第4ラウンドまで愉しんだ俺とエリカは、シャワーを浴びたあと、シーツを取り替えたベットの上で休んでいた。
シーツの破瓜の血と俺の精液が染み込んだ部分をエリカが切り抜いて回収していたが、何やら魔術的にかなり貴重な触媒になるから保存しておくらしい。
「うぅん…」
「どうした?」
俺の腕を枕にしていたエリカが身動ぎをして艶めかしい声をあげる。
「ちょっと、あなたに注いでもらったモノがたれてきたの。
ふふ、本当に凄い量ね。」
「……すまん」
責任はとるつもりだが、流石に初めてのエリカ相手に抜かずに4回も中出ししたのはやり過ぎたと今になって反省する。
「大丈夫よ。それに、カンピオーネと普通の人間は子供が出来にくいそうなの。だから子供が欲しかったらこれくらい注いで貰わないとね。」
そう言ってエリカは俺に甘えるように体を擦り寄せてくる。
シャワーの後にエリカがかけ直した香水と彼女の甘い体臭が鼻孔をくすぐり、あれだけ出した俺の分身に血が集まりそうになる。
「あら、あれだけわたしを貪ったのにまだ元気なのかしら?」
「流石にこれ以上やると明日に響きそうだ。」
敗因がヤリ過ぎが原因の寝不足とか、いくらなんでも恥ずかしすぎる。
「そうね。明日は大事な大一番だもの。これ以上疲れちゃ駄目よね…。」
「ああ。それに俺はともかく、エリカの方が辛いだろ?」
「初めての時は痛かったけど、貴方がその…、いろいろしてくれたお陰で途中からは気持ちよかったのよ?
それに、貴方のを注がれてからなんだか調子がいいのよ。なんだか魔術師として一回りくらい成長したみたいに感じるわ。」
確かに、あれだけ乱れていたエリカの肌は、もともと瑞々しかったが今では更に艶が増しているように見える。
「ちょっとした発見かもしれないわね。カンピオーネに抱かれると実力が底上げされるなんて。世の女魔術師や魔女が知ったらどう思うのかしら?」
「…ルクレチアさん辺りなら次に会ったら夜這をかけられそうだな」
サルディーニャ島で出会った、俺が神殺しになるきっかけでもある魔女を思い出す。ただ、あの人は若く妖艶な見た目だが祖父と同年代のはずだよな…?
そう思っていると頬を抓られた。
「あら、私が隣にいるのに他の女のことを考えていたのかしら?」
「すまん…」
「ルクレチアはともかく、私だけであなたを独占できる期間は少なそうね。あなたなら、気が付いたら少なくともあと2、3人は私くらい有能な女の子を引っ掛けそうだもの。いえ、むしろどんどん護堂に抱いてもらうべきかしら?」
エリカが俺の頬を抓りながらとんでもないことを言い始める。
「いや待てエリカ。俺はお前が好きだしそんな節操のない人間じゃ…」
「……っ!いきなりそんなこと!
うーん、でも信用出来るかというと。」
一瞬嬉しそうに頬を染めたエリカだったが、すぐに疑念の籠もった目で俺を見つめた後、考え込み始める。
「やっぱりリリアナは確実に巻き込むとして、他に誰がいいかしら?ルクレチアは自由人過ぎるし、護堂の拠点を日本にするなら日本の組織からも選んで…。やっぱり上手く手綱を握るためにもはやく子供が欲しいところね。」
どんどん発言が不穏になってきて流石に焦る。
「おいエリカ!?いくらなんでも気が早すぎないか!?
それに流石に好きでもない女の子を抱けるほどの甲斐性はないぞ!?」
「わたしはそんなことは無いと思うのだけど…?それに、今回でわかったけど私だけであなたの性欲を受け止めるのは、ちょっと大変そうだもの。信頼できる仲間が必要になるわ!」
そろそろ話が収集がつかなくなりそうだし、このままだと気がついたら勝手にハーレムが完成していそうだ。
「エリカ、そろそろ寝よう。明日に響くぞ?」
「そうね、そもそも明日サルバトーレ卿に勝たない限り、どんな予定も無意味だわ。
…護堂、必ず勝ってね。」
「ああ、任せろ」
翌日、サルバトーレ・ドニとの決闘で案の定死にかけたが、エリカに渡された謎の護符で致命傷を一度回避出来たお陰で、何とかドニを湖に沈めることが出来たのは、また別のお話。
更に決闘の後、盛り上がってまたエリカを一晩中抱いてしまったのも、別のお話である。
次は一巻の内容を書くか、プリンセスアリス×黒王子の話を書くか、オトモブの話の続きを完成させるべきか…?
取り敢えず原作を一通り読んでから決めようと思います。