ダンまちはもっと肌色が多い方がいいと思うんだ。 作:黒のトビ
ダンまちで一番むっつりそうなのはレフィーヤ。
次がアスフィさん。
ダンジョン内の森で迷子になっていたベルとレフィーヤ。
二人が騒ぎながらも帰り道を探して森の中を彷徨っていると、レフィーヤが
危険と知りながらも
穴の底には溶解液が貯まっており、植物のような極彩色のモンスターが落ちてきた獲物を捕食する狩場であった。
服どころか身体までもを溶かしてゆく溶解液に苦戦しながら、モンスターと戦う二人。
幾度となく窮地に陥りながらも、最後に呼吸を合わせた魔法によりモンスターを討伐し致死の穴から脱した。
しかし、窮地を脱してすぐに
疲労困憊でろくに動けないベルを背負ったレフィーヤの絶体絶命の状況を救ったのは、ベルの知り合いであるエルフの戦士リューであった。
瞬く間に
こうして二人はようやく命の危機を脱したのであった。
これは、その後の、もしかしたらこのような展開になっていたかもしれないというifの物語である。
「…少々やり過ぎました。」
汗一つ掻かずに
レフィーヤは、その姿に師であるリヴェリア以上の使い手ではないかという俄かには信じがたい感想を抱く。
それほどまでにリューの戦いぶりは堂に入っていた。
「あ…。た、助けて頂いてありがとうございました。」
リューの姿に見惚れていたレフィーヤが、こちらに近付いて来る彼女にハッと我に返りお礼を言う。
突如として現れた彼女に警戒の念が無いわけでもなかったが、命を救われて礼の一つもない程、恥知らずではなかった。
「…それで貴方は…?」
「問答は後です。まずは治療を…。」
近付いてきたリューの言葉が不意に途切れる。
急に頬を赤らめ、視線を逸らしながら何かを誤魔化すかのように咳払いを一つ。
その様子は何か見てはいけないものを見てしまったかのようだ。
「…より先に、その…。隠した方がいいかと。」
「え?」
リューが目を逸らした理由。それはレフィーヤの格好にあった。
彼女は先程まで溶解液の貯まった穴の中でモンスターと激しい戦闘を繰り広げていた。
溶解液の底には犠牲となった冒険者の骨が散乱していたところを見るに、溶解液は人肉すらも溶かす程の凶悪性を有していたことがわかる。
すぐさま肉が溶け落ちる程の効力こそなかった為、レフィーヤ達は肌を火傷した程度で済んでいたが服はそうはいかなかった。
レフィーヤの服は溶解液によって溶かされていた。
具体的には胸が丸出しだった。
服が溶かされて露わとなった乳房は、年齢を考慮すれば十分に豊満と言えるサイズであった。
白く丸く形の良い乳房は、若さゆえか放り出されていても形を損なうことなくツンと前に張り出している。
その先端にある乳首は彼女の潔癖さを表すかのように穢れなき薄桃色で、恥ずかし気にピクピクと震えていた。
「――――――!!!」
バッと胸を腕で隠す。
顔を真っ赤に染め必死に乳房を覆うが、片腕ではその豊満な乳房を隠しきれずポヨンと大部分が零れ落ちる。
「何が…。」
ベルの呟きが耳に入り、キッと睨みつける。
今はまだ朦朧としているが、意識がはっきりすればレフィーヤの格好にも気が付くだろう。肩を貸しているため、ベルの顔は乳房のすぐそばにあるのだ。
しかも、肩に回したベルの手が僅かに乳房に触れているのだ。
レフィーヤの頭に一気に血が上った。
「見ないで下さい!!離れて下さい!!服を返しなさーい!!!」
「うげっ!!!」
「エルフ、私から見てもそれはやり過ぎです。」
レフィーヤに突き飛ばされたベルが顔面から地面に倒れ込む。さすがにこれはとリューが苦言を呈するが、興奮したレフィーヤには届かなかった様子で、涙目になりながらベルを睨みつけるばかりであった。
「いたた……。」
さすがのベルもこの仕打ちはいかがなものかと思わないでもなかったが、極彩色のモンスターとの戦いで助けてもらった恩と、生来の人の好さから文句を言うこともなくぶつけた頭を擦っていた。
起き上がったベルがレフィーヤ達の方を見ると、そこには様子のおかしい二人の姿があった。
「「――――――。」」
こちらを見ながらも、どこか唖然とした表情を浮かべている。
ここでひとつ、今の状況をおさらいしよう。
ベル達はつい先程まで極彩色のモンスターと戦闘を繰り広げていた。
その戦場は溶解液が貯まった、肉や服を溶かしてしまう恐ろしい場所であった。
そしてモンスターと戦っている最中、溶解液を散々その身に浴びていた。
その結果、レフィーヤは半裸になるまで服を溶かされ乳房を露出する形となった。
実のところ、尻もちをついたことで
モンスターの攻撃に耐えうる戦闘衣でさえそのような有様なのだ、薄い下着などが溶けるのは一瞬であった。
つまり、今レフィーヤは
話を戻そう。
ではベルはどうなのかというと、彼の衣服はレフィーヤと比べてそこまで溶けてはいない。裾などが多少解れているものの、十分に服としての機能を保ったままだ。これはベルの服がサラマンダー・ウールで作られていたためだ。
ベルの服はほとんど溶けていない。それは事実であり、服もズボンも無事なのは見てわかる。
しかし、ベルトはそうではなかった。
服はサラマンダー・ウールであっても、ベルトまでもがサラマンダー・ウールでできているわけではない。
ヘルのズボンのベルトは、溶解液によって溶かされていたのだ。
今のベルは、レフィーヤに突き飛ばされた衝撃で、ベルトを失ったズボンがずり落ちていた。
それだけであれば、何も問題はない。
ズボンがずり落ちたところで下着が露出するだけで、その中身が露わになるわけではないのだから。
だがしかし、ここで一つ思い出してもらいたい。
レフィーヤは溶解液によって
そしてサラマンダー・ウールは耐久性こそ優れていても、防水性のある生地ではない。
ベルが戦闘中溶解液を被ったことで液が服に染み込み、その中にある下着までもを溶かしつくしていたのだ。
つまり、そのような状態でズボンがずり落ちたベルは今――――。
レフィーヤとリューの目の前で
突如として目の前に出現した
リューは知り合いの異性の大事な所を見てしまったことにほんのり耳の先を赤らめ、それでも視線を逸らすことなく凝視し。
レフィーヤは怒りと羞恥に真っ赤に染まっていた頭の中が、完全に真っ白になっていた。
二人ともに見目麗しいエルフの美女美少女であったが、エルフ特有の潔癖さもあり異性との交際経験もなく、男性の象徴を見たこともこれが初めてであった。
リューにとってベルは
レフィーヤはベルのことを目の敵にしていたが、内心認めるところがないわけでもなかったため、そのベルの
「あの……、どうしたんですか……?」
様子のおかしい二人をいまだぼんやりする頭で眺めていたベルだったが、流石に何かがおかしいと察し始めた。
そして地面に接している尻の感触がおかしいことに気が付く。
まさかと思いつつも、確認するべく視線をゆっくりと下げる。
あとほんの僅かで自分の
「このっ、変態っ!!!」
「げぶっ!?」
レフィーヤがスタッフで思いっきりベルの顔を殴りつけた。
「ちょっ!?ほ、ほんとにやり過ぎです!!」
「だ、だって!!あんなっ、あんなのをっ!?」
リューがレフィーヤを押さえつけるのをしり目に、地面に横たわったベルの意識は闇に落ちていった。
たとえ非力な魔導士とは言っても、LV.3による一撃だ。一般人であれば大怪我をしていてもおかしくないだけの威力があった。
気絶するだけで済んだのは、曲がりなりにもベルがLV.2の冒険者だったからだろう。
「クラネルさん?――――気絶してる。」
「わ、私が悪いんじゃないですよ!?
この人がいきなり変な物を見せるから!!」
「だとしてもやり過ぎです。
態と見せたわけではないのでしょうに。」
「うっ……。」
気絶してしまったベルを視界に入れながら、二人のエルフが言い争う。
リューの苦言に言い返すレフィーヤだったが、流石に自分が悪いと理解しているのかその言葉には、いつもベルに向けるような力強さは無かった。
「「――――――――。」」
ふと会話が途切れ、沈黙が下りる。
二人の視線はその間も、ベルの股間に注がれ続けていた。
ベルのズボンはいまだずり落ちた状態で、足元に丸まっていた。
当然
細く短い
秘密にするべき全てが公開されたままだった。
いつものレフィーヤであれば、
それが騒ぎもせずに、むしろ生唾のみ込んでガン見しているのは、ひとえにベルの
まるで宗教画に描かれた天使の様に白く小さく幼い
これがもし陰茎も太く、亀頭もズル剥けなグロテスクな大人のイチモツがぶら下がっていれば、レフィーヤも混乱して股間に魔法を叩き込んでいたかもしれない。
それを防いだのが己の
まあ、決して見られたくなかった
「――――はっ!!
こんなことしている場合ではなかった!私はベルトの代わりになる物を探してきますので。
あなたは――――み、見張っててください。」
いち早く正気に戻ったリューが、慌てた様子で駆けだしていく。
「見張るっていっても……。」
残されたレフィーヤは呆然とする。
そんなことを言われてもどうすればいいかなど分からなかった。
「見張る……。」
チラッとベルを見て、すぐさま目を逸らす。
リューは慌てて駆けだしたためベルのズボンはそのままになっており、いまだ
何もできないレフィーヤは、そのまま素直にリューの帰還を待つことにした。
チラリとベルを見る。
チラリチラリと何度も見る。
ジーっと見つめる。
待っている間、レフィーヤの視線は何度も
最初は見ては顔を逸らすといった動作を繰り返していたが、その頻度はどんどん増えていき、とうとう顔を背けることなく
徐々に距離も詰めていき、ついにレフィーヤは
心臓の鼓動はどんどん早くなっていき、呼吸もはぁはぁと荒い息を溢している。
レフィーヤは、産まれて初めて見る男の子のシンボルに非常に興奮していたのだ。
もはやレフィーヤは、自分が今何をしているか分からなくなっていた。
何故こんなにも
自分はこのヒューマンの男を嫌っていた筈なのに。
レフィーヤの脳内はすでに、
そして――――。
ちょん。
伸ばした指先が一瞬
バッと弾かれたように手を放すが、少しするとまた手を伸ばしだした。
触れるのが指先だけから、手の平全体に変わるのに時間はかからなかった。
想像していたよりもずっと柔らかかった。
先端の皮を引っ張る。
かなり伸びてちょっと面白かった。
意外な弾力があった。
強く摘まんだらベルの身体がビクッと跳ねたので思わず手を離した。
揉んだり摘まんだりと、普段のレフィーヤからは想像できない程に淫猥な手つきで
そしてそれがたまらなく気持ちいい。
ベルの
ムクムクッ。
「っ!?」
驚いた様子でレフィーヤが
興奮しながら
レフィーヤの見ている目の前で、
そう、
目の前でそそり立つ
知識としてぼんやりそんなことがあると知っていたぐらいだ。
「~~~~っ!!」
恋人がいる女性か、娼婦くらいしか見る機会のない現象を目の当たりにして、レフィーヤの興奮は最高潮に達した。
飢えた犬のような勢いで、
先程までの
そのままにぎにぎと硬さを楽しんでいると、先端の皮の隙間からピンク色の何かが覗いていることに気が付いた。
ごくりと唾をのんだレフィーヤは、そのまま握った手を下げていく。
すると、先端の皮がどんどん広がっていき、ピンク色の亀頭が露わになっていく。
剥きっ。
そして亀頭が完全に露出した。
卵の様につるんとしたソレは、光を受けてピンク色の宝石の様に輝いていた。
その美しさにほうっと吐いた溜息が亀頭をなぞると、
それを見たレフィーヤの脳裏にとある知識が浮かんでくる。
「――――ごくっ。」
思わず生唾を飲み込む。
呼吸が乱れる。
心臓がバクバクと爆発しそうなほどに弾む。
見てみたくなった。
その
レフィーヤの
上下にしごかれる
そんなことをしていると、
もう少し。
もう少しでこの
確信を得たレフィーヤの手の動きはさらに加速してゆく。
そしてとうとう、ベルの
「――――ナニしてるんですか?」
ビクゥゥゥッ!!
レフィーヤの身体が跳ねると当時に、ベルの
宙を舞った精液が落下してベタベタと己の手を汚す中、レフィーヤは錆び付いた蝶番の様にギギギと音が出そうなほどに緩慢な動きで振り返る。
そこには顔と耳を真っ赤に染め上げながらレフィーヤを見下ろすリューの姿があった。
ピンク色に染まりきっていたレフィーヤの頭が真っ白になる。
何か言わなければいけないのに、頭が回らない。
目の前の同胞は、完全に変態を見る目をしている。
「……ち――――。」
「ち……?」
頭を振り絞った結果出てきた言葉は――――。
「違うんですっ!!」
言い訳にすらなっていなかった。
そんなレフィーヤにリューは白けた視線を向ける。
精液でべったりな手を突き出しながら違うと言われても、何が違うというのか。
白濁した手では説得力など皆無であった。
「ん……うぅん……。」
レフィーヤが大声で騒いでいると、その五月蠅さで気絶していたベルが目を覚ました。
妙に身体がすっきりしているように感じたが、その違和感に気が付くことなく体を起こし、寝起きのぼんやりとした頭で周囲を見渡す。
「……?」
すると、目の前に見慣れないものがあることに気が付いた。
それは、まるで大きな桃のようだった。
桃の様に真ん中で二つに割れていて、その割れ目の奥には小さな窄まりが見えた。更に下の方には切れ込みのようなピンク色のスジがあった。
ベルにはそれが何なのかすぐには理解できなかった。
それは、レフィーヤの剥き出しの下半身だった。
先述したが、レフィーヤは現在
そして、レフィーヤはベルの
その結果が、ベルの目の前に広がる桃源郷である。
しかし残念なことに、童貞であり女性の秘部をしっかり見たことのないベルには、それが何のなのか分からなかった。
故に、ボーっとしたままそれに手を伸ばして掴んだ。
「だから違うぅひぃっ!?」
突如尻を触る感触に悲鳴を上げるレフィーヤ。
視線を向けると、寝ぼけた様な表情でベルが自分の尻を撫でているのが目に入った。
真っ白だった頭が、急激に怒りと羞恥で真っ赤に染まる。
エルフの肌を、それもお尻を触るなど許せることではないと、自分の先程の行為を棚上げして怒鳴りつけようとした瞬間――――。
「――――ぁん♡」
ベルの指が、レフィーヤの肛門の淵をなぞった。
甘い吐息が己の口から零れたのを聞いた瞬間、レフィーヤの思考は烈火の如く燃え上がった。
「――――ふんっ!!」
「がぺっ!?」
振り向きざまに一閃。
レフィーヤの拳がベルの顔面を貫いた。
ベルの視界からは、桃が一瞬にして消え去り、般若のような憤怒の表情を浮かべたレフィーヤの顔が映った直後、世界が真っ黒に染まった。
「ふーっ!ふーっ!」
再び倒れ伏し気絶したベルを見下ろしながら荒い息を吐くレフィーヤ。
そんなレフィーヤを見て、リューがポツリと一言。
「……変態。」
「違うんですうううぅぅぅぅ――――!!!」
レフィーヤの悲痛な叫びがダンジョン内に木霊した。
その後、レフィーヤはリューに土下座して今回のことを秘密にしてもらえるよう頼み込んだ。
ベルには、しばらくすごく優しい態度で接して、少しひかれた。
リヴェリアさんに見られるシチュエーションがどうしても浮かばない。