※この作品はR-18です。

私が好きなのは兄だけど兄じゃない人に抱かれています   作:おっさんホイホイ

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私はただ兄を守りたかっただけなのに

「ただいま帰りました」

「お帰り、涼花。今日は遅かったんだな」

「ごめんなさい。ちょっと生活指導の先生に進路の事で呼び出されて」

私は先生との打ち合わせ通りに用意した台詞を使いました。

大好きなお兄ちゃんを騙すのは辛かったけど本当の事を言うわけにはいかないんです。

 

「そうか、そろそろそういう時期だったな」

 

ラノベ大賞を受賞し、お兄ちゃんに代理人をお願いしたあの日。

私の無茶なお願いを聞いてくれたあの日から。

疎遠になりつつあった過去を乗り越え、再び昔みたいに仲良く過ごせる日々に戻れて嬉しかったです。

私としてはもっと親密な関係を望んでいるんですけど…

 

「今日は俺が夕飯準備したから。カレーだから多分食べられるものが作れたと思う」

「あ…ありがとうございます」

「いつも作って貰ってるからな。じゃあとりあえず着替えて飯にする?それとも先にお風呂にする?」

「……」

「ん?どうした?」

「それとも俺?っていうのかと思って待ってました」

「…その発想はなかった」

二人顔を見合わせて吹き出す。

(やっぱり私はお兄ちゃんが大好き…)

こんなささやかなことで幸せを感じることができるこの生活が私は大好きです

 

 

お兄ちゃん……

私…怖かったんです

お兄ちゃんの夢を私の手で壊してしまうのが…

 

 

………

 

 

だから私は先生と約束しました

先生は私の身体を要求してきました。

お兄ちゃん以外の男の人に触れられたくありません。

でもこの幸せな日常が失われてしまうくらいなら

お兄ちゃんの夢が未来が失われてしまうくらいなら

お兄ちゃんが私の為にしてくれたように

私もお兄ちゃんの為ならどんな事にも耐えられる

そう思ってました

 

でも

 

先生に触れられると身体はどんどん熱くなっていき

胸の先端から走る甘い刺激に跳ねてしまう身体を抑えきれず

太腿を撫で上げられると嫌なのに脚を開いてしまい

脚の付け根を触れられるとどうしようもなく昂ってしまうんです

そして上り詰めると先生に全てを委ねてもいいような気分になってしまって

 

毎週会う約束を…してしまいました…

 

 

………

 

 

私、頑張ったんですよ。

お兄ちゃんと過ごすこの日常を守ろうとして…頑張ったんです。

 

でも辛いです。

とても辛いです。

お兄ちゃんを騙している事が

 

怖いです。

とても怖いです。

先生との事をお兄ちゃんに知られてしまうことが

 

不安です。

とても不安です。

先生との快楽に溺れてしまいそうで

 

 

 

だから

 

 

だからどうかこの私の身体の疼きを鎮めてください

先生の手の感触が残るこの身体をお兄ちゃんの手で拭い取ってください

 

 

どうか…お願いします

 

 

こんな記憶…忘れさせて!

 

 

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