淫蕩王ベルムハルト 作:ヒステリア
メルヴィン王国陥落の翌日。
へンディガン王国の城は一国を攻め落としたにもかかわらず、変化らしい変化もなく、いつも通り朝を迎えていた。
いつも通りの朝を……。
「んくっ……ぺろ――んん……ちゅ、ちゅぱ」
「んー、ちょっと萎えてきたな。ヴィータちゃんよう、アイスじゃあるまいし、ぺろぺろ舐めてりゃザーメンが出てくるわけじゃねえぞ」
全裸で己のモノを舐めるヴィータに、同じく全裸姿のベルムハルトは上半身だけを起こした態勢で文句をつける。それを聞いて、ヴィータは剥き出しの亀頭を一舐めして顔を上げた。
「んっ……昨日さんざん出したせいじゃないのか。シャマルが倒れるくらいやっといて、夕飯食い終わったらすぐシグナム呼び出して、そんであたしに朝の処理なんてさせやがって。節度ってもんはねえのか、色ぼけ主」
「昨日の働きに対して褒美をやっただけだ。シグナムだって気持ちよさそうにあんあん喘いでいたぜ。そんなに今の生活が嫌なら、すぐにでも他の騎士共々地下で生活させてやってもいいんだが」
「ちっ。やりゃいいんだろ。舐めてやるからさっさと出しやがれ……はむっ――じゅる……ちゅちゅ、あむ――じゅぷ……この外道……ちゅぷ、はふっ」
罵声交じりの淫音を肴に、ベルムハルトは竿越しに伝わってくる幼騎士の舌の感触を楽しむ。罵られて悦ぶような趣味は彼にないが、悪態をつきつつ主のモノに奉仕する
そう思いながら、ベルムハルトは天井近くに掛けられている時計に目をやる。
――そろそろ来る頃だな。
そう思ったところで、ノックの音が耳に響き……
「ご主人さまー! 起きていらっしゃいますか? お伝えしたいことがあって来ました」
ドアの向こうから明るい少女の声が聞こえてくる。それを聞いてすぐ、ヴィータは主の竿から口を離すが、ベルムハルトは――
「おう、こっちはいいぞ。さっさと入ってこい」
「バ、バカか! 今入ってこられたら――うぶっ!」
その返事を聞いて、ヴィータは顔を上げて何か言おうとするが、ベルムハルトは彼女の頭を片手で掴み、無理やり己のモノを押し込んだ。
そこへちょうど扉が開き、栗色の髪をまとめた、いかにも田舎上がりの娘といった少女が入ってくる……。
「ご主人様、おはようござ――きゃあああ!!」
主達を見るなり、部屋に入ってきた侍女は目の前の痴態を見て、可愛らしい悲鳴を上げた。
ベルムハルトは気にした様子もなく、ヴィータの頭を掴んだまま彼女に答える。
「おう、お勤めご苦労さん。こんな朝から何の用だ?」
主に問われて、侍女は顔を赤くしながらおずおずと言った。
「ザ…ザフィーラ様が……執務室にいらっしゃってます……ご主人様に呼ばれてきたとのことで………」
主達から目をそらし、時折ちらちら二人の様子を盗み見ながら、侍女はなんとか言い終える。
その報告に、ベルムハルトはあたかも今思い出した
「ああ、そういえば今ぐらいの時間に来るように言ってあったな。ヴィータとお喋りしてる間に過ぎちまったか」
そう言いながらも、ベルムハルトはヴィータに口淫をやめさせようとしない。それどころか彼はもう片方の手もヴィータの頭にやって、さらに強く押さえつけた。
「んむううう――――むぶぶぶぶ――んんんんん」
「それじゃあ、これ以上ザフィーラを待たせないようにさっさとすませちまうか。悪いが君はそこで待っててくれ。すぐに終わらせちまうからよ」
「む、むなへんは――ごぷ――へめえ、まいしょはら――もむ」
ヴィータは必死で抗議するものの、口いっぱいに竿を入れ込んでるせいで言葉にならない。それを見て侍女は心配そうにヴィータを、そしてはち切れんばかりに膨れ上がった逸物を見て再び目をそらす。
ベルムハルトは面白がるような笑い声を上げながら。
「何言ってるかわからねえな。でもそんなに喋ってるのに舌を立てずにしゃぶれるのは偉いぞー。これまでに何人ものご主人様のチンポを咥えてきただけはあるな」
「ももひなほへわだ! ――じゅぷる――みっほももいひり――もごっ――はんへやもうは――じゅぷじゅぷ……ごぷっ!」
噛んでやろうかという文句と、今にも飛び掛かりそうな視線でヴィータは脅しつけるものの、まともに回らないろれつと、必死に舌を動かす姿にベルムハルトはおかしそうに笑い声を上げる始末だった。
「ごきゅ、んぶ――むぐぐ……はぶ――んんん――うぐ……んう」
竿を根元までくわえ込ませ、まんべんなく舌で舐めさせているうちに、根元からようやく射精感が沸いてきたらしく、ベルムハルトはヴィータの頭を掴んだまま言った。
「よし出すぞ……一滴もこぼすなよ!」
ベルムハルトは一層強くヴィータを押さえつけながら腰を揺らす。その衝撃でヴィータの喉奥にまで竿が入り込んだ。
「んんんんんん!! じゅぷじゅぷ……ごきゅごきゅ……ちゅむちゅむ、はぶ――ごくっ、ごくっ……ぷはあ! ごほっ! ごほっ!」
喉奥に直接流し込まれる熱い精液をヴィータは必死で嚥下する。やがて彼女は主の竿から口を離し、そのまま何度も咳き込んだ。
そんなヴィータを見下ろしながらベルムハルトは吐き捨てる。
「ほらほら、まだザーメンが残ってるぞ。ちゃんと綺麗に舐めろよ。そこまでがお前の仕事なんだから」
「……クソ主が。絶対覚えてろよ……はむ――ちゅぷちゅぷ」
逸物についたままの精子を舐め取りながら、ヴィータは殺意のこもった視線で主を睨む。それに対して、ベルムハルトは臆した様子も気を悪くした様子も見せず、挑発的な笑みと返事を返した。
「聞き飽きた台詞だな。そんなもん、お姫様の相手してるうちに忘れちまうだろうよ……さあ、そろそろ着替えてザフィーラのとこに行くか。おい、いつまでも物欲しそうにチンポ見てないでさっさと準備しろ。そのうちまた相手してやるから」
「は……はい、ただいま!」
ヴィータの頭を乱暴に放しながら命令してくる主に、侍女は顔を赤くしながら返事し、クローゼットに向かう。
その様子からわかるとおり、彼女はすでにベルムハルトと経験済みだ。城に奉公するようになった初日の夜にベルムハルトに部屋に連れ込まれて、そのまま処女を失った。まだ逸物を見たことは少なく、性行為を眺めたことは初めてなので、反応こそうぶなままだが。
恥ずかしげもなく裸体を晒したまま侍女に服を着させる主を睨みながら、ヴィータはすねたようにベッドに寝そべった。
――あたし達の主はなんでこんな奴ばかりなんだろう。