「はい♡」
私は素直に返事をしてオチンチンへ近付いていく。そうしてベールの下へ招き入れようとした所で、お兄ちゃんの手が私の頭を抑えた。なんでと聞くより先に、いやらしい声でお兄ちゃんが叱ってきた。
「コラコラ、駄目だよツキノちゃん。これはご奉仕の練習だよ?ちゃんとご奉仕する相手に挨拶しなきゃ」
ゆっくりと頭を撫でられながらお兄ちゃんの言葉の意味を考えて、私は思いついた挨拶を口にする。
「えと、これから、アシさんへご奉仕させて頂きます」
けれどお兄ちゃんは笑いながらダメ出しをしてきた。
「はいダメー♡ツキノちゃんよく考えて?君がご奉仕するのは僕じゃないでしょ?」
お兄ちゃんは優しいのにイジワルだ。こんな美味しそうな匂いを前にお預けするなんてキチクのショギョーってやつだと思う。お兄ちゃんの言葉の意味を考えるけれど、頭がオチンチンで一杯で全然回らない。お腹が空いているのに、ずっとお預けされている犬みたいな顔でお兄ちゃんを見上げると、お兄ちゃんは笑いながら答えを教えてくれた。
「しょうがないなぁ、今回は特別に教えてあげる。僕の言う通りに続けるんだよ?」
「うん」
我慢出来ない、早く教えて!
「今日はツキノを使ってくれて有り難うございます」
「今日は、ツキノを使ってくれて有り難うございます」
「精一杯オチンポ様にご奉仕させて頂きます」
「精一杯オチンチン――」
「オチンポ、だよ」
言いかけた私を遮ってお兄ちゃんがそう訂正する。ああ、犬の躾と一緒なんだ。ちゃんと言った通りに出来ないと、ご褒美は貰えない。
「…精一杯、オチンポ、オチンポ様にご奉仕させて頂きます♡」
「どうか沢山気持ちよくなって、精液をツキノにコキ捨てて下さい」
ゴクリ、と涎を飲み込む。卑猥な言葉に頭がクラクラする。けれどそれ以上に魅力的な未来を想像して私は懸命に舌を動かした。
「どうか、沢山気持ちよくなって、沢山、沢山精液をツキノにコキ捨てて下さいっ♡」
「良く出来ました」
合格の合図と共に抑えられていた手は退けられて、変わりにオチンチン、ううんオチンポ様が突き出される。私はオチンポ様に頭を下げて挨拶を済ませ、両手を添えてベールの下へと来て頂く。
「始めさせて頂きます♡オチンポ様♡」
鼻の下まで来て下さったオチンポ様はこれまでとは比べものにならない強烈な匂いで私を誘惑する。むしゃぶり付きたい衝動をグッと堪えて先ずは挨拶のキスをする。それだけで雌を虜にする味が口に広がる。期待に胸を弾ませて私がゆっくりとエラの周りに被っている皮をずらせば、そこにはべっとりと恥垢がはり付いていた。
「あはぁ♡」
思わず歓喜の溜息を吐きながら舌を伸ばしてこそげ取る。この時鼻で深呼吸するのも忘れない。少しはしたないけれど、この匂いを嗅ぐのを我慢するなんてそれこそ無理な話だ。鼻から匂いを堪能しつつ、戻ってきた舌を動かして口の中全体に恥垢を広げる。舌の上でサリサリとした感触を楽しむが、すぐ欲望に負けて私は次の恥垢へと舌を伸ばしてしまう。勿論舐めさせてもらう前のオチンポ様への感謝のキスは忘れない。こちらが感謝を示していると言うのに、その度にカウパーを与えてくれるオチンポ様はなんて素敵なんだろう。
「あぇあ♡」
味がなくなるまでしっかりとエラの周りを舐めさせてもらった後は、全ての恥垢を頂いた事をオチンポ様に口を開いて報告する。そして名残惜しいのを我慢して――ちょっとだけ舌でかき混ぜて味を楽しんでしまったけれど――飲み込み、もう一度口を開いて私のものにさせてもらった事を見て貰う。その頃にはオチンポ様も元気になって、ベールを持ち上げてしまうほどそそり立っていた。
「ん、チュ♡」
その逞しい姿に私は思わずキスをしてしまう。さっきまでの感謝を伝えるのとは違う、雌が雄に媚びる為のキス。全体にくまなくそれをする事で、オチンポ様に自分が心からご奉仕を望んでいる事をアピールする。その願いは聞き入れられて、いよいよその時が訪れた。
「おう゛♡」
亀頭から覆い被さるように頭を下げていって、オチンポ様に口の中へ来て貰う。歯を当てるなんて粗相をしないよう注意しつつ、少しでも気持ち良くなって貰う為に舌を絡ませながらどんどん頭を進めていく。けれど私の口は小さくて、半分を少し過ぎた辺りで一杯になってしまった。するとお兄ちゃんが私の頭を優しく叩いて合図をしてきた。
(ごめんなさい、オチンポ様)
全部受け入れられない事を心の中で謝罪しながら私は頭を前後させ始める。口に伝わる感触に喜んだ私の体がドバドバと涎を作り出すものだから、あっという間にオチンポ様は涎まみれになって咥えていた部分が外に出ればテラテラと光っていた。
「ン、ジュッゾゾッ!」
私は自分の涎がオチンポ様を汚している事に凄い興奮と同時にちょっとだけ申し訳なさを感じる。そしてせめてこれ以上涎まみれにしないように思い切り吸い上げながら涎を飲み干す。…なんて言うのはタテマエだ。本当は私の涎と混じり合ったオチンポ様の味を少しでも感じたくて、自分だけのものにしたくて飲み込んでいる。浅く咥えたついでにオチンポ様のお口をグリグリと舌で穿ってカウパーを催促すると、トロトロとそれを吐き出してくれる。発情しきった私はもうご奉仕なんて事は頭から抜け落ちて、只管オチンポ様を貪るだけの雌になる。けれど優しいオチンポ様は、そんな私にもちゃんとご褒美を与えてくれた。
「ツキノちゃんっ!そろそろイくよ!」
あの時と同じように、オチンポ様が私の口の中で大きくなる。その瞬間に備えて口をすぼめてエラの部分を擦ると、お兄ちゃんが小さく呻いてオチンポ様が震えた。
「んっ♡んう゛っ♡んん♡♡」
ビュルビュルと音がしているかと錯覚する程の勢いでオチンポ様が私の口に精液を吐き出す。口の中一杯に広がる独特の味に私は思わず体を震わせた。普段食べているご飯やスイーツに比べれば決して美味しいとは言えない。だけどそれはとっても興奮する味だ。射精は全然終わらなくて、口の中がどんどん精液で満たされていく。私は栗鼠みたいに頬を膨らませて懸命に受け止める。でもそれは全然嫌じゃなくて、寧ろ射精に反応して私はアソコを疼かせていた。
「ふぅっ、うう…」
スッキリしたみたいなお兄ちゃんの声が聞こえてきて、オチンポ様が漸く射精を終えた。すると直にお兄ちゃんが腰を引いて私の口からオチンポ様を引き抜き始める。私は慌てて唇を窄めてそれを見送る。出して貰った精液を零すなんて失礼は出来ないし、何より私自身が一滴だって失いたくなかったからだ。
「気持ち良かったよツキノちゃん。さあ、ちゃんとご奉仕出来たことを皆に見て貰おうね♡」
そう言ってお兄ちゃんはハンディカメラを持ってくると、ベールをギリギリまで上げてしまう。お兄ちゃんが何を考えているか解った私は、大人しくそれを受け入れ、ベールの下を撮影しているだろうカメラに向かって口を開いた。
「んあ♡」
「うは、我ながら凄い量♡どうツキノちゃん、美味しい?」
お兄ちゃんの質問に私は零れない程度に頭を動かして頷く。
「それは良かった。じゃあ、しっかり味わってね?」
お兄ちゃんの命令に、私は口を閉じると笑顔で再び頷いてモゴモゴと口を動かす。まずは舌でかき混ぜて味を楽しみ、そこから噛んで食感を堪能する。精液が動く度に鼻を抜ける匂いに溺れて、いつまでもこうしていたい気持ちになってしまう。けれど現実はザンコクだ。
「そろそろお礼の時間だよ」
そう言ってお兄ちゃんがまだ私の涎で光るオチンポ様を突き出してくる。私は名残惜しい気持ちを必死に我慢して精液を飲み込み始めた。嚙んだ時に解っていたけれど、精液はとってもプルプルしていてちょっと柔らかいゼリーみたいだ。だから喉を通る度に確かに飲み込んでいるという感触が凄く伝わってくる。発情した私はそれだけで簡単に興奮しアソコへ手を持って行きかけたけど、慌ててその手を捕まえて堪えた。そしてカメラへ向かって全て美味しく頂いた事を見せるために、大きく口を開けて何も残っていない口内を見せつけた。それを見たお兄ちゃんがオチンポ様を揺らしながら聞いて来る。
「美味しかったねえ、ツキノちゃん。さ、ごちそうして貰ったらどうするのかな?」
お兄ちゃんはイヤらしい笑顔で私の答えを待っている。始めた時みたいに私に台詞を言わせるのではなくて、私が言うのを待っているんだ。快感と興奮に弄ばれた私の頭は全然動いていなかったけれど、いうべき言葉は自然と口から出ていった。
「ツキノに精液を恵んで頂き、有り難うございました」
話す事に意識が行ったせいか、我慢していたはずの手はいつの間にかアソコに伸びていて、ビキニの上からクチュクチュと割れ目を弄っていた。
「ツキノの口は、オチンポ様に気持ちよくなって頂くためのご奉仕穴です♡」
これは撮影だから、本当はカメラを見なきゃいけない。けれど私はオチンポ様から目を離せないまま話し続ける。
「もっと気持ちよくなって頂くために、これからも毎日練習します♡そしていつでもどこでもご奉仕させて頂きます♡」
そう言うと私はオチンポ様から目を離す。本当は一瞬だって離したくないけれど、これから行う仕草の為にはどうしても必要な事だった。
「オチンポ様に気持ちよく精液をコキ捨てて頂けますよう頑張りますから、どうかこれからもツキノに精液を恵んで下さい♡お願いします♡♡♡」
オチンポ様の前で私は両手を床について正座をして頭を下げる。つまり土下座というやつである。だって私が最後に口にしたのはお礼じゃなくてお願いだ。そもそもご奉仕中だって沢山ご褒美を貰っているんだから、それ以上をお願いするなんて本当ならあり得ないくらい我儘な事だと思う。だからお願いするならちゃんと態度で示さないといけないと私は考えて、その結果がこれだった。
「うは♡ツキノちゃん、精液欲しさに土下座しちゃった♡」
お兄ちゃんの嬉しそうな声が背中越しに聞こえて、私は自分の考えた台詞と行動が正解だったと確信する。
「良いよツキノちゃん。これからは毎日、朝でも夜でも関係無しにいつでも口マンコに射精してあげるよ♡練習頑張ろうね♡」
これから毎日、朝も夜も関係無し。お兄ちゃんの返事を聞いて私の体はその明日からを想像してブルりと震える。
「ありがとう、ございますぅ♡」
あまりの嬉しさに、私は土下座のまま思わずイッてしまったのだった。