※この作品はR-18です。

非日常の官能的な出来事   作:村上しんご

18 / 90
家出

家を飛び出した私は行く当てに困っていた。

今までは知り合いの家を転々と渡り歩いていたが既に行き場所は無くなっていた。

 

漫画喫茶に行こうにもお金は無い。

手っ取り早くお金を稼ぐには身体を売れば良いのだが、処女の私にはそんな思い切った事はできなかった。

途方に暮れてバスターミナルで時間を過ごしていると、怪しい感のオジサンが私に声を掛けてきた。

 

「お嬢ちゃん、困ってるの?」

 

私はオジサンの怪しい様相を見て、援助の話を持ち掛けられると思っていた。

 

「私、身体は売りません!」

 

オジサンは私の強い態度に戸惑っていたが、めげずにしつこく張り付いてくる。

 

「仕事しない?仕事?…いい仕事紹介するからさぁ~」

 

その言葉でこのオジサンはキャッチだと思った。

しかし私はお金が欲しかった。

身体を売らないのなら話しだけでも聞いてみようかと迷っていた。

 

「私、身体は売りませんよ!」

 

私が念を押すように言うとオジサンは手を振って激しく否定した。

 

「違うよ~客の隣に座ってお酌をするくらいだからさぁ~」

 

オジサンの言葉に私はキャバクラを思い浮かべていた。

しかし私は未成年だ。でもお金は欲しい。私の心は揺れ動いていた。

 

「キャバ?」

 

「う~ん…そんな感じ…」

 

オジサンの答えは曖昧でどこか妖しい。私は警戒していた。

 

「今日だけの体験だけでも良いからさぁ~5万出すよ…」

 

5万という言葉に私の思考が停止する。

それだけあれば今日だけではなく暫く凌いでいける。

 

「本当に今日だけ?」

 

私の言葉に頷いたオジサンは、付いて来てと言いながら街の中を歩きだした。

オジサンは妖しいお店が立ち並ぶ路地を、奥へと進んでいく。

 

案内されたのはビルの一室だった。

しかし、そこにはお店らしい看板も無ければ表札すら付いて無かった。

ただ、目の前には豪華な扉が付いている。

怪しげなその佇まいに私は眉をひそめていた。

 

すると扉の横に取り付けられたインターホンでオジサンが中の誰かと話している。

中からボーイの様な格好をした強面の男性が顔を出す。

私たちをチラリと確認すると中へ案内した。

 

怪しげに見えた外構えと違って、中は少し豪華なキャバクラ風だった。

セーラー服に身を纏った女の子たちが、身なりの良い男性の横に座りお酌をしていた。

多分、ここはセーラー服が店のユニホームなのだろう。

 

そして働いている女の子たちが明らかに若い。たぶん私と同じ未成年だ。

私は会員制の違法なクラブだと確信した。

するとさっきのボーイの格好をした男性が私に話しかけてきた。

 

「歳は幾つ?」

 

私は正直に言うべきか迷っていた。

しかし、ここは明らかに未成年を雇っている違法な店だ。

私は正直に自分の年齢を伝えた。

 

「じゃあ、これに着替えて」

 

男性はセーラー服を渡すと、店の奥で着替える様にと伝えてくる。

私は着替えを終えると再び男性の元へと戻っていった。

そして何の説明も無いまま、お客さんのいる席へ案内される。

 

「今日、体験で入った夢子ちゃんです!宜しくお願いします」

 

その源氏名も何の説明も無く付けられていた。

 

「夢子で~す…よろしくお願いします」

 

私はとりあえず仕事に打ち込もうと営業スマイルを決め込んだ。

すると、ちょっと根暗そうなオジサンがボソッと「よろしく…」だけ呟く。

私は地雷を踏んだような悪い予感を感じていた。

 

席についてトークを盛り上げようとするも全く話は弾まない。

私の方から話を振っても片言でしか返ってこない。

そんな時、店のスピーカーから高らかな音楽が鳴っていった。

 

するとお酌をしていた女の子たちが、お客の膝の上に跨って激しい抱擁を始めていく。

キスをしたり素肌を晒してはいないが、お客は服の上から女の子の身体を触りまくっている。

私は騙されたと思った。これは未成年のオッパブだ。

 

確かに最後まではしてないが、これでは身体を売ってるのと大して変わらない。

私は帰ろうと思い席を立った。

すると、私に付いたお客が腕を掴んで食い止める。

 

「お客さんを中途半端にして帰っちゃダメでしょ」

 

言われてみれば、その通りだった。

時間制のお店で途中で帰るのは私も気が引ける。

多少のお触り程度なら、このお客さん1人くらい我慢しようと思った。

私は渋々お客さんの上に跨っていった。

 

しかし、このお客さんは触り方が異様に上手かった。

いきなりパンティの上からお尻の穴の近辺を触り始めた。

しかもお尻の穴は直接攻撃してこない。

触れるか触れないかの微妙な所を指先で弄っている。

 

私は最初から息を荒げていた。

しかも前に滑り込んだ手も絶妙な所を攻めている。

クリトリスには触れずに周りをじわじわと弄っていた。

膨れ上がったクリトリスが触れられてもいないのに熱く火照っていた。

 

そして胸に顔を埋めて、その唇が乳首をピンポイントで狙って熱い息を吹きかけていた。

たまに、勢いのあるフーという冷たい息も織り交ぜて乳首を刺激してくる。

交互にされると熱い息がそれ以上に感じて乳首が熱くなっていく。

 

私はいつの間にか悶えていた。

股間からは蜜が溢れ出していた。

お客さんの指は力加減も絶妙で身体が可笑しくなっていた。

 

それを感じ取ったかのように、お客さんの指が軽く肛門をなぞる。

その瞬間に私の身体に衝撃が走った。

たったそれだけの事で私はイッてしまった。

 

お客さんの身体にしがみ付き、ピクピクと身体を痙攣させていた。

しかしお客さんの指は止まらない。

私の身体に何とも言えない切ない思いを込み上げさせていく。

 

本来、私はこんなにも簡単にイッてしまう人間ではない。

しかし、手を変え品を変え弄んでくるお客さんの指が、次から次へと切なさを込み上げさせる。

この短時間に私は何度、イッてしまった事だろう。

既にお客さんのズボンは私の愛液でベチョベチョになっていた。

 

私は身体を触り続けられ、何度もイカされて朦朧としていた。

身体に力が入らずにお客さんの身体にもたれていた。

ぐったりした私の身体をお客さんは触り続けている。

 

しかし今回は触り方がいつもと少し違っていた。

イク寸前になると、切なさが込み上がった所から手を放し別の個所を触る。

そして、また切なさが込み上げると離れて別の場所へいく。

私のイクのを感じ取り、ワザと絶頂を迎えさせない意地悪を繰り返していた。

 

私はもどかしさで気が変になりそうだった。

何度も寸止めを繰り返されて、早く絶頂を迎えたくて堪らなかった。

お客さんの胸に頬ずりをしながら「おねがい…」とおねだりをする。

 

するとお客さんは「じゃあ、入れてもいいね」とズボンから巨大な肉棒を取り出した。

私は余りのその凄さに息を飲んだ。

天に向かって聳える肉棒は何より亀頭が大きい。

拳ほどの大きさに私は固まっていた。

 

しかし、お客さんはその肉棒に私を跨らせる。

パンティをずらして私の割れ目に、その肉棒を突き立てていった。

私のビショビショの割れ目が巨大な亀頭の先を包み込む。

 

焼ける様な熱さの亀頭がゆっくりと埋め込まれていく。

私は声を上げずにはいられなかった。

 

「あぁぁぁーーーーーーっ!!!」

 

私は亀頭の先端が入った瞬間にイッてしまった。

しかし、埋め込まれていく肉棒の動きが止まることは無い。

ズブズブと音を立てながら私の中にゆっくりと侵入していく。

 

肉棒が奥に届くまでに私は何度、イッた事だろう。

その度に奇声をあげてお客さんにしがみ付いていた。

膣の中は痛くて堪らないのに私は腰をくねらせていた。

そして、奥に届いた肉棒が私の中を掻き回していく。

 

「いやぁーーーーーーっ!!もうダメ…もうダメ…」

 

私は完全に可笑しくなっていた。

お客さんにしがみ付きながら、お漏らしまでしていた。

フロアーの床を濡らしているものが、何かはもう見当が付かない。

フロアーは何かを溢した様に滴っていた。

 

そしてお客さんの肉棒が激しく私を突き上げていく。

 

「ダメ、ダメ、ダメ、ダメ、ダメェ~!!!!」

 

私の意識が遠のいていく。

 

 

 

私は気を失っていた。

気が付くとお客さんに抱えられ店の外に居た。

ぐったりする私を抱えながらお客さんは、ボーイの格好をした男と話している。

 

「じゃあ、連れて帰りますので…」

 

「よろしくお願いします」

 

ボーイの格好をした男が頭を下げていた。

 

「帰ってから、じっくり調教してやりますよ…」

 

お客さんは嫌らしい顔で笑っていた。

私はどこに連れていかれるのだろう。

ぼやけた意識の中で私は、お客さん連れられて闇の中に消えていった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。