※この作品はR-18です。

ダンまちはもっと肌色が多い方がいいと思うんだ。   作:黒のトビ

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去年の内に出す予定だったのがかなり遅れてしまった。

最初のOVA(サービス増量中)の出来がいまいちだったので、似たような状況を作って似たような話を書き直しました。





アニメ4期(サービス増量中)

 

 木々が鬱蒼と生い茂るダンジョンの中の一エリア。

 ここは安全地帯(セーフティポイント)とまではいかないものの、比較的モンスターの出現が少なく、安全に進める場所と言われていた。

 そこの一角に小さな泉が存在した。

 それは膝上程度の深さで、十数人も入れば手狭さを感じてしまうだろう程に小さな泉だった。

 

 今、この泉には複数の人影があった。

 その人物は衣服の全てを脱ぎ去り、その裸身を露わにして水浴びを行っていた。

 両手で掬った水を頭から被り、髪を濡らし、滴る水が数多の水滴となって顔の表面を流れていく。

 水滴はそのまま首筋へと流れ、胸へと流れつき、張りのある肌の上を流れ進むゆえか水滴の流れは留まることを知らず、そのままの勢いで下へ下へと流れていく。

 胸を通り過ぎ、臍を超え、鼠径部の線に乗る。

 そしてそのまま下腹部へと流れ込み――――

 

 

 おちんちん(ガネーシャ)を通って陰茎(はな)の先端から泉へと帰っていった。

 

 

「はぁ~、気持ちいい。」

 おちんちん(ガネーシャ)から水滴を滴らせる白髪の少年。

 ヘスティア・ファミリア団長であるベル・クラネルが水滴が肌を通る快感に、気持ち良さ気に目を細める。

 

 そう、今現在泉で水浴びを行っていたのは見目麗しい女性ではなく、おちんちん(ガネーシャ)を股間に装備した歴とした男性だったのだ。

 これがアニメであればガッカリする男性続出であろう。

 しかしこれはそういう小説なので仕方がないのだ。

 

「そうだな。ここまで戦闘続きだったからさっぱりするぜ。」

 ベルの言葉に返事を返すのは赤毛の青年。

 ベルとパーティを組む同じヘスティア・ファミリア所属の鍛冶師ヴェルフ・クロッゾだ。

 彼もまた、ベルと同じく全裸を晒して水浴びを行っていた。

 

「だがあまり長居はできんぞ。女性陣が待っているからな。」

 二人の会話に入ってきたのは大柄な男性。

 タケミカヅチ・ファミリアの団長、カシマ・桜花だった。

 彼も二人と同じく全裸で水滴を滴らせていた。

 

 現在彼らはヘスティア・ファミリアから団長ベルにヴェルフ、リリルカ、春姫に命の四人。ミアハ・ファミリアからはダフネとカサンドラの二人。タケミカヅチ・ファミリアからは団長の桜花に千草の二人。

 そこにアイシャ・ベルカを加えた九人からなる派閥連合でダンジョンへと挑んでいた。

 Lv.4が二人に他はすべてLv.2の集団によるダンジョン攻略はスムーズに進み、一行はどんどん下層へと降りて行った。

 そしてこの階層を進んでいる途中にこの泉を発見し、女性陣の望みで水浴びをすることとなったのだ。

 男女交代で水浴びを行うことになり、先に男性陣が水浴びを行っているのだ。

 

 

「しっかし、流石は【麗傑】(アンティアネイラ)だな。

 物凄い強さだったぜ。」

「ああ、Lv.4に相応しい動きだった。」

「おっと、だがそれならウチのベルだって負けてないぜ。」

「そうだな。俺ももっと精進しなくてはな。」

 水浴びをしながら盛り上がるヴェルフと桜花を見つめながら、会話に加わることもなくベルは内心で溜息を吐いた。

 それはこれまでのダンジョン攻略にミスがあったという訳ではなく、ベル個人的な悩みからくる溜息であった。

 その原因は、ベルの視線をたどればすぐに判明した。

 ベルの視線の先にあったもの、それは――――

 

 

 ヴェルフと桜花の男性器であった。

 

 

 これは別にベルが同性の男性器に興奮する性癖を持っているからではない。ベルの想い人はちゃんと女性であり、彼は異性愛者(ノーマル)だ。

 では何故男性器を凝視していたかというと、それはベルのコンプレックスが原因だ。

 

 ベルは、自分の男性器に強いコンプレックスを持っていた。

 同年代の平均と比べても小振りであり、皮も剥けておらず、むしろ先端で余っている程。毛も生えそろっておらず、異性に見られたら馬鹿にされかねないモノだと思っていた。

 それに比べて、二人のモノはどうだろう。

 

 ヴェルフの男性器はベルよりも年上ということもあり、明らかにベルのモノよりも一回り以上大きかった。

 サイズは年齢からすると平均的な大きさであったが、皮はほとんど剥けており縁に僅かに引っかかっているだけで、毛もしっかりと生えそろい、少なくともベルのおちんちん(ガネーシャ)とは違い、男性器と呼称できる様相ではあった。

 

 そして桜花のモノはそれ以上だった。

 ヴェルフのモノと比べてもさらに大きく、巨根とまでは言えずとも大きめと言えるサイズであった。

 毛ももっさりと生えそろい、皮は完全に剥け切って亀頭が完全に露出していた。

 ベルのモノと比べると、正しく子供と大人と言える差があり、レベルこそベルが上であるが、男としてのレベルは確実に桜花の方が上であった。

 仮にベルが彼らと同じ年頃になったとしても、おそらく股間のサイズは及ばないであろうと予想できるほどに、ベルのおちんちん(ガネーシャ)は小振りであったのだ。

 

 不意に股間を隠したい衝動に襲われるベルだったが、彼は決して二人の前で股間を隠す真似をしなかった。

 確かに股間のサイズは二人には及ばないが、ベルは自分のおちんちん(ガネーシャ)についてある種の自信を持っていた。

 それは当然のことながらサイズなどではなく、ベルの過去の経験からくる自信であった。

 

 

 実はベルは、迷宮都市(オラリオ)有数の美人であるヘルメス・ファミリアの団長アスフィ・アル・アンドロメダに、頻繁におちんちん(ガネーシャ)を弄ってもらう関係を築いているのだ。

 

 どうしてそうなったかを説明すると長くなるので割愛するが、ベルはすでに両手両足の指の数を超える回数、アスフィと密会しておちんちん(ガネーシャ)をその白魚のような指で刺激してもらっていた。

 そしてその時、おちんちん(ガネーシャ)の小ささを気にしていることを相談し、慰めの言葉と共におちんちん(ガネーシャ)に口付けをもらっていたのだ。

 はたしてこの世界に、アスフィに口付けをもらった男が何人いるであろうか。

 それもおちんちん(ガネーシャ)に直に。

 

 そんな者がいるはずがなかった。

 

 これが平均よりも小振りなおちんちん(ガネーシャ)であるにも関わらず、自信をもって他者の前に自分のモノを晒せる理由だった。

 そのアスフィの行為が、おちんちん(ガネーシャ)の先端に感じた柔らかな感触が、小さなおちんちん(ガネーシャ)でも好きだと言ってくれる人がいるという事実が、ベルに確かな自信を与えていた。

 故に、ベルは二人の前でもこそこそとおちんちん(ガネーシャ)を隠すことなく、むしろ堂々とした態度でいられたのだ。

 

 ブランブランと揺れる二本の傍で、プルンプルンと元気よくおちんちん(ガネーシャ)が揺れていた。

 

 しかし、いくら自身が湧いてくると言っても、小さいおちんちん(ガネーシャ)がコンプレックスであることには変わりなく、大きくしっかりと剥けている男性器を見ると羨ましくなってしまうのは避けられなかった。

 そんなベルの内心や視線に気付くことなく、二人の話は続いてゆく。

 

 

 

「なあベル。あの時のあれは――――。」

 男性器の観察を切り上げたベルも加わったことで意外なほどに話が盛り上がり、それなりの時間が経過した時、突如としてそれは聞こえてきた。

 

 

「キャー―――ッ!」

 

 

 ヴェルフの言葉を遮るように遠くから響いたそれは、紛れもなく女性の悲鳴だった。

 

「ッ――――!」

「おいっ、ベルッ!?」

 悲鳴が聞こえた瞬間、その場の誰よりも速く反応したのはベルだった。

 彼はすぐさま近場に置いてあった武器を手に取ると、制止するヴェルフの声も聞こえていない様子で、脇目も降らず悲鳴が聞こえた方へと駆けだしたのだった。

 

 Lv.4の身体能力を遺憾なく発揮したベルは凄まじい速度で駆けて行き、あっという間にヴェルフ達の視界から消えていった。

 それを見送る形となったヴェルフ達は暫し唖然としたまま固まったが、すぐさま我に返る。

 

「っておいっ!?ベルのヤツ行っちまったぞ!?」

「ま、まあ、あちらは我々よりも大人数の上にLv.4もいるのだ、そうそう大事には至らないだろう。」

「そんなこと言ってんじゃねえよ!?」

 ベルが消えていった先を見ながら、二人は大慌てしていた。

 桜花の見当違いと言える台詞に、ヴェルフがたまらずと言った様相で叫ぶ。

 

 

「だってアイツ――――素っ裸のまんまだぞ!?」

 

 

「…………そうだな。」

「やばいだろっ!?」

「やばいな。」

 そう、ベル達は水浴びをしている最中だったため、当然衣服を纏ってなどいなかった。そんな恰好にも拘らず、ベルは服を着ることもなく女性達の下へと飛び出してしまったのだ。

 正義感の強いベルらしい行動とも言えるが、今回に限ってはそれが仇となった。

 

 安全地帯(セーフティポイント)ではない場所で水浴びをするのだから、いつモンスターに襲撃されてもおかしくはない。

 その為、武器はすぐに手に取ることが出来る場所に置いてあり、ベルも駆けだす際に武器を掴むことが出来た。

 しかし、服は武器とは違い、ベル達が水浴びをしていた場所から離れた岸辺に置いてあったため、服を掴むことは出来なかったのだ。

 

「早く追いかけるぞ!って、服!服どこだ!?」

「たしかあっちに……いや、こっちだったか!?」

 混乱のあまり、右往左往する二人がベルを追いかけるには、今しばらくの時間が必要だった。

 

 

 

 

 

「ふっ!」

 短い吐息と共に振るわれた刃が、コボルトを唐竹に両断する。

 その豪快な一撃を繰り出したのは、豊満な身体に布切れと言っていい程度の服を纏った妖艶な美女アイシャだ。

 

「まったく、少しくらいは楽しめるかと思ったけどねぇ……。」

 斬り裂いたモンスターが塵になって消えていく様子を見ながら溜息を吐く。

 つい今しがた斬り裂いたコボルトの強さは、彼女にとって遥かに格下と言えるものだった。そんな雑魚と戦っても楽しいわけがなかった。

 彼女の視界には先程斬り捨てたものを除いても、10匹を超える数のコボルトが映っていたが、彼女にとってこの程度のモンスターとの戦闘など暇つぶしにもならない。

 事実、彼女一人きりでも全てを倒すのにそう時間はかからないだろう。

 

「まったく、カサンドラ!あんたそれでも冒険者なの!?」

「ご、ごめんなさい……。」

 別の場所では赤髪のスレンダーな体型の美少女、ダフネも武器を振るい襲い来るコボルトを倒していた。

 そんな中で、彼女は自分の背後で尻もちをつく黒髪長髪の美少女、カサンドラに怒りの声を上げ、カサンドラは親友のお叱りを受けて目尻に涙を浮かべていた。

 

「まあまあ。」

 カサンドラの近くで矢を放っていた千草が、取り成すように苦笑する。

 アイシャやダフネの他にも、リリルカや命達もそれぞれコボルトに対処していた。

 

 何故このような状況になったかというとそんなに複雑な事情はなく、ただ単に男性陣の水浴びが終わるのを待っていた女性陣にコボルトが奇襲をかけたのだ。

 その際、背後の茂みから突如として飛び出てきたコボルトに驚いたカサンドラが、悲鳴を上げて腰を抜かしてしまった。

 ベル達が聞いた悲鳴はカサンドラのものだったのだ。

 

 腰を抜かしてしまったカサンドラが戦線に出られず、その彼女を守るためにダフネや千草が下がったとはいえ、彼女たちは歴戦の冒険者集団だ。高々コボルトの群れ程度に後れを取ることなどありえなかった。

 見る見るうちにコボルト達は数を減らしていき、すでにその数は10を切っていた。

 

 

 実力はもとより数段違いで、数でもほとんど変わらなくなってしまったコボルト達に勝ち目などなく、ほどなくして全滅するであろうというタイミングで、彼はやってきた。

 

「皆さん、大丈夫ですかっ!?」

 悲鳴を聞いて駆け付けたベルがその場に姿を現したのだ。

 

「ベルさ――――ま”っ!?」

 ベルの声を聞いて笑顔で振り返ったリリルカは、その姿を見て笑顔のまま固まり、顔を真っ赤に染め上げた。

 リリルカの視界には、おちんちん(ガネーシャ)を盛大に揺らしながら駆けてくるベルの雄姿が映っていた。

 

「おやまぁ。」

「なぁっ!?」

「わぁ……。」

「ベル、しゃま――――ふぅっ。」

「ななななっ――――!?」

「おちっ、おちんち――――!?」

 リリルカ同様、ベルの姿を見た女性陣は一様に顔を赤くしながら様々な反応を見せ動きを止めた。春姫に至っては鼻血を吹いて倒れた。

 まあ、仲間の少年がいきなり全裸で現れればそんなリアクションにもなるだろう。

 何故かコボルト達まで唖然として動きを止めていたため、隙を晒して怪我をする者はいなかったのは幸いと言えた。

 

 そんな彼女等のリアクションに気が付いた様子もなく、ベルは駆け付けた勢いのままコボルトに斬りかかった。

 武器を高速で振るいコボルトを斬り裂くベル。

 そして、武器よりも高速で上下左右に振れるベルのおちんちん(ガネーシャ)。

 先程の楽勝ムードの雰囲気から一転、ある意味緊迫した空気の中、女性達の視線はベルのおちんちん(ガネーシャ)に吸い寄せられていった。

 

 

 

「はぁっ――――!」

 ベルは斬りかかってきたコボルトを逆に一太刀で斬り裂く。

 首を失ったコボルトが塵となるなか、剣を振るい終えたベルの隙をついて、別のコボルトが横から斬りかかる。

 瞬時に反応したベルは襲い来る剣に己の剣を合わせ、反動に逆らわずに後ろへとバックステップで飛んだ。

 

「ひやぁっ!?」

 バックステップの勢いを四つん這いに近い姿勢で殺したベルの背後から小さく悲鳴が上がる。

 ベルが飛んだ先は、ダフネがいる場所のすぐ傍だった。

 ダフネの目の前に現れたベルの体勢は、両手を地面につけ、尻を高く上げている状態だった。服をちゃんと着ていればこの体勢に何も問題はなかったであろうが、今現在ベルは一糸纏わぬ姿であるのだ。

 それゆえ、ダフネの視界にとんでもないものが飛び込んできた。

 

 

 股の間で小さく弾む睾丸(たまたま)。

 その奥に先っちょだけ僅かに見える陰茎(はな)。

 さらに、尻を突き出したことで尻肉が開き、その奥の窄まりまでもがありありと晒されていた。

 

 

 ダフネの全身が、一瞬にして真っ赤に染まった。

 実を言えば、彼女がベルのおちんちん(ガネーシャ)を見るのはこれが初めてではない。

 以前ケヒトの湯の騒動の際に、晒し者にされていたおちんちん(ガネーシャ)を見たことがあった。

 しかし、その時は結構距離が離れていたため、ここまで近くではっきりと見たのは今回が初めてだった。

 男性経験のないダフネにとって、ここまでの超至近距離で見るおちんちん(ガネーシャ)と肛門は、あまりにも刺激的過ぎた。

 ダフネの脳内が一瞬にして、揺れるおちんちん(ガネーシャ)とひくつく肛門に塗りつぶされる。

 もはや彼女に戦闘を続行できるだけの余裕はなく、彼女にできたのはベルの股間で揺れるおちんちん(ガネーシャ)を眺めることだけだった。

 

 

 

 前傾姿勢のベルは、クラウチングスタートの要領で勢いよくダッシュを決め、鼻血を滝の様に流しながら倒れ伏す春姫を襲おうとしていたコボルトに斬りかかった。

 勢いよく振るわれた剣がコボルトの剣を弾き飛ばし、体勢を崩したコボルトの身体に追撃の一閃を繰り出す。

 

「んぅ……?」

 剣を弾き飛ばした際の金属音で気絶から目覚めた春姫だが、目の前に広がる光景を見た彼女の脳は再び停止した。

 

 コボルトに止めを刺した想い人であるベルの凛々しい顔に見惚れた次の瞬間、その股間で揺れる短小包茎(リトルルーキー)なおちんちん(ガネーシャ)の可愛さに脳が焼かれた。

 

「無事ですか、春姫さん!?」

 座り込んだままの春姫に、ベルが心配そうに声をかける。

 春姫は何も喋らず、ただ反射的に首肯することで答えた。

 彼女の思考は間近で揺れるベルのおちんちん(ガネーシャ)でいっぱいいっぱいであったため、返事をする余裕すらなかったのだ。

 

「よかった。待っててください。すぐに他も倒しますから。」

 その様子にベルは、安心させるように笑顔を見せると、すぐさま仲間の援護をするため駆けだす。

 春姫は走ってゆくベルの引き締まった尻を、視点の定まらない目でじっと見つめていた。

 

「春姫殿?大丈夫ですか?」

 ベルが去った後、座り込んだまま動かない春姫に、近くにいた命が声をかけた。

 彼女も、久しぶりにベルのおちんちん(ガネーシャ)を見てしまい、動揺から普段通りの戦闘はできなくなっていたため、春姫をガードするために駆け寄ってきていたのだ。

 ベルに想いを寄せているわけでもない自分がここまで動揺しているのだから、ベルに懸想している春姫の衝撃は計り知れないだろうと心配になったのもあった。

 

 命は、以前ダンジョンの温泉でベルのおちんちん(ガネーシャ)を見てから、千草に色々と性知識について教えてもらっていたため、前回よりかは冷静におちんちん(ガネーシャ)を観察できた。

 千草曰く、ベルのおちんちん(ガネーシャ)は小振りとのことだったが、今回久しぶりに見たそれは確かに小さかった。むしろ、以前見た時よりもさらに小さくなっているようにも見えた。ちょっと可愛らしいと感じたほどだ。

 それは、ベルが直前まで水浴びをしていたことで縮こまっていたためなのだが、そんな細かい事情までは命に理解することなど不可能であった。

 

 たとえどれだけ小さく可愛らしいおちんちん(ガネーシャ)であっても、春姫にとっては想い人のおちんちん(ガネーシャ)だ。

 異性の鎖骨を見ただけで目を回してしまう程に純情な彼女がそれを直視してしまった時、いったいどうなってしまうか予想が付かなかった。

 

「……春姫殿?」

 話しかけても反応がない春姫を訝しんだ命が、肩に手を置いた瞬間――――。

 

 

 ブー―――――――ッ!

 

 

 これまでとは比較にならない勢いで鼻血を吹きだしてぶっ倒れた。

 

「春姫殿ぉぉぉぉっ!?」

 命の絶叫が響く中、彼女の腕の中で再び気絶した春姫の顔は、とても綺麗な笑みを浮かべていた。

 

 

 

 あれだけいたコボルト達もベルやアイシャ達の奮闘によって、あれよあれよというまに数を減らしとうとう残り一匹となっていた。

 ベルが来たことによってまともに戦えるのがアイシャだけとなってしまっていたので、ベルが来たのはむしろ逆効果であったと言えるが、ベルは確かに奮戦したのだ。

 

 ベルと最後の一匹となったコボルトが対峙する。

 先程まですごい勢いでコボルトを狩っていたアイシャも、最後はベルに任せるつもりなのか武器を地面に突き刺し、もはや手を出す気配もなく観戦する姿勢だった。

 というより興奮した様子で、上気した表情で舌なめずりをしながらベルの戦闘を見ていた。より正確には丸出しになっているベルのおちんちん(ガネーシャ)を見ていた。

 他の面子もおちんちん(ガネーシャ)に注目しながら、ベルの戦いを見守っていた。

 

 

 ベルとコボルトは同時に動き出す。

 お互いに走りながら距離を詰めていき、二人の距離は一瞬でほぼゼロになった。

 

 コボルトが選んだ攻撃方法は突きだ。

 剣を地面と水平に構え、素早くベルを穿たんと突き出した。

 目前に迫る刃に対してベルは、勢いのまま跳躍することでそれを躱す。

 剣はベルの股下を通り過ぎ、ベルはそのままコボルトを飛び越えた。

 

 ベルがコボルトを飛び越える瞬間、コボルトの視界いっぱいにベルのおちんちん(ガネーシャ)が映り込んだ。

 大きく開かれた足の間でプルンと揺れるそれを見たコボルトが、どこか嘲りを含んだ表情を浮かべる。戦闘こそあちらに軍配が上がるが、雄としては勝っている部分を見て思わず嗤ってしまったのだ。

 

 そして、それが彼の最期の表情となった。

 

 ベルはコボルトを飛び越えた瞬間、空中で身を一回転させ、その勢いのまま背中を斬り裂いたのだ。

 着地したベルの背後で、コボルトが塵となって消えてゆく。

 これで、女性陣を奇襲したコボルトの集団は全滅したのだった。

 

 

 

 コボルトとの戦闘を終えたベルが安堵の息を吐く。

 見たところ誰も怪我することなく戦闘を終えられたようだ。

 周囲を見渡した彼は、一人の女性が座り込んだまま真っ赤な顔でこちらを見つめていることにかが付いた。そして、そのままゆっくりと歩き出し、その女性の前で足を止め手を差し出す。

 

「大丈夫ですか?カサンドラさん。」

 ベルが歩み寄ったのはカサンドラだった。 

 彼女は戦闘が始まった時に腰を抜かし、ずっと座り込んだままだったのだ。

 ベルの行動は、そんな彼女を心配した心優しい紳士的なものだったが、カサンドラはそんな紳士的なベルの行動に反応を示すことなく、呆然と顔をトマトの様に真っ赤に染め上げ、ベルのことを見つめるだけだった。否、正確にはベルの股間で小さくプラプラと揺れるおちんちん(ガネーシャ)に目を奪われていた。

 

 カサンドラからすれば返事など出来ようはずもなかった。

 なにせちょっと手を伸ばせば触れられてしまう距離に、自分が仄かな想いを寄せるベルの剥き出しのおちんちん(ガネーシャ)があるのだ。

 たとえ以前にちょっと見たことがあると言っても、こうもまじまじと見せつけられては頭の中は大混乱である。

 

 だが、頭がいくら混乱しようとも、身体は本能に従って動き出す。

 おちんちん(ガネーシャ)を詳細に見るために自然と眼を凝らし、見た内容を脳がしっかりと記憶に焼き付けていく。

 

 細く短い陰茎(はな)。

 先端で余って皺を作る皮。

 きゅっと縮こまったクルミのような睾丸(たまたま)。

 ちょろっと申し訳程度に生えている白い恥毛。

 男性というよりも男の子。

 男性器というよりもおちんちん(ガネーシャ)。

 短小包茎(リトルルーキー)の可愛らしいモノが目の前に晒されているのだ。

 本来見てはいけないものだとしても、目を逸らすことなど出来なかった。

 

 差し出した手を取ることなく、黙りこくってしまったカサンドラの様子に、ベルは訝し気に首を傾げる。

 どうもカサンドラと視線が合わないのだ。

 疑問を覚えたベルがその視線の行き先を追いかけようとしたところで、突然カサンドラの身体が勢いよく持ち上げられた。

 

「カサンドラさん大丈夫ですか?

 クラネルさん、カサンドラさんのことは私に任せてください。」

 カサンドラの身体を立ち上がらせたのは、彼女のすぐ傍にいた千草だった。千草はカサンドラに肩を貸しながらベルに向かって微笑む。

 

「そ、そうですか。じゃあお願いします。」

 その笑顔にどこか圧を感じたベルは、思わず一歩引く。

 ニコニコと笑顔を浮かべる千草は、いつものおどおどした感じではなく威圧感さえ感じる強さが見えた。

 そんな彼女だが、長い前髪に隠された視線は、最初からずっとおちんちん(ガネーシャ)に注がれ続けていた。

 

 そう、千草はベルが自分がおちんちん(ガネーシャ)丸出しであることに気が付きそうになったため、それを遮るためにカサンドラを支えることでベルの意識を逸らしたのだった。

 どうして彼女がそんなことをしたのか。

 それは――――

 

 

 ベルのことをおちんちん(ガネーシャ)を見られたがっている人だと思っていたためだ。

 

 

 いったい何故そんな思考に至ったのか、それはリリルカ達が原因だった。

 少し前に彼女がリリルカやヘスティアなどと話をしたとき、ことあるごとにベルのおちんちん(ガネーシャ)を見たことを自慢されたのだ。

 途中からリリルカとヘスティアが張り合いを始めたため、それはもうシチュエーションなども含めて詳細な話を聞かされた。

 自分も以前にベルのおちんちん(ガネーシャ)を見た経験があったため、リリルカ達の口から放たれる内容が映像として鮮明に頭の中に浮かんだほどだ。

 一緒に話を聞いていた命は顔を真っ赤に染めて目をグルグルさせていたが、千草はその話を聞いて一つ違和感を覚えた。

 

 ベルがおちんちん(ガネーシャ)を露出する頻度があまりにも高すぎるのだ。

 

 話を聞く限り、リリルカやヘスティアはすでに片手の指の数ほどの回数ベルのおちんちん(ガネーシャ)を見ているようだし、春姫も数こそ劣るものの見た経験はある様子だった。更には命までもが見たことがあると言い出す始末。

 千草の中で、ベルがおちんちん(ガネーシャ)を見せつけて興奮する変態なのではないかという疑問が浮かんでも不思議ではないだろう。

 おちんちん(ガネーシャ)を見てしまったシチュエーションを聞く限り、その可能性は決して高くはなさそうだが、もしベルが実際に変態であったとしたら、そんなヤツが率いるファミリアに大切な仲間である命を預けておくことなどできない。

 これまでの交流から、そんな人ではないと思いたいが、実際に目の前のベルはおちんちん(ガネーシャ)丸出しだ。

 

 では仮に、ベルがおちんちん(ガネーシャ)を見せつけて興奮する変態でないとするならば、何故ここまで他人におちんちん(ガネーシャ)を見られるのか。

 ベルを信じたい千草がなんとかその理由を考察続けた結果、彼女の脳裏に一つの閃きが走った。

 

 

 ベルは、自らおちんちん(ガネーシャ)を見せつけるような変態ではないが、見られること自体は気にしていないのではないかと。

 

 

 そう考えれば辻褄が合う。

 おちんちん(ガネーシャ)を見られた際に恥ずかしがる仕草をしているが、それはただの条件反射であり、実はそこまで恥ずかしいわけではないのではないか。

 だからこそ、おちんちん(ガネーシャ)を見られてもすぐに何てことないように顔を合わせることが出来るのだと。

 

 千草の考察は決して正解ではなかったが、あながち間違いとも言えなかった。

 ベルはおちんちん(ガネーシャ)を見られることを本気で恥ずかしがっていたし、見られて何とも思っていないなどということはない。むしろ短小包茎(リトルルーキー)を見られてしまうことを人一倍気にしていた。

 しかし、ベルは度重なるアスフィとの密会により、異性におちんちん(ガネーシャ)を見られることに慣れていたのだ。以前の様におちんちん(ガネーシャ)を見られても引き籠ることなどなく、今ではおちんちん(ガネーシャ)を見られた相手でも少し経てば問題なく会話できるようになっていた。

 これはある意味アスフィによる調教とも言えるだろう。

 

 それはともかく、ベルがおちんちん(ガネーシャ)を見られても気にしない人だと結論付けた千草はこう考えた。

 

 

 見られても気にしないのなら、せっかくの機会だからしっかり見せてもらおう、と。

 

 

 そのため、ベルがおちんちん(ガネーシャ)丸出しであることに気が付きそうになったのを妨害し、いまだプルンと揺れ続けるおちんちん(ガネーシャ)を観察していた。

 これはいずれ桜花の男性器を見たときの予行練習という意味合いも含んでいた。

 

(……相変わらず小さくてかわいい。)

 

 一番の理由はただ見たいからだったが。

 

 

 

「皆さんに怪我がなくてよかったです。」

 いつの間にか近くに集合していた女性陣を見渡して、ベルが安心したように微笑む。

 春姫もカサンドラも、すでに自分の足で立っていた。もちろん鼻血もふき取り済みだ。

 しかし、女性陣を見渡したベルの視線は、誰とも会うことはなかった。更には全員が視線を下に向けて顔を赤くしている。アイシャだけは顔色を変えずにニヤニヤと笑みを浮かべていたが。

 

「皆さん、顔が赤いような……。」

 首を傾げるベルだったが、彼は今、奇妙な既視感を感じていた。

 以前どこかで、これと似たような光景を見たことがあるような気がした。

 決して思い出さないように、記憶の奥底に沈めていたナニかが急速に浮上してくる。

 それを思い出す前に、アイシャが舐めるような視線を向けながら口を開いた。

 

 

「そりゃあ、あんなもん見せられちゃぁねぇ。

 

 上の剣捌きは合格だけど、下の小剣(ナイフ)捌きはまだまだだね。」

 

 

 

「…………え?」

 

 

 

 言葉の意味が分からずに固まるベル。

 そのタイミングで遠くからヴェルフと桜花が駆け寄ってくる姿が見えた。

 焦った表情で駆けてくるヴェルフの手には、非常に見覚えのある服が握られていた。

 

「おーい、ベルッ!いろいろと丸出しだから早く隠せっ!!」

 

 丸出しとはいったい何が。

 ヴェルフの台詞に、そんなことを思ったベルの脳裏にかつての記憶が蘇った。

 

 ダンジョンの温泉。

 鮟鱇型のモンスター。

 溶けゆく水着。

 露わになったヘスティアの乳房。

 顔を赤く染める女性達。

 丸出しのおちんちん(ガネーシャ)。

 股間を撫でる指先。

 そして初めての射精(ファイヤボルト)。

 

 かつて味わった羞恥の思い出が、今目の前の光景と重なる。

 ベルは恐る恐る視線を自らの股間に向けた。

 

 

 そこには当たり前の様に、見慣れた短小包茎(リトルルーキー)なおちんちん(ガネーシャ)があった。

 

 

 それを認識した瞬間、ベルは燃えるような羞恥に顔を真っ赤に染めた。

 またしても、女性の前でおちんちん(ガネーシャ)を晒してしまったのだ。

 最近は結構な頻度で異性に見られているモノではあるが、何度見られても慣れることなどなくその度に羞恥に悶えている。

 バッと顔を上げて女性達の視線を確認すると、全員が例外なく己の露わになったおちんちん(ガネーシャ)を凝視していた。

 

 羞恥に焼かれながらも、すぐさまおちんちん(ガネーシャ)を隠すべく腕の動かし、

 

 

 ――――そのままおちんちん(ガネーシャ)を隠すことなく気を付けの姿勢を取った。

 

 

 両手が体の側面にぴっちり添えられている以上、おちんちん(ガネーシャ)は女性達の無遠慮な視線に晒されたままだ。

 何故、ベルはおちんちん(ガネーシャ)を隠さなかったのか。

 

 これも理由はアスフィとの密会にあった。

 アスフィとの密会の際に、ベルは毎回おちんちん(ガネーシャ)を晒し、射精(ファイヤボルト)させてもらっていた。

 今ではベルも小慣れてきており、アスフィの前でもするりとパンツを脱ぐことが出来る様になっているが、最初からこうだったわけではない。

 最初の方はベルも羞恥心が勝り、アスフィの前でおちんちん(ガネーシャ)を露わにするのに結構な時間がかかっていた。しかも、いざ晒してもすぐに手で隠してしまっていたりもしていたのだ。

 それに煩わしさを感じたのがアスフィだった。

 彼女からすれば、すぐにでもベルのおちんちん(ガネーシャ)を見て弄り回したいというのに、一々隠されては時間がかかり過ぎる。

 故に、彼女は必死におちんちん(ガネーシャ)を隠そうとするベルを叱った。パンツを下ろすのを躊躇えば無理やりパンツを引きずり下ろし、おちんちん(ガネーシャ)を隠そうとすれば手を強制的に開かせた。

 そうやって幾度となくおちんちん(ガネーシャ)を露出させ続けた結果、ベルはアスフィの前でおちんちん(ガネーシャ)を隠そうとしなくなった。

 

 しかし、このアスフィの調教はベルに思わぬ悪影響を齎した。

 アスフィの前でおちんちん(ガネーシャ)を隠さなくなったのではなく、

 

 

 ――――女性の前でおちんちん(ガネーシャ)を隠さなくなってしまったのだ。

 

 

 これが、ベルがヘスティア・ファミリアの女性陣に何度もおちんちん(ガネーシャ)を晒してしまった原因であり、彼のおちんちん(ガネーシャ)が今現在女性達の視線に晒され続けている原因だ。

 

 おちんちん(ガネーシャ)を隠さないベルと、おちんちん(ガネーシャ)を凝視する女性達の間に奇妙な静寂が流れる。

 股間に視線を感じるベルは目尻に涙を浮かべ、涙に気付くことなく視線を向ける女性達はもはや恥じらいなど意識の彼方に放り、ベルのおちんちん(ガネーシャ)の詳細を脳裏に刻み込んでいた。

 しかし、この状況も長くは続かない。全力で走り寄ってきているヴェルフ達が到着すればベルのおちんちん(ガネーシャ)は隠され、この鑑賞会も終了するだろう。

 

 そして、後数秒もすればヴェルフがこの場に到着するというタイミングでそれは起こった。

 

 ベル達のいる森の木々を風がなぞった。

 その瞬間、なにがどうなってそうなったのかは不明だが、木々の葉が揺れ動き、一筋の木漏れ日がベルを照らした。

 正確に言えば、ベルのおちんちん(ガネーシャ)だけをピンポイントで照らし出したのだった。

 

 やや薄暗い森の中で、ベルのおちんちん(ガネーシャ)だけが明るい光を浴びていた。しかも、おちんちん(ガネーシャ)の表面には、水浴びをしたときの水滴が付いたままだった。

 これにより何が起こったか。

 

 

 なんと、ベルのおちんちん(ガネーシャ)が輝き出したのだ。

 

 

 これには女性達も、この場に辿り着いていたヴェルフ達も、ベル本人でさえポカンと口を開けた。

 小さく細かい水滴が日の光に照らされて反射しただけで、おちんちん(ガネーシャ)が発光しているわけではないが、キラキラと光り輝くおちんちん(ガネーシャ)はとても美しく見えた。

 そんな輝けるおちんちん(シャイニングガネーシャ)に全員が呆然としている時に、ベルに更なる悲劇が訪れた。

 

 

 ピクッ。ムクムクッ。

 

 

 おちんちん(ガネーシャ)が勃起(レベルアップ)し出したのだ。

 

 全員がそこに注目している中、ドンドンと大きさを増してゆく勃起(レベルアップ)。

 数秒もすれば、そこには陰茎(はな)を膨れ上がらせながら天を衝く、完全に勃起(レベルアップ)し終えたおちんちん(ガネーシャ)が存在した。

 

 女性陣の息をのむ音が聞こえる。

 ヴェルフ達の視線に居た堪れなさが混じる。

 

 大きくなっても皮が剥けず、僅かに先端の隙間からピンク色の中身を覗かせるだけの、平均よりも小振りなそれがスポットライトを浴びながら堂々と晒されていたのだ。それも当然のことだろう。

 

 ところで、何故ベルはこのような状況で勃起(レベルアップ)してしまったのであろうか。

 たとえ光に照らされたとはいえ光に感触などなく、おちんちん(ガネーシャ)が刺激されることなどなかったはずだ。

 

 これももちろん原因はアスフィだ。

 アスフィとの密会で毎回おちんちん(ガネーシャ)を弄り回されていたベルの中に、ある種の条件付けが出来上がってしまっていたのだ。

 

 それは、アスフィの前でおちんちん(ガネーシャ)を出したら弄ってもらえる、というものだった。

 これが、今回の状況で暴発したのだ。

 

 自分は現在、女性の前でおちんちん(ガネーシャ)を出している。ならばこの後、おちんちん(ガネーシャ)を弄ってもらえる。

 ベルが実際にそんなことを考えたわけではないが、身体は刻み込まれた躾に素直に反応してしまった。

 まるで、餌を出された犬がすぐさま飛びついてしまうような、いっそ見事とも言える調教の結果だった。

 

 

 勃起(レベルアップ)したおちんちん(ガネーシャ)を見て、完全に真っ白になっていたベル。

 だが仕方のないことだろう。

 ベルはこれまで幾度も女性陣の前でおちんちん(ガネーシャ)を晒してきたが、勃起(レベルアップ)を晒したのは、ダンジョンの温泉の時と、アスフィの前だけだったのだ。

 それがこんなに大勢の見ている前での勃起(レベルアップ)だ。思考が止まってしまっても無理はない。

 

 そんなベルの脳に少しずつ思考能力が戻ってくる。

 勃起(レベルアップ)したおちんちん(ガネーシャ)、それを無心で見つめ続ける女性達、気まずそうに視線を逸らすヴェルフ達。

 多くの情報を取り入れ、己の状態をはっきりと認識したベル。

 そんな彼は、

 

 

「…………っいやああああぁぁぁぁぁぁぁぁ――――っ!!」

 

 

 涙を流しながらその場から逃げ出した。

 走り去りながらも、おちんちん(ガネーシャ)を隠すことが無かったベルは、とことんまでアスフィに調教されきっていると言えるのかもしれなかった。

 

 

 去り行くベルを、残された者たちは呆然と見送った。

 あまりにも唐突な行動に、反応することが出来なかったのだ。

 

 

 彼らのダンジョン攻略が再開するまでに、相当な時間がかかったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次は誰に見られるのがいいですかね。


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