どうにか兵士達の追撃を躱し切る事の出来た俺は上空からみんなの事を探していた
すると何やら地面が震えているような感じがして見に来ると
いつの間にかミストガンがやってきており
どうやら自分の父親であるエドラス王と対峙しているようだった
「・・・これ・・・もしかしなくても出番の逃したやつだな・・・」
正直な話、やってしまったと思う瞬間もあったのだが
そんな事を考えさせる暇もなくエドラス王は最終兵器を取り出した
「なっ!?あれはドロマ・アニマ!?
あんな物まで持ち出してくるなんて!!」
「そんなにヤバい物なのか?」
「・・・あれは全身を対魔戦用魔水晶で覆われた対魔導士殲滅用の兵器・・・!
そしてドロマ・アニマという名前はエドラスで・・・竜騎士を意味している・・・!」
「なるほど・・・通りで竜の姿を模してるってわけか
でもな・・・アンタらは忘れてるんじゃないのか?」
「忘れている?一体何を忘れているというのですか?」
エクシードの女王は一体、自分達が何を忘れているのだと思っていると
まるでそれを思い出させるかのようにドロマ・アニムの前に三つの影が降り立つ
「ゲヒヒヒ!随分と不味そうな鉄で出来れるじゃねぇか・・・!」
「そんなのがドラゴンだと!?イグニールはそんなんじゃなかったぞ!」
「貴方の野望・・・!ここで私達が止めさせてもらいます!」
そう・・・竜騎士を名乗る前に降り立ったのは三人の滅竜魔導士
ドラゴンを倒す魔法を覚えた最強の人間が立ちはだかったのだ
「・・・なぁグレイ・・・これは俺も参戦するべきなのか?
それとも三人を信じて別の場所に回った方がいいのか?」
「いやそれを俺に聞かれてもな・・・普通に協力した方がいいんじゃないか?」
「そうか?それじゃあ遠慮なく・・・リアライズ!インペリアルドラモン!!」
本当ならば三人に任せておいても大丈夫なのだろうが今回は俺も参戦する事にした
そして今回、俺が変身するのに選んだのは相手が竜騎士だと言うこともあり
それに対抗して皇帝竜の異名を持つインペリアルドラモンを選ばせてもらった
『バカな!?本物のドラゴンだと!?ありえん!!』
「いやまぁ本物って訳じゃないんだけど・・・まぁいいか」
「うぉぉぉおお!!かっけぇえぇええ!!そんなのにもなれたのかよコウ!!」
「いやお前は俺の姿に喜んでないでちゃんと相手を見据えなさいよ」
なんかナツにまで喜ばれてしまっているが今はそれどころではない
俺が背中のポジトロンレーザーを放つと同時に
ウェンディの魔法で強化されたナツとガジルが突っ込んでいく
『ヌゥ!?バカな!対魔導士用に作られたドロマ・アニムが押されているだと!?』
「確かにただの魔導士ならそいつに敵わないだろうな・・・
だがお前の前にいる三人は滅竜魔導士・・・ドラゴンを倒す魔法を覚えた魔導士だぜ?」
いくら対魔戦用魔水晶であろうとも滅竜魔法を防げるほどの力は持っていない
つまりドロマ・アニムは滅竜魔導士との戦闘を想定して作れてはいないのだ
『ならば・・・!見せてやろう!ドロマ・アニムの真の力を!!』
「まさか!?おやめさない!エドラスを滅ぼすつもりですか!?」
残念ならがエドラス王は女王の言葉に耳を傾ける事はなく
禁式を発動してドロマ・アニム黒天へとその姿を変貌させた
『ガハハハハ!これこそが最強の力!魔法の力なのだよ!竜騎拡散砲!!』
まるでエドラス王はその力を自慢するかのように暴れており自分の部下も民もお構いなしだった
そしてドロマ・アニムの口から特大のエネルギー弾を発射させるのだが
「メガデス!」
『何っ!?』
俺のメガデスがそれを相殺どころか完全に打ち破り
ドロマ・アニムの片腕を吹き飛ばした事に驚いていた
『馬鹿な・・・!馬鹿な馬鹿な馬鹿な!ドロマ・アニムは我が国で最強の兵器なのだぞ!?
なのに・・・それなのに・・・!どうしてこうも一方的にやられておるのだ!?』
「さっきも言っただろ?確かにそれはこの世界にとっては最強の兵器なのだろうが・・・
俺達はこの世界の住人じゃねぇ・・・!だからそんな常識には縛られねぇんだよ!!」
「そういう事がクソジジィ!鉄竜の咆哮!!」
「天竜の咆哮!!」
「うぉぉおおお!!火竜の・・・劍角!!」
ウェンディとガジルの魔法を受けたナツの突撃によりドロマ・アニムの体は貫かれて
それと同時に操縦していたエドラス王も中から引き摺り出す事に成功した
それを確認した俺はファイターモードへと変形してドロマ・アニムの残骸に最強の一撃を放つ
「もうこの世界にこんな兵器は必要ない・・・!消えろ!ギガデス!!」
ギガデスの一撃を受けたドロマ・アニムは光の中へと飲み込まれていき
その光が収まる頃にはこの世界で最強の兵器は影も形も残されてはいなかった
(ワシは・・・!ワシはこんなにも恐ろしい力を欲していたと言うのか!?)
そしてその光景を見ていたエドラス王はようやく自分の愚かさに気づく事が出来た
同時に自分達では絶対に彼らに勝つ事は出来ないと悟りながら気を失った
(アンケートでヒロインに使って欲しいデジモンや勢力そして衣装を募集してます
回答はURLから行ってください)
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=244449&uid=276839
後出来れば設定の衣装を着たヒロインの挿絵も欲しいです