「きゃー。班長に、襲われちゃうー」
何と言う棒読み。だが、すでに美月にフェラチオされ、下半身がイライラの限界に来ていた班長はもう止められなかった。
床に押し倒した美月の両脚を掴み、開かせる。タイトスカートがずり上がり、薄い緑のショーツが露わになった。
そのクロッチの部分に顔を近づけ、班長は美月のあそこをショーツの上から舐め始める。
「あ、ダメです班長。そんなっ……」
じゅるじゅる、れろり。
班長の舌が布越しにあそこを音をたてて舐める。ショーツはすでに唾液で濡れそぼり、美月の形が浮かび上がっていた。美月は羞恥に思わず顔を手で隠す。
「ダメとか言って、本当はこうされたかったんだろう?」
そう言いながら、濡れたショーツを強引に脱がせていく。イヤイヤと頭を振る美月。だが、美月のあそこが濡れているのは班長の唾液のせいだけではなかった。
「班長……っ。恥ずかしい、です……」
美月の秘部を直に舐める。溢れた愛液を舌で掬い、味わう。唾液と愛液の混合液を、舌先でクリトリスに塗していく。
「あ、んんんぅっ!」
クリトリスを舐められた瞬間、ビクンっと美月の身体が跳ねる。だが班長の舌は止まるところを知らない。
包皮を剥き、レロレロとクリトリスを責め始める。その動きにあわせて、美月の身体に快感が走る。
「ふぁあ、班長、はんちょぉ……っ!だめ、ダメですぅっ。私、もぅ……んんんんんんっ!」
ビクン、ビクンと身体を痙攣させる。美月は軽い絶頂を迎えていた。
はぁ、はぁ……と荒い息をつく。だが、班長は絶頂した美月を立たせると、教室の窓に手をつかせ、腰を突き出させ、その形の良いお尻を撫でる。
「班長……外から……見えちゃいます……」
確かに。トイレの中の筈なのに、外は青空だった。
トイレが駄目なら、教室でセックスしているのを見られるのはもっと駄目かもしれない。
ヘタレな班長は一応、美月に耳に口を寄せて尋ねた。
「……一応聞いておくけれど。これは『デタリウム・システム』が作った風景で、実際は見られたりとかしないんだろう?」
「それは……そうなんですけど……そう言った方が班長が興奮するかと思いまして……」
美月はプイとそっぽを向き、恥ずかしそうに答える。その答えを聞いた瞬間、班長の頭から自分の名前が載った週刊誌の記事は消え失せた。『デタリウム・システム』が作り出した風景なら、本当に見られることは無いのだろう。安心したのか、開き直ったのか。班長は、スカートを捲りあげて突き出された美月の腰を掴むと、自分の肉棒を美月の秘部に擦らせた。
「あ、班長……っ」
ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ。
美月の秘部の入り口と、班長の肉棒がキスをし、愛液と先走りが混ざっていやらしい音をたてる。
だが、まだ入れない。
美月の秘部はぬめぬめと愛液をたたえ、今か今かと班長の肉棒を咥えこもうとしていた。
だが、入れない。
ヘタレな班長は、安全を確保したうえで、美月を焦らし、じっくりと責めることにしたのだ。
「焦らすの……ダメですぅ……」
美月は知らず、班長の肉棒を求めて腰を動かしていた。だが、班長の手が腰を抑えているため、肉棒は美月の入り口でいやらしい音をたてながらも、挿入されることはなかった。
「班長……っ。なんで……」
肩越しに、美月は班長を見た。班長はいやらしく口元に笑みを浮かべると、わざとらしく演技がかった声で言った。
「美月。……いや。美月『先生』」
せっかくの学校シチュエーションである。安心し、開き直った班長は、『アーミーブレインズ』を着せた時に言った「先生役」を美月にさせようと台詞を続ける。
「美月『先生』のいやらしい姿が外から見えてますよ。それなのに、これが」
ぬちゅ、と亀頭の先が入り口に入ってくる。んぁ……っと、声をあげ、美月の頤が上がる。しかし、奥までは突き入れない。班長は亀頭の先だけを出し入れし始める。
「欲しいんですね?肉棒を突き入れられて、よがる姿を、生徒たちに外から見てほしいんですよね?なら、おねだりをしなくちゃなりませんね、美月『先生』」
ちゅぷちゅぷちゅぷ。
いやらしい水音が教室に響く。
「あ……っ。あぁ……っ」
「ほら、ほら、学校の教室で、同僚の先生に焦らされて、腰が動いてるところ、生徒たちに見せつけたいんでしょう?もっと気持ちよくなりたければ……おねだり、しないと」
この班長、ノリノリである。どうやら
「はんちょ……じゃなかった、『先生』……」
……
「もぉ……我慢できないんですぅ……。『先生』の……、早く私に、ください……っ」
否。ノリノリという訳ではなく、すでに我慢の限界だった。入れてくれるならなんでもするの精神。美月の腰は班長の肉棒を咥えこもうと悶えるように動くが、班長の手が抑えつけ、それを許してはくれなかった。耳元に口をよせ、班長は美月の耳朶をれろりと舐めあげ、囁く。
「何を、どこに、欲しいのかな?出来の悪い生徒にわかりやすく教える様に……ちゃんと言ってごらん。……美月『先生』」
耳朶をねっとりと舐めあげられ、耳穴に舌を入れ、くちゅくちゅと音を立てる。
「ふぁ、あぁぁ……っ。耳、らめぇ……っ」
「どうしたの?美月センセ?これ、いらないのかな?」
班長は、また、ちゅぷちゅぷと亀頭だけ入り口付近で出し入れをはじめた。亀頭からの快感が班長を昂らせるが、週刊誌の心配がなくなった今、余裕が出てきたのか、羞恥に震える美月の反応を楽しんでいた。
「はぅぅ……」
美月が答えを躊躇っているのを見ながら、班長は片手で腰を抑えつつ、美月のアーミーブレインズの肩の飾りを外し、ワンピースの背中のチャックをおろしていった。ショーツとお揃いのグリーンのブラを纏った白い背肌が露わになる。そのブラのホックを外し、ヨガで鍛えた姿勢の良い綺麗な背中を撫でていけば、美月はその指の動きに、びくんっと背を反らしてしまう。
「お……お願いします……。私の、お、おまんこに……。先生のおちんちん、入れて、ください……っ」
遂に美月はおねだりを口に出した。すでに我慢の限界だった。班長に聞こえるか聞こえないかの声で。恥ずかしそうに、しかし物欲しそうに。そしてその言葉を聞いた瞬間。
「んぁああああっ!」
班長に肉棒を奥まで突き入れられ、美月は喘いだ。余裕を持っていたとはいえ、班長もすでに突き入れたくてたまらなかったのだ。そのまま大きく、何度も、肉棒をストロークさせていく。
パン、パン、パン!
肉と肉のぶつかる音が、教室に響く。
「あっ!あっ!んぁああんっ!はんちょぉっ、激しすぎ、ますぅっ」
突き入れれば亀頭が肉襞を広げ、抜けていけばカリが膣を抉る。肉棒の形を覚え込ませるように、班長の逞しい肉棒は美月の膣を蹂躙する。すでに「先生」とかいう設定など忘れ、美月は声をあげ、身体を反らせた。
その反動で、はだけたワンピースが肩からずり落ち、脱皮をするようにスタイルのいい身体を班長に見せつけていく。
「おちんちんに……後ろから……。中、擦られて……っ。ひゃ、あ……んんっ。んぁああんっ」
快感に我を忘れるように、美月は喘ぐ。その滑らかな素肌に手を滑らせて肌の感触を堪能しながら、班長は美月を窓へと押し付けていく。突かれるたびに揺れるその柔らかな双丘は、窓に押し付けられ、形を変えた。
「ひゃぅ、んんんっ」
冷たい窓に押し付けられた乳首からの快感、そして膣を抉られる快感に、美月の中がヒクヒクと痙攣をする。
「私……っ!ライブの最中から……班長と……ずっと、エッチなことしたくてぇ……っ」
肉棒を突き入れるたび、快感が美月の頭の中を真っ白にしていく。絶頂が近い。
「ふぁ、あ、班長の、大きくなって、きて……はんちょぉ……っ。一緒に、一緒にぃ……っ」
美月が我慢できないというように頭を振る。
その時。美月の服のポケットから、何かが落ちた。だが、そんな事より肉欲だった。
美月のアソコがきゅうっと締まる。その締め付けに、班長も限界だった。
「いくぞ、美月……」
「あっ、私も!イくっ!イッちゃいますぅぅぅっ!ぅ、ふぁああああぁぁぁあっ」
ビクン、ビクンと身体を痙攣させ、美月は絶頂すると同時に。班長の肉棒も多量の精子を美月の中に放つ。肉棒がビクンビクンと脈打つたび、美月の中に溢れる精液。その熱さを感じ取り、美月はまた身を捩る。
「ふぁ、あ、んんん……っ」
班長が肉棒を抜くと、教室の窓に押し付けられた美月の身体がずり落ちるように崩れる。美月のあそこから溢れた精液が、地面を汚す。はぁ、はぁ……と荒い息をつく美月を、班長は後ろから抱きしめた。
「はんちょぉ……。気持ち、良かったです……」
班長に寄りかかり、美月はふぅ、と息をついた。
その時。
二人の周りの風景が、ザザッと歪み、もとの多目的トイレへと戻っていった。
「あ……あら?」
美月のコ・ス・プレも、第一種防衛装備「クッキークラック・ムーン」に戻っていた。美月は首を傾げ……そして、地面に落ちた、「それ」を発見した。
『デタリウム・システム』の端末。
班長が、それを、踏みつけていた。
「……あ」
「は、班長……?それ……」
慌てて足をどけ、班長は端末を拾い上げた。スマートフォンのようなその端末の画面には、
「再起動中」
と表示されていたが、不意に画面がブラックアウトしたかと思うと、
Now Loading......
と言うメッセージと共に、赤い服を着た……まるでムーリン*2をデフォルメしたような女の子が走るアイコンが表示され。その後、
『前回保存しなかったデータがあります。復旧しますか? 復旧枠No:0 タイトル:無題 <はい><いいえ>』
というメッセージが表示された*3。思わず<はい>をタップしてしまう班長。
「あ。」
美月が思わず声をあげた。周りの風景がザッピングを起こし、果たしてそこには。
先程、美月が消した筈のスティギオがフヨフヨと漂っていた。
「よりによって、そこに遡るの!?班長!その端末を!」
美月が慌てて手を伸ばし、班長から端末を奪い取ったその時。
スティギオは、誰の指示も受けていないのに、ジャマースキル「エレクトリック・ショッカー」を班長に向けてぶっ放していた。
「な……っ!」
「危ない、班長!」
咄嗟に班長をかばう美月。その美月を、
「あ、ああああああああっっっっっ!!!!」
衝撃に悲鳴を上げる。だが、美月はその手に持った端末を震える手で操作していた。
「これで……っ!」
美月が端末をタップする。班長の目には一瞬、スティギオの足元に赤、青、緑の円が見えた気がした。
美月がもう一度端末を操作すると、スティギオは、先ほどと同じようにフッとかき消える。それを見届けた美月は、その場でガクッと膝をつき、ぐったりと地面に倒れていった。
「大丈夫か!美月!?」
地面に倒れた美月を、班長は抱き起した。弱々しい声で、美月は抱き起してくれた班長に返事をする。震える手で、美月は班長の頬に手を伸ばす。
「ああ、班長が無事で本当に良かった。私のせいで、班長が傷つくところだった……」
「いや、その前に美月自身が俺に「エレクトリック・ショッカー」をぶっ放しt」
「くっ!」
班長の言葉を遮るように、苦しそうに身動ぎをする美月。
「はぁ、はぁ、はぁ……。実は、この『デタリウム・システム』には欠陥がいくつかありまして……」
「もういい、喋るな、美月!」
「出したジャマーのモーションを、完全にコントロールすることができないんです*4……。だから、さっきは、すぐに消したのに……まさか、丁度ジャマースキルを放つ場面にまで
苦しそうにそう言うと、班長の頬に触れていた美月の手から力が抜け、ガクッと、落ちる。
「美月!美月ぃぃぃぃ!!!!」
慌てて声をかけ、美月の身体を揺する。その班長の腕の中で。
……美月は、スヤスヤと、寝息をたてていた。
幸せそうな顔で。だらしなく開いた口から、ともすれば涎を垂らしそうな勢いで。
「寝てる……?おーい。美月ー。美月さーん?」
返事はない。ただ寝ているようだ。その様子にホッとすると同時に。
「これ、どうしたらいいんだ……」
班長は途方に暮れて声を出した。
だがしかし。
今回の班長の『