※この作品はR-18です。

醜いがゆえ蔑まれ虐げられてきた低身長むちむちデカパイごっくんボディな魔族たちが起死回生のため呼び出した魔王様により幸福と極上雌自覚をぷにあなの奥から叩きこまれちゃうやつ   作:デイジー亭

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愛しさ溢れるわたしと/悔しさ溢れるあたし

「はひぃ……♡ あひぃ……♡」

 

「も、もう無理ぃ……♡」

 

「ごしゅじんさまぁ……♡ 今日もありがとうございますぅ♡」

 

「かわいい貴様らを愛するのに、礼など要るものか。ほら、今日も祈りを捧げるとしよう。余たちが出会えた奇跡に」

 

「はぁいっ♡ みんなー♡ お祈りの時間だよ♡」

 

 毎日がとっても幸せだ。こんなに幸せで良いのだろうか……ぼっこん♡ 膨らんだおなかを順番になでなでしてくださるご主神様にうっとりしつつ、辺りを見回すと……ミナモおねえちゃんと親友以外は、声も出ない様子でぴくぴく……♡ とアクメ余韻に浸り続けている。今日はそこまで激しい愛し方はしてもらっていないのだが、妊婦なのだし。

 

「もう……♡ だらしないよ、おねえちゃんたち♡ そんなんじゃ、いいガキ産めないよ?」

 

「お、おなか重いのじゃぁ……♡ あるじさまとバイに愛されるのは幸せじゃけども♡」

 

「ぷにあなボテロリ大運動会とか、どういう頭してれば思いつくんだよぉ……♡ お母様とか、途中でガキ産んじゃったじゃんん……♡」

 

「愛が溢れちゃったんだね、しょうがない陛下」

 

 ちゃんと屋内競技にしたのだが……新生魔王城中を満たす、くっせぇ香り。マゾ雌アクメ宣誓を手マンして頂きながら絶叫して、まず意識をブッ飛ばしてドゲザ姿勢でおちちを踏んでもらい開戦の仲良しミルク大噴出。チン食い競争も、パイズリ棒倒しも素晴らしかった。それとも、乳鎖とクリ鎖をごしゅじんさまに引いて頂くマゾ雌腰ヘコ散歩が悪かったのだろうか。

 わたしとエルなど、おちちを握ってもらいマゾミルクをびゅうびゅう♡ しながらだったし、ミナモおねえちゃんなど競技の合間はずっとちんぽシゴ妃業務……ちんぽケースとして、ごしゅじんさまにコキ使ってもらっていた。他の妃どもはだらしなさ過ぎるし、頼れる親友とおねえちゃんももうグロッキーのようだ。うっかり出産アクメをキメた陛下など、ガキ産み部屋に緊急搬送されて新たなガキをすかさず仕込んでもらっていた。

 

「へ、陛下はガキ産み中毒じゃが……妾たちは初産なんじゃぞぉ♡ 流れたらどうするつもりなんじゃぁ♡」

 

「は? ごしゅじんさまのガキがそんなことでくたばるとでも? 妃としてそんな浅い考えでは困ります」

 

「ひあぁ゛っ♡ ゆるちてぇ゛っ♡ しっぽ握るのらめっ……ふぉ゛ッ♡♡♡ は、はいらん、しましたぁ………♡」

 

「ゴゼンッ!? うかつに排卵(だ)すなって言っただろ……ひぃんっ♡ や、優しくシゴいて……ふぉ゛ッ♡ ふたつでたぁっ♡」

 

「孕みたがりなおねえちゃんと妹で困ります……数が揃うまでシゴかないと」

 

 片手にしっぽ、片手に牙。二人がイきを揃えるまでシゴき倒すのが重要である。今抱えているガキを産んだら、すぐさまおなかを重くする。そのために全身全霊を込めて張った符が、そろそろ破れそう。やはり私のようなよわ雌の力では、ご主神様のブッ濃い精液に対してはちょっと分が悪かったかもしれない。

 

「まぁいいです。後でシゴくことにしましょう……まずはお祈りしましょう。スタンダップ、雑魚ども」

 

「う、うう……あの優しかったバイが、こんなに立派なド鬼畜に育って。悦んでいいやら、アクメしていいやら」

 

「落ち着きなさい、リル。どっちも悦んでるわよそれ」

 

「う、ウチむりぃ……あるけにゃいぃ……♡」

 

「た、立たないとッ……! うおお、頑張れメアの身体ッ! あッまじむり……」

 

「あぎゃぁ゛ッ……♡」

 

 ドゲザの姿勢のまま、泣き言を抜かす他の妃どもは死屍累々のありさま。闘魂をクソほどおちんぽ様で注入されたはずだが、立ちあがる様子は無い。トカゲおねえちゃんなど、一番強かった癖に完全に白目を剥いた雑魚爬虫類と化している。さすがに連続無精卵潰し腹パンセックスはやり過ぎたかもしれない。

 

「だらしのない……しょうがありません、ごしゅじんさま♡ んきゅぅっ♡」

 

「うむ。この重みが愛しい」

 

「「「「「ふあぁ゛ンッ♡♡♡」」」」」

 

「んぎゅっ♡ お、おちんぽ様シゴかせていただ……のじゃぁ゛ッ♡」

 

「はぅ゛ンッ♡ ぱぱの手、逞しぃ……♡」

 

 なので雑魚雌たる私たちは、ご主神様にお縋りする。私とエルは両腕をたぷにゅうっ♡ とおちちで挟んで腰をヘコつかせる。そうするとがっしぐむにゅう♡ と大きな手がおしりに食い込んで、持ち上げて頂けるのだ。ミナモおねえちゃんは、おちんぽ様にハメ込んで頂き嬌声を上げて。他の妃たちは伸びた触手をおちちで挟み、同じようにおしりを固定してもらう。

 

「さて、行くか。しっかり掴まっているように」

 

「ふぉ゛っ♡ お゛ンッ♡ 階段しゅごいぃ゛っ♡」

 

「ぱぱっ♡ もっとゆっくり……あ゛きゃぁ゛ッ♡」

 

「のじゃぁ゛ッ♡ んごぉ゛ッ♡」

 

 そして……新生魔王城の階段を、どしんどしんと踏み鳴らす震動が凄まじい。ぷにまんに差し込まれたぶっとい親指が一歩ごとに浅い位置……Gスポをクッソ刺激し、アクメさせてもらいながら階段を下りる。ミナモおねえちゃんも、全部ハメるとさすがにガキが危ないため……気遣いの出来る夫たるご主神様により、カリ首の位置に新設してもらったコブでぷにまん全挿入を防止してもらいぐぽんっ♡ ぐっぽんっ♡ とGスポでおちんぽ様をシゴかせて頂いている。

 

「んのぉ゛ッ♡ んぉ゛ほぉ゛ッ♡」

 

「ンギュッ♡ んひゃぁ゛ンッ♡」

 

 他の妃たちは、それぞれ一風変わった方法で運んで頂いている。動物さんたちは、わざとおちちの先端が階段の端をカスめるような低空運搬。ぶるんっ……だっぽぉんっ♡ と暴れる乳肉の先端からドピュるミルクで階段の摩擦係数減少に励んでいる。

 

「ダンナッ♡ あしつかにゃッ……んごぉ゛ッ♡」

 

「ゆるちてぇっ♡ 鬼ぃちゃ……んぐぉ゛ッ♡」

 

 おもちゃ浮気とメスガキは、背伸びすればぎりぎり爪先が届く位置でばたばたと脚を暴れさせる。そして必死コいてびぃぃぃんっ……♡ と着きそうになった瞬間次の段に。おしりに挿入された触手にドチュられて、がくぅんっ♡ と脚をカエルのようながに股に掲げて、雑魚雌具合を魅せつけるマゾ雌ダンス披露。

 

「……ッ♡ ……ッ♡ アギャァ゛ッ……♡」

 

 トカゲだけが、翼をぱたぱた痙攣させて悠々と上空を飛ぶかのように抱え上げられている。繊細な操作を必要とするためだ。ぼこんっ♡ ぼここっ……♡ と固定されたおなかが、妖しく蠢く。ぷにあなに差し込まれた触手により、赤ちゃん部屋を直接品種改良されている……より良い卵を産むための手術。

 そろそろ有精卵を産ませてやるために、大量生産から品質重視にする。今までの苦労に報いるため、最高のガキを孕める赤ちゃんベッドを作り上げるのだとご主神様が言っていた。優しい。思いつつ、高層から地面に降りるまでの間、私たちはたっぷりと追いアクメを楽しませて頂いた。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「さて、着いたぞ。貴様ら……祈りの姿勢を取れ」

 

「はぁい……♡」

 

「ぱぱぁっ♡ はやくぅっ♡ もれちゃうぅっ♡」

 

「で、殿下はこの時間が大好きじゃの……恥じらいとかないのかの♡」

 

「「「「「……♡」」」」」

 

 やはりというべきか……祈りまで意識を保てたのは、私を含めた三人だけ。他の妃たちは、降りるまでのたった数分でアクメし過ぎて意識を完全にフッ飛ばされていた。ソンキョの姿勢を自主的に取る私たちと違い、あまりにも耐久性が足りなさ過ぎる。

 やはり全員『今夜は寝れないごしゅじんさまの遺伝子まぜまぜ♡ ぷにあな攪拌時間無制限マンキツコース♡』をやらせるべきか。ミナモおねえちゃんとエルにクソほど味わわせたそれは、意識をトバした瞬間にぷにあなどっちゅん♡ で不敬を咎められて嬌声覚醒させて頂く。気絶時間が延びれば伸びるほどにペナルティが加算されるため……私も途中で泣きを入れた。気絶禁止の烙印を刻んでもらうまでが準備運動である。

 

「よし、では……貴様らの造物主の似姿に披露してやれ。最高にかわいらしい、貴様らの姿をな」

 

「「「ふぁぁ゛ッ……♡♡♡」」」

 

 そして頭をなでなでしてもらい……木漏れ日の中祈りを籠めて、旧魔族領から持ち出した唯一の物にたらふくションベンをブッ掛ける。じょぼぼぼぼ……♡ と膀胱が軽くなるたびに、新しい造物主への祈りのカタチにうっとりする。なんといっても、ご主神様は私たちのおもらし姿もションベンを引っ掛けられるのも大好きなのだ。必ずや悦んでくれるに違いない。

 

「ほら。しー、しー……祈りの言葉も忘れるな」

 

「ごしゅじんさまと出会わせてくれて、ありがとうございますぅ……♡」

 

「恨んだ時もあったけど、我たちしあわせぇっ♡」

 

「はぁぁ……♡ ソンキョとは、主様にチン媚びするときと祈り♡ 両方使える素晴らしい姿勢じゃわい♡」

 

「ンな訳あるかカスどもッ!!!!」

 

 信仰心を高めつつ、追いなでなででイキ潮までカマして愛情溢れるトイレタイム。愛しい手が離れても、余韻に浸ってぷるぷるしていると……何かが天上から飛来して魔王の森の中心に着弾し、びっくりしておちちを振った転びそうになった。なんなのだろう、あの紅いの。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「貴様らァ……! 信仰心を籠めたションベンを女神像にブッ掛けるとか、なんて恐ろしい涜神(とくしん)行為を考えるのよ! わかる? わからないわよねあたしの気持ちがッ……! 毎日頭からションベンブッ掛けられて、一体誰が喜ぶのよ! しかも狂信的過ぎて受け取り拒否できないとか……!」

 

「「「は~い」」」

 

「……悦んでるの? 毎日頭からションベンブッ掛けられて?」

 

 天空より木々を焼き払いながら降臨した、謎の紅い髪でやたらと長身の雌。パパがせっかくこさえてくれた、優しい陽の光が隙間から零れる枝葉のカーテン。それが失われたことに腹を立てつつ、目を抑えながら元気に手を上げてお返事する。何を言っているのだろう、この未確認飛行物体Xは。仮面など被って、掴むところが腰ぐらいしかなさそうな身を傾げて疑わしそうに聞いてくる。

 

「ごしゅじんさまの聖水を掛けて頂くのに、何を悲しむことがありましょうか」

 

「ぱぱの愛を感じる。いつも争奪戦だよ」

 

「意外とあの塩気が癖になってのう」

 

「完全にイカれてるわ、アンタたち……そしてアンタ! アンタが主犯ね!? その邪悪なオーラ……性格を示すようにネジくれ曲がった角! あたしの世界をブチ壊すために、どこぞの神が送ってきたに違い無いわ!」

 

「……わたし?」

 

 そして彼女が指差したのは……きょとんとする我が親友。目が腐っているのだろうか、この……我の予想が正しければ我らの不倶戴天の敵が。確かにパパに出会わせてくれたのは感謝するが、それはそれ。我が親友を魔王であるかのように……邪悪なオーラ。ねじくれ曲がった角。あれっ困ったな……性格含めて、否定出来る要素があんまりない。

 

「ええ、アンタよ……アンタみたいな種族、創り出した覚えないわ。バイコーンじゃあるまいし、そんな黒い二角……ちょっと待って、アンタ種族は?」

 

「バイコーンですけど。ちなみに元はユニコーンです」

 

「何で在来種が特定危険害獣になってンのよッ!? 転化条件満たせるわけないじゃないッ! あの馬鹿が居ない限り、アイツの神(・)使(・)なんて産まれないはずでしょッ!?」

 

「アイツ……? あの馬鹿……? 神使?」

 

「誰のことじゃろうか……あるじさまは魔王であるし」

 

「我、なんとなく予想はつくけども」

 

 そのまま頭を抱えて、身を捩らせる……恐らくはこの世界の造物主。何と言っても、神像と体型と着衣が完全に同一である。しかし……何故顔を隠しているのだろうか。あと、パパと他の妃たちは一体どこに。我の疑念をよそに、長い脚でじたんだを踏む女神の狂乱は続いていく。……ああ、不意打ち狙いか。さすがパパ、戦術にも明るい。ここは知らんぷりして黙っておこう。

 

「害獣は殺処分するに限るわ! 来なさい、我が愛し子たち!」

 

「お呼びでしょうか、造物主様。我ら神聖騎士団、ここに」

 

「あの害獣……角付きは特に念入りに、全員始末しなさい。オールウェポンフリー、骨の一かけらも残すな」

 

「ハッ。ご用命とあらば……久しいな魔族ども。相変わらず醜い……この神聖騎士団長たる、ゴブ郎率いる輝ける軍勢が浄化してくれよう」

 

 女神が手をかざし……ラッパの音と共に現出したのは、ヒトの軍勢。壮麗な鎧に身を包んだ我たちより少々背の高い彼らが、一斉に跪く。そして女神が鷹揚に頷くと、立ち上がり……こちらを指差す、代表と思しき絶世の美男。その鼻はぺちゃんこに潰れていて、細い目は糸のよう。一切の目立つパーツが存在しない平たい顔は、棒のような身体の上で残虐にゆがめられていた。凹凸が限りなく存在し無い、その姿は我ら魔族の原始的恐怖を誘う。

 

「なんですか、ちんぽちっちゃくてズボンの股間も盛り上がってない癖に。跪けカス雄ども」

 

「「「「「「「「「ぎィィィィィィッ!?」」」」」」」」」

 

「重力光ッ……!? やはり突然変異ねっ! ああもう、めんどくさがって独創性を発揮しなかったのが仇になったか……! 『我が力よ、照らせ』ッ!」

 

「目がァッ!!」

 

「あら、弾かれた……? これが防がれるのは初めてです」

 

「女神ナメんじゃないわよ、このカス。オナホ種族に負ける造物主が居てたまるもんですか」

 

「おなほ……? どうも横文字は弱くてのう」

 

 そして原始的恐怖をとうに克服した、我が新生魔王城で一番のド鬼畜がためらいなく重力光を解き放ち……輝ける軍勢が、親友の機嫌を損ねた時の我のように悶え苦しむ。今日はどの嫌だった感情を押し付けられたのだろう……やっと慣れてきたので少々しょぼしょぼさせつつ哀れみの目で見ていると、急に輝く女神に目を潰される。その場に悶え苦しむ我を他所に、その会話は続いていく。

 

「オナホール……あたしの愛し子たちの、性処理玩具として創ったのよアンタたちは。小さい身体も、ちんぽのちっちゃいコイツらにぴったり合うサイズにするため。そしてその小ささに見合わぬ、サイズオーバーで目障りな肉塊。そんな物ブラ下げた身体は重いでしょう? だからさっさと死になさい」

 

「おんなのこは重ければ重いほど良いって、ごしゅじんさまが言ってました」

 

「はァ? 何言ってるのよアホらしい。良い? 美しいっていうのは、あたしみたいな身体を言うのよ。機能美に溢れたこの神体こそが究極の美よ」

 

「おちちとおしりを掴んで頂く悦びをご存じない? まぁその身体じゃ、腰ぐらいしか掴むところがないからの。それになんじゃ、顔なんぞ隠しよって。造物主が聞いて呆れるわ……どうせ神像と違い、不細工なんじゃろ? ほれ、見してみぃ。笑うてやるぞ」

 

 誰も構ってくれない……寂しいよパパ。思いつつ転がる我の耳に入る、言葉の応酬。イラだっていると思しき造物主が、胸を張ってそのうっすい身体を見せびらかしていると思われる。そしてその言葉に対して、強気で攻め立てるゴゼン。外弁慶にもほどがある……思いつつ、我はその場でごろごろし続ける。だいぶ目が回復してきた。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ああ……そうか。一貫性は重要だから隠してたけど……どうせ殺すし、悔しがる顔が見たいから見せてやるわ。本当の美を、感謝して崇めなさい?」

 

「ふぅ……ああ眩しかった。やっと……ん? どうしたのバイ」

 

「ああ、一応の対策です」

 

 仮面に手を掛ける女神と、ようやく回復して立ち上がる殿下と……その背後に隠れる妹。何をしているのじゃろうか……造物主。陽光の化身。美。しっぽにピンときたため、妾も袖で目を覆うこととする。またしても何も気づいていないエレクシアさん(310歳)には申し訳ないが、説明している暇はないと見た。

 

「これが美よッ!」

 

「うお、まぶしいのじゃぁッ!」

 

「目がァッ! 目が潰れたァッ! 助けて親友ッ! 何も見えないよぉっ!」

 

「大丈夫ですよエル。目の一つや二つや三つ、また生えます。わたしの角のように」

 

「吸血鬼ってそういう生き物だったじゃろうか……」

 

 別に陽光に弱くもない妾の目が、あまりの輝きに眩む。薄い袖などあまり役には立たぬと思っておったが……本当に役に立たんかった。そして陽光が弱点たる吸血鬼を敢えて盾に使う、妹の謎の機転。よしよしと悶える殿下の頭を撫でる姿からは、一切の悪びれを感じぬ。逞しさに特化した成長を遂げたその姿に姉として罪悪感を刺激されながらも、女神のご尊顔を拝見してやることとする。

 

「……わたしたちと同じような顔のはずなのに。何でわたしは美しいと感じているの……?」

 

「なんと……魂消(たまげ)た。凹凸まみれなのに。かわいいユニよりも美しいと感じる、じゃと……?」

 

「おねえちゃん、後でお仕置き」

 

「ゆるして」

 

「アンタたちは本当の美を知らなかっただけよ……自己紹介してあげるわ。造物主って呼ばれるのも味気ないものね。『照らし灼く者』。輝く貌のイルナ。あたしはどんな価値基準の元でも美しいのよ、造形美の化身として産まれたもの……アンタたちがどこに逃げ隠れしようと、照らし出すのは容易だわ。今さら許しを乞うても遅い」

 

 造物主の顔は……ヒトとは違い、平坦ではなかった。棒のように凹凸が無い長細い体の上に載った顔は、おぞけが走るほどに……我らの骨身に染みつけられた道理を無視するほどに、美しい。ぱっちりと開いた紅焔を宿す瞳に、高く尖った鼻。くちびるはぷるぷると誘うように揺れて……零れ出る甘い調べは、我が獣の耳に響いて芯から痺れさせるように美しい。魂でわかる……これが美。

 

「何でそこに転がってる、雑魚雄どもの顔を美しいって定めたんです? わたしたちの方が似ているじゃないですか」

 

「簡単よ、その方が惨めじゃない。同じような造形なのに、あたしは美しくてアンタたちは醜い……あたしはね、美の化身だからそういうのに敏感なの」

 

「性格が悪いのう……しかし身体は妾たちとは違うのが、どうにも違和感があるのじゃ……何か、嫌な思い出でもあるのかや?」

 

「うっさいわこのごん狐ッ……! アンタにあたしの気持ちがわかる!? 『顔は極上なのに、身体が貧相』やら、『もうちょっと胸があったら求婚してた』やら……要らないのよ、そんな肉塊ッ! デカ乳好きの男神どもはわかっちゃいないのよ、この美が! 良い!? あたしは貧乳ではなく、品乳……! 品のある乳よ! それをどいつもこいつも……うんざりするわ!」

 

 火が点いたようにまくしたてる造物主。その瞳から、実際に焔が溢れ出すほどに興奮しておる……近くの枯草に着火しよった。主様がこさえた森を、焼け野原にするわけにはいかぬ……どうにか落ち着かせねば。というか、やはり嫌な思い出があったらしい。神とはこのように、癇癪持ちでも勤まる物なのであろうか……思いつつ、袖の隠しをごそごそする。

 

「お、おお……すまぬ。傷つけるつもりはなかったのじゃ。飴ちゃん要るかの?」

 

「要るかアホッ! ……ちなみに何味?」

 

「いちごじゃが」

 

「一応もらっておくわ……甘い。アンタら、やっぱり器用よね……供え物の味も、ゴブリンどもよりだいぶ良いのよ実際。やっぱり参考元のスペックが低いと、いくら手を入れても構造上限界があるのかしら……でも本物はまだ手に余りそうだし」

 

「ごぶりん……?」

 

 一度振りかぶった手を降ろして、大人しく飴を受け取る女神。わくわくと包み紙を開けて口の中で転がして笑う、近所の子供と同じような挙動を見せる。ううむ、やはり駄々っ子には飴。思いつつ、近寄ってきておくちを開ける妹にも与える。意外と親しみやすいのう、この造物主。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「おっと、口が滑ったわ。さて、死になさい。美味しい物は惜しいけれど……次はもっと従順な精神構造の種族を創るわ。あたしならきっとできる。神生はトライ&エラーよ……行きなさい、我が愛し子よ」

 

「御意ッ! この造物主より与えられし神槍にて、穢れたその生に幕を閉じるが良いッ!」

 

「おいひい」

 

「親しみやすいとか思った妾がアホじゃった! おのれ、妹は殺させぬのじゃぁッ!」

 

 もごもごしつつ見ていると……ヒトの代表が、ぶっとい槍を抱えて馬に乗ったままに突っ込んでくる。森の中で騎乗突撃とは非常識な……思いつつ、覆いかぶさって自分を守ろうとしてくれるおねえちゃんに嬉しみを覚える。心配する必要なんてないのに……きっとご主神様が助けてくれる。思いつつぼーっとしっぽをモフっていると……あれ、これもしかしてマズい?

 

「おねえちゃんッ!」

 

「ぬああっ!? 力が強いのじゃッ……ああっ!? ユニッ!?」

 

 ご主神様は、わりと抜けているところもあるのを忘れていた。目の前に槍先が迫ってきた途端に、そのかわいいところを思い出す。私が貫かれて殺されても、別に後で蘇らせてくれれば構わないが……おねえちゃんを殺されるのは、御免被る。きっと大丈夫だけれど怖い……そして槍先がわたしのおちちに触れて。

 

「ゴブーッ!?」

 

「「「へっ?」」」

 

「「「「「「団長の騎槍突撃(チャージ)が馬ごと弾かれたァッ!?」」」」」」

 

 がきぃんと、まったく痛みを感じぬままに異音が鳴ってヒトが態勢を崩して木に突っ込んでいった。びたんと叩きつけられた、その勢いは凄まじく……思わず、おちちをもにもにと揉んでみる。柔らかい……何で私無事なんだろ。思っていると、愛しい手の感触が頭に。

 

「すまぬ、貴様らの気持ちよさそうにションベンしているところを眺めていたら急に尿意が……む? 久しいなイルナミナ。こんなところで遭うとは」

 

「デメトリィィィィィィィィィ~~~~~~~~ッ!!!????」

 

「ふあぁ゛っ♡」

 

 私のご主神さまは、特に深い意味もなくションベンカマしてただけだった。その間の悪さと、私に飲ませてくれなかった分。合わせて今度死ぬほどパイズリフェラしてやる、私が。思いつつ、私は造物主の悲鳴をBGMに気持ち良くションベンを漏らした。結構怖かったんですからね、もう……好き♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「な、何でアンタがあたしの世界に居るのよっ……! 封印されてたはずでしょ!?」

 

「それなのだがな……召喚されたのだ。この世界の造物主があまりにもド鬼畜すぎたようでな……愛を求める声を無視できる余ではない」

 

「へ、へぇぇ……そう。とんでもない造物主も居た物ねぇ?」

 

 ヤバい。バイコーンが居る時点で嫌な予感はしたが……偶然だと信じたかった。不意に現れてオナホどもの頭を撫でる、黒く輝く長身を見ながらなんとか誤魔化す手法について考える。コイツと敵対するなど、アホのすることだ……『踏み耕す者』。蹂躙魔王デメトリ……紳士的な物腰に見えるが、コイツを怒らせた場合あたしはま(・)た(・)ひどい目に遭わされる。

 

「ごしゅじんさま、アイツです。アイツが造物主です」

 

「我の眼球をいぢめたぁ……」

 

「妾の妹を、刺殺させようとしてきおった。お仕置きしてやって欲しいのじゃあ」

 

「なんと。そうであったか……見たような背ばかり高くて乳の育たぬ、ぺちゃパイな神像だと思ったが。まさか貴様とはな……」

 

「誰がぺちゃパイよッ! ええい! かくなる上は『魔王軍』をこさえられる前に、せめてそいつらだけでも駆除するわ! まだなんとかなると思いたいッ……! 『弓よ、我が手に』ッ!」

 

 速攻でバレた。くいくいとズボンを引き、告げ口をするオナホども。だが、その数は未だ三体に過ぎない。デメトリ自体に攻撃能力はあまりない……軍勢をそろえねば、こやつはわりと無害なのだ。初期に駆除して、我が世界の総力をあげればどうにかなる……といいな。空に浮かぶ己の似姿に手をかざし、神器を掌中に具現化する。

 

「綺麗な弓ですが……矢がないようですけど?」

 

「あたしは造物主にして、『照らし灼く者』……矢ならあるわよ、いくらでもね。味わって灼け死ね!」

 

「目がァッ!」

 

「余がそれを見逃すとでも? 不遜が過ぎるぞ」

 

 その異名の通り、あたしに矢筒は必要ない。弦を鳴らすだけで、権能の象徴……すなわち、陽光が矢のカタチを取り降り注ぐ。渾身の神力を籠めたそれは、狙い通りの座標に着弾して……吸血鬼をモデルにして創った、牙の生えた金髪のオナホを悶えさせるだけの結果に終わった。オナホどもを庇うデメトリの黒い身体には、目を凝らしても焼け焦げの一つも見当たらない。

 

「相変わらずインチキねッ……! あたしの矢は、プロミネンスぐらいの温度は出てるのに!」

 

「一万度やそこらで、我が玉体が灼けるか。いくら射っても無駄である。慣れているのでな……農作業で」

 

「ごしゅじんさま、麦わら帽子要ります?」

 

「灼けると困るのでな、自分で被っておけ」

 

「日焼けと一緒にするとか馬鹿にしやがって……! ゴブリンども! 囲んで隙を突いて刺殺……ああ、もう烙印刻んでるんだったわね! クソっ、厄介な……!」

 

「余が愛する妃どもを、無防備で放っておくとでも?」

 

 余裕綽綽に、差し出された農作業用の帽子を固辞するデミトリ。だがその余裕は、確かな自信に裏打ちされている……コイツの防御を突破するには、弱点を突く必要がある。あるのだが……あたしにその弱点を突ける権能などない。コイツの弱点は簡単だ、大地が無ければ供給が絶たれて無力化する……つまり海に突き落とせば、重すぎて沈んで浮いてこない。しかしながらここは、内陸部のド真ん中にある森林地帯である。

 

「烙印って……えっち以外にも効果があるんですか? これ」

 

「ああ、前に言ったであろう。余に踏まれて、ちんまい貴様らが無事なはずがあるか」

 

「アンタの何十分の一の強度と重量と力でも、ゴブリン如きじゃ歯が立たないわよね……!」

 

「重くて硬いとは、真に偉大なことである……そうは思わんかね?」

 

「泳げない癖にッ……!」

 

「必要がないのでな」

 

 そして大地が存在する前提において、コイツはほぼ無敵である……そしてその無敵さを、一定条件を満たせば他者にスケールダウンして付与することも出来る。オナホどものちんまい身体は、ぷにっぷにで柔らかそうに見える。重さも乳とケツを除けば軽そうに見えるが……その実、重量換算で数百トンを軽く超える。

 デメトリの次に重く硬い身体……そしてそれを支える筋力。刻まれた数にもよるが、足裏にも刻まれているであろう烙印が無ければ地盤沈下が起きる馬鹿げた質量である。あの角付きオナホなど、全身に刻まれてしまっている。あたしが最大出力を出しても、灼けるかどうかちょっと自信がない。

 

「でも、残念ね……たった三体じゃ、お得意の蹂躙戦術……は……」

 

「うう、かいぬしに置いていかれるとは……いぬみみ妃として一生の不覚」

 

「リル。貴女の一生って、何回あるのかしら」

 

「ダンナは歩幅が違いすぎるんだよ……ウチら、ちっちゃいからきつい」

 

「そういえば、エイナは何で飛ばないの? メア、抱えて飛んでくれたら嬉しいなって」

 

「オレ、重すぎて飛べなくなった。今のオレはボスに媚びるしか出来ない、ただ力が強いだけの雌トカゲ。火は一応噴ける」

 

 ……いっぱい出てきた。だがまだ希望は有る……! たった三体が八体に増えたからどうだというのだ。散開させて、ゲリラ戦術を仕掛けさせて分断して灼く。手塩にかけて育てたゴブリン騎士団と連携すれば、なんとか……多分……きっと……恐らくいけると思いたい。組み付いた瞬間、肉片になるであろうゴブリンどもの犠牲からは目を逸らす。

 

「だんなさまー? 種付けの時間ですよ? 我だけではなく、ガキ産み妃たちは産んだらすぐに仕込んで頂かないとおなかが寂しくてガチ泣きしますから。それに、歩き出した娘たちの面倒を見るの大変なんです。おちんぽ様であやしてあげてください」

 

「あっ終わったわ。ゴブリンども、お疲れ様。今までよく仕えてくれたわね」

 

「ぞ、造物主様ッ! そのようなことを仰らず……! 魔族どもが幾ら我らヒトより強いとしても、装備の差がありまする!」

 

「装備なんか意味ないわよ、アイツら全員がデミトリの盾であり武器だものッ! 全員灼く前に、あたしの神力が尽きるわよッ!」

 

「妃を武器などと……口が過ぎるぞ、イルナミナ。余たちはただのんびりと踏み耕すだけよ」

 

「クソがッ……! それがアンタの必勝戦術じゃないのッ!」

 

 ゴブリン……この世界の『ヒト』として創った、習(・)作(・)どもが忠義を果たそうとするがもう無理である。『軍勢』をこさえたコイツに、あたしでは決して勝てない。コイツらは歩くだけでいい、全力の太陽弓でもオナホ一人の防御を突破できるかどうか怪しい。それが大量生産態勢に入ってる時点で、こちらの敗北は確定しているのだ。

 

「あるじさま、妾たちそこまで強くないと思うのじゃが。リルとエイナと妾ぐらいじゃぞ、戦の真似事などしたことあるのは」

 

「貴様らはのんびりと歩くだけで良い。それで全ては解決する……重さと硬さはパワーであるのだ」

 

「ええ、そうよね……『グランド・ラグナロク』で、それを嫌と言うほど思い知らされたわ」

 

 『踏み耕す者』、蹂躙魔王デミトリ……農作業とセックスのこと以外は頭にないこの馬鹿は、何でも出来る癖にそれ以外に本気を出さない。出す必要が無い……一等神が全力を出して突破できるかどうかの硬さを宿した妃たちを侍らせて、ただのんびりと歩くだけ。うかつに全力で突っ込めば、どんな神器もはじき返され……倒れたところをそのまま踏まれる。

 数百トンの重さと概念的質量を宿した軍勢に踏まれて、土と同化させられるのだ。そして男はそのまま踏み殺されて、女は動けなくなったところをデミトリ本人に踏んづけられて……簡易烙印を刻まれて持ち帰られ、軍勢の仲間入りをさせられる。死体で土を富ませて『豊穣』を約束し、蹂躙した女で『繁栄』し続ける魔王の軍勢。それに立ち向かった者は全て踏み耕された。

 

「平和主義なのでな。余は農業とセックス……実らせる行為以外に興味がない」

 

「植物の癖に、動物を孕ませるんじゃないわよ! 黙って自分の本体の周りでも耕してなさいよ、この唐変木がッ!」

 

「余は世界樹だ、間違えてもらっては困るな……それにトレントも植物だ。差別発言はよろしくない」

 

 その正体こそは、『始原世界』にそびえたつ一本の樹……全ての『分枝世界』の礎となる『可能性の実』が生る世界樹の中で、ただ一本のみ存在する実の生らぬ雄株の世界樹(アダム・ユグドラシル)。雌株と違い自ら増えることの出来ぬコイツは、他の生物を孕ませて増える。ありとあらゆる植物の形質を宿す、自らの能力を使用して世界を蹂躙し続けるのだ。

 たんぽぽのように種子を分枝世界に派遣して、大地に根付いて急成長してウォーキングツリーの性質でただ歩く。そして気に入った雌を見つけたならば、子宮を改良して種付けする。最初に始原世界で孕まされた動物は、その根本で身を休めたユニコーンと伝えられる。今では始原世界に一角の馬は存在しない。全てが信仰を得て自我を持ち、神の性質も宿すコイツの『神使』として……変わり果てた二角から重力光を振り撒き続けている。

 

「これ以上増えないように、封印されてたはずでしょうッ!? ねえ、フ(・)ィ(・)ク(・)ス(・)ア(・)ダ(・)ム(・)……『グランド・ラグナロク(全知的種族平等戦争)』の主犯!」

 

「致し方あるまい。分枝世界には、愛を知らぬものが多すぎる……封印されて母なる大地(地母神ガイアード)とセックスし続けるのも悪くはないが。余は、愛を知らぬ者に伝えたくてたまらぬのだ」

 

「女を踏んづけるのが大好きなアンタが、愛の何を伝えるっていうのよ……! それで幾つの世界を蹂躙したか、数えてる!?」

 

「数えておらぬ。そしてその気もない……気にならないのでな、樹だけに!」

 

「このカスッ……!」

 

 ガハハと笑う、コイツの名が『愛を告げる樹』、豊穣大樹フィクスアダムから『踏み耕す者』、蹂躙魔王デメトリに変わった理由……封印された原因こそが『グランド・ラグナロク』。この馬鹿は喧嘩を売ったのだ、種族間差別のある分枝世界全てに……全ての種族を平等に愛すと叫びながら、被差別種族も支配種族も……造物主ですら雄ならば踏み殺し、雌ならば見境なく踏んづけて尊厳をブチ折って己の妃として征服したあまりにも豪快な行い。

 恐怖した統一議会は、全ての世界から差別を無くすことを『標準運営指針』に定めることを約束して……その代わりに出された条件が、『零落及び封印』。自らの役割を果たしたことを誇りながら、物言わぬ一本の世界樹に戻ったはずなのだ。その分体たちも、本体の意向を汲んで大人しく征服した世界で妃たちを踏んづけ続けているはずだった。

 

「あちらが先に条件を破った。そうではないかイルナミナ。この世界には、愛を知らぬ……愛されることを許されぬ、被差別種族が存在した。統一議会は余に約束した……一切の例外を許さぬと」

 

「こんな未熟な実の世界、見逃しなさいよ……! おちおち創生の練習も出来やしない!」

 

「貴様には少々荷が重いのではないかな……だいぶ畑違いであろう? 本分を思いださせてやろう。覚悟するがいい……余こそは林檎。乾いた土壌に愛の種を芽吹かせよう」

 

「……ま、まさかッ!? やめなさいッ!」

 

 そしてやれやれと肩をすくめたヤツが、腕を前に差し出すと……あたしはとてもひどい目にまた遭わされることを悟った。逃げたくても逃げられない……骨身どころか魂にまで刻み込まれたコイツの恐ろしさ。知ってはならぬ原罪の味。それを味わわされる予感に、ぞくぞくと紅く輝く自慢の髪が逆立った。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「話についていけぬのじゃが」

 

「我もよくわかんない。とりあえず、あの二人が元々知り合いだっていうのはわかった」

 

「いいですか、みんな。いち、にの、さんで飛び掛かりますよ。あの細い身体なら、わたしたちが全員でしがみつけば動けないはずです」

 

 何やら小難しい話がずっと続いているが……オレにはよくわからない。一つだけわかるのは、ボスの方が強いということだ。ならばあとはどうとでもなる……しかし巫女は本当に、逞しくなった。ボスが現れる前とは大違いである……その瞳に宿る闘争心の滾りと来たら、オレまでも捨てたドラゴンの誇りを思い出してしまいそうだ。

 

「オレ、バイに従う。何でも言って」

 

「エイナは火を。目くらましぐらいにはなるかもしれません」

 

「ボス巻き込んだら、お仕置きされない?」

 

「して頂いて問題あります? つべこべ言わずに、合図をするまでチャージしておいてください。うまくできたらひどくするよう言ってあげます」

 

「オレのおなかが助からないのはわかった……」

 

 そして取り戻し掛けた誇りは、一瞬で圧し折られた。この元巫女、ほんと怖い……逆らったら何をされるかわからない凄みしかない。火袋に魔力を充填する動作は久しぶりにするが……思ったよりイイのが出せそう。おなかがやわやわになったからかもしれない……やっぱりバイは凄い。睨まれるとしっぽが勝手に丸まり吐き気を催すほどだ。

 

「ぐぇッ……」

 

「まだですよ、まだ溜めなさい……最高のタイミングで横っ面を燃やして、モノホンのご尊顔にションベンを引っ掛けて消火した後にタワシで塩を塗り込みます。希望者はわたしの後でやらせてあげます。希望しない者は絶望の味を教えてあげます」

 

「妾の妹の邪悪な発想は、いったいどこから出ているのじゃろう」

 

「ゴゼンの影響ではなさそうだよね。見てよエイナの顔。火を噴く前にションベン漏らしそうだよ」

 

 マジで怖い。おなかをなでなでするのを止めてくれないだろうか……叩き込まれた腹パンの感触を思い出して、もう泣きそう。助けてボス……唯一ド鬼畜を止められる、頼れるお方に縋ろうと標的から黒い身体に目を向けると……なんだか奇妙な動きをしていた。手を前に出して……? 何かを指でつまむような仕草。何だろうアレ、何の意味があるのだろうか。

 

「はきゅぅんっ♡」

 

「あ、アレは……い、いかんっ♡ 見てはならぬのじゃぁっ♡」

 

「さすがパパ、なんていう恐ろしい技を……♡ 見ろ、ヤツも悶えている!」

 

『や、やめなさいっ♡ オナホどもや、愛し子たちの前でそんなのッ……♡ 思い出しちゃうじゃないっ♡』

 

「なぁシエラ。アレ、なんだかわかるか?」

 

「私に聞かないでくれるかしら……でも何か、見覚えがあるような?」

 

 そのままボスが指の動きを速め、そこにおくちを近づけて舐める仕草を魅せると……なんか一番タフなはずの三人が必死に目を逸らして内股になり始めた。はぁはぁと息を荒げるその姿を見ると、なんだかオレもおなかが熱くなってくる……一体なんなのだろう。そして火を噴く対象の方をもう一度見てみると……三人よりも激烈な反応を見せ、膝をガクつかせて紅い長髪を振り乱す女神。一体何なのだろう……わからなかったらわかるヤツに聞く。

 

「あぎゃぁッ……なぁバイ。アレなにをやってる?」

 

「な、何勝手にチャージやめてるんですかぁ……♡ 後でお仕置き、といいたいところですが……♡ もう勝負は確定したので許します♡」

 

「オレ、わからない……でも許してくれたのはうれしい。教えてくれるともっとうれしい」

 

「あ、アレは……コキ真似、です♡ あの動きでシゴかれると、おちちの先とクリちゃんが疼きますぅ……♡ あぁっ♡ ちゅぱちゅぱまでっ♡」

 

「……おそらきれい。アギャァ゛ッ」

 

『ふぁ゛ぁ゛ぁ゛ンッ♡♡♡』

 

 ボスに出会うまで求めていた、強さとは一体。オレは何でこんなに悲しい気分になったのだろう……凄まじい敗北感を得て、空に向かいショボい焔を吐くと……股を天に向けてぷしぃっ♡ と衣装を貫通する勢いで噴いた、女神のイキ潮で消火された。オレも多分、ああなるまで躾けられるんだろうなぁ。それはちょっと楽しみ……思いつつオレは、引き続き戦い? を見守ることにした。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「はひぃーっ♡ はひぃーっ♡ お、オナホどもの前でお潮♡ 噴かされちゃうなんてぇ……♡」

 

「ぞ、造物主様ッ!? 一体何が……!」

 

「あ、あたしを見るなぁ……♡」

 

「どうだイルナミナ。思い出したか? 己の立場を」

 

「な、何で新しい分体のアンタが……あたしの弱点、知ってるのよぉ……♡ はぅぅんっ♡」

 

 しこ♡ しこ……♡ と、大きく無骨な手が行う繊細かつねちっこい動き。それを見てはいけないことはわかっている……だが、目を逸らせない。そればかりかガクつく脚が、後ずさりすら許してくれない。出来るのはただ、黒い身体がどしんどしんと近づくのをウズつく身体に耐えながら見上げるだけ。

 

「余は一にして全。全にして一である……分体が見知ったことは、本体も知っている。逆もまたしかりである……余は、叡智の樹でもあるのだ。えっちの樹でもある」

 

「そ、そんなことってぇ……♡ 真名を握られてた時点で、おかしいと思ってたのよぉ……♡」

 

「かいぬし。その女神、もしかして」

 

「うむ。エンリル、シエラザード。そやつを抑えろ」

 

「や、やめなさいっ♡ はなしッ……あ゛ぁ゛っ♡ 見られ、ちゃったぁ……♡」

 

「うわ、でっか……♡ おかしいと思ってたのよねぇ♡ ヒトが弱いなんて聞いたことないもの。私たちのこれって、造物主由来だったのね……♡」

 

 エルフとダークエルフ……近づいてくる叡智の種族を元にしたオナホどもの本来の耳は、リングピアスで貫通されまくっていて。アホくさい動物耳を頭頂部に載っける、被造物たちにすら抵抗できない。両腕をがしりと掴まれて……デメトリにびりびりと服を破かれる、クソほど味わった感触。あたしは……露わになったそれが怯えるように揺れるのを見て、全てを諦めた。

 

「うわ、何だこれは……こんなに立派な乳首とクリ、お目にかかったことがない♡」

 

「しかも見て♡ ブリーダーが指を動かすたびに、触れてもないのにぴく♡ ぴく跳ねてるぅ♡ どんだけシゴかれたら、こうなっちゃうのかしら♡」

 

「ひぁっ♡ あうっ♡ ゆびっ♡ やめっ♡ こしっ♡ こしうごいちゃっ……あ゛~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「ぞ、造物主様……?」

 

 ゴブリンどもの視線が痛い。オナホどもなど、あたしのコンプレックスを馬鹿にしてくる……だが、ヘコつく腰を止めることなど出来はしない。あたしの身体は、完全に躾け尽くされているのだ……何万年経過しようとも、その指の感触を忘れることなど出来ない。忘れようと思って、新たな世界まで創ったというのに……飢えた身体に染み込む甘やかなマゾ快楽に、あたしの脳が蕩けていく。

 

「かわいいぞイルナミナ。平たい胸でそこばかりが目立つ、クソ長乳首。無毛のまんこでぴょっこりと顔を出す、大粒のクリトリス。それらが震えるさまは余を悦ばせる」

 

「あ、アンタのせいでしょぉ……♡ 二プレスと前貼りが無いと、まともに動くこともできやしない……♡」

 

「ほう、こんな物を付けておいて文句とは……些か誘惑が過ぎるな」

 

「はッひぃ゛ぃ゛ンッ♡ 一気に剥がすにゃぁっ♡♡♡」

 

 そしてその指がゆっくりと近づいて……べりっ♡ べりりっ♡ べりぃっ♡ と音が鳴るほどの勢いで、一気に三つ全部を剥がし取られる。そしてその指の上にちょこん♡ と乗る……アホ丸出しの小さな金色のハート型。マゾ勃起にぴったり貼り付き保護するとともに……隠すのではなく、目立たせる。こいつの飼い雌であることを示す、あたしが征服された証。

 

「相変わらず、口とは裏腹にここは素直だな……余をイラ勃たせるのが、あまりにも上手過ぎる。よくやったぞ、イルナミナ」

 

「ふぁぁ゛ッ♡ も、もちあげんにゃぁ゛ッ♡ あ゛っあ゛ッ……あ゛ッ♡」

 

「乳首を持ち上げられるだけで、かわいらしいお漏らしを披露する癖も変わっておらぬ……寂しい思いをさせたな。よしよし、たっぷり出すといい」

 

「はぅ゛ぁ゛っ♡ あ゛~~~っ♡ あ゛~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 くいっ♡ くいっ♡ と指先で乳首の腹を持ち上げられるだけで、尿道がユルむ。じょぼじょぼとションベンを垂れ流すことを、頭とクリトリスを撫でられて褒めそやされる。最低に惨めで……最高に気持ちいい、頭がフッ飛びそうになる快楽。かくぅんっ♡ と落ちた自慢の長い脚が、勝手にがっぱり♡ と開いて……遊んでもらいやすい態勢を取ってしまう。

 

「弄られるとすぐに、エロ蹲踞するところも最高にかわいらしい。だが……おねだりに答えてやるのは、事情を聴いてからだ。話すがいい、イルナミナ。何故貴様が、造物主などをやっている?」

 

「あ、アンタのせいよぉ……♡ アンタの本体があたしたちをほったらかして、封印なんてされるから……ひゃぅ゛ッ♡ ぺちぺちしないれぇ゛っ♡♡♡」

 

「質問に答えておらぬ。可能性の実は、創造の権能を持つ者にのみ与えられるはず……貴様は戦女神であろう? そのような権能、持っているはずが……」

 

 そして落ちたおまんこをぺち♡ ぺち♡ と叩かれて、クリトリスを手のひらで押しつぶされる快楽にへこへこっ♡ へこへこっ♡ とマゾ雌ダンスを踊らされながら尋問される。叩かれるたびに、その音はべちょっ♡ べちょっ♡ と汁気を増していき……あたしがおまんこを叩かれるだけでとんでもなく濡れる、どうしようもない女神であることをわからされる。

 

「ごしゅじんさま♡ ここで聞き出すのもいいですけどぉ……♡ おうちで聞いた方が、よろしいのではないかと♡」

 

「ふむ? そうだな……その方が良いか。では、連れ帰るか」

 

「はぁーっ♡ はぁぁ……♡ や、やった……♡ これでゴブリンどもに見られずにぃ……♡」

 

「戦利品ですので、引きまわしましょう♡ ちょうど引っ張りやすい物もついてます♡」

 

「へ……ひぃぃっ♡」

 

 まさかオナホに情けを掛けられるとは……でもちょっと嬉しい。あたしの情けない姿を被造物に見られるのは、どうしようもなく惨めな気分になる。そう思って荒げていた息を整えて、顔を上げて気を利かせた角付きオナホを見ると……その発言が善意ではなく、悪意にて告げられたことを悟らされる。

 そのちっちゃな手が持っていたのは……鎖。その先端にはリングが着けられており、そしてネジで締め付けることが出来るようになっている。それが三本束ねられて、じゃらじゃらと揺れて。あたしの無様な姿を最大限に楽しみいぢめるための、拷問器具であることがわかってしまう。

 

「ご自分で着けてください♡ しっかりと締めつけて……♡ 途中で取れたら、もっと♡ もぉぉぉっと♡ ひどいことします♡」

 

「しょ、しょんなぁ……♡ ひどい、こと……?」

 

「準備は万端さね」

 

「ひぃぃぃぃっ♡ な、なんでそんな物持ち歩いてるのよぉっ♡」

 

 さらにそれを自分で着けろと……自ら引き回される態勢になれという、恐ろしい言葉。そしてペナルティもあるという言葉に、角付きオナホが指し示す方を見ると……じゃらじゃらと、ツナギの中から零れ落ちる多種多様の雌いぢめ器具。乳首ポンプにクリ吸引機。尿道プジーにアナルバイブ……魔力駆動方式と思しきそれらが、凶悪な稼働音を鳴らしていた。

 

「ウチは疑似NTRれ堪能妃だから、これが本業さね。全部、品質は保証するよ……♡ ウチのお手製だし、なんたって自分の身体で試したから♡ 例えばこれとか……あ゛ッ♡ ヤッベ♡ んぎょぉ゛ォ゛ォ゛ッ♡ とめてとめてとめれぇ゛~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「もう、またぁ? ドゴルはホント、そうやっておにいちゃんに構って欲しがるんだからぁ♡ め、メアも着けてもらいたくなっちゃうじゃん……♡」

 

「自分で着けれますね?」

 

「は、はひぃ……♡」

 

 うっとりと頬ずりする、とてもその身に収まるとは思えない太すぎて長すぎるアナルバイブ。それを地面に置いて、跨り……ずぬるるるっ♡ と自ら受け入れて誤って……いや、わざとかもしれない。短い脚がびぃんっ♡ と跳ね上がり、ごちゅんっ♡ と地面にケツを激突させて悶え散らす銅髪のオナホ。

 その姿は、あたしが逆らった際の末路を実演していた。脅しではない証拠にピンク髪のオナホが、涎をたらさんばかりの淫らな表情で羨ましそうに見ている……つまりこれは、ドワーフベースのオナホだけではなく全員がデメトリの容赦ない愛情を完全に受け入れているということ。一切の手心は期待できない……!

 

「ちゃんと媚びながら着けてくださいね? 連れて来たヒトたちに、負け雌宣言しながらでお願いします」

 

「あ、アンタたち目を逸らし……ンヒィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ッ♡♡♡♡♡」

 

「聞こえませんでした? ちゃんと、貴女が、負け雌で、ごしゅじんさまに、これから愛される、造物主失格の、クソ雑魚、よわ雌だって、見せびらかせって、いってるん、ですっ♡」

 

「あひぃ゛っ♡ はぁ゛ぉ゛っ♡ あ゛ッあ゛ッ♡ ごめっ♡ ゆるしっ♡ ひきぃ゛ンッ♡ やるっ♡ やりますっ♡ 惨めな姿見せますぅ゛ッ♡ よく見てなさいアンタたちぃ゛ッ♡♡♡」

 

 あたしが自ら見せても、従順なゴブリンどもなら言う通りに目を逸らしてくれるはず。あたしの浅はかな考えは、細い指先で木っ端みじんに粉砕された。ぴぃんっ♡ ぴぃんっ♡ と一言ごとに軽く三か所をランダムにデコピンされるだけで、マゾ雌ダンスが加速させられる。

 造物主として顔向けできない、負け雌丸出しのとんでもない醜態。途中からは、当てることさえ必要ではなくなった。空撃ちされるだけで怯えて、媚び笑いを浮かべながら腰をヘコつかせる情けないあたし。それをゴブリンどもがじっと見ている前で……ちっちゃな手の平から渡される鎖を従順に受け取ってしまう。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「い、今からあたしはこいつらに戦利品として持ち帰られるわ……♡ 多分……いや、絶対に助からない♡ その証を今から見せるわ……♡」

 

「もっとアホっぽく。自己紹介を忘れないでください」

 

「ひゃぃぃんっ♡ えへへ、今からあたしがアホ雌だってみせま~すっ♡ よわよわでクソ雑魚な、造物主にして『照らし灼く者』♡ 輝く貌のイルナ♡ 真名はイルナミナ♡ 被造物にクソ長ちくびとデカクリちゃん引っ張られて♡ マゾアクメキメながら、のこのこ敵の本拠地で調教されるためにぃ♡ 自分で自分の弱点をいぢめるマゾ雌アクセ、大喜びでつけちゃいまーすっ♡」

 

「ぞ、造物主様……!」

 

 目が離せない……生涯を掛けて仕え、死後は栄光の輝きと共に我らを迎え入れてくださる造物主。そのお方が、薄汚い魔族どもに戦利品として持ち帰られようとしている……光輝たる神聖騎士団長として、叶わぬまでも一矢報いるべき。頭では理解している……だが、この気持ちは何だ。

 

「わかるかゴブリン。ヒトの試作品として創られ、いつかは用済みになり滅ぼされる哀れな種族よ……」

 

「ぞ、造物主様がそのようなことをなさるはずが……」

 

「ある。何故なら貴様らは、そうして消費されてきた種族であるからだ……創世記を過ぎたならば、単純で発展性に欠ける貴様らは『人間』に駆除される運命にある」

 

「ニンゲン……? 我らヒトとは違うのですか」

 

「朴訥な貴様らとは違い、複雑な思考回路を持ち……そして、凄まじい残虐性を持つ生き物だ。あやつらが既に産まれていたならば、魔族はもう滅びていたであろう」

 

 そして肩に置かれる、重々しいふしくれだった手の平。そして告げられるは、破滅の預言……否定したいがわかってしまう。それこそが真実であると……造物主は我らを、たまさかに『ゴブリン』と呼ぶ。そして我らが魔族の迫害を嫌がったとしても……笑って許してくださる。叱責されることはあまりない……それは、期待されていないからではないか。そして。

 

「心当たりがある顔だな。仮面の下がそんなにも衝撃的であったか? なぁ、似姿足り得ぬ者よ」

 

「……我らは、魔族よりも造物主様に似ていない。体型は似ているが……肝心のあのお方の『美』とは、あまりにもかけ離れている」

 

「教え込まれた美意識にも、疑念が生じたようだな。そう……一般的な分枝世界においては、貴様らは醜き者よ」

 

「我々は……何故! なにゆえに、産まれたのですか! 滅ぼされるために、あのお方に創られたと!?」

 

 金切るように絶叫する。ずっとずっと、疑問に思っていた……造物主は我らの顔をあまり見ない。愛し気な視線を感じるのは、頭頂部に対してだけ……見下ろされることこそが、寵愛の証。そう思っていた自分の信仰が、瓦礫のようにがらがらと崩れ去っていく。我らは……一体、何だ。

 

「そう。だが、これよりは違う……余が愛してやろう。偽りの愛玩を剥ぎ、真実の愛を教えてやろう……そして貴様らは、永遠の悦びを得るのだ。我が足の下でな」

 

「貴方様が……!?」

 

「うむ。余こそは『踏み耕す者』。蹂躙魔王デメトリである。あの姿を見てどう思う?」

 

「ひぁ゛ッ♡ あぅ゛っ♡ あ゛ぎぃ゛ッ……あ゛~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「あらあら♡ マゾ乳首にハメるだけで、のけ反りイキどころかブリッジ潮噴きキメるなんて……♡ えらいえらい♡ 次はデカクリですよ♡」

 

「正直に言ってあの……その……あそこまで激しく、見せつけるような行為は我らは知りませぬ。ヒトの雌もまた、醜き姿をしている故に」

 

 ぶるぶると震える手が、その神体に自ら近づけられ……金属のリングがそこばかりは目立つ桃色にハメ込まれた途端に、腰を抜かして地面に尻もちをつく。そして痙攣する指が根本まで輪を進めると……一切の穢れを知らぬはずの高貴なる紅髪の頭頂部が、深緑の汁に塗れて。爪先をぴぃんと伸ばしたままに、股間より噴き上げる透明な潮。

 我らの交わりとは全く違う……ヒトの雌もまた、魔族のように醜い。同じ種族の胎から産まれ出た者であるから、なんとか箱なしで許容できるが……しかしながら、顔を見ながら交わるのは厳しい。造物主から賜った教えの通りに、尻をひっぱたいてやりながらひたすらに腰を振る拷問のような時間。痛みに喘ぐ嬌声が……我らを真綿で締めるように、苛む。

 

「なんと。貴様らの雌もぷにろりなのか……セックスの回数は?」

 

「月に一度の交わりが義務づけられております……」

 

「体位は?」

 

「光背位……輝かしい後光を纏う造物主様から伝えられた体位のみです」

 

「馬鹿者ッ!」

 

「へぶぅっ!?」

 

 急に殴られた。快音と共に先ほど魔族にはじき返された時のような衝撃が、頬を襲い……ずざざざざ、と顔面で大地を削りながら数メルトル吹き飛ばされた。兜の紐が千切れてがらがらと転がるほどの勢い。だが、おかしい……あのお方の両手は、ぎりぎりと我が肩を締め付けていたはず。首の骨が折れそうなほどに痛いのは、固定された状態でブン殴られたせいであると思うのだが……

 

「良いか、ゴブリンよ……女の価値は顔ではない。重量だ」

 

「じゅ、重量……?」

 

「そう! 今余が貴様の頬を、ちんぽで張り飛ばしたように! 重々しい音を立ててブツかる、デカパイとムチケツの重みこそが愛を感じさせるのだ!」

 

「なんと! そのような……? え。ちょっと待って。今俺、ちんぽでブン殴られたの? 親父にも殴られたことないのに」

 

「馬鹿者ッ!」

 

「んげぶぅッ!」

 

 どばっちぃん、と……先ほどに倍する衝撃が我が頬を襲って、今度は十数メルトル吹き飛ばされる。感じる熱さすら感じる痛みと、謎の敗北感が凄まじい。何で俺は、ちんぽでビンタされて吹き飛ばされないといけないんだろう……一体前世でどんな罪を犯したというのか。呆然と見上げる瞳に映る、降り注ぐデカすぎる足。

 

「ブゲッ」

 

「今のちんぽビンタには特に意味はない……やりたかっただけだ。そして余は反省した……幾ら雑魚雄と言えど、踏み殺すのはマズい。何といってもそのまま埋めると肥料にはあまり向いていないからな! やるなら堆肥化してからである……」

 

「ボス。殺し過ぎて封印されたんじゃないの」

 

「うむ? そのようなことどうでも良い。だが気遣いの出来る男たる余は、とてもいい方法を考えた。全員が幸せになる方法である……こやつにも、愛を教えてやると言ったからな。余は嘘をつかぬ」

 

 絶対に嘘だ……何で愛を教えるために、ちんぽビンタしたる後に顔面を踏みつける必要があるのだろう。思いつつ俺は、薄れゆく意識の中で妻の顔を思い出していた。すまん、妻よ……教えとは言え、意味もなく殴ったりして済まなかった。お前もこんな気持ちだったのだな……燃え上がるような痛みを全身に感じつつ、俺はとても納得できない気分で気絶した。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ごしゅじんさま? 雑魚雄なんて踏んで遊んでないで、わたしたちを踏んでください」

 

「おお、すまぬ……だがこやつらは既に雑魚雄ではない。愛される資格を手に入れたのだ、我が足によってな……」

 

「ごめんなさい、我が愛し子たちぃ……情けない造物主を、許してぇ……」

 

「誰が手を止めて良いって言ったんですか。次はネジです。思い切り締め付けるように」

 

「ひぃん……♡ えへへごめんなさいっ♡ やりますぅっ♡ ひぎゅぅ゛ッ♡ あ゛ッ♡ ごめんなさイぐぅッ♡♡♡」

 

 我が怨敵の足で、蹂躙され尽くしたゴブリンども。既視感を覚えるその光景に、思わず手を止めて……原産地を間違えたバイコーンに睨まれて、慌てて媚び笑いしつつ乳首リングのネジを締めて鬱アクメをキメる。習作とは言えどある程度の愛着はあった。その死を悼む暇も与えられないなんて……あまりにもひどい。ブリッジしたままにションベンを漏らし、遺憾の意を表明する。

 

「うんうん、それでいいんです。さて、雑魚雄どもの無惨な死にざまでも……あれ? 生きてる」

 

「うむ。誰一人殺してはおらぬ。もったいないからな」

 

「へっ……?」

 

「指」

 

「はひぃ゛ンッ♡ えへへ、次は右ちくびぃ゛ぃ゛ぃ゛ンッ♡ うれしイぐぅ゛ッ♡♡♡」

 

 また指を止めて怒られてしまった……いいじゃない、気になるんだもの。でもデコピン素振りが怖いから、大人しく自分の乳首をいぢめる。またイキ潮を漏らしつつ思う……何よ、殺さないでくれるなんて優しいところもあるじゃない。そうよね、幾らド鬼畜なアイツだって封印カマされれば反省もするわ……いかん、また好きになっちゃいそう。

 

「ごしゅじんさま以外の雑魚雄に、何か有効利用する価値なんてあるんですか? 雌ならおちんぽ様に媚びさせて、妃にして遊べますけど」

 

「うむ。ない。なので踏み耕して価値を作ってやった……見てみるが良い。これが我が新しい雑魚雄の有効活用法である」

 

「えっ? ……うわぁ。劇的ビフォーアフター」

 

「な、何なのよぉ……♡ あら?」

 

 手を止めても叱責されない。何か異常事態が発生しているに違いない……そう思い横を見ると、予想通りの光景が広がっていた。びくびくと、四肢を痙攣させるゴブリンどもの死屍累々。だが……げしげし、ごろりと主に似てド鬼畜なバイコーンが蹴りつけて仰向けに転がすその姿は。

 

「おちちとおしりは少し小さいですけど……いい妃候補たちが出来ちゃってます。さすがはごしゅじんさま♡」

 

「貴様と一緒にしてはならぬ。いい乳餓鬼であろう? 雑魚雄などにはちんぽを突っ込む気にはならんが……これならイける。まさに神采配と言えよう」

 

「はァァァァァァ~~~~~~~~~~~~~~っ!?」

 

「うるさいぞ、イルナミナ。そうか、余に締めて欲しいのだな? そうかそうか」

 

「ち、ちがっ♡ 待ってっ♡ ゆるしっ……あ゛ッぎゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 何なのそれ、どうしたらそうなるのよ……あたしの目に映ったのは、あたしよりは不細工だけど一般的には十分美人な……白目を剥いたガキ。気絶したままに上下させる、バイコーンよりは小さいけれど馬鹿みたいにデカい乳で呼吸は苦しげ。トドメに地面から腰が持ち上がるほどにデカいケツ……あたしの被造物たちは、踏みつけられてエロっちい身体に性転換させられちゃってた。 

 ある意味殺されるよりも残虐な行為に、思わず絶叫すると……構って欲しいと勘違いされ、アクメブリッジで掲げたおまんこの頂点。一番弱いクリトリスリングのネジを思い切り回される。ごりごりごりごりっ♡ とクリに勢いよく食い込むネジに、文句すら言えはしない。NTRよりひどいじゃない、どうなってんのコイツ。

 

「しかしこの造物主、乳首とクリが弱すぎません? あまりにも雑魚すぎます」

 

「ああ、良く見てみるが良い。烙印が無いのにこの感度は不思議だと思わなかったか?」

 

「や、やめてっ♡ じっくり見ないで……ひゃぁ゛ぁ゛ンッ♡♡♡」

 

 がくがくがくっ♡ と悶え散らかすあたしを見て、バイコーンが首を傾げて……鷹揚にデメトリが、あたしが戦女神を続けられなくなった理由をバラす。そして顔を近づけられていやいやをするも、鎖を引かれてアクメ強要され、じっくりと観察されてしまう……あたしの乳首とクリトリスに刻まれた、夥しい数の烙印を。

 

「うわっ、すっごい♡ わたしより大きい乳首とクリトリスの表面に、烙印がびっしり……♡ ねね、ごしゅじんさま♡ わたしたちが鎖、引いてもいいですか♡」

 

「だ、だめに決まって「良いぞ」……ひぃんっ♡」

 

「やりました♡ ありがとうございます、ごしゅじんさま♡ おねえちゃんは左、エルは右♡ わたしはクリちゃんを引っ張ります♡」

 

「よし来た」

 

「ううむ……不倶戴天の敵とは言え、少々良心が咎めるが……妹が怖いので、妾容赦せん」

 

「んぁ゛ッ♡ きゅうぅ゛ぅ゛……あっひぃ゛ぃ゛ッ♡♡♡」

 

 くいくいと、乳鎖を引かれたら起立。クリ鎖を引かれたらがに股エロ蹲踞。三つ一緒に引かれたら、よちよち♡ 歩いてアクメ歩き。教え込まれた条件反射に、跳ね起きてしまう。でもデメトリ以外に引かれるなんて……思うもすぐに許可が降りて。あたしはオナホどもに鎖を引かれてイかされる。それは泣きそうなほどに、惨めで……心を満たしてくれなくて。

 

「さぁ、行くとしようイルナミナ。久しぶりに貴様のかわいい姿を見るのも悪くない」

 

「んぶっ♡ ……んちゅっ♡ ひぁ゛ッ♡ あ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 でもここだけは昔といっしょだった。あたしとお姉ちゃんの世界が蹂躙されてから、ずっと行われてきた雌勃起散歩。長い脚をがに股にヘコつかせるあたしの、自慢の美貌に押し付けられるくっさいもの。ついに観念したあたしは、おちんぽ様にそっとキスをして……次の瞬間嫉妬に狂ったオナホどもにクソみたいな勢いで鎖を引かれ、いつも通り一歩も歩けぬままにアクメ気絶した。

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