マスターの声によりギルドの全員はやる気を出して
幽鬼の支配者がいると言われている拠点に乗り込んでいく
そんな中で俺はたった一人だけギルドに残っていた
その理由はもちろん他でもないこの後の結果を知っているからだ
(あいつらの狙いはギルドを潰す事だけではなく
ルーシィも狙っている・・・離れるのは危険だろうな)
俺はルーシィの側から離れないようにしていると
案の定というべきなのか鉄竜のガジルが姿を現した
「やっぱり現れたか・・・なんとなくは予想していて良かったぜ」
「ゲッゲッゲッ!まさかテメェがいるとは思ってなかったぜ・・・!
もしかして俺達の狙いに気がついていたのか?」
「いや・・・ただ何かあるのだけは分かっていたからな・・・
そしてそれを狙ってくるとしたら
みんなが出ていっているまさにこの瞬間だと思っていたよ
と言っても俺は魔導士じゃないから参加出来なかっただけだけど」
「どうやら妖精の尻尾も馬鹿ばかりと言う事か・・・!
いいぜ・・・!テメェを殺して無理矢理にでも女を連れいってやる・・・!」
そう言ってガジルは俺に突っ込んできたが
これくらいでは俺の事を倒すなど不可能だった
「そんなものか?どうやら俺はお前の事を買い被っていたようだな・・・
これならウチの滅竜魔導士の方が強いぞ!!」
「ぐっ!?言ってくれるじゃねぇか・・・!鉄竜棍!!」
ガジルは腕を金属の棒にしてくるが
「そんなものは当たらなければいいだけどの話だ・・・!
それに・・・そんなカウンターを受ける攻撃をするなど言語道断だ!」
「ゴハァ!?」
俺はガジルを思い切り吹き飛ばすとそこへミラが現れた
「コウ!大変よ!マスターが負けたって!!」
「やっぱりか・・・仕掛けてきた時点で何かあるとは思っていたが・・・
丁度いい・・・お前から情報を聞くとするか・・・!」
「チィ!ここは一旦退いた方が良さそうだな・・・!鉄竜の咆哮!!」
ガジルは下に向かって咆哮を放ち砂埃が起こって俺はガジルを見失ってしまう
「逃げられたか・・・とりあえずあいつらの狙いも理解できたし
とりあえずはそれが分かっただけでも収穫とするか・・・」
そう言って俺はギルドの中に入ると怯えているルーシィの姿を見つける
「ゴメン・・・コウ・・・私・・・!」
「何も言わなくていいよルーシィ・・・お前の所為じゃない・・・
だから何も思わなくていい・・・大丈夫・・・俺達がいる・・・」
俺はゆっくりとルーシィを抱きしめて大丈夫だと背中を摩る
そして同時に彼女にこんな思いをさせる彼らに
どんな仕返しをしようかを考えていた
そんな事をしている間にみんなが沈んだ表情で帰ってきた
「帰ってきたか・・・今回は完全にむこうにしてやられたな・・・」
「ジィちゃんがやられた・・・!俺は絶対にあいつらを許さねぇ・・・!」
「それは俺も同じだ・・・!だから一緒に行くぞ・・・!
どうせ向こうから来てくれるだろうからな・・・!」
「そりゃあどういう事だ?」
俺はルーシィに確認してから彼らの狙いとルーシィについてを教えた
みんなも最初は驚いている様子だったがすぐに顔が変わった
「別にルーシィは悪くねぇよ!悪いのは幽鬼の支配者だけだ!」
「みんな・・・!」
「だから言っただろ?心配ないって・・・
それよりも・・・どうやら来たみたいだな・・・!」
そう言って俺がギルドの外に出るとそこには幽鬼の支配者の動く要塞があった
「なんだありゃ!?もしかしてあれが幽鬼の支配者の秘密兵器なのか!?」
『その通り!これこそが我が幽鬼の支配者のギルドにして最終兵器!
その名も・・・超魔道巨人ファントムMkII!!』
その大きさにみんなはあっけに取られていたが俺だけは冷静だった
「・・・なんとも趣味の悪い城だな・・・そんなんじゃお姫様は喜ばないぜ?」
『・・・貴様・・・なんと言った?』
「趣味が悪いと言ったんだよ!それとも耳すら聞こえないのか!?」
『いいだろう・・・!本当は妖精の尻尾のギルドを滅ぼす為に用意していましたが
あなた諸共ここで滅ぼして差し上げましょう!魔導収束砲!発射準備!!』
マスタージョゼが命令すると超魔道巨人ファントムMkIIから砲門が飛び出してきて
ありえないほどの魔力が集中しているのが誰でも理解できた
「コウ!逃げろ!そのままじゃお前がやられるぞ!!」
「大丈夫だ・・・あれくらいじゃあの程度じゃ俺は殺せない・・・!」
『その余裕がいつまで持つものか・・・!ジュピター発射!!』
そしてジュピターから放たれた魔力弾が俺に向かって襲い掛かってくるが
「・・・リアライズ・・・メタルグレイモン・・・!ジガストーム!!」
俺はメタルグレイモンを召喚して
更にジガストームで魔力弾を貫通しジュピターを破壊した
『馬鹿なっ!?ジュピターの一撃を受けて耐えるだけではなく砲身を破壊しただと!?』
「だから言っただろ?お前ら如きじゃ俺を倒す事は出来ないってよ・・・!」
俺はメタルグレイモンを呼び戻してみんなの方に向き直る
「お前ら!ここからが本当の勝負だ!あいつらに俺達の強さを見せてやれ!」
「おう!じっちゃんの仇は俺が取る!一番乗りはもらったぁぁあぁあ!!」
ナツが我先にと乗り込んでいきそれに続くように他のみんなも乗り込んで行った
「さてと・・・それじゃあ俺も乗り込ませてもらいますか・・・!
首を洗って待っていろよ・・・マスタージョゼ・・・!!」
(アンケートでヒロインに使って欲しいデジモンや勢力そして衣装を募集してます
設定に載っていないヒロインでも構いません
回答はURLから行ってください)
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=244449&uid=276839
後出来れば設定の衣装を着たヒロインの挿絵も欲しいです