乳房に魅入られた飯島が激情に駆られその豊満なふくらみに腕を伸ばした。
手のひらに乳首が当たる。そのまま乳輪を覆うように鷲掴んだ。
ギュウウウウウウゥゥゥゥッッッ!!
指先が猛禽類の爪のように乳肉に食い込む。
途端に乳房がその弾力をもって指を弾き返そうともがくが、飯島の握力が勝りひしゃげていく。乳房が大きすぎるため、どんなに手を広げても一部分しか掴めないのがもどかしかった。
さらに指を食い込ませると双つの乳房を互い違いに上下に激しく揺さぶった。それを何度何度もくり返す。あまりの激しさにシリルの体が引っ張られよろめく。
シリルが顔をしかめる中、今度は乳房の根本を掴むと乳首の方へと揉み搾った。残っていたミルクが居場所を追われるように乳房の中から飛び出す。正面に立つ飯島の顔と制服にミルクが降りかかった。それを気にもとめず続けると噴射するミルクの量が少しずつ弱まっていった。
さらにミルクを出そうと乳房の根本を上下に押し潰すとそのまま指をスライドさせ、しごき出す。
次第に乳房が爆発的に盛り上がり指の進みが遅くなる。無理やり進めると根本付近の乳肉が薄くなり、乳汁の勢いが増した。指が乳房の半分を過ぎたあたりでズルンッと乳肉の大部分が指の間を抜けた。乳首の近くに到達する頃には乳汁の勢いが衰え、乳輪の表面に横方向にシワができた。
さんざん搾ったあと再び手のひらを乳房の正面に動かし、それぞれの手の人差し指と中指の付け根で乳首を挟み込み、そのまま乳房を握りしめる。
「あぁっっ!」
乳首を刺激されたシリルから声が漏れる。そして、乳房を握りしめたまま手首を180度回転させると乳房全体が捻転した。
一度手を離し再度掴むと握力を鍛えるように何度も何度も揉みしだく。美しいふくらみが飯島の欲望を受け止め、その欲望通りに形を変形させていく。
さらに乳房を揉み続けたあと飯島が乳房を開放した。満足したからではない。握力が限界を迎えたからだ。震える自らの手のひらを見て飯島が軽く笑った。
「………あなた、こんなことをしてタダで済むと思っているの?」
乳房への暴虐に耐え続けていたシリルが口を開いた。
「今、夢彦の家には淫魔女王の娘がいるのよ。リリスがこの状況を知らせに行ってるはずだからそろそろここに来るでしょうね」
何の根拠もないただの願望。それを敢えて口にすることでシリルが飯島の動揺を誘う。飯島は不適な笑みを浮べた。
「………それに淫魔界には私の配下の淫魔が大勢いるのよ。下級淫魔を一人連れているだけのあなたが逃げ切れるかしらね」
少し間を開けて飯島が口を開いた。
「……脅しているつもりか?まだ自分の立場が理解できていないみたいだな」
飯島の指が乳輪ごと双つの乳首を押し潰す。そのまま円を描くように勢いよく振り回した。
「ああああぁぁぁっっっっ、やめてぇ!」
シリルが堪らず悲鳴をあげる。さらに振り回すと乳首に遠心力がのしかかり伸びきった。
「ダメぇぇぇっっ!……乳首がぁ……乳首がぁぁっっっっ!!」
飯島が振り回すのをやめ乳房を左右に広げた。何度も舐めあげた谷間の底が露わになる。
そして手首にスナップをきかせながら双つの乳肉を内側へとしならせた。空中で乳房同士が激しくぶつかる。
バチィィィィィィィンンンッッッ!
衝突音が響いた。
「くわぁぁぁぁぁぁっっ!!」
シリルがその衝撃にのけぞる。何度も衝突を繰り返され、その度にミルクが漏れ出た。開放された時には押し潰された乳首が悲愴なほどそそり立っていた。
「理解できたか?シリル」
シリルは返事をせず、肢体を震わせながら顔を背け荒く呼吸をしている。飯島から暴虐の限りを尽くされた乳房は、白い乳肌を薄赤く輝かせ、荒い呼吸に合わせ上下に揺れている。乳首からは乳汁がポタポタと滴り落ちていた。
淫魔の放つ瘴気に耐性がついたのか、少し前から激情にかられながらもどこかでそれを客観的に見ている自分に気付いていた。以前の自分ならシリルの絶頂を目の当たりにすれば溢れる瘴気を受け射精していただろう。
変化が起きたのは………シリルのミルクを飲んだあとだ。
ミルクを飲み込む度にまるでシリルの強大な力が自分の中に入ってくるのを感じていた。体中に活力と精力が溢れている。逆にシリルはエネルギーを吸い取られたように疲弊していた。
スボンの中の肉棒がかつてないほどの強張りをみせている。今なら何度だって射精できそうだ。早くシリルに挿れたくてうずうずとしている。
それでも……
シリルの眼光が再び鋭くなっていた。一方的に責められ精神的に弱まっているはずだが、心は折れていないらしい。
ハイクラスの淫魔ともなればその秘部は魔窟だ。挿れた途端、どんな反撃が待っているかわからない。精液を搾り取られミイラ取りがミイラになるなんてことも考えられる。それを回避するにはもっと弱らせ、そしてもっと力をつける必要がある……
飯島がミルクを滴らせる乳首にしゃぶりつく。吸いあげると少量のミルクが滲み出した。
淫魔の射乳量は乳房の大きさと絶頂の度合に比例する。
ーーイカせてやるっ……今までよりももっと激しく、もっと深く……
乳首を吸いながら舌で弾きながら、もう一方の乳首をゆっくりとねじる。
ーーもう二度と出てこなくなるまで吸い尽くして、お前の力をそのまま奪ってやるっ……!
飯島の乳責めが再び始まった。
「んくっっ…、くああっっ……!!」
乳房を責められるシリルが苦悶の表情を浮べる。
冷静さを取り戻した指と舌が執拗に責め立てる。たて続けに絶頂を迎えた乳首は依然として感度が高いままだった。指が乳首をこすりながら舌がそれぞれの頂点を刺激する。
シリルが絶頂のフチに辿り着き白い首が反り返る。
不意に飯島の舌と指が止まった。昇り詰めていたシリルが息をつく。
………まただ…
先ほどから飯島の責めが突発的に終わっては一瞬の間を空けて再開するという流れを繰り返している。シリルが違和感を感じる中、再び指と舌が動き出す。乳首の先端をレロレロと弾き回し、親指の腹をもう一方の乳首の先端に当て、グリグリと押し回す。
「あっ、あっ、あっ、あぁぁぁぁっっ!!」
シリルが再び絶頂へと向かう。今度はその責め苦に止まる気配がなかった。飯島の舌がシリルを追い詰めるように乳首を弾くスピードを上げていった。
乳房が張り詰める。シリルの声が細く高くなり、絶頂のフチに辿り着く。
ーーあぁっ……イクッ……!
シリルの意識が白み背中がしなった。そして絶頂へと辿り着くその寸前、再び舌と指の動きが止まっていた。
「はぁっ、はぁ、はぁ……」
その快感に耐えるように呼吸を止めていたシリルが荒く呼吸をする。唐突に止まる飯島の責めにそれまでとは異質なものを感じた。目線を下に向けると乳首を咥えたまま下卑た笑みを浮べる飯島と目が合った。
……くっ………こいつ……
飯島の表情からその思惑を読み取ったシリルが歯噛みする。その気になればいつでもイカせられるのに敢えてそうしないのだ。
シリルの様子を観察しながら絶頂を迎える寸前で愛撫を止め、性感が下がり過ぎないうちに再開する。それが永遠と繰り返されることで性感が高いところで留まり続け、シリルが悶え続けた。
「んぐっ……くああっ………はぁ、はぁ…ああっ!ああっ……んんっ……あっ、あっ……あっ!………………はぁ、はぁ……はぁ…」
シリルの苦悶する姿を見て飯島が悦に浸る。
自分でも気付かないうちにシリルが太ももを擦り合わせている。秘部が濡れたショーツの中でヒクヒクと疼き、そこから漏れ出た一筋の淫液がツツゥーと太ももを流れ落ちていく。頭の後ろに組んだ腕の震えが止まらなくなっていた。
……発情させられている……こいつなんかに
ミルクとは違う甘い匂いが秘部から溢れていた。飯島の責めはさらに精巧さを増し、的確に少しだけ足りない刺激を乳首に与える。乳首は達することができずミルクが溜まり続ける。
「どうした、シリル。随分と辛そうだな」
「…くっ………くぅぅ………ああっ!」
シリルが喘ぎながらも睨みつける。
「もしかしてイカせてほしいのか?」
「……誰が……そんなこと……んっ…!くっ……んあああっっ…!!」
長い責苦の果てに訪れる解放、一瞬の安堵の後に始まる責苦。夢彦なら我慢できずに乳首にしゃぶりつきイカせてくれている。こんなにも長い時間焦らされたのは初めてだった。ひっきりなしにひざが震えている。
焦らされ続けるシリルの精神が少しずつすり減っていく。乳房は込み上げるミルクと快感で張り詰めていた。飯島がその乳房を下から持ち上げる。
「……重いなぁ。ミルクが溜まって辛いだろう。吸い出してやろうか?」
ただでさえ大きいMカップのバストが、溜まる一方のミルクによってより膨張していた。黙殺するシリルをよそに飯島の顔が高揚している。
乳房の表面からは見えないがその内部には乳首から乳房の根本にかけてたっぷりと乳腺葉が広がっている。飯島が込み上げるミルクの出どころを探るようにゆっくりと指を食い込ませた。
5本の指がそれぞれの乳房の中で静かに動き、まるで張り巡らされた乳腺一本一本を刺激するように乳肉の中をたゆたう。それは愛撫というよりマッサージに近かった。
シリルがそれまでとは違う心地よさを乳房の中に感じてる最中、飯島が前歯で乳首の根本を甘噛みした。
「あはぁっっ!」
不意の一撃にシリルが仰け反る。そこはシリルにとって敏感な乳首の中でも特に弱い部分だった。それを飯島の観察眼が見抜いていた。乳首と乳輪をつなぐ皮膚の薄い部分をシリルの反応を見ながら挟み込む。その刺激がちょうどいい塩梅になった時、肢体を強張らせていたシリルの鼻腔がふくらみ、熱い鼻息が漏れた。
両手の指が乳房の根本を目指しながらマッサージを続ける中、前歯でそっと挟み込んだ乳首の表面を先端の方へとスライドさせる。その途中で歯が乳首の表面ある僅かなミゾに引っ掛かり鋭い喜悦を生んだ。
快感に乳房全体がさらに張り詰めていく。食い込む指に対する乳房の反発力が増していった。
シリルが満たされないように細心の注意を払いながら飯島が双つの乳首を交互に責め立てる。同時に乳房の根本付近にある乳腺の末端を刺激していく。
「あっ、ああっ、うぅぅむっ…んあ、ああっ、あああぁぁっっ!!…………………………………んぁぁ、はぁ、はぁ…………」
シリルが絶頂の一歩手前で解放された。乳房はパンパンに張り詰め指を食い込ませるのも難しくなっている。
飯島の手のひらが張り詰めた乳房をさする。その指先が乳房の根本へ辿り着き、もと来た道へと折り返そうと旋回した時、シリルの肢体がビクンッと跳ねた。
飯島がそれを見逃すはずもなく、シリルが反応した部分を探る。すると乳房と脇の境目に指を這わせるとシリルが身をくねらせることに気付いた。
そこは乳腺尾部……俗にスペンス乳腺と呼ばれる場所だった。シリルでさえ知らない乳房に隠された性感帯を飯島の指が探り出していた。そして、淫魔の雌にとってそこは単なる性感帯以上の意味合いを持っていた。
「何だシリル、ここがいいのか?」
「くっ…くうぅぅ…ぐっ…ウゥッ……!……」
責められるシリルもなぜ肢体が反応しているのかわからなかった。夢彦にもそんなところを責められたことはない。飯島に撫でられる度、くすぐったい感覚の先に確かな快感があるのを感じている。
撫でていた指がほぐすような動きになるにつれ、快感の比重が大きくなった。
飯島がシリルの新たな性感帯の開発を進める。一旦、乳腺尾部から指を離すと乳房の表面をギリギリ触れるくらいの距離感でスライドし、乳輪のフチを何度も回る。絶頂を迎える寸前の性感がさらに高まっていく。
乳輪から下に指を滑らせる。張り詰めた乳房の皮膚を10本の指が降りていく。
「ふああぁぁぁぁぁっっ!……ゥあうぅ……」
発達した乳房によって普段空気の触れないアンダーバストを撫でられた時、背中に寒気のような快感が奔り思わずシリルの喉から声が漏れる。
指が更に降下し引き締まったウエストに至る。へその周りを周回すると腹筋がヒクヒクと小刻みに動き、連動するように全身がビクンビクンと震え、乳房が重々しく揺れた。
降下を続ける指が双つの乳首と同じくらい焦れている陰核へと辿り着く。しかしそこに触れる手前で手が左右に別れ、震え続ける太ももの内側をさすった。
「んんん〜〜〜っっっ!んんぅうああっっっっ……やめぇぇっっ……!んくぅっっ……」
太ももの震えが激しくなり、豊かな尻肉が揺さぶられる。続けて太もも全体を撫で回したあと親指を足の付け根に押し当て、そのままショーツのフチをなぞるように鼠径部を刺激する。シリルの腰が前後にひきつり太ももが痙攣した。
鼠径部を何往復もしたあと、親指が濡れたショーツの上にくっきりと隆起する大陰唇をそっとなぞっていく。
「くうううぅぅああぁぁぁぁっっ……!んぐぅぅぅっっ!……ううっくくぅぅっっ!」
シリルが頭を左右に振りブロンドの髪が乱れ舞う。飯島の目の前でその秘裂がひくつき、中からとろとろと蜜が溢れ出し太ももの上にさらに幾筋もの透明な線が引かれた。さんざん刺激したあと、陰核が触れられることなく置き去りにされ指が離れた。
シリルの肢体を巡った指が増大した性感を引き連れて戻っていく。腹筋から脇へと皮膚の上を指が進むにつれ、体の震えが下半身から上半身へと昇っていく。そして、飯島が乳腺尾部を円を描くように刺激した時、その震えがピークに達した。
「ああああああぁぁぁっっっ!!」
シリルが全身を震わせ仰け反った。乳首とも陰核とも異なる快感がはっきりと乳腺尾部に生じていた。飯島が途中で指を離したため絶頂には至らなかったがその快感はシリルに新たな性感帯が生まれたことを自覚させた。
飯島がなおも乳腺尾部を指先で震わせて反応を窺う。シリルは逃れようと肢体をくねらせ喘ぎ散らす。自分の期待以上の反応を見せるシリルに支配欲が満たされていく。
「そんなに気持ちいいのかここが?」
「んぐっ、くっ……くぅ〜〜っっ……!」
シリルには最早、飯島の問いかけに反応する余裕は残されていなかった。嬌声をあげながら自らの乳房への違和感に意識を削がれる。乳腺尾部を責められてから胸が熱を帯びていくのを感じる。乳房がさらに張り詰めミルクが充満していく。
予期していなかった新たな性感帯の出現がシリルをさらに追い詰めていた。性に生きる淫魔の本能がさらなる刺激を求めようとするのを残された理性が必死に抑え込む。
しかし、それももう時間の問題だった。
シリルに遅れ飯島が目の前の乳房に変化が起きていることに気付いた。
込み上げるミルクにより乳房が膨張していくのには気づいていた。その乳房が限界を超えさらに大きくなろとしている。
「どうなってんだよこれ……」
飯島が驚愕と興奮に震える。
シリルの乳房はひとまわり以上大きくなっていた。指が乳腺尾部を責めると少しずつではあるが着実に乳房が体積を増していく。まるで新たな生命を授かった母体が授乳のため乳房を発達させていく過程を早送りで見ているようだった。
淫魔の雌にとって乳腺尾部はミルクの源泉ともいえる部位だった。より多くのミルクを求めた飯島の指がその源泉へと辿り着いたのだった。
その部位は乳房の中でつくられるミルクをコントロールする役割があったのだが、飯島が責めたことによりタガがはずれたようにその生産量が増していた。しかし、ミルクを吸いだそうとしないため、乳房がますます膨張していく。そのため多くのミルクを内部に留めておけるように乳房自体が急激に成長を遂げていた。
淫魔は人間と似て非なる存在だ。その容姿や肉体は人間の欲望を具現化したようでもあった。そして今、飯島の欲望を満たすようにシリルの乳房が膨張していく。
「おわあっ…う、うああっ……あひぃっ!」
敏感な乳首でも濡れた秘部でもなく、ただ脇を撫でられているシリルがよがり狂う。乳房の中でミルクが増大した。
……すげぇ……まだ大きくなる……
目の前のふくらみに目を奪われながら責め続ける。乳房は別人のように大きくなっていた。あまり大きさに突出していた乳房がやや下を向き、乳首の位置が低くなっていた。
今バストを計測すればやすやすとその記録を更新するだろう。120センチはとうに超えている。ここにメジャーがないのが口惜しい。
飯島が頭の中でアルファベットを数えそのカップ数を夢想する。
飯島に乳房を焦らされ続けたシリルは限界を迎えていた。神経を擦り減らし思考力は奪われ、もはや自力で立っているのも辛い中、必死に耐え忍ぶ。
シリルの自慢であったツンと突き出した乳房は飯島の愛撫により変貌を遂げていた。なぜこのような変化が起きたのかはわからない。
それは自らの満たされない欲情が溜まり続けふくれあがったようにも見えた。本来、肉欲のままに生きる淫魔にとってそれは拷問のような苦しさを生んでいた。
とにかくミルクを出したくて仕方がなかった。ふくらんだ乳房を見ながら、いま乳首を思い切り吸われたらどれほどの快感が生まれるのだろうと想像し、それを理性が戒める。
自分が何の為に耐えているのかもあやふやになった時、突然、左の乳首から白い一本の線が飛び出した。飯島の目がそれを追う。
充満したミルクが乳房のキャパシティを超えたのだった。か細い一筋のミルクがピューッと噴き出す。
飯島がミルクが漏れている乳首に顔を近づける。それを見たシリルが内心期待する。
………やっと吸ってもらえる………
僅かでも吸ってもらえれば楽になれる。そんな思いが脳裏をよぎる。
直後、シリルの理性が慌てて否定する。
飯島の愛撫を求める。それだけは何があっても絶対だめだ。それがこいつの狙いなんだと自分に言い聞かせる。
飯島の口が開いたのを見てシリルが身構える。
しかし、飯島は予想に反し舌を出すと猫がミルクを舐めるようにチロチロと乳首の先端を刺激し始めた。
…………ぅくぅぅぅぅぅぅぅっっっっ!……
イキそうでイクことができない僅かに物足りない愛撫。いっそのこと絶頂して楽になりたい気持ちが芽生えるが、その先にあるのは飯島への隷属だ。
シリルが進むことも留まり続けることもできず悶絶する。
もう片方の乳首からもミルクが漏れ始めた。飯島が同様に刺激する。乳房が張り詰めすぎて乳輪さえも、大きく広がっていた。
シリルが下唇を噛んで耐える。ワレメからはおびただしい量の淫液が溢れている。
あと、ほんのもう少しだけ強く弾いてくれたらイケるのに……
本能を否定する理性の声がだんだん弱くなっていく。
吐息が荒くなり頭が知恵熱を出したように重く思考が鈍る。肢体を静止させることができなくなり身をよじった。舌が逃げる乳首を追いかけ確実に追い込んでいく。
飯島が左の乳首に戻り再び刺激し始めた時、シリルが口を開いた。
「……………………はやく………」
ハッと、シリルが我に返る。例え一瞬でも飯島に屈したことを恥入る。
「どうした、シリル?」
飯島にも聞こていたはずだが素っ気なく尋ねてくる。
「…………………」
シリルは目を閉じまつ毛を震わせながら羞恥に耐える。
再び乳首を舐めていた飯島がCDよりも少し小さいくらいの円に広がった乳輪の外周を何周も舐め回したあと、シリルの前から姿を消した。
姿は見えないが乳房を通してどこにいるのかがわかった。乳房で出来た屋根の下に潜り込み、ミルクで張り詰めた下乳をチロチロと舐めている。
「あっ、あっ、ああぁっ…あぁ…」
ぞわぞわとした快感に肢体をしならせる。そんなところ今まで誰にも責められたことはなかった。シリルの感じる部分が次々と飯島に暴かれていく。
シリルの意識が飯島の舌の動きに集中する。不意にシリルの死角から飯島の腕が伸び双つの乳首をつまんだ。
「あぁ〜〜〜っ!あぁっ、ああうっ…………」
気持ちいいっ…………
泣きたくなるほどの快感が乳房を襲っている。
その片鱗をシリルは最初から感じていた。
乳房に魅了されていた少年が隠し持っていた技量で乳首を責め始めた時に危うさを感じた。
時を経るごとにその指技と舌技は洗練され、シリルの感じる部分を目ざとく見つけ出し責め立てる。その嗅覚は新たな性感帯さえ発掘した。
乳房の頂点にある中指の先端ほどの小さな突起を刺激するだけでシリルの感情さえも支配した。
ずっと気付かないふりをしていたが、もう自分自身をごまかせなかった。
その快感は夢彦のそれを超えていたのだ。
そして、それをシリルの中の淫魔の本能が身を焦がすほど求めていた。
飯島の舌が下乳を進む。そして辿り着いた乳腺尾部をそっと舐めあげる。シリルの肉体がビクンビクンと跳ね上がった。そのまま飯島が口びるを押し当て吸引するともうだめだった。咄嗟に頭の後ろに組んでいた腕を降ろし、飯島の両肩を掴んだ。飯島が身を起こす。
「どうした?」
「…………………」
言えない。
乳房を満たして欲しいなどと言えるはずもない。正面には悲愴な顔をした夢彦が立っているのだ。
でも………
「……しょうがねぇなぁ」
シリルが逡巡する間に飯島が固く張り詰めた乳房に手を添えた。そして顔を近づけると口を開く。今度は乳首が舌で刺激されることなく、口腔内に飲まれようとしている。
……イカされる………
シリルが直感した。
乳首に飯島の口びるが触れるわずかな時間にシリルの感情が複雑に揺れ動く。飯島の肩を掴む腕に僅かに力が入った。
シリルは…………動かなかった。
飲み込まれていく乳首をただ見送る。
乳首が口の中へと消え生暖かい空気に包まれる瞬間にもまだシリルは悩んでいた。自らの選択に後悔と罪悪感と期待が入り交じる中、シリルが絶頂の衝撃に備え肢体を強張らせた。
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飯島の口腔内では何の動きもなかった。
時の流れが急激に遅くなる。息をするのも忘れ肢体の緊張感を高めたまま震え続ける……
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…………………………………………………………………………
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………………………………………………ッッ…
長い沈黙の末、飯島が乳房から顔を離した。
囚われていた乳首が何事もなく無事に姿を現すのを見た時、焦燥感が頂点に達しそれが怒りへと転じていた。
……くうううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっっ〜〜〜〜〜〜〜!!!……
シリルの中で何が切れた。
離れようとする飯島の頭を反射的に両手で掴むと、自らの乳房に押し付けていた。
自分は出会ってしまったのだ。誰よりも乳房を満たしてくれる男に……
夢彦の顔に驚きの表情が浮かぶ。視界の隅にその姿が映り罪悪感が込み上げ苦しくなった。それでも飯島を解放しなかった。
あと一回だけでいい。一回だけならまだ奴隷に落ちないはずだ。あと一回だけでいいから………
………イカせてほしい……
地獄のような焦燥感の末、シリルが飯島の乳責めに屈していた。ふくらみきった乳房を飯島の口にねじ込み抑え込む。
そして………飯島は動かなかった。
飯島の頭を掴んだままのシリルの腕が震える。
夢彦を裏切ってまで乳房を差し出したのに…
なんで……
シリルの生涯で一番の怒り……
それは飯島にミルクを飲まれたことでも、恋人の前でイカされたことでもなく、蔑んでいる相手に乳房を満たしてもらえないことだった。
乳房に押し付けられた飯島が舌で乳輪のフチをなぞり始めた時、その怒りが爆発した。
シリルの内に憤怒の炎が燃え上がる。
直後、叫んでいた。
「はやくっオッパイ吸ってえええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっっ!!」
シリルの怒号が廊下を突き抜ける。
突如、舌が乳首を捉え猛烈な勢いで吸引が始まった。
ジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥっっっっっ!!
乳首が抜けてしまいそうなほどの勢いで吸われ、甲高い吸引音が響き渡る。同時に指がもう一方の乳首を挟み潰し引っ張った。
「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁっっっっっ!!!」
ビクビクビクビクビクビクビクッッッッ!!
焦らされ続けたシリルが苦悶の末、ようやく絶頂に達した。
絶頂の衝撃と共に吸い出される時をずっと待っていたミルクが一斉に噴き出した。乳首から四方八方に放たれたミルクがその快感の大きさをあらわすように高らかに舞い上がる。
「うああぁああぁっっ、はひぃぃぃっっ!ひぃっ!あひぃぃぃぃぃっっっっ!!」
シリルが乳房を襲う快感にわめき散らす。今まで乳首を吸われてこんなに気持ちいいことはなかった。
乳首を襲う鋭い喜悦とまるで長時間に渡り小水を我慢していた時のような解放感が乳房を満たしていく。
満たされていく乳房にシリルもまた満たされ、その瞳から歓喜の涙が溢れさせる。
飯島が射乳を続ける乳首をつまむと上下にしごきあげた。シリルが飯島の両肩を鷲掴み絶叫する。
「ああああぁぁぁぁぁっっっっ!!だあぁめええええええええぇぇぇっっっ!!」
巨大な乳房からさらに勢いよく乳が噴き出した。すでに達している乳首をしごかれたシリルが、絶頂の波に飲みこまれより深い快楽へと至る。
ギュッとつむった瞳から大粒の涙が溢れ頬を伝い、深い乳房の谷間へと落ちていった。