※この作品はR-18です。

フェアリーテイル・デジタライズ   作:迷える夜羊

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エロ回じゃないです!すいません!


初めての恋という感情

メルディがジュビアに負けてしばらくした頃

彼女はウルティアを探して森を彷徨っていた

すると奥の方にボロボロのウルティアを発見した

しかも誰かを担いでおり急いで彼女の元に向かった

 

「ウル!」

 

「メルディ!?その傷・・・

 どうやらよほどの手練れと戦ったみたいね」

 

「ごめん・・・負けちゃって・・・」

 

「貴方が無事なら問題はないわ

 それよりも・・・この人を預けてもいいかしら?」

 

「この人・・・もしかしてゼレフ!?」

 

「ええ・・・私は追っ手が来ているからそれを排除してくるわ

 私が来るまでここで彼を見張っていて・・・

 傷だらけの貴方も心配だからなるべく戦闘は避けてね?」

 

ウルティアは道具としてではなく本気でメルディを心配しているようで

その言葉を聞いて安心したメルディはゼレフを預かり

近くにあった洞窟まで避難するとウルティアはそこを氷で閉じる

そして自分を追いかけてきていたグレイを連れて別の場所へと向かった

しかし彼女は気づいていなかった・・・

自分を監視していた存在はもう一人いた事を・・・

 

「・・・この人がゼレフ・・・普通の人間に見えるけど・・・

 でもウルがあそこまで求めてたんだ・・・必ず守る・・・!」

 

「へぇ〜?その話・・・俺にも詳しく聞かせてくれよ・・・!!」

 

「!?ザンクロウ・・・!!」

 

ウルティアの作り出した氷の壁を溶かして洞窟に入ってきたのは

ナツにやられたはずのザンクロウであり彼はウルティアの姿を森で発見してから

彼女の動向を怪しんでこっそりと後をつけていたのだ

 

「ウルティアも随分と酷い女だな?マスターハデスが狙っていた男・・・

 伝説の魔導士であるゼレフを横から掠め取ろうとするなんてな?メルディ」

 

「くっ・・・!」

 

「やめておけよ?いくらお前でもそんだけの傷じゃ戦えねぇだろ?

 ここは大人しく・・・俺にやられておきな!!」

 

先ほどの戦闘で受けた傷が思った以上に深かったメルディはその場を動けず

襲い掛かってくるザンクロウに対して恐怖から目を閉じていたが

いつまで経っても来るであろう痛みがやって来ず恐る恐る目を開けてみると

そこにはザンクロウの黒い炎を纏った拳を簡単に受け止めている男の姿があった

 

「馬鹿な!?この炎は神をも殺す炎だぞ!?それを片手で受け止めるだと!?」

 

「神殺しの炎?それにしては随分と温く感じるな・・・

 お前に見せてやるよ・・・本物の炎ってやつをな!リアライズ!アルダモン!!」

 

そう・・・ザンクロウの拳を受け止めていたのは他でもない俺であり

拳を受け止めながら俺はアルダモンへと変身し洞窟の外まで彼を殴り飛ばした

 

「グォォォオオ!!??」

 

「どうした?炎の滅神魔導士だって聞いていたんだが・・・

 どうやら拍子抜けだったみたいだな?そんなんじゃ神はおろか

 お前の目の前にいる人間すら殺す事は出来ねぇぞ?」

 

「ウルセェ!炎神の怒号!!」

 

ザンクロウは口からおそらくナツのブレスを超える黒い炎を吐き出すが

俺はそれを片手で薙ぎ払いそのままザンクロウの懐に入り込む

 

「何度も言わせるな・・・それくらいの炎じゃ俺には効かねぇ・・・!!」

 

「グホォ!?」

 

「これで終わりだ・・・!ブラフマシル!!」

 

俺は聖なる炎を極限まで圧縮させ太陽と同じだけのエネルギーを作り出し

それをザンクロウに向かって放って爆発させた

流石の彼でも太陽と同等のエネルギーを吸収する事は出来なかったようで

真っ黒焦げになったまま地面に落下し起き上がる事はなかった

 

「全く・・・なんか随分と面倒に巻き込まれたな・・・

 でも一番の問題は・・・ここからどうしたもんかって事だよね〜・・・」

 

そこには先ほどの安心感からなのか洞窟の前で気絶しているメルディと

戦闘の爆音で起きてしまったのかこの世界で最強の魔導士・・・ゼレフが立っていた

 

「・・・君・・・もしかしてこの世界の住人ではないのかな?」

 

「へぇ?一眼見ただけでそこまで理解されるとはな・・・

 流石はゼレフって思った方が良いのか?それで?ここからどうするんだ?」

 

「君に僕と戦う意志はないんだろ?僕も同じだ・・・戦う理由はない・・・

 だからこの場は大人しく退かせてもらうよ・・・それがお互いの為だからね」

 

そう言い残してゼレフは森の中へと消えていってしまい

俺はそんな彼の背中を見送る以外、出来る事が何もなかった

 

「・・・てか忘れてたけどこの子・・・どうしよう・・・

 流石にこのまま放置するわけにもいかないよな〜・・・」

 

おそらくメルディは確実に裏切り者として相手に認知されてしまったはず

それを考えればこんな危険な場所に放置するわけにもいかないので

俺は彼女を抱き抱えておそらくは最も安全な場所であろうところへと向かう

そこは俺がこの島に上陸してから一番最初に発見した場所であり

周りには俺が召喚したデジモン達もいるので襲われるような心配もないだろう

 

(・・・なんだかとってもあったかい・・・

 心がポカポカするような気持ちになる・・・この気持ちは一体・・・)

 

そして俺に抱えられているメルディは何か不思議な安心感に包まれており

何故か心の奥から自分の知らない感情が芽生えてきていた

後に彼女はその感情がなんという名前なのか・・・知る事になるのだった・・・




(アンケートでヒロインに使って欲しいデジモンや勢力そして衣装を募集してます
 回答はURLから行ってください)
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=244449&uid=276839
後出来れば設定の衣装を着たヒロインの挿絵も欲しいです
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