時系列は(一応)炎のゴブレットの時期
ハリー・ポッターとブラックサンタ 前編(ハーマイオニー ntr?)
クリスマス、その日はマグルだけでなく魔法族の子どもたちにとっても家族や知人からプレゼントを受け取りご馳走を食べられる特別な日だ。
小さい頃なら無邪気にサンタクロースを信じていた子供たちも、寄宿舎校に入学する頃にはサンタではなく親がプレゼントを用意してくれることに気がつく。だがそれならそれでプレゼントを贈ってくれる家族に感謝の気持ちを伝えるだろう。
だが、この世界には魔法が存在する。魔法族の中でもサンタクロース等という年に一度、いい子にしていた子供の部屋に勝手に押し入ってプレゼントを置いてゆく不審な老人はいないと
確かに、“サンタクロース”は存在しないだろう。だがホグワーツにはそれと似て非なる存在がいる。正式な名前は無い。だが、それを知る者たちからはこう呼ばれている。
“ブラックサンタ”…と。
クリスマスパーティーから少し経ったある日の朝、ハリーは自分のベットの上で腕を組み、目の前に置かれた箱、正確にはその中に入っていたお盆と
今日の朝、気づいたら枕元に置かれていたプレゼント。初めは遅れて届いたクリスマスプレゼントだと思い開封したのだが、中に入っていたのはこの不可思議なお盆と液体だった。
「憂いの篩…?」
箱の中に一緒に入っていたカードに、この不思議な容器と液体“憂いの篩”の説明が書かれていた。
この気体とも液体ともつかない不思議な銀色の物体には誰かの記憶が封じられている。そして盆に顔を近づけて覗き込むと、封じられた「記憶」の中に入り込んだように追体験できる…らしい。
何故自分の所にこんなものが送られてきたのか、そもそもこれが誰の記憶なのか、そもそも梟を使わずどうやって枕元までこんなものを届けたのか、そういったことは何も書かれていない。
だが送り主の名前だけはカードの裏に書いてあった。
“ブラックサンタ”…と。
「ブラックサンタ…ねぇ。確か前にフレッドとジョージが言ってたな。これと見込んだイタズラ好きの生徒で、プレゼントを贈ってくれる学園の妖精……だったかな?」
「じゃあ、この“憂いの篩”に危険は無いってこと…?」
「うん。二人に送られたのは違う品物だったらしいけど、少なくとも呪いの品じゃなかったみたいだよ」
悩んだハリーは親友のロンに相談した。
どうやらロンは“憂いの篩”については知らなかったが、“ブラックサンタ”については心当たりがあったらようで、ハリーにその説明をしてくれた。
どうやらハリーはその妖精に見込まれたらしい。それにここはホグワーツ魔法魔術学校。この魔法界でも最も安全な場所の一つだ。そこへ気づかれることなく危険な品を運び込むことなど、それこそかのヴォルデモート卿でも不可能だろう。
「うーん…でもこれ、誰の記憶か分からないしなぁ」
「折角だし覗いてみようぜ? ほら、もしかしたら第二の課題のヒントがあるかもしれないぜ!?」
警戒しているハリーに対して、ロンは能天気に送られてきたこの“憂いの篩”を試してみたそうにウズウズしていた。
そしてハリーはそんな親友の様子に押し切られ、ロンと共に二人で“憂いの篩”を試すこととなる。
それがどのような結末を示すのか…占い学を極めていないハリー達は知る由も無かった…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ホグワーツ魔法魔術学校の使われていない何処かの部屋。
ベットと小さなテーブルに置かれたランプ以外、余計な調度の無いその部屋に、ハリーとロンは佇んでいた。
「ここは…?」
「ホグワーツの何処か…だと思うけど」
窓の外には月明かりに浮かぶ禁じられた森が見える。少なくともこの場所がホグワーツ魔法魔術学校の中だということは分かる。だがそれ以外の情報は分からない。
ハリーとロンは部屋の中を見回すが、部屋の中には二人以外の誰もいない。
「誰もいないけど、じゃあこの記憶は誰の…?」
ハリーが呟いた直後、変化が起こる。
カチャリと、閉じていたドアを開いて一人の少女が部屋へと入ってきたのだ。その人物は、ハリーとロンにとって馴染み深く、それ故に以外な人物だった。
「え…ハーマイオニー!!?」
「しかもその服装、クリスマスパーティーの!!?」
二人の親友であり、先日のクリスマスパーティーでは普段の彼女からは想像できないほど美しく着飾り、なんとあのビクトール クラムのパートナーとしてパーティーに参加した少女が、パーティーに参加した時と同じ美しいドレス姿で部屋に入ってきた。
二人の声に反応しないことから、彼女が記憶の中の存在なのだろうと二人は察した。だがまだ、この記憶が彼女のものなのかまでは分からない。
部屋に入ってきた彼女は、誰かを待っているのかソワソワと部屋の中をぐるぐると回ったり、かつてはボサボサの癖っ毛だったが、パーティーの為にサラサラのストレートに整えた亜麻色の髪を整えたりしている。
「なあ、どう思う…?」
「多分あのダンスパーティーの後の記憶…だよね」
「まあそうだろうけど…ハーマイオニー、一体誰を待って…」
ハリー達が今まで見たことのない親友の姿に困惑している間に次の変化が起こる。
再び開いた扉からもう一人の人物が入って来たからだ。
「え…?」
「お…おいおいおい、まさか…」
そこに入ってきたのは、クリスマスパーティーでハーマイオニーのパートナーを努めた男、そして三大魔法学校対抗試合におけるダームストラング校の代表選手にしてクィディッチワールドカップのブルガリア代表でもあるビクトール・クラムだった。
「よかった…手紙の暗号に気づいて貰えないかと思って心配してたの」
「うン、ちょっと迷ったけド、なんとかこの部屋を見つけられたよ」
ハーマイオニーが嬉しそうにビクトールに微笑みかける。どうやら彼女の待ち人はビクトールだったようだ。
しばらく見つめ合っていた二人は、どちらからともなく歩み寄りそして抱き合った。長身のビクトールの腕の中に小柄なハーマイオニーの体が包み込まれるように収まる。
ハーマイオニーは嬉しそうにビクトールの逞しい体に顔を埋め、ビクトールもまた嬉しそうにハーマイオニーのスレンダーな、それでいて以外と女性らしい柔らかな体を優しく抱きしめる。
そして頬を赤く染めたハーマイオニーが顔を上に向け、ビクトールは彼女の形の良い顎を掴み、自らの唇と彼女の唇を重ねた。
ハーマイオニーは嫌がる様子も無くそれを受け入れる。それどころか、背伸びをして積極的に何度も彼と唇を重ねてゆく。
そして初めは唇を重ねるだけだったが、次第に唇だけでは満足できなくなったのか、ビクトールがハーマイオニーの口の中に自らの舌を潜り込ませた。
「!!?…チュ…はぁ、ぅん…」
はじめこそ驚いた風だったハーマイオニーだが、すぐにそれを受け入れ、むしろ自分から舌を絡め始めた。
部屋の中に、二人の男女の唇の奏でる卑猥で湿った音が響く。
「ハー…マイオ……ニー?」
「な…なあハリー、これって記憶…なんだよ…な?」
「……うん」
ハリーは親友の、今まで想像すらしなかった姿に絶句し、ロンはこの世の終わりのような絶望した顔でただ、目の前で繰り広げられる過去の出来事を眺め続ける。
「ぷはぁ……はぁ、はぁ…。ねえビクトール、もう…いい、わよね?」
「うン…」
名残惜しそうに唇を離したハーマイオニーがビクトールの腕の中からも離れる。そしてゆっくりと、まとっていたパーティー用のドレスを脱ぎ始めた。
「……!!」
「ワォ……」
記憶の中でビクトールがゴクリと喉を鳴らし、ハリーとロンもまた言葉を失う。
ドレスを脱いだハーマイオニーの体を包むのは、上下でお揃いの黒い下着のみ。しかもレースで編まれたその下着は、よく見るとその下にある本来なら隠すべき頂きの頂点や、女性の最も秘された部分、そしてその場所を飾る彼女の髪と比べると色の濃い陰毛が透けて見えていた。
ある意味単に裸になるよりもなお卑猥なその姿に興奮したビクトールは、自らも服を脱ぎ捨てる。こちらははじめから下着も脱ぎさり、その股間の男の象徴をさらけ出していた。
クディッチの選手として鍛えられ無駄な贅肉のない引き締まった肉体、そしてその股間には逞しく長いペニスが、先走り汁で先端を濡らしながら屹立していた。
「ふふ、ビクトールったらもうそんなに大きくしちゃったのね」
「お願いだ…いつも通り…」
「うん…始めは口で、ね♡」
ハーマイオニーがまるでビクトールの前で跪くかのように床に膝を付け、その白魚のような手でビクトールの長いペニスを掴む。そして先走り液で汚れた先端を、ペロペロと舌で舐め始めた。
ピクン…とビクトールが腰を震わせる。その様子にハーマイオニーは妖しく微笑み、今度はパクリと彼のペニスの先端を咥え込む。
チュウチュウとまるでストローを吸うかのように、ビクトールの亀頭の先端から溢れる我慢汁を吸い取り、コクリと喉を鳴らして飲み込む。そして一度口からペニスを抜いたハーマイオニーは、両手でビクトールの長いペニスの幹を扱きながら、唇から溢れた涎をペロリと舐めとる。
「あらビクトール、凄く苦しそうよ?」
「……お、お願いダ、早く…続きを」
「うん、いいわよ。沢山だしてね?」
ビクトールの苦しそうな様子に優越感を覚えたのか、ハーマイオニーは嬉しそうに彼への責を再開した。
片手はビクトールの幹を扱きながら、もう片方の手でビクトールの睾丸をさわさわと刺激する。そしてその瑞々しい唇が、ビクトールの長く逞しいペニスを飲み込んでゆく。小柄な彼女では全て飲み込めなかったのだろう。ハーマイオニーの唇は幹の中ほどで止まる。そしてチラリと上目遣いでビクトールを見たハーマイオニーは、その整った顔を卑猥に歪めながらゆっくりとペニスを口から引き抜く。
「お…おオおおぁ…こレは…」
ビクトールか余裕のない声をあげる。
ハーマイオニーは口の中で彼のペニスの弱い部分を舌で刺激し、陰圧をかけその頬裏でペニスを挟みながら何度も出し入れを繰り返す。
ビクトールのペニスは彼の先走り液とハーマイオニーの唾液でベトベトになり、ハーマイオニーの唇の周りも同様にベトベトになってゆく。
そしてビクトールが、徐にハーマイオニーの頭を掴むみ、その長いペニスをハーマイオニーの口の奥までつき込んだ。
「で…出ル!!」
ビクビクッとビクトールの腰が震える。そして目を見開いたハーマイオニーの頬がまるでリスのように膨らむ。頭を掴まれ、ペニスに口の中を占拠されたまま、ハーマイオニーは口の中に溜まったビクトールの欲望の証をコクリコクリと飲み込んでゆく。
パンパンに膨らんでいた頬は次第に小さくなり、ビクトールの半ば萎えたペニスが引き抜かれた時、その口の中に、ビクトールの精液は残っていなかった。
「ふぅ…美味しかった。沢山出してくれてありがとう、ビクトール」
「ハーム・オウン・ニニー…そろそろ…」
「もう…がっつき過ぎよ? 続きはベットで…ね?」
ビクトールが血走った目でハーマイオニーを見つめると、ハーマイオニーは恥ずかしそうにしながらもベットに腰掛ける。そして微笑みながら両手を広げ、ビクトールに呼びかける。
「いいわよ、来て…ビクトー…っキャ!?」
ビクトールは無言で、そんな彼女をベットの上に押し倒した。
ーーー後編へ続く
思ったより文字数が増えてきたので一旦区切ります。
続きは近いうちに。