美少女戦士マイティパンツァー
(オープニングテーマ)
イケ!美少女戦士マイティパンツァー
(前奏)
人を守るものがある それは大事なモノさ
もしも服を取られても 死守しなければならない
甘い言葉を操って 君を騙すヤツがいる
アイシテルと囁かれ メロメロになっても
襲い来る悪い奴 悪の帝国『巨炎団』
君を!君を!君を守る 最後の砦は
(パンツァ!パンツァ!)
いけ! マイティパンツァー!
銀のパンツが 正義を包み
砕け!マイティパンツァー!
守れ平和の 柔肌デンブ
正義のパンツが 嵐を呼ぶぜ
(後奏)
(アップになったマイティパンツァー、決めポーズ)
「パンツを脱がすHENTAIは、天に代わって折檻デース!」
(マイティパンツァーの背後、爆発すると同時に、曲が終わる)
(ナレーション)
マイティパンツァー、前回のあらすじ!
友を人質に取られ、絶体絶命の窮地に立たされたマイティーパンツァー!
助けに行けば、マイティパンツァーの正体を、友に知られてしまうかもしれない。
だが、マイティパンツァーの秘密を、友に知られてはならない。
苦悩する、マイティパンツァー。
しかし、友の命を守るため、マイティパンツァーは、悪の帝国『巨炎団』の幹部『ジョークジョーカー』のもとへ走るのだった!
(サブタイトル コール)
「逆境!マイティパンツァー、危機一発!」
(Aパート開始)
柴田エレナは女子高生である。
帰国子女で、ちょっと不思議な日本語を使う、どこにでも居る平凡な女子高生。
だがそれは仮の姿。
彼女の真の姿は、悪の帝国『巨炎団』と戦う、世界警察機構のエージェント、正義の美少女戦士マイティパンツァーなのだ!
エレナの清らかな魂が発する精神エネルギー『デタリキ・パゥワー*1』が、世界警察機構の開発した銀のパンツと共鳴した時、奇跡の力『マイティ―スーツ』となる。
マイティ―スーツを身にまとったエレナは、美少女戦士マイティパンツァーとして、『巨炎団』が送り込む悪の手先を次々と退治していた。
正義の美少女戦士マイティパンツァーの正体が、普通の女子高生、柴田エレナであることは、誰にも知られてはならない*2。
そう、たとえ親友である池澤ミオが捕らえられ、命の危機にさらされていても、マイティパンツァーの秘密は守り通さなければならないのである!
「でも……でも!」
マイティパンツァーは、飛ぶように走る。
車を追い越し、トラックの屋根を蹴り、ビルの屋上を八艘飛び。
「助けなくちゃ、デース!大事な、親友を……ミオさんを!」
『巨炎団』の幹部『ジョークジョーカー』がミオを攫い、交換条件にマイティパンツァーの身柄を渡せと言ってきた事を、偶然知ってしまったエレナは、世界警察機構の幹部に止められていた。
「罠だ。行ってはいけない!」
「君が行ってしまったら、ミオちゃんがマイティパンツァーの正体を知ってしまう。そうなったら、ミオちゃんとは二度と会えなくなってしまうぞ!」
世界警察機構のエージェントが必ず彼女を助け出すから、待機するようにと命じられたが、エレナは命令に逆らい、ミオを救うべく『ジョークジョーカー』が指定した場所を目指していた。
走る。跳ぶ。また走る。目的地まではあと少し。
『ジョークジョーカー』が指定した場所は、港の古ぼけた倉庫だった。
「ここデースね!」
重々しい扉を難なく開ける。奥の見えぬ暗い倉庫の中へと、マイティパンツァーは足を踏み入れた。
「『ジョークジョーカー』!出てくるデース!人質を、返してもらいに来たデース!」
静まり返り、ガランとした倉庫の中に、マイティパンツァーの声が響く。
マイティパンツァーは、一歩、また一歩と、倉庫の奥へ踏み出した。
倉庫の暗闇は、そんなマイティパンツァーの声を吸い取ったかのように、静まり返っていた。
と。
コツーン、コツーン。
広く暗い倉庫の奥のから、ヒールの音が近づいてきた。
「クックック。まんまと現れましたわね、マイティパンツァー」
闇の奥から腕を組んで歩いてきたのは、白い軍帽をかぶり、肌の露出が多い白く淫らな軍服を着た女であった。
彼女こそ、『ジョークジョーカー』。『巨炎団』の女幹部の一人である。
「ミオさんは!人質は無事デスか!?」
マイティパンツァーが叫ぶ。しかし『ジョークジョーカー』は不敵に笑みを浮かべた。
「うふふふふふ。あの娘の心配より、自分の心配をしたら如何です?……やっておしまいなさい!」
「「「「KEYYYYYYYYYY!!!!」」」」
『ジョークジョーカー』が命令すると、キャットウォークに隠れていた黒づくめの戦闘員達が声をあげて姿を現す。高い所からマイティパンツァーを取り囲む様に現れた戦闘員たちの手にはバズーカの様なものが握られており、それは一斉に火を噴いた。
「ソンナものっ!マイティパンツァーの前ではっ」
四方八方から迫る弾に、マイティパンツァーは咄嗟に防御姿勢を取った。
マイティパンツァーのスーツは、エレナの精神のエネルギー『デタリキ・パゥワー』でその性能を発揮する。ミオを攫われ、『デタリキ・パゥワー』に満ちあふれている今、バズーカの弾など物の数ではない……が。
「
バズーカの様なものから発射されたのは、ネバネバしたスライムのような物だった。
それがマイティパンツァーの手に、足に、絡みつく。
マイティパンツァーの身体についたスライムは、スッと黒ずみ、硬化していく。腕や足についたスライムが硬化し、足下を床に釘付けにされ、マイティパンツァーは身動きが出来なくなっていた。
「『デタリキ・パゥワー』とそのスーツの防御力を過信して、回避行動をとらなかった貴女が愚かなのです。うふふ。マイティパンツァー……捕まえましたよ」
『ジョークジョーカー』は口元を歪め、ゆっくりと身動きの取れないマイティパンツァーに近づいていった。コツン、コツン。足音が一歩一歩、ハッキリと音が大きくなっていき、だんだんと近づいてくるのがわかる。
「こんな、ことでぇぇぇっっっっ!マイティスーツ、フル・パゥワァァァァアアアアッ!!」
精神エネルギーである『デタリキ・パゥワー』がエレナの怒りと共に溢れ、マイティパンツァーのスーツが光を帯びる。スーツに付着した、硬化したスライムがどんどんとひび割れていく。
「くっ!」
『ジョークジョーカー』は、その力を放つ光に顔を顰める。光は強まり、硬化したスライムはその力に、ビシッ!ビシッ!と徐々にはじけ飛んでいく。
「このまま、一気に……」
「残念。時間切れよ、マイティパンツァー」
マイティパンツァーの真後ろから、冷たい声が響いた。
いつの間にか、マイティパンツァーの背後に立っていたのは、『ジョークジョーカー』と色違いの紺の軍服を着た、小柄な女。
彼女こそ、悪の帝国『巨炎団』の、もう一人の女幹部『エースオブライバル』だった。
マイティパンツァーの口元を、『エースオブライバル』が手にした布で覆う。
(息が……苦しいデス……これは……眠り薬……)
段々と意識が朦朧としてくる。身体に、力が入らない。
薄れゆく意識の中、マイティパンツァーが最後に見たのは、崩れ落ちるマイティパンツァーを見下ろす、『ジョークジョーカー』と『エースオブライバル』の妖艶な笑みだった。
「う、うぅ……」
マイティパンツァーは薄らと目を開けた。
そこは、幾つもの蝋燭が灯る薄暗い広間だった。蝋燭から出る匂いだろうか、独特な香りが、マイティパンツァーを不安にさせる。
身を起こそうとしたが、どういう訳か力が入らない。それでもなんとか寝返りをうつようにうつ伏せになり、腕の力でゆっくりと上半身を起こしていく。
「ここ、は……」
力が入らない。身体が重い。マイティスーツを纏った身体が、こんなにも重く感じるなんて。立ち上がろうとするが、力が入らず、よろけてぺたんと女の子座りになってしまう。無敵のマイティ―スーツを身に纏っているにも関わらず、エレナは更に不安になっていた。
「気がついたかね、マイティパンツァー」
男の声がした。
どこかで聞き覚えのある声だった。だが、ありえない声だった。
「アナタ……は……」
声のする方にゆっくりと振り向く。
振り向いた先には、まるで玉座の様な椅子に座った男が居た。
目元を仮面で隠したその男は、どこかよく知っている人のように見えた。
そう。『巨炎団』との戦いで、マイティパンツァーを助けるために命を落としたエージェント、通称『班長』に。
「まさか……『班長』……?生きて、いたんデスカ……?」
「クックック……。この姿で会うのは初めましてだったな。そう、エージェント『班長』とは世を欺く仮の姿。我が名は『ハーン・チョーゥ』。『巨炎団』を統べる『巨炎』様の元に集う選ばれし十人の僕『巨炎団十結晶』が一人、『背徳のハーン・チョーゥ』とは我の事よ」
玉座から立ち上がり、バサッとマントを翻す仮面の男……『背徳のハーン・チョーゥ』と名乗った男は、ゆっくりと、仮面を外した。
仮面の下から現れたのは、まさにエレナの良く知る顔、憧れていた、そして命を救ってくれた、あの『班長』のものだった。
「ウソ……嘘デース……。班長が……敵の最高幹部の一人だったナンテ……っ」
「ククク……嘘だと思うならそう思うがいい、マイティパンツァー。……いや、柴田エレナ。だが、現実は何一つ変わらぬ。お前が命を救ってくれたと思っていた相手が、こうして生きて、再びお前の前に立っているのだ。……敵として、だがな」
秘密である変身前の自分の名前を呼ばれ、マイティパンツァーは狼狽える。自分の名前を知っているのは、世界警察機構のエージェントだけ。そしてそれを知っていると言う事は。ハッと気が付くマイティパンツァー。
「じゃあ……ミオさんを攫ったのも!」
「そうだ。私が『ジョークジョーカー』に命じたのだ。マイティパンツァーをおびき出すために、絶好の娘がいるとな。お前の弱点は『班長』として接してきて全てわかっている。そして、マイティパンツァーの力の源『デタリキ・パゥワー』の弱点もな」
『デタリキ・パゥワー』の弱点デスって……?そんな事、知らないデース……。
班長、いや、ハーン・チョーゥの言葉に、エレナは更に不安にかられた。
世界警察機構は知っていたのだろうか。『デタリキ・パゥワー』に弱点がある事を。それを知らされていない自分は、世界警察機構に都合よく働かされていただけなのではないか。
「そしてエレナ、お前の周りには結界がはってあるのだ。思うように動けないだろう?」
身体が思うように動けなかったことを指摘され、エレナは再び愕然とする。
結界によって動けない身体。そして『デタリキ・パゥワー』の弱点。
知らない事ばかりだった。
「クックック……。さて、エレナ。お友達の事が、心配だろう?見るがいい」
パチンと、ハーン・チョーゥが指を鳴らす。すると中空に雲がかかり、その中にぼやけた映像が見え始めた。段々と映像がはっきりしてくると、そこには。
「ミオさん!」
囚われた、池澤ミオの姿がそこにあった。
バイト先で捕まったのだろう、可愛らしい制服姿のミオ。膝立ちにさせられたミオの腕は、高く挙げさせられ、鎖に繋がれていた。
俯いたミオの頤を女の手が掴み、無理矢理上に上げさせる。
「ほら、可愛い顔をみせなさい……」
ミオの顎を掴んだ『エースオブライバル』が、ミオを見下ろす。くぃ、くぃっと右側、左側を確認するように顎を掴んだミオの顔を見分すると、『エースオブライバル』はニマリと邪悪な笑みを浮かべた。
「んふふ。反抗的な目をしているのね。でも無駄よ、貴女はもう、生きてここを出ることは出来ない」
『エースオブライバル』の言葉に、ミオはキッと睨みつける。
「きっと!きっと、マイティパンツァーが助けてくれる!」
「だと良いわねぇ……んふふ。でもそれはいつ?今日?明日?一週間後?それとも一年後?それまでの間、貴女はず――――っと私の
『エースオブライバル』は、ミオのふくよかな胸を持ち上げるように下から掬い上げると、優しく揉み始める。
「や、やだっ!何するのっ」
逃げようと身体を捩るが、『エースオブライバル』の手はそれを許してはくれない。腕に繋がれた鎖が、じゃらりと音をたてた。
「んふふ。ほら、私と違って大きなおっぱい、もっと触ってあげるわ……」
「いや、いやぁっ!助けて!……マイティパンツァーっ!」
雲がうつす映像の中でミオが叫ぶのを、マイティパンツァーはなすすべもなく聞いていた。
「ヤメテ!ヤメさせてクダサーイ!ミオさんを、解放するデース!」
マイティパンツァーは叫んだが、ハーン・チョーゥはニヤリと笑った。
「それは、これからの君の心がけ次第だ。『
ハーン・チョーゥがニヤリと笑い、身動きの取れないマイティパンツァーに手を差し伸べた。
「エレナ、我がモノとなるのだ」
「はん……ちょう……?」
エレナは愕然とした顔で、班長、いやハーン・チョーゥを見ていた。
「お前と、お前の『
自分を見つめるエレナを、ハーン・チョーゥは冷たい目で見る。
「親友はこのまま『エースオブライバル』の慰み者として一生を終え、お前もこのままここで嬲り殺しだ。どちらを選んでも、私は構わない。どの様な手段であれ、お前を排除すれば、『巨炎団』の目的に一歩近づくのだからな」
くっ!と、マイティパンツァーは下唇を噛んだ。
このまま班長……いや、ハーン・チョーゥの言いなりになって、世界警察機構を裏切る事は出来ないデース……。でも、世界警察機構は、ワタシに隠し事をしていて、ワタシを思うように操って居るのかも知れまセーン……。そして何より、このままでは、ミオさんは『エースオブライバル』に、あんな事やこんな事……キャ――――――ッ!キャ――――――ッ!大変デース!ああもぅ、ワタシはどうしたらいいのでショウ……っ!
「ふむ、答えが出せないようだな」
ハーン・チョーゥは冷ややかに言った。
「戦場では迷うな、と教えたはずだが。エレナ、お前の弱さはそこだ」
言いながら、ハーン・チョーゥはまた指を鳴らす。
突然、マイティパンツァーの足元に白い霧の様なものが現れた。そしてその霧の中から、無数の白い触手の様なものが、マイティパンツァーに襲い掛かってきた。
「な、何!?コレハッ!」
先程から思うように動かせないマイティーパンツァーの身体に、白い触手は巻き付き、拘束し、マイティパンツァーを床へと倒していた。
「い、いやぁぁっ!なにをするデスカーッ!」
マイティパンツァー、いや、エレナは悲鳴を上げていた。無敵の美少女戦士マイティパンツァーが、こんな触手ごときに倒され、拘束されるなんて。
だが、その触手のぬめぬめとした悍ましい感触、そして身動きの取れない状況に、すでに彼女は一人の女子高生、柴田エレナでしかなかった。
「さっきも言っただろう。どちらでもいいと。そして選択出来なかったお前に用意されたのは、第三の選択肢。そう。『このままお前は無理矢理に我がモノとなり、親友は『エースオブライバル』の慰み者として一生を終える』だ」
じゅるじゅると音を立て、触手がマイティパンツァーの身体を這う。太い触手は粘液をエレナの身体に擦りつけ、その豊満な胸をつつき、持ち上げ、巻き付き、揉みしだくように動いていた。
「ふぁ、あ、んんんんっっっ」
触手が動き、エレナの身体を縛りあげ、締め上げるたび、エレナの身体から力が抜けていく。そしてそれと同時に、塗りたくられた媚薬効果のある粘液が、エレナの身体に、淫靡な快感を生じさせる。
「チカラが……ぬけて……っ」
じゅるりと、触手の一本が胸を撫であげた。ぷるん、と胸が揺れる。その触手は胸のふくらみを揺らしたかと思うと、エレナの乳首を的確に探し当て、ツン、ツンと突く。
「あ、んんっ!」
思わず声が出た。胸に纏わりついた触手は、エレナの乳房を揺らし、揉みしだき、粘液を塗りたくり、乳首を擦る。そのたびに、エレナは甘い声を上げてしまう。
(だめデース……。こんな事で……負けられ、ない、デス……っ)
快感を逃すように。いやいやと頭を振り、身を捩る。しかし触手の力は強く、エレナは逃げることは出来ない。触手からも、快感からも。
触手が粘液を擦り付けた場所から、快感が生まれる。そしてその触手がエレナの身体に触れているところから、じわじわと力が抜けていく感覚が、エレナを襲う。
「だんだんと力も抜けてきただろう。その触手は、お前の『デタリキ・パゥワー』を吸い取っているのだ。触手に、感じさせられれば感じさせられるほど、お前の大事な『デタリキ・パゥワー』は吸い取られていくのだ」
「なんデス……ッテ……」
どんどん、身体の力が抜けていくのがわかる。それに伴い、身体の火照りが増していく。胸がドキドキする。じゅるじゅると音を立てて触手が身体を這う悍ましい感覚が、快感に代わり、それがエレナを昂らせる。そのエレナの高揚によって生み出される『デタリキ・パゥワー』は、また触手によって身体の外へと流れ出ていく。
そうやって身体の外に『デタリキ・パゥワー』が流れ出ることが、気持ちいいことだと思ってしまう事に、エレナは震える。
「あ、ふぁ、ん、ぁぁあああぁぁっっっ!」
快感にエレナは声をあげた。
負けちゃダメ……デモッ……気持ちいい、キモチ、イイ……っ。
遂に、エレナは触手の動きに、その動きが生み出す快感に、身を委ねていた。
クックック……。ファーッハッハッハァ!
ハーン・チョーゥは高らかに笑った。まさかこれほどに上手くいくとは。
マイティパンツァーの身体に力が入らなかったのは、ただ眠り薬の効果が残っていただけだった。結界などではない。もう少し待てば、マイティパンツァーの身体には力が戻っていただろう。だが『背徳のハーン・チョーゥ』の秘技『口八丁』によって、結界によって力が出ないと思わせ、また自身の正体を明かし、そして親友の姿を見せることにより、エレナの心は乱されていった。
『デタリキ・パゥワー』は精神のエネルギー。エレナが心を乱し、不安になればなるほど、そのエネルギーは不安定になり、エレナのコントロールを離れていく。それに加えて、エレナに快感を与え、快楽により不安定な『デタリキ・パゥワー』を作らせると同時に、思考を惑わせ隙を作らせれば、触手によってエネルギーを吸い取るなど造作も無いことだった。
そして一度エネルギーを吸われてしまえば、いくらエレナが『デタリキ・パゥワー』を生み出そうとも、不安定なエネルギーはその力を発揮する前に、触手によってまた吸われるだけ。
今や、エレナは『デタリキ・パゥワー』を生産する、肉の発電機。快感に狂えば狂うほど、エレナは自分では制御出来ない『デタリキ・パゥワー』を生み出し、それを触手に吸収され、その触手はまた、エレナを快感に溺れさせるという快感の永久機関だった。
触手は、エレナの太腿を割り、エレナのパンツの上から粘液を擦りつける。
「ふぁ、あ、ソコ、は……ぁっ」
エレナはまた快感に声をあげた。
じゅるりと銀のパンツを撫であげられ、塗りたくられた粘液でびしょびしょに濡れたパンツに、エレナの形が浮き彫りになる。ぷっくりとした割れ目から溢れる愛液は、内側からパンツを濡らし、そこから吸収されていく『デタリキ・パゥワー』の感覚に、またエレナは喘ぎ声をあげる。
「キモチ、イイ、デースっ!モット……もっと、コスって……んぁ、うぁあああんっ!」
玉座に座り、エレナを見ていたハーン・チョーゥは、満足げに口元を歪め、そして『ジョークジョーカー』を呼ぶ。
「こちらに」
音もなく気配もなく、玉座の右後方に現れた『ジョークジョーカー』に、ハーン・チョーゥは命じる。
「『デタリキ・パゥワー』の吸収率を上げるのだ」
「かしこまりました、ハーン・チョーゥ様。……やれーい!」
「KEYYYYYYYYYY!」
『ジョークジョーカー』が戦闘員に指示すると、物陰に隠れて機械の操作をしていた戦闘員は奇声をあげ、その怪しげな機械のダイヤルをゆっくりと回していく。カチ、カチ、と音をたててダイヤルを右へまわしていくと、エレナの嬌声がさらに大きくなった。
『デタリキ・パゥワー』が更に吸収されていく。快感も更に大きくなる。
エレナが生み出す『デタリキ・パゥワー』とそれを吸収する量のバランスが崩れていく。
「あ、あ、ああああああああ!」
『デタリキ・パゥワー』が吸収される量が、それを生み出す量を越え、身体に保有する『デタリキ・パゥワー』が少なくなっていく。
そしてそれは、『デタリキ・パゥワー』によって顕在していた、マイティ―スーツを維持できなくなっていくと言う事だった。
エレナの身体から『デタリキ・パゥワー』が減少し、マイティ―スーツの存在が維持できなくなっていく。エレナが身に纏うマイティ―スーツはだんだんと形を成さなくなり、変身前の制服姿へと変わっていく。
「イヤ、ァ、ァァァアアアアッッッ!!!」
数秒の後、そこに居たのは、ただの女子高生、柴田エレナ、であった。
じゅるじゅると蠢く触手は数を増し、制服姿のエレナに巻き付いていく。
数を増やした触手は、豊満な乳房を挟み、制服に粘液を塗り、エレナの身体に更なる快楽を与えていく。快感に昂るエレナは『デタリキ・パゥワー』を生み出すが、それを更に吸収し、触手はエレナに快感を与えていく。エレナの頭が快感に真っ白になっていく。
「いっ……イクイクッ、イッちゃうっ」
『デタリキ・パゥワー』を吸い取られる快感に我を忘れ、エレナは自ら触手に身体を擦りつけていた。頭の中で快感が爆発した。絶頂感が、エレナを襲った。その瞬間、『デタリキ・パゥワー』も爆発的に生み出されたが、それすらも触手は貪欲に吸い取っていった。
「イクぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!!!」
触手に拘束された身体を痙攣させたエレナは、ピンっと身体を硬直させ、そして弛緩した。身体の中から殆ど全ての『デタリキ・パゥワー』を吸い取られた今、変身どころか、もはや指一本動かすことは出来なかった。
荒い息をつき、仰向けに倒れているエレナに、ハーン・チョーゥは玉座から立ち上がり、一歩、一歩と近づいていった。
その姿に畏怖するように、エレナの身体に巻き付いていた触手が、離れていく。
「無様だな、エレナ。快感に我を忘れ、絶頂に達して。お前はお友達を助けに来たのではなかったのか?」
ハーン・チョーゥに嘲笑されても、エレナは荒い息をするたびにその大きな胸を揺らすだけ。もはや、声を上げることも出来なかった。
「クックック。すでにお前は我がモノとなった。これから、我が直々に可愛がってやろう……この『背徳のハーン・チョーゥ』究極奥義『舌先三寸珍先一尺』でな……」
ハーン・チョーゥは、倒れたエレナの身体にゆっくりと圧し掛かっていくのだった。
(Aパート終了 アイキャッチに続く)
ヒロピン大好きすっとこ班長です。
色々語りたい事もあるのですが、それはまた今度、活動報告にて。
さぁ、このままエレナはハーン・チョーゥの手先となってしまうのか。
Bパートは、次週土曜23時!