ダンまちはもっと肌色が多い方がいいと思うんだ。 作:黒のトビ
ベル君は受け!(時節の挨拶)
ベル君のベル君を語ろう!(感想お待ちしております)
カコーン。
ちゃぷちゃぷと水が跳ねる音が響き、水面からもうもうと湯気が立つ。
十人以上が余裕をもって入れるほどの湯船にお湯が満ちて淵から流れて行く。
ここはヘスティア・ファミリアの浴室。
ファミリアに属するとある温泉好きのために、一日中いつでも入れるようにほぼ毎日湯が張られている湯船に浸かる人影があった。
「はぁ~~~~。極楽極楽。」
肩まで湯に浸かりながら、蕩けたような声を発し、蕩けたような表情を浮かべるこの女性。彼女こそがファミリアの浴室が常に稼働状態になっている原因であるヤマト・命だった。今日も今日とて彼女は入浴という娯楽を堪能していた。
「ん~~~~っ!」
快感に身を委ね、両手を伸ばして背筋を伸ばす。
動作に連動して突き出された胸がたぷんと揺れ、艶めかしさを振りまいていた。もしこの光景を男性が目撃したら、性的興奮を抑えるのは困難であろう。
「気持ちいいですねぇ。」
ありえない言葉が聞こえた。
命のいる女湯に、男性の声が響いたのだ。
湯船に浸かる命の隣、そこにもう一人の人影があった。
「そうでしょう。やはりお風呂は素晴らしいものなんですよ、ベル殿。」
そこにいたのは、ヘスティア・ファミリア団長であるベル・クラネルであった。
ここは女湯であり、男性であるベルは本来ここにいていいはずはない。しかも、すぐ隣には一糸纏わぬ裸体を露わにした命がいるのだ、これはもはや異常事態と言えるだろう。
隣に男性がいるというのに命はその身体を隠す素振りもなく、ベルの前に豊満な乳房や安産型の尻を惜しげもなく晒していた。
ベルもまた、その股間を隠すことなく透明な湯の中に
何故二人がこのような状況になっているのか、それは以前二人がダンジョンの温泉を訪れた時まで遡る。
ベルと命がダンジョン13階層の未開拓領域で発見した温泉を訪れた時、なし崩し的な流れで混浴するはめになったことがあった。さらには手違いにより飲酒して酔っ払ってしまったことで、お互いに散々な痴態を披露してしまったのだ。
それ以来、どうしてそうなったかはベルも命も覚えていないが、時折二人で混浴する習慣ができたのだった。
◇―――――――――――――――――――――――――――
「「はぁ~~~~。」」
二人並んで湯に浸かり、同時に蕩けた声を漏らす。
まるで男女で混浴しているとは思えない程にリラックスし切った表情だ。すぐ傍に異性の裸体があるというのに、それを気にしている素振りも見せない。
これは、決してお互いを異性として意識していないということではない。恋愛感情こそ抱いていないものの、二人ともお互いのことを魅力的な人だと感じている。
では、二人が異性の裸を気にしない程に経験豊富なのかと言われるとこれも違う。二人とも性経験はなく処女童貞のままだ。
となると、どうして気にしていないのか。
お互い様々理由はあるが、ベルに関しては慣れているというのが一番の理由だろう。
ベルは実のところ女性の前で
特に、アスフィに対しては、週一以上の頻度で密会して
対して命にとっては、ベルの
もちろん、と言ってはおかしいが、同じファミリアに属している関係上、ベルの
ただ、命にとっては、ベルの
それに、お互いにまったく気にしていない訳ではない。
現に、不意にお互いの恥部が視界に入ってしまった時は、顔を赤らめて視線を逸らしていた。
◇―――――――――――――――――――――――――――
そんなこんなありながらも、二人は入浴を楽しんでいた。
命は鼻歌を口遊み、ベルはそれを聴きながら湯の心地良い温度を全身で味わっていた。
「ベル殿。」
「?何ですか?」
「いつものアレ。やってくださいませんか?」
「!?い、いや~、それはちょっと~。」
湯船に浸かりながら、唐突に命がベルに何かを頼み込んだ。
楽し気な命に対して、ベルは明らかに乗り気ではなさそうだった。アレというのが何なのかは不明だが、ベルにとってそれはあまりしたくないことなのは見て取れた。
「ベル殿。お願いしますよ~。」
「うう……。」
潤んだ上目遣いに怯むベル。
命の言うアレは決してしたくはない。したくはないがこの目で見られると弱かった。
元々女性に優しいベルは、女性からの頼みごとを断ると言ったことが苦手だった。たとえそれが自分にとってやりたくないことであっても勢いに押されて承諾してしまうこともよくあることだ。
それが犯罪などであれば話は別だが、今回はそうではない。気が進まないことではあるが実行自体はベルの心持一つでできることだ。
「ベル殿~。」
「……わかりましたよ。」
最終的にベルが折れた。
毎回そうなのだ。ベルがどれだけゴネても、結局押し切られてしまうのだ。
意識的か無意識的かは不明だが、命が上目遣いを披露する時、その両腕で豊かな乳房を寄せ上げて深い谷間を見せつけてくるのも承諾してしまう理由の一つかもしれない。
「はぁ……。」
毎回毎回、命の頼みを断れない自分にため息が出る。
でも仕方がないじゃないか。
こんなスタイル抜群な美人が、一緒に入浴して胸やお尻を見せてくれるのだ。どんな頼み事でも聞き入れないと釣り合わないだろうと考えてしまう。
ともあれ、命の頼みを承諾したベルが、命の正面へと移動する。
命はキラキラした目でこれから行われることを胸を高鳴らせて心待ちにしていた。
「……一回だけですからね。」
そう念を押したベルが、決意を秘めた表情で立ち上がった。
ザバッ!
プルンッ!
命の目の前にベルの
先程からもちらちらと視界に入ってはいたものの、湯の中に沈んでいた
しかし今はそのフィルターもなくなり、ダイレクトにその全貌が丸出しとなっていた。
「わぁ~~~~!」
それは男の子の
命の歓声に、己の
彼はそれを努めて無視して腰に両手を当てた。
そして――――。
「パオ~ン!」
命に見せつける様に腰を突き出した。
連動して
ベル、まさかのゾウさん芸再びだった。
普段の彼からは想像もできないような行為を行っていた。それも女性である命の目の前でだ。
インモラルな芸を披露するベルは、羞恥に耐えきれなくなりギュッと目を瞑る。真っ暗に染まった視界の中でも命の視線だけははっきりと感じられた。
無論、命が
熱い視線を
「あはははははははは――――っ!」
手を叩いて大喜びしていた。
目の前で
命が
しかし、彼女はベルのこの芸を見た時だけは淑女ではなくなってしまうのだ。
このゾウさん芸は、ダンジョンの温泉で混浴した時にベルが酔っ払って披露してしまったもので、アルコールに支配されたベルのこの暴挙を、何故だか知らないが命は痛く気に入ってしまったのだ。
彼女は混浴する度にこの芸をせがむようになり、断り切れないベルは毎回芸を披露する羽目になっていた。
ベルとしてはこのような破廉恥な芸を人様の前で披露したくなどない。
だが結局は、今日も命の前で
押しに弱い自分が少し嫌になるベルだった。
自己嫌悪に陥りながらもベルは止まることなく芸を披露し続ける。
「パオ~ン!パオ~ン!」
リズミカルに腰を突き出し、
「パオッ!パオッ!パオッ!」
腰を左右に振り、
「パオ~~~~ンッ!!」
膝を使って腰を揺すると、
ベルの
「あははははははははははははははは――――っ!」
もはや笑い過ぎて涙すら流している命。
彼女自身、なぜこんなに笑えるのか理解できない。
男の子の大切な部分が目の前で揺れているのだ、普段なら恥ずかしくなって目を逸らしているだろう。だというのに揺れる
時折ふと自分が淫乱になってしまったのではないかと不安になるが、ベル以外のモノを見てしまった場合を想像した際には別段笑えなかったし興奮もしなかった。ベルだけが特別だったのだ。もちろん恋愛的な意味ではなく。
「もうおしまいですっ!」
「ええ~~~~!?」
一通り芸を披露し終えたベルがその身体を湯の中に沈めて終了を宣言する。
命は物足りないと不満の声を上げるが、ベルは頑として続きを行う様子を見せなかったので最終的には諦めた。
「仕方ないので、今日はこれで満足しておきます。また見せてくださいね。」
素直にはいとは言えないベルだった。
複雑な表情を浮かべるベルをスルーして、命は湯船から身体を上げ淵に座る。長湯と興奮で体が火照ってしまったのだ。
外気に晒された肌の熱が逃げていく感覚に恍惚の表情を浮かべる命を、ベルは湯の中からボウっと見つめていた。
湯から上がったことで見事な裸身が露わになり、思わず見とれてしまったのだ。
豊かな胸に、括れた腰回り、安産型の尻が水滴を纏いキラキラと輝いて見えた。お湯でピンク色に染まった肌の艶めかしさが眩しかった。
わいわい。
「「――――っ!?」」
ベルが色欲に囚われ始めた時、脱衣所の方から話声が聞こえた。
咄嗟にベルと命がそちらを振り向く。
本日はファミリアのみんなに予定があり、今
だからこそこの隙に混浴していたのである。
しかし、みんな揃って用事が早く終わったのか、脱衣所からはヘスティア、リリルカ、春姫と、ヘスティア・ファミリアの女性陣の声が聞こえた。
「どどどどうしましょう命さん!?」
「おおお落ち着いて下さい!?」
この事態に二人は大慌てだ。
もしこの状況を見られてしまったら、非常に面倒くさいことになるのは想像に難くなかった。
どうにかしようにも浴室の中に隠れられる場所など存在しない。正しく絶体絶命の状況だ。
そんなこんなしている内に、追い詰められた二人に止めを刺すように脱衣所の扉が無慈悲に開かれた。
そこからの命は、火事場の馬鹿力と言えるレベルの上限を超えた動きを見せた。
足を振り上げ、湯の中にいるベルの頭を引っ掛け引き寄せると、自身の太ももで挟み込み、ベルの姿を脱衣所の方向から見えないように身体を使って隠したのだ。
「一番風呂~~!ってあれ?」
「やっぱりいましたか命様。」
「ふふふ、一番風呂じゃなかったですね。」
「お、お先頂いてます……。」
命がベルを隠すのとタッチの差で、脱衣所の扉が開きヘスティア達が姿を見せた。
ギリギリのところで気が付かれなかったが、命の心臓はバクバクだった。
しかし、それ以上に大変な事態に陥っていたのは匿われたベルの方だった。
彼は今、身体を湯に沈め、頭を命の太ももに挟まれている状態だ。そして頭の向きは命の身体の方に向いている。
この状態で彼の視界に映ったもの、それは――――。
超至近距離で丸見えになっている命の秘部だった。
ベルはドアップで視界に映り込む女性の神秘に、完全に真っ白になっていた。
ラッキースケベの申し子と言えるベルは、女性のこの部分を見たのは初めてではない。しかし、こんな明るいところで、それもこんな至近距離でまじまじと見たことは初めてであった。
そもそも童貞であるベルが、チラッとでも何度もそこを見たことがあるのが特殊なのだ。
完全に真っ白に染まった頭であっても、ベルの脳は目の前の絶景を決して忘れてはいけない映像フォルダに保存していく。
薄く開かれたそこは美しいピンク色をしており、初々しさを感じさせながらも淫靡な雰囲気を漂わせていた。
あまりにも衝撃的過ぎて、ベルの股間は
「……見ないでくださいっ!」
自分の大切な部分が見られてしまっている状況に、顔を真っ赤に染めた命が小声で怒鳴る。先程のゾウさん芸を完全に棚に上げているが、恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。
ベルの頭を挟み込んでいる関係上、足を閉じて隠すことも出来ない。
視線が物理的な触角を持っているかのように秘部を撫でる錯覚を感じて、命のソコがヒクンと反応した。
ベルはそんな命の声に耳を貸すことなくそこを凝視し続ける。というか命の声など聞こえていなかった。
もはやベルの頭の中は、ヒクンヒクンと開閉を繰り返すピンク一色で染まり上がっていた。
「一番風呂じゃないけど二番風呂~。」
「へ、ヘスティア様!お湯に浸かる前に身体をお洗い下さい!」
「そうですよヘスティア様。ちゃんとマナーを守ってください。」
「おっと、そうだったぜ!」
湯船に直行しようとしたヘスティアが命に注意され、リリルカに手を引かれて洗い場へと連れていかれる。春姫もくすくす笑いながらそれに続いて行った。
とりあえず速攻でバレてしまうことはなさそうだと、命は小さくホッと息を吐いた。
そして、三人娘の後姿を凝視しながら、脱出の機会を窺う。
三人並んで洗い場で髪を洗い始めたのを見て、チャンスは今しかないと命は呆け続けるベルを抱え上げ立ち上がる。
「お先に失礼いたします!!」
そして、三人に見られないことを祈りながら、神速と言えるスピードで浴室を出ていくのであった。
「……今ガネーシャがいなかった?」
「?」
「何言ってるんですかヘスティア様?」
◇―――――――――――――――――――――――――――
「「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」」
危機的状況を脱した二人はベルの自室へと逃げ込み、荒い息を溢していた。
「「はぁ~~~~。」
浴場から騒いだ声が聞こえないということは、無事バレることなく脱出できたということだろう。安堵感から二人同時に息を吐いた。
もし混浴していたことがヘスティア達にバレていたらと考えると恐ろしい。何をどう考えても混浴していたことを正当化する言い訳が思いつかないのだ。ベルに恋する乙女達からの追求を想像するだけで背筋が寒くなる。
「……見ないでくださいっていいましたよね。」
「ひぇっ。」
一息ついたところで命がベルを睨みつけながら恨み言を呟く。
本気の怒りを秘めたその言葉に縮み上がるベルだったが、彼からすればあれは仕方のないことだったのだ。
なにせ、命ほどの美少女のアソコのドアップモロだ。ベルでなくとも男ならば目を逸らすことなど出来はしない。出来るとすればそれは女性に興味のない男ぐらいだろう。
「見ないでくださいって言ったのに……!」
「あ~、え~とあれは、その~……。」
涙を浮かべた目で睨みつけられてしどろもどろなベル。
息がかかりそうな距離に命の顔があるが、視線をあちこちに彷徨わせ顔を直視できなかった。
命の顔を見ると、つい先ほど見てしまったドアップが浮かんでくるのだ。
その所為でベルの身体にとある変化が起きていた。
「…………っ!?」
ふと視線を下に向けた命の目が見開かれた。
そこにはまあそうなっても仕方がないと言える光景が広がっていた。
ベルの股間がテントを張っていたのだ。
命のアソコをばっちりと見てしまった直後なのだ、ベルが
テントを見て一瞬呆けた表情を見せた命だったが、その表情はすぐさま無表情へと変わる。
「……この――――!」
キッと顔を上げた命の表情に浮かぶ感情。それは紛れもなく怒りだった。
ベルが何が原因となって
そして、ベルが自分の
「ドスケベル――――ッ!!」
ズリッ!
ブルン!!
ベルのズボンをパンツごと引きずり下ろした。
ビンビンになってなお皮被りのままなそれが命の視線に晒される。
「――――って、うわぁっ!?」
パンツを脱がされたことを理解したベルが、一瞬遅れて股間を隠そうとするが、それより早く命の手が動いた。
「はぅっ!?」
なんと命は
「み、命さん!?何を!?」
「こんなお子様のくせに女性の大切な所を見るなんて10年早いんですよ。」
命の突然の行動に困惑するベル。
ニギニギされる度に快感に
ベルはこのような状態になっても、命の手を剥ぎ取ろうとはしなかった。それは触られているだけでも
そんなベルを無視するかのように言葉を遮る命。
彼女の言うお子様という表現は、
「そんな悪い子は――――。」
「オシオキですっ!!」
言葉と同時に、
淀みなく上下に振られる手はベルの
何故、生真面目を絵に描いたような命が、男性を気持ちよくさせる術を心得ているのか。それは経験があるからだった。
以前、今日と同じように風呂場でベルがゾウさん芸を披露していた時、
それ以降、命は時折
「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~…………あっ!!」
突如として発生した快感に、ベルの口から上げぎ声が零れる。
それは徐々に小さくなってゆき、最後に短い声を漏らしたと同時にベルの
シゴかれ始めて僅か数秒。相も変らぬ
「はぁ、はぁ、はぁ……!」
床に精液をぶちまけた
「なに小さくしているんですか。まだまだ終わってませんよ。」
「……えっ?」
命はお仕置きと言ったが、ただシゴいて出させて貰うだけであればお仕置きにはならない。むしろ本番はここからだった。
命は小さくなったベルの
「ちょっ!?」
ついさっき出したばかりだというのに、若さゆえの回復力といったこころか、すぐさま硬さを取り戻してゆくベルの
再びMAXまで
「もうっ!無理っ!出ないっ!出ないからっ!おちんちん取れちゃう~~~~っ!!」
ベルの嬌声が悲鳴に変わるまでの間に、
◇―――――――――――――――――――――――――――
「……あ、……あ……。」
出し過ぎで干物の様になってしまったベルがピクピクと震えながら呻き声を上げる隣で、命はすっきりした表情だ。
大股開きでベッドに倒れ込んだベルを見ながらシオシオになった
「いいですか。ベル殿はまだまだお子様なんですから、女性が見るなと言ったら目を瞑らないといけないんです。
わかりましたか?」
明らかな上から目線の言葉だった。
確かにこの
だが、ベルの
これは別に命に限ってのことではなかった。
ベルは確かに気弱そうな外見持つを、どこかイジメたくなる様な雰囲気を持つ少年だ。それでいて肝心なところで決めるので、そのギャップにやられてしまう女性は多い。
しかし一度
特にアスフィなどに至っては、オーラに当てられ過ぎて、もうベルの
ベルは
たしかに女性の大切な部分を見てしまったのは申し訳ないが、それはお互い様なのではないかと。
自分は今まで命の目の前で幾度となく
だというのに、自分が見た際にはこのようにオシオキされるなど不公平ではなかろうか。気持ちよかったが何度も連続で出すのは辛いのだ。
その時ベルの中に生まれた感情、それは怒りだ。いや、正確には怒りというよりも不満と言った方が正しいだろう。普段は他人に不平不満を抱かないベルであっても、ここまでされれば流石に少しは怒る。
出し過ぎで頭がボウっとしたままのベルは、胸の内に沸き上がる感情のままに動き出した。
「っ!」
「きゃっ!?」
突然のことに目を白黒させる命を見下ろして、ベルが低い声で語りかける。
「命さん……。」
「ベ、ベル殿……?」
「確かに、女性の恥ずかしい部分を見てしまったことは申し訳ないと思います。
でも、僕だって命さんに恥ずかしいところ散々見せましたよね。
なのに僕が見た時だけオシオキされるのって不公平じゃないですか?」
「え~と……。」
多少理不尽だという自覚はあったのだろう、ベルの座った目を見れずに視線を逸らす。
ベルは命の態度に反応することなく、両手をゆっくりと持ち上げ――――。
「命さんがオシオキしたんですから、僕もオシオキします。」
もにゅん。
命の豊かな乳房を思いっきり揉んだ。
「ちょっ!?」
まさかの行動に驚愕の声を上げる命。ベルのこの行動は想像だにできなかった。
「ベル殿!?ちょっと!――――ぁん♡」
遠慮などかなぐり捨てて胸を揉みしだくベルの手を止めようと、腕を掴もうとした命だったが、突如として甘い声を上げて止まった。
ベルの手によってムニムニと形を変える胸に、鋭い快感が走ったのだ。
「え!?や♡ぁあん♡――――!」
未知の快感に悶える命には、ベルを止めるだけの余裕が無くなっていた。
ベルはその甘い声に、止まるどころか更にヒートアップして胸を揉む手の動きを激しくさせていく。
女性の胸を揉んでいる柔らかな感触。
甘い声を出させることに成功した達成感。
徐々に蕩けて女の表情になっていく命の顔。
これら全てがベルの興奮を高めてゆき、行動をどんどんエスカレートさせていった。シオシオになっていた
このままではまずい。
胸だけで達してしまう。
下腹部に強い熱が発生したことを感じた命は、何とか今の状況を脱しようと快楽に蕩けかけている頭を巡らせる。
しかし、ベルのフィンガーテクニックに翻弄されている現状を打破する方法など、すぐに思いつくなどあるはずなかった。
命が思考を回すなか、ベルの手は大胆さを増してゆき、衣服もどんどん乱れていった。そしてとうとう晒しが緩み、その中身が露わになり始める。
崩れた晒しの隙間から顔を出した、ピンク色の突起を見て命の頭の中に危険信号が鳴り響く。
胸を揉まれるだけでこんなになってしまっているのだ。乳首を刺激されようものならどうなってしまうか予想が付かない。
コリッ。
「~~~~~~~~っ!!」
そんな命の危機を見逃すベルではなく、目ざとく零れ落ちた乳首を見つけ、命の止める暇もなくそれを摘まみ上げた。
声にならない嬌声を上げた命が、全身を痙攣させる。そのままビクンビクンと震えた後、力が抜けたようにベッドの上に横たわった。
はぁはぁと荒い息を吐くベルの下で、命も同じように荒い息を吐いていた。
それに連動するようにベルは
命はすでに結構ギリギリっぽかったが、これで終わりではオシオキにはならない。
ベルは再びほとんど丸出しの状態となっている命の胸に手を伸ばす。
これに慌てたのが命だった。
彼女はベルの意外なほどのテクニックで、絶頂させらてしまった後である。その余韻もまだまだ身体に残ったままだ。乳房の先端にあるピンクの突起も普段以上にツンと主張を増してジンジンと甘い快感を留めている。
今そこを責められたら、今度こそ何の抵抗もできないくらい乱れてしまう予感があった。
故に、それを避けるために、今度は命がベルの腕を掴んだ。
「うわっ!?」
ベルが驚いた声を上げ、二人の体勢が入れ替わる。
レベルこそベルに軍配が上がるが、技術という点で言えば武神タケミカヅチの眷属であった命の方が上である。むしろベルが急速なレベルアップに技術が伴っていないだけかもしれないが。
今度は命が覆いかぶさる形で上になった。
先程と違うのは、命の顔の前にあるベルの下半身を見下ろし、ベルは顔の前にある命の下半身を見上げていた。
いわゆる69の体勢であった。
これにより、体勢的にベルが命の胸を責めるのは難しくなった。
「ちょっと命さん、ズルいですよ!?――――あぅん!」
ベルの抗議を無視して、命は目の前でそそり立つ
股間に走った快感で
優位を得た命は笑みを浮かべて目の前の
ここに至って、相手を早く絶頂させた方が勝ちといった勝負のようなものになっていた。
込み上げる射精感に必死に耐えているベルは、何とか状況を脱することが出来ないかと考えて、目の前に下着に包まれた形の良い尻があることに気が付いた。
責められているだけではこの状況は好転しない。逆転するためには、こちらからも責める必要があった。
ベルは決意を胸に、目の前の下着を掴み一気に引き摺り下ろした。
そこには蜜を滴らせるピンク色の秘部と、ヒクヒク震える可愛らしい肛門があった。
「えっ!?」
急に下半身にスーッとした感触を覚えた命が驚きとともに振り向く。
振り向いた先には膝付近まで下着を摺り下されて、丸出しになった下半身が見えた。
命の表情に羞恥の色が浮かぶ。
「ベル殿それは反則――――あぁん♡」
命の抗議を無視してベルは目の前の秘部に手を伸ばし、薄く開いていたそれを思いっきり指で広げる。
そこに広がる絶景に、ベルは思わず息を呑んだ。
愛液で濡れたそこはテラテラと光り、蠱惑的にベルを誘惑していた。
火に誘われた蝶のようにふらふらと指を這わせてそこを弄り始めると、命が可愛らしく嬌声を上げた。
「ひゃんっ!――――くっ、それならこっちだって!」
秘部を撫で回す指が止まらないことを理解した命が再び
自分が絶頂する前に、ベルを絶頂させる方針へと切り替えたのだ。
お互いがお互いの恥部を弄り合う淫靡な勝負が続く。
不利なのはベルの方だった。元々
込み上げる射精感を堪えて必死に命の秘部を弄るが、ベルが敗北するのは時間の問題だった。
「あっ――――♡」
命が急に甘い声を上げた。
その時、ベルはどうにかできないかと秘部のあらゆるところを触りまくっていた。その声を聞いて、ベルは秘部の一部に包皮に包まれた豆のようなものがあることに気が付いた。
ベルは包皮をめくり上げると、剥き出しになった豆を指で突いてみた。
「あぁん――――♡」
そこが弱点であることを確信したベルは、剥かれて露わになった豆に顔を近づけ――――。
ペロッ。
舌で舐めた。
「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~♡」
股間から発生した電流のような快感が背筋を走り抜け、嬌声となって口から飛び出す。
腰が震え、秘部から飛沫が飛びベルの顔を濡らす。
命の反応で確信を得たベルは、ここぞとばかりに豆をペロペロと嘗め回した。
「あっ、あっ、あっ――――♡」
もはや
立場は逆転し、勝敗は決したように見える。後はベルが命をイかせるのを待つだけだった。
しかし、彼女は諦めなかった。堪えがたい快楽の波にも屈することなく足掻く。
ペロッ。
「わひょぉっ!?」
ベルに習うように命が皮を剥いて露わになったベルの亀頭を舐めた。
敏感な部分に初めて受ける感覚に変な声が漏れ、反射的に
そこからはもうチキンレースの様相だった。
一瞬でも早く相手を絶頂させようと、互いの弱点を必死にペロペロと舐め続ける。
そして――――。
「「――――あっ。」」
二人同時に果てた。
ベルは勢いよく
「「はぁ、はぁ、はぁ…………。」」
疲れ果てた二人が、ベッドの上に横たわり荒い息を吐く。
二人とも息も絶え絶えと言った様子で、お互いの体液でドロドロになった顔を気にする余力もなさそうだった。
並んで横になりしばらくボーっとしていると、ふと相手の方に視線を向けた時、ばっちりと目が合った。その視線にはどこか熱く潤んだ色が浮かび出ており、二人の間に艶っぽい雰囲気が漂い出す。
そのまま見つめ合った後、言葉を交わすこともなく二人同時に動き出した。
ベルは体を起こし、横たわったままの命の足を掴むと、ぐいっと左右に開いた。当然、開かれた足の中央には丸出しのままの秘部が見える。
命は秘部が見られているというのにそれを隠す素振りもなく、それどころか手を秘部に添えると、自らをもってそれを開いたのだった。
ベルはいつの間にやら三度
二人は自分たちが何をしているかも理解しておらず、ただぼやけた頭で本能のままに本番行為を行おうとしていた。
ベルの亀頭が命の秘部に触れる。
陰唇が亀頭を咥え込み、受け入れる準備が万全であることを伝える。
先端を包まれる感触にベルの腰の動きが止まった。しかしそれは一瞬のことで、すぐさま前進を再開し、ついに先端が命の膜に到着した。
グルグル目の二人が荒い息を吐きながら、とうとうその瞬間を迎え――――。
コンコン。
「ベルく~ん。いるかい?ご飯の時間だよ~。」
ビクゥッ!!
「「――――っ!?」
突如として鳴り響いたノックの音と、ヘスティアの声に、合体しかけていたベルと命が弾かれたように距離を取る。
本当にギリギリセーフのタイミングだったため、先端がちょっと侵入しただけで命の膜も無事であり、二人の結合は未遂で終わった。
「わ、わかりました!ちょっと今取り込み中なので先に行っておいてください!」
「?わかったよ。早く来てね~。」
「「…………っはぁ~~~~!!」
扉の向こうからヘスティアの気配が十分に遠ざかったのを確認して、二人同時に大きく息を吐いた。
ヘスティアのおかげで淫靡な雰囲気が吹き飛び、二人は冷静さを取り戻していた。
そして冷静さを取り戻したがゆえに、先程まで自分たちが行おうとしていたことの重大さを認識していた。
バチッバチンッ!!
突然響いた大きな音に、何事かと命が顔を向ける。
見るとベルが自分の両頬に手を当てていた。それはベルが自分の頬を叩いた音だった。
かなりの力で叩いたのだろう、ベルの頬は見てわかる程に赤く腫れていた。
冷静になったベルは、非常に重い後悔の念に囚われていた。
アイズという想い人がいるというのに、自分はいったいナニをしようとしていたのか。
雰囲気に流されて恋人でもない命とそういう行為を行おうとしたのだ。アイズに対しても自分に対しても裏切りではないか。
ベルは自己嫌悪でどうしようもなくなっていた。
実は、ベルと命が繋がろうとしていた時、ベルの背中ではとんでもないことが起こっていた。
誰にも見られていなかったし、ベル自身も自覚していなかったが、実はベルのステータスの
命の秘部を弄る度に点滅と繰り返し、繋がる直前にはほぼ消え去る寸前だった。
ヘスティのインターセプトがなければそのまま消滅していただろう。
結局結合することなく、その後にアイズへの想いを再認識したことで消滅は免れたのだ。
本当にギリギリのタイミングであった。
「きょ、今日のことはお互い忘れましょう。」
「……はい。」
この短い時間では、命の中でも踏ん切りはついていないのだろう。そう言った命の声には力が宿っていなかった。
ベルの返事も同じくだ。
ベルと命は毎回同じようなことを言っているが、今回のこれはかなり真剣な声色だった。
後片付けを終えた二人は食堂へ向かい、そこでファミリアの面々に怪訝な顔で体調を心配されることとなるのだった。
数日後、そこには当たり前のように混浴してゾウさん芸をするベルと命の姿があった。
ハーレムモノのベル君って憧憬一途消えてそう。
文面見るにアイズさん以外に気持ちが向いたらダメっぽいように見える。