※この作品はR-18です。

私が好きなのは兄だけど兄じゃない人に抱かれています   作:おっさんホイホイ

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新しい状況、変わっていく関係

「永見です。入ります」

指導室の奥の椅子が三人掛けのソファに変わっていた。

「不用品を下げてもらったんだ」

深々と腰を沈めて足を組んでいる原田はソファの由来をそのように説明した。

 

(今日はあそこで私を…)

 

一週間前、2人はこの部屋で教師と生徒という関係から一線を越える行為を行なっていた。

 

原田の提案をほぼ強制的に承諾させられた涼花がその身体に触れることを許した結果、原田の腕の中で絶頂を知ることになった。

誰にも言えないその経験が

涼花の顔を羞恥で赤く染める。

 

(だめです。しっかりしなくちゃ)

 

「どうした。立ってないでこっちに座ったらどうだ」

 

涼花は気を取り直すように静かに深呼吸し、ソファへと歩を進める。

 

しばし原田と向かい合って目を合わせた後に、一人分程のスペースを空けてソファに腰掛けた。

これから行われる事を承知はしていても自分から近づいていくつもりはなかった。

そんな涼花の様子をどこか楽しむように見ていた原田が口を開く。

「どうだ調子は?」

質問の意味がわからない涼花は沈黙を保つ。

いやわからないというよりわかりたくないと言った方が正確だろう。

「どう…とは?」

冷静を装いながら問いを返す。

返事をするにしても今少しの間が欲しかった。無駄な時間稼ぎとは言えどもだ。

原田は涼花との間の一人分のスペースを詰めすぐ隣りに座り直してきた。

お互いの太腿が触れ合う程の距離だ。

既に教師と生徒の距離ではない。

近すぎる距離に涼花は原田から視線を外し、少し上半身を避けるように傾けてしまう。

 

肘掛けに邪魔されて逃げられない下半身が原田に捕まった。

その手が太腿に置かれた瞬間に涼花の身体は硬直する。

一週間前の記憶が蘇り再び醜態を晒すのを恐れて身構えてしまう。

「そんなに怖かったのか?」

原田の意外な問い掛けに涼花は一瞬虚をつかれた。

(あんなことをしておきながら今さら…)

「済まなかった。嫌な選択をさせてしまった以上、せめてなるべく優しく扱おうと思ったんだが…」

太腿に置かれた手が言葉通りの優しいタッチで動き始めた。

「永見の気持ちを考えれば怖いのは当たり前だったな。俺の独りよがりだったか…」

「先生…」

原田の神妙な表情を見て涼花の態度が軟化していた。

ほぼ無言で身体を弄っていた原田がそんなことを考えていたとは思ってなかった。

 

弱味につけこんで生徒の肉体を貪る変態教師。

 

涼花の原田に対するこういう印象は実は正鵠を得ている。

 

だがこうして気遣うように接せられると人の印象は上書きされてしまうものだ。

今後も付き合っていかなけれはならない相手なら尚更その傾向が強くなる。

 

涼花を丁寧に優しくし続けた結果がここで生きてくる。

あの日、涼花の心の準備が出来ぬ間に拙速に事を進めていれば無理矢理レイプされたという印象を残していただろう。

わざと時間をかけてゆっくり服を脱がしたり、振り解こうとすれば出来たと思わせる序盤の緩い愛撫があったからこそ

あれは雰囲気に流されてしまった結果の過ちのように涼花には思えてきた。

その前に弱味をちらつかせて性行為を強要されているのだから涼花のその考えは前提から間違っているわけだが。

 

ともあれ、今の涼花にとって原田という教師は交渉の余地がある相手のように思えていた。

今の自分の気持ちを率直に伝えればこの苦しみ抜いた一週間のような日々から解放されるのではないか。

 

「先生があんな風に触ってくるなんて…思ってなくて…」

「そうか。初めてだったものな…」

「先生はずっと無言で…その…目も怖かったです…」

「すまない。ちょっと必死だったかも知れない」

「そのうち自分が自分でなくなってしまうようで…とても怖くて…」

 

大好きな兄だからこそ相談出来ない体験。

誰にも話せない秘密を抱え、膨らんでいった不安。

この一週間溜め込んでいた不安を吐き出していく。

 

「そうか、もっと永見のこと思ってあげないといけなかったな」

「あ、いえ。先生は…その…優しくしてくれてたんだと思います」

(そう、乱暴なことはされなかった…)

不安な気持ちを吐き出して涼花の心が軽くなっていく。

安堵して緩む。鬱屈としたこの一週間の反動からか思いもしない言葉が口から溢れていく。

自分の太腿を撫でる原田の手も自然に受け入れ、仰け反っていた上半身も少しずつ原田の方へ戻っていた。

 

「永見は自分でした事はなかったのか」

「本で読んだくらいで…」

「触ってみたことも?」

「なかったです…」

デリケートな話題にも答える程、二人の距離は近づいていた。

いつのまにか二人はお互いの目見つめ合っていた。

涼花との会話を交わしながら原田の手は涼花のスカートの中へと潜り込んでいく。

微かに震えだす涼花の反応に原田は内心満足していた。

涼花が快楽に即堕ちするような安っぽい女ではないと確信したからだ。

攻略しがいのある上等な獲物を前にして、ともすれば暴発しそうになる獣性を押し殺しながらあくまでも優しくソフトに涼花を導いていく。

雰囲気に流され始めた涼花の目は潤み始める。

「先生…」

「永見…」

原田の手が涼花の鼠蹊部に触れる。

淡い刺激と甘い誘惑に瞳を揺らしながら涼花の口が開く。

「先生、やっぱり私…こういうのは慣れてなくて…キスとか…その…最後までは…」

線引きをしようというのか。大きくなっていく下腹部の疼きにどこまでも許してしまいそうで自信がなくなった涼花は原田に懇願する。

「わかった。それは永見の大事な人の為にとって置こう」

涼花の願いは叶えられた。

(先生なら…私…)

線引きをしたことで安心し、原田にその身体を委ねた。

 

原田は涼花をほぼ自分の手中に収めたことに満足していた。

キスと挿入さえしなければ何をしても構わない。

涼花はそう言っているのだ

ショーツの中で涼花をクリトリスを転がし、腕の中で身を捩らせる涼花の反応を楽しむ。

自分の指を噛み喘ぎ声を我慢する仕草が可愛らしい。

いつもの利発そうな表情は消え失せ、快楽に煙る瞳で俺の手の動きを追う。

ついさっきまで行儀よく閉じていた膝は大きく開かれ白い内股を晒しながら腰を跳ねさせる。

涼花の中から溢れだした液体がショーツとスカートを汚しているのに気づいているのだろうか。

快楽に呑まれていくことから逃げるようにしがみついてきた涼花を抱きしめ、開いた陰唇を解しながらクリトリスを押し込む。

「んんーっ!」

絶頂に暴れる涼花の柔らかい身体を腕の中で堪能する。

何度か痙攣した後に弛緩していく小柄な身体を支え、その頭を優しく撫でる。

うっとりとした表情で見上げてきた涼花の目に先週のような絶望の色は無い。

色に目覚めた女の媚びるような目だった。

 

 

 

絶頂の余韻からか弛緩している涼花から制服が剥ぎ取られていく。

少しずつ露わになっていく白い裸身。

「きれいな肌だな…」

「先生…」

下着姿になった涼花をソファに横たわらせて肌の感触を楽しむかのように撫で回す。

肌に直接感じる手の感触に身を震わせ恥じらう涼花。

「良い肌触りだな…」

「あ、あの…あまり言われると…」

涼花の顔は真っ赤だ。

ソファの弾力を活かして原田の手が背中に回る。

涼花はホックを外されて緩んだブラを思わず手で押さえてしまう。

「どうした?」

「やっぱり…恥ずかしくて…」

原田は無理強いすることなく脇腹の方へ手を回して涼花の気分を上げていくことにした。

(やっぱり…優しい…)

「はぁはぁはぁ…」

すでに果てた事で感度が上がっている涼花の反応はいい。

脇腹から上へ撫で上げながら首筋へと唇を走らせられると心地よさからその細い顎を上げてよがり始めた。

その隙に抜き取られたブラがソファの下に落ちる。

露わになった涼花の慎ましい乳房が撫で回され、首筋を責めていた唇が移動していく。

「あ…あぁ…先生…先生…」

充血していく乳首から響く刺激がたまらない。直に肌を触れ合うことの意味を思い知らされていた。

(駄目…優しくされると…私…でも…)

乳首を口に含まれて舌の先で転がされ、温かい湿った感触に戦慄するほど感じてしまう。

「あああっ!んふぅ!」

甲高く上げてしまった嬌声を抑えるように自分の口を両手で押さえながら首を振る。

原田はその過敏な反応に驚きを隠せない。

今まで涼花を抱いていて気づいていた事がある。

涼花はかなり感度が良いのだ。

壊れ物を扱うように繊細に触れなければいけない程に。

そして涼花は無意識のうちにそれに気づいている。

身体が先走り上り詰めていくスピードに頑なで初心な心が追いつかない。

だから「自分が怖い」と思っている。

 

このまま圧倒し快楽の沼に沈めて壊してしまうのもいいだろう。

だが原田はそれを良しとしなかった。

 

原田は舌の動きを緩め、少し焦らし気味に動かしてみた。

「ん…んん…」

強過ぎる刺激に強張っていた身体が弛緩し、次第に陶酔していく表情をみて原田は得心した。

加減を知った原田は涼花の限界を見極めながらその舌を動かす。

 

ゆっくりと…

涼花の心が解けていく…

 

今や涼花はその股間に原田の頭を迎え入れていた。

「ああっ!」

原田の舌が涼花の秘部を舐め続け、唾液と愛液が混ざり合う卑猥な音が響く。

 

(こんな…こんなのって…)

 

原田に導かれて涼花は受け入れられるようになっていた。

 

(嫌じゃない…嫌じゃないよ…)

 

敏感な身体を持て余すことなく許容していく程に。

クリトリスを舐めながら涼花の中を指で探る。

敏感な身体は原田に容易く急所を暴かれ責め立てられていく。

絶え間なく送られてくる快楽に溺れ、何度も果てては昂らされ

 

そして目覚めていく…

 

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