スメール領内、アパーム叢林北部にあるとある廃屋。街から遠く、大樹に埋め込まれるように作られて放棄された住処の中でニィロウと空は雨宿りをしていた。辺りの安全を確保して高低差のある木々の間を二手に分かれて探索していた旅人の一行は大雨に見舞われ、あらかじめ打ち合わせていた通りに手近な小屋へ避難した。雨が止めば合流する手筈になっている。
パイモンが旅人の側ではなく別のグループに着いていったのは偶然だ。雨宿りをしているのも偶然。その小屋に扉があり、誰も使っておらず、屋根を叩く雨の音に若い二人が情欲を刺激されてしまったのも偶然だった。
ちゅく、ちゅく、ちゅく……。
「あぁ♡ んっ♡ ん♡ これ、シてるみたいで、ちょっとヘン♡ んっ♡ あぅ♡」
壁に手をついているニィロウの股間へ後ろから男性器を挿している空だったが、いわゆる素股というやつで本番ではない。前戯でたっぷりと濡らしたオマンコの入り口を亀頭であさり、中身の蜜を掻き出しては竿に塗り伸ばしていく。繰り返していくたびに真っ白な内腿との潤滑が良くなり、今では水音が立つほどだ。
「ニィロウ、ぬるぬるだよ。もう勝手に溢れてきてる」
「だって、あれだけ優しく、気持ちよくされたらぁ……♡ あっ♡ そ、空だって、すごい興奮してるよね? わかってるよ……あっ♡ おしり、そんな、グニグニっ♡ した、らぁ♡ あっ♡ んんぅ♡」
汚れないように腰から下の衣服を脱いでいる二人の腰が直接ぶつかりあう。パンッパンッと音をさせて波打つ美尻に指を埋めて握り回しながら、娘の陰核を潰すように肉棒が突き上げる。
「あっ♡ んうっっ♡ あ、そ……こ♡ ピリピリする♡ あっ♡ あ~……っ♡」
極上の布じみたニィロウの肌で包まれ、滑らかに濡れて摩擦されていく素股の至福が男の獣欲を緩やかに、深く刺激していく。透明な汁が鈴口から溢れ出して娘の汁と混ざり、その交尾液の臭いがニィロウの鼓動を加速させていく。
(私、また空としてる。こういう事……)
少し頭に血が昇ってしまった娘が腰をフリフリ動かすと、擦れ合う刺激が強くなって男の鼻息が荒くなる。
「ふふ……♡ きもちいい? ガマンしないでね。私もキモチイイか……らぁっ!?♡ あっ♡ やっ♡ いきなり、胸っ、んっ♡ んんぅっ♡ んきゅぅ……♡♡」
空の指がニィロウの胸当てに潜り込み、両方の乳首を弾きながらコリコリ回していく。ゆっくりと味わうような男の動きに乳房は快楽を享受してじんわり熱を帯びていき、たまらず娘は背筋を震わせた。汗を浮かべて悶える娘の剥き出しになった背中へ、空はぴったりと自分の上半身を寄り添わせていった。服越しに感じられる男性の肉体と体温によって、ニィロウの快感が増幅されていく。
「あったかい……空があったかい♡ んぁ♡ あはっ♡ ん♡ んっ♡ んっ♡」
娘の脚から力が抜けはじめ、壁についた指もすがりつくように曲げられていく。空の両腕はしっかりとニィロウを支えながら、手のひらの中で潰れていく美乳を思うさま揉んで楽しんでいた。ぷっくりとした乳輪に指を添えていじりながら、娘の体重が掛かっていく度に乳突起が押し潰されるよう固定させてもいる。
下半身では熱くなったチンポでニィロウの腰を浮かせるほど強く突いてやると亀頭がクリトリスに強く引っかかるようになり、悲鳴じみた声をあげて娘は全身で悦びはじめてしまった。
「あっ♡ はぁ♡ あっ♡ あっ♡ これ、これぇ……っ♡ わたしだけ、勝手にっ……勝手によくなってるみたいで……♡」
「大丈夫だよ。握ったり、温かい所に入れなくても、俺は気持ちいいから」
「ほんと……?♡ だったら、よかった……よ♡ あっ♡ そこ、ビリビリっ♡ あっ♡ あっ♡」
溜めきれなくなった愛液を溢れさせながらメス肉がきゅっと縮むのをニィロウは感じた。それに連動して乳首も収縮し、硬いしこりとなって空の指を押し返そうとしている。
合図を受け取った男が乳の先端をつまんでやり、軽く引っ張りながらこね回すとニィロウの喉が反り返った。
「んぃっ♡ あっ♡ あっ♡ あ゛~っ♡ そら。それっ♡ それ、いま、やったら……♡ ん゛ぅう~~~っっ♡♡」
ぱんぱんと音がするほど腰を振りたくり、限界が見えてきた射精欲に身を任せながら空は娘乳を虐め続ける。
「おっぱいが♡ おっぱい、そらがっ♡ あっ♡ わたし、わたし、もうだめだ……よっ♡ そらぁっ♡」
「おれも……! おれも……ニィロウ!」
「うんっ……♡ んっ♡ い゛っ♡ ひっ♡ おっぱい、つぶれるっ♡ そら、それ、つぶれるっ♡ う゛~~っ♡ うああぁぁっ♡♡」
ニィロウの乳肉を搾りこみ、カチカチになった乳蕾をしごいてやりながら亀頭でクリトリスを何度も潰す。すると彼女の太ももが強く引き締まり、つま先立ちになりながら痙攣した。
「だめっ♡ もう゛……もうっ♡」
「ニィロウ、ニィ……ロウ……っ!!!」
「あ゛~~~っっ♡♡ あっ♡あっ♡あっ♡ んうぅぅぁあ゛~~~……っっ♡♡♡♡」
肢体を硬直させて絶頂したニィロウが腰をぶるぶる痙攣させると空はなんとかチンポを股間から引き抜き、雌尻の割れ目に挟み込んで精液をぶち撒けていった。娘の背中にある紋章あたりまで飛び散った白濁は汗と混じって流れ落ち、腰のくびれあたりに白い液たまりを作っていく。
「ふぅーっ♡ ふぅっ……♡ ふぅっ……♡」
美尻を左右から圧して雄肉をしごく感触を味わいながら、最後まで気持ちの良い射精を空は堪能していった。尿道に残ったぶんまで愛らしいなニィロウの身体へ噴出させ、尻肉で掃除するようにねばり付けていく。そうして出し切った後に再び屹立していく空のペニスを感じたニィロウが、上気した顔で振り返って聞いた。
「……続ける?」
空はしばらく迷ったが、結局は首を横に振った。外の雨音はほとんど消えかかっている。おそらくはすぐに止むだろう。
「ありがとうニィロウ。片付けよう」
「うん。あっ……。ちゅっ。ちゅぅ……ちゅっ。ふふ」
気持ちを伝えるためだけのキスを浴びて嬉しそうに笑うニィロウだったが、身体を清めて小屋を出る頃になると、少しだけ表情を翳らせてしまっていた。
時間。関係。自分の言葉。足りないことが多すぎる。そして、それは自分が求めすぎているからなのだろうか?
今の彼女にはわからない。わかる時が来るとも思えなかった。
旅人と恋仲になったニィロウの日常は、表面上なにも変わらなかった。二人にはそれぞれの居場所と生活があり、一緒に行動する時でさえ特別な時間を作ろうとしなかったからだ。
作れなかった、と言うべきか。
二人の関係を公表してしまえば別だったのだろうが、身体を重ねてすぐの頃はお互いに気恥ずかしくて無理だった。しばらく経ってニィロウの方から秘密にさせたのは、蜜月となってしまえば旅人がたくさんの物を失うだろうと考えたからだ。神に関わろうと行動する彼の周りには自然と多くの人が集まり、その大きなまとまりから空を引き離すように独り占めするのはよくないと娘は説明した。
それが理由の全てではないと、ニィロウは自覚している。おそらくは空も。
もしニィロウが空を奪ってしまえば、誰かが取り返しに来るかもしれない。彼の周りには多くの人が集まっている。神と近しくなれるほど強く、娘から見て魅力的な女性も。空の美点に気づいているのが自分だけだと思うほど、ニィロウは自惚れる事ができなかった。年頃の娘らしく自分の恋を特別だと思う気持ちはもちろんあったが、同時に他人の気持ちを察することのできる性情が彼女を臆病にさせた。
ニィロウは怯えている。
自分たちの恋を秘密にしておきながら、秘密にすることへの疑いが内心に芽生えることすらあった。自分との関係を他人に言わなくて済んだと、空はホッとしているのではないか。もしかしたら、彼にはもう他に……。
そもそも空の故郷はどこなのだろう。いつかそこに私を連れていってくれるのか。いいや、スメールや他の国に住むことになるかもしれない。幸せな空想のあと、自分が自分に囁く声が聞こえる。
『なんで私を連れて行くと思っているの?』
彼は旅人で、過客だ。そういった恋人を作り、結局は置き去りにされる者たちの物語など星の数ほどあるだろう。
自分はただの娘。では彼は?
ニィロウは怯えている。言葉で語り尽くせない感情のために。
こういう思いに囚われた時、彼女はよくパイモンと自分を比較するようになった。いつも空と一緒にいるテイワットで一番のガイド。彼に対する空の態度はあまりにも飾り気がなくて、優しく、辛辣だ。ありのままの旅人を一番良く知っているのは彼だろう。私ではなく。
整理できない気持ちを抱えながらニィロウは暮らしている。なにかの偶然が働けば二人きりになれたし、男女として官能を慰めあうこともできた。だが、性急に手早く済ませるその睦み合いの後では決まって胸のモヤモヤが大きくなる気がしたので、彼と肩を並べている時以外、娘はその時間をあまり思い出さないようになっていた。
いつものようにスメール内での探索へ同行することになったニィロウは、それが時間のかかるルートを辿らねばならず、そのくせ旅人とパイモンと自分だけで行うというおかしな編成だった事に最初は首を傾げた。しかしパイモンが
「今回はちょっと難しいというか、時間をかけるというか、その……あっ! 危険はないぞ! 危ないところには行かないし、気晴らしのつもりでいいくらいだ! いやいや、ニィロウの気分転換とも全然、まったく関係ないからな!」
と説明してくれたので、娘は笑って同道することにした。彼は本当に素直だ。
皆は朗らかに旅をした。人里近くや安全な場所での植物の採集を主として、よく語り、よく食べ、よく笑った。そして日が傾き、どこの宿に泊まるのだろうと考えはじめていたニィロウに空が告げた。
「今日は野宿だよ」
なにかの壺を取り出してきた彼に頷きながら、はじめてで上手く野営ができるかどうか、娘は不安にかられていた。
夕飯がこなれてきて少しウトウトしながら、寝椅子の上で幸せそうにニィロウが横たわっている。塵歌壺の中に招待された娘は、そこで湯浴みをし、たっぷりと食べて個室で休息を取っていた。焚き火を前に夜の闇と向き合う事を覚悟していた彼女は、いまこうして伸び伸びとくつろげる事が夢のように思えてならない。
「ふぁ……」
部屋の外に出て散歩でもしようという気持ちが欠伸として吐き出されていく。寝るには早いし、もったいない。分かってはいるが身体を動かせない。
今日は幸せだった。ただ笑いあえた。眠気を払ってしまえばこの心まで元に戻ってしまいそうだったのだ。そんな空間を、控えめなノックの音が通り抜けていく。
「空だけど。ニィロウ、いる?」
「ん……んんーっ……! うん。いるよ」
「少し話がしたいんだけど、入っていい?」
「もちろん」
体を伸ばして頭をすっきりさせたニィロウは、寝椅子で隣り合うようにして空と座った。壺を手に入れた経緯やマルについては食事中すでに話していたのだが、ここの食事やもう少し詳しい機能などニィロウの疑問はまだまだ在庫があり、しばらくはその事について語り合った。そうしていると、ニィロウにちょっとした疑問が生まれる。
「あれ。パイモンは?」
「マルの作った遊戯台で遊んでるよ。すぐクリアしてやるぞ、だってさ」
「そんな物も作れるんだ。すごいね、マルは」
「今回のはじっくりと遊ぶ物らしくてさ」
空の視線が自分のそれと絡むのをニィロウは感じた。
「あの様子だとパイモンは寝ちゃうかな。……というより、眠らせるようマルに頼んだ」
「そう、なんだ」
「うん」
空の指がニィロウの爪の上に添わされる。
「俺とニィロウが好き合ってるって伝えて、協力してもらったよ」
「……。秘密にするって」
「マルには言わなきゃいけない。こうやって時間を作ってもらう以上、本当のことを伝えないと。大丈夫。絶対に他の人には喋らないよ」
「あの、あのね……」
ニィロウは唇を動かし、出てこない言葉を喉で飲み込む。聞きたいことはたくさんある。ただ、そのどれもが自分ひとりの勝手な思い込みや疑惑でしかないのは彼女にもわかっていたから、聞けない。
美しくない、間違っていると知っている振り付けをぐるぐると踊り続けているようだった。
空の指がニィロウのちっちゃな手を包む。
「ニィロウが悩んでるかもしれないってグランドバザールの人達から聞いた。話せるなら話してほしい。俺は力になりたいよ。パイモンだってそうだ」
空の瞳に自分への恋がありありと浮かんでいるのをニィロウは見てとった。男の目に映る、同じ瞳をした自分も。空の耳元へ顔を寄せると、娘はそっとつぶやいた……。
ここからどうやってニィロウが自分の悩みを伝えたのか、それは誰にもわからない。それを見聞きした者が一人としていないからだ。空がどう答えたのかも分からないが、ここから彼らがどうなったのかを考えると当て推量はつけられる。
「一緒に考えて、一緒に踊ろう。悩みが言葉になってくれないのであれば、踊りの中で顔を見せるかもしれない。たくさんの人がニィロウの踊りを楽しみにしてるんだから、悩みだってそうかもしれないだろ?」
その言葉に、ニィロウの心は洗われていくようだったはずだ。
ニィロウは空との関係を、教令院の『知識』のように自分では解き明かせない物だと捉えてしまっていた。だがそれは間違いだ。二人は同じ心を持ち、同じ踊りを踊れるのだ。明論派の知識だって、もし手足があって踊れるのであればニィロウは理解してしまっただろう。恋する空のことであればなおさらだ。理解できないはずがない。
彼女は道を見つけた。すぐに正しく踊れるようになるものではないが、男の手を取って共に舞えば遠からず伝わるし、伝えられるだろう。自分自身にもきっと。
「……♪」
空の手を握ったまま、歓喜に舞う天女のようにニィロウは腕を大きく揺らめかせていく。自分の言葉が生み出した威力を知らず戸惑っていた男も、やがては見よう見真似で女を追って踊りだし、二人は笑いながら踊り、身体の勢いをそのまま寝椅子に寝転んだ。
「ちゅ……ちゅむ、ちゅ」
自然とキスを重ねていく。軽い、唇の表面だけを押しつけ合うだけの接吻を、いとも軽々と続けてみせる。それだけで二人には十分だった。
空からしてみればニィロウの悩みが勝手に溶け去ったようなものだったが、娘の障碍が消えたのであればそれでよかった。
(それにしても)
椅子から身を起こし、部屋中を踊って回るニィロウのはしゃぎっぷりを空は追いかける。共踊とキスを繰り返しながら、ずいぶんと長く悩ませていた事に気づけなかったようだ、と男は心を痛めた。
「ちゅ、ちゅ……んむ、んちゅ♡ んぅっ……♡んっ、んぅ、ちゅ、ちゅっ♡ ふふ。今日は甘やかしてくれるの?」
「そのつもりだよ」
「あんまり気にしないでね。んぁ……ちゅ、ちゅ、ちゅぅ~~……♡」
ステップを踏みながら灯を次々と落としてしまったものだから、部屋の中は窓から月星の光が差し込んでいるだけになってしまった。その銀光のなかで、どちらともなく空とニィロウは服を脱いでいく。一枚一枚、遊ぶように脱がしあったり、指先で振り回したり。頬を赤らめ、それでも戯れるように脱いだ最後の一枚が床に落ちる。
「キレイだ」
「貴方もね」
ニィロウの裸身が月光を受けて白く照らされている姿は男の目にとても美しく見えたし、空の剥き出しになったオスの肉体は娘にとって力強く、感嘆の対象だ。
恥ずかしさと喜びではにかみながら、二人はまた口づけをする。甘く、重く。内なる炎をさらに燃え上がらせ、身体を火照らせるための動きだ。
「ちゅぅ~……ちゅぱっ♡ んぅっ、んむぅ♡ はふ、ちゅっ……あむ、ぅ、ちゅ、れろっ♡ ちゅる……れろれろれろ♡」
手慣れてきたディープキスだが、それでも最初に絡ませるねっとりとした舌同士の感触はニィロウの脳髄を痺れさせて止まない。歯茎をベロで突っついてからゆっくり出会うのも、挨拶なしにいきなり粘膜へしゃぶりつくのも娘は好きだった。どちらも口いっぱいに広がる相手の匂いと舌触りが、たまらなく興奮をうながしてくる。
「ぅぅ、ちゅぱっ♡ ちゅむ……っ!? うぅ、う~っ……! ちゅるぅ……ダメ……んっ! もう! 私のベロ、食べようとしたでしょ?」
「美味しそうだ」
「んっ♡ っちゅ、あむ♡ んちゅ、ちゅっ♡ ちゅっ♡ んむっ……あっ、んむぅっ♡」
生々しいニィロウの口内をひと通りすすった空は、娘の舌を強引に引き寄せては吸いついていく。女の舌が甘く、小さいのが悪いのだ。しゃぶっていつまでも味わってほしいと伝えてくるので、望み通りに男はしているだけだ。
「ちゅるっ♡ ふみゅっ、ちゅ、ちゅ♡ あむ……ぅ……ちゅっ♡ ちゅむ♡ ちゅぅ~っ♡」
空に唇をくわえられながらニィロウが腰を押し付けると、上向きのペニスがずっしりと肌にめり込んでくる。完全に勃起した熱塊の熱さが嬉しくて、娘は空のモノへ指を這わせてほんの少しさすってやる。すると男の舌が大げさに跳ね回り、わざと連動した動きで肉棒が振られた。
「ぷふぅ……っ。ふっ♡ ふっ♡ もうっ。空って、そういうふざけ方するんだ?」
「うん。その……調子にのると、つい」
「あ、怒ってないよ。ちょっと嬉しかったし。……私も、すこし調子にのっちゃうね」
すっ、と男の腕から抜けてしゃがんだニィロウの顔がガチガチの屹立を真正面に捉えた。娘の鼻息が下腹部に当たり、空の心臓が大きく鳴った。この位置取りはどうしても男が期待してしまう。
少し緊張したニィロウの表情と視線も彼の心を煽った。まさか、彼女がそんな事を……。
「ちゅっ……」
「っ……!!」
オチンポにニィロウのキスが捺され、空の腰が大きく震えた。
「うぁ……っ!」
「ちゅっ、ちゅっ……。ぺろ、れろ、ちゅぅ……っ。れろれろれろぉ……♡」
ふっくらとした娘の唇とぬるぬるの舌に急所を這い回られて、男の腰奥から痺れがぞわぞわと背骨を昇っていく。たどたどしい口吻の動きは時間を追うごとに慣れていき、味や匂いを覚えながら肉棒をベトベトにしていった。
「えろっ♡ へぅ……ちゅぅ、ちゅっ、ちゅっちゅぅぅ~~♡ れぅ、ぺろぺろっ♡」
(あ……。なにか味がしてきた。これが先走りの味……?)
鈴口から垂れ流される汁と唾液が混ざり合ってしまい、独特の臭気をたてながら娘の味覚に未知の刺激を与えていく。充血してぬめぬめと滑らかになった亀頭の丸みや、高低差のあるカリ首の凹凸を舌先がなぞり、竿の裏側にある段差まで丹念に愛撫していく。
探るような動きと相まって、ニィロウがどこかでフェラチオを勉強してきたのだと空は悟った。周りの女性か、もしかしたらアーカーシャからかもしれない。おそらく恥ずかしい思いをして、自身の悩みも抱えながら彼を喜ばせるために口戯を調べてきた彼女が愛おしくなってしまい、空はニィロウの頭を撫でた。
床まで届いている長い髪の根元に十指を差し込んで擦るように揉んでやると、娘の目元にパッと朱がさした。瞳を潤ませながら、ニィロウはベトベトになった亀頭を咥えていく。
「ちううぅぅ~~~っ♡♡ ちゅる……ぷちゅぅ……う♡♡ んっ♡ れぅ♡ レロレロっ♡ ぢゅるくッ、ぢゅるるっ♡ んっ♡ ちゅぽ、ちゅっぽちゅっぽ♡ れろっ♡ ちゅぷっ♡」
「っっ……!」
はじめての口淫に、男の脚から力が抜けていく。
(口の中がどんどん熱くなって。じわ……って、味が濃くなっていく。気持ちいいんだ。空……。空……♡)
自分の舌や口腔で相手が感じてくれていると知ったニィロウは、集中するために目を閉じて懸命に肉茎を頬張っていく。口の中で彼のかっこいいオチンポがどんどん硬度を増していくことが嬉しかった。できるだけ頬肉や舌の腹にこすりつけるようにしてやり、吸い込み、手コキの動きを思い出して少しひねりも加えていく。
「ぢうぅぅぅぅうううぅぅ~~♡ ちゅぽ♡ちゅぽ♡ちゅぽ♡ ちゅぱぁ♡ っぷぁ♡ んぢゅくっ♡ ぢゅぷぢゅぷ♡ れぅぅ♡」
こみ上げてくる射精感のままに喉奥へ腰を叩きつけてやりたい衝動を押し殺している空だったが、丁寧に吸いついてくるフェラチオに本能が流されてしまい、ついつい小刻みに下腹を前後させてしまっていた。そのせいで口端からヨダレが顎をつたっているのも気にかけず、ニィロウはちゅぷちゅぷと奉仕を続けていく。陰嚢までまみれた汁の温かさが心地よく、何よりも頬を窄めて愛撫している娘の顔が、普段見ないようなエッチな形になってしまっている事にどうしようもなく彼は興奮した。
髪をかきあげてやるように娘の頭全体を指でなぞり、耳たぶを甘くつねって彼女の献身に男は返事をしてやる。
「ぐちゅぐちゅぐちゅっ♡ あぅ……レロレロ♡ じゅるるぅ~~っ♡ んぢゅるっ♡ ぢゅるくっ♡ ぷちゅぅ……♡」
女の髪をまさぐる力加減が不規則に変わり、口淫に翻弄されてしまっていることがニィロウに伝わっていく。いつまでもこの感覚に耐えていたかった空だったが、男根がビクビクと痙攣を始めてしまい、絶頂に向けて陰部のわななきが切り替わっていくのを止められない。
「んふぅ……っ♡ ちゅぱちゅっぱ♡ ちゅぱ♡ ちゅぅぅっ♡ じゅぷっ♡ じゅぷ♡じゅぷ♡じゅぷ♡」
(空の腰がぷるぷる震えて、また味が変わった。これ、そうなんだ……♡ いいよ)
男の味を覚えようとでもするかのようにニィロウの舌使いが激しくなり、亀頭を重点的に舐め回して口唇で扱いていく。すべて手淫のコツを流用したものではあったが的確だったために強烈な快感を生んでしまい、ついに空はチンポの前後運動を開始してしまった。奥を抉るほどではないにせよ熱い肉槍で口内を犯されはじめたニィロウの瞳が驚きで見開かれる。しかし、彼女はすぐに熱っぽい目つきになると口を絞って男の腰に手を回し、できるかぎり深くまで彼を受け入れた。
「んっ♡ んっ♡ ふっ♡ ちゅぱっ♡ ちゅぱっ♡ じゅぷっ♡ じゅっ♡じゅぷっ♡ んふっ♡ んふぅ~~~~っっ♡♡」
その優しさがオスを昂らせてしまい、肌を粟立たせて耐えていた空の限界をあっけなく破壊してしまった。乱雑になったオスの腰使いではニィロウの小さな歯がどうしても当たってしまい、それを避けようとする亀頭が娘の上顎を突いてえずかせる。肉の反射によって口内の締め付けが強くなると、ますます男は狂っていった。
「うぁ……ニィロウっ! 出すよ! 出……っ!!」
「~~っ! ……っ!♡ んんっ!?」
「うぅぅ~~~……!!!」
「っ!? ふぶっ!♡♡ んうっ!♡♡ んくっ!♡♡ ~~~~~~~~っっっ……!!♡♡♡」
ニィロウの口で灼棒が炸裂して、びゅーーっ♡と勢いよく雄液が噴き出されていく。それは娘の舌や口腔で受け止められ、しかし到底収まりきるような量ではない。想像以上の熱さと粘っこさに驚く女の唇から精の奔流がダラダラと溢れる一方で射精は続けられ、ついにニィロウが口を離してしまうと、飛び散らされた白濁が彼女の美しい顔を汚していく。
こぼれ落ちていこうとする精液を咄嗟に両手で掬うようにして受け止めながら、オスの脈動をニィロウは呆けた顔で見守っていた。
「っは、あ……、っは……っ……はあ、っ……はあ……っ」
射精すると同時に全身の力が一気に抜けたようで、空はなんとかその場に立っている様子だった。荒い息が落ちついてくるとようやくニィロウと向き合い、彼女の目が泳いでいるのに気づいた。座り込んだままの娘は不自然に動かず、ただその半開きになった唇が、なにか言いたげで──。
「あっ……!」
空はすぐにきれいな布を探し、その中へ娘の口内に溜まった精液を吐き出させてやった。
「うえぇぇ……」
つらそうに眉をしかめ、子供のように苦しそうな声を出すニィロウを慰めながら、心の中でこういうのも可愛らしいなと空は思った。もちろん、表情には出さないように。
「ちょっとこれは……変わった味がするんだね。……うぅ」
「もしかして、飲もうとしてくれた?」
「そういうのが好きな人もいるって聞いたから。空は、えっと」
「飲んでもらった事はないけど、無理にしなくていいよ」
頭を撫でながらニィロウの手と顔を拭いてやった空は、彼女の視線が自分の股間に向けられているのに気づいた。柔らかくなりつつとはいえ男性器はまだ太く、ぬらぬらと光るチンポを見ながら、思い出すように娘は指先でそっと自分の唇に触れた。
月光の中で行われた仕草はたまらなく淫靡で、そのくせニィロウの表情は考え事をしている少女そのままの可憐さだ。このギャップがたまらず、ついつい肉棒が血を集めはじめてしまう。
「あっ……」
勃起しはじめたソレを見て、また自分がなにかオスを刺激してしまったのだと理解したニィロウが空と目を合わせる。
「あの、私、私ね? 誘惑するつもりは無かっ……」
「なに考えてたの?」
ニィロウの言葉へ覆いかぶせるように空が問う。ぐい、と彼女のお腹へ熱くなってきた亀頭を押し付け、ぬるんと滑らせながら。
「っ……。その、さっきの」
「俺に頭を撫でられて、おちんちん見てたら、さっきの何を思い出したの」
耳元でわざとささやくような声を出して、男が性器を擦りつける。もう彼には分かっていた。無防備に唇へ当てていた指が、娘の思考の中で何を意味していたのか。
「教えて。ニィロウ」
「だって、あんなになった物を咥えたり……! ぃっ!♡」
オスの力強い指が雌尻に食いこんで優しく揉みほぐしていく。
「思い出してたの? 自分の指を、俺のに見立てて」
「硬いし、我慢してたけど……んっ♡ 私を求めて、ずっと動いて、ぇっ♡ 最後のも、出してる時はずっと気持ちいいんだよね? んぅっ♡ 口の中が全部あなたになって、あんなにすごいのは……。思い出しちゃうよぉ……♡」
身体をいじられながら、ニィロウはもう一度指を自分の唇に当てた。
空にもわかった。これはわざとだ。わざとやって、誘っている。
「っっ!!」
「きゃっ!?」
空は一息にニィロウを抱き上げると、ズカズカと部屋を横切ってベッドに横たえた。そうすると同時に娘の身体に覆いかぶさり、内股を左右に割って雄肉を下腹部の上に置く。
「あ……♡」
股が開かれたにも関わらず花口は新品同然にピッタリと閉じていて、しかし割れ目からは愛液がトロトロと光って見える。
洞窟での初体験から二人はセックスしていない。だからこうして空に伸し掛かられて、はじめて娘はオスの力強さと大きさを知ったと言っていい。愛した男への動物的な満足感と期待にニィロウの瞳が潤む。
空もまた、こうしてニィロウを組み伏せたのは初めてだった。夜の白光に照らされた膚の白さは言いようもなく綺麗で、性交で血が昇って淡紅色になった首から上は淫らと言っていいほど色気が浮かんでいる。
ニィロウは微笑んだ。シーツいっぱいに広がるほどの長い髪を敷いて、芳しい汗と性の匂いを立ち上らせながら空を求めた。男に我慢できるわけがない。
「ニィロウっ!」
「んっ♡ うあぁ、うぅっ♡ う、んううぅぅううぅ~~~~♡」
久方ぶりにすり合わされる粘膜の感触と温みをじっくりと味わいながら、ふたりは腰を震わせて正常位で交わっていった。すでにたっぷりと水気をたたえていた花肉が歓びに震え、深みへ突き込まれていく雄根にぴったりとへばり付いていく。
「ふっ♡ ふっ♡ ふぃ……っ♡ あっ♡ んぅう♡」
自分の腰へ両脚を絡めてしがみついてくるニィロウのお尻を抱え上げながら、最奥のコリっとして弾力のある部分までゆっくりと空は侵入していった。前とは違い、体重をかけるだけで深くまで刺さってしまう牝肉の柔らかさに爽快感すら覚えながら、たどり着いた子宮口でぐりぐりと亀頭をなすりつけ、こじ開けるようにまさぐってやった。
「あっ!?♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ あぁあ゛~~~っっ♡♡♡ ま、待ってっ……! 空、これ、前と違っ……!?? あう゛っ♡ お゛っ♡ あ゛~っ♡♡」
甘い声で鳴き悶えるニィロウの姿が本当に愛しくて、もっと見たくなった空は雌壺をひしゃげさせ、恥骨ごと揺さぶってやる。
「~~~~~~っっ♡♡ んおお゛っっ♡♡ うあっ♡♡ そんな、そんなにグリグリ奥……っ! 前は、まえは優しかったのに、なんでっ♡ このやり方、う゛っ♡ んっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」
「この踊り方はイヤ?」
「っ……。んっ♡ ふぅーっ♡ ふぅっ♡ んぅ♡」
空の問いかけに顔を背けると、そっぽを向いたままニィロウは手の甲で口を隠した。言いたくないという意思表示のつもりだったが、自分の中でビキビキと雄チンポが張り詰めていくのを感じた娘は顔を真っ赤にして半ば照れ、半ば途方に暮れていった。
何をやっても好きな男の子が興奮してしまう。ニィロウからすれば嬉しいながらも手を焼く問題だったが、こればかりは体の動きで意思表示をすることに慣れきってしまっている彼女ではどうしようもない。普段ならともかく、睦事の場所で流暢なボディランゲージを見せられてしまえば、オスなんて生き物は煽られるばかりなのだから。
それが好きな女の子ならなおさらのこと。
うっすらと涙を浮かべているニィロウの視線を受け止めつつ、挿入したときよりも長い時間をかけて空は熱棒を引き抜いていく。カリを引っ掛けるようにしながら腰を引くと面白いように女の細い腰がうねり、掻き出された愛液が外へ漏れ出していった。
「あぁっ♡ あっ♡ ん♡ んひッ♡ はぁっ♡ っふぅ♡ ふう~っ♡ ふう~っ♡ うぁぁ……っ♡」
そしてギリギリまで抜いた亀頭を、ぱちゅんっと一息に元の肉底へ戻してやる。
「──っ。っ!? イっ♡ ン゛っっ♡♡ ン゛っ~~~~~~~~っっ♡♡♡」
一呼吸遅れてニィロウの背筋が反り返り、身体を弾ませてぷしゃりと潮を吹くと痙攣した。甘い痺れと白い火花が脳内をグズグズにしている娘の唇がほころびかけ、それを見た空は迷わず自分の口で塞いでやり、中身を吸い上げていく。
「んぅっ♡ んふ、んふぅ♡ ぢゅる、ぢゅる♡ぢゅる♡ぢゅる♡ へぅ……♡ はっ♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡」
力なく揺れているニィロウの小さな舌をしゃぶり立ててやりながら、ばちゅばちゅと強く長いストロークで子壷を犯していくと空の征服欲が満たされていく。甘イキを繰り返しているのか娘の口内では唾液が次から次へと分泌され続けていて、いくら男が飲んでやっても枯れることがなかった。
ぴゅる……ぅ。
自分が白い種を漏らしはじめていることは空にも分かっている。ホカホカの媚肉を思うさまほじくり返して空だけ平気なわけがないのだ。背骨の一番下あたりで射精欲求がマグマのように噴上がっていて、こぼれてしまった分が尿道を抜けていく。
堪えるために顔を離して歯を食いしばる空とニィロウの唇の間に粘液の糸がひき、ぽとりと娘の口へ落ちた。
「あっ♡ おっ♡ い゛っ♡ そらっ♡ がまんしなくていいからっ♡ いつでも、いいからっ♡」
余裕のなくなってきたオスの律動を察知してニィロウは先を促したが、彼女もまた洪水のような悦楽に溺れている最中であり、大きな嬌声を出しては細腰をよじってしまう。ねじりが加えられた蜜壺はぐちゃぐちゃに泡立ってしまっていて、白っぽい本気汁が激しい抽送でブピュッと卑猥な破裂音をたて、結合部から飛び散っていく。
「あ♡ やだ、やだ♡ そらっ♡ そらぁっ♡ わたし、また……っ♡ やぁっ♡ あ゛~~~~♡♡♡」
軽イキで痙攣しているニィロウの足指が艶かしくすり合わされる。暴れ回る空を悦ばせようと、自分の中の気持ちいいところをかき混ぜられながら健気に腰を振っている娘に、降りてきた子宮をずんずん叩くことで男は返答してやった。
「あ♡♡ そこだめぇっ♡♡ や、やぁっ♡ お゛っ♡ おくっ♡ いちばん、おくぅ♡♡ ごりっってぇ♡♡♡」
すでに顎を持ち上げっぱなしにしているニィロウの目から涙がこぼれていくのを空は見た。汗ばむ頬に赤い髪を張り付け、嬉しそうにさえずる娘はもう自分の身体に何が起きてるかもわかっていないのだろう。シーツをかきむしって掴んている指は溺れないように何かを掴む様そのものだ。
この子に全部あげよう。空は狂おしい愉悦に満たされていく。
「出すよ、ニィロウ……!」
「え?♡ ふぁ♡♡ あ゛♡ おぉお゛っ♡♡ んぃ?♡♡」
「はっ……! 出すっ、もう出すっ」
大きく空の腰が打ち振るわれ、子宮口と鈴口が完全に一致するポイントを見つけると抉りこむように密着させた。もう限界だった。
「っっっ!!!!」
「うぁっ♡♡ あつ……♡♡ あつぅ……♡♡ あ゛♡ お゛おぁっ♡ あ゛あ゛あ゛っ♡ ひぁあアあぁぁ~~~~~っっ!!!♡♡♡♡」
ぶぴゅっ~~……と放たれた大量の精液が吹きつける感覚にニィロウの背中が跳ね、空へ絡めた脚をヒクつかせながら柔肉を締めつけて、オスの絶頂を長引かせようと奉仕していく。自分の胎の中にネバネバの精汁をとことんまで流し込まれた娘はよがり、恍惚としていた。
やがて生殖液の勢いが弱まり、悦楽の余韻が遠のいていく中で、性急にも男の腰が動きはじめた。まだ出し切っていないにも関わらず、ドロドロの温肉をうがちこんでいく行為に対して、ついニィロウは男を遠のけようと両手で押し返してしまった。
「空っ? どうし……はぅ♡ んっ♡ 待っ……♡」
「止まらない……ニィロウ、ニィロウ……」
熱で浮かされたように恋人の名を呼びながらセックスを続ける空は、初体験と今回は違うのだと認識しはじめていた。ニィロウの身を案じて気遣い、自分も手探りだった洞窟での行為。そして今は、相手を下に押さえつけ、懇願させるような快感を存分に与えながら、子種を……。
ぐぢゅっ、と下がりっぱなしの子宮口に腫れた亀頭を打ち込んだ時に空は悟った。これは交尾だ。
ばちゅっ! ばちゅっ! ばちゅっ!
「あっ♡ あっ♡ あ~っ♡ んおお゛っ♡ そ、らぁっ♡ いぎっ♡♡ いきなりっ♡♡ あっ♡ ひっ♡ これって、これっ♡ 動物……のぉっ♡ お゛っ♡ う゛~~~♡♡♡ あっ♡あっ♡あっ♡」
以心伝心だ。空の吹っ切れたピストンを受け取ったニィロウは、すぐさま彼のしたい事を汲み取った。今までの性交とは比べ物にならないくらいの暴力的な刺激に、しかし娘の身体は悦んで蹂躙されていく。
「あ゛~っ♡ あ゛~~~っ♡♡ これすごっ……すごいっ♡ 乱暴なのに……! んううぅぅっ♡♡」
灼けた性欲の塊を遠慮なくぶつけられ、潰れていく子宮が悲鳴をあげている。溶け潤んでいくニィロウの雌襞に種付けのピストンが何度も突き下ろされ、抉りながら嵌め込まれていく。
ニィロウの理性は削られていき、もっと深く繋がりたいとチンポで伝えてくる空の本能に、娘の瞳が桃色に染まった。愛しくて仕方がない。もっと強く応えたい。
「っ……♡♡♡ いいよ♡ いいよっ♡」
そんな表情で見上げてくる少女の眼差しは、オスにとってどんな言葉より雄弁な返事だった。胸板へすがりつくようになっていたニィロウの手のひらを空の指が奪い取ると、そのままベッドに抑え込まれて縫い止められる。
ばちゅっ! ばちゅっ! ばちゅっ!
「あっ♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡」
(この手のつなぎ方……ぴったりしすぎてて……♡)
手のひら同士を合わせる恋人つなぎをされながら交尾の衝撃を子壷に全部乗せられたせいで、胸を突き出して随喜するニィロウを多幸感が染め上げていく。どれだけ強い力を入れても空の手はビクともしない。それどころかさらにきつく握り返されてしまい、愛を愛で返されているのだと感じた女肉はますます蕩けていった。
「空っ♡ そっ、らぁっ♡ んんっ♡ ん゛あっ♡ おへその裏が、あっ♡ うら……♡ あっ♡あっ♡あっ♡♡」
どすどすと重い一撃に膣壁をこそがれ、カリで引っ掻かれていく度にニィロウの腰がねじくれ、反り返り、チンポに甘えようとイヤイヤをする。そのすべての動きを抑えつけて子宮を貫こうとする男の抽送が、結合部から生殖の混淆液をごぼごぼと溢れさせ、少女の肛門からシーツに至るまでびっしょりと白く濡らしてしまっていた。
昇りつめるための甘い電撃が鼠径部と背骨に走りはじめても、もっとぴったしになりたくてニィロウは恋人の名前を漏らしていく。
「ああっっ♡♡ 空ぁ♡♡ そらぁぁっ♡♡ すきっ♡ そらぁっ♡ あ゛あっっ♡♡♡」
「ニィロウっ! ニィロウっ!」
もう名前の他に言うべき言葉を持てなくなった若い二人の生殖器へ血が充ち、あられもなく抜き挿しされた。絶頂のための汁が漏れ出した時、空はニィロウの唇へ噛み付くようなキスをして官能を煽る。
舌を吸い合い、絡め、キスハメで限界を迎える瞬間まで娘を姦った。
金玉の中身ごと吸い出さんばかりにメス膣が絞り上げられたとき、ついに最後が解き放たれた。
「んむっ♡♡ ちゅるっ♡♡ れろれろれろ♡♡ んちゅ♡♡ ちゅっ♡♡」
「ニィロウ……出っ……!!」
「ふぁっ♡ うんっ♡♡ そらっ♡♡ そ……お゛っ♡♡ あ゛っ♡♡ あっ♡あっ♡あっ♡♡♡」
「っっ!!!!!!」
「んっ♡ ん゛ぅうっっ♡♡ ん゛っ♡ んん゛っっ♡♡♡ ~~~~~~~~~っっっ♡♡♡♡♡」
洪水のようなネバネバの子種が、子宮口に直付けされた尿道から吹き出していって恥骨の中をパンパンに満たしていく。作られたばかりの赤ちゃんの素は粘性がひどく強いため、ねっとりとした熱と重さをニィロウに感じさせた。娘の性器は完全に屈服していて、ただお腹の中で暴れていくオスの滾りに媚肉で抱きついているだけだった。
「はぁっ……はぁっ……」
射精の勢いが落ちていき、ついに最後の一滴まで注ぎ込んだあとになっても、空とニィロウはそのまましばらく繋がったまま相手の体温だけを感じていた。
そのうちヨダレが口端から流れているのに気づいたニィロウは、自分の顔をじっと見下ろしていた空と目を合わせてしまい、恥ずかしくなって顔を横にそむけた。口を隠すはずの両手は恋人つなぎで優しくあやされている最中だったので、銀の光の中でキラキラときらめく体液の跡を隠せる手段はない。
空はニィロウのヨダレ跡を舌でなぞってやり、頬を擦り付ける。それでも娘はそっぽを向いたままだったので、今度は涙の流れた跡を舌先だけで小さく舐め、優しく触れるだけのキスを降らせていった。その口づけが謝っているように感じられたので、さすがにニィロウは気になって視線を男と合わせた。
「んぅ……?」
「やりすぎた? 刺激が強すぎたのかな、って」
「んーん……。でも、空はこういう時にちょっと意地悪になるよね。……あ」
じわじわと嬉しそうな顔に変わっていくニィロウに空は首を傾げる。
「? もう少しイジめられたい?」
「遠慮したいかな。空は加減を間違える時があるんだもの」
パイモンにもそうだよね、と心のなかでニィロウはつぶやく。他の誰も知らない彼の一面を、結局は自分も知っているのだ。パイモンだけではなく、他の仲間だってそうかもしれない。
(なぁんだ)
彼女にとって大きかった、今では小さな悩みを放り投げてニィロウは目を閉じた。心地よい疲労感に包まれながら、安らかな気持ちで彼女は──。
こりっ。
「んぅっ♡」
充血した乳首に刺激を感じたニィロウが目を開けると、両乳首を左右の親指で撫でまわす空が見えた。
「んぅ♡ ふっ……♡ その、もうちょっとゆっく、りぃっ♡」
ぱちゅんっ、と優しく子宮をノックされると、秘裂の隙間から白濁した体液がちびり出てくる。燻りかけていた快感へ簡単に火が着いたのをニィロウは感じた。これではゆっくりも何もない。そして、言葉を使わずとも相手には伝わるのだ。
「もう少し意地悪するね」
「っ……♡ っ……♡♡ うぅぅ~~~……っ♡♡」
違うのに。
杭打ちのようなピストンで頭の中を蕩けさせながら、ニィロウは誰も聞いていない言い訳を必死に思い浮かべて、かわいく啼いた。
朝になって皆が朝食を食べていると、しきりにパイモンがニィロウの顔色をうかがっていた。そうして少し疲れが見えるものの、彼女が精神的に立ち直ったのを確信すると、彼は無邪気に喜んで娘を応援しはじめた。
どうやらパイモンをガイドとして覚えていた彼女のことは特別気にかけていたようで、『元気になってよかったな!』とか『何かあればすぐにオイラたちへ相談してくれよな! 絶対になんとかしてみせるぜ!』などと目を輝かせて無条件の協力を差し出してくる始末だった。
彼の真っ直ぐな感情に思うところでもあったのか、珍しくニィロウはしどろもどろになってしまったものだから、『もしかしてまだ何か、心配事が残ってるのか……?」と心配しはじめてしまったパイモンを安心させるため、真っ赤になりながら心配無用だと娘は告げていたようである。
読了ありがとうございました。
この話のオマケ(約3500字)をFANBOXで公開中ですので、よろしければ御覧ください。
『しょげていたニィロウが空とピッタシになって大好きになる話 +後背位』
( https://c-rithul-hu.fanbox.cc/posts/4670867 )