※この作品はR-18です。

ダークエロよろず短編集2   作:カード読み込み

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滝壺の恋人主張イチャラブセックス

 彼女は何も言わず、ただそこに立っていた。

 

 部屋の隅、窓から差し込む斜陽が、

 まるで計算されたかのように彼女のシルエットを縁取っている。

 肩の辺りで切り揃えられた黒髪が、淡い光を受けて靜かな艶を放っていた。

 いつものピンクのジャージ。それだけが、この非日常的な空間で唯一、

 彼女が「滝壺理后」であることを示す記号のように思えた。

 

 浜面仕上は、ベッドの端に腰掛けたまま、言葉を失っていた。

 つい先ほどまで、何か話していたはずだ。他愛のない、明日の買い物の話だったか。

 それとも、絹旗がまた映画の話で盛り上がっていたとか、そんな日常の断片。

 しかし今、部屋の空気は決定的に変わっていた。滝壺の纏う気配が、

 あまりにも靜かで、しかし抗いがたい引力を放っている。

 まるで深い湖面が、見る者をその底へと誘うように。

 

 滝壺は、一歩、また一歩と、浜面に近づく。床を踏むスリッパの音すらなく、

 ただ距離だけがゆっくりと縮まっていく。

 その瞳は、相変わらずどこか遠くの信号を受信しているかのように、

 ぼんやりと浜面を見つめている。しかしその奥に、普段は決して表に出ない、

 熱を帯びた何かが潛んでいるのを、浜面は本能的に感じ取った。

 それは獲物を狩る獣の靜けさにも似て、彼の背筋を冷たくも熱くさせる。

 

「……はまづら」

 

 名前を呼ばれただけで、心臓が跳ねる。その声は相変わらず淡々としているのに、

 鼓膜を直接、甘く撫でるような響きがあった。

 

「なんだか、よくわかんないけど……危機感、みたいなのを感じた」

 

 滝壺は、浜面のすぐ目の前で立ち止まる。見上げる形になった浜面の視界を、

 ピンクのジャージが覆う。そして、彼女は何の前触れもなく、その場にしゃがみ込んだ。

 浜面の両膝の間に、その細い身体を滑り込ませるように。

 見上げる視線の角度が、逆転する。今、浜面を見上げるその顔は、

 普段の無表情からは想像もつかないほど、あどけなく、そして決定的に「女」の顔だった。

 

「なんか、はまづらが、遠くに行っちゃいそうで」

 

 彼女の白い指が、浜面の膝の上に置かれた彼の手に、そっと重ねられる。

 まるで小鳥が羽を休めるかのような、か弱く、しかし確かな温もりを持つ指先。

 その感触が、浜面の混乱した思考を、さらに深い場所へと押し流していく。

 

「……大丈夫だよ、滝壺。俺はどこにも行かねえよ」

 

 ようやく絞り出した声は、我ながらひどく間抜けで、掠れていた。

 そんな浜面の反応を見て、滝壺はほんの少しだけ、その唇の端を持ち上げる。

 それは微笑と呼ぶにはあまりにも微かで、

 しかし浜面に向けられた、間違いなく最上級の愛情表現だった。

 

「うん。でも、はまづらは時々、すごくバカだから。

 だから、私がちゃんと、つかまえてないと、ダメだと思った」

 

 そう言うと、滝壺は重ねた手を、ゆっくりと浜面の太腿へと滑らせる。

 ぞわり、と浜面の肌が粟立つ。それは性的な刺激というより、もっと根源的な、

 彼という存在の根幹を直接撫でられるような、形容しがたい感覚だった。

 

「なあ、滝壺……お前、今日はなんか、変だぞ」

 

「変じゃない。私はいつも、こうしたいと思ってた。ただ、今日は、

 それを実行するのに、すごくいい日だって、思っただけ」

 

 滝壺の手は、浜面の腿を這い上がり、その腰へ、そして腹筋の上へと、

 まるで地形を確かめるかのようにゆっくりと移動していく。

 その手つきにはいやらしさはなく、むしろ神聖な儀式のような厳かさすら感じられた。

 彼女は今、自分の半身を確かめるように、浜面の身体を「読んで」いるのだ。

 

「私は、能力で色んなものを追跡できる。AIM拡散力場も、漠然とした気配も。

 でも、はまづらのことだけは、能力を使わなくても、いつも探してる。

 心臓の音が、こっちだよって、教えてくれる」

 

 彼女の手のひらが、浜面の胸の中心、心臓の上で止まる。

 トクン、トクンと、彼の心臓が、彼女の手のひらにその存在を伝えている。

 それは単なる物理的な接触を超えて、魂の奥底で共鳴するような感覚だった。

 

「私のこの感じ方が、普通かどうかはわからない。だけど、はまづらと一緒にいると、

 他の人の何倍も強く、いろんなものが見えてくる。聞こえてくる。

 頭の中にたくさん信号が届いて、でもそれは全部、はまづらのことに関係してる」

 

 滝壺はそこで一度言葉を切り、そっと目を伏せた。

 彼女の長い睫毛が影を落とし、その下で瞳が小さく揺れる。それは不安とも、

 あるいはこれから起こることへの期待とも取れる微かな揺らぎだった。

 

「だから、たまに怖くなる。もし、はまづらが本当にいなくなったら、

 私の世界はどうなっちゃうんだろうって。視界から全ての信号が途切れたら……」

 

 そして次の瞬間、彼女は驚くべき行動に出た。

 これまで静かに触れていただけの彼女の唇が、わずかに開き──―

 浜面の胸板に、その柔らかな温もりをそっと押し当てたのだ。

「っ……!」

 浜面は息を飲む。その感覚はあまりにも唐突で、あまりにも生々しかった。

 滝壺の唇は熱く、湿っていて、

 まるで彼の心臓を直接吸い上げるかのような吸引力を持っている。

 彼女の小さな舌が、ちらりと見え隠れしながら胸筋の稜線を辿り、

 唾液のぬめりを残していく。その痕跡が空気に触れて冷える感覚さえもが、

 浜面の神経を鋭敏に逆撫でした。

 

「ん……はまづらの心臓の音……すごい。私のここに入ってきてるみたい」

 

 浜面の胸から顔を上げた滝壺は、右手の人差し指で自身の左胸の位置を

 トン、と小さく叩いた。そして左手を浜面の首筋に沿わせ、

 彼の脈拍を探るように指先を這わせる。その指先はひどく冷たくて、

 それなのに彼女が触れた場所は燃えるように熱くなった。

 

「だから今日は……少しでも多く、はまづらのこと、感じていたい」

 滝壺はそう囁いて淡く、淫靡に微笑んだ。

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 薄暗い部屋の中、ベッドの端に腰掛けた浜面仕上の胸に、

 滝壺理后はそっと耳を当てていた。ピンクのジャージ越しに伝わる彼の体温と、

 規則正しい心臓の鼓動。その二つが、彼女の研ぎ澄まされた感覚を優しく満たしていく。

 

「はまづらの心臓の音、聞いてると落ち着く」

 滝壺は顔を上げずに呟く。その声は相変わらず平坦だったが、

 どこか甘えるような響きが混じっていた。

 

「そりゃあ、まだ動いてるからな。止まったら死体だぜ」

 浜面が軽口を叩くと、滝壺はむっとしたように彼の胸を指先でつついた。

 

「そういうことじゃない。私が言いたいのは、

 はまづらが生きてるってことが、私にとってすごく大事だってこと」

 

 その言葉に、浜面の胸の奥がちりりと焼けるような痛みを覚える。

 彼の脳裏に、これまでの自分の行いが走馬灯のように駆け巡った。

 

 ──御坂美鈴。御坂美琴の母親であり、スキルアウトに弱みを握られ、

 定期的な性的奉仕を強要されていた人妻。豊満な肉体を持て余すように、

 彼女はいつも泣いていた。夫への罪悪感と、抗えない快楽の狹間で引き裂かれながら、

 それでも浜面の前では膝を折り、従順に唇を開いた。

 

『お願いです……今日は、娘の美琴が近くにいるんです……それだけは……』

 

 そう懇願する美鈴の顎を掴み、無理やりに肉棒を咥えさせた夜もあった。

 涙でぐしゃぐしゃになった美貌が、それでも淫らに蕩けていく様を、

 浜面は冷酷に見下ろしていた。彼女の膣内に精を放つたび、

 美鈴は「もう妊娠しちゃう」と泣き叫んだが、

 その声すらも彼の嗜虐心を満たすスパイスに過ぎなかった。

 

 ──食蜂操祈。常盤台の女王と呼ばれた少女。上条当麻の死に茫然自失となり、

 現実逃避の果てに浜面の肉奴隷へと堕ちた。最初は拒絶していたくせに、

 やがて自ら腰を振り、ねだるように巨根を求めるようになった。

 

『んっ……はまづらさんの、おっきい……もっと、奥までください……』

 

 星の輝く瞳を蕩けさせ、ロケット型の爆乳を揺らしながら

 パイズリ奉仕に没頭する彼女の姿は、もはや常盤台の女王ではなく、ただの雌だった。

 葬儀場の控室で、親友の帆風潤子と共に肛門を捧げさせ、

 二人揃ってアナルでイかせた時の背徳感は、今でも浜面の記憶に生々しく残っている。

 

 ──帆風潤子。食蜂の側近であり、清楚で優しいお嬢様。

 プラチナブロンドの縦ロールが美しい彼女は、浜面の執拗なアナル調教に悶え苦しみながらも、

 やがては肛門で絶頂を迎える淫らな肉体へと作り変えられた。

 

『お尻でイッてしまいました……すいません……』

 

 そんな謝罪の言葉を口にしながら、尻穴から腸液を垂れ流す彼女の痴態は、

 まさに常盤台の教育の賜物だった。アレイスターが仕組んだ変態カリキュラムの成果を、

 浜面は存分に味わったのだ。

 

 ──御坂美琴。レベル5の超電磁砲。気高く気性の激しい彼女でさえも、

 上条の死という現実の前では無力だった。食蜂と共に跪き、

 ダブルフェラで奉仕させ、処女ではないにせよ未開発だった肛門を徹底的に穿った。

 

『もう、戻れなくなっちゃう……』

 

 涙ながらにそう呟きながらも、ケツマンコへの種付けに咽び泣く彼女の姿は、

 浜面の支配欲を満たすには十分過ぎた。

 

 ──アリス=アナザーバイブル。原初にして最強の超絶者。

 しかしその本質は、オスの欲望を満たすために創られた都合のいい道具に過ぎなかった。

 雨に濡れた金髪碧眼の爆乳美女を路地裏に連れ込み、

 黒革のベルトで拘束して処女を奪ったあの日。

 激痛に泣き喚く彼女を容赦なく貫き、子宮に直接精を注ぎ込んだ。

 

『もう少女は、はまづらのモノですし? 責任は取ってもらうので』

 

 行為後、少女モードで纏わりついてきた彼女の言葉が、今も耳の奥にこびりついている。

 

 

 これが、浜面仕上の女性遍歴の一部だった。

 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 あれから、どれほどの時間が経っただろう。

 部屋の中は、靜寂と、そして互いの吐息だけが支配している。

 窓の外では、学園都市の無機質な夜景が、まるで遠い銀河のように瞬いていた。

 その冷たい光が、部屋の中の熱を帯びた空気と混ざり合い、

 濃密で、甘ったるい雰囲気を醸成している。

 

 浜面仕上は、ベッドの上で、ただ天井を見つめていた。

 胸の上には、滝壺理后の柔らかな重みがある。彼女は、

 まるで仔猫のように彼の胸板に顔をうずめ、その小さな頭頂部を、

 浜面の顎の下に収めている。ピンクのジャージの生地が、

 彼の剥き出しの肌に擦れて、かすかな衣擦れの音を立てた。

 

「……なあ、滝壺」

 

 浜面が掠れた声で呼びかける。

 喉が、先ほどまでの行為の名残で、ひどく乾いている。

 

「ん」

 

 滝壺は、顔を上げない。ただ、彼の胸の上で、小さく返事をした。

 その声は、いつものように平坦で、感情の色が薄い。しかし今は、

 そこに、明らかな“熱”がこもっている。それは、残り火のようにくすぶり、

 ジリジリと浜面の胸を焦がす類の熱だった。

 

「お前、いつもこうだよな。……こういう時、なんつうか、すげえ積極的っていうか」

 

 浜面の脳裏に、これまでの女たちの姿が走馬灯のように駆け巡る。

 泣き叫ぶ御坂美鈴、現実逃避に笑う食蜂操祈、アナルで絶頂し謝罪する帆風潤子、

 そして、少女モードで所有権を主張したアリス。みな、何かをきっかけに、

 浜面の手で“女”の貌を剥き出しにさせられた者たちだ。

 

 だが、滝壺は違う。彼女は、初めから、ただ浜面だけに向けて、この貌を見せる。

 

「……だって、はまづらは、私がこうしないと、すぐどっか行っちゃうから」

 

 滝壺の言葉は相変わらず拙い。しかし、その一言一言が、

 浜面の心臓に直接突き刺さる。彼女の言う通りだった。浜面は、

 これまで数多の女を抱いてきた。それは、支配欲や嗜虐心、

 あるいは現実逃避や自暴自棄といった、歪んだ衝動によるものだ。

 しかし、滝壺との間にあるものは、そのどれとも根本的に異なっている。

 

 彼女は、彼を“つなぎとめる”ために、自らの身体を差し出す。

 それは、他の誰かのように、奪われるものでも、調教の結果でもない。

 彼女自身の、純粋な意志の発露だった。

 

「……お前には、敵わねえな」

 

 浜面はそう言って、滝壺の髪を、優しく撫でた。

 その指先に、彼女の髪がしっとりと絡みつく。

 それは、まるで彼女のAIM拡散力場そのもののように、

 不可視の何かを伝達しているようだった。

 

 そんな浜面の手を、滝壺はそっと掴む。

 そして、彼の胸から顔を上げると、その潤んだ瞳で、じっと彼を見上げた。

 窓からの光が、彼女の瞳の奥で星のように輝いている。

 その視線だけで、浜面の身体の奥底が、再び熱を帯び始めるのを感じる。

 

「……はまづら」

 

 もう一度、彼女が彼の名前を呼ぶ。それは、合図だった。

 彼女は、ゆっくりと上体を起こす。そして、浜面の上に跨がるような体勢になる。

 

 浜面は、息を呑んだ。何度も見てきた光景のはずなのに、

 いつも、この瞬間は彼の心臓を鷲掴みにする。それは、

 フレンダが「ジャージを脱ぐと胸が凄い」と評した、その事実を遥かに超えた、

 もっと深い何かが、そこにはあるからだ。

 

 

 滝壺理后は、無言のまま、その細い指を自らのジャージのファスナーにかけた。

 金属の冷たい擦過音だけが、沈黙を切り裂く。それは、

 まるで厳かな儀式の開始を告げる鈴の音のように、浜面の鼓膜を震わせた。

 

 ファスナーが下ろされる。たったそれだけの動作で、

 部屋の空気の密度が変わった。彼女の纏うAIM拡散力場が、

 歓喜に震えるかのように、浜面の肌をちりちりと刺激する。

 それは目に見えぬ波濤となって彼の全身を撫で回し、

 脳髄の奥深く、原始的な本能を直接揺さぶってくる。

 

 まず露わになったのは、肩から鎖骨へと至る、その繊細な曲線だった。

 白磁の肌は、薄暗い部屋の中で、それ自体が発光しているかのように浮かび上がる。

 普段はピンクのジャージという、いわば“無個性”の鎧に隠されたその線は、

 あまりにも脆く、そして蠱惑的だった。浜面は、

 そこに吸い寄せられるように手を伸ばしかけ、

 しかし、彼女の放つ靜謐な気配に、指先をわずかに止める。

 

 滝壺は、そんな彼の葛藤を見透かすように、

 自らの手でジャージを肩から滑り落とした。衣擦れの音が、

 まるで高級な絹を裂くように甘美だ。下ろされたジッパーの隙間から、

 重力に従うように、しかし、その質量に抗うかのように、

 白く豊かな二つの丘が、その姿を現し始める。

 

「……ッ」

 

 浜面の喉が、無意識に鳴った。

 

 それは、フレンダが「凄い」と評し、絹旗が「総合的には私の方が」と虚勢を張り、

 そして新生『アイテム』の面々が息を呑んだ、伝説の光景そのものだった。

 しかし、百戦錬磨の浜面ですら、何度目の対峙であろうと、

 この一瞬の衝撃に抗うことはできない。

 

 現れた乳房は、彼のあらゆる予測と経験を、軽々と凌駕していた。

 まず、その質量感が違う。単なる「大きい」ではない。

 白く滑らかな脂肪が、完璧な半球を描き、重力に負けることなく、

 ツンと上向きに主張しているのだ。それはまるで、熟れきった果実が、

 枝もたわわに実っているような、生命の爆発を思わせる。

 

「触っていい」

 

 滝壺の声は、相変わらず平坦だった。しかし、それは許可であり、命令であり、

 そして、何より切実な懇願だった。彼女の瞳は、

 相変わらず遠くの信号を捉えているようでいて、その実、

 浜面の一挙手一投足だけを、射抜くように見つめている。

 

 浜面は、恐る恐る、ではなく、吸い寄せられるように、その爆乳に手を伸ばした。

 指先が、その柔肌に触れた瞬間、

 まるで百万ボルトの電流が走ったかのような衝撃が、彼の全身を貫く。

 

「……やっぱ、脱ぐと凄ぇな、お前は」

 

 その言葉は、感嘆であり、降伏の宣言だった。指が、どこまでも沈み込む。

 それは、触覚の全てを蕩けさせるような、とてつもない柔らかさだった。

 しかし、ただ柔らかいだけではない。指を押し返そうとする、

 パンパンに張った強烈な弾力が、同時に存在する。この矛盾した二つの感触が、

 彼の掌の中で奇跡的に両立し、他に類を見ない、この上ない揉み心地を生み出している。

 

 浜面は、その感触を確かめるように、ゆっくりと、しかし強く、

 掌全体で乳房を揉みしだいた。むにゅ、という擬音が、生々しく脳内に響く。

 白い柔肉が、彼の指の間から、溢れんばかりに盛り上がり、

 その形状を淫らに変えていく。まるで、それ自体が一つの生命体であるかのように、

 彼の手の中でうごめいているかのようだ。

 

「んっ……」

 

 滝壺の唇から、かすかな吐息が漏れる。相変わらず無表情に近いが、

 その頬はうっすらと朱に染まり、眉根が微かに歪む。それは、

 彼女が確かに快楽を感じているという、浜面だけに許された、決定的な証拠だった。

 

 彼の視線は、さらにその頂点へと吸い寄せられる。豊満な乳房の頂上で、

 桜色の乳首が、可憐に、しかし確かな存在感をもって、ぷっくりと膨らみ始めていた。

 それは、まるで今まさに花開こうとする蕾のようで、彼の指が触れるのを、

 今か今かと待ちわびているようにも見える。

 

 浜面は、指先でそっと、その頂きに触れた。

 

「……んぅ」

 

 滝壺の腰が、ピクリと跳ねる。彼女のAIM拡散力場が、

 その刺激に呼応するように波打つのがわかる。浜面は、

 指の腹で円を描くように、その周囲を焦らすように撫で、

 そして、ゆっくりと摘まみ上げた。

 

「あっ……はまづら……っ」

 

 甘い、とろけるような声が、滝壺の口から洩れる。

 彼女の背筋がしなり、乳房がさらに強調される。その質量と柔らかさ、

 そして確かな性感帯としての反応が、彼の劣情を否応なく搔き立てていく。

 

 浜面は、もう我慢ができなかった。彼は滝壺の腰を掴み、

 その身体を引き寄せる。そして、迷うことなく、その豊満な乳房に、

 自身の顔を埋めた。むっちりとした脂肪のクッションが、

 彼の頬を柔らかく包み込む。鼻腔一杯に広がるのは、

 彼女の甘く爽やかな汗の匂いと、フェロモンとしか言いようのない、

 濃密な女の香り。それは、理性を破壊するに十分な威力を持っていた。

 

 彼は、その乳房を両手で掬い上げるように掴み、

 口いっぱいに含むようにして、その柔肉を貪った。

 舌先で乳首を転がし、甘噛みし、そして思い切り吸い上げる。

 

「んあっ……はまづらっ……それ、ダメ……っ」

 

 滝壺の声が、明らかに艶を帯びてくる。彼女の腕が、

 無意識なのか縋るように浜面の首に回され、二人の距離はゼロになる。

 お互いの体温と汗が混ざり合い、境界線が曖昧になっていく。

 

 浜面は、顔を上げ、滝壺の唇に自身の唇を重ねた。

 それは、先ほどまでの獣のような交接とは異なる、

 恋人同士が交わすような、甘く、そして深い口づけだった。

 滝壺の唇は熱く、湿っていて、その柔らかさが彼の唇に吸い付く。

 舌と舌が絡み合い、唾液が混ざり合う感覚が、彼の脳髄をさらに痺れさせる。

 

 唇を離すと、二人の間に透明な糸が伸びる。

 滝壺は、潤んだ瞳で浜面を見つめながら、

 荒い呼吸の合間に言った。

 

「もっと……ちゃんと、触ってほしい。はまづらの手で……私を感じて」

 

 その言葉は、他の誰かへの独占欲と、紛れもない愛情の発露だった。

 浜面は、もう何も考える必要がないことを悟る。彼はただ、

 この目の前の愛しい女を、彼女の望むままに愛すればいいのだ。

 

 

 

 部屋の中は、甘ったるい熱気と、互いの荒い吐息だけで満たされていた。

 窓の外の無機質な夜景は、もはや遠い異世界の風景だ。ここにあるのは、

 互いの肌のぬくもりと、心臓の鼓動、そして、

 全身の神経を焼き尽くすような、濃密な性感だけだった。

 

 ベッドの上で、滝壺理后は浜面仕上の膝の上に跨がるようにして座っている。

 ピンクのジャージは肩からずり落ち、その上半身はほぼ剥き出しだった。

 しかし、彼女はそれを恥ずかしがる素振りもなく、ただ、

 その潤んだ瞳で浜面を見下ろしている。その瞳の奥は、

 相変わらずどこか遠くの信号を捉えているかのように茫洋としているが、

 今は間違いなく、浜面というただ一つの存在だけを注視していた。

 

「はまづら……もっと……」

 

 彼女の声は平坦だが、その語尾は微かに震えている。それが、彼女の内側で渦巻く、

 名状しがたい欲望の証だった。彼女は浜面の手を取り、自らの乳房へと導く。

 それは、彼女なりの、最大限の誘惑であり、切実な懇願だった。

 

「ああ……」

 

 浜面は生唾を飲み込み、再びその豊満な双丘に手を伸ばす。

 指先が、白い柔肌に触れた瞬間、まるで高級な絹を撫でるような、

 この上なく滑らかな感触が彼の指を包み込む。そして、ほんの少し指に力を込めると、

 彼の指はどこまでも沈み込んでいく。それは、

 触覚の全てを蕩けさせるような、とてつもない柔らかさだった。

 

「んっ……」

 

 滝壺の唇から、かすかな吐息が漏れる。彼女の眉根が、微かに歪む。

 その表情は、苦痛とも快楽ともつかない、暧昧で、しかし蠱惑的な境界線の上にある。

 浜面は、その反応をじっくりと観察しながら、

 掌全体で、ゆっくりと、しかし強く、その爆乳を揉みしだいた。

 

 むにゅ、と指が沈む。脂肪の海に指を埋めているかのような、抗いがたい柔らかさ。

 しかし、その奥には、指を押し返そうとする、パンパンに張った強烈な弾力が潛んでいる。

 この相反する二つの感触が、彼の掌の中で奇跡的に両立し、他に類を見ない、

 この上ない揉み心地を生み出していた。それは、単なる肉の塊ではない。

 まるで、それ自体が一つの生命体であるかのように、

 彼の手の中で熱を持ち、うごめいているかのようだ。

 

「やっぱ、お前のは……すげえよ……」

 

 浜面が感嘆の声を漏らすと、滝壺はほんの少しだけ、その口元を緩めた。

 それは、彼だけに向けられた、最上級の微笑だった。彼は、その笑顔に煽られるように、

 さらに指の動きを激しくする。白い柔肉が、彼の指の間から、

 溢れんばかりに盛り上がり、その形状を淫らに変えていく。まるで、

 陶芸家が粘土を捏ねるように、彼の手の動きに合わせて、乳房は自由自在にその形を変えた。

 

「あっ……はまづら……手、すごく熱い……」

 

 滝壺の声が、明らかに艶を帯びてくる。彼女の肌は、じっとりと汗ばみ始め、

 部屋の空気に、甘くて酸っぱい、雌のフェロモンが充満していく。

 浜面は、その匂いを肺の奥深くまで吸い込むと、今度は指先で、

 その乳房の頂点を探った。豊満な丘の中心で、

 桜色の乳首が、ぷっくりと膨らみ、硬く尖っている。

 

 彼は、人差し指と中指で、その可愛らしい突起をそっと挟み込んだ。

 

「ひゃうんっ!」

 

 それまでの反応とは明らかに違う、高い声が滝壺の口から洩れる。

 彼女の腰が、ビクンと跳ね、背筋がしなる。AIM拡散力場が、

 その快楽の波に共鳴するかのように、空気中をビリビリと震わせるのが、

 浜面にははっきりと感じられた。

 

「こ、れ……だめ……っ、感じすぎる……」

 

 彼女は、普段の無表情からは想像もつかないほど、その顔を快楽に歪ませている。

 眉はハの字に下がり、目は潤み、その口元は半開きになり、

 そこから熱い吐息が漏れている。それは、まさに「女」の顔だった。

 他の誰にも見せたことのない、浜面だけのための、淫らで美しいメスの貌。

 

 

 

 沈みゆく夕陽が部屋を赤く染め上げ、長く伸びた影が壁の上で淫らに揺れている。

 ベッドのスプリングだけが、規則的なリズムを刻んでいた。

 

 浜面仕上は、無心だった。いや、無心とは違う。彼の意識は今、両掌に集中していた。

 両手に余る質量。どこまでも沈み込む柔らかさと、それを押し返すパンパンな弾力。

 その矛盾した感触の虜となり、ただひたすらに、

 その白い爆乳を揉みしだくことに没頭していた。

 

 むにゅ……むにゅ……

 

 リズミカルに、そして執拗に。彼の節くれ立った無骨な指が、

 滝壺理后の白く滑らかな乳房に沈み込むたび、その形は卑猥に歪んだ。

 陶芸家が粘土を捏ねるように、あるいはパン職人が生地を捏ねるように、

 彼の手の動きに合わせて、豊満な双丘は自由自在に形を変える。脂肪の海が波打ち、

 指の間からこぼれ落ちそうになる乳肉は、それ自体が一つの生命体であるかのように、

 熱を帯びて脈打っているかのようだった。

 

「んっ……はまづら……あつい……」

 

 滝壺の声は平坦だが、その語尾は震え、甘い吐息が混じる。

 彼女の白い肌はじっとりと汗ばみ始め、ピンクのジャージが脱ぎ捨てられた上半身は、

 もはや芸術品のような蠱惑を放っている。肩から鎖骨へ流れる繊細なライン。

 その下で豊かに実った果実のような双丘は、彼の掌に吸い付くようにして形を変え、

 まるで彼の指を離すまいとでも言うかのように、ねっとりと絡みついてくるのだ。

 

「……っ、エッロ……」

 

 感嘆とも嘆息ともつかない声を漏らしながら、浜面はさらに指の動きを激しくした。

 掌全体で鷲掴みにし、思い切り強く握りしめる。むにゅっ! と、

 今までよりも強烈な擬音が脳内に響き渡り、白い柔肉が指の間から溢れ出る。

 その光景は、まるで高級な絹をぎゅうぎゅうに詰め込んだ袋を

 乱暴に扱っているかのような、暴力性と背徳感に満ちていた。

 

「あっ……んんっ……」

 

 滝壺の腰が、ビクンッと跳ね上がる。彼女の背筋がしなり、

 その衝撃が彼女の肢体全体に伝播していく。彼女の纏うAIM拡散力場が、

 その快楽の波に呼応するように空気中を震わせ、浜面の肌をちりちりと焦がす。

 それが彼の嗜虐心をさらに煽り、彼はさらに強く、その爆乳を握りつぶした。

 まるで、熟れきった果実から果汁を絞り出すかのように。

 

「痛い? 気持ちいい? どっちだ?」

 

 耳元で囁く浜面に、滝壺は答えない。ただ、潤んだ瞳で彼を見上げ、

 こくん、と小さく頷くだけだった。それは、どちらでもあるという意味か、

 あるいは、浜面に触れられていること自体が彼女にとっての至上の悦びなのか。

 彼女の無垢な反応が、浜面の劣情をさらに深く、昏い場所へと引きずり込んでいく。

 

 彼は、今度は指先だけで、その乳房の頂点を探った。

 豊満な丘の中心で、桜色の乳首が、ぷっくりと膨らみ、硬く尖っている。

 今まさに花開こうとする蕾のようで、彼の指が触れるのを

 今か今かと待ちわびているかのようだ。彼は人差し指と中指で、

 その可愛らしい突起をそっと挟み込み、ゆっくりと、しかし確実に、圧力を加えていった。

 

 

 ぐにゅ、と指先に力を込める。柔らかな乳肉とは全く異なる、

 コリコリとした軟骨のような弾力が指に抵抗する。その小さな突起を、

 まるで摘み上げるように、ゆっくりと、しかし確実に圧迫すると、

 

「ひゃうんっ!」

 

 それまでの余裕をすべて吹き飛ばすような、甲高く、

 裏返った悲鳴が滝壺の口から迸った。彼女の腰がビクンッと跳ね上がり、

 背筋が弓なりにしなる。その反応は、電撃を流されたかのように鋭く、そして激しい。

 

「こ、れ……だめ……っ! すっご……っ」

 

 滝壺の声が、明らかに取り乱している。相変わらず言葉は平坦だが、

 その語尾は震え、熱い吐息が混じり合い、

 もはや意味を成す言語ですらなくなりかけている。眉根はハの字に歪み、

 大きな瞳は見開かれ、その縁にうっすらと涙の膜が張り始めているのが見えた。

 

「ダメじゃねえだろ? 気持ちいいんだろ?」

 

 浜面は、彼女の反応を楽しむように、執拗に乳首を責め立てる。

 指の腹で転がし、爪の先でカリカリと引っ掻き、そしてまた摘まみ上げる。

 その度に、滝壺の身体は小さく跳ね、切なげな喘ぎ声が漏れる。

 

「あっ……あっ……はまづら……おかしくなっちゃう……」

 

 彼女の瞳から、ついに大粒の涙がこぼれ落ちた。それは苦痛からではない。

 あまりにも強烈な快楽の奔流に、感情の処理が追いつかず、溢れ出てしまったものだ。

 その涙に濡れた美貌は、息を呑むほどに美しく、そして淫らだった。

 

 浜面は、もはや我慢ができなかった。彼は滝壺の細い身体を抱き寄せると、

 その豊満な乳房に顔を埋める。むっちりとした脂肪のクッションが、

 彼の頬を柔らかく包み込む。鼻腔一杯に広がるのは、

 彼女の甘く爽やかな汗の匂いと、フェロモンとしか言いようのない、濃密な女の香り。

 それは、理性を破壊するに十分な威力を持っていた。

 

 彼は、口を大きく開け、その乳房の頂点、桜色の乳首と、

 その周囲の淡い乳輪ごと、貪るように口に含んだ。

 

「んぐっ……!」

 

 ぐちゅ、という湿った音が、靜かな部屋に生々しく響く。

 舌が、硬く尖った乳首を執拗に舐め回し、唇で吸い上げ、歯を立てて甘噛みする。

 唾液と、滝壺の汗が混ざり合い、乳肌をてらてらと淫らに光らせた。

 

「ひゃ、ああああっ!!」

 

 滝壺の口から、これまでで一番大きな嬌声が上がる。

 両手が、無意識に浜面の頭を掻き抱く。それは拒絶ではなく、もっと深く、

 もっと激しくという、無言の懇願だった。指が髪を掴み、離すまいと縋りつく。

 

 浜面は、期待に応えるように、さらに激しく、その豊満な乳房をしゃぶり尽くす。

 まるで飢えた赤子が母親の乳房に吸い付くように、

 あるいは獣が獲物の肉に喰らいつくように、その柔肉を貪り、啜り、味わい尽くした。

 舌が、乳輪の表面をなぞり、無数の小さな突起を刺激するたび、

 滝壺はビクビクと身体を震わせる。

 

「あっ……あっ……も、むり……イッちゃ……う……」

 

 彼女の声は、もはや嗚咽に近い。涙でぐしゃぐしゃになった美貌が、快楽に歪む。

 その表情は、普段の無表情でぼんやりとした彼女からは想像もつかないほど、

 官能的で、扇情的で、そして決定的に「雌」の貌だった。

 

 浜面は、その言葉を聞き、最後の追い打ちをかける。口に含んだ乳首を、

 思い切り強く吸い上げた。ちゅうううっ! という強い吸引力が、乳首だけでなく、

 その奥にある乳腺までも刺激する。まるで母乳を搾り取るかのような、その強烈な吸引に、

 

「あ゛あ゛あ゛っ!!」

 

 滝壺の身体が、激しく痙攣した。背筋がピンと伸び、

 そして次の瞬間、ぐったりと浜面の身体にもたれかかる。

 浅い呼吸を繰り返し、全身を弛緩させた彼女の瞳は焦点を失い、

 虚空を見つめている。達したのだ。乳首への執拗な愛撫だけで、

 彼女は完全に絶頂に達してしまった。

 

 浜面は、満足げに彼女の豊満な乳房から顔を上げる。

 そこには、唾液と汗でてらてらと光り、

 無惨なまでに形を歪められた、白い爆乳があった。

 彼は、その光景に改めてごくりと喉を鳴らすと、

 放心状態の滝壺の顔を覗き込み、優しく、しかし力強く囁いた。

 

「まだまだ、これからだろ? 滝壺」

 

 彼の言葉に、滝壺はゆっくりと顔を上げる。

 そこには、もう涙はなかった。代わりにあったのは、

 深い愛情と、底なしの欲望を湛えた、甘く濡れた瞳だった。

 

「……うん。もっと……はまづらと……一緒に……気持ちよくなりたい」

 

 そう言って、彼女はそっと微笑んだ。

 それは、他の誰にも見せたことのない、

 浜面だけに向けられた、最高の媚薬の微笑だった。

 

 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 部屋の空気は、もはや熱を帯びた蜜のように甘く、重たく澱んでいた。

 窓の外の無機質な夜景は、遠い異世界の蜃気楼だ。ここには、ただ、

 絡み合う二つの影と、ぐちゅぐちゅという、ひたすらに生々しい水音だけが、

 絶え間なく響いている。

 

「んぁっ……あっ……あぁっ!」

 

 規則的で、しかし徐々に激しさを増していく抽送のリズムに合わせて、

 滝壺理后の口からは、もはや意味を成さない嬌声がひっきりなしに漏れ出ていた。

 彼女はベッドの上で四つん這いにされ、浜面仕上に後ろから貫かれている。

 ピンクのジャージはとうに脱ぎ捨てられ、汗ばんだ白い裸身が、

 部屋の薄明かりに浮かび上がり、淫らにうごめいていた。

 

「すげ……滝壺のナカ……とんでもねえ……」

 

 浜面が、荒い息の合間に感嘆の声を漏らす。

 彼の鍛え上げられた腰が、彼女の肉厚な臀部に打ち付けられるたび、

 パンッ、パンッ、という小気味良い衝突音が響き渡る。

 結合部は、二人の汗と、彼女の愛液でぐちょぐちょに濡れそぼり、

 その度にぐちゅり、ぐぷり、と厭らしい水音を立てて、

 彼の怒張をさらに奥へと誘い込んだ。

 

「ひゃうっ! おく……っ、子宮に……届いてる……!」

 

 滝壺の声は、泣き声に近い。普段はあれほど平坦で無表情な彼女が、

 今は快楽に蕩けた雌の貌を晒し、切なげに眉根を歪めている。

 その大きな瞳からは、生理的な涙がこぼれ落ち、ぐしゃぐしゃになった美貌を、

 さらに淫靡に彩っていた。その顔を、浜面は背後から嗜虐的に見下ろす。

 

「痛いか? それとも、気持ちいいのか?」

 

 彼は、意地悪く腰の動きを止め、彼女の耳元で囁いた。

 ぐちゅ……と、最奥まで埋め込まれた亀頭が、子宮口をぐりぐりとノックする。

 その生々しい感触に、滝壺の背筋がビクンッと跳ね、膣内がきゅううっと収縮した。

 

「んぅ……っ! わかんな……い……けど……でも、もっと……動いて……ほしい……っ!」

 

 彼女の言葉は拙く、しかし何よりも雄弁に、彼女の欲求を物語っていた。

 浜面は、その答えに満足すると、再びゆっくりと、そして徐々に激しく、

 腰を動かし始める。彼の逞しい体幹から繰り出される、強力なピストン運動。

 その度に、彼女の小さな身体は揺さぶられ、豊満な乳房が、

 ぶるんぶるんと、重力に逆らって激しく踊る。

 

 彼は、その揺れる乳房を背後から鷲掴みにした。

 先ほどまで執拗に愛撫した乳首は、硬く尖り、充血して赤みを帯びている。

 彼はそこを指で捏ね回し、同時に腰の動きを加速させた。

 

「あ゛っ! あ゛あ゛っ! それ……っ、同時は……やば……っ!」

 

 膣と子宮を貫かれながら、性感帯である乳首を同時に責められ、

 滝壺の快楽は臨界点をあっさりと超える。彼女の膣内が、まるで別の生き物のように、

 彼の肉棒をぎゅうぎゅうと締め付け、その先端を吸い上げる。

 そのあまりの快感に、浜面もまた、射精感が急速に高まるのを感じた。

 

「クソっ……出すぞ、滝壺……! お前のナカに……!」

 

「ああっ! きて……っ! はまづら……! 私も……私もまたイッちゃ……ううぅうっ!!」

 

 二人の声が重なる。浜面は、彼女の腰を思い切り引き寄せ、

 最奥まで自身の怒張を叩き込むと、そのままどくどくと、熱い奔流を放った。

 びゅるっ、びゅぶぶっ、と、大量の精液が彼女の子宮口を直接叩き、

 その熱さと衝撃に、滝壺は大きく仰け反りながら絶頂を迎える。

 

「あ゛あ゛あ゛〜〜〜〜っっっ!!」

 

 獣のような咆哮とも、断末魔の叫びともつかない声が、

 靜かな部屋にいつまでも響き渡った。

 

 

 

 

 どくんっ、どくんっ、と、脈打つたびに灼熱の奔流が彼女の最奥を叩く。

 子宮口に直接叩きつけられる、その熱くてドロドロとした精液の感触に、

 滝壺理后の意識は白く灼け、何度も何度も弾け飛んだ。

 

「あ゛……っ、あつ……い……まだ、出てる……っ」

 

 彼女の声は、もはや嗚咽だった。平坦だった口調はどこへやら

 、涙でぐしゃぐしゃになった美貌を快楽に歪め、獣のような喘ぎ声を上げている。

 浜面仕上の逞しい腕に背後から抱きすくめられ、四つん這いのまま、

 彼の射精を受け止め続けるその姿は、

 普段のぼんやりとした彼女からは想像もつかないほど、

 淫らで、そして決定的に「雌」だった。

 

「……っ、出すぞ……まだ、出す……っ!」

 

 浜面は、歯を食いしばりながら、最後の一滴まで絞り出すように腰を押し付ける。

 ぐちゅっ……と、最奥に亀頭を擦り付けられ、

 その衝撃で滝壺の膣内が再び激しく収縮した。彼の巨根に絡みつく無数の襞が、

 まるで生き物のようにうねり、残った精液を搾り取ろうと蠢いている。

 

「ひ、ぃあ゛っ!? ま、だイッて、る、のにぃ……っ!」

 

 絶頂の余韻で過敏になりきった子宮口を、硬い亀頭でぐりぐりとノックされる。

 その度に、腹部の奥底から、言葉にできないような深い快楽が湧き上がり、

 彼女の身体をビクンビクンと跳ねさせた。もう、どこからが絶頂で、

 どこからがそうでないのか、その境界線すら暧昧になっている。

 ただ、全身を灼き尽くすような快楽の奔流に、翻弄され、蹂躙され、屈服するしかなかった。

 

「はまづら……はまづらぁ……っ!」

 

 彼女は、救いを求めるように彼の名を呼ぶ。しかし、その声は、

 彼をさらに興奮させるだけだ。浜面は、ゆっくりと腰を引き始める。

 ずるり……と、引き抜かれていく肉棒の感覚に、

 膣内は名残惜しそうにきゅうきゅうと締め付ける刺激すらも、拷問のような快楽だった。

 

「あ……ぁ……ん……」

 

 肉棒が抜けきる。どろり……と、膣口から、大量の白濁液が溢れ出し、

 太腿を伝ってシーツに染みを作った。子宮は、今、浜面の精液で満たされている。

 その事実が、心を満たす。ぼんやりとした頭で、それだけを確かに感じていた。

 

「……また、中に、出しちまった」

 

 浜面が、少しだけ後悔の滲んだ声で呟く。

 

 しかし、滝壺は首を横に振った。そして、脱力した身体をゆっくりと反転させ、

 浜面に向き合う。その顔は、涙と汗と唾液でぐしゃぐしゃで、

 客観的に見ればひどく無様なはずだった。

 しかし、浜面の目には、これ以上ないほど美しく映る。

 

「……いいの。はまづらが、ちゃんと、私の奥まで……

 欲しいって思ってくれたんだって、わかったから」

 

 そう言って、微かに微笑んだ。それは、他の誰にも見せたことのない、

 彼だけに向けられた、最高の愛情表現だった。

 

「それに……」

 

 滝壺は、そっと自分の腹に手を当てる。

 

「ここが……あったかい。はまづらの、熱が……ちゃんと、私の中にいる」

 

 その言葉に、浜面の胸の奥が、言い表せない感情でいっぱいになる。

 彼は、滝壺の身体を強く抱きしめた。二人は、そのまましばらくの間、

 お互いの温もりと、鼓動と、そして胎内に満ちた熱を感じながら、

 ただじっと寄り添い合っていた。

 

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