※この作品はR-18です。

ソリテール「百合を咲かせる魔法?」   作:socio

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【挿絵表示】

【誤りと訂正】
第30輪「恋バナ」においてラヴィーネがカンネに対し「お前は発情期のメス猫か」という発言は、正しくは「お前は万年発情期のウサギか」になります。謹んでお詫びいたします。


ラヴィーネ外伝

ラヴィーネとカンネが魔法学校に在学していた頃ーー

 

二人は学生寮に寄宿していた。

割り当てられた部屋に二人は入室する。

 

部屋には二段ベッドと、本棚と勉強机がある。

 

カンネ「やったー! 二年からは二人部屋だね」

 

ラヴィーネ「私が二段ベッドの下段だからな」

 

カンネ「ずるい! 私も下がいい!」

 

ラヴィーネ「お前、寝相が悪いから、ベッド壊しそうで嫌なんだよな」

 

カンネ「上の段は落ちそうだからやだ!」

 

ラヴィーネ「飛行魔法の練習になってちょうどいいじゃねェか」

 

カンネ「そんな練習聞いたこともないよ!」

 

ラヴィーネ「どうしても下がいいなら床で寝てろ」

 

カンネ「……うぅ、ラヴィーネのバカ!」

 

ラヴィーネ「なんだと、このヤロー」

 

カンネ「あ、やだ! 暴力反対! いだだだだだだっ!!」

 

ラヴィーネ「それじゃあ私が下だからな」

 

カンネ「うぅ……」ぐすぐす

 

   *  *  *

 

同室、夜。

二段ベッドの下段にラヴィーネ、上段にカンネが寝ている。

ラヴィーネ、寝つきが悪く、寝返りを打った拍子に目覚める。

 

カンネ「ん……はぁ……」くちゅくちゅ

 

上段より、カンネの喘ぎ声と水気のある音が聞こえてくる。

 

ラヴィーネ(……この音……まさか?)

 

カンネ「ん、ん……あっ……」くちゅくちゅ

 

ラヴィーネ(信じられねェ馬鹿だ……自慰行為してやがる……)

 

カンネ「あ、あっ……ラヴィーネ……」くちゅくちゅ

 

ラヴィーネ「!?」

 

ラヴィーネ(起きているのがバレたか!? いや、そうじゃないーー)

 

カンネ「ラヴィーネ、ラヴィーネ……ん、はぁ……」くちゅくちゅ

 

ラヴィーネ(私をオカズにしている!?)

 

ラヴィーネ(いや、そんなはずがない。女同士だぞ? それにカンネのやつ、私のことが嫌いだからな……)

 

回想の中のカンネ『ラヴィーネなんて嫌い』

 

ラヴィーネ(知ってたけど、口にされると、さすがにきつかったな)

 

カンネ「あ、はぁっ……!」ガタガタガタ

 

カンネ「っ……」ハアハア

 

ラヴィーネ(何だ今の!? イくってやつか??)

 

ラヴィーネ(……何してたのか気になるが、本当に自慰行為だったら聞くわけにはいかねェし、このことは忘れよう)

 

   *  *  *

 

数日後ーー

 

同室、夜。

ラヴィーネは二段ベッドの下段、カンネは上段に寝る。

 

再びカンネの声が漏れ聞こえる。

 

カンネ「ふあ、あっ……」くちゅくちゅ

 

ラヴィーネ(カンネのやつ、毎日のように自慰してやがる……いい加減、私の頭もおかしくなりそうだ……)

 

ラヴィーネ(明日、注意するか? なんて言えばいい? “お前、オナニーするのやめろ”って言うか?)

 

ラヴィーネ(私が逆の立場だったら生きていけねェな……)

 

カンネ「ラヴィーネ、ラヴィーネっ……」くちゅくちゅ

 

ラヴィーネ(どうして私の名前を呼ぶ? それに女同士だぞ。女同士でもするのか? そういうことを?)

 

ラヴィーネ(いや、そもそもあいつは私のことが嫌いだ!)

 

ラヴィーネ、おもむろに自身の下半身へ手を伸ばす。

 

ラヴィーネ「んっ……」ピクン

 

ラヴィーネ(カンネ、カンネ……)

 

妄想の中のカンネ『ラヴィーネ、大好きだよ。私の手で気持ち良くなってね』

 

ラヴィーネ(ああ……私はいったい何を考えているんだ……)

 

カンネ「ふあぁ……!」ガタガタガタ

 

ラヴィーネ「ん……んっ……」

 

   *  *  *

 

放課後の図書室。

ラヴィーネ、カウンターにいる図書委員に尋ねる。

 

ラヴィーネ「女同士の恋愛に関する本はあるか?」

 

図書委員「あらあら、まあまあ」

 

ラヴィーネ「そんなもんないか」

 

図書委員「ラヴィーネさん、百合に興味があるの?」

 

ラヴィーネ「百合?」

 

図書委員「とても素晴らしいことだよ。こっちにね、推薦コーナーを作ったの。ぜひ読んでみて」

 

ラヴィーネ「……なんだこの本の表紙は。女同士でキスしていたり、抱き合っているだと?」

 

図書委員「Welcome to Lily world」

 

ラヴィーネ「え、なんて?」

 

   *  *  *

 

同日、図書室。日没後。

 

ラヴィーネ、百合本を何冊か借り、席で読んでいた。

 

ラヴィーネ(なんだこれ。女同士でキスしたり、告白したり、こんな世界があるのか!?)

 

ラヴィーネ(母娘百合とかなんだよ。姉妹物とかもあるし。肉親だろ? クッソ、悪くねェ)

 

ラヴィーネ(ケンカばかりの素直になれない幼馴染同士が、本当は好き同士なのにすれ違うけど、ふとしたきっかけで想いが通じて付き合い出すだと!? 尊いじゃねェか)

 

図書委員「ラヴィーネさん」

 

ラヴィーネ「うわっ、なんだ!?」

 

図書委員「もう閉室の時間だよ」

 

ラヴィーネ「いつの間に……」

 

図書委員「どうだった?」

 

ラヴィーネ「え?」

 

図書委員「百合は?」

 

ラヴィーネ「……悪くないんじゃねェか」

 

図書委員「ふふ。また読みにきてね」

 

ラヴィーネ「ああ……」

 

   *  *  *

 

学生寮、自室。夜。

 

ラヴィーネ、ドアを開け室内に入る。

カンネ、机に向かって漫画を読んでいる。

 

カンネ「あ、ラヴィーネ。放課後どこに行ってたの?」

 

ラヴィーネ「あー、図書室で本読んでた」

 

カンネ「何の本?」

 

ラヴィーネ「……植物の本」

 

カンネ「へー、勉強? 偉いね」

 

ラヴィーネ「お前もたまには勉強しろよ」

 

カンネ「ちゃんとしてるもん!」

 

ラヴィーネ「そうかい」

 

ラヴィーネ、二段ベッドの下段に腰かける。

 

ラヴィーネ「なぁ、カンネ」

 

カンネ「なに?」

 

ラヴィーネ「お前、私のことーー」

 

ラヴィーネ(“オカズにしているのか?”なんて聞けるわけがねぇ……)

 

カンネ「どうしたの? 私が何?」

 

ラヴィーネ「いや、なんでもねェ……」

 

カンネ「変なラヴィーネ」

 

カンネ、机に向き直る。すぐに突然何かを思い出した様子で、慌てて振り返る。

 

カンネ「あ、オカズ!」

 

ラヴィーネ「え!?」

 

カンネ「今日の夕飯のオカズ、私の大好きなシュバイネハクセだよ!」

 

ラヴィーネ「あ、ああ。良かったな」

 

カンネ「今から楽しみ〜」

 

ラヴィーネ「そうか……」

 

   *  *  *

 

別の日。図書室。

 

ラヴィーネ、薦められた百合本を読んでいる。

 

ラヴィーネ(オスが一匹も出てこないが、この世界の人類はどうやって繁殖しているんだ?)

 

ラヴィーネ(うお!? ふざけんな! 男が出てきやがった! 百合の間に挟まるんじゃねェ!!)

 

図書委員「どう?」

 

ラヴィーネ「あ、ああ。お前が教えてくれた本、全部面白いな」

 

図書委員「ふふ、よかった」

 

ラヴィーネ「ところで、女同士でセックスとかしたりするのか?」

 

図書委員「百合ックスのことかな。そう、君もこの領域に来たんだね。歓迎するよ」

 

ラヴィーネ「百合ックス?」

 

図書委員「百合ップル同士がするセックスのことだよ」

 

ラヴィーネ「図書委員は何でも知っているんだな」

 

図書委員「何でもは知らないよ。知っていることだけ」

 

図書委員「またおすすめの本を教えてあげるね」

 

ラヴィーネ「助かる」

 

   *  *  *

 

同日、自室。夜。

 

カンネ、二段ベッドの上段で、漫画を読みながらお菓子を食べている。

 

ラヴィーネ、ドアを開け自室に入る。

 

カンネ「ラヴィーネ、おかえり」もちゃもちゃ

 

ラヴィーネ「お前、食いカスちゃんと掃除しろよ。虫が出たら髪の毛引き抜くぞ」

 

カンネ「ラヴィーネなんかゴミ片付けないじゃん! 虫が出たらラヴィーネのせいだからね!」もちゃもちゃ

 

ラヴィーネ、椅子に座る。上段のカンネを見る。

 

ラヴィーネ「そういやお前、どんな漫画読んでるんだ?」

 

カンネ「うーん、日常系かな?」もちゃもちゃ

 

ラヴィーネ「なんて漫画?」

 

カンネ「『街角に魔族』って漫画。ポンコツな魔族が魔法使いの少女を倒すために奮闘する話。なんだかんだあって、仲良しになるの」もちゃもちゃ

 

ラヴィーネ「あー、聞いたことあるかも」

 

カンネ「面白いよ。読んでみる?」もちゃもちゃ

 

ラヴィーネ「ああ。今度な」

 

ラヴィーネ(図書委員のオススメにあった百合漫画じゃねェか……)

 

ラヴィーネ(カンネは、百合なのか……?)

 

   *  *  *

 

別の日、自室。朝。

 

カンネ「今週末はちょっと実家に帰るね。お婆ちゃんの誕生日なの」

 

ラヴィーネ「ああ。これ、私からのプレゼントだ。渡しておいてくれ」

 

カンネ「あ、シュネーバルだ! これ私大好きなんだ!」

 

ラヴィーネ「家族で食えよ。あと、よろしく言っといてくれ」

 

カンネ「ふふ。私がいなくて、寂しくても泣くなよ」

 

ラヴィーネ「誰が泣くか。お前こそ迷子になって人に迷惑かけるんじゃねェぞ」

 

カンネ「迷子になんてならないし!」

 

   *  *  *

 

週末、自室。夜。

 

カンネは実家に帰り、ラヴィーネは一人。

 

ラヴィーネ、下段で寝ている。

 

ラヴィーネ(今日は久しぶりに静かに眠れそうだ……)

 

右手を下半身に伸ばし、いじる。

 

ラヴィーネ「ん、んっ……」

 

ラヴィーネ(確か指を、こう中に入れるんだよな……)

 

ラヴィーネ「いっ!?」

 

ラヴィーネ「なんだこれ、痛え……」

 

ラヴィーネ(こんな痛えのに、カンネのやつ、毎日やってるのか……)

 

ラヴィーネ「カンネ……」

 

ラヴィーネ、おもむろに起き上がり、二段ベッドの上段に登る。

 

ラヴィーネ(なんだ、私は何を考えているんだ……何をするつもりなんだ……)

 

上段の布団の中に入る。

 

ラヴィーネ(カンネの布団。カンネの匂い……お菓子ばっか食ってるから、甘ったるい匂いがする……)

 

ラヴィーネ、カンネの掛け布団を抱きしめて、股間を擦る。

 

ラヴィーネ「カンネ、カンネ……」

 

妄想の中のカンネ『ラヴィーネ、抱きしめて。もっと強く。あなたのことが大好き』

 

ラヴィーネ「私も、好き……カンネ、好き……」

 

うつ伏せになる。枕に顔を埋める。激しく股間を擦りつける。ベッドが音を立てて軋む。

 

妄想の中のカンネ『ラヴィーネ、気持ちいい。素敵、大好き』

 

ラヴィーネ「好き……カンネ、好き……」ギッギッギッ

 

後ろ手に、自身の肛門に指で触れる。

 

ラヴィーネ(もっと気持ち良くなりたい……もっとカンネを感じたい……)

 

一気に肛門に指を挿れる。

 

ラヴィーネ「あ、カンネ! カンネ!」ギッギッギッ

 

妄想の中のカンネ『ラヴィーネ、可愛いよ。私で感じてくれてるんだね。一緒にイこう』

 

ラヴィーネ「ん、んんっ……ああっ……!」ビクンビクン

 

ラヴィーネ「っ……」ハアハア

 

ラヴィーネ「私はいったい何をしているんだ……」

 

   *  *  *

 

月日は巡り、卒業を控えた第三学年。

 

授業終わりの教室。

ラヴィーネとカンネは並んで座っていた。

 

カンネ「ラヴィーネは、卒業したらどうするの?」

 

ラヴィーネ「実家に帰る。一級魔法使いか、公務員試験の勉強する予定だ。オフクロが官僚になれってうるさいんだよな」

 

カンネ「そっか。私は冒険者になるよ。家に仕送りとかしたいし」

 

ラヴィーネ「お前が冒険者か。一日目で野垂れ死んでそうだな」

 

カンネ「なんだと! ラヴィーネなんか、引きこもりになって、ママのこと泣かせるくせに!」

 

ラヴィーネ「このヤロー」

 

ラヴィーネ、カンネの髪を引っ張る。

 

カンネ「痛い痛い痛い痛い!!」

 

ラヴィーネ「卒業したら、お前の顔も見納めだな」

 

カンネ「たまに地元帰るし! ふん! ラヴィーネ、意地悪だし乱暴だし、帰っても会ってあげないんだから!」

 

ラヴィーネ「そうかよ」

 

   *  *  *

 

別の日、図書室。放課後。

 

ラヴィーネはカウンターで図書委員と会話する。

 

図書委員「ラヴィーネさん、すっかり常連さんになっちゃったね」

 

ラヴィーネ「ああ。もう一年か」

 

図書委員「それで“答え”は見つかった?」

 

ラヴィーネ「答え?」

 

図書委員「たくさんの百合の物語を読んで、君は百合をどう思った?」

 

ラヴィーネ「ああ。素晴らしい世界だと思う。脳が洗われるみたいだ」

 

図書委員「現実の女の子同士の恋愛についてどう思う?」

 

ラヴィーネ「当人たちの自由だし、悪くないんじゃないか? 学校にも何組か百合ップルがいるし、見てて脳が洗われる」

 

図書委員「うんうん。あとは君自身の心と向き合うだけだね」

 

ラヴィーネ「何の話をしているんだ?」

 

図書委員「どうして百合に興味を持ったのか。百合を知ろうとしたのか。それは何故?」

 

ラヴィーネ「……単純に気になっただけだ」

 

図書委員「そして君はこの一年で、百合のことを理解したね。百合という概念を肯定、受け入れることができた。あとは君の心に、素直になるだけだよ」

 

ラヴィーネ「……言っていることが分からない」

 

図書委員「私からはここまで。君に教えられることも、もうない。あとは君の力で、答えを見つけてね」

 

   *  *  *

 

同日、自室。夜。

第三学年からは一人部屋になる。

 

ラヴィーネは一人、ベッドに寝る。

 

ラヴィーネ(“答え”ってなんだよ……)

 

ラヴィーネ(別に女同士で恋愛するのはおかしなことじゃない、女同士でもセックスする。そのことを理解できただけだ)

 

ラヴィーネ、後ろ手に肛門をいじる。

 

ラヴィーネ(別に私は百合じゃねェし、別に私はカンネのこと好きじゃねェし……)

 

妄想の中のカンネ『ひどいよ、ラヴィーネ……私の体が目当てだったの……?』

 

ラヴィーネ「そうだよ。お前の体をオカズにしているだけだ! ただ私はお前をオカズに自慰しているだけだ!」

 

妄想の中のカンネ『ラヴィーネのこと、大好きだったのに……』ぐすぐす

 

ラヴィーネ「お前が、お前が悪いんだ! 泣き虫カンネ。お前はビクビクしながら、ずっと私の言われた通りにしていればいいんだよ!」

 

ラヴィーネ「冒険者になるとか、なんだよ……くそっ……」

 

   *  *  *

 

卒業式後。

二人は校門の前に立ち、向かい合っていた。

 

ラヴィーネ「ここでお別れだな」

 

カンネ「そうだね」

 

ラヴィーネ「私の顔を見なくて済むから、せいせいするんじゃないか?」

 

カンネ「そうだね。子供の頃からずっと一緒だったもんね」

 

ラヴィーネ「泣き虫で甘えん坊で。世話が焼けたな」

 

カンネ「意地悪で乱暴で、嫌なやつがいたなぁ」

 

ラヴィーネ「うっせェ」

 

しばらく二人は無言になる。

カンネ、意を結したように、重い口を開く。

 

カンネ「じゃあね」

 

ラヴィーネ「ああ」

 

カンネ、ラヴィーネに背を向け歩き出す。

 

カンネ「う、うぅ……ふぐっ……」ぐすぐす

 

少しして、足を止めて振り返る。

そのすぐ後ろにラヴィーネがいた。

 

ラヴィーネ「なんだよ、汚ねェ面だな」

 

カンネ「え、ラヴィーネ? どうして?」ぐすぐす

 

ラヴィーネ「どうせお前のことだから、どっかで野垂れ死にするだろ。このままだと見殺しにしたみてェで寝覚めが悪いからな」

 

ラヴィーネ「それに一級魔法使いを目指すなら、冒険しながらの方がいい修行になりそうだ。仕方ねェから私もついて行ってやるよ」

 

カンネ「私、野垂れ死にするほど馬鹿じゃないし! ラヴィーネこそ、実家に帰ったら引きこもりになってそう! 仕方ないから連れて行ってあげる!」

 

ラヴィーネ「はいはい」

 

カンネ「あのね、これから行く街にね、美味しいプレッツェルのお店があるの!」

 

ラヴィーネ「お前は本当に食うことばっかだな」

 

カンネ「なんだと! 美味しいものは魔法使いの活力源だよ!」

 

ラヴィーネ「まあ、お前がいれば、グルメガイドには困らなそうだ。楽しい冒険になりそうだな」

 

カンネ「任せて!」

 

ラヴィーネ「頼んだぜ」

 

二人はまた歩き出した。

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