「いや、どうしてそうなるの?」
「んひ、あ、ご、ごめんなさぃ♡」
お兄ちゃんが私の乳首とクリを弄りながらそう溜息を吐く。臭おじさんとの事がどうなったを私が報告したからだ。
「一回くらいいい思いをさせる位ならともかく!何次の約束なんてしてんの!?このビッチめ!」
「ひぎっ♡ごめんなさい♡月奈ビッチでごめんなさい♡」
クリトリスを潰されて私は潮を吹きながらお兄ちゃんに謝る。暫くそんなやり取りが続いたけれど、私がぐったりとした辺りでお兄ちゃんが再び大きな溜息を吐くと口を開く。
「まあ、覚悟はしてたけどさぁ、早すぎるって」
「覚悟?」
体をお兄ちゃんに預けながら私は聞き返す。
「いやだって、月奈ちゃん動画を撮る時に言ってたじゃん。沢山の人に見てもらいたい、興奮してもらいたいって。それって沢山の人にエロい目で見られたいって事でしょ?じゃあその人達に求められたら応えちゃうだろうなって」
「……」
お兄ちゃんの言葉に私は視線をそらしてしまう。確かに私の中にそういう思いがあったからだ。
「だからまあ、しょうがないかなって」
「お兄ちゃんはいいの?」
狡いなと自分でも思った、お兄ちゃんなら私が望む答えを言ってくれると予想しての質問。でもお兄ちゃんが否定したら我慢しようというくらいの覚悟はしていた。
「僕はたまたま最初の一人だったってだけだからね。それに僕が嫌だって言ったら、月奈ちゃんが我慢しちゃうでしょ?」
僕の方が大人なんだから、我慢するなら僕の方だよ。そう言って笑うお兄ちゃんに私は思わずキスをした。こんなに自分を解ってくれて、我儘を聞いてくれる人が傍に居るなんて私はなんて幸せなんだろう。水音を響かせてオトナのキスを堪能した私は、もう一つ伝えなければいけないことを思い出して口を開く。
「あの、お兄ちゃん。実はもう一つ話があって」
「…今度は何?」
「今日遅刻しちゃったから、明日の放課後補習があるの。だから帰ってくるの遅くなると思う」
「あー、それは仕方ないね。なんの授業?」
「算数、ちょっと難しい所だったから時間かかるかもだって」
「…へえ、因みになんだけど月奈ちゃん」
私がそう答えると、お兄ちゃんは笑顔を固まらせて聞いてくる。
「?」
「先生って、男の人?」
「そうだよ、学年主任の電球先生」
そう言うとお兄ちゃんは何故かまた大きな溜息を吐いて、疲れたみたいな顔で頑張ってね、と言ってきた。
「はい、じゃあ立花さん。補習を始めますよ」
「お願いします」
電球先生がそう言ったので、私は頭を下げた。玉田雷蔵先生。いつもニコニコ笑っている、怒った所を見たことがないおじいちゃんの先生だ。髪が薄くてつるっとした丸い頭が昔の電球みたいだと言うのと、名前の中に玉と雷が入っているから電球先生。自己紹介の時にそう呼んでくれると嬉しいといつも本人が言うから、学校の生徒は皆そう呼んでいる。
「昨日は図形と体積、球の体積を求める事を教えました。ではまず――」
正直私は算数が苦手だ。沢山の数字の列や不親切な図形を見ていると頭がこんがらがってくる。けれど電球先生の授業は解りやすくて、特に途中に動画での説明なんかを挟んでくれるから飽きずに聞いていられる。その日の補習もそんな調子で進んでいって、もうすぐ終わりという時間になった。
「うん、立花さんは飲み込みが良いですね。予定より早く終わりましたから、少し動画でも見ておきましょうか」
相変わらずニコニコとそう言ってくる先生に向かって私は素直に頷く。嫌いな図形も動画で動くのを見ればパズルみたいで楽しい。私はすっかり緩んだ気持ちで先生が再生する動画を見て、思わず目を見開いた。そして慌てて先生の方を見ると、先ほどまでと何も変わらない表情で先生は口を開く。
「どうしました、立花さん。補習中ですよ、ちゃんと動画を見てください」
一瞬間違えて再生したのかとも思ったけれど、それはない。だって動画には音声が入っていて、ちゃんとそれがスピーカーから聞こえている。そもそも再生している動画はサイトにアップされているものだから、自分で選ばなければ流せない。つまりこれは先生が私に見せるために流しているのだ。
「勉強熱心な子は先生大好きですよ、その子が可愛くてスケベなら猶更です」
言いながら立ち上がった先生は私に近付いて来て、両肩に手を置くと屈んで私のすぐそばに顔を近づけて話し出す。
「この動画を見たとき私はとても感動しました、そして是非立花さんの勉強を手伝ってあげようと思ったんです。けれど君は真面目ですから呼び出す口実がない。どうしたものかと困っていたら、丁度良く遅刻をするじゃありませんか」
動画は私がお兄ちゃんのチンポをしゃぶっているシーンに移っていた。
「遅刻したのも体調不良なんかじゃないでしょう?朝からこの男のチンコを咥えていたんですか?どうなんです?答えなさい」
普段通りの優しい声、けれど言い逃れの出来ない雰囲気を感じて、私は素直に口を開く。
「き、昨日は、先生と」
「私と?」
「先生と同じ、動画を見て、私に近付いてきた男の人のオチンポをしゃぶっていました」
「家でですか?」
「駅、駅のトイレで、ばらさないようにお願いして、そのお礼にっ」
私がそう告白すると先生は私の肩から手を離して頭を撫でた。
「大変素晴らしい。様々な相手から学ぶ姿勢、そして男なら誰でもくわえ込んでしまうその貪欲さは大変好意が持てますよ。さあ、立花さん。もっともっと学んでみませんか?」
「あっ、あぁ…」
撫でられる心地よさと、自分を全て肯定してくれる言葉。その先にある猛毒のような問い掛けに私は思わず声を漏らす。
「私なら立花さんをもっと素敵にしてあげます。勿論選ぶのは貴女自身ですが、どうしますか?私の特別な授業を、受けてみたくはありませんか?」
先生はこう言っている。お前の好きなように堕ちなさい、私は歓迎するし手伝いもしよう。けれどそれはお前の意思で選んで堕ちろ。動画を見ながら浅い呼吸を繰り返す。滅茶苦茶な話だ、普通に考えれば頷ける要素なんてどこにもない。いくら私だってそんな選択を簡単に選ぶなんて出来ない。でも先生は私の気持ちなんてとっくにお見通しだった。
「嫌ですか?そうなると困りますね。学習意欲の無い問題児は学校に報告しなければいけません」
ああ、先生は本当に酷い人だ。もし断ったら私の動画の事を躊躇いなく学校に報告するだろう。そうなればお兄ちゃんは捕まってしまうだろうし、知ったおかーさんは凄く怒るかもしれない、ううん、悲しむかな?とにかく私の周りの人が不幸になるのは間違い無いだろう。本当に酷い。そんな事を言われれば、私が先生の提案を受け入れても仕方がないじゃないか。
「…けます」
興奮で掠れた声を何とか絞り出す。けれど先生は許してくれない。
「聞こえませんよ。ちゃんと答えて下さい立花さん。貴女は授業を受けますか、受けませんか?」
どこまでも優しい声で、どこまでも容赦なく、先生は私に選ばせる。
「うけ、ます。私に、授業。先生の特別な授業、受けさせて、下さい♡」
クラクラする頭で、私は先生の望む言葉を口にする。後戻りの許されない、多分人生が狂ってしまうハメツの言葉。けれど言い切った私の胸を占めているのは恐怖でも後悔でもなく、興奮と高揚感だった。だって私は選択した。選択したのだから、先生は私に特別な授業をしてくれるのだ。
「良く言えましたね、月奈さん」
授業で正解を言い当てた子を褒めるように先生は少しだけ喜びの混じった声音で私にそう告げると、立ち上がって教壇の方へ歩いて行ってしまう。直に訪れると期待していた刺激を貰えず、私は先生を目で追ってしまう。なんで、と口にするより先に先生が振り向いて私の疑問に答えた。
「月奈さんの熱意に負けないよう私も精一杯授業に励みましょう。安心して下さい絶対に後悔などさせませんから」
後悔など感じられぬ程堕としてやる。温和な表情の中で先生の目だけがそう雄弁に語っている。その目を見て私は期待に胸を膨らませる。先生は教壇に立ったままだけれど、そんな事はもう関係無い。だってそんな事を自信を持って言えるのだ、絶対に私が想像もしていないような快感を教えてくれるに違いない。
「お願いします♡」
自然を零れた笑顔のままで、私はそう頭を下げる。その態度に満足したように、先生は当たり前のように私に命じる。
「では早速授業を始めましょう。月奈さん、服を脱ぎなさい」
誰得キャラクター紹介
電球先生
月奈ちゃんが通っている学校の先生、何時もニコニコしていてハゲている。
実は重度のロリコンでしょっちゅう気に入った生徒を視姦して妄想している。最近のお気に入りは断然月奈ちゃん。