夕暮時のキッチンで、私はあの女とテーブルを挟んで対峙していた。
義男君の担任のこの女は、家庭訪問という名目で夕食前の我が家を訪れていた。
地味で控えめな格好はしているが、はち切れそうなボディラインとのギャップは男心をそそる筈だ。
スカートからムチムチの太股を覗かせていながらも、恥じらうような彼女の仕草には、聞いていたようなセックスに対する貪欲さは微塵も見られなかった。
どう見ても奥手に思えるこの女が、本当に自分から義男君を誘惑したのだろうか。
胸を押し付けていたのは、熱心に勉強を教えていた事からの偶然で、義男君はそこに付け込んで彼女の秘部を触っていったのかも知れない。
何かを頼まれたら嫌とは言えないこの女には、大声を上げて拒否する事など出来ないだろう。
義男君に配慮して「止めなさい…」と小声で言いながら、自分の大切な部分を好きに弄ばれていったに違いない。
強引にされたと言っても、教え子の小学生と淫らな事をしたいう背徳感は消えないだろう。
それにいけない事をしているという事実は、沸き起こる興奮を高ぶらせていく。
私がセックスを教え込んだ義男君に、初心なこの女が落とされていくのは不思議な事では無かった。
「先生はお若いのですね…何歳ですか?」
私は込み上げてくるモヤモヤした感情を、必死に堪えながら態度に現れない様に相手の出方を伺っていた。
「今年で28になります…」
私より2つ年上だったこの女は、私と義男君の関係を少しも疑っている様には見られない。
寧ろ隣に座った義男君を警戒して少し怯えている。
義男君はテーブルの上で頬杖を付きながら、女教師を見つめて嫌らしい顔つきでニヤニヤ笑っていた。
「お母さんもお若いのですね?」
「私は…後妻ですから…義男君の学校での様子はどうですか?」
「…は、はい…活発な様子で…と…特に問題ありません…」
義男君の学校での様子を聞きながら、他愛のない会話を続けていると、彼女の瞳が徐々に虚ろになっていく。
私との会話も朧気で、質問に答えるその声は少しづつ上擦っていった。
湯上りの様に頬をほんのり赤くさせ、その視線は私を直視できずに辺りを彷徨っている。
何かを堪える様に、思わず咳ばらいをする彼女の唇は半開きにプルプルと震えていた。
そんな様子の彼女をマジマジと見つめながら、義男君の手がテーブルの下でもぞもぞと動いている。
私は義男君が何をしているのか感付いてはいたが、込み上げる怒りの感情を押さえ込んで、知らないフリを決め込んでいた。
きっとテーブルの下では、義男君の手が彼女のパンティの中に忍び込み、クリトリスでも弄んでるに違いない。
私の目の前で、快感を必死に我慢する彼女の姿に喜んでいるのだろう。
リビングでは無くキッチンで先生を迎えようと、提案したのも義男君だった。
義男君は最初からこれを計画していて、いつもしている事を私に見せつけようとしたのではないだろうか。
思わず悩ましい声を漏らして、頻りに誤魔化そうとする彼女の身体は、痙攣してるかの様にプルプル震えている。
私の言葉などもう耳に入っていない様に、俯いたまま何も答えることも出来なくなっていった。
目の前で行われているいかがわしい光景に、私は怒りで身体がワナワナ震えている。
今すぐにでもこの女を引っ叩いて追い出したかったが、義男君の思惑にまんまと嵌っている様で何もすることができなかった。
彼女を感じさせながら私に目を向ける義男君の顔は、悪魔の様な残酷な笑みを見せながらニヤリと笑っている。
すると彼女の呼吸が荒くなり、潤んだその瞳は朦朧としながら天を彷徨っていった。
その身体が細かく震えだし、半開きの唇も震えながら大きく開いていく。
声を上げてはいないが、恍惚の表情を浮かべて天を仰ぐその姿は絶頂を向かえた事を物語っている。
不愉快な彼女の姿を目にしながらも、私の股間はビショビショに濡れて子宮がキュンキュン疼いていた。
義男君の手で天国に導かれたのが、私では無く彼女だった事が悔しくて堪らない。
それは義男君に選ばれたのが彼女の様な気がして、置いてきぼりの様な疎外感を感じさせていた。
ワナワナと震えだす唇を噛みしめながら、私は2人から視線を外していく。
「先生、そう言えば授業中にわからないことがあったんだ…部屋に来て教えてよ」
すると義男君は手を引いて、朦朧とする彼女を自分の部屋に引きずり込んでいった。
彼女を部屋に連れ込む義男君の股間は、大きくテントを張っている。
私は声を出して2人を引き留めたかったが、義男君の部屋のドアは虚しくゆっくりと閉じられていった。
部屋の中で義男君が何をしようとしているのかは一目瞭然だ。
部屋の前で聞き耳を立てると2人のやり取りが微かに聞こえてきた。
「だっ…駄目っ!…いけないわ義男君…お母さんがいるのよ…」
「たった今、お母さんの目の前でイッてたのに何言ってんのさ…ここだってこんなに濡れてんじゃん!」
「あっ!だっ…駄目っ!」
ジュブジュブという卑猥な音と、チュッチュッという唇の重なる音が交互に聞こえてくる。
私は自分の股間に手を這わせ、寂しい自分を慰め始めていた。
2人の情事の生々しい音が聞きたくないのに耳に入り、火照りだした身体が疼いて堪らない。
2人は結合してしまったのか、身体を打ち付け合う音がパンパンと鳴り響き、彼女の悩ましい喘ぎ声もドア越しに漏れていた。
私はパンティの中に忍ばせた手でクリトリスを黙々と弄んでいるが、悶々とした身体は収まる気配はなかった。
嫉妬に駆られた私は、義男君の部屋の前で生まれたままの姿になり、そのドアを開けていく。
挿入された彼女は義男君にしがみ付き、瞳を硬く閉じている。
上になって肉棒を出し入れする義男君は私の姿を見た途端、してやったりと言いたげにニヤリとほくそ笑んでいた。