淫蕩王ベルムハルト 作:ヒステリア
日の光も当たらず、囚人達のわめき声が響く地下牢の奥……そこにはレティシア姫が囚われていた。昨日ヘンディガン軍によって滅亡した、メルヴィン王国の第一王女だった姫だ。
昨日まで豪華な部屋に住まい、大勢の侍女に
彼女が囚われている牢屋は、蝋燭が灯されている他に体を休めるための椅子が設置されているなど、他の牢より幾分か配慮がされている。無論、今までの暮らしに比べれば天と地ほどの差であることは言うまでもないが。
レティシア姫は捕らわれた時に着ていた緑色のドレスのまま、憮然とした様子で椅子に腰かけていた。両手を縄で縛られているが、今のところ
そこに、二人分の足音とそれを見つけた囚人たちのざわめきが聞こえてきて、レティシアは顔を上げる。
足音を響かせる何者かは、暴言を浴びせてくる囚人たちを気にも留めず、まっすぐこちらに向かってくる。
そして足音の主達はレティシアがいる牢の前で足を止めた。
一人は黒い礼服とその上に毛皮のマントを着た金髪の男。もう“一体”は額に青い宝石を埋め込んだ、青と白の体毛の犬だった。
犬を連れてやってきた金髪の男を見て、レティシアは言葉通り“親の仇”を見る目を向ける。
一方、金髪の男は締まりのない笑みで囚われの姫を見下ろした。
「これはこれはレティシア姫。あれから半日くらい経ったと思うが、ご機嫌はいかがかな?」
「……いいように見えまして? だとしたら相当目がお悪いのじゃないかしら?」
生殺与奪を握られている状況にもかかわらず、レティシアは皮肉を返してみせる。それを聞いて想像通りだとベルムハルトは内心ほくそ笑んだ。
ベルムハルトは看守から借りた鍵を使って鉄格子を開け、青色の狼とともに無遠慮に牢の中に足を踏み入れる。
そして彼は床に置かれてある“手つかず”の食事に目を移した。
「まるまる残しちまったのか。元王女という事で俺と同じ食事を用意してやったというのに」
「……フォークもスプーンもない状態でどうやって食事をしろというのかしら?」
レティシアの足元には確かに、よく焼けたステーキや色とりどりの野菜、とろりとしたポタージュスープといった、庶民には想像することもできない豪勢な料理が置かれてある。しかし、そのそばにはフォークやスプーン、ナイフといった食器が置かれていない。あったとしても、両手を縛られている状態では使う事が出来ないだろう。
それを見てベルムハルトは不思議そうな顔で言った。
「床にはいつくばって直に食えばいいじゃないか。スープだって同じようにして飲めばいい。そうすれば豪華な食材を使った料理をたっぷり食えるぞ」
「――そんな真似できるわけないでしょう! そんな犬畜生のような食べ方、死んでもお断りです! 品がないにもほどがあるわ! どこのスラムから拾った下男なのかしら?」
ベルムハルトが連れてきた犬がすぐそばにいるためか、レティシアはそう言って肩を怒らせる。それを聞いてベルムハルトは笑いながら肩をすくめた。
「下男とは言ってくれる。俺はベルムハルト・S・L・ヘンディガン。この国の王で、あんたの国を乗っ取った男さ」
「あなたが……噂には聞いてますわ。実の父親の命を奪って領主になったとか、国王を病死に見せかけて暗殺してその位を奪ったとか……なるほど、立派な服を着ている割に品がないわけね」
レティシアは冷笑することで虚勢を張ってみせる。ベルムハルトは鼻を鳴らして言った。
「弱い奴は死に、強い奴が生き残るのが今の
それを聞いてレティシアは憎々しげにベルムハルトを睨む。
「……あなたのせいでどれだけの人が犠牲になったと思うの」
「どれだけって、国王と王子が死んで、兵隊達が皆殺しにあって、うちの兵どもの“戦勝祝い”の際に住民どもが何百人か殺されたぐらいだろう。国が滅ぶ時にはよくある事さ。若い女はよほど運が悪くない限り犯されるだけで済んだみたいだしな――はははっ!」
わざとらしく指を折りながら数えてから、ベルムハルトは勝ち誇ったように嘲笑を浴びせる。レティシアは悔しげに顔をゆがませながらも、故国を蹂躙したベルムハルトから目をそらすことはしなかった。
ひとしきり笑ってから、ベルムハルトは表情をわずかに引き締め、本題に入ることにした。
「まあそんなわけで、あんたの国、メルヴィン王国は俺達の支配下に入ることになったんだが、それにあたって王族の生き残りであるあんたをどうするかが問題になってな。反乱の神輿にされないように処刑するべきだという声が上がっているんだが……」
「……ならば早く処刑すればいいでしょう。父と兄を殺され、民を蹂躙されて、私だけが生き残るつもりはありません! 今すぐ殺しなさい!」
今まで安全な王宮にいた自分にとって、言葉でしか聞いた事のない“死”。それを初めて自らの身につきつけられて、レティシアは身をすくませながらも勇気を振り絞って果敢にそう告げる。
しかし、それをあざ笑うように――いや、あざ笑いながらベルムハルトは続けた。
「おいおい、そう急ぐなって。他にも案がある。っつうかそっちを勧める声の方が大きいんだがよ。あんたを俺の妻にするべきだという声だ。そうすれば俺は王女の夫として正式に王位継承権が得られる。その後はメルヴィン王国を形だけ残すなり、ある程度時間をかけて解体していくなりできるんだが……」
ベルムハルトはそこで言葉を切り、一服するように盛大なため息を吐きながらレティシアを見下ろした。
一方、もう一つの選択肢を突き付けられて、レティシアはうろたえを見せる。
この男の妻になれば自分は死なずに済む。この牢から出られるようになるのはもちろん、これまでと変わらない生活も送れるようになるだろう。自分が王妃となる事で故国に対する狼藉も止められるようになるかもしれない。
しかし……。
『ああああああああーーーー!!』
昨日廊下まで聞こえてきた女性の絶叫が、レティシアの脳裏に蘇る。
あの絶叫や今のやりとりからして、この男はかなり歪んだ性格と加虐趣味の持ち主だ。そう思うと処刑を告げられた時とは別の恐怖を感じ始めてきた。
「あなたの妻になるなど……それこそ死んでもお断りです! 結婚などしません! 私を処刑してメルヴィン王国の歴史に終止符を打ちなさい!」
恐怖と迷いを振り払って、レティシアは毅然とした態度で言い放った。だが……
「お断りだ」
「えっ? ――むぐ!」
ベルムハルトは短く一言だけ言って、レティシアの顔に己が口を開かれたままの彼女の口に合わせる。
そして彼女の口内へ舌を突き入れた。
「んにを……んん――んぐ――むうう!」
抵抗する間もなく互いの舌は口内で絡み合い、レティシアの口から大量の唾液が漏れる。それを拭う事すら許されず、彼女は口内を侵されていた。
レティシアが息苦しさにのたうつようになったところで、ベルムハルトは彼女から口を離し、レティシアはようやく息を継ぐことができた。
「はあ…はあ……ごほっ、ごほっ……唇を奪ったくらいで私を手に入れたつもりかしら。むしろ一層決意が固まったわ。あなたなんかの妻になんて死んでもなるもんですか」
咳き込み、袖で唾液を拭いながらレティシアはそう告げる。だがベルムハルトは大したことなさそうに……
「ああ、別に構わねえよ。はなっからお前を妻になんてするつもりはないしな」
「えっ――!?」
その答えにレティシアは思わず戸惑いの声を漏らす。それをせせら笑いながらベルムハルトは言った。
「メルヴィンにもう軍隊はいない。主な諸侯は死んだかこっちに寝返った。あんな国の占領なんて力尽くでできるし、うまくいかなきゃ手放せばいい。めぼしい物は奪い尽くしたし兵から魔力も搾り取った。あそこはとっくに用済みだ」
「なっ? じゃあ、あなたは何のために私をさらって……」
「なんでだって?」
彼女の問いにベルムハルトは不思議そうに眉を持ち上げる。この状況でまだわからないのかと。
「そんなもん決まってんだろう。あんたはここらの国のお姫様の中じゃ一番の美姫だって言われてる」
「な、何を言って――きゃああああああ!!」
思わず聞き返すレティシアのドレスの胸元に手をかけ、それを乱暴に引き千切る。それによって彼女の膨らんだ胸とそれを包む白い下着が露わになった。レティシアは縛られた腕で胸元を隠そうとするも、ベルムハルトは左手で彼女の腕を掴み、もう片方の手で下着ごと彼女の胸を 鷲掴みにした。
「そんな女を攫ってやることなんて一つしかないだろう!」
「いや――やめて! なんでこんな――あっ!」
生まれて初めて胸を揉まれ、レティシアは悲鳴と喘ぎ声を漏らすが、構わずベルムハルトは胸をこねくり回すように揉みしだき、レティシアはたまらず喘ぎを漏らした。
「ああっ! 痛い! やめて――ああん!」
「そう言うわりにはなかなかの喘ぎようだな。直に触られればもっと気持ちよくなるぞ。そら!」
「気持ちよくなんてなるわけが――ああっ!」
彼女の胸を覆っていた白い下着にも手をかけ、力任せに引き千切る。彼女の白い乳房とぷっくり浮き出た乳首があらわになり、レティシアは周知に顔を赤く染めるが、両手は押さえつけられたままで胸を隠すことは許されなかった。
あらわになった乳房をベルムハルトは鷲づかみに揉む。
「ふああ! 不埒者! んん……誰にも触らせた事のない胸をあなたなんかに――いやああん!!」
直に乳房を揉みしだかれ、レティシアは不平を訴えながら喘ぎを漏らす。それを音楽代わりにベルムハルトはしばらくの間彼女の胸の感触を味わい続けた。
そこで一旦彼女の胸から手を離すと、胸を解放されたことにレティシアは安堵の吐息を吐く。
しかし、ベルムハルトの手がスカートにかかるのを見た瞬間、彼女の顔は蒼白になった。
「まさか――待って、そこだけは――ああああ!!」
びりりっ、という音ともに彼女の下半身を覆っていたスカートが破られ、白いショーツと長いソックス、ソックスを留めるガーターベルトがあらわになった。当然ベルムハルトがそこで手を止めるわけがなく――
「ちょっと、まさかいきなり――やめて。せめてさっきみたいに時間を――あうっ!」
ショーツの端を引っ張る事で、強引に引き千切る。その拍子にゴムがはじけて、腰に痛みを感じ、たまらずうめいてしまった。
そうしてレティシアは、今まで女家族や侍女しか見ることができない白い裸体を晒すことになった。彼女の身体を覆っていた豪華なドレスと下着はボロ切れとなって不潔な床に落ちている。
彼女の股間に開いている赤い入り口とそれを覆う金色の陰毛を眺めてから、ベルムハルトは言った。
「じゃあそろそろ始めるか。その椅子から降りろ」
「始めるって一体何を――きゃ!」
問いに構わず、レティシアを強引に椅子から降ろして床に倒し、彼女がうめいている間にその手を縛る縄をベッドにくくりつけていく。
恐怖で体を震わせるレティシアの前で、ベルムハルトはズボンのベルトを外し、チャックを開け、激しくいきり立った己のモノを晒した。
初めて見るそれを前にして、レティシアは顔を背けようとするも、しばらくしてまたそれに目を戻す。
「どうした? チンポを見るのも初めてか?」
その問いにレティシアは首を横に振る。
「いえ、小さい頃、お父様やお兄様と一緒にお風呂に入った時に……でも二人とも皮を被ってましたし、こんなに大きくはなかったような……」
そう言ってベルムハルトの逸物に目をやろうとして、彼女はまた目をそらす。
そんな彼女にベルムハルトは説明するような口調で言った。
「これをお前のマンコに入れる。さっきみたいに胸を揉んだりしてからだが、セックスの基本はそれだけだと思っていい。俺もあんたも、お袋のマンコに親父のチンポが入って生まれたんだ」
「そんな……嘘よ! そんな不潔な事で私が生まれたなんて」
信じられないように首を横に動かすレティシアを見て、ベルムハルトはおかしそうに笑いを漏らす。まさか二十近くになってまだセックスの仕方も知らないとは。子供はコウノトリが運んできたり、畑から出てくるものとでも思ってるのだろうか?
「やれやれ。箱入り娘と聞いていたが、そこまで無知とはな。じゃあこれからその身で体験してもらおうか。あんたと、そこの犬とでな」
「………………えっ?」
たっぷり間を開けてレティシアはそんな声を上げる。そんな彼女の前でベルムハルトは逸物をズボンに戻し、今まで事の成り行きを黙って見ていた犬の頭を撫でて言った。
「こいつはザフィーラ。俺が飼ってるペット“みたいなもん”でな。この通りなかなか賢い。さっきまでだって首輪もつけてないのに俺たちの邪魔をしたりしなかっただろう」
「な……何を言ってるの? なんでそこでその犬が?」
犬を見ながらレティシアが問うと、ベルムハルトは肩をすくめながら続ける。
「あんた、見た目は極上だが、身体はシグナムやシャマルの方が抱き心地があるし、ヴィータと違って何回か抱いたらころっと堕ちそうだしな。俺からすりゃちっと物足りねえんだわ。そこでこいつとヤラせてみようって考えたんだよ」
「なっ、何を考えてるの!? あなたとでもごめんだけど、犬となんてもっとイヤよ! 冗談でしょう!?」
そう叫びながらレティシアは手を動かし、身をよじらせる。しかし、いくら身をよじってもベッドがわずかにきしむだけだった。
「おいおい、そう嫌がるなよ。ザフィーラが傷つくだろう。それに大きさだけなら俺よりでかいぜ。こいつに挿れられた人間がどんな反応するか見てみたかったんだ」
そう言ってベルムハルトは犬に視線をやる。レティシアも愕然とした顔でザフィーラを見た。
それに対してザフィーラは主と姫を見比べながら、
『主……本当にいいのですか? ここは主がなさった方が……あるいは、せめて人間の姿で――』
思念通話でそう忠告した途端、ベルムハルトが不機嫌そうにザフィーラを睨む。
『それじゃあいつも通りで面白くないだろう。プライドの高いお姫様が犬っころに犯されるから面白いんじゃねえか。つべこべ言ってねえで、ケダモノらしく雌の上にまたがって腰を振ってろ……それとも、お前も犯されるところが見たい口か?』
そこまで言ってベルムハルトは向こうの檻を見る。
檻に囚われ、ベルムハルトとザフィーラが歩いていた時は唾を飛ばしながら彼らに罵声を浴びせていた囚人達は、レティシアの喘ぎを聞いてからは一様に静まりかえり、鉄格子に顔を食い込ませながらこちらを見ようとしたり、粗末な一物を取り出して自分を慰めてたりしていた。
彼らの前にレティシアを放り出せば、喜んで彼女に群がり、その体を貪るだろう。
「あいつらに嬲りものにされるところを見るのも面白いかもしれん。俺としてはそっちでも悪くないんだが……どうする?」
ベルムハルトは残酷な笑みを浮かべながらザフィーラに選択を迫る。ザフィーラは畜生の姿に似合わないため息をついてから、レティシアの方に向かった。
それを見てレティシアが身をよじる。
「い、いや! 来ないで! まさか、本当に犬とやらせる気なの? イヤよ! だったらまだあなたの方が――」
「喰われたりはしないから安心しろ。
ベルムハルトが命じると同時に、ザフィーラは犬の姿のままレティシアを上に覆い被さる。
そして不意に言った。
「……すまない。これも主命だ」
レティシアは自分の耳を疑う。犬が喋った気がしたからだ。だが、喋る犬なんて聞いたことがない。魔法の力で作られた“守護獣”という存在ならあり得るだろうが、あいにくというべきか、レティシアはその手の話に触れたことはなかった。
ザフィーラはレティシアを組み敷いたまま、迷うように彼女を見下ろす。そんな彼にベルムハルトは教えるように言葉を放った。
「前戯代わりにお姫様の全身を丹念に舐めてやれ。まずはその綺麗な顔からな」
「――そ、そんな……うそでしょう――きゃあ!!」
絶望的な顔で呟くレティシアの顔にザフィーラはその舌を這わせた。そのぬめりとした感触と獣特有の匂いにレティシアは心底嫌そうな悲鳴を上げる。
「いやあ! んぷ、すごく臭い。ひぁ――こんな匂い嗅ぎ続けたら死んじゃう――んんん!!」
匂いを訴えている口を舐められ、レティシアはくぐもった声を漏らす。ザフィーラは体を少し後退させ、レティシアの首筋を舐めてからさらに下へ下がり、白い体の上に乗る。そしてそこにも丹念に舌を這わせた。
「こ、この駄犬、今度は何を――んあああっ! や、やめて、犬におっぱいを舐められるなんて――あああん!」
ザフィーラにむき出しの胸を舐められ、レティシアは甘い声を上げる。それを聞いてベルムハルトは遠慮のない笑い声をあげた。
「なんだよ。結構まんざらでもなさそうな声じゃねえか。犬相手でもイケる口だったか。もっと下の部分も綺麗にしてやれ。昨日からシャワーも浴びてなかったからな」
「ちょ、ちょっと、まるで私がその犬より汚いような言い方、それに犬に舐められたらもっとよごれ――んあああっ!!」
その言い方にザフィーラもむっとしたのか、へそのあたりまで伝うように下を這わせる。それにたまらずレティシアは高い悲鳴を上げた。その声には先ほどより甘さが含まれており、聞きようによっては嬌声にも聞こえる。
そしてザフィーラの舌は黄色い陰毛に包まれたレティシアの秘所に近づいていく。そこでザフィーラは舌を引っ込め、匂いを嗅ぐように秘所に鼻を近づけた。
「どうした? もしかして匂うか? さっきも言ったが一日中シャワーを浴びてなかったからな。小便の匂いが残ってるかもしれん」
「そ、そんなわけないでしょう! ちゃんと拭いてるんだから……そうよね?」
レティシアは不安そうな声でザフィーラに尋ねる。ザフィーラはうなずきも首を振りもせず、そのまま舌を突き出し、レティシアの秘所に入れた。
「ひあああっ! この子ほんとにお股を舐め――ああああっ! だめ! そんな奥まで――んんんん!!」
秘所の奥まで舌を入れられ、レティシアは唾液を垂らしながらビクンと体を跳ねさせる。その秘所からは透明な汁があふれていた。ザフィーラはその汁を口に含み喉の奥に嚥下してから、彼女の秘所から口を離す。
初めての絶頂を犬に舐められたことで迎えたレティシアは、ぐったりしながらもその快感に酔うような感覚を覚えていた。
一方、それを見ていたベルムハルトは、頃合いと見ていよいよザフィーラに仕上げを命じる。
「じゃあそろそろ挿れるか――乗れ」
主が一言だけ告げると、ザフィーラは裸体の少女を少し眺めてから再び彼女の身体の上に覆いかぶさり、犬同士が交尾する時のように前脚と後脚を絡める。
快感に酔っていたためか、それとも慣れてきたからか抵抗するのもやめ、呆然とそれを眺めていたレティシアだったが、その視線の先に白い体毛に覆われた“それ”を見た瞬間、彼女の顔が再びひきつった。
「ま、待って! 本当にやるの!? だってこの子、犬よ! もし万が一この子との間に子供が出来ちゃったらどうするの?」
「犬と人間の間に子供が出来た例は聞いた事がねえな。セックスした例は結構あるみたいだがよ……だから安心して犯されろ」
ベルムハルトのその言葉はザフィーラに向けられた命令でもあるようで、ザフィーラはいくつか数えるほどの間を空けると、その体を落とし――大きく反り返った逸物で彼女の秘所を貫いた。
「ぎああああああああっ!!!」
ベルムハルトのモノを上回る巨根を挿入され、レティシアはその容姿からは考えられないほど醜いうめき声を上げる。
そんな彼女の入り口に己のモノを挿れたザフィーラは主に命令も待たず、本能的にその体を前後に揺らす。
「んあああ――痛い痛い! お願いだから動かないで! いぎぃぃいい!!」
ザフィーラの抽送によって彼女の身体も揺らされ、秘所から垂れ落ちた破瓜の血が床やボロボロに破れたドレスだったものを汚していく。
「んんっ。動かないでって言ってるのに――ああん! この子は本当に――ふひゃあん!」
レティシアはザフィーラに文句を浴びせるものの、抽送を繰り返していくごとにその声に甘さがこもるようになっていく。
やがて彼女はまた――
「んああっ! 体の奥がジンジンして――この子のおチンポ入れられて――私気持ちよくなってる? 犬に犯されて気持ちよくなってるの? ――あああん!」
さっきの会話で覚えた卑語を口にしながらレティシアはあえぐ。
そしてザフィーラも抽送とレティシアの喘ぎに刺激され、射精感がこみ上げてくるのがわかった。
ザフィーラはレティシアの体を回す手に力を込め、逸物を前後に激しく動かす。
「ああああ――また――また体がジンジンして! クル! 犬に犯されてお股から熱いのでちゃう!!」
レティシアもザフィーラの体に自らの脚を回し、腰を振って快楽を求める。
そんな彼女にザフィーラも……
「んっ……私ももう……出すぞ……外にしたいのは山々だが」
「いいのっ! 出して! 私の中で! あなたの熱くなってるおチンポから――」
乱れるあまり相手が犬だと気づかないまま、レティシアは相手を求める。ザフィーラもレティシアも、体と性器を強く繋げたまま激しく求めあった。
そしてついに……
「キタ! 私の中から――もう出る! 出ちゃう! 犬のおチンポ気持ちよすぎて――あっ――あああああああっ!!」
レティシアは体を震わせながら二度目の絶頂を果たし、同時にザフィーラも射精を迎え、レティシアの膣内に大量の精液を注ぎ込む。
「あ、あははっ。イっちゃった……私、犬と結ばれちゃった…………」
唾液まみれの裸体を晒したまま、膣から大量の精液と愛液をこぼしながら、レティシアは呟きを漏らす。その目からも涙があふれていたが、それが歓喜のものなのか、自らを憐れんでのものなのか、レティシアにもわからなかった。
しばらくしてから、看守が食事を運びに来るのが見えた。
レティシアの様子を見て驚く看守に、ベルムハルトは彼女の手を縛る縄を外すように命じ、そして受け取った食事を彼女のすぐ横の床に置いた。
「さあレティ、食事だ。フォークとナイフはないが、構わないよな?」
その問いにレティシアは首を縦に揺らす。そして彼女は床に手をつき、何の躊躇もなく出された食事に顔を近づけ、そのまま口に入れた。