぁ、懐かしい、私の初めてを奪って、私を女にしたおチ◯ポ…この節操のないチ◯ポで、沢山のほかのおんなを孕ませたんですね♡」
ミレーヌはローランドに抱きつき、貪るように腰をくねらせてローランドの逸物を味わう。
その淫蕩な姿に、ただ眺めているリオン達の逸物も固くなっていく。
そして気がつけば、リオン達の身体も椅子から生えた樹の枝に拘束されていた。
「な…これは!?」
「おやぁ外道騎士殿、この樹がどうかしましたかぁ?」
「お前ら、ノエルに何を…っ!?」
所長の揶揄するような言動にリオンが激昂し叫ぼうとするが、下半身への刺激で思わず情けない声を上げそうになる。
椅子に拘束されたリオンは、いつの間にか彼の足元に跪いていた二人の金髪の美女と美少女にズボンを脱がされ、その勃起した逸物を手で扱かれていた。
「ぐぅ…やめっ」
「あんっ…あぁんんっ…ふふ、リオン君も我慢しなくていいのよ♡ その二人はね…ぁん、アンジェの親戚で…っう、ふふ、陛下ぁおチ◯ポが固くなってますよぉ…、レッドグレイヴ家の縁戚っあぁ…なのよ」
「ミレーヌっやめっ!」
「母親はねっ、陛下と不倫して…っあ、その子を産んだのよ…はぁ…だからぁ、二人共ぉんっ、アンジェに似てるっ…でしょ?」
ミレーヌがローランドの腰の上で喘ぎながら、リオンの逸物をその豊かな胸で挟み、奉仕を始めた二人の美女と美少女の出自を暴露する。
歯を食いしばり、刺激に耐えるリオンを署長が下卑た笑みを浮かべながら煽る。
「ハハ、外道騎士殿、どうです元婚約者に似た女性に奉仕されるのは? 以前はそうやって婚約者と愉しんでいたのでしょう?」
「ぐぅてめぇ…」
「それとも雌豚四号・の事が気になりますかぁ?
「っな、それは!?」
ニヤニヤと笑いながら、手袋を外した署長の手の甲に輝く紋章に、リオンは股間の快感も忘れて驚愕する。
その手には、かつて共和国で見た聖樹の紋章が輝いていた。
「ウフフ、リオン君の顔…ぁん、可愛い♡」
「いぃ顔ですねぇ。ですがまだ、そんな顔をするのは早いですよぉ?」
顔を青ざめさせるリオンを揶揄しながら、所長はスイッチを操作して、椅子に拘束され、ローランドの愛人と娘たちに奉仕されるリオンや王国の貴族達の前にスクリーンを投影させる。
「くぅ…お前ぇ!!」
「ハハハハ、ではこれより、雌豚四号の調教観察映画の鑑賞会を始めさせて頂きましょう!!!」
スクリーンには、学園の制服姿でどこかの部屋の椅子に座る、リオンの三人目の婚約者にして聖樹の巫女、ノエルの、姿が映し出されていた。
ノエル編のはずなのにミレーヌ様が目立ってしまった件について謝罪します。
次からはちゃんとノエルメインですので何卒ご容赦を…
作者のオリジナル作品もどうぞ宜しくお願いします
https://syosetu.org/novel/309815/