※この作品はR-18です。

ダンまちはもっと肌色が多い方がいいと思うんだ。   作:黒のトビ

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漫画版は殆どストーリーをなぞるだけになってしまったので不完全燃焼。

だから今回は初心に帰って、只管ベルくんの”ベルくん”が見られちゃうだけの話です。



OVAⅢ(蛇足3)

 

「はぁ……。」

 アスフィは知らずの内に溜息を吐いていた。

 ここは、ヘルメス・ファミリアの団長室。室内にいるのは部屋の主であるアスフィ・アル・アンドロメダのみ。

 

 アスフィは現在、ソファに全体重を預けてぼんやりと壁に映る映像を眺めていた。

 そこに映し出されていたのは一人の少年。

 ヘスティア・ファミリア団長であるベル・クラネルであった。

 

 映像の中では、ベルが笑顔を浮かべながら紅茶を飲んでいた。

 それだけ見れば日常の一部を切り取った映像といえたかもしれない。

 しかし一点だけ、日常の風景とは言えない部分があった。

 それは――――。

 

 

 ベルが下半身すっぽんぽんであるということだ。

 

 

 映像になかで談笑するベルは、何故だか下半身に衣類を身に着けていなかった。

 当然、本来衣服に隠されている、男の子特有の部位も画面にばっちり映り込んでいた。

 

 アスフィの眼前で、ベルが肩を揺らせて笑うに合わせて、短小包茎(リトルルーキー)なおちんちん(ガネーシャ)が小さく揺れていた。

 

 これはベルがケヒトの湯での事件で、おちんちん(ガネーシャ)に装着した魔道具の指輪を外した際に撮られた映像である。

 

 こっそりと撮影したベルの痴態を収めた映像を、隠れて鑑賞するのがここ最近のアスフィの日課であった。

 ベルのおちんちん(ガネーシャ)を壁一杯のモニターに映し出し、それを見ながら自慰をするのがアスフィの最大の楽しみなのだ。

 

 アスフィのコレクションには、ベルのおちんちん(ガネーシャ)を映した映像が何個もある。

 そこには、勃起(レベルアップ)する様子、射精(ファイヤボルト)する様子、何もなく只々小さいままの様子を写した物がいくつも収められている。

 ベルの秘密の全てがそこにあるといっても過言ではなかった。

 

 

 なにせ、下(・)半(・)身(・)丸(・)出(・)し(・)で(・)お(・)茶(・)会(・)を(・)す(・)る(・)映(・)像(・)だ(・)け(・)で(・)も(・)複(・)数(・)あ(・)る(・)のだ。

 

 

 そう、ベルは最初に訪れた時から数えて、すでに二桁に届きそうなくらいアスフィの前でおちんちん(ガネーシャ)を晒していた。

 指輪を外した際、後遺症などがないか確認するために経過観察する必要があるとアスフィがベルを諭したためだ。

 もちろん最初は渋っていたベルだが、流石におちんちん(ガネーシャ)に問題が出てくる可能性などを考えると、アスフィの診察を受けないという選択肢は存在しない為、定期的にアスフィの下を訪れていたのだ。

 当然、その時にはズボンを脱いでおちんちん(ガネーシャ)を晒す必要があり、アスフィはその全てを映像として残していた。

 もちろんベルには内緒で。

 

 アスフィはベルのおちんちん(ガネーシャ)を弄りに弄り倒した。

 皮を剥き、勃起(レベルアップ)させ、射精(ファイヤボルト)するのは当然として、あらゆることを試した。

 医学書を読み、娼婦のテクニックをこっそり調べ、ベルの許可を取っておちんちん(ガネーシャ)の石膏像まで作った。その成果を全てベルのおちんちん(ガネーシャ)にぶつけたのだ。

 ちなみに石膏像は部屋のやや目立たない場所に飾られている。部屋を訪れたベルがそれを見て毎回顔を赤くする様を、内心ニヤニヤしながら眺めているアスフィだった。

 

 努力の甲斐もあって、今では5秒もあればベルのおちんちん(ガネーシャ)をMAXまで勃起(レベルアップ)させられるし、30秒もかけずに射精(ファイヤボルト)させることもできる。

 これは元々ベルが早漏(ラビットフット)気味ということもあるだろうが。

 

 

 ベルにだけ恥ずかしい思いをさせ続けて、嫌になってしまわれないようにアスフィも体を張った。

 

 

 具体的にはアスフィも脱いだ。

 

 

 最初は、下着を見せた。

 それだけで、ベルの射精(ファイヤボルト)の回数が増えた。

 

 最近は、おっぱいまで見せてあげている。

 もちろん乳首まで全出しだ。

 ベルも、最初は必死に目を瞑って見ないようにするが、時間と共にチラ見が増え、最終的にはガン見している。思春期真っ盛りの少年に、美女の生乳から逃れる術はなかったようだ。

 初めて生乳を見せた時は、初回に次ぐ回数の射精(ファイヤボルト)をしていた。

 

 

 ともかく、アスフィは自身の持てる全てをベルのおちんちん(ガネーシャ)にぶつけた。

 それもあって今では、ベルも経過観察というのは建前で、アスフィにおちんちん(ガネーシャ)を弄ってもらいに来ている。

 

 これを調教というのであれば、アスフィの調教は完了していた。

 

 

 だがしかし、今アスフィには一つの悩み事があった。

 

 それは、アスフィがベルのおちんちん(ガネーシャ)を散々弄り倒したことで生まれてしまった問題だった。

 

 それは――――。

 

 

 

 

 

 ベルの下半身のガードがゆっるゆるになってしまったということだった。

 

 

 

 

 

【アスフィの場合】

 

 今日も今日とてベルはアスフィの下を訪れ、おちんちん(ガネーシャ)を晒し、アスフィの手によって射精(ファイヤボルト)させられた。

 もはやベルとアスフィにとっては、半ば日常になりかけている行事だ。

 

 現にベルはここ最近、自分でおちんちん(ガネーシャ)を弄ることがあまりなくなっていた。

 少し前までは、すぐに反応してしまうおちんちん(ガネーシャ)を処理するために頻繁に人目を忍んで自慰行為を行っていたというのに、アスフィの定期健診が行われるようになってからは、自分で弄るよりもアスフィの卓越したテクニックで弄ってもらう方が遥かに気持ちがいい為、自慰行為の頻度が減っていた。

 ベルが自分で弄るのは、アスフィの都合がつかなくて堪えきれなくなった時くらいだった。

 

 美人のお姉さんに射精(ファイヤボルト)させてもらうという、大金を積んでも叶わないかもしれない、男の夢と言える行為を終えたベルは、通例となっているアスフィとのお茶会を楽しんでいた。

 当然、ベルはその間もおちんちん(ガネーシャ)丸出しである。

 

 然しものベルとて、これまでの経験からアスフィが自分のおちんちん(ガネーシャ)に興味津々であることは理解していた。いくら定期健診と銘打っていても、やっていることはアスフィがベルのおちんちん(ガネーシャ)を弄り回しているだけなのだ、検診が目的でないことなどは明白だった。

 

 おちんちん(ガネーシャ)を見られるのはいつまでたっても恥ずかしいままだ。

 しかし、アスフィにおちんちん(ガネーシャ)を弄られるのは気持ちいいし、物凄い美人が生乳なども見せてくれるのだ、多少の恥ずかしさを補って余りあるメリットがあるので、おちんちん(ガネーシャ)見られる多少の恥ずかしさ程度我慢できない筈がない。

 

 それになにより、今更過ぎる。

 自分のおちんちん(ガネーシャ)だというのに、触れた時間はベルよりもアスフィの方が長いのではないかと言わんばかりに、触りつくされているのだ。

 

 故にベルは、アスフィの前で素直におちんちん(ガネーシャ)を晒すし、お茶会の間はパンツを履かずに丸出しのままにしている。むしろ最近はより見えやすいようにちょっと足を開いたりと工夫しているくらいだ。

 自分がおちんちん(ガネーシャ)を見せることがアスフィへのお礼になるのであれば、いくらだって見せるつもりだ。

 

 

「そろそろお暇しますね。アスフィさん、今日もありがとうございました。」

 楽しい一時が過ぎ、今日のお茶会もお開きの時間となった。

 空になったカップを置き、ベルは立ち上がり出口へと歩き出す。

 その後ろ姿を見ながら、アスフィは今日の生おちんちん(ガネーシャ)鑑賞の時間が終わってしまったことに、少しの寂しさを感じていた。

 ベルが帰ったら、すぐに今日の映像を見返す予定だが、やはり生は迫力が違うのだ。

 

「……っ!クラネルさんっ、ちょっと待って!!」

 そんなバカなことを考えていたアスフィだったが、ベルが扉の取っ手に手をかけた瞬間、ハッとなって慌ててベルを引き留めた。

 今のベルを帰すわけにはいかない理由があった。

 

「どうしました?」

 アスフィの慌てた声に、振り返りながら首を傾げる。

 

 

 振り向いた勢いで、小さなおちんちん(ガネーシャ)がプルンと揺れた。

 ベルの格好は、いまだ下半身すっぽんぽんのままだった。

 

 

 もしこの格好のままベルが部屋を出ていったとしたら、どうなっていただろうか。

 まず間違いなく、ヘルメス・ファミリアは大パニックに陥ったに違いない。

 なにせ、団長の自室から下半身丸出しの少年が出てきたのだ。ナニをやっていたのか、想像の翼が広がるのに時間はかからない。たちまちオラリオ中に噂が広がるだろう。

 

 アスフィとしても、そんな事態になっては困るのだ。

 こんなことをしておきながら信じられないかもしれないが、アスフィは別にベルに恋しているわけではない。恋仲になりたいとも思っていない。

 肉体関係があるわけではないので少しおかしな表現だが、下世話な言い方をすれば、ベルとは身体だけの関係のままでいたいのだ。

 

 

「クラネルさん、その格好のまま出ていかないでください。」

「?…………わぁっ!?」

 アスフィの言葉に視線を落としたベルは、自分のおちんちん(ガネーシャ)が丸出しのままだということに気が付き、慌てて手で隠した。

 今の今まで散々晒しに晒していて、なんなら触らせてすらいたのに、今更隠してもと思わないでもないが、羞恥心を捨てているわけではないが故の咄嗟の行動だった。

「す、すいません……。」

 あと一歩のところで大惨事を引き起こしかけたベルが、恥ずかしそうに、申し訳なさそうに俯いた。

 

 

「…………はぁ。」

 顔を赤くして、大急ぎでズボンを履いたベルが逃げるように出ていく様を眺めていたアスフィが溜息を吐く。

 さすがに、脱がし過ぎたかと若干の反省を含んだ溜息だった。

 

 

 同じような失敗をしないといいが、と不安になるアスフィだったが、この不安は的中し、ベルはこれ以降、様々な所で下半身のガードの緩さを発揮し、多くの女性を騒がせるのだった。

 

 

 

 

 

【ヘスティアの場合】

 

「じゃあベル君。準備するから服を脱いで待っていておくれ。」

 ヘスティア・ファミリアの本拠(ホーム)の一室。そこにはファミリアの主神であるヘスティアと、その団長たるベルの姿があった。

 ダンジョン帰りのベルが、ステイタスの更新をヘスティア希望したのだ。

 

 嘗ては新米主神だったヘスティアだが、幾度となくステイタス更新を行ってきたため、その準備も手慣れたものだった。

 ステイタス更新のために背中を露出する必要があるため、ベルに上着を脱ぐよう指示を出し、自分は寝台の準備をする。

 衣擦れの音を背中で聞きながら寝台のシーツを伸ばすヘスティアは、この状況に心躍っていた。

 

 嘗ては自分とベルの二人だけだったファミリアも人数が増え、本拠(ホーム)も広くなった。そこに不満などあるはずもないが、ベルと二人きりで過ごす時間は以前と比べると少なくなってしまったのは間違いない。

 このステイタス更新は、確実にヘスティアがベルと二人きりの時間を過ごせる、至福の一時なのだ。

 ヘスティアは鼻歌でも歌いかねないルンルン気分で、準備を進めていた。

 

「準備できました、神様。」

「こっちも準備できたよベルく――――――。」

 

 ヘスティアに誤算があったとすればただ一つ。

 

 ここにいるのは嘗てのベル君ではなく、様々な経験をしたことで(主にアスフィの所為で)変わってしまった――――。

 

 

 下半身のガードゆるゆるベル君だったということだ。

 

 

 ベルの声に振り返ったヘスティアは、顔に笑みを浮かべたまま硬直した。

 

 なにせそこに立っていたのは、上着どころか下着まで脱ぎ去った、産まれたままの格好のベルだったのだから。

 

 あまりの衝撃的光景に、ヘスティアの頭は嘗てない程高速に回転する。

 何故下まで脱いでいるのか。

 ナニの準備ができたというのか。

 様々な疑問が浮かんでは、通り過ぎて消えていく。

 しかし、一向に答えは出ない。

 

 ごしごしと自分の目を擦ってみるが、変わらずベルは全裸のままだ。

 目がおかしくなったわけではなさそうだ。

 

 ではこれは幻覚なのか。浮かれるあまり、自分が脳内でベルを全裸に剥いてしまっているだけなのか。

 それにしては、おちんちん(ガネーシャ)の動きがリアルすぎる。

 ベルの身体が僅かに動くたびに、おちんちん(ガネーシャ)も併せてプルプルと揺れている。

 ヘスティアの想像力では、ここまでリアルなおちんちん(ガネーシャ)を創り出すことは不可能だろう。

 

 第一、ヘスティアは、ベルのおちんちん(ガネーシャ)をそこまでじっくり見たことがない。

 いや、見たことはある。なんなら触ったことすらある。

 ダンジョン内の温泉で、ベルがおちんちん(ガネーシャ)をポロリしたときに見た、その後この手で触って、そのまま射精(ファイヤボルト)までさせた。

 しかし、ポロリに気が付いたのは仲間内で一番遅かったので、他の人の様にずっと見れたわけではなく、手で触っている時は、感触は憶えているものの見てはいない。

射精(ファイヤボルト)後はずっと土下座していたのでやっぱり見れなかった。

 ヘスティアは、ベルの知り合いの女性の中でベルのおちんちん(ガネーシャ)を見た経験が最も少ないのだ。

 

 そんな愚にも付かない思考がグルグルと頭の中を駆け巡りながらも、視線はベルのおちんちん(ガネーシャ)から片時も離れることはなかった。

 

 

「お願いします、神様。」

 ヘスティアが固まっていることに気が付いていないベルは、おちんちん(ガネーシャ)小さく揺らしながら歩いてゆき、寝台で横になった。

 その様子からは、おちんちん(ガネーシャ)を見られていることを気にしていないように見える。

 

「ワカッタヨ、ベルクン。」

 いまだに思考が追い付いていない状態のヘスティアだが、ベルに促されて錆び付いた絡繰りのような動作で動き出した。

 

 寝台で横になっているベルを、まじまじと見る。

 ヘスティアは、涎を垂らさなかった自分を褒めたくなった。

 うつ伏せになったことで、おちんちん(ガネーシャ)こそ隠れたが、キュっと引き締まったお尻は丸見えであり、少しだけ開かれた足の付け根には睾丸(たまたま)の裏側が見えていた。

 

 端的に言えば、エロかった。

 

 物凄くエロかった。

 

 これもう誘われてんじゃない?と思う程エロかった。

 

 このまま自分も服を脱ぎ去って、最後までイッてしまおうかと葛藤した。

 だが、ベルの様子を見る限り、そういったお誘いではなさそうだし、できることならベルから迫って欲しいと、ヘスティアは自分の中のギラギラした欲望を必死に抑え込んだ。そういう行為がちょっと怖いというのも思い止まった理由の一つだった。

 まあ、ヘスティアが処女神(へたれ)だったということだ。

 

 このままベル待たせ続けると不審がられてしまうが、ここからもまた大変だった。

 ステイタスを更新するには、背中の恩恵(ファルナ)に触れる必要がある。いつもならば何の躊躇もなく、ベルに跨ることが出来たが、今のベルは全裸であり、跨るとなると剥き出しのお尻の上に座ることとなるのだ。

 

 ベルのお尻をガン見していたヘスティアは、ごくりと生唾を飲み込み、決意を込めてベルに跨った。

 目がギンギンに血走り、鼻息は荒々しい、女神というよりは駄女神(ヘンタイ)といった様相であった。

 

 ベルに跨った瞬間、ヘスティアは下半身に熱が灯ったような感覚に襲われた。

 いつもは厚いズボン越しに感じるベルのお尻が、ほんの布切れ一、二枚越しに感じられるのだ。いっそパンツを脱ぎ捨てて、ベルのお尻を自分のお尻で直に感じたい衝動に駆られる。

 

 そこからの記憶は曖昧だ。

 気が付いた時にはステイタス更新は完了し、ステイタスを紙に書き写していた。

 

「オワッタヨ、ベルクン。」

 名残惜しさを押し殺しながらベルの上から退き、終了を告げる。

「ありがとうございました。」

 笑顔で礼を言いながら、紙を受け取ったベルは真剣な表情で自身のステイタスを確認する。

 寝台から立ち上がったことで、再びおちんちん(ガネーシャ)がプルンと顔を出す。何が原因かは定かではないが、寝台に寝る前に見た時よりも、ほんの僅かにふっくらしているように見えた。

 

 ベルがステイタスを確認している間、ヘスティアの視線はずっとおちんちん(ガネーシャ)に釘付けだった。

 しばらくすると、ベルが顔を上げパッと花が咲いたように微笑んだ。

「やっぱり、ステイタスが上がってます。今回は自信あったんですよ。」

「ウン、ベルクンハガンバッテルヨ。」

 ヘスティアの様子に気が付くこともなく、その言葉に気を良くしたベルは更に笑みを深くした。

「僕も少しは成長しているんですよ。どうです、少しは立派になったと思いませんか?」

 テンションが上がっているのか、何処かおどけたように腕を曲げて力こぶを見せつけるベル。確かにその腕には、出会ったころには見受けられなかった、中々に膨れ上がった筋肉があった。

 しかし、下半身についているおちんちん(ガネーシャ)は成長したとは思えない可愛らしいサイズのままで、立派になったなどとは到底言えなかった。

 立派になりつつある上半身と、立派になる気配のない下半身。

 そこには美しさすら感じられる淫靡さがあった。

 

 このまま永遠にこの光景を見ていたいと、倒錯した美に夢中になっていたヘスティアだが、さすがにこのままではいけないという、ほんの僅かに残った理性がストップをかけた。

 ヘスティアは、とうとうベルの格好の真意を問うた。

 

「ところでベル君。何故今日は下まで脱いだんだい?」

 ヘスティアの問いに、ベルはぱちくりと瞬きをし、呆けた顔を見せた。

 何を言っているのか分からないといった顔だ。

 しかし、ハッと何かに気付いた様子を見せたベルは、ギギギと音がしそうなほどにゆっくりと、自分の下半身に視線を向けた。

 ヘスティアも釣られるように下半身に視線を向ける。

 

 当然そこには丸出しのおちんちん(ガネーシャ)があった。

 短小包茎(リトルルーキー)の可愛らしいおちんちん(ガネーシャ)だ。

 

 

「す、すいませんっ!!」

 次の瞬間、ベルの顔に火が付いた。

 顔を真っ赤に染め上げたベルは、すぐさま股間を隠し、脱いだ衣服を拾い上げると凄まじい速さで部屋の出口に駆け出した。

 扉の取っ手に手をかけ部屋を飛び出そうとした時、ベルはピタリと止まった。

 そしてなぜか、その場で衣服を身に着けてから部屋を飛び出した。

 

 部屋に一人取り残されたヘスティアは、呆然としていた。

 唐突にベルが飛び出して行ってしまったため、何故下半身まで脱いだのか、何の説明もない。

 ヘスティアの頭の中には疑問が渦巻いていたままだった。

 

 しばらく、固まったままだったヘスティアだったが、不意にのろのろと動き出し、何故か部屋の鍵を掛けた。

 そして、ベルが全裸で横になっていた寝台に、ベルとは逆の向きで横になり、大きくい息を吸い込んだ。

 つい先程までそこに密着していたナニかの匂いを嗅ぐように、スーハ―と呼吸を繰り返したのだった。

 

 

 

 

 

 その後、部屋からは女神の嬌声が聞こえてきたという。

 

 

 

 

 

【リリルカの場合】

 

 その日、リリルカはベルと訓練をするために、ファミリアの訓練場として使っている庭に出ていた。

 戦闘を得意としているわけではないリリルカにとっては、この訓練はキツイと言えるものだったが、彼女はこの時間を心から楽しんでいた。

 

 その理由は単純で、今この場にはベルと自分しかいないからだ。皆それぞれ用事があり、本拠(ホーム)に残っているのはベルとリリルカだけだった。

 つまり、ベルと二人っきりの訓練なのだ。

 

 ベルに懸想しているリリルカにとっては、キツイ訓練であろうとも、ベルと二人きりで触れ合えるチャンスなのだ。これが嬉しくない訳がなかった。

 

 互いに木剣を持ち、素振りや打ち合いをして、都度ベルがリリルカにアドバイスを送る。

 暖かな気温もあってか、訓練が始まってしばらくすると、二人とも汗だくとなっていた。

 

「ちょっと休憩しようか。」

「っぜぇ、っぜぇ。は、はいぃ。」

 軽く息を切らせているだけのベルとは対照的に、リリルカは息も絶え絶えだった。

 レベル差や役割の違いもあるため、これは仕方のないことではあるのだが、恋する乙女としては想い人の前で情けない姿を晒したくないという気持ちもあった。

 

「リリ。はい、水。」

「あ、ありがとうございます。」

 リリルカを伴って訓練場の端に移動したベルは、用意していた水を手渡す。水を受け取ったリリルカは、ごくごくと勢いよく飲み乾していく。

 体力と水分を使い果たしかけていたリリルカにとって、やや生温い水であっても、天上の甘露に思えた。

 

 そんなリリルカの様子を微笑ましく見ていたベルも水を口にする。

 水が喉を通り腹に流れていき、火照った身体が冷えていくのを感じる。

 

 身体が冷えると、今度は汗に濡れた服の不快感を強く感じるようになる。

 女性であるため脱ぐわけにはいかないリリルカには申し訳ないと思ったが、ベルは服を脱ぐためにシャツに手をかけた。

 

 

 突然、服を脱ぎだしたベルに、水を飲み乾したリリルカの頬が訓練によるものとは関係なく赤く染まる。

 ついつい視線を向けてしまうが、訓練後にベルが服を脱ぐのは、別に珍しいことではなかった。蒸し暑い日に訓練した時など、ヴェルフと一緒に上半身裸になっていたこともある。

 

 珍しくはないと言っても、それは想い人の裸体だ。

 清らかな身のリリルカにとっては、中々に刺激的な光景なのである。

 

 リリルカの視線に気が付くことなく、ベルがシャツを脱ぎ終える。

 

 そこには、均整の取れた肉体があった。

 細身ではあるものの、うっすらと筋肉に覆われたその肉体を頼りないと感じることはないだろう。

 出会ったころから一回り程成長したベルの肉体が、汗で太陽の光を反射し、きらきらと輝いていた。

 

 リリルカは、それを見て生唾を飲み込んだ。

 想い人というフィルターもあるだろうが、ベルの肉体はいやらしさすら纏っているように見えた。

 

 見惚れているリリルカの前で、ベルは更なる行動にでる。

 

(えっ!?)

 リリルカが心の中で驚愕の声を上げる。

 

 それもそのはず、なんとベルがリリルカの見ている前で、ズボンに手をかけたのだ。

 声を上げそうになって、それを必死に抑え込んだリリルカは、目の前の光景を凝視する。このままいけば、もしかしたらパンツ一丁のベルの姿が見れるかもしれないのだ。

 

 心臓が痛いくらいに鼓動を鳴らす。

 ともすれば、ベルに聞こえてしまうのではないかと不安になるほどに高鳴っていた。

 血走った目で一瞬たりとも見逃さないと、凝視するリリルカの前でベルのズボンが下ろされていく。

 

 

(あれ?)

 とそこで、リリルカはどこかおかしいと感じた。

 ベルがズボンを下ろしているのに、下着が見えてこないのだ。

 下着が見えない代わりに、鼠径部の線が見えてきた。

 

(えっ、えっ、えっ?)

 

 まさかまさかまさか。

 

 リリルカの思考が、混乱と、僅かな期待に染まる。

 

 もしかしたら。もしかしたら。

 

 リリルカの期待がどんどん膨らんでいく中で、とうとうその時が訪れる。

 

 

 プルンッ。

 ズボンから、おちんちん(ガネーシャ)が飛び出した。

 

 

(――――――)

 まさかまさかの状況に、リリルカの頭が完全にフリーズした。

 リリルカには、目の前の光景が現実の物とは思えなかった。

 

 なにせ、愛するベルが自分の目の前でおちんちん(ガネーシャ)を晒しているのだ。

 

 いくらリリルカが現実逃避をしようとも、目の前にあるのは紛れもなくベルのおちんちん(ガネーシャ)だ。

 以前のダンジョン内の温泉で見たモノと、まったく同じものだとリリルカの記憶が確信を与える。

 色も形も大きさも、先っちょの被り具合まで、記憶にあるモノと完全に一致していた。小人族(パルゥム)の平均サイズ程度の小さなおちんちん(ガネーシャ)だった。

 

 もはや疑いようもない。

 今、ベルはリリルカの目の前で全裸となり、その可愛らしいおちんちん(ガネーシャ)を揺らしていた。

 

 

「ふぅー。」

 全裸となったベルは、丸出しのおちんちん(ガネーシャ)を隠すこともなく、丸太を削っただけのベンチに腰掛け、気持ちよさそうに天を仰いだ。

 解放されたおちんちん(ガネーシャ)も、座った瞬間や伸びをした時に大いに暴れ、その自由さをより見せつけていた。

 

 別に、ベルはリリルカにおちんちん(ガネーシャ)を見せようとした訳ではない。

 それ以前に、おちんちん(ガネーシャ)を見られているという自覚すらなかった。

 下半身のガードがゆるゆるになった結果、上を脱いだ流れで、うっかり下も脱いでしまっただけだった。

 

 それを見せつけられたリリルカは完全に停止していた。

 想い人が服を脱ぎだしたと思ったら、おちんちん(ガネーシャ)まで出していた。突然こんな状況に陥れば、誰だって混乱する。

 

 それでも、おちんちん(ガネーシャ)から目を離さず、その全てを脳裏に焼き付けているリリルカは、実は余裕があるのかも知れない。

 

 

「あれ?リリ、どうしたの?」

 動かなくなったリリルカを不審に思ったのか、ベンチから立ち上がりリリルカへと近付いていく。

 全裸のまま歩いているため、一歩ごとにおちんちん(ガネーシャ)が揺れる。

 右に左にプルンプルンと陰茎(はな)を弾ませていた。

 

 リリルカの精神は、ベルがおちんちん(ガネーシャ)を露わにした時点でかなりギリギリであった。

 訓練で体力を消耗したところに、不意打ちでおちんちん(ガネーシャ)を見せられたのだ、頭に熱が籠り、いつ気絶してもおかしくなかった。

 

 故に、これが致命傷となった。

 

 近付いて来るベルに合わせて、おちんちん(ガネーシャ)もはっきりと見えてくる。それがプルンプルンと揺れているのだ。

 

「……はぅ。」

「リリッ!?」

 リリルカは鼻血を吹き出してぶっ倒れた。

 

 これに驚いたのは原因であるベルだ。

 リリルカが熱中症を起こしたのだと勘違いして、慌てて駆け寄った。

 

「リリッ!大丈夫!?」

 倒れ込んだリリルカのすぐ傍で、膝立ちとなって、容体を確認する。

 幸いと言っていいのか、頭を打った様子はなく、意識も失っていなかった。

 

 心配した声に反応したリリルカが、顔をベルの方へと向ける。

 

 

 ここでそれぞれの位置関係を確認しよう。

 

 リリルカは地面に仰向けで倒れており、ベルは膝立ちとなってリリルカの顔を覗き込んでいた。

 その状況で、リリルカが顔をベルの方に向けるとどうなるのであろうか。

 

「――――っ!?」

 リリルカが目を見開いた。

 とんでもない光景が視界に飛び込んできたのだから、それもしょうがないことだろう。

 リリルカが見た光景、それは――――。

 

 

 視界いっぱいにドアップで映り込んだベルのおちんちん(ガネーシャ)だった。

 

 

 倒れ込んだリリルカの顔のすぐ横で、片膝立てて座っているのだから、彼女が横を向けば当然顔のすぐそばにあるおちんちん(ガネーシャ)見えるという訳だ。

 

 

「ブバッ!」

「リリーーーーッ!?」

 想い人のおちんちん(ガネーシャ)。

 それも至近距離での超ドアップでそれを見てしまったリリルカは、再び鼻血を吹き出して、今度こそ気絶した。

 

 

 その後も、目覚めてはおちんちん(ガネーシャ)を見て気絶するというサイクル繰り返したリリルカ。

 彼女がそれを脱したのは、自分が全裸であることにようやく気が付いたベルが、服を着た後だった。

 

 

 

 

 

 気絶中のリリルカの顔は、とても幸せそうだったという。

 

 

 

 

 

 

 

 





4期のOVAでまたベル君脱がないかな……。

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