新卒で入社したばかりの会社員。
一言多く、間の悪いお調子者だが根はいいやつ。巨乳好き。
親友の奥さんである美月に密かに惹かれている。
豊原美月
再婚したばかりの専業主婦。三十六歳。
淑やかな雰囲気とは裏腹に豊満な肉体を持つ。性感帯は乳首。
夫の浮気を知り、ひとり悩みを抱えていたが、夫の友人である山岡に相談しているうちに心が安らいでいる自分に気付く。
心の平穏とともに、肉体の快楽までをも山岡に求めてしまっていることを自覚しつつ、歯止めが効かなくなっている。
一年ぶりに見る門構え────
その前で、インターホンを押すのを躊躇して数分が経っていた。
ガレージには俺を家まで送ってくれたスポーツカーの姿はなく、かわりにSUVが止まっている。
「…………はぁ」
やっぱり、断ればよかった…
俺は今更ながら後悔していた。
五日前、会社から帰宅してくつろいでいると、育休中の優介から電話があった。子どもの顔を見に遊びに来ないかという誘いだった。
気は進まなかった。赤ちゃんの顔は見たいけど、家にいる美月さんに会うのは、すごく気まずい……
あの台風の日以来、美月さんには会っていない。優介が美月さんに謝ってから一度だけ電話が来たけど、俺は出なかった。話をしたところで、かえって辛くなりそうだったし、何を話せばいいかもわからなかった。
今更、どんな顔をして会えばいいのか……やんわりと断ろうとした時、それが美月さんからの提案だったと聞かされ、胸の高鳴りを覚えた。
てっきり、美月さんも俺と会うのを避けているんじゃないかと思っていた。
迷った末、俺は豊原家に訪問することにしたんだ。
道行く人の視線を背中に感じる。そろそろ不審者と勘違いされるかもしれない。
俺は意を決してインターホンを押した。
「よう、久しぶりだな」
ドアを開けると優介が出迎えてくれた。
「呼んでくれてありがとな。これ、おみやげ」
「おっ、ありがとう」
「車、買い替えたのか」
「あぁ、家族が増えたからな」
表面上は以前と同じように話しながら、内心気後れを感じていた。この心の奥底で感じるモヤついたものは、この先も拭い去ることはできないのだろう。すべては俺の犯した過ち故だ。
優介につづいてリビングへと向かう。この先に、美月さんがいる。
自然と心拍数があがっていく……
「……いらっしゃい」
ドアが開いた先で俺を待っていたのは、いつか見たのと同じ柔和な笑顔の美月さんだった。少しだけふっくらとしていて、もともとあった母性的な印象がさらに強まっている。
ゆったりとしたネイビーの長袖のワンピースを着ていて、腕には赤ちゃんを抱いていた。
「……お邪魔します。出産おめでとうございます」
久しぶりの再開に、ぎこちなく挨拶する。
「ありがとう。出産祝いもありがとね」
「いえ……」
我が子を抱く姿は幸せに満ちていた。
「抱っこしてみるか?」
何も知らない優介が割って入ってきた。
「あ、あぁ…」
促されるまま、美月さんから赤ちゃんを受け取る。
生後三ヶ月の小さな命は思っていたよりもずっと重かった。
「...目は父親似だな」
「おっ、やっぱそうだよな」
赤ちゃんの表情が急に険しくなった。知らない人に抱かれていることがわかるんだろう。慌てて美月さんの元へと戻した。
それから、ソファに座って話をした。優介は育児の苦労を、俺は会社での出来事を。美月さんはあまりしゃべらずに、相槌を打って聞いてくれている。
しばらくして、近くのベビーベッドにいる赤ちゃんがぐずりはじめた。美月さんが抱きかかえて、あやしはじめる。
「あらあら……どうしたの?オムツ替えたばかりだから、おっぱいかな」
優介と会話しながらも、そのフレーズが耳に入った途端、体がピクッと反応してしまう。
ソファに戻った美月さんが、おもむろにワンピースの胸のボタンを上から外しはじめた。豊かな谷間が露わになっていく。
…………えっ…………ええっ………!?
「ちょ、ちょっと……!」
俺が視線を逸したことに気付いた優介が、驚きの声を上げる。
「……あら、ごめんなさい。すっかり無頓着になっちゃって……」
美月さんは愛息を連れて隣の部屋へと移動していった。
「……おまえ、見ただろ?」
「………いや」
本当は見る以上のことをしちゃってたんだけど……
俺は誤魔化すように紅茶を飲んだ。
少しして、美月さんが戻ってきた。
「ねぇ、そろそろ玲奈が駅に着く時間よ」
「あれぇ……そうだっけ?」
「今日、玲奈ちゃん帰ってくるのか?」
「あぁ、今朝連絡あって」
「車で迎えに行ってあげて。おみやげ、たくさん持ってくるって言ってたから」
「それじゃあ、そろそろ……」
俺はソファから立ち上がった。
「あら、まだいいじゃない。うちの夫の目を覚ましてくれた時のこと、詳しく聞きたいし」
「えっ………いや、まぁ……」
美月さんと優介を交互に見た。
「………それじゃ、迎えに行ってくるから……おまえは相手してやってくれよ」
そう言うと、優介はバツが悪そうに玄関へと向かっていった。
急に部屋の中が静かになった。
……………き、気まずい…
赤ちゃんがいるとはいえ、美月さんと二人の空間は耐えられそうにない。俺をわざわざ引き止めた意図がわからなかった。本当に優介を殴った時の話を聞きたいんだろうか。
「紅茶、おかわりいる?」
「はっ……はい…」
ベビーベッドに我が子を寝かせて、流麗な所作で紅茶を注いでくれる。そのあと、俺のとなりへ座った。心臓の鼓動が一段と速まる。
「……本当に、久しぶり。去年の台風の日以来だものね」
「……はい」
あの日もこうして二人で話していたことを思い出す。
「あんまり、元気がないわね…」
「いや……そんなことは……」
「でも、なんだか苦しそうに見えるのよね……」
俺はずっと俯いたままで、美月さんの顔を正視できないでいる。
美月さんと会わなくなってから、俺の中には耐え難い寂寥感と罪悪感がしこりのように残っていた。それは時が経つにつれて小さくなっていったけど、けして消えることはなかった。こんなことなら最初から会わなければよかったと、幾度も思った。
「………私ね…いま、幸せなの…」
美月さんがベビーベッドを眺める。
「夫が私のところに帰ってきてくれて……子どもも生まれて……本当に。でもね、私が幸せになれたのは……山岡くんのおかげなのよ…」
「いや、俺は……」
「夫を叱ってくれたことだけじゃないの。たしかに、世間的には許されることではないけれど……それでも、私は山岡くんと会っている時……救われていたの…」
顔をあげると包容力のある優しげなまなざしが、俺を見つめていた。
「……俺は、やましいことしかしてないですよ。それに……肝心なことは優介に話してないし…」
「それは私も同じよ......でもね、夫には悪いことしたとは思うけど、後悔はしてないの。あの時、山岡くんがいてくれなかったら、私どうなっていたかわからないもの。だから……私達は、共犯なの。山岡くんがひとりで抱え込むこと、ないのよ…」
美月さんはそんな風に思ってくれていたのか…
罪の意識の共有は、俺の心を少し軽くしてくれた。
「今まで、ひとりで悩んでたの?去年の私みたいに…」
「あの……はい、ちょっと…」
不意に美月さんが俺に体を寄せた。突然のことに、俺は体を強張らせた。
「…………いいのよ……そういうのじゃ、ないから」
美月さんからの抱擁。
俺の顔はその豊かな乳房に迎え入れられた。去年よりもずっと濃い甘い匂いがする。
まるで赤ちゃんをあやすように、後頭部から背中をやさしく撫でてくれる。気恥ずかしくもあったけど、俺は久しぶりの安寧に包まれて不覚にも泣きそうになった。
本当はずっと美月さんに会いたかったんだ。その無限のやさしさで包み込んで欲しかった。
「いつかね、お礼を言わなきゃって思ってたの。今日、言えてよかった…」
「俺、行くか迷ってたんですけど……美月さんが俺のことどう思ってくれてるのかわかって……来てよかったです」
「そう......それならよかったわ…」
徐々に和やかな空気が辺りを包む。まるであの台風の日にタイムスリップしたみたいだ。
ちょっとまったりとした雰囲気となったところで、また赤ちゃんが泣きはじめた。
「大変ですね。こんなにしょっちゅう泣いてるんですか?」
「そうね、機嫌が悪い時は……はいはい、どうしたの?」
赤ちゃんに話しかけながら抱っこする。
「さっきあまり飲まなかったから、まだおなか減ってるのかな」
ソファに腰掛けると、またボタンを外しはじめた。
となりの部屋に行かないのか……?俺は目線のやり場に困った。
「どうしたの?そわそわしちゃって」
「……いや、でも…」
「山岡くんの場合、今さらな気もするけど……気にしないでいいから、普通にしてていいわよ…」
普通にって言われても……
そうこうしているうちに胸のボタンがすべてはずされた。服の中に手を差し込んで、左の乳房が引っ張り出される。
ボロオォォォンンッ!
でかぁッッ......!!
俺は瞠目していた。
もともと大きかった胸がさらなる成長を遂げて、別人のものに見えるほどの大きさになっていた。乳房の底辺は、おそらくへそ近くまで達しているだろう。
かなりの量感だけど、それでも下垂することなく斜め前方へとたっぷりと突き出ている。薄桜色だった乳首と乳輪は薄茶色へと変わり、より母性的な趣が強くなっていた。
「大きくなったでしょ?」
「……はい。すごいですね…」
泣いてる赤ちゃんの口元に乳首を含ませるとコクコクと母乳を飲みはじめた。美月さんはその様子を愛おしげに眺めている。
微笑ましい光景を見ているうちに去年、浴室であんな風に美月さんのオッパイを吸ったことを思い出した。つい、羨望の目で見てしまう。
「……そんなにじっと見られると、さすがに恥ずかしんだけど」
「あっ、いやっ、これは……変な意味はなくて…」
「ふふっ……冗談よ…」
授乳しながら軽く笑った。
ほどなくして満足したのか、赤ちゃんは眠ってしまった。
「かわいいですね」
「そうでしょ……おなかはあまり空いてなったみたいね。本当はもう少し、飲んでくれたほうが助かるんだけどね」
「助かるって……?」
「私、母乳の量が多いみたいで、残ったのは搾乳して捨てるんだけど、それがもう大変なの……」
「へぇ、捨てちゃうのはなんだかもったいない気がしますね」
それを聞いた美月さんがあやしい笑みを浮かべた。
「それなら………ちょっと吸ってみる……?」
「えっ………!」
俺は突然の提案に驚いて声を出した。そこで赤ちゃんが寝ていることを思い出して、小声ですいませんと謝った。
「どうせ搾って捨てちゃうんだし、私としては吸ってくれたほうが楽なんだけど、どうかしら?」
剥き出しのままの乳首が目について、思わず唾を飲み込んだ。
友人の奥さんに手を出したことをずっと後悔していたというのに、まさかの展開に動揺してしまう。
また同じ過ちを繰り返すことになる……
理性ではわかっているんだけど、目の前の乳房はあまりにも魅力に溢れていた。
「──────それじゃあ、少しだけ…」
「ふふっ……素直で助かるわ。ちょっと待っててね」
美月さんは一旦乳房をしまうと立ち上がった。てっきり赤ちゃんを近くのベビーベッドに寝かせるのかと思ったけど、二階へと連れていった。
戻ってくると再び左の胸を露出させて、乳首をウェットティッシュで拭ったあと、ソファの上で俺と向き合った。
「………さぁ、いいわよ…」
乳房を下から支えて、俺へと差し出す。
………母乳って、どんな感じなんだろ…
好奇心と興奮が入り交じる中、俺は顔を近づけて一年ぶりに美月さんの乳房と対峙した。
膨張した乳房は巨乳とか爆乳とかの域を超えていた。乳輪が多少広がり、乳首も少しだけ大きくなっていた。その突起は赤ちゃんが吸うにはいささか大きいように思えた。
さらに顔を近づけると、もう二度と吸うことはないと思っていた美月さんの乳首をそっと口に含んだ。舌先にほんのりと甘い味を感じる。そのまま軽く吸ってみたけど、思ったように母乳は出てこない。
「もう少し、深く咥えて吸ってみて…」
アドバイス通りに乳輪ごと咥えて、舌で押し潰すように吸ってみる。すると、途端に薄甘い味わいが口一杯に広がった。
……母乳だ……美月さんの……母乳……!
吸引する度に結構な量が乳首から溢れてくる。
美月さんのオッパイから二十年ぶりに出た母乳。純粋な性感帯となったように思えた美月さんの乳房は、まだ小さな命を育む力を有していた。
「どう?ちゃんと出てる?」
「はい。すごい出てます」
まるで美月さんの優しさがそのまま変換されたかのような、ほの甘いミルク。牛乳のような濃い甘さではないけど、ずっと吸っていたくなる。
「…………あっ………ねぇ、山岡くん。こっちも……こっちのオッパイも、吸ってもらっていい?」
美月さんがもう一方の乳房も引っ張り出した。超大な乳房がふたつとも露わになる。
見ると乳首に白い水滴がぶら下がっている。吸われているうちに、つられて出てきてしまったんだろう。
左の乳房から離れ、右の乳首を口に含むと美月さんの肢体が微かに震えた。さっきと同様、押し潰すように吸ってみると、堰を切ったように母乳が溢れ出した。
「こっちもすごい溜まってますね」
「そうなの。こんなに出なくても、いいのにね…」
いくら吸っても母乳の勢いが衰える気配がなかった。この途方もないほど大きな乳房いっぱいに、母乳が溜まっているんだろう。
「体勢つらいでしょ。オッパイ持っていいからね」
美月さんに促されて、吸いやすいように両手でオッパイを持ち上げた。
.........熱い...
張り詰めた乳肌が熱を帯びていた。母乳を出すためにフル稼働しているんだろう。
「あぁ......そんな風に吸ってもらえるとね、オッパイがスーッて軽くなって......楽になるの.....」
美月さんが再び俺の後頭部を撫ではじめた。授乳しながら愛おしげなまなざしが俺を見つめている。本来、赤ちゃんへと注ぐべき愛情を、俺へと向けてくれているようだ。
「そろそろ、優介たち帰ってくるんじゃないですか?」
「玲奈が駅に着くまであと二十分あるから、まだ大丈夫よ」
「……もしかして、このために早めに迎えに行かせたんですか?」
「さぁ、どうかしらね…」
美月さんが意味深に笑みを浮かべた。
母乳は一向に止まる気配がなかった。
もっと効率よく吸えないものか...
試行錯誤しているうちに、乳首を吸うのではなく舌で扱くようにすると、出がよくなることに気付いた。口腔内で乳首に圧を掛けて前後にすり潰すように扱くと、面白いほど母乳が溢れ出してくる。
「.....んッ....」
微かな艶めかしい声が頭上から漏れ聞こえた。その途端、去年バスタブの中で同じように乳首を吸って美月さんを悦ばせた時の光景がフラッシュバックした。
性感のスイッチが入ったように美月さんの吐息が少しずつ荒くなっていき、肢体がひくつきはじめた。困ったことに、美月さんの乳首は授乳器官としての役割を果たしつつ、未だ敏感な性感帯でもあった。
これ以上はまずいんじゃないか...
聖母のような微笑みを向けてくれている美月さんを感じさせるなんてことは大罪であるように思えた。それに、美月さんもそんなこと望んでないだろうし...
「ごめんなさい……んっ……気にしないで、いいから…………んんッ…」
俺の胸中を察したのか、美月さんが口を開いた。肢体を震わせながら、恥ずかしそうに笑ってみせる。
「……やっぱり、おっぱい吸うの上手ね……山岡くん……体が勝手に……んんッ……震えちゃう……んくッ…」
ここまでにしよう。
咥えていた乳首を離そうとした瞬間───
俺の顔面は豊かな乳房に押し付けられた。
「……お願い……つづけて…」
目線を上げると、母性的なまなざしに欲情が混じって見えた。
「……ずっと忘れられなかったの......山岡くんにオッパイ吸ってもらった時のこと..……あれから、ずっと吸ってほしいって思ってたの……だから────」
グイグイと母乳の詰まったふくらみを押し付けながら、吸引を懇願している。
あの夏の記憶……乳吸いの悦楽が乳房へと刻まれていた。会えなくなってから、美月さんも俺のことを忘れることできなかったんだ。
美月さんが俺に乳房を吸われることを望んでいる…
それがわかった瞬間、俺の理性は吹き飛んでいた。
この一年、ずっと満たされなかった思いをぶつけるように、超大な乳房へと襲い掛かる。大きく口を開けて乳輪にかぶりつくと、口一杯に乳肉を頬張って、音を立てて吸い込んだ。
ンヂュウウウウウウウウウウゥゥゥゥッッ!ズッ……ズズッ、ズヂュウウウウウウウゥゥゥゥゥッッッ!
「あっ、ああぁぁぁぁッ……!そう……もっと、もっと……!」
美月さんの口からはっきりと嬌声が放たれる。
───今だけはこのオッパイも、母乳も俺のものなんだ……!
乳房を前方へと揉み搾ると、居場所を追われた母乳が乳首から溢れ出してきた。それを飢えたように飲み込んでいく。
「あぁ、そう......まだ、いっぱい出るから……もっと...」
ますます乳房を押し付けて、吸引をせがんでくる。俺は乳首を舌上で挟み直して、再び脈動させた。乳房は乳飲み子に吸われていると勘違いしているのか、吸えば吸うほど俺の要求に応えて母乳を出してくれる。
「ンヂュ……ヂュル…ヂュル……ゴク……ヂュウヂュウ……ンッ……ゴク……ヂュウ…」
「気持ちいぃ……あぁ♡いいわ、山岡くん…♡」
授乳しながら美月さんが感じている。母乳を吸い出すことによって、乳房に宿る母性と淫性が同時に刺激されていた。俺を愛おしそうに見つめながら、美しい眉が悦楽に歪んでいる。
俺は舌の動きをさらに加速させた。丸い乳頭が薄くなるまですり潰しながら母乳を啜っていく。
「ああぁっ……乳首、気持ちいい……♡はぁっ……ああぁぁッッ♡あぁぁ……すごいぃぃッッ♡♡どうやってるの、それ……ああッ、あはああああぁぁぁッッ!」
「舌で扱かれるの、好きですよね。優介はやってくれないんですか?」
「うちの夫には、無理よ……強く吸えば私が悦ぶと思っているんだから……ああぁ♡気持ちいいッッ♡♡」
母乳を引き換えにして、甘美な刺激に酔いしれていた。じっとしていられないのか、ソファの上でしきりに肢体をくねくねと動かしている。
揉み掴んでいる乳房が急激に張り詰めてきた。それがわかった瞬間、絶頂の寸前に美月さんの乳房は凄まじく膨らむことを思い出した。
久しぶりにオッパイでイカせてあげたい…
舌の脈動がトップスピードに達し、乳首が絶え間なく扱かれた。滲み出てくる母乳がその動きをより滑らかにしている。
「んあああぁぁぁッッ!あッ♡あ♡いぃッ♡そんな、早くしたらぁ……あっ、あああぁぁッ♡♡」
嬌声が昼下がりのリビングに響いた。
美月さんが何で赤ちゃんを二階に連れて行ったのか、今ならわかる。まだ小さいとはいえ、自分の喘ぎ声を我が子に聞かせたくなかったんだ。それが夫の友人によるものなら、なおさらだろう。
「あはぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!ンッ……んあぁ♡オッパイッ、きもひぃッッ♡♡ああ゛……あぃ゛ぃぃぃぃぃぃぃ──────」
乳房が快感でふくらみきったその瞬間……
それは起こった。
プッッッシャアアアァァァァァッッッ!!
肢体の痙攣とともに、大量の母乳が俺の口腔内へと放たれていた。
………………えっ……
驚いて乳首を放して見てみると、四方八方へと白い軌跡が弧を描いて飛んでいた。もう一方の乳首からも小さな噴水が上がっている。あたりに母乳独特の甘い匂いが立ち込めていく。
俺は目の前の光景にあっけにとられた。
「…………美月さん、どうなってるんですか……?これ…」
「…はぁ、はぁ……わからないけど……気持ちよくなると、出てきちゃうのぉ…」
乳房の絶頂が射乳を引き起こしたらしい。
規格外の乳房が母乳を放つ様は、俺を堪らなく興奮させた。顔にかかるのも気にしないで猛然と乳房に食らいつき、ひたすら甘いミルクを貪った。
ヂュルルルルルルッッ、ンヂュンヂュ、ゴキュ……ヂュウウウウゥゥゥッッ!……
「あぁ♡♡気持ちいいッッ♡もっとおっぱい飲んでぇ……!」
吸い出そうとしなくても勝手に母乳が口の中に溜まっていく。丸い乳首を吸っていると、永遠に減ることのない甘い飴玉をしゃぶっているようだった。
噴射が収まったところで、いまだ母乳を滴らせているもう一方の乳首に顔を近づけた。
乳肌にダラダラと垂れ流されている母乳を舐めあげて、そのまま乳首を舌で弾きまわした。
「あっ、あっ、あっ、あぁっ、ああぁぁッッ……!」
肥大したママ乳首が上下に弾け飛んだ。もはや授乳とは関係ない舌の動きに、美月さんが敏感に反応する。
「ねぇ、お願い……吸ってぇッッ……!んあぁッ!あッ、くっ……あぁッ!」
「気持ちよくないですか?」
「気持ちいいぃ……気持ちいい、けど……吸ってほしいのぉ……母乳がっ、溜まって……んっく、ぁぁあああッッ!」
母乳を出したくて乳首が疼くんだろう。乳首を刺撃されて母乳がつくられても、俺が吸おうとしないから乳房は張り詰めていく一方だった。
俺は射乳が起きる瞬間を見たくなった。乳首の根本を指でつまんで固定し、舌先で乳頭のてっぺんを集中的に擦った。
「あはああああぁぁぁぁぁぁぁッッッッ!!」
美月さんの肢体が反り返った。それでもなお、執拗に責め立てていく。
重量級の乳房が横に揺れ動く。乳房が重すぎて、前のように揺れ弾むことはなかった。
不意に、乳首がわなわなと震えた。その表面に数個の白い粒が現れたかと思うと、次の瞬間には一斉に飛び出し、弧を描いて噴き出した。
絶頂の射乳。
白いシャワーが容赦なく俺の顔に降り掛かってくる。
「……………すげぇ…」
間近で女体の神秘に触れ、思わず感嘆の声が漏れた。
小さな命を育むための、生命の泉。本来、それを邪な目で見るのは忌避されるべきだろう。それなのに絶頂を迎え、射乳に震えるその姿にどうしようもなく劣情を掻き立てられる。噴き出す母乳の高さが快感のバロメーターのように思えてならなかった。
欲望のままに、再び乳首にしゃぶりついた。最初からトップスピードで乳首を扱いていく。
「あはあ〜~~~~~~~~~~~ッッ!!」
溜まっていた母乳が弾けるように飛び出した。
その甘い味によって美月さんと会えなかった寂しさを癒やされ、劣情をも満たされていく。それは美月さんも同じようだ。天にも昇るような表情で、肢体を震わせてイキつづけている。
相当吸っているはずだけど、母乳は止まる気配がなかった。俺が吸っていると、いつまでも出てきてしまうようだ。
「もう吸わないほうがいいですか?赤ちゃんの分が無くなっちゃうし…」
「……いいのよ、気にしないで……はぁ、はぁ……しばらくしたら、すぐに溜まっちゃうの……それに、残っててもうちの夫が欲しがるだけだから……はぁ、はぁ……」
あいつは毎日、このおっぱいを吸えるんだ…
悔しさが込み上げた。
───俺が帰ったあとがっかりするくらい、吸い尽くしてやる……!
ふたつの乳首を並べて、いっぺんにしゃぶりつく。途端に、これまでの倍量の母乳が口腔内に溢れ出す。
「ああぁッッ!あ゛ひぃぃぃぃぃぃッッ!」
美月さんが授乳しながら、あられもない声を出す。産後数ヶ月の肢体は神聖な母性を伴いながらも、淫らな肉欲に塗れていた。特に俺が抱えるようにして掴んでいる乳房は、それが顕著だった。
「美月さんっ、もっと出してください……ンチュ、ヂュルルッッ、チュ〜~~~~~~ッッ!」
「出すッ、出すからっ、もっとおっぱい吸ってぇ…!あぁ、きもひぃぃッ♡はぁッ♡はああぁぁぁッッ♡♡」
母乳を吸い出しているのに、ふたつの乳塊がさらに張り詰めていき、寄せ合わせるのも難しくなってきた。
「んッ♡んん~ッッ♡あぁ、おっぱいッ出ちゃう、おっぱい……おっぱいがっ……あぁッ♡あぁぁぁぁッッ♡♡」
美月さんが俺の後頭部をかき抱いて、めちゃくちゃに乳房に押し付けた。
俺は前より太くなった乳首を、ふたつ同時に扱くことに四苦八苦しながらもコツを掴んでいった。
口腔内に圧を掛けて引き伸ばした乳首を、舌で前後にすり潰しながら少しずつ往復するスピードを上げていく。
動きが安定してくると乳首と舌が渾然一体となり、一定のリズムで脈動しはじめた。
さらに吸引のタイミングに合わせて乳房を搾ることで、淀みなく母乳が溢れ出してきた。息継ぎしながら何十秒も乳首を扱きつづけ、溢れた出たミルクを飲み下していく。
「あぁ、すごいぃぃぃぃッッ♡♡舌がぁ……あぁ、もうダメぇッ♡もう出ちゃうッ♡いっぱい出るッ♡いっぱい…………ん゛あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッ!!」
ビックゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!ビクゥゥゥゥゥゥン!ビクンッ!ビクン…
プッッッッッシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッ!!
美月さんが悦びの極致に達した瞬間、ふくらみきった超乳から怒涛の勢いで母乳が噴き出していた。むせ返りそうになりながら、必死に飲み込んでいく。
「ひぃぃッ…!あひぃぃぃぃぃぃッッ!」
なおも乳首を扱くと、母乳を放ちながらしがみついてきた。俺はぎゅっと乳肉を鷲掴み、喜々として甘いミルクを飲み込んでいった。
乳首への僅かな舌の感触が超大な乳肉を通り抜けて美月さんへ届き、大いに悦ばせている。同時に、乳首に生じる快感は射乳を促すための信号となり、乳房中に張り巡らされている乳腺の末端を刺激していた。
あまりに大きな声で美月さんが喘ぐから、二階にいる赤ちゃんが起きてしまうんじゃないかヒヤヒヤした。泣き声が聞こえたら、美月さんは我に返って母親モードへと戻ってしまうだろう。そこで少し吸う力を弱めたけど、結局意味はなかった。
「はぁ、はぁ……きもひぃ……もっと吸ってぇ……もっと吸っていいのよ、全部……あぁ、そうっ♡あぁッ♡あはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ♡♡」
プシュウウウウウウウウゥゥゥゥッッ!!プッッッシャアァァァァァァァァッッッ!
凄まじい母乳イキ。
大きな嬌声を上げたあと、至福に満ちた顔で震えている。乳首からは、こんこんと白い飛沫が放たれていた。
超大な乳房を前に俺はただの哺乳類へと還り、本能のままに母乳を吸引していった。
美月さんは乳房を吸われて何度も達した。その度に絶頂を迎えた超乳から大量の母乳が噴き出してきた。
必死に吸った甲斐もあって、張り詰めていた乳房は少しずつやわらかさを取り戻していった。
「……もっと……もっと吸ってぇ……お願い………あぁ……山岡くん…」
俺は美月さんに抱かれながら、母乳が出なくなるで乳房を吸いつづけた。
優介が玲奈ちゃんを連れて帰ってきたあと、少し話をしてから俺は立ち上がった。玄関で優介と美月さんが見送ってくれる。
「来てくれてありがとな」
「まだまだ大変だろうけど、子育て頑張ってな」
「ああ」
靴を履いて立ち上がる。
「いろいろとありがとう。また、遊びに来てね……」
美月さんが赤ちゃんを抱っこして微笑んでいる。
「はい……」
会釈をしてドアを開けた。
来ることをあんなに躊躇していたのに……
今は体が軽くなった気がする。
美月さんの言うとおり俺と過ごした日々の末に、あの小さな命が生まれたと言うなら……去年の夏の出来事は必ずしも過ちではなかったのかもしれない。
見上げると、見事な秋晴れの空が広がっていた。
穏やかな午後の日差しの中、俺は駅へと向かって歩き出した。
〈乳とられEND〉