※この作品はR-18です。

妄想!対策班と『デタリウム・システム』!   作:すっとこ班長

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デタリキZX*1の二次創作な小説とか、探しても見つからないので、自分の作ったデタリウム*2をネタに書いてみました。よろしくお願いいたします。

2022/11/4 デタリキZXを知らない人にはわからない用語や、作者の趣味が前面に出すぎて伝わらない用語があるため、作者の偏見にまみれた脚注を入れました。興味があればどうぞ。

*1:
FANZA GAMESにてサービス中のR18なゲーム。宇宙から少女とパンツが降ってきた!?という触れ込みで作られたゲームである。尚、シナリオ・世界観監修は「To LOVEる -とらぶる-」の原作者である長谷見沙貴先生が行っている。

*2:
デタリキZX内の機能の一つ。背景を一つ選び、3Dのキャラクターや小物などを置き、ゲーム内でジオラマを作れる機能。3Dなので、グリグリ回したりズームしたりできる。これでキャラクターのパンツも見放題だ!




暴走!?クッキーマシュマロと3周年記念ライブ
<scene1 クッキーマシュマロ 楽屋にて>


 

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班長*1が『上』……特務科学省の上層部から言われたのは、とにかく特別防衛局異形生物対策班*2の設立3周年を祝うイベント企画を行う事、だった。特別防衛局の予算獲得の為、何か派手にアピールしろといういつもの無茶ぶりだ。

 

異形生物対策班の認知度と好感度を上げるため、公開イベントを行えという指令だが……。

 

派手にやれ。だが予算は無い。

 

以前レイン*3が本当に派手にやって……やりすぎて……予算は縮小される一方だったが、そこをなんとかしてしまうのが、班長と言う男だった。伊達に様々な『To Loveる(トラブル)』*4に巻き込まれ、それを乗り越えているわけではないのだ。

 

 

 

 

 

 

「だからって、なんでライブなのかねぇ」

 

 

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七海*5がぼやく。

そう言いつつも、リードギターを担当する七海は死に物狂いで練習してたのを陽菜*6は知っていた。班長に恥をかかせないように、ジャマー対策の合間を縫ってひたすらギターを弾いて猛特訓していたのだ。

左手の指先から何度も血を流し、痛みを堪えながらの練習。痛みがあまりに酷かった時に、ジミ〇ン*7ばりに右手用のギターを左手で構える逆さギターをするのはともかく歯ギターにまで手を出そうとした時は、さすがに他の3人が止めた。逆にそこから速弾きに目覚め、最近はライトハンド奏法からのエイトフィンガー*8まで使いこなし速弾きの鬼となっていた。

 

 

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「なんか、高校生の文化祭みたいですよね」

 

キーボード担当の美月*9が、少し笑いながら言う。

 

 

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対策班が用意した楽器は、予算の都合で大したものが準備できなかったのだが、美月のキーボードはその最たるもので、いわゆる、初心者向けのキーボード……練習曲にあわせて次に打鍵する鍵盤が光るヤツ*10だ……だった。しかしもともと経験者だった美月は、シンセベースをメインに、キラキラしたシンセ音やオーケストラヒットで曲を盛り上げたり、エフェクト系の音や効果音を入れたりしながら、歪んだハモンドオルガン風の音でソロを弾くなど、機材のポテンシャル以上の演奏していた。『弘法筆を選ばず』を体現をした美月だが、本当は某TKや某DA*11ばりにショルダーキーボード*12を使って前に出たかったらしい。尚、ショルダーキーボードは叩きつけて壊すまでがワンセット*13だと言っていたが、陽菜にはよくわからなかった。

 

 

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「……うん。でも、美月ちゃんも七海も、センスある。陽菜ちゃんのボーカルも伸びがいい。さすが……」

 

そう言いながら、クルクルと指先でドラムスティックを回す風香*14。

 

 

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あの小さい体でドラムを叩く姿は、まるでドラムセットに埋もれているようにも見えたが、ドラム未経験者の4人の中で一番リズムキープが出来ていたのは、風香だった。

淡々とリズムをキープするのは勿論、様々なフィルを入れるのもうまい。

風香に言わせれば「絵を描くときに色を選ぶのと一緒で、何となくその瞬間に気になったタムやシンバルを叩いているだけ」らしいが、陽菜にはよくわからなかった。天才肌ってこういう事かと、自分を納得させたに過ぎない。

 

そういう陽菜自身も、班長に任された以上、頑張って最高のライブにしようとボーカルとギターをひたすら練習した。

 

 

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リーダーだからボーカルとギターは陽菜ね、と七海に言われたときは、どうしようかと思ったけれど。班長が「頼むよ」と言えば、否は無かった。ボイトレとギターの特訓の日々。七海と同じく、ギターの弦で何度指から血を流したかわからない。

 

そして今日。ライブの開演はまもなくだ。

 

「クッキーマシュマロ*15さん、出番です。お願いします!」

 

タイムキーパーに声をかけられ、陽菜は改めて、信頼する仲間たちを見た。七海も、美月も、風香も、陽菜を見ていた。

 

陽菜は頷いて、力強く気合を入れるように言った。

 

「クッキーマシュマロ、行きます!」

 

白い防衛装備*16を身にまとった陽菜たちは、舞台へと踏み出した。

 

 

 

 

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サイリウムの光が揺れ、大歓声に見送られ、舞台をはける。

 

アンコールに応え、最後の曲を演奏し終えた4人は、楽屋に戻っていた。

 

ライブは大成功に終わった。

 

 

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途中、何回かあった衣装替えの早着替え…とは言っても『デタリング*17』を使って、それこそ一瞬で『コ・ス・プレ*18』を変えるだけなのだが…も盛り上がった。

 

4人揃って「日焼け水着*19」で演奏した時は、大盛り上がりだった。

 

最後の早着替えに、みんなお揃いで『ドリーミングナイト*20』を着るところを、七海が間違えて『寵愛の桃紐*21』にしてしまい、恥ずかしがる七海の姿を見て、観客の何人かが鼻血を噴いて医務室に運ばれたというハプニングはあったが。

 

 

 

「いやー、ゴメンゴメン。あの時は焦ったなぁ…」

「焦ったなぁじゃないわよ、七海…」

「そうです。恥ずかしさにしゃがみ込んだ七海さんをフォローをするために、『トラブル・イマジン』と『アクシデント・イマジン』*22にコ・ス・プレをチェンジして観客の視線を集めた私たちの身にもなってください」

 

恥ずかしがってギターを抱えた七海は、角度によっては全裸にも見える煽情的な姿だった。

 

その前に立って、とっさに陽菜が『フルスロットル・ギア+*23』にコ・ス・プレをチェンジしバイク……AJA-TYPE-Mtを舞台に召喚。七海の姿をAJAで隠すと、美月に目配せをする。そして二人はコ・ス・プレをイマジンシリーズに変えて、あの巨乳を観客に晒したのだ。

 

 

【挿絵表示】

 

 

観客は急に現れたAJAと、イマジンシリーズを見てさらに大盛り上がりとなった。観客は二人の巨乳に注目。その間にAJAに隠れた七海は、慌ててコ・ス・プレを変えてこんどこそ『ドリーミングナイト』に着替え。七海が着替えた直後に、陽菜と美月が『ドリーミングナイト』へと早着替えをしたのを確認して、それまで、何もなかったようにリズムを取り続けていた風香がイントロのドラムを叩き、曲をスタートさせたのだった。

 

プンスコと怒る陽菜と美月に詰め寄られ、七海は手を合わせる。

 

「悪かったってば。あ、そんな中、冷静にドラム叩いてた風香にも助けられたよなぁ」

 

トラブルの間、それがさも演出であるかのようにリズムを取り続けていた風香。

 

七海は謝罪しながらも、誤魔化す様に風香に話をふるが、

 

「……私には、そういう『えっちぃ』コ・ス・プレが無いから*24」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天使が通り抜けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トントン、という楽屋のドアをノックする音で、凍り付いた部屋の時間が動き出した。

 

はーいと慌てて陽菜が返事をし、扉を開ける。扉の向こうにいたのは、山ほどの花束*25を持った班長だった。

 

「今日はよく頑張ってくれたな。みんな、ありがとう」

 

「はい!班長!」

 

やり切った4人の元気な返事に微笑みながら、クッキーマシュマロの一人一人に花束を渡そうとする班長。

 

「七海、ギターよかったぞ。いっぱい練習したんだろう?ほら」

 

班長が花束を受け取ろうとする七海の左手を取る。その指先はギターの弦で何度血を滲ませたかわからないほど、固くなっていた。

 

「あ……あたしは、別に。班長が、ご褒美をくれるって言ったから」

 

恥ずかしさに、手を振りほどいて身体の後ろに手を隠す七海。俯くその頬は赤くなっていた。

 

「ああ、勿論だ。この花束は『ご褒美』じゃないからな。期待しててくれ。美月、キーボードお疲れ様。ホントはもっといい機材を用意したかったんだが」

 

美月に花束を渡しながら苦笑いする班長。

 

「いえいえ。でももうちょっといい機材*26でしたら、もっといい演奏をして、班長のご褒美がもっと期待できたかもしれないのに、残念ですねぇ」

 

「いや、あの機材であれだけの演奏をしたんだからたいしたもんだ。…風香」

 

「ん」

 

花束を受け取り、風香が返事をする。

 

「ドラム、凄かったぞ。流石は風香だ。」

 

「……ご褒美……。新しいコ・ス・プレも欲しい。ご褒美とは別に」

 

出来れば『えっちぃ』コ・ス・プレで、と付け加えられ、班長は苦笑いした。

 

 

 

 

 

……まわりは凍りついた。

 

 

 

 

 

「アハハ、コ・ス・プレの事はラファム達に言っておく。…陽菜」

 

「ハイ!班長!」

 

花束を持って陽菜の方を向く班長に、陽菜は待っていましたとばかりに返事をした。

それはもう、尻尾があったらブンブンと振っているくらいに。

 

「リーダーとして、ボーカルもギターも頑張ったな。ハプニングが起きた時の対処も、流石だったぞ」

 

「ありがとう……ございます……!」

 

班長は、私の事をちゃんと見ててくれる…。そう思って、花束を受け取る陽菜は泣きそうだった。

 

「何泣きそうになってるんだよ、陽菜」

「な……七海だって。なに鼻すすってるのよ」

「ば……これはそのほら、まぁなんだ、無事に終わったから」

 

茶化そうとしてやり返された七海が慌てている姿に、みんなが吹き出す。

 

「そうだな。みんな、よくやってくれた。本当にありがとう」

 

班長はもう一度礼を言い、頭を下げると、打ち上げの席を設けてあることを伝え、撤収の指示を出す。

 

はい、と返事をして、クッキーマシュマロのみんなが撤収準備に腰を上げるのを見届け、班長は楽屋を出ていくのだった。

 

*1:
デタリキZの主人公。鈍感系主人公なくせに、班員全員と関係を持っている。寝室では肌色、もしくは青いのっぺらぼうのボディで表現される。どんな顔かは……各自、そこにある鏡を見てほしい

*2:
班長とヒロインたちが所属する組織。地域に現れた「ジャマー」という謎生物をどかすという、『ジャマー対策』がお仕事。そんな地域密着型のお仕事をしていた筈が、いつの間にか地球規模で世界を救っていたという不思議な組織

*3:
デタリキZのヒロインの一人。銀河守備隊から地球に派遣された。Twitter担当。基本ドジっ子だが、まぁレインだから仕方がない、と許されてしまう人。1周年記念イベントで「ギンガー!」という名言を残した。尚、本作品には登場の予定はない

*4:
デタリキZの原作者として世界観を作り、シナリオ監修を担当しているのは「To LOVEる -とらぶる-」の原作者である長谷見沙貴先生です

*5:
青井七海。総選挙では必ず上位にランクする人気者。姉さん肌な言動をするが、心は乙女。ぬいぐるみ大好き。でもコス性能は脳筋。尚、2022/11/3現在、一着もSSR+を与えられてない。総選挙でも入賞してるのに。何故だ。→3周年を迎えた2022/11/13、遂に七海にとって初のSSR+がお目見え。かなりメカメカしくて素敵なコ・ス・プレである

*6:
赤城陽菜。メインヒロイン、の、筈。でもアニバーサリーの生放送には一度も出演していない。メインストーリーでは確実にヒロインムーブをしているし、総選挙では上位10名の中にはランクインしているのに。何故なのか。

*7:
ジミ・〇ンドリックス。元ギターの神様があいつはすげえと言い放った伝説のギタリスト。背中でギターを弾いたり歯でギターを弾いたりと派手な演奏に目に行きがちだが、素人が聴いても凄いと言わざるを得ないテクニシャン。若くして亡くなられているところも伝説。

*8:
どちらもタッピング奏法と呼ばれる。誤解を恐れずに簡単に説明すると、ピックを使わず指で弦を押したり離したりすることで音を出す弾き方。速弾きスゲーはタッピング奏法で演奏している事が多い

*9:
白咲美月。おっとり担当。チームの中では一番コスが少ないが、彼女の浴衣は任務周回に圧倒的な性能を持つため、他の誰よりも任務に連れていく班長は多いはず。最近は水セイナにその座を奪われつつあるが、根性のエフェクトが無い分、美月の方が周回速度が速い。尚、酔っぱらうと脱ぐという特性持ち

*10:
カ〇オトーンである。ちなみに、キーボード=シンセサイザーと思われている事がよくあるが、シンセサイザーは音を作るものである。キーボードの形をしている物が多いが、箱だけとか、ギター型とかもある。尚、カ〇オトーンはあらかじめ登録された音色を出すことしかできない

*11:
TKは、最近、退勤時にかけたくなる曲として再び注目を集めているアニソンを作った人。DAは、TKのサポートから始まって、その後『マッチョなオタクをアピールする歌手』をプロデュースしてる人。

*12:
キーボーディストだって前にでたいんじゃい、と、シンセサイザーにケーブルくっつけて前に出て音を鳴らせるようにした画期的な機械。YAMAHAのKX-5とかが有名

*13:
プログレッシブロックの人は昔からオルガンやスピーカーを揺らして音を歪ませたりするだけじゃなくて、キーボードの上に乗っかったり、倒したり爆破したりしているのだが、90年代初頭のTKに、何本のKX-5が壊されたか……

*14:
黒木風香。デタリキの元祖眼鏡キャラ、かつ無口キャラ。戦闘中にモードチェンジするなど、特徴的な戦い方をする。尚、喋り方も無口キャラ故『……』で始まるのが特徴。

*15:
4人のチーム名。対策班ではじめて結成されたチーム。メンバーは知っての通り赤・青・白・黒と苗字に色が入っている。戦隊モノかと思いきや、原作はライダーリスペクト。

*16:
クッキーマシュマロお揃いの、第一種防衛装備と呼ばれるコ・ス・プレ。クッキーマシュマロは『クッキークラック』シリーズ。「二人だけの秘密…」という専用ポーズを持つ。スカートをたくし上げるのだが、「二人だけの秘密…」を使って他のコスでもたくし上げ出来たバグは修正されてしまった。むしろ、そんな事より他のバグを先に直せと小一時間(ry

*17:
コ・ス・プレという戦闘服を装着するためのアイテム。使用するコ・ス・プレを指輪に登録し、魔法少女のように早着替え出来るという優れもの。おかげで普段からコ・ス・プレを着用しておく必要はない。キワドイコ・ス・プレがいっぱい存在するので、隊員たちも安心である

*18:
コンバット・ストライク・プレイスーツの略称。戦闘服である。最近はSSR+なんていうものが出て、今まで第一線で活躍していたコ・ス・プレが役に立たなくなる場面が増えてきており、班長としては戦々恐々中。カオスフィールドェ……

*19:
デタリキZでは「季節感?なんですか、それ?」と言わんばかりに、夏でも冬でも水着ガチャを開催する。現在日焼け水着を持っていないのはコラボ以外の全隊員の中で4人だけとなった(2022/11/3現在)。着々とコラボキャラにも日焼け水着を出しているのに。彼女たちにも水着を!

*20:
第3回総選挙に参加した隊員がポスター撮影の時に着させられた、所謂ネグリジェ。外観の種類は何種類かあるが、性能的にはほぼ変わらない

*21:
七海のSSR。切干美海の『宿命の紅糸』と色違い。身体にリボンを巻き付けて「班長、プレゼントは、あ・た・し」をする以外の使い道がほぼ見当たらない外見のコス。寝室性能は、美海と班長との3Pという触れ込みだったが、3Pと言うには物足りないかも

*22:
陽菜と美月のコ・ス・プレ。装備すると副作用で巨乳化してしまうという特徴を持つ。エロシーンで服を脱ぐと乳が小さくなるバグは修正済、の筈

*23:
AJA-TYPE-Mtというバイクを召喚し、乗り回す専用ポーズを持つコ・ス・プレ。これがデタリウムで様々な用途に使えるようになるとは、運営も思っていなかったに違いない。たまに不具合を起こす

*24:
2022/11/3現在。風香のいわゆる『えっちぃ』コ・ス・プレは班員共通のドリーミングナイトかバスタオルしかない。セーラー服とスク水を足して二で割った様な『モーゼの奇跡』というコスもあるが、一般的ではないだろう。尚、未だにバスタオルを1着しか持っていない班長が作者である

*25:
デタリウムアイテムに欲しい

*26:
うん、せめてシンセサイザーにしてほしい……(遠い目)

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