※この作品はR-18です。

淫蕩王ベルムハルト   作:ヒステリア

31 / 32
ベルムハルトが海鳴に転生したら
EX1 フェイト調教 前編


 暗い次元の海の真っ只中に浮かぶ巨岩の要塞。

 それは、とある魔導師が所有する『時の庭園』と呼ばれるものだった。

 言葉通り天まで届くほど長大な岩の中には豪奢な屋敷が建てられてあり、その中に持ち主たる大魔導師・プレシア・テスタロッサが住んでいた。

 

 プレシアはつい一時間前まで、余命幾ばくもない体に鞭打ちながら『生命蘇生』の研究に打ち込んでいたのだが、フェイトから『ジュエルシード』を手に入れたという報告を聞き、彼女達(・)の出迎えと小休止を兼ねて『玉座の間』に身を移していた。

 

 帰ってくるのがフェイトとアルフだけならばまだよいのだが……。

 

 

 

「よぉ、プレシア。邪魔するぜー」

 

 その一声とともに荒々しく扉が開かれ、外から茶髪の少年が入ってくる。プレシアの腰ほどもない背丈の子供で、“向こうの世界”では小学三年生に当たるらしい。

 その後ろから二つに結んだ金髪の少女が続いてきた。

 

「だ、駄目だよ、陽人(はると)! ノックもなしに開けたりしちゃ! ごめんなさい母さん。早くジュエルシードを見せてあげたくて――」

 

 陽人という少年をかばうように、金髪の少女――フェイト・テスタロッサは何度も頭を下げながら言い訳をまくし立てる。それに対してプレシアはいいと手を振った。

 以前、フェイトの使い魔が似たような事をした時は、怒鳴り声と折檻を浴びせてやったものだが、協力者に対してそんな真似をするわけにもいかない。

 

 

 

 彼の名は式条 陽人(しきじょう はると)。

 『第97管理外世界・地球』に住む少年で、先述の通り現地世界の小学校に通っている。

 一月前、フェイトとアルフがジュエルシードを探してる最中に知り合い、ジュエルシードの収集に力を貸してくれることになったらしい。

 管理外世界の人間にもかかわらず魔法を使うことができるうえに、フェイトとアルフの二人がかりでもかなわないほどの実力者と聞いている。

 そんな人物が手伝ってくれるのはとても助かるのだが……。

 

 

 

「……それで、ジュエルシードは? ここまで来たからにはいくつか集めてきてくれたのよね?」

 

 頬杖をつきながら訊ねるプレシアに、陽人はああと相槌を返しながら懐に手を入れ、“菱形の青い宝石”をひとつだけ取り出してみせた。それを見てプレシアの額に青筋が走る。

――大層な事を言っておいて、たった一つだけ?

 母の不興を感じ取ったのか、フェイトは急いで金色の装飾状のデバイス『バルディッシュ』から、もう一つのジュエルシードを取り出した。

 

「もう一つあります! 今回は陽人と私の一つずつで……合計二つ手に入れてきました」

 

 こわばった声で報告しながら、フェイトはプレシアにジュエルシードを差し出す。

 プレシアは喜ぶ素振りも見せずそれを受け取り、陽人に視線を向けた。対して陽人はジュエルシードを宙に軽く放って掴みとり、プレシアに視線と意地の悪そうな笑みを向けた。

 

「ずいぶん不満そうだな。苦労して手に入れてきてやったのに。なんなら地球に戻って、もう二・三個手に入れてきてやろうか。それまでこいつはお預けだがな」

「――いえ、今回はそれで充分よ。それを渡してちょうだい」

 

 ジュエルシードを持ったまま逃げられては困る。そう思ってプレシアは柔らかい声で労いながら手を差し出す。

 しかし、陽人はジュエルシードを握りこんだまま――。

 

「その前に“報酬”の話が先だ。まさかタダでもらえると思ってねえよな?」

「…………何がお望み? 言ってみなさい」

 

 プレシアは憮然とした口調で問いかける。その問いに陽人は「そうだな」とひとりごちながら、露出の高い衣装に身を包んだプレシアの身体に視線を這わせる。

 それを受けた瞬間、プレシアは反射的に露わになっている胸元や臍(へそ)を押さえた。わずか9の子供にもかかわらず、その視線と笑みには好色の色が色濃く映っていたからだ。

 だが、陽人の口から出たのは意外な言葉だった。

 

 

 

「入口に待たせているアルフって狼の使い魔、覚えてるか?」

「え……ええ」

 

 思わぬ名前にプレシアは戸惑いの声を漏らし、フェイトも思わず目を見張る。

 続いて陽人が告げたのは彼女達をさらに困惑させるものだった。

 

「今日一日、あいつを預かってくれ」

「なんですって?」

 

 その一言を聞いてプレシアは思わず聞き返す。

 フェイトの使い魔――アルフは主であるフェイトにこそ忠実で献身的だが、その母親であるプレシアとは何度も衝突している。まさか、これを機に仲直りでも図ろうという気だろうか……この男が?

 そう思ったところで、陽人は肩をすくめながらプレシアの予想を覆すことを言った。

 

「別に今からずっと傍に置けと言ってるわけじゃない。適当な理由付けて寝泊まりさせるだけでいいから、今夜だけアルフをここに置いてくれ。それさえ飲んでくれればこいつをやる」

「…………」

 

 その言葉にプレシアは怪訝さのこもった視線で陽人を睨めつける。

 仲直りを図っている様子ではない。むしろあの使い魔を追い出して何かをしようとしているようだ。

 それを察したのか、陽人はなんでもないように言った。

 

「妙な勘繰りをするな。たまには主から離れた場所で自由に過ごさせてやろうと思っただけだ。普通の犬だって、たまには首輪を外して自由に遊ばせてやるだろう。それと同じだ」

 

 もっともらしい理屈だが、やはり信じられるものではない。主(フェイト)と離しても、もっと嫌ってる人間と一緒では気晴らしになどならないと思うが。

 

――あの犬(小狼)がいない間、フェイトはこの男と二人きり……まさかと思うけど。いや、いくら好色そうな小僧といえ、たった9歳。さすがにそれは考えすぎだろう。それに例え不埒な事を考えていたとしても、私が気にするほどの事じゃない……あの“人形”がどうされるかなんて。

 何よりアリシアを生き返らせるためなら、このくらいどうってことないじゃない。

 

 

 そこまで考えてプレシアは溜息を吐き出し、陽人とフェイトに告げる。

 

「わかったわ……明日まであの使い魔、アルフを預かってあげる。その間は二人で何とかやりなさい」

「ありがとう母さん! よろしくお願いします!」

「ああ、あんたもあまり入れ込みすぎるなよ」

 

 フェイトは満面の笑みで母に礼を告げ、陽人もジュエルシードを渡しながら忠告を残す。

 その際、プレシアは陽人に視線をやり、『ジュエルシード集めに支障がない程度にしてちょうだい』と念話で伝えるも、陽人は意地の悪そうな笑みを返すのみだった。

 

 

 こうして陽人はアルフを残して『時の庭園』を後にし、フェイトとともに地球・遠見市にあるマンションに戻って行った。

 ようやく邪魔者を追い払えたとほくそ笑みながら。

 

 

 

 ここでもう一度彼について説明させてもらおう。

 

 式条 陽人(しきじょう はると)。

 彼は現在の地球で唯一『古代ベルカ式魔法』を使う魔導騎士であり、300年前、古代ベルカで暴虐の限りを尽くした『淫蕩王ベルムハルト』の生まれ変わりでもある。そのうえなんの因果か、前世の記憶と力のほとんど、そして精力を受け継いでいる状態だった。

 

 そんな彼と二人きりで過ごすことにな(・)っ(・)て(・)し(・)ま(・)っ(・)た(・)フェイトが辿る運命は……。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

「すごく大きい……こんなのが陽人についてたなんて」

 

 初めて見る逸物をこわごわと見るフェイトに、陽人は恥じる様子もなく告げる。

 

「見るのはいいが手も動かしてくれ。一日中動き回ったから汗とかで汚れてるんだ」

「う、うん……じゃあするね」

 

 陽人の命令にフェイトは頷きながら自らの手にソープを注ぎ、両手をこすり合わせて泡立て、目の前の逸物に手を這わせた。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「すごく硬い……ここだけ他の部分と全然違う……」

 

 恍惚とした声を漏らしながらフェイトは逸物に泡を塗りたくり、揉みしごいていく。その感触に身を任せながら陽人は告げた。

 

「竿もいいが、もっと先も洗え。隅々まで丹念にな」

「う、うん。痛かったら言ってね」

 

 フェイトは顔を赤らめながらも、剝き出しになった赤い亀頭に泡立った指を挟み込み、上下左右に擦り汚れを落としていく。その感触を受けて……。

 

「んっ……なかなか悪くない手つきだ。そっちの才能もあるんじゃないのか」

 

 “そっち”の意味もわからず、純粋に褒められた喜びからフェイトは微笑み。

 

「ふふ、ありがとう……じゃあもっと綺麗にしてあげるね」

 

 フェイトは滑らかな手つきで割れ目や亀頭をなぞり、裏筋やカリ首を揉みほぐしていく。

 その手つきは初々しい生女の手コキのようで、つたないながらもまんべんなく逸物を刺激され、わずかだが射精感がこみあげてくる。

 

――アルフが帰ってきたらお預けになるんだ。もう少し仕込んでおくか。

 

 

 

「ふぅ……これでだいたい取れたかな。もう少し洗ったほうがいい?」

 

 泡を落とした肉竿を眺めながら聞いてくるフェイトに、陽人はいやと首を振った。

 

「このくらいでいい。それより次は勃ったままのこいつを鎮めてみろ」

「鎮める……それってどうするの――んんっ!?」

 

 陽人は聞き返そうとしたフェイトの顔に自分のモノを押しつける。その拍子に逸物がフェイトの柔らかい唇にあたり、あたかも逸物にキスしているような形になった。

 逸物に口付けたまま目を丸くするフェイトに、陽人は命じた。

 

「そのまま舌でそれを舐めてみろ」

「んっ、くちゅ……ぺろ……ほれれひい(これでいい)?」

 

 回らない呂律のまま聞いてくるフェイトに陽人は首を振り。

 

「まだ物足りねえな。先端を咥えながらしゃぶってみろ」

「うん――ちゅぷ、はむ……あぷ、れろっ――」

 

 言われたとおりフェイトは逸物を咥えこみ、口内で亀頭を舐めあげる。

 

「はあっ……陽人の、どんどん熱くなって……ちゅる、あむ……洗ったばかりなのにしょっぱくなってる――ちゅぷ、なにか出てる?」

 

 手と舌の刺激で漏れ出た汁をすくいあげながら、フェイトは尋ねる。陽人は彼女の頭を撫で(押さえ)ながら簡単に答えてやった。

 

「気持ちよくなってる証拠だ。そのまま続ければもっと濃いのを出てくる」

「うん――じゃあ陽人をもっと気持ちよくしてあげるね――はく、ちゅるるるっ」

 

 それを聞いてフェイトは逸物を咥えこみ、中身を吸いだそうとしているように吸引音を立てる。その刺激に陽人の口からうっと呻きが漏れた。

 それを聞いて、フェイトは焦らすように吸引をやめ、妖艶な笑みを浮かべながら訊いた。

 

「気持ちいい? ……いつでも出していいよ……はむ、ちゅく、じゅるる――はぷっ」

 

 フェイトは舌で逸物を責めながら吸引も再開する。それに吸い寄せられたように下半身に熱い滾りが集まってきた。

 

「はると……いいよ、いつでも私の口に出して……はむっ、ちゅるるる!」

 

 陽人はフェイトの頭を掴み腰を打ち付ける。フェイトも彼の動きに合わせて頭を上下に動かしながら逸物を強く吸い込んだ。

 その刺激で、竿に痺れるような快感が走り――

 

「フェイト――出すぞ、しっかり咥えろよ」

「うん、だして――はるとの熱くて濃いの、わたしのくちにいっぱいらして――じゅるるるるる!!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 普段の彼女からは想像がつかない表情で口をすぼめながら吸い上げた瞬間、逸物の中から熱い白濁液が噴出して、フェイトの口と顔を汚していく。

 フェイトはごくごく喉を鳴らしながら精液を飲み込み、ペロリと唇を舐めながら陽人を見上げた。

 

「陽人から出たの、すごく熱くて、苦くて、ネバネバしてて、正直言って変な味だけど……陽人が気持ちよくなった印だと思うとちょっとおいしい気もする――ちゅく」

 

 フェイトは胸に垂れ落ちた精液をすくい、口に含みながら妖艶な笑みを向ける。

 それを見て陽人は内心舌を巻きながら、愉しげな笑みを浮かべた。

 

――この齢でもう色に目覚めるとは。さっきまでのフェラといい、久々に開発しがいのありそうな女が手に入ったな。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。