※この作品はR-18です。

ソリテール「百合を咲かせる魔法?」   作:socio

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第37輪 夜に咲く花

○廃城の食堂。夕方。

帰宅したソリテールら四人と、リーニエとユーベルが合流。

 

席配置は朝と同様。ソリテールを中心に、右手にアウラ、リーニエ、ユーベル。左手にラヴィーネ、カンネの順に座り、テーブルを囲む。

 

テーブルに夕食が並ぶ。

ソリテールが作り、ラヴィーネとカンネが配膳する。

湖で獲った鯉をマスタードや香草で焼いたものと、羊肉をニンニクや果実で煮たスープ。リーニエには牛乳と出汁で煮込んだ羊肉だった。

 

アウラ「私あまり魚好きじゃない……」

 

ソリテール「そう。ごめんね」

 

カンネ「あんまり肉ばかりだと、太っちゃうよ?」

 

アウラ「大魔族の私が太るわけないじゃない!」

 

ラヴィーネ「不思議だな。脳に栄養がいってないのに、じゃあどこにいってるんだ?」

 

アウラ「どういう意味よ?」

 

ラヴィーネ「馬鹿にも分かるように説明した方がいいか?」

 

カンネ「お、美味しいなぁ! ソリテールの作ってくれたご飯、とっても美味しいなぁ!」

 

ソリテール「ありがとう、カンネ」

 

ユーベル「ダブルデートはとっても楽しかったみたいだね」

 

カンネ「うん! お城の裏にすごい綺麗な湖があってね、湖の中に小さな島があるんだ!」

 

ソリテール「カンネとラヴィーネの作ってくれた氷のボートで、四人で渡ってみたんだ」

 

カンネ「廃墟しかなかったけどね。でも、探検してるみたいで楽しかった!」

 

ソリテール「アウラなんて、ボートから降りたら生まれたての子鹿みたいになって、ずっと私に抱きついてきたの」

 

アウラ「ちょっと、恥ずかしいこと言わないでよ!」

 

そこでリーニエが食器を取りこぼす。右手にナイフ、左手にフォーク。そのフォークを落とした。

 

ソリテール「まだ左腕の調子がよくないみたいだね。顔色も悪いけど、大丈夫?」

 

リーニエ「別に」

 

リーニエの左腕は、先刻ユーベルを組み敷いた際に、再び骨折していた。

魔力操作で痛覚を遮断しているが、体に出るストレス反応までは隠しきれなかった。

 

ソリテール「ユーベル、食べさせてあげて」

 

ユーベル「いいよー」

 

ユーベルは快く、リーニエの食事を切り分ける。

 

ユーベル「でも、私でいいの?」

 

ソリテールが不思議そうな顔をする。

 

ユーベル「アウラの方が、リーニエは嬉しいんじゃない?」

 

ソリテール「そう? それならアウラ、食べさせてあげて」

 

アウラ「……分かったわ」

 

アウラ(めんどくさいけど、拒否したら、私がソリテールに食べさせられそうだから、素直に従うわ)

 

アウラ「ほら、リーニエ」

 

アウラが切り分けられた羊肉を、リーニエの口元に運ぶ。

 

リーニエ「いい。自分で食べられる」

 

アウラ「私に逆らうの?」

 

リーニエはその大きな瞳に、アウラを映したが、すぐに逸らし、小さく口を開ける。

 

ソリテール「ふふ。素敵な姉妹愛だね。アウラは優しいお姉さんだね」

 

ユーベル「よかったね、リーニエ」

 

ラヴィーネ(ユーベルのやつ、なんか胡散臭ェな。特にあの目つき。あれは人の命を、自分の命さえもなんとも思っていない、狂人の目だ)

 

ラヴィーネは食卓に漂う緊張感に気づいた。

 

   *  *  *

 

六人は食事を終える。

 

ソリテール「さぁ今夜も、君たちの百合を、私に見せてね」

 

一同(やっぱり今夜もか……)

 

ソリテール「リーニエは、怪我しているから、今日はお休みね。見学していて」

 

リーニエ「分かった」

 

 

 

○廃城。アウラの寝室。夜。

六人はアウラの寝室に集まる。

寝台の上に、ラヴィーネとカンネ。二人は膝立ちで、裸で向かい合う。ラヴィーネは惜しげもなく裸体を晒し、カンネは恥ずかしそうに胸元で手を重ねている。

 

その二人をソリテールら四人が見守る。

 

ソリテール「さぁ、君たちの百合を私に見せて」

 

ラヴィーネ「……それじゃ、カンネ。するぞ」

 

カンネ「うん……」

 

ラヴィーネはカンネを抱き寄せ、キスをする。

カンネは両手をラヴィーネの背中に回して抱きしめる。

二人は長い間キスをしていた。

唇を離すと、唾液が糸を引き、キラキラと光って消えた。

 

カンネ「ラヴィーネ……」

 

カンネの吐息が顔にかかる。ラヴィーネはカンネの瞳を見つめたまま、右手を彼女の陰部に伸ばす。

指先が花弁を広げ、濡れた蜜壺の口を撫でる。

 

カンネ「あっ、やっ……」

 

カンネはラヴィーネにしがみつき、必死に耐える。ラヴィーネはカンネの耳元で囁くように言う。

 

ラヴィーネ「カンネ、好きだ」

 

カンネ「わ、私も、ラヴィーネのこと、好きっ」

 

カンネは裏返りそうな声を必死で抑える。

足が慄えて崩れ落ちそうなのを必死で耐える。

 

ラヴィーネは優しくカンネを押し倒す。

 

ラヴィーネ「このまま、最後までするぞ」

 

カンネ「いつもラヴィーネばっかずるい……私もしたい……」

 

ラヴィーネ「カンネが悪いんだぞ。カンネが可愛いのが悪い」

 

カンネ「やぁ……そういうの、ずるいよぉ……」

 

ラヴィーネはカンネにキスしながら、膣口へと指を挿し込む。カンネは固く目を瞑り、込み上げる感覚に必死で耐える。

 

ラヴィーネが空いた左手で、カンネの胸を揉み、乳首を摘む。

 

カンネ「んんんんんんっ!!」

 

カンネは弓のように体を反らせ、絶頂した。

体を慄わせ、潮を吹く。

 

アウラ「またシーツが……私のベッドなのに……」

 

アウラの不平など二人の耳には届かなかった。

 

二人はそれから何度かキスをする。

ラヴィーネは涙で潤んだカンネの瞳を覗き込む。

 

ラヴィーネ「大丈夫か?」

 

カンネ「うん、すごく気持ちよかった」

 

ラヴィーネはカンネの上体を起こす。

 

カンネ「えへへ、腰が抜けちゃった」

 

ラヴィーネ「私に掴まってろ」

 

カンネ「うん」

 

カンネはラヴィーネに支えられながら、寝台を降りる。

 

ラヴィーネ「終わったぞ」

 

ソリテール「お疲れさま、二人とも。次は私たちの番だね」

 

ソリテールはアウラの腰を抱く。

 

アウラ「うぅ……」

 

ソリテールはアウラを寝台に押し倒すと、手際よく服を脱がし、裸にする。

 

そのアウラの上に覆い被さり、頬に手を添え、顔を覗く。

 

ソリテール「今日はたくさん歩いたね」

 

アウラ「そうね……」

 

アウラはソリテールの意図が分からず困惑する。

 

ソリテール「足、疲れているでしょ」

 

アウラ「そんなでもないけど……」

 

ソリテール「気持ちよくしてあげるね」

 

ソリテールは体を離すと、アウラの左足を持ち上げ、口にアウラの足の指を含んだ。

 

アウラ「え、なに、やだぁ」

 

ソリテールは音を立てて舐め、吸ったり、転がしたりする。

 

アウラ「うぅ、生温かくて気持ち悪いぃ……」

 

ソリテールは気にせず続ける。足裏を舐めると、アウラは身悶えする。そのまま舌を這わせて膝裏。

 

アウラ「くすぐったぃ!」

 

さらに太腿へ這って、鼠蹊部にキスする。

 

アウラ「うっ、ふぅ……」

 

そのまま大陰唇を舐め、反対側の足へ進む。逆順に、太腿から膝裏へ、最後に足の指へと進む。

 

アウラ「あっ、あぁ……」

 

快感と不快感にアウラは苛まれ、両手で顔を覆い悶える。

 

それを見るリーニエ、ラヴィーネ、カンネ。ユーベルだけはリーニエを見ていた。

 

ユーベルは後ろからリーニエを抱きしめる。

 

ユーベル「ねぇ、今日は、リンゴはないの?」

 

リーニエ「ない」

 

ユーベルはリーニエの肩と腹部に手を回す。

 

ユーベル「私は食べたいな」

 

リーニエ「……あとで食べれば?」

 

ユーベル「今すぐ食べたいの」

 

ユーベルはリーニエの髪を唇で掻き上げ、耳の先を噛む。

 

リーニエ「っ……」

 

ユーベル(魔族と交尾するとか最悪。だけど、こいつらを地獄に引きずり込むためなら、なんだってしてやる)

 

ユーベル「大好きなアウラが、目の前で凌辱されているよ。いいの?」

 

リーニエ「別に」

 

ユーベル「本当はリーニエが、抱きたいんじゃないの?」

 

リーニエ「別にいい」

 

ユーベル「アウラとしたことある?」

 

ユーベルは徐々に、リーニエの胸と陰部へ手を這わせる。

 

リーニエ「ある」

 

ユーベル「どうだった? ソリテールがするみたいに、アウラは喜んでくれた?」

 

リーニエ「……私の方が上手い」

 

ユーベル「そうなんだ。すごいじゃん」

 

ソリテールはアウラの陰部に自身の陰部を重ね、擦り合わせる。アウラは嬌声を上げる。

 

ソリテール「アウラ、アウラ! 好き、大好き!」

 

アウラ「やっ、あっ、あぁ!!」

 

ユーベルがリーニエの陰部に触れると濡れていた。ユーベルの手に合わせて、リーニエの呼吸が早まる。

 

そのうち、ソリテールとアウラが絶頂する。

 

アウラ「ふにゃあああっ!!」

 

ソリテール「アウラ、アウラ……」

 

二人は体を重ね合い、何度もキスをした。

 

ソリテール「アウラ、大好きだよ……」

 

アウラ「私も、好き……」

 

ユーベルはリーニエを抱きしめたまま、頬にキスするように、その横顔を覗き込む。

 

ユーベル「アウラに好きって言ってもらったことはあるの?」

 

リーニエ「そんな言葉に、何の意味もない」

 

ユーベル「そっか、そうだね。かわいそうにね」

 

リーニエはユーベルを振り解き、睨みつける。

ユーベルは不敵に微笑むだけで、何も言わなかった。

 

ソリテールは周囲を見回し、ラヴィーネやカンネ、ユーベルが無事なことを確認する。

 

ソリテール「まだ<百合を咲かせる魔法>は完成していない……だけど、確かな手応えを感じる……」

 

アウラ「そう……よかったわね……」

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