エルザを回復させた俺は急いでナツ達と合流しに向かった
その途中で俺はみんなに伝え忘れていた情報をエルザに教えた
「何!?六魔将軍の元にジェラールが居ただと!?」
「ああ・・・おそらくはウェンディの魔法を使って回復させて
何か情報を得たいんだろうな・・・」
「情報・・・それはもしかして・・・」
「ああ・・・ゼレフの事で間違いないだろうな」
そんな話をしながら走っていると目の前に誰かの姿を見つけた
その男は六魔将軍の中で最強と言われている男・ミッドナイトだった
「やぁ・・・また会ったね・・・」
「最初に会った時には寝てたと思うんだけど・・・何で覚えてるんだよ・・・」
「君からは特殊な波動が出ていたから覚えていたんだよ・・・
魔法とは違う・・・何か異質な波動をね・・・」
「そうですか〜・・・それで?どうする?俺と戦うのか?」
「そうだね・・・父上にそう命令されているし君はとても危険だ・・・
ここでその命を終わらせておいた方がいいだろうね・・・」
「・・・エルザ・・・先にナツ達と合流してくれ
俺は・・・コイツを倒してから向かう・・・!」
「・・・分かった・・・必ず勝つと信じているぞ・・・!」
エルザは俺の言う通りにミッドナイトを避けて先に向かい
俺はミッドナイトと対峙していた
「しかしお前もついていないな・・・最大の天敵である俺の相手をする事になるとは」
「関係ないよ・・・僕にはどんな攻撃も通用しなゴハッ!?」
「それは魔法とか武器とかを使った攻撃だろ?俺は魔法なんか使えないし
ぶっちゃけ武器とかも持ってないから物理で殴るしかないぞ?」
そう・・・ミッドナイトが一つだけ勘違いしていた事は俺を魔導士だと思っている事だ
生憎と俺は魔法は使えないし使えるのはデジモンの力だけ
つまり人体に使えない屈折の魔法は俺には通用しないという事だ
「・・・やられたね・・・まさか魔導士じゃないとは・・・」
「俺は最初から魔導士なんて名乗った覚えはないな!
勘違いしていたお前らが悪い!そして俺は謝らない!」
「別に構わないさ・・・防御に屈折を使えないなら・・・攻撃に使うだけさ」
そう言ってミッドナイトは防御に屈折を使えないと判断すると
即座に攻撃として屈折を利用し俺の服を捻じ曲げようとしたが
「こんなもんで・・・俺を止められるかぁぁぁぁああ!!」
「なっ!?」
ミッドナイトがもう一つ勘違いしているのは
屈折の魔法は物を捻じ曲げるだけで物の強度を変える事は出来ないと言う事
俺の体は鍛え抜かれており自分の服如きで止められるようなやわな体ではない
簡単な話、服を捻じ曲げても服の方が先に負けてしまうのだ
「くっ・・・!ならこれはどうだ!?スパイラルペイン!」
「舐めんなぁぁぁぁああ!!」
「グボォ!?」
ミッドナイトは屈折の魔法で大気を捻じ曲げて俺に放ってきたが
俺はそれを拳で打ち破りそのまま拳をミッドナイトに叩き込んだ
「そんな・・・!?この僕が・・・手も足も出ないだと・・・!?」
「お前は魔法に頼りすぎてるんだよ・・・!もっと体を鍛えて出直してこい!!」
「ゴハァ!?」
最後はアッパーカットを決めてミッドナイトをKOし
六魔将軍最強の男は地面に沈んだ
「見たか!これがガンクゥモンの地獄の修行に耐え抜いた力じゃ!
・・・なんか自分で言ってて悲しくなってきたな・・・」
思い出したくもない地獄の日々を思い出してしまい少しだけ悲しくなったが
とりあえず敵の一人を倒した事を喜びながら俺は急いでエルザの後を追いかけていった
その頃、本拠地にいたブレインは自分の息子であるミッドナイトが倒された事に驚いていた
「馬鹿な!?レーサーだけではなくミッドナイトまで倒されただと!?
なんだあのコウという男は!?本当に人間なのか!?」
あまりの強さを持っているコウにブレインは言い知れぬ恐怖すらも感じていた
しかし同時にそれだけの強さを持っている男がニルヴァーナによってどう変わるのかと期待してもいた
(もしもあの男が奴らの敵に回ればこれほどまでに厄介な事はないはずだ・・・!
ミッドナイトまで倒されたのは誤算だったが・・・最後に笑うのはこの私だ・・・!)
しかし彼はまだ気づいてはいなかった・・・
ニルヴァーナはあくまでも正義と悪の心で揺れている者の心を逆転させるだけであり
純粋な正義の心を持っているコウには通用しないと言う事を・・・
そして肝心のコウはと言うと・・・
「・・・やっべ・・・また道に迷った・・・どっちに進めばみんなと合流出来るんだ?」
果たしてコウは決戦までにみんなと合流出来るのだろうか!?
(アンケートでヒロインに使って欲しいデジモンや勢力そして衣装を募集してます
回答はURLから行ってください)
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=244449&uid=276839
後出来れば設定の衣装を着たヒロインの挿絵も欲しいです