チーム・ストライクが『デタリウム・システム』を弄っていた、丁度同じ時刻。
具体的には、11月30日、15時過ぎ。
異形生物対策班 臨時チーム*1は、お祭り騒ぎの真っ最中であった。
「ついに!私たちのチームにも『転生コ・ス・プレ』が実装されましたー♪」
大能みおなが、みんなの前で発表する。
「「「「いぇーーーい」」」」
「芳佳ちゃんおめでとー♪」
隊員のみんなから、歓声と、お祝いの言葉がかけられる。
この11月30日に、八重石芳佳に『万華の踊子+』というコ・ス・プレが実装され、同時に、他二人のコ・ス・プレも転生可能となったのである。
「普段使いにいいですね♪*2」
『
「えーっ!?それ、普段使いとか無理だよー」
「エッチ……です」
え?そうですか?という顔になる芳佳。
だが、どう見てもエロコスです。本当にありがとうございました。
「き、気を取り直して……他にも、転生可能コ・ス・プレが増えました♪」
「「「「いぇーーーい」」」」
「いのりちゃんの、『オパールディザイア』と、れなちゃんの『運命の妖翅』です!みんな、拍手拍手~♪」
パチパチパチ、と拍手が沸き上がる。
そう。
「絹!?どうしたの!?」
美兎が絹に駆け寄り、『
だが、一度発情した身体は、治まる事はない。
「美兎……私、もぉ……我慢、出来ませんの……っ」
上気した顔で、絹は美兎を見つめると、そのまま美兎の唇を奪っていた。
「ん、んんんんーーーーっっっ!」
いきなりキスをされ、美兎は目を白黒させる。絹の舌が、美兎の唇を舐めあげた。チロチロと舌先で唇をつつく。顔をそむけようとするが、絹の手が美兎の頬を抑える。絹の舌が、美兎の唇を割ろうとしていた。何とか絹を押しのけて唇を離させ、美兎は霧菜たちの方に叫んだ。
「誰か!絹を、止めてぇっ!」
だがしかし。
「そんなに霧菜の一人エッチの状況が知りたいなら、真凛さんもエッチになっちゃえーっ!!!」
真凛にえっちになった時の状況を問い詰められ、霧菜もキレていた。
お前もエッチにならないか、と言わんばかりに喚く霧菜。
「ちょ、霧菜、ゴメン、冗談だってば……きゃあっ!」
目が座った霧菜を見て、流石にやりすぎたと慌ててなだめようとする真凛を端末で指定し、霧菜は真凛のコ・ス・プレを変えていた。
『マリン・ピタゴラス+』
真凛の
身体が快感を求めていた。
エッチな気分になる、どころではない。エッチがしたくてたまらなくなるとはこういう事かと、一瞬にしてわからせられた。
「ふ、ふ、ふ。真凛さん?どうですか?エッチがしたくてたまらないって言う状況は?」
快感を求め疼いた身体に耐え切れず跪いた真凛を、腕を組んで見下ろす霧菜の顔は、とても悪い顔になっていた。
だが、その霧菜の言葉も、真凛には入ってこなかった。身体が疼く。胸を揉みしだきたい。あそこを触りたい。あそこを、指でかき混ぜたい。
はぁ、はぁと真凛は荒い息をつく。内腿を擦り合わせ、快感を求める身体を支えきれず、真凛は床に倒れ込む。仰向けになった真凛のビキニトップに包まれた胸が上下する。
「どうやって、えっちな気分を解消させたか、知りたいですか?知りたいですよね?では、実践してみましょう」
霧菜が端末を操作すると、霧菜の手には一本の棒が現れる。
「真凛さん?これ、なんだかわかりますか?」
霧菜が、真凛に見せつけるようにしたその棒は。
「ネ……ネコニャン棒*4……?」
快感を求め悶えつつも、真凛は律儀に答えていた。
「そうです。ですが、このネコニャン棒は『デタリウム・システム』を使って出したもの。ただのネコニャン棒では無いのです。覚悟は、いいですね?」
そう言いながら、霧菜はネコニャン棒を握り締める。すると。
ブブブブブブブブブブ……。
音が。ネコニャン棒の手の部分から、細かく震えるような音が、聞こえてきた。まるで電マのように、手の部分が震動するネコニャン棒。
勿論それは、『デタリウム・フィールド』の中で、霧菜が「そうなる」と妄想したから。
その震動音だけで、どうなってしまうか想像が出来てしまった真凛は、イヤイヤと首を横に振る。しかし霧菜は躊躇なく、ネコニャン棒の先、震える肉球で、横たわった真凛の乳房を撫で始めた。
「んぁ、ぁああああぁっっっ!!!!!」
絶叫した。震動する猫の手が、真凛の乳房を細かく揺らす。霧菜は真凛の乳房を撫でるように猫の手を動かしていく。双丘にそって、円を描くように。その震動だけで、快感が真凛を狂わせる。
「ふぁ、あ、んんんんーーーーっっっ」
「真凛さん、感じすぎちゃってます?まだ乳首も触ってないのに、こんなに感じちゃったら先が思いやられますねぇ。ほーら。ゆっくり、ゆっくりと、ネコにゃんの手が、乳首に近づいていきますよー♪」
これだけの刺激でこんなに感じてしまうのだから。
乳首や、あそこを触られたら、どうなってしまうのか。
逃げようと身体を捩るが、快感を求め疼く真凛の身体は、思うようには動かない。
焦らす様に、霧菜は右の乳房に沿って描く円の半径を、ゆっくりと縮めていく。
このペースで半径が減少していくと、
と、快感に蕩け桃色の霞のかかった頭で、真凛が無意識の癖で計算を始めた瞬間。振動する肉球が、一気に真凛の乳首に到達し、ぎゅっと乳首を押し込んだ。
「んくぅぅぅぅぅっっっっ!!!!」
計算外。
不意打ちのように与えられた快感に、ビクンビクンっと真凛の身体が跳ねる。それだけで絶頂に達した真凛の頭の中は快感で真っ白になる。だが、ネコニャン棒の震動は止まらない。押しつぶした乳首の上で再び小さな円を描くように動かされ、真凛はまた絶頂する。
「だめっ!だめぇっ!あたし、おっぱい、おっぱいだけでイッちゃってるよぉぉぉっ!」
「ふふふ。でも、片方だけだと、バランスが取れませんよね?ほら、もう片方も」
いつのまにか反対側の手にも新たなネコニャン棒を持った霧菜は、まだ触れてもいないのに、ビキニの内側で固くなっていた左側の乳首にも、そのネコニャン棒を押し付けた。
「ひぁあっ!はぁぁぁぁぁぁぁあああああっっっ!両方……のっ!おっぱい……がぁっ」
あまりの刺激に身体が仰け反る。パクパクと開いた真凛の口の端から、唾液が溢れる。
こんな快感……想像してた感度何倍とか*5の比じゃない……っ!
「でも、まだまだイけますよね?ほら、ほら、ほら」
「イってる!イってるからぁ!あ、またイク、イク、イクぅぅぅぅぅっっっ!!!!」
「でも、真凛さんが悪いんですよ?霧菜をあんなに邪険に扱って、しかも一人エッチの事なんて恥ずかしいのに話させようとするから」
霧菜は左手のネコニャン棒を乳首にあてたまま、右手のネコニャン棒を真凛の身体に沿って徐々に下げていく。震動が、乳房の下を通り、おへそを通り……。真凛はその先に何が待っているかを理解し、内腿を閉じる。
「らめ、らめぇ、おっぱい、感じすぎちゃってるのにぃっ!そっちもされたらぁぁっ」
「ふふーん。苛められた仕返しです。もっと、感じすぎちゃってくださいね♪」
ネコニャン棒は焦らす様に、真凛の太腿に沿ってに撫でるように動く。その刺激に、締められた内腿が緩んでいく。
ダメなのに……っ。ちから、入らない……っ。
そして。太腿を撫でていたネコニャン棒が、緩んだ内腿の間へと入っていく。
ブーーーーーーッ……ブーーーーーーッ……ブーーーーーーッ……。
震動の仕方が変わった。先ほどの短い間隔の震え方から、少し長く震え続ける震え方に。
「じゃあ、いきますよ♪」
霧菜は宣言し……そしてネコニャン棒は、すでに何度も絶頂し、触られてもいないのに溢れた愛液でビショビショの真凛のあそこに当てられた。
「っっっ!!!!」
また、真凛の身体が仰け反った。すでに愛液が溢れ濡れそぼった水着の上から押し付けられたネコニャン棒の震動は、クリトリスを震わせ、真凛を強制的に絶頂させる。頭の中で快感が暴力的に爆発した。びくん、びくんと痙攣する身体。真凛は声もなく絶頂していた。だが、震動は収まらない。絶頂も止まらない。何度も何度も身体が震え。そして、真凛は、あまりの快感に、意識を飛ばしていた。
助けを求めようとした霧菜が、お前もエッチにならないか、と真凛にブチ切れた姿にあっけにとられた美兎は、その一瞬のすきに、絹に組み敷かれていた。
仰向けになった美兎の上に跨り、絹はまるで盛った雌のような表情で、美兎に覆いかぶさるように抑えつける。美兎の両手を挙げさせ、その手首を片手でまとめて捕まえる。そして絹の右足は美兎の両足を割り、美兎の太腿をしっかりと挟み込んでいた。
「ちょっと、絹、しっかりしなさ……ひぅうっ!」
ぺろり。
絹に頬を舐めあげられた。得も言われぬ、舌が這うその感触。
「ねぇ、美兎ぉ……。私、美兎の事を尊敬していますの……」
絹は美兎の頬を舐めながら、そんな事を言う。
絹の大きな胸が、美兎の胸を押しつぶす。絹はその身を全て使い、身動ぎする美兎を逃がさなかった。絹の舌は頬を伝い、美兎の首筋を舐めあげ、そして耳朶をねぶる。
「私にはない才能を持って、私には出来ない事を容易くやり遂げる……そんな貴女を、私は誇りに思っていますのよ?」
くちゅり、と。
絹の舌が、美兎の耳穴に差し入れられる。
くちゅ、くちゅ。
絹の舌が動く度、水音が美兎の脳みそに直接伝えている様に、いやらしく響く。
「や、やめなさいよ……っ。絹ぅ……っ」
「腐れ縁で、ライバルで……そんな貴女と一緒に、気持ちよくなりたいの……。お願いですわ、美兎」
そう囁くと、絹は持っていた『デタリウム・システム』の端末を片手で操作し、美兎の服を変えさせた。
『インフィニット・プラシド+』
11月に実装された、七海と色違いのAJA付のコ・ス・プレだ。普段は背中に特殊な巨大な砲台のような装備を背負っているのだが、今はその装備の無い状態だった。
そしてコ・ス・プレを変えさせられた瞬間、美兎もまた、一瞬で発情していた。
「く、ん、んんんんーーーーっっっ」
これ、コ・ス・プレの不具合みたいに、強制的に、おかしくなっちゃうヤツだ……っ。
流石はコ・ス・プレ不具合経験者。伊達に2度も同じような目にあっているわけではない。
しかし、それが分かったからと言って、当然、発情が治まるわけではない。
美兎は知らず、重なり合った絹の胸に自らの胸を擦り合わせるように動かしていた。
あ、だめ、これ、気持ち、良くって……。
耳穴は絹の舌に蹂躙され、くちゅくちゅと音が響く。
「絹……っ。耳、だめぇ……っ」
そう言いつつも、美兎は快感に流されていた。
……もぉ、エッチの事しか……考えられない……。
絹は、美兎が発情したとみると、その手を離していた。そして美兎の頬を両手で優しく包むと再びキスをする。舌で唇をつつくと、今度は美兎もその唇を開き、舌を出す。チロチロと二人の舌先がつつき、絡まり合う。絹の舌を伝って唾液が美兎の口に流れ込む。その唾液を自らの唾液と混ぜ合い、舌で転がす。
ちゅ……じゅるぅ……れろぉ……。
ねっとりと、二人の唾液が糸を引き、いやらしく水音を立てる。美兎は絹の舌を吸い、唇と唇を触れ合わせる。そして美兎は絹を抱きしめ、身体を入れ替えた。今度は美兎が絹の上に覆いかぶさっていく。
そして美兎は、自分の胸を絹の豊満な乳房に擦り合わせていた。しかし『インフィニット・プラシド+』の固い胸部外装が快感を阻害する。
もどかしげに、美兎は『インフィニット・プラシド+』の胸元をはだけ、自らの乳房を曝け出した。固くなった乳首を、絹の胸に擦り合わせる。だが制服を着たままの絹に気が付くと、美兎は『デタリウム・システム』の端末を手探りで取り出し、
「絹もそんな制服、脱いじゃいなよ……」
そう言って、美兎は絹のコ・ス・プレを『
「絹の乳首、水着着ててもぷっくりしてるよ……」
言いながら、白いトップスに浮き上がる乳首を親指で優しく触る。下から上へと撫でるように。
「んぅっ!」
固くなった乳首が水着越しに触れられ、布越しの刺激だけで、絹が声をあげる。美兎の指が円を描き、乳首の周りを擦る。クニクニと乳首が捏ねられるとそれだけで、快感は絹の頭に火花を散らす。快感を逃す様に首を横に振る絹に、美兎は再びキスをする。
「ん……ちゅ……んちゅぅ……」
舌を絡め、泡立ち糸を引く唾液を交換し、そして美兎は水着の上から絹の乳首を舐め始める。唾液が水着を濡らし、絹の乳首の形を浮き上がらせる。
反対側の乳首も同じように舐めると、浮き上がった乳首を水着越しに摘み上げ、スリスリと擦る。水着は指を滑らせ、乳首がシュルっと指から逃げる。また摘ままれ、スリスリされる。その布を隔てたもどかしい刺激に、絹はまた声をあげる。
「それ、だめですのぉ……っ。美兎ぉ……っ!」
美兎は唾液に濡れた白い布をずらし、絹の胸を露わにした。そして片方は指でつまみ、もう片方をまた口に含む。乳首の先をチロチロと舌先で舐め、甘噛みし、吸い上げる。
「み、とぉ……っ!乳首、感じすぎちゃいますの……ぉっ」
指で直に捏ねられ、くちゅくちゅと音をたてて舐られ、吸われ。二つの乳首から生まれる快感に、絹は髪を振り乱し、頭を振る。だが、身体は快感をもっと、もっとと欲していた。触れ合ったお互いの滑らかな太腿を擦り合わせ、絹は膝を立てる。絹の太腿が、美兎の脚を割り、美兎の股間を擦りあげる。びくん、と快感に美兎の身体が跳ねた。そのままスリスリと絹は太腿を美兎の割れ目に擦りつける。パンツをびしょびしょに濡らす美兎の愛液が太腿を濡らす。それが潤滑油となり、ヌルヌルと絹の太腿がパンツの上から美兎の割れ目を刺激する。
すでにぷっくりと膨らんだ美兎のクリトリスが、太腿で擦られていく。
「あ、はぁ、ああぁぁぁぁっ!絹ぅ……っ。おまんこ、感じちゃう……っ」
「私も、感じてますのぉっ!……美兎、みと、みとぉ……っ。一緒に、感じてくださいませっ」
お互いの太腿で、お互いの秘部を刺激し合う。愛液は糸をひき、くちゅくちゅといやらしい水音をたてる。
「絹、きぬっ、そんなに、クリトリス、擦られたらぁ……っ」
「みと……っ!私、これだけで……もぅ、イッてしまいそうですわ……っ」
「わたしも……もぉ、もぉ……っ」
直接触れ合っているわけでもないのに。『デタリウム・システム』のせいで強制的に発情させられた身体は、それだけで絶頂へと昂っていく。頭が快感で真っ白に染まっていく。絹の脚が。美兎の脚が。絡まり合う二つの白い脚はお互いの秘部を押しつぶす様に擦りあわされ。
「クゥぅぅン……ッ!もぅ、もぅダメぇぇぇぇぇっっっ!」
「い、くぅぅぅぅううううっっっっっ!」
ガクガクガクッと。同時に、二人は絶頂を迎えた。痙攣する身体を、抱きしめ合う。
はぁ、はぁ、はぁ、と。
荒い息をつく二人。だが、一度絶頂したからとて、強制的に発情した身体は未だ火照り、二人は再び唇を重ねる。
と。
美兎の視線に目に入ったのは、物陰に隠れ、顔を赤らめながら、こちらを覗いていたセフィーナの姿だった。
エッチが止まらず次回に続く。
美兎に見つかったセフィーナの運命や如何に。
次回<scene11-3 チーム・ストライク 更なる饗宴>
また来週、土曜の23時に更新予定です。