※この作品はR-18です。

ダンまちはもっと肌色が多い方がいいと思うんだ。   作:黒のトビ

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これでラスト。

ここ最近はアスフィさんばかりだったので、次は別のヒロインにベル君のベル君を見てもらいたい。




OVAⅢ(蛇足6)

 

 

「あぁもう、動かないでください。ちゃんと測れないでしょう?」

「だ、だってぇ……!」

「往生際が悪いですよ。」

「そんなこと言われてもぉ……。」

 

 二人の男女の言い争う声が響く。

 言い争いというよりは、何かを行おうとする女性に対し、それに乗り気でない男性が渋っているといった感じだ。

 

 ここはヘルメス・ファミリアの本拠(ホーム)。その団長であるアスフィ・アル・アンドロメダの自室。

 二人の男女の女性の方は部屋の主たるアスフィ。もう一人の男性はヘスティア・ファミリア団長であるベル・クラネルだった。

 

 二人が言い争っている内容は何か。

 それは、今の二人の状況を見れば一目で分かるだろう。

 

 ベルは両手を後ろ手に組み直立しており、アスフィはそのベルの前で膝立ちになりその手に定規を構えていた。そして、目の前にあるモノの長さを測ろうとしていたのだ。

 アスフィが測ろうとしていたモノ、それは――――

 

 

「体を動かさないでください、正確に測れないじゃないですか。」

 

 

 ベルのおちんちん(ガネーシャ)だった。

 

 そう、ベルはアスフィの目の前で全裸で直立し、その短小包茎(リトルルーキー)なおちんちん(ガネーシャ)を丸出しにしていたのだ。

 

 一目で分かるというのは噓だった。

 この状況を一目で理解するのは、どんな天才であっても不可能であろう。

 いや、言い争いの内容は理解できるかもしれない、しかし何故このような状況に至ったのかは間違いなく理解不能だろう。

 

 何故アスフィが、ベルのおちんちん(ガネーシャ)のサイズを計測しようとしているか。それはベルの要望が原因だった。

 ベルは元々、己の小さなおちんちん(ガネーシャ)にコンプレックスを持っていたのだが、それが公衆浴場で盗み聞ぎした猥談によって爆発してしまったのだ。

 されとて、勃起(レベルアップ)という意味でなくおちんちん(ガネーシャ)を大きくする方法など知りえるはずもなく、一縷の望みを持ってアスフィにサイズアップできないかと相談したのだった。

 最初は専門外ということで乗り気ではないアスフィだったが、ベルのあまりにも必死な様子を見て、しかたがないと重い腰を上げた。

 

 おちんちん(ガネーシャ)のサイズを大きくする魔道具などという、今までにない物を創り出すためには長期に渡っての研究が必要だ。

 そして、研究にはその基となるデータが必要となる。

 

 そう。アスフィはただ単純に、研究を行うためにベルのおちんちん(ガネーシャ)の詳細なデータを取るために、隅から隅まで観察し尽くそうとしているだけなのだ。

 そこにやましい気持ちなど9割くらいしか含まれてない。

 

 

「あぁ、また動いてっ。」

 データ収集は初手から難航していた。

 まず、アスフィが行おうとしたのはおちんちん(ガネーシャ)のサイズや重量を測るということだった。

 しかし、アスフィが陰茎(はな)の長さを測ろうと定規を当てる度に、ベルは身体をくねらせて正式な長さを出させないように抵抗するのだ。

 これにはアスフィも溜息が零れた。

 この調子では、全てのデータを取り終えるのにどれだけ時間がかかるか分からない。

 

 これは態とではなく、ベルとしても無意識に近い行動だった。

 たとえ幾度となおちんちん(ガネーシャ)を晒し、触られ続けたことで、アスフィにはおちんちん(ガネーシャ)のサイズや形状などは、克明に知られてしまっていることは分かっている。

 しかしそれでも、きちんと数値化されるとなると話は変わってくる。

 大体このくらいのおちんちん(ガネーシャ)という情報と、○○C(セルチ)のおちんちん(ガネーシャ)という情報では、他者に伝わった時の正確性が全く違う。

 この情報が洩れでもしたら、誰でもベルのおちんちん(ガネーシャ)の正確な長さを理解できてしまうのだ。ベルが無意識に避けてしまうのも無理はない。

 

 

「そんなに抵抗するのなら、この話は無かったことにしますよ。」

「ご、ごめんなさいっ!」

 されとて、このまま抵抗され続けては話が進まない。

 元々この計測も、ベルの要望に端を発して行っていることなのだ。本人が望まないのであれば、中止することとなるだろう。

 アスフィとしては、別にこのまま続けても中止してもどちらでもよかった。個人的にはこのまま進めて、おちんちん(ガネーシャ)を隅から隅まで観察し続けていたいとも思うが、中止したところでベルのおちんちん(ガネーシャ)の観察はいつでもできる。

 現に、今もプルンプルンと揺れ動くおちんちん(ガネーシャ)の様は眼鏡型撮影魔道具と、部屋のあちこちに隠した撮影魔道具で撮影し続けているのだ。

 

 しかし、それでは困るのはベルの方だ。

 やや呆れた様子のアスフィの言葉に、ゆらゆらと揺れていた身体がビシリと固まった。

 ここでアスフィに見捨てられてしまうと、ベルには後がないのだ。

 

「ではまず、一番小さい状態の長さを測ります。」

 ようやく逃げなくなったことに嘆息したアスフィが陰茎(はな)を摘まみ、定規を当てる。

 そしてメモリも読もうとした時――――

 

 ムクッ。

 

 おちんちん(ガネーシャ)が僅かに膨らんだ。

 

「……クラネルさん。」

「ごめんなさいごめんなさい――――っ!」

 今度こそ零れ落ちた完全に呆れた声に、ベルはもう泣き出しそうだった。

 

 股間の反応はベルの意図したものではなかった。

 されど、今陰茎(はな)を摘まみ上げている指は、今まで幾度もおちんちん(ガネーシャ)に快楽を与えてくれた指なのだ。反射的に勃起(レベルアップ)しようとしてしまったのは仕方のないことなのだ。

 なんとか完全勃起(レベルアップ)まではいかないように抑え込んだが、サイズは一回り程大きくなってしまった。

 

「……小さくできます?」

「……無理ですぅ。」

 消え入りそうなベルの返答に困ってしまったのはアスフィだ。

 身体の動きが止まったかと思えば、今度は股間が動き出したのだ。これを小さくしないことには、またしても計測が止まってしまう。

 ベルの様子から、自らの意思で小さくすることもできそうにない。

 

「……はぁ。仕方ありませんね。」

 溜息を一つ零すと、アスフィはゆっくりおちんちん(ガネーシャ)に手を伸ばす。

 それを見たベルの胸に小さな期待が灯った。

 おちんちん(ガネーシャ)を小さくする方法で一番手っ取り早いのは射精(ファイヤボルト)させることだ。ベルのおちんちん(ガネーシャ)はアスフィの手で射精(ファイヤボルト)させられることに慣れ切っている故、早漏(ラビットフット)気味なこともあり時間をかけることなく小さく出来るだろう。

 その時の快感を思い出して、ついつい期待してしまう自分を恥じ入りながらも胸が高まり、股間がムクムクと膨れ上がりだす。

 

 アスフィの指がおちんちん(ガネーシャ)に触れ――――

 

 

「えい。」

 

 ギュッ。

 

「ふぎゅうぅぅぅぅっ!?」

 

 

 睾丸(たまたま)を強く握った。

 

 

 突如として発生した、男性にしかわからない痛烈な痛みに悲鳴を上げる。

 咄嗟に腰を引くが、睾丸(たまたま)を掴まれたままだったことでそれも儘ならない。強く握られたのは一瞬だったので今は軽く掴まれているだけだが、ビクンビクンと体を痙攣させ、痛みの余韻が通り過ぎるのをただ待つしかなかった。

 

「ア、アスフィしゃんっ!?」

 目尻に涙を湛え、顔を真っ青に染めるベル。

 アスフィのまさかの行動に、頭の中は混乱が渦巻いていた。

 気持ちよくしてもらえると期待していたところにこの激痛だ。いつも快楽を与えてくれる指が睾丸(たまたま)を優しく揉んでいるというのに、今となっては恐怖しか感じない。

 

「クラネルさん。時間も無限にあるわけではないんですよ。

 あんまり言うこと聞かない時は、またお(・)仕(・)置(・)き(・)ですからね?」

「はいぃっ!!」

 背筋をピンと伸ばしながらの威勢の良い返事に満足したアスフィは、改めて陰茎(はな)に定規を当てた。

 

 

 ベルのおちんちん(ガネーシャ)は、今まで見てきたモノよりも、一回り程小さく縮こまっていた。

 

 

 陰茎(はな)の長さを測り、その数値をメモ帳に書き込むと、続けて色々な検査をしていく。

 メジャーを巻き付け太さを測り、睾丸(たまたま)のサイズも測る。陰茎(はな)を摘まんだまま器用に睾丸(たまたま)を天秤に乗せ重さを測り、先端の余っている皮の長さまで測った。その他にも、様々な角度からおちんちん(ガネーシャ)の計測を行っていった。

 元々丸裸なおちんちん(ガネーシャ)であるが、メモ帳が埋まっていく毎に、さらに裸に剥かれていくような錯覚を受ける。

 

 

「では、おちんちんの写真を撮らせていただきますね。」

 

 

「…………え?」

 

 

 アスフィのメモを書く手が止まったかと思うと、ベルにとって信じがたい発言が飛び出してきた。

 

「いやいやいや!?それはさすがに無理ですっ!!」

「ですが、魔道具を作るにはどんな細かい情報でも必要となるのです。

 形状がはっきりと確認できる画像などがないとなると、作成はほぼ不可能となってしまいます。」

「いやっ、でもっ……!!」

 アスフィの言っていることも理解できないでもないが、写真となると二つ返事で了承できるものではない。

 たとえ、今まで両の手でも足りないくらいにおちんちん(ガネーシャ)を見られているアスフィと言えども、写真を撮られてしまったが最後、いつどんな時でもアスフィに自由におちんちん(ガネーシャ)を見られてしまうということなのだ。

 さらに言えば、もし万が一にもその写真が流出したとしたら、ベルはもう外を歩くことはできなくなる。

 

「もちろん、写真の保管は厳重にしますし、研究以外に写真を使用しないことは約束します。」

「でもぉ……。」

 顔を真っ赤に染めて、なおも渋るベルの瞳を真っ直ぐに見つめる。

 

 

「私を信じてください。」

 

 

 真摯な瞳が、ベルの胸を貫く。

 そうだ、元々は自分が無理に頼み込んだ難題を、アスフィは精一杯叶えてくれようとしてくれているのだ。

 それなのに、自分が何のリスクも背負わずにいるなんて申し訳なさすら感じる。

 アスフィはいつも自分を助けてくれた信頼できる人だ。この人であれば、おちんちん(ガネーシャ)の写真を悪用することなど決してない。

 それに、アスフィにおちんちん(ガネーシャ)を見られるなんていつものことだ。写真を撮らなかったとしても、いつだって実物を見せているのだから、景気よく十枚でも二十枚でも撮らせてしまえばいいのだ。

 ベルの中で、羞恥とアスフィへの信頼を双方のさらに乗せた天秤がゆっくりと傾いた。

 

「……わかり、ました。撮ってくださいっ……!」

 ベルはとうとう決心を下した。

 自分のおちんちん(ガネーシャ)を、完全にアスフィに明け渡したのだ。

 

 

「ありがとうございます。決して写真を誰にも見せず、研究以外に使わないことを誓います。」

 ベルを安心させるように、アスフィは柔らかく微笑んだ。

 

 この言葉に嘘はない。

 アスフィは元から写真を研究以外に使うつもりはなかった。

 なにせ、写真など撮らなくても、ベルのおちんちん(ガネーシャ)の全てが映った映像がそれこそ数えきれないほどにある。当然盗撮だが。

 そこのは通常時から勃起(レベルアップ)時、射精(ファイヤボルト)する瞬間までもが克明に映り込んでいる。

 アスフィはいつでも好きな時にベルのおちんちん(ガネーシャ)を鑑賞できるのだ。

 

 写真を撮るのは、ベルの恥ずかしがる顔が見たかっただけに過ぎない。

 もちろん、写真を流出させるつもりなど一切ないので、その点については安心してよいのだが、ベルにとってアスフィは決して信頼できる人物ではなかった。

 しかし、そのことにベルが気が付くことは終ぞなかった。

 

 

「お待たせしました。」

 アスフィが持ち出した魔道具のカメラのレンズ越しに、気を付けの姿勢のままガチガチに固まったベルの姿が見える。

 その姿を何と評すればよいか、断頭台に上る囚人か、それとも試練に挑む英雄か。処刑人であり、試練を齎す悪魔でもあるアスフィには、うかがい知ることはできなかったが、一つだけはっきりしていることがある。

 

 

 緊張でおちんちん(ガネーシャ)を縮こまらせるベルはすごく可愛いということだ。

 あとでこの場面見返そうと、心の中で呟く。

 

「では撮りますね。」

 そんな内心をおくびにも出さず、アスフィがカメラを構える。

 カメラのレンズをおちんちん(ガネーシャ)に近付けて、写真いっぱいに映る様に調整する。

 カメラを見ていられなくなったベルが、目を瞑って天を仰ぐ。

 

「はい、チーズ。」

 

 

 カシャ。

 

 

 軽い音が響き、カメラが一枚の写真を吐き出した。

 アスフィ特注のカメラは薬品などを使った作業なく、その場で写真を現像できるのだ。

 

「ばっちり撮れましたよ、クラネルさん。」

 そのセリフと共に、ベルの眼前に写真が付き出される。

 

「あぁ……――――。」

 

 そこには、ベルの全てが露わになっていた。

 見慣れた短小包茎(リトルルーキー)のおちんちん(ガネーシャ)が、見慣れない角度で映っていたのだ。

 ベルの視点からだと毎回見下ろしていたおちんちん(ガネーシャ)が、真正面から撮られている。ベルは生まれて初めて自分のおちんちん(ガネーシャ)の全貌を見た。

 もはや取り返しがつかない程に、おちんちん(ガネーシャ)が細部まではっきりと映り込んでいた。

 

 その写真を見た瞬間。ベルの中でナニかが弾ける音がした。

 

 

 これ以降から、ベルの下半身のガードがどんどんゆるゆるになっていくのだった。

 

 

 

「こんなものでいいでしょう。」

 満足気なアスフィの前には、十数枚に及ぶ写真が並べられていた。

 その全てがベルのおちんちん(ガネーシャ)を撮った写真であり、様々な画角から映している写真だ。

 正面、横、下、陰茎(はな)を持ち上げた裏側、睾丸(たまたま)の裏側を撮った写真にはお尻の穴まで映っていた。

 

 ボードに張り出されたそれらの写真を、ベルはどこか夢現のような気分で眺めていた。

 どれも自分のおちんちん(ガネーシャ)がドアップで撮られているというのに、恥ずかしさが湧いてこない。

 あまりにも取り返しがつかないことをしてしまったことで、羞恥心が一周して麻痺してしまったのだろう。

 

 ベルが正気に戻るのは自宅に帰ったり就寝する頃。

 猛烈な後悔と羞恥に襲われ、ベットの上で転げまわることとなるのだった。

 

 

「では、今度は大きくなった状態を計測します。」

 そう言ってアスフィは、ベルのおちんちん(ガネーシャ)を刺激しだす。

 指で陰茎(はな)を摘まんで、リズミカルに擦る。いつも行っていることなので、アスフィの手捌きも非常に慣れたものだった。

 

 そのまま指を動かし始めて数十秒。

 

「……?」

 アスフィは首を傾げた。

 いつもであれば、キュっと縮こまったおちんちん(ガネーシャ)も、すぐに大きくなるはずだった。だというのに、ベルのおちんちん(ガネーシャ)は刺激しているのに一向に大きくなる気配を見せなかった。

 今までにない事態に、アスフィがその端整な顔を顰める。

 比喩ではなく事実として、ベル本人以上にベルのおちんちん(ガネーシャ)に詳しいと自負するアスフィにとって、これは未知の体験であった。

 ついでに自分が弄ってあげているのに勃起(レベルアップ)しないという事実に、密かにプライドを傷付けられた。

 

「気持ちよくありませんか?」

「いえっ!とても気持ちいですっ……!」

 ベルの表情を見れば、確かに快楽を感じていることは間違いない。

 顔が上気し、息が荒くなっている。

 しかしおちんちん(ガネーシャ)は小さいままだ。

 

 これは、先程のアスフィの行為が原因だった。

 睾丸(たまたま)へのお仕置き、アスフィはそれほど力を入れていないのでそこまでではないだろうと考えていたが、それは大きな間違いである。体外にある内臓である睾丸(たまたま)は、少しの衝撃でも男性に甚大なダメージを与えるのだ。

 これはアスフィが女性である以上、決して真に理解することはできない事柄だった。

 

 アスフィにおちんちん(ガネーシャ)を弄られる度、快感と同時にベルの脳裏には先程の激痛が思い起こされていた。

 これでは、勃起(レベルアップ)させるなど不可能に近い。

 

 アスフィは、その優秀な頭脳で原因が睾丸(たまたま)へのお仕置きだと理解した。

 しかし、いかにアスフィといえども、行ってしまったことを無かったことにはできない。自身の行動を軽く後悔しながらも、なんとか打開策を模索する。

 

 一時的に軽度のトラウマにまでなってしまっているこの状況をひっくり返すには、相当な奇策が必要だった。

 先程の恐怖の記憶を吹き飛ばす程の何かが。

 アスフィの脳が高速で回転していく。

 

 

「……ふぅ。」

 思考の海に潜っていたアスフィの精神が浮上する。

 その間もずっとおちんちん(ガネーシャ)を弄り続けていたのは流石というべきか。

 

 アスフィは、快感に嬌声を溢すベルの顔をじっと見つめる。

 彼は、今まで幾度も自分の前で恥ずかしい姿を晒してきた。それは自分が彼を陥れた結果でもあった。それに罪悪感を抱いたことももちろんある。

 だが、アスフィは自分の愉悦のためにそれに見て見ぬふりをしてきたのだった。

 

(彼は今まで羞恥心を押し殺して、自分の最も恥ずかしいところを見せてくれていたのですから、私も少しくらいお返ししないといけませんよね……。)

 

 十四歳の思春期真っ盛りの少年が、異性の前でおちんちん(ガネーシャ)を晒すことがどれだけ勇気のいることなのか、アスフィにだって少しくらいは理解できる。

 彼が初めてこの部屋を訪れた時、指輪を外すという必要に駆られた理由があったとしても、自分の目の前でパンツを下ろすのはとてつもなく恥ずかしかったであろう。それが短小包茎(リトルルーキー)であれば尚更だ。

 今でこそ慣れてきて、スムーズにおちんちん(ガネーシャ)を露出させているが、決して羞恥を感じていない訳ではない。

 

 故に、アスフィもベルのために身体を張ろうと思ったのだ。

 

「クラネルさん。」

「はい……?」

 おちんちん(ガネーシャ)を弄る手を止めたアスフィがベルの名前を呼んだ。

 急に止まった快感とその言葉にベルが視線を下げると、決心を秘めたアスフィの瞳と視線が合った。

 

「よく見ていてください。」

 その言葉と共におちんちん(ガネーシャ)から手を離したアスフィは、タンクトップの胸元を掴んだ。

 何をしているのだろうと疑問を感じた次の瞬間、ベルの頭は真っ白になった。

 

 

 グイッ。

 

 

 ぶるんっばるんっ!

 

 

 突如としてベルの視界に絶景が現れた。

 

 なんとアスフィは、胸元を引っ張り自分のおっぱいを丸出しにしたのだ。

 

 タンクトップから解放されたことで、平均よりも大分豊かな乳房は盛大に揺れた。

 正しく山脈鳴動すと言わんばかりに、上に下に右に左にとダイナミックに暴れた。

 

 その一部始終を目撃したベルは、完全に言葉を失っていた。

 それもそうだろう、なにせあのアスフィが乳房を丸出しにしているのだ。

 オラリオでもその実力と美貌で有名なアスフィのおっぱいが目の前にあるのだ。

 今ベルの視界にはおっぱいしか映っていなかった。

 

 ヘスティアには劣るものの、十分に豊満と言えるサイズの乳房。

 それだけのサイズを誇りながらも垂れている気配もなく、ブラもないのにお椀型の美しい形を保持していた。

 その先端には、乳房のサイズからすると小さ目な薄桃色の乳首が、それでもツンと存在を主張していた。

 

 ベルがアスフィのおっぱいを見たのはこれが初めてではない。

 最初はダンジョンの水浴び覗きの際、次はケヒトの湯の時だ。

 水浴びの時はアスフィが素早く身体を隠したのと、想い人であるアイズの裸体に神経が集中していたため全く見れなかったと言えるが、ケヒトの湯の時はアスフィが自らタオルを開けたため、その詳細に至るまでもをしっかりと記憶していた。

 その時の記憶を思い出して、何度か自分でおちんちん(ガネーシャ)を慰めたこともあった。

 

 初見ではないとしても、目の前にあるのはアスフィの生おっぱいだ。

 たとえ見たのが百回目であろうと今と同じリアクションになるだろうと自信を持って言える。

 現にベルは、無意識の内におっぱいの詳細を目に焼き付けようと脳をフル回転させていた。

 

「……やはり恥ずかしいですね。」

 ベルの視線を乳房で感じながらアスフィは小さく呟く。白い肌が羞恥で赤く染まっていた。

 アスフィがおっぱいを放り出したのはもちろん、ベルの勃起(レベルアップ)を促すためだった。

 恐怖の記憶が過って勃起(レベルアップ)出来ないのならば、それを上書きする記憶を与えてしまえばいい。

 男性が一番興奮する物と言えば、異性の裸体に他ならない。

 幸い、アスフィは自身の容姿に自信があった。

 それは自他ともに認める事実である。アスフィを超える美貌の持ち主など、神々を含めても数少ないと言える。

 

 自分が羞恥を押し殺して乳房を晒したのだ。勃起(レベルアップ)の一つや二つして然るべきだ。

 そんなことを考えながらも、アスフィの脳内は羞恥心でいっぱいだった。

 それも当然のこと。男性経験もないので当然かもしれないが、アスフィは今まで異性に裸身を晒した経験などほとんどない。ケヒトの湯でベルに一度裸身を晒したが、それが初めてと言っていいくらいだ。

 そんな自分が、再びベルの目の前に乳房を晒している。

 チラリとベルを見れば、目を見開いて乳房をガン見していた。

 おっぱいの大きさ、形、乳首の色、それらがベルの瞳に焼き付けられていくのを感じる。

 

 アスフィが自身の乳房を両手で持ち上げる。

 そのまま寄せ上げて、唯でさえ深い谷間をさらに深くする。

 そして寄せ上げたまま、まるで何かがその間に挟まっているかのように、上下に揺らし始めた。

 

 それを見たベルは、自分の股間が猛烈な熱を持ったかのような錯覚に襲われた。

 目の前のとても豊かな双子山が、自分のおちんちん(ガネーシャ)を挟み込んで、擦っているかのように感じるのだ。

 自然と息が荒くなり、乳房へ注がれる視線がより強くなっていった。

 

 あまりの視線の強さに、アスフィも自身の股間が熱を持っていくのを感じた。

 乳房の先端で佇んでいた乳首も、ピクピクと自己主張を増して硬くなっていく。

 ベルがおちんちん(ガネーシャ)を見られている時もこのような気分なのかと、どこか陶酔するような気分になりかけたアスフィが、ハッと気を取り戻してベルのおちんちん(ガネーシャ)を確認する。

 

 

 当然のことながら、ベルのおちんちん(ガネーシャ)は今にも射精(ファイヤボルト)しかねない程に、限界までギンギンに勃起(レベルアップ)していた。

 

 それを見て、アスフィはどこかホッとしていた。

 さすがに生乳まで披露しても小さいままでした、とでもなったらアスフィのプライドが致命的なダメージを負っていただろう。

 

「ちゃんと大きくなりましたね。」

「あっ……。」

 勃起(レベルアップ)を確認したアスフィが、丸出しだった乳房をタンクトップの中に仕舞うと、ベルが小さく声を漏らした。

 惜しむような声にベルの顔を見上げると、まるで母親に置いて行かれたかのような切ない表情のベルと目が合った。

 

「ふふっ。……また見せてあげますよ。」

 あまりに、自分の乳房を惜しんでいる顔に、つい苦笑を漏らしてしまったアスフィは、ペット撫でるかのようにギンギンなおちんちん(ガネーシャ)を撫でながら呟く。

 その言葉を聞いた瞬間、喜びを露わにするようにおちんちん(ガネーシャ)がピクンと跳ねた。

 

「では、計測を再開します。」

 アスフィはてきぱきと勃起(レベルアップ)状態のおちんちん(ガネーシャ)の長さや太さ、皮を剥いた亀頭のサイズまでもを計測していき、写真も滞りなく撮影し終える。

 おちんちん(ガネーシャ)が少しでも萎んだら、手で刺激して大きさをキープさせていた辺り、ここまでくるとアスフィにも慣れが感じられた。

 

 こうして、ベルのおちんちん(ガネーシャ)のデータは、余すことなくアスフィの手の中へと落ちていった。

 

「今度は精液を採取します。」

 そう言ってアスフィが手淫を始めても、ベルは何も言わなくなっていた。

 もはやベルはただアスフィがやりやすいようにおちんちん(ガネーシャ)を出すだけの存在となっていた。

 今もビンビンなおちんちん(ガネーシャ)を刺激されて、喘ぎ声を堪えるだけしかベルにできることはなかった。

 

 時を待たずして射精(ファイヤボルト)された精液を試験管で受け止め、しっかりと蓋をする。

 これ以上、自分のおちんちん(ガネーシャ)で晒していないところはないだろう。そう思えるほどに、全てを曝け出した。

 もう流石に終わりだろう、ベルがボーっとした頭でそんなことを考えていると、試験管を棚に仕舞ったアスフィが戻ってきた。

 

「最後に型を取ります。」

「……型?」

 型とはなんだろうか。

 言葉の意味を理解できなかったベルの頭に疑問符が浮かぶ。

 ベルの反応は予想通りだったのだろう、小さく微笑んだアスフィが詳細を説明しだした。

 

「先程写真を撮りましたが、写真だと平面の情報しか分からないので、立体的な情報も欲しいのです。」

「……?」

 まだ理解できていない様子のベル。

 

 

「つまり、クラネルさんのおちんちんの像を作りたいんです。」

 

 

 アスフィのとんでもない提案に、ベルは眩暈を起こしそうになった。

 像を作るとなると、本格的に自分のおちんちん(ガネーシャ)の全てをアスフィに明け渡すことになる。もしアスフィと仲違いでもしようものなら、オラリオ中に自分のおちんちん(ガネーシャ)像が立ち並ぶことになってもおかしくないのだ。

 もちろん、アスフィは信頼に値する人物であると思っているし、たとえ喧嘩したとしてもそのような陰湿な行為をするとは欠片も思っていない。

 しかし、像を作らせるというのは、それを実行する権利を相手に渡すということなのだ。

 これを完全な屈服と言わずしてなんと言う。

 

 

「……………………わかりました。」

 長い黙考の後、ベルはおちんちん(ガネーシャ)像を作成することを承諾した。

 色々な葛藤が頭の中で渦巻いていたが、ベルはふと気が付いたのだ。

 

 写真を撮られてしまっている以上、今更だと。

 

 おちんちん(ガネーシャ)像を作らなかったところで、写真をバラまかれてしまえば同じなのだ。

 毒を食わらば皿まで。

 今のベルの心境を表すとすればこんな感じだろう。

 ベルは、アスフィをとことんまで信じ抜くことを決めたのだった。

 

 

 ベルの承諾を得てからのアスフィの動きは速かった。

 まるで最初からこうなることを予想していたかのように、ちょうどよく腰回りだけ石膏を流し込める木枠を奥から取り出してきた。

 ベルは疑問に思わなかったが、これはもちろんアスフィがいつかベルのおちんちん(ガネーシャ)像を作ろうと以前から準備していた物だった。

 とうとう機会が訪れたと、アスフィが嬉々として引っ張り出してきたのだ。

 

 アスフィが手際よく準備を進めていく。

 木枠の形状は、腰回りを覆えるサイズの木の箱の底に足を通す穴が二つ開いているだけというシンプルな構造だ。足を通したら、木箱に型取り用の特殊な溶液を流し込んでいき、後は固まるまで待つだけだ。

 

 溶液に触れる部分のベルの肌に、引っ付いてしまうのを防止するための液体を塗布していくアスフィ。

 太ももからへその下まで、特にちょろっとだけ生えている恥毛が型に挟まってしまったら地獄を見る為、念入りに撫でつけておく。

 そして当然おちんちん(ガネーシャ)にも塗りたくる。塗り残しの無いように、何処よりも念入りに。

 

「んっ……!」

 ぬるぬるとした生暖かい液体を塗りたくられる感触をおちんちん(ガネーシャ)に感じるベルが小さく声を漏らす。

 同時に液を塗るアスフィの指に、おちんちん(ガネーシャ)がピクンを振るえる感触が伝わってくる。

 

「クラネルさん。最初は小さい状態の型を取る予定なので、大きくしないでくださいね。」

「は、はい……。」

 そんなこんなしている内に塗り終わり、ベルが木枠に足を通して準備が完了した。

 

「では、溶液を入れますのでそのまま動かないでください。」

「はい。」

 木枠の内側にとろみのある液体が少しずつ注がれていく。

 液が太ももに触れ、その冷たさに一瞬震えるも、ベルは言いつけ通り身体を動かすことなく直立の姿勢を取り続ける。

 液体を注ぎ続け、とうとうおちんちん(ガネーシャ)が液体の中に沈んだ。

 おちんちん(ガネーシャ)に纏わりつく液体の感触に奇妙な違和感を感じたベルが、意識を逸らそうと視線を動かしたところ、真剣な表情で液体を注ぐアスフィが目に入った。

 

 今アスフィは、木枠に液体を注ぐためにベルの正面で中腰の姿勢となっていた。そしてアスフィの格好は先程と変わらずタンクトップのままである。しかも、そのタンクトップは、無理やり引っ張った所為で襟元が緩くなっていた。

 それを見下ろす形で見てしまった瞬間、ベルは固まった。

 

 

 ベルの視界に、アスフィの谷間が飛び込んできたのだ。

 緩くなった襟元から見える谷間は、それはそれは絶景だった。

 巨乳と言って差し支えないアスフィのそれは、とても深い谷を形作り、まるでベルを谷底に誘っているかのような妖しい魅力を振りまいていた。

 そして何より目を惹くのは、タンクトップの先端でツンと主張する乳首だ。

 窮屈そうにタンクトップに納まる乳房が布地を押し上げて、その一点だけが浮き出てしまっていた。

 ベルはその乳首の美しさを知っていた。

 つい先程見たピンク色は、今もはっきりとベルの脳裏に焼き付いている。

 

 

「…………っ!」

 谷間に心奪われていたベルが、自身の身体の変化に我に返る。

 まずいと思った時には遅かった。

 谷間の魔力によって、ベルのおちんちん(ガネーシャ)は液体の中で急速に勃起(レベルアップ)してしまっていた。

 なんとか勃起(レベルアップ)を抑えようにも、谷間の映像が頭の中にこびりついて離れずうまくいかない。

 

「これでよしっと。」

 ベルが必死に煩悩と戦っている間に、アスフィは液体を注ぎ終えていた。

 彼女はその液体の底で、おちんちん(ガネーシャ)がビンビンになっていることなど知る由もなく、一仕事終えたと汗を拭っている。

「あ、あの、アスフィさん……。」

「もうちょっとだけ我慢してください、動かれてしまうと正確な型がとれませんので。」

「いや、その……。」

「安心してください。普通型を取るとなるとそれなりの時間がかかってしまうものですが、この溶液は私が作った特別製で、ほんの2、3分で固まってくれるので。」

「……はい。」

 ベルは自分のおちんちん(ガネーシャ)の状態を説明しようとするが言葉が出てこず、結局言い出すことが出来ずに液が固まるのを待つこととなった

 

 そして数分後。

 

「そろそろいいでしょう。」

 溶液が固まったのを確認したアスフィが、木枠を外し、ゴムのような感触になった溶液に切れ目を入れて前後ろに割る。

 そして前を外した瞬間――――。

 

 

 ブルンッ!

 

 

 勃起(レベルアップ)したおちんちん(ガネーシャ)飛び出した。

 

 

 ビヨンビヨンと揺れるおちんちん(ガネーシャ)をアスフィはポカンとした表情で見つめる。

 溶液を注ぐ前は縮こまっていたおちんちん(ガネーシャ)が、ふたを開けたらビンビンに勃起(レベルアップ)していたのだ。

 

「……ごめんなさい。おっきくなっちゃいました。」

 勃起(レベルアップ)したおちんちん(ガネーシャ)を見つめるアスフィに、思わず両手で顔を覆う。節操のない股間に、ベルは自分が情けなくなった。

 

「……まぁ、元々大きくなった状態の型も取る予定でしたから。順番が入れ替わっただけですね。」

 しばらくおちんちん(ガネーシャ)を眺めていて放心していたアスフィが我に返って呟く。

 しかし、アスフィの脳内は疑問でいっぱいだった。

 何故、勃起(レベルアップ)しているのか。

 勃起(レベルアップ)するような要因は無かったはずだ。

 先程の様におっぱいを見せていたわけでもない。

 だが現にベルは勃起(レベルアップ)している。

 

 アスフィは己の胸の谷間が、タンクトップ越しに見える乳首が、この少年を魅了していたなどと思いもよらなかった。

 

 

 とりあえず勃起(レベルアップ)状態の型は取れたので、今度は小さい状態の型を取る準備を行う。

 木枠を組み立て、先程と同じようにベルの身体に液体を塗りたくる。

 しかしここで一つ問題が生じた。

 勃起(レベルアップ)が収まらないのだ。

 

「……小さくできます?」

「……無理ですぅ。」

 数十分前と同じやり取りを行う二人。

 アスフィの質問に、ベルの回答も変わらなかった。

 

 分かりきった返答に小さく溜息を溢したアスフィは、そっと手を伸ばしプルプルと揺れていた睾丸(たまたま)に指を添わせてポツリと呟いた。

 

 

「お(・)仕(・)置(・)き(・)。」

 

 

 ビクゥッ!!

 

 その瞬間、ベルの身体が跳ねた。

 背筋に氷柱を突っ込まれた様な悪寒が走り、自然と背筋が伸びる。寒くもないのに身体が震え出すのが止められなかった。

 ベルは、つい先程受けたお仕置きの恐怖を忘れていなかった。

 

 当然のこと、おちんちん(ガネーシャ)は急激な勢いで縮こまっていった。

 

「よし。」

 それを見てアスフィが満足そうに頷いた。

 

 

 最早完全にベルはアスフィに調教されきっていた。

 

 

 小さくなった状態の型も取って、ようやく羞恥塗れの計測は終了した。

 

 

 

 

 

 その数日後、アスフィの部屋で完成したおちんちん(ガネーシャ)像を見せられて顔を真っ赤に染めるベルの姿があった。

 

 アスフィはそれを見て、非常に満足した表情を浮かべていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





これを書き始めていつの間にか一年以上経過していた。

時間が経つのは早い。

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