※この作品はR-18です。

淫蕩王ベルムハルト   作:ヒステリア

4 / 32
第四話 正統

「俺は“正統”な王だ」

 

 情事の最中に、ベルムハルトは突然そんなことを言った。それを聞いて……

 

「……はい、主ベルムハルトは名実ともにヘンディガン王国の王であらせられます――んっ!」

 

 後ろから体をまさぐられたままシグナムはそう返すものの、言い終える前に乳房を握られ、思わず喘いでしまう。

 彼女の身体は魔法縄(バインド)で亀甲状に縛られており、身動きがとれない状態だった。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 不安に肩を震わせるシグナムの身体を、ベルムハルトは容赦なく責める。身体と口の両方で。

 

「世辞が聞きたいわけじゃない。単なる事実だ。俺は元々王位を手にする資格がある人間なんだよ……正(・)当(・)ではないかもしれんがな」

「……それは一体――あんっ!」

 

 聞き返そうとしたところで今度は秘所についている突起をいじくられ、シグナムはまた甘い声を出した。

 胸や太もも、尻などを愛撫しながら適当なところで強い刺激を与えつつも、ベルムハルトは空いた口でまた続ける。

 

「前の王は結構な好色漢でな、妃以外に大勢の愛人と侍女を抱えていた上に、城下町や巡覧先からも見目のいい女を見つけて城に連れこんでは、飽きるまでその体を堪能していたらしい。あのジジイの相手をしていたシャマルならよく知ってるだろう」

「聞いた事は……ですが――んああ!」

 

 言おうとしたところで胸と秘所を刺激され、シグナムはまた苦悶と喘ぎが混じった声を上げた。対してベルムハルトは彼女の体を弄びながら、おかしそうに笑う。

 

「俺と変わらないって。確かにその通りだ。むしろ他国からも美女をさらって喰い漁ってる分、俺の方が質が悪いだろうな。だが、俺でもまだ臣下の妻に手を出すような真似はしていない」

「……?」

 

 体を弄ばれながらシグナムは疑問符を浮かべ、同時にベルムハルトが言った最初の一言を思い出し、まさかと思った。

 彼女の内心を知ってか知らずか、ベルムハルトは話を続ける。

 

「手垢をつけられた女に興味がないというのもあるが、臣下どもの反感を買うだけにしかならん。妻や娘を勝手に奪う王に誰が従う。人妻なんか漁らなくても女ならそこら中にいるしな。あの王もそこはわかってたみたいだが、今まで見たことのないほど美しい女を見て手を出さずにいられなくなったらしい……その女がヘンディガン領主の妻だとわかっていてもだ」

「――それは! んんっ――」

 

 声を上げた瞬間、黙れと言わんばかりに乳首を摘まみあげられる。そして話は続けられた。

 

「王は戦の準備を理由に領主夫妻を王都に住まわせ、夫の不在をついて何度も妻の元を訪ねた。妻の方も王の下心を察してなんとか撒こうとしたみたいだが、相手は一国の王。片やヘンディガンは数代続いた伯爵家ではあるものの、所詮は辺境の片隅を治める小領主。王の機嫌を損ねれば、取り潰しにあう可能性は十分あった。あるいは戦の最前線に放り込まれて嬲り殺しにあうか」

「……」

 

 シグナムは黙ったままでいる。ベルムハルトは彼女の乳房を撫でながら、その感触とともに記憶を掘り起こしているようだった。

 

「そして数年後、王と妻の関係も終わり領主夫妻は領地に帰った。さらに一年後、妻は子供を身ごもり生んだ――王に孕まされた男のガキをな」

「――あっ!」

 

 乳房を握る手に力が込められたことと、主が言わんとしていることを悟り、シグナムは声を漏らす。

 

「領主も最初は気にしすぎだと思っていたが、子供が成長していくにつれ王に似ていることに気づき始めた。肖像画に描かれた幼い頃の王とあまりに似すぎていたからな。そして妻は罪悪感に耐えかね王との関係と、子供が王との密通によって生まれた事を明かした……それからどうなったと思う?」

「んっ……どう、なったのですか?」

 

 秘所を弄られながらシグナムは聞き返す。彼女の予想に反してベルムハルトは冷たく笑いながら言った。

 

「妻は処刑された。領民達に犯させてから姦通の現行罪で自ら首をスパッと――それもガキの目の前でな。そりゃ性癖も歪むってもんだ」

「それは……」

 

 自分の体を縛るバインドを見て、シグナムは頷きかける。少なくともこれを見て、まっとうな営みだと思う者は少ないだろう。

 

「そして次は妻がよその男との間に産んだガキだ……って思うだろう。が、その頃はまだ跡継ぎがいない状況でな、しばらく生かされることになった。しかし何年か経ったある日、愛人から後妻に引き上げた女との間に新しいガキが生まれた途端、血が繋がってないガキは領内にある村の視察に連れ出されることになり、そして帰り道、屋敷までの途中にある崖にさしかかったところで、ある従者に突き飛ばされて崖から落とされたのさ」

「……そ、その後は?」

 

 シグナムが問うと、ベルムハルトはくくくと笑う。

 

「その後か……当然ガキは崖から数百メートル下の地面に叩き落とされてぺちゃんこ――にならなかった。空中に突然現れた魔法陣がガキを受け止めてな、九死に一生を得たってわけだ。その時にガキの近くを浮いてた茶色い表紙の本が、お前らもご存知の……」

 

 『闇の書』だ。

 ベルムハルトは口に出さなかったが、シグナムにはそう聞こえた気がした。

 

「その後ガキは『闇の書』とそこから現れた四人の騎士を従えて屋敷に戻り、領主と後妻と腹違いの弟、使用人どもを一人残らず葬った……って、それぐらいお前らも覚えてるか」

「……」

 

 シグナムは押し黙る。それを実行したのは他ならぬ自分達なのだ。

 

「そしてガキは幼くして領主になり、自分が国王の息子であることを知り、王位を奪おうと動き始めた。領民の扱い方や兵の動かし方を身に着け、領民や侍女相手に女の抱き方を覚えたりしてな。そうしてガキは知識と力を蓄えていった」

「……んっ、はぁっ――」

 

 胸と秘所に伸びた指が再び動き出し、愛撫とも責めとも言える行為が再開される。にもかかわらず、ベルムハルトの表情は淡泊なままだった。

 

「そして十年後、王の死亡後に起きた内乱を勝ち抜いて俺はこの国の王になった。前の王の隠し子でもある俺がな。最初に言ったことの意味がわかったか?」

「はい……んっ!」

 

 膣に指を突き入れられ、くちゅっという音とこらえるようなうめき声が上がる。ベルムハルトは指をさらに深く入れながら言った。

 

「俺はこの血に流れる王の血統にのっとってこの国を手に入れた。この国の富も、食糧も、兵も、女も、その気になればいくらでも集められる……だがまだだ。闇の書を完成させれば強大な力が手に入るというなら、それも手に入れる。その中にいるという書の分身とやらもな。お前達にはまだまだ働いてもらうぞ」

「はい、我々『守護騎士』は闇の書を完成させるために――んっ!!」

 

 ベルムハルトはふいにシグナムの唇を奪う。しばらくの間彼女の口内を貪ってから、彼は告げた。

 

「それだけじゃねえ。ここ(ベッド)でもたっぷり働いてもらう……血統つきの子種だ。ありがたく受け取れ」

「あっ――」

 

 そう言って、ベルムハルトはシグナムの身体をベッドに倒す。シグナムはただ……

 

「はい、主のお望み通り……存分にお使い下さい……んん――ああああっ!!」

 

 縛られたままシグナムは主の求めに応じる。ベルムハルトは彼女の秘所に躊躇なく己のモノを突き入れ、思う存分その中を貪った。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

「恐れながら、これ以上国土を拡げる必要はないと思います」

 

 会議の最中、円卓に座る諸侯の一人が立ち上がり声を上げた。他の諸侯より二回りは若い、爵位を継いだばかりの伯爵だ。

 彼の言葉を聞いて皆が静まりかえる。一方、声の矛先である王は頬杖をつき、机の下でぞんざいに足まで組みながら……

 

「ほう……それはどういう事だ?」

 

 そう言って王――ベルムハルトは訝しむように伯爵を見る。冷淡な視線を向けられて、彼はすくみそうになりながらも口を開いた。

 

「陛下の即位以来、我がヘンディガン王国は領土の拡張を続け、その一方で本国・属領の内政も怠ることなく力を注いできました。その結果、王国は周辺国と比べても群を抜く国力を持つ国となりました……それは私などが言うまでもなく、陛下もご存知のことかと思います――」

「余計な前置きはいい。俺はその手の切り出し方は好かん。さっさと言いたいことを言え……皆もそうだろう?」

 

 ベルムハルトの問いに他の諸侯は沈黙で追従を示す。伯爵が言ったことなど、この場にいる者なら誰でも知っている事だ。故にベルムハルト同様、諸侯達が聞きたいのは“その先”だった。

 伯爵は大きく息を吸ってから再び口を開いた。

 

「御意……では申し上げます。そろそろ領土拡大の手を止めて、自国の防衛と内政に専念するべきではないでしょうか。これ以上の領土拡大――他国への侵攻は国益以上に危機(リスク)を生むだけだと思います」

「ほう……」

 

 ベルムハルトは最初と同じ相槌をもう一度繰り返す。その瞳に冷酷さが増すのを感じて、諸侯達の背筋に冷たい汗が流れた。だがその中で、伯爵は自らを奮い立たせて話を続ける。

 

「陛下は、我が国が近隣国からなんと呼ばれているのかご存じか? 隣国へ侵略しては略奪の限りを尽くしていく我が国は、他国から『強盗王国』という不名誉極まりない蔑称で呼ばれているということを!」

 

 そこまで言って伯爵は息をつき、ベルムハルトに顔を向ける。しかし、彼はつまらなそうに鼻を鳴らすだけだった。

 

「くだらん……今の世の中、侵略なんてよその国でもやっている事だ。滅ぼされた国が戦勝国から略奪されるのもそうだ。でなければ俺達はどうやって戦費を回収する? 命をかけて戦った将兵達への報償は? 貴公の将兵もメルヴィンではずいぶん暴れたみたいだが……いや、責めてはいない。貴軍の働きにはずいぶん助けられた。その働きには相応の見返りがあってしかるべきだろう」

「――っ」

 

自軍が犯した狼藉を話に出されて、伯爵はうめきかけながらもゴホンと咳払いをし。

 

「ですから、今まではともかく、これ以上他国を侵す必要はないと申しているのです! 『聖王連合』もその同盟国『シュトゥラ王国』も、我が国に対して警戒を強めていると聞きます。かの国々を敵に回しては、我が国でも勝ち目はありません!」

「――むっ」

 

 伯爵の口から『聖王連合』と『シュトゥラ』という名が出た瞬間、ベルムハルトはピクリと眉を持ち上げた。

 

――古代から伝わる“戦艦”を持つ国と、『覇王』の末裔が治めているという国か。確か、聖王家の娘がシュトゥラへ人質に送られているなんて話を聞いた覚えがあるな……。

 

 小耳に挟んだ話を思い出し、ベルムハルトの頭の中である考えが浮かんだ。

 それを知らずに伯爵は続ける。

 

「とにかく、これ以上の侵略は我が国とベルムハルト陛下の御名を貶めるだけかと……それを踏まえて、此度の具申について考えていただきたく思います。私からは以上です!」

 

 そう言って伯爵はわざとらしく音を立てながら席に腰を下ろす。それを見て他の貴族達はこわごわとした様子で伯爵と王に視線を行き来させる。

 そんな中ベルムハルトは頬杖を解きながら……

 

「考えておこう……他の者はないか? 国のためだ。遠慮なく言うがいい」

 

 ベルムハルトはそう尋ねるものの、貴族達は答えを返さず沈黙を保っているか隣の者と顔を見合わせたりする。それを見てベルムハルトは両手を打ち鳴らしながら言った。

 

「そうか、貴重な意見感謝する。そろそろ皆も腹が減っただろう。どうだ、帰る前にここで食事でもとっていかんか?」

「……陛下がそう仰っていただけるなら」

「ぜひご相伴にあずかります」

 

 王からの誘いに、貴族達のほとんどは首を縦に振りながら応じる。そんな中、伯爵だけは席を立ちながら言った。

 

「ありがたいお誘いですが、私は所用がありますので失礼させていただきます。陛下と皆様はどうかごゆるりと……では私はこれで」

 

 主君に対して丁重な礼をしてから、伯爵はその場を後にする。

 貴族達は唖然としながら、ベルムハルトはふんと鼻を鳴らしながら彼の後ろ姿を見送っていた。

 

――次の戦は内部からか。まあいい、次の蒐集で『闇の書』のページは400以上埋まる。その時に出てくる『闇の書の意思』とやらを相手にするか……それに、聖王家の娘とあの童貞王子の前座と思えば悪くない。まあ、今頃筆下ろしぐらい済ませているかもしれんが……。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

 ヘンディガンより北西にあるシュトゥラ王国。

 雪国で知られるこの国は、どこの街も雪に覆われており、それは王都――そして、この国を統べる王家が居を構える、シュトゥラ王城も例外ではなかった。

 

 

「東に巣くっていた夜盗団は壊滅。遠征による騎士団の被害は…………こんなものか」

 

 先日までの遠征を思い返しながら、短い緑髪の青年――クラウス・G・S・イングヴァルトは報告書を書き終え、ペンを置き、しばらくの間紫色の右眼と碧色の左眼を閉じながら一息つく。

 ちょうどそこで、扉の向こうからコンコンという音がしてきた。

 

「クラウス殿下、お茶をお持ちしました」

「――ああ、ありがとう。入ってきてくれ」

 

 クラウスが表情を緩めながら返事を返すとともに、向こう側から扉が開き、ポットとカップを載せたトレーを持った侍女が入ってくる。

 青い髪を後ろにまとめた、クラウスより三つ上の整った容姿の女だ。

 

「殿下、お疲れ様です。お茶は……どちらに置きましょうか?」

「あっ、ちょっと待ってくれ。すぐに片付けるから!」

 

 報告書が置かれた机を見て、困ったように眉を寄せる侍女に、クラウスは慌てて報告書をどける。すると侍女は申し訳なさそうな顔をした。

 

「申し訳ありません、お邪魔をしてしまったみたいで。もう少し時間を測ってから伺うべきでした」

「いや、いいんだ、もう書き終わったところだから。後は宰相か陛下に届けるだけだよ。むしろちょうどよかった、熱いものがほしかったところだったから。もう大丈夫だから机の上に置いてくれ」

「はい、それでは失礼いたします」

 

 侍女は笑みを戻しながらクラウスの執務机にコップを置き、ポットを傾け紅茶を注ぐ。

 クラウスは侍女に礼を言いながら紅茶を口に運んだ。書き物に集中するために暖炉から離れていたから、熱いものを飲みたかったのは本当だ。

 

「うん、おいしい。仕事の疲れが取れそうだよ」

「あらあら、褒めてもお茶しか出ませんよ……もう一杯お飲みになられますか?」

 

 その勧めにクラウスが首肯すると、空になったコップに二杯目を注ぐ。それを一口飲み終えたところを見計らって、侍女は机の片隅に積み上げられた報告書に目を移した。

 

「遠征の報告書、ですか?」

「うん……東の国境付近に現れた夜盗団の討伐についてね」

「そういえば、陛下直々のご命令で先日までそちらに行かれていましたね。浮かないご様子ですが、現地で何かありましたか?」

 

 クラウスの顔が曇ったのに気づいて、侍女は問いをかける。クラウスは少しだけ沈んだ声で答えた。

 

「わずかとはいえ騎士に犠牲が出てね。戦友の死はいつになっても慣れないものだよ……いや、慣れないよう無意識に己を縛っているのかもしれないが……」

 

 王族が直接騎士団を率いるシュトゥラにおいて、王子であるクラウスも幼い頃から騎士としての訓練を受けてきた。そんなクラウスにとって他の騎士は家臣であるとともに、身分の違いを超えた戦友でもあった。その死に慣れてしまうことはすなわち、友の死を当たり前のように思う人間になってしまうこと。

 クラウスはそれを恐れていた。

 

「それに夜盗団のついてもね……彼らは元々東の隣国に住んでた住民だったんだが、住んでいた国が侵略にあって、そこから逃げるうちにシュトゥラに入り込んで夜盗化したらしい。多くの村々を焼き払った彼らのしたことを許すつもりはないが、侵略にあわなければ彼らも夜盗などにならず平和に暮らせていたかもしれない、とも思ってしまう……まして、その侵略者があの『強盗王国』とあっては――」

 

 『強盗王国』という言葉を口にして、クラウスは思わず拳を握る。

 ヘンディガン王国。2年前の新王即位以来隣国への侵略を繰り返し、『強盗王国』と呼ばれるようになったかの国こそ、諸悪の元凶と言っていい。

 一月前にメルヴィン王国が滅ぼされ、第一王女だったレティシア姫がさらわれたと聞いた時は、父王に姫の救出とヘンディガン征伐を直訴したほどだ。政治的問題でそれは叶わなかったが。

 

 そして侍女には言えないが、今回の夜盗討伐でもう一つ問題が起こった。

 

 今回の討伐には客将として、聖王家の王女『オリヴィエ・ゼーゲブレヒト』とそのお付き『ヴィルフリッド・エレミア』も同行していたのだが、夜盗を村から追い出す際に彼女達は見てしまったのだ、夜盗が村娘を犯す場面を。

 その上、オリヴィエ達が助ける間もなく、村娘は夜盗に殺されてしまった。無理やり咥えさせられた陰茎を噛んだという身勝手な理由で。

 

 娘を助けられなかったことと、女が陵辱される場面を初めて目にしたオリヴィエのショックは大きく、クラウスや騎士達には何でもない素振りを見せていたものの、遠征中はエレミアの添い寝なしでは眠れないほど心の傷を受けているのは明らかだった。

 

 

 

「……ふう」

 

 戦友の死、この国にまで影響を及ぼし始めた『強盗王国』、そしてオリヴィエの心の傷。

 それらを思って、無意識にクラウスは大きくため息をついた。

 それを心配そうに見てから、侍女は口を開いた。

 

「殿下……他に何かご用命は? 今日のお勤めはこれで最後なのですが……」

「――ああ、そうか。僕の方は用事はないから、もう下がっていいよ。茶器ぐらい自分で片付けておくから、君は部屋に戻って休むといい」

 

 クラウスは顔を上げながら退出を勧める。

 しかし、侍女は部屋から出ようとせず……。

 

「いえ……殿下さえよければ、私に今夜のお相手をさせていただけないでしょうか?」

「え?」

 

 侍女の言ったことの意味がわからず、クラウスは怪訝な声を漏らす。

 そんな彼の前で侍女はスカートをたくし上げ、身につけている黒い下着(ショーツ)を晒した。

 

 

【挿絵表示】

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。