歪んだ目が戻ることはない
ーー地下室
ここはとあるファミリアが所有しているオラリオの地下深くに存在する部屋、地下にあるため窓もなく壁に設置されてる松明が薄暗く部屋を灯している。そんな部屋にはダンジョンで死にかけていたアイズが目を閉じて眠っている。
「…んっ…………ここ、は……?」
地下室に連れられてどのくらい経ったのかアイズが目を覚ました。最初はぼやけていた視界も徐々に視点があっていき辺りを見渡すと天井、壁、床が石でできた見たことのない部屋が広がっていた。
部屋にあるのは布が被された四角いテーブルと扉だけだ。さらに解毒されたのか身体の痺れはなくなり、意識もはっきりしてきたところでアイズは起きあがろうとする。
ガチャッ
「ッッ!?」
しかし手足を動かすと金属音が鳴り起き上がれない。自分の身体を見てみると腕は左右に広げられ、足は少し開かれた状態で両手首、両足首には枷が嵌められ石の祭壇のようなものに大の字のように固定されている。
さらにダンジョンに身につけていた剣や防具などもなくなっていていて、あるのは下着のショーツといつも着ている白のワンピースだけだ。
ガチャッ、ガチャッ
「ふっ………くっ………!」
(外れない………魔法も…………)
アイズは諦めずにに手足を動かし続けるも外れる気配はない。それもそのはずこの枷は最も硬い金属オリハルコンでできていて、たとえ力自慢のドワーフでも壊すのは不可能だろう。しかし魔法の方はなぜ使えないのかが分からずアイズは困惑していた。
(どうして、こんなことに……………!!)
訳のわからない状況に陥り混乱するも、時間が経ち落ち着いてきたアイズはようやくダンジョン内での出来事を思い出していた。11階層を歩いていた時に霧に混ざった毒に気づかず倒れてしまったことを。
(油断……してた………)
アイズはダンジョンでの出来事を思い出し悔しさに顔を顰める。冒険者としてやってはいけないダンジョンでの油断、怠慢に加えて何もすることができなかった自分の未熟さに唇を噛み締める。
「やっと目が覚めましたか」
そんな中いきなり開いた扉と声にアイズは驚く。そこに現れたのは女のヒューマン、そうアイズを連れ去った張本人だ。
「おはようございます、わたしサクラって言います、よろしく」
サクラと名乗った女は黒目、黒髪で髪型はショートヘアで整った顔立ちをしているもの顔はまだ幼さが残り、見た限り身長と年齢はアイズとほとんど変わらないであろう少女だった。白衣に身を包み医者のような格好をしていて部屋に入ると仰向けで拘束されているアイズのすぐ横に立つ。
「それにしても死ななくてよかった、アイズさんレベル6だから今までの人たちと同じ手が通じると思わなくて、今回は毒を使ったんですけど配分間違えちゃったみたいで……………」
頬をかきながら話を進めていくサクラという少女、話を聞いていくうちにアイズの頭にはオラリオを騒がせているあの事件が思い浮かぶ。
「………まさか!?」
「ふふ、そうですよわたしが犯人。アイズさんでええっと1、2、…………まぁ何人目でもいいや」
アイズがまだ言い切っていないにも関わらず、あっさりと自分が冒険者失踪の事件の犯人だと答えた。
「なんで、こんなことを!」
普段はおとなしいアイズが珍しく声を荒げる。
「………そうですねぇ、準備ができるまで少しだけ話をしますか」
そう言うとサクラはテーブル被さっている布を取り払った。顔を動かせる範囲が狭いためアイズからは全てを見ることはできないが、テーブルには様々な器具や何かの薬品が入っているビンがずらりと並んでいるのが見える。
「簡単に言うなら人探しをしているんですよ。ファミリアの仲間に手伝ってもらったりして色んな冒険者の人たちをここに連れてきてもらって
試しているの意味が分からなかったものの手を動かしながらなんの悪びれもなく冒険者を殺してきたことを話していく彼女にアイズは怒りを覚える。
「そんな理由で、冒険者を殺したっていうの!?」
アイズにそう言われると一瞬だがサクラの手が止まる。
「……きっかけはありましたよ」
サクラはまた手を動かし始めカチャカチャと音を立てながらテーブルで何かを準備しながら再び話を進める。
「わたしの故郷は犯罪が横行していてとても平和とは言えませんでした。お父さんもわたしが生まれる前に死んでしまっていて、決して裕福ではありませんでした。ですがそれでもお母さんはわたしのことを愛してくれました」
「お母さんの作る料理がおいしかった、お母さんの手が暖かかった、お母さんの笑顔が好きだった本当に大好きだった」
お母さんとの思い出を話していくうちに優しい笑顔がサクラから溢れた。しかし何かを思い出したのかすぐに険しい顔になった。そしてサクラの手には紫色の液体が入った注射器が握られていた。
「そんなわたしにとって平和な日々が続いてたんですけど。いきなりですよ……………家に知らない男たちが押し入ってきて……………お母さんを犯した後、殺したんですよ」
サクラは顔を俯かせたままアイズに近づくと注射器の針をアイズの右腕に刺した。
「……っ」
チクッと針の刺さった痛みにアイズの身体が反応する。
「わたしはお母さんがベッドの下へ隠してくれたので見つからなかったんですけど、お母さんの悲鳴がずっと耳に響いてきました。その時思ったんですよ」
「なんて素敵なんだろうって」
サクラは液体の注入を始めた。得体の知れない液体を徐々に入れられることに恐怖を感じていたがそれ以上にサクラの目を見てアイズはゾッとした。
「探してるんですよ、あのときの興奮を味わわせてくれる人を」
とても親を殺された話をしていた人とは思えなかった。まるで悪魔が乗り移ったかのような笑みを浮かべながらアイズを見つめている。アイズはサクラの目に見覚えがあった何故なら。
昔のわたしと同じ目をしていたから。
「そのあとはいま所属しているファミリアに拾われてこうしているって感じですかね、仕事さえすれば何しても許されるところなんで」
注射器の中身を全てアイズの体内に入れ終わるとサクラは注射器をテーブルを置き、服の上からアイズの身体を優しい手つきで触り始めた。
「さて準備もできたんで、そろそろ始めますか」
「わたしを、どうするつもりなの………」
「もちろん色々試させて貰いますよ、アイズさんがわたしが探していた人なのかをね」
ギュッ
「んっ………」
サクラは右手を伸ばすと服の上からアイズの左胸を掴んだ。いきなり胸を掴まれてアイズは思わず声が漏れてしまう。
「ふふっ、可愛い声出るじゃないですか」
サクラにそう言われアイズは頬を紅潮させる。サクラはそのまま右手を動かすとアイズの胸を揉み始めた。
「……ぁ………ぅ…くっ、ふっ………ぁあん……!」
(な、なに、これ……!?)
胸を揉まれているだけなのにアイズは快感を感じて声を出してしまう。先ほどサクラに注入された紫色の液体はもちろん媚薬だ。即効性と持続性に優れたもので、しかも普通は5倍に希釈するものをアイズには原液のまま使用していた。当然そんなものを与えられて身体がタダで済むわけがない。
「……ひゃ……ぁあ…は……んぅ……っっ……!」
(……か、身体が……熱い…………!)
今まで感じたことのない快感にアイズは戸惑っている。アイズもすでに16歳なのでそういった知識も少しだけあって、自慰で胸を揉んだこともあった。しかしその時は気持ち良さよりも痛みの方が優っていて、これの何がいいのかアイズには全く分からなかった。
「………ん……やぁ……は……ぁっ……!」
しかし今は媚薬とサクラの優しい手つきによってアイズの身体に快楽が蓄積されていく。これまで何人もの女性を扱ってきたサクラにとってアイズに快楽を与えることなど造作もなかった。
「はぁっ、はぁっ、はぁ、」
少し経ってようやくサクラの手が離れるとアイズは胸を上下させながら呼吸を荒げる。大量に汗をかき服が身体に張り付いたことで膨らんだ乳首が服の上に浮き出てしまっている。さらに秘部からは愛液も滲み出てきていてショーツのクロッチが少し濡れている。
「媚薬もしっかり効いてるみたいですね、それじゃあちょっとだけ本気出しますよ」
今まで経験したことのない感覚に怯えるアイズ。
しかしこんなのは序盤も序盤で本当の地獄はここから始まった。
毎日投稿している人を尊敬します
思った以上にリクエストがきていて焦っています。アイズが終わったらいいと思ったのやるか、アンケートにするか考えます。