神殿の入口をくぐり、二柱と二人と一匹は再び沖縄の海へ戻ってきていた。
邪神二柱は言わずもがな。ビヤーキーのおかげで、北条と凜花の生命維持もバッチリだ。
「寝てる顔は可愛いんだけどねぇ」
眠ったままビヤーキーに運ばれる北条を見つめて、ミントは穏やかな笑みを浮かべている。
「邪神も屈服させる『色欲』かぁ……いったい何処まで成長するんだろうね〜」
すぐ隣を泳ぐ寧々が、呆れたように言葉をこぼす。ミントは、それに笑いながら答えた。
「このまま成長すれば、いずれお父さまもオナホに出来ちゃうかもしれないよ?」
「……マジで言ってんの?」
「マジもマジ、大マジさ。わたしは冗談が嫌いなタイプだからねぇ」
「よく言うよ」
存在そのものが冗談みたいなヤツが、いったい何を言ってるんだろうか。
寧々の心底嫌そうな表情が、彼女の思いを如実に語り尽くしていた。
「んで、そっちはいいとして……こっち、どうすんの?」
ポンポン、と寧々が凜花のボテ腹を叩く。そのお腹は明らかに沖縄に来る前よりも膨れ、大きくなっていた。
確実に成長している。二柱の邪神は腕を組んで、難しい表情を浮かべた。
「おそらく、後輩くんの精液を注がれたことで成長が早まったんだろうねぇ」
「え、こわ……そんな成長促進効果あるんだ、北条センパイの精液……」
「ヨグの力と相性が良かったせいもあるかな?」
単なる予想であるが、その予想は百パーセント当たっている。現に、ドクンドクン❤と震えるボテ腹の中では、新しい命が急速に成長を遂げているのだから。
このままでは、あっという間に臨月になってしまうだろう。そうなれば、破水からの出産も目と鼻の先だ。
「どーすんの? 凜花センパイってば一応人間なんだし、普通に病院連れてく?」
「いいや、そんな必要は無いとも」
とても愉快そうに、ミントは笑って見せた。
その笑顔は傍から見れば、ひどく冒涜的に映ったであろう。
「はぁ〜……」
また悪い癖が出たか、と寧々は深いため息をつく。楽しいことが大好きな『無貌の神』の面目躍如と言ったところか。
それに付き合わされる方は、いい迷惑でしかないが。
「ふふ❤きっと、後輩くんも気に入ってくれる筈さ❤」
いい笑顔を浮かべ、邪神は笑う。
「さぁ❤快楽出産ショーの始まりだ❤」
◆◇◆◇
闇の中なのに、甘い匂いがする。
今まで何度も嗅いだことがある、極上のメスの匂いだった。
「あ゛あ゛〜〜〜っ❤❤❤」
おまけに、エロい喘ぎ声まで聞こえてくる。
無性にチンポがイライラしてきたので、そのまま目を開けて起き上がった。
「やぁ、起きたね後輩くん」
「えぇ……」
目を覚ましたら、そこは沖縄のホテルの一室だった。チェックインして荷物を置きに来た時、チラッと見たから覚えている。
南国感の漂う素敵なホテルだが……なんでそのベッドに、凜花が縛り付けられてるんだ?
「意味がわからないといった顔だねぇ」
「そう思ってるなら説明してください」
「ふふ、いいとも」
今まで以上に楽しそうな顔で、先輩は笑っていた。裸に白衣という、いつもの姿でベッドの側に立ち、凜花のおまんこをほじくり回している。
まんぐり返しの姿勢で拘束されているから、とてもほじり易そうだ。
割り開かれたおまんこから漂う、濃厚なメスの匂い。そして、ねっとりと間に糸を引く本気汁……コレは正直ヤバいな。見ただけでチンポが勃起しそうになる。
「海底神殿でのセックスによる精液の過剰摂取、そしてヨグ=ソトース因子の覚醒……それらの要素が絡み合って、凜花ちゃんの赤ちゃんが急成長を遂げてしまってねぇ」
「はい?」
荒唐無稽な先輩の発言。ファンタジーすぎて脳が追いつかず、素っ頓狂な声を上げる事しかできなかった。
「お゛お゛〜〜〜っ❤❤」
当の本人は気持ちよさそうなトロ顔のまま、下品なオホ声を上げていたが。
何も考えてないメス顔になってるぞ、このケダモノLカップ爆乳メス犬オナホがよ。
「……人間の赤ちゃんって、そんな急に成長するものでしたっけ?」
「もちろん、しないとも」
だよな。
危うく人間の常識が覆される所だったわ。
「ハッキリ言って、この成長速度は異常だ。妊娠四ヶ月でありながら、既に臨月みたいなボテ腹になっている」
おまんこから指を離し、まんまるに膨らんだお腹をポンポンと叩いて見せる。
言われてみれば、沖縄に着いた時よりだいぶ大きくなってる気がする。本当に、今にでも産まれてきそうなサイズ感だ。
「わたしの予想では、後輩くんの精液とヨグの力が、化学反応を起こした結果なんじゃないかと思ってるんだよねぇ。わたしも岩陰でたっくさん注がれたけど、特に変化は無いだろう?」
「まぁ、確かに……」
臨月レベルのボテ腹を晒す凜花と違い、先輩のお腹は大きくなってない。
なるほど。つまりコレは、ヨグ=ソトースってやつの力を持ってる凜花だけに起きる現象、ってわけなのか。
「というわけで、凜花ちゃんのドキドキ快楽出産ショーを始めたいと思うんだが❤」
「何が『というわけ』なんですかね」
すっごいウキウキした笑顔で、先輩は凜花のボテ腹に頬ずりしている。
ああなった先輩は、もう誰にも止められない。観念して人柱となってくれ、凜花。