ガルナ島の事件が終わって俺達はギルドに帰ってきたのだが
そこにはとんでもない光景が広がっていた
「何だよこれ・・・!?」
俺達の目の前に広がっていたのは
他でもないギルドが鉄の杭で完全に破壊された光景だった
(鉄の杭・・・という事はやったのは鉄竜のガジル・・・
つまりは幽鬼の支配者か・・・!)
分かってはいたがここまでされてしまっては
流石の俺も怒りを抑えられない
しかしここで暴れてしまっては本末転倒になってしまうだろう
だからこそ俺は怒りを抑えてまずはマスター達の話を聞く事にした
「幽鬼の支配者の襲撃か・・・あいつらの目的は何なんだ?」
「分からん・・・じゃがこれしきの事で戦うつもりはない」
「これしきの事だと!?ギルドが破壊されてるんだぞ!?
それでも指を咥えてみていろって言うのかよ!?」
確かにナツの言う通りここまでされて
黙っていられるメンバーはそこまでいないだろう
しかしマスターとしては敵の狙いがはっきりするまでは手を出したくはないのだ
「・・・マスター・・・それなのですが
このままにしておくのはいさかか問題だと思います」
「・・・どういう事じゃコウ?」
「確かにギルドが破壊された程度ならばこちらが手を出す事はないと思います
しかし・・・彼らがこのまま何もしないという保証はありません・・・」
「・・・ギルドの魔導士達に手を出す可能性があるという事か?」
それに対して俺は何も答えずただ頷くだけに留めておいた
もしもここで厳重になってしまうと戦争が早くなってしまうからだ
そうなってしまえばどちらに対しての被害が出る可能性があったので
俺としては助言をするだけでそれ以上の何かをするつもりはなかった
「・・・分かった・・・しばらくの間、お前達には何人かの集団で行動してもらう!
先に言っておくが相手はあの幽鬼の支配者じゃ!絶対に油断するでないぞ!」
『はい!』
こうして俺達は別れる事になり
俺はミラとルーシィの二人と一緒に家に帰る事にしたのだ
「・・・あのさ・・・何でお前らもついてきてるの?」
何故か俺達の後ろにはナツとグレイとエルザの三人の姿まであった
「じっちゃんから何人かで行動しろって言われたからな!」
「あい!コウのところが一番安全だしね!」
「それにここら辺で大きな家と言ったらコウの家しかないだろ?」
「と言うわけでしばらくの間はそこを拠点にさせてもらう」
「・・・普通は俺に聞いてからそう言うのって決めないか?」
しかし俺も別に断る理由もなかったので三人を自宅に上げる事にした
そしてみんなで食事を済ませてから俺達は会議をする事になった
「・・・単刀直入に聞く・・・コウは今回の幽鬼の支配者をどう考えている?」
「そうだな・・・ぶっちゃけて言うのならば襲撃はフェイクだと俺は思っている」
「なんでだ?俺達に喧嘩を売ってきたのが理由じゃないのか?」
ナツは俺の言葉の意味を理解できなかったようだが俺はそれを無視して話を続ける
「幽鬼の支配者がもしも俺達を潰すつもりだったのならいつでも仕掛けられたはずだ
なのにどうして急にそれを実行する事にしたのか・・・」
「なるほど・・・何か理由があるからこそあの襲撃は陽動だって思ったのか」
「ああ・・・と言ってもその理由が何なのかまでは分からないがな」
俺の言葉を聞いて他のみんなもその理由についてを考える
そんな中で俺はとある気配を感じ取って立ち上がる
「コウ?」
「・・・悪い・・・少し出かけてくるわ」
そう言って俺は家を後にして急いでとある場所へと向かう
するとそこではジェットとドロイが倒されており
レヴィがガジルの手によって倒されようとしていた
「ちょっとおいたがすぎるんじゃないの?幽鬼の支配者の鉄竜くん?」
「っ!?テメェ・・・一体何もんだ・・・!」
「フェアリーテイルに雇われてる・・・ただの一般人だよ!」
そう言って俺はガジルに向かって蹴りを放つとガジルは大きく吹き飛ばされる
(ぐっ!?なんて蹴りだ・・・!あいつは本当に人間なのか!?)
(咄嗟に腕を鉄に変えてガードしたか・・・思った以上にやるな)
そんな事を考えながらお互いにジリジリと近づいていくが
「・・・やめだ・・・これ以上はどうやらマスターに怒られそうだ」
そう言って先にガジルの方が戦闘体勢を解いてその場から去っていった
俺はほっと一安心しながらレヴィと怪我をしたジェットとドロイの元に向かう
「大丈夫か?」
「私は大丈夫・・・でもジェットとドロイが・・・!」
「ああ・・・とりあえずここで応急処置だけはする・・・リアライズ!キュートモン」
「僕に任せてッキュ!」
キュートモンは急いで二人を治療し傷は治してくれたのだが
まだ目覚める事はなくとりあえずはギルドに俺の家に連れて行く事にした
そして翌日に俺は三人がガジルの襲撃を受けた事をマスターに伝えると
どうやら思った以上にマスターは怒っているようで魔力が激しく震えていた
「戦争じゃ・・・!儂の子供らを傷つけた奴らに報いを受けてもらうぞ!幽鬼の支配者!!」
こうして幽鬼の支配者と妖精の尻尾の全面戦争が切って落とされた
(アンケートでヒロインに使って欲しいデジモンや勢力そして衣装を募集してます
設定に載っていないヒロインでも構いません
回答はURLから行ってください)
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=244449&uid=276839
後出来れば設定の衣装を着たヒロインの挿絵も欲しいです