「あひ……❤ひひ……❤」
「ご馳走さまでした、先輩」
白濁に染まった水溜りの上で、潰れたカエルのように痙攣している先輩が一人。
結局、母乳を噴き出す姿がエロ過ぎて、我慢できずに襲ってしまった。
「やばぁ❤こりぇやばぁっ❤うひひひっ❤❤」
母乳と本気汁と精液にまみれて、肌色が見えないほど真っ白になってしまった先輩。
淫らな匂いもかなり濃く、もはや匂いだけで射精できるレベルだ。実際、何度か暴発しちゃったし。
「これはまた身体洗わないとですね……立てますか、先輩」
「むりぃ❤腰抜けちゃってぇ❤立てないのぉ❤」
まぁ、そんな事だろうと思っていたが。
しょうがない、連れて行ってあげるか。
「よいしょっと……シーツも洗わないとですね」
「あはぁ❤べっとべとぉ❤」
後でお風呂場に持っていって洗っておこう。携帯用洗剤ならば、常に常備してある。
だが、母乳も洗剤で落ちるんだろうか。初めてだから分からないが、まぁ一緒に洗っておこう。
「はぁ~❤身体洗うの気持ちいいねぇ❤後輩くん❤」
風呂イスに座らせ、ドロドロになった身体を再び綺麗にしていく。先輩がお風呂嫌いとかじゃなくて、本当によかった。
「先輩って、けっこう綺麗好きですよね」
「そりゃそうだとも。身体に付着した汚れが原因で実験結果が変わるだなんて、あってはならない事だからね」
なるほど。言われてみれば、たしかにそうだ。
そういう所『だけ』はしっかりしてるんだよなぁ。
「ふふ❤」
「何笑ってるんですか、先輩」
なんで急に笑い出したんだ。
思い出し笑いなのか。
「いやね、本当に妊娠したんだなぁって思って」
少しだけ身体を丸めて、慈しむようにお腹を撫でる先輩。
後ろからだと顔は見えなかったが、きっと嬉しそうな微笑みを浮かべているに違いない。
「そうですね……随分苦労しました」
普段からセックスしてるってのに、全然妊娠しないし。
一週間溜めた精液をありったけ注ぎ込んでも、全然妊娠しないし。
もう一生、妊娠させられないんじゃないかって思ったくらいだし。
「ま、これでようや胸を張って報告できるよ」
「誰にですか?」
両親とか、兄妹とかだろうか。
そういえば、先輩の家族って一度も会ったことないような。
「あれ?」
子供の頃の記憶に、先輩の両親の姿が見当たらない。ただ忘れているだけなのか──いや、こんなに鮮明に先輩との過去を覚えている以上、その周辺に居た人も記憶している筈。
だったら、これは──この記憶はなんなのか。
「……先輩?」
「なんだい、後輩くん」
子供の頃、先輩と一緒に遊んだ記憶。
子供の頃、先輩とお風呂に入った記憶。
子供の頃、先輩の隣で眠った記憶。
「過去の記憶が、
「…………」
スッ、と先輩の目が細まる。
あ、これは、なんかマズい地雷を踏んでしまったか。
「はぁ、気づいてしまったか後輩くん」
立ち上がり、くるりと回ってこちらを向く。
「お前の仕業だな──ハスター」
その視線は、しゃがんでいる僕の頭上に固定されていた。
「アハッ❤バレちゃったぁ❤」
空間が歪む。
ズルリ、とソコから何かが這い出す気配がした。
「不意打ちとは卑怯なことするじゃないか。しかも、わたしじゃなくて後輩くんを狙うなんてねぇ」
「だ〜って、ニャルってば全然スキが無いんだも〜ん」
僕と先輩の間に、もう一人の人物が降り立った。
思わず立ち上がって、一歩だけ後ずさってしまう。
「安心して、
「信じるとでも?」
「そこは信じてほしいなぁ。虚言癖のキミじゃあるまいし」
黄色い外套に身を包んだ少女だった。
フードのせいで顔は見えないが、ボロボロになった外套から覗く肢体は一級品だと断言できる。
特に胸と太ももだ。
先輩にも負けず劣らずのおっぱいと、今まで見た誰よりも太い太もも。アレで挟んで扱かれたら、そりゃもう天国のような気持ちよさを味わえるだろう。
「……なーんか❤この人間チャンから、いやらしい視線を感じるんだけど❤」
「どこ見てるのかな、後輩くん?」
「すみませんでした」
うん、今シリアスな雰囲気だったよね、ごめんなさい。外套に隠れた身体が特上すぎて、つい空気の読めない視線を向けてしまった。
でもそんなダイナマイトボディ、見るなっていう方が無理だと思うんだよ。男だったら自然と目が惹かれちゃうものなんだよ、大きすぎるメス肉には特に。
「流石は邪神と赤ちゃん作った変態だね❤ボクの姿を見ても怖気づかないどころか、欲情するだなんて❤」
「後輩くんはこういう子なのさ……可愛い女の子を見ると、すぐチンポを勃起させて……まったく困ったものだよ」
「なんか今ディスられてます?」
それを言うなら、いつもオナニーしてる先輩のほうが困った子だからな。床に飛び散った潮とか本気汁とか、全部処理してるの誰だと思ってんだ。
「アハッ❤面白いなぁ❤──ねぇニャル」
黄色い外套が、ヒラリと翻る。
「この子、ボクにちょうだい❤❤」
細くてしなやかな腕が、僕の腕に絡まる。
大きくて柔らかい二つの塊が、黄色い外套越しに、むにゅりと脇腹に押し付けられた。
「は?」
その瞬間、先輩がキレた。
過去の記憶含めても、先輩のキレ顔を見たのは、生まれて初めての事だった。
(おぉ……怒った顔も可愛いなぁ)
それに対して、めちゃくちゃ呑気な感想を浮かべる僕なのであった。
◆◇◆◇
昔々──という程でもない、十年くらい前。
面白そうな事を探して、人間界を見下ろしていた一柱の邪神がおりました。
そんな時、日本という小さい国のとある場所で、一人の男の子を見つけたのです。
『面白そうな素質を持ってる』
邪神は男の子を一目見た瞬間、その内に秘められた特別な力に気づきました。
それは、膨大な知識を持っている邪神にも判別できない、未知で未確認な力でした。
『面白い』
邪神は、男の子に興味を持ちました。
男の子と同い年くらいの分身を作り、この時代の──邪神はいろんな時代に存在しているのです──本体をその身に宿して近づきました。
『ねぇ、なんで泣いてるの?』
俗に言う公園と呼ばれる場所で、一人寂しくブランコを漕いでいた男の子。
地平線の向こうに沈んでいく夕日が、果てしない物悲しさを感じさせました。
『だれ……?』
『わたしは──』
顔を上げる男の子。その目には薄っすらと涙が溜まっており、目元も腫れていました。泣いていたのです。
『きゃわぁぁぁっ!!!』
『え?』
なんか今、邪神にあるまじき鳴き声が聞こえた気がしますが、気のせいでしょう。
気のせいという事にしておいてください。いいですね?
『面白い素質持ってるだけじゃなくて、純粋に可愛いとか反則でしょ〜!』
『わぷっ』
おい、なに抱きしめてんだ。過去のわたしとはいえ、ショタ後輩くんを抱きしめるなんてうらやま──ハッ。
コホン。
そうして、偉大なる邪神はたった一人の男の子に心を奪われてしまうのでした。
『く、くるしいよ、おねぇちゃん』
『あっ、ごめんね!』
男の子を解放して、邪神は改めて男の子の顔を覗き込みました。
近くで見ても、面白い素質の正体は分からない。それが、邪神をより一層昂ぶらせました。
『ふむふむ、わたしの見立てによると『まだ開花していない』といったところか。もう少し成長すれば、自ずと分析もできるだろうね』
『え……?』
困惑する男の子を置き去りにして、邪神は一人でドヤ顔のまま頷いています。
邪神の悪いところが存分に出てしまっていますね。
『実に面白い……少し育成してみるか』
育成とか言うな。
『君、名前は?』
『……お、お父さんとお母さんが、知らない人に名前を教えちゃダメだって……』
『ふむ、イイ教育が施されているようだね』
男の子から少しだけ離れ、夕日を背に、邪神は意気揚々と口を開きました。
『わたしの名前は三峰ミント!』
そして、思いっきり偽名を名乗りました。
『さぁ、これで知らない人じゃ無くなっただろう?』
笑みを浮かべて、邪神は男の子に近づきます。
『君の名前を、教えてくれるかな?』
この世のものとは思えない──冒涜的な笑顔を浮かべて。
もうちょっとスマートなタイトルにしたいよね(届かぬ思い)
あ、2巻が出ます(唐突)
イラストは引き続き、コノシゲさんに描いていただきました!
今回の表紙はアリス先生です!でっか、ケツでっか!ヤバすぎるでしょ!最高です!
10月27日にフランス書院eブックスさんの公式サイトとキンドルさん、ファンザさんで先行配信となります。
https://www.france.jp/book/9698
前回と同じく、他のサイトさん(DLストアさん・eブックスさん・hontoさん・ブックライブさん・コミックシーモアさん・めちゃコミックさん・ブックウォーカーさん)からは2週間後に配信が開始されます。
いやー、ホントに人生ってのは何が起きるかわからないものですね!(超大歓喜)
あ、このアンケートはただの趣味ですパート4
誰が好き?
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三峰ミント
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二宮凛花
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一之瀬陽毬
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九条アリス
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名取京香