「……今度こそ、ご褒美が欲しい……」
あれだけ出したにも関わらず、班長の肉棒は硬いままだった。
バスタブに座った班長の脚と脚の間に入っていた風香は、肉棒を擦り、また班長を見た。
「……入れても、いい……?」
頷く班長を見て、風香は立ち上がると、班長に背を向け、肉棒を掴んで自分のあそこにあてがう。
既に濡れていた風香の秘部と、亀頭が触れ合い、にちゃにちゃと音を立てる。
腰を蠢かせ、亀頭を秘部に擦り合わせる。風香の秘部は、それだけで開いて班長の肉棒を咥えこんでいく。
風香は自ら、班長の肉棒を自らの中へと入れるため、ゆっくりと腰を落としていった。
「……あっ……入ってきてる……」
風香の身体の大きさと同様、風香の膣は狭いがすでに愛液が潤沢に溢れており、肉棒はゆっくりと膣襞をこじ開け、奥へと導かれていく。
「……ん、んんんん……っ」
班長の逞しい肉棒を根元まで咥えこむと、子宮口まで到達してしまう。子宮口に亀頭がキスをすれば、ビクンと風香は身体を痙攣させる。それだけで、軽くイッてしまう。
「はぁ……はぁ……。……班長、奥まで、入った……」
「ああ、風香の中、凄い締め付けてくる……っ」
気持ちよさそうな班長の声を聞き、風香は、肉棒に沿って上下に身体を動かし始めた。
ゆっくりと身体を持ち上げ……張り出したカリが襞をえぐっていき……肉棒が抜ける寸前で止まると、重力に任せて腰を落とす。肉棒がまた、膣をこじ開け、奥まで達する。
「……んんっ……」
再び身体を持ち上げて……ゆっくりとまた腰を落とす。
その動きはまるで、自らの狭い膣に班長の肉棒の形を覚え込ませるようで。
風香の狭い膣穴は、班長の肉棒を締め上げ、扱きあげていく。
「……班長の……大きくて……中、擦られて……っ」
その動きは、班長をだんだんと昂らせていく。班長の手が、風香の背後から前に回った。おなかの辺りから、だんだんと二つの微かな膨らみへと上がっていく。班長の両手が、風香の胸を覆う。掌に感じる固くなった突起。掌で転がす様に、優しく刺激していく。
「あ……っ。班長の手……好き……」
肉棒を奥まで咥えこむと、腰をグラインドさせる。乳首を捏ねられながら、自ら腰を回す様に蠢かせ、奥まで届く班長の肉棒の感触に悶える。班長が乳首を摘まめば、身体が反り返り、班長の胸に身体を預けてしまう。それでも、風香の腰は快感を求め、ヒクヒクと動いていた。
「胸、触られると……班長……っ」
班長は、身体を預けてきた風香を肩越しに向かせ、キスをする。
「んちゅぅ……ちゅ……れろぉ……」
舌を絡め合い、唾液を混ぜ合って。唇を離せばまた、唾液が糸をひく。はぁ、はぁ、荒い息をつき、ぐったりと班長の胸に身体をあずけた風香の耳に、班長は口を近づけるとレロリと舐め、
「前を見てごらん、風香」
と囁いた。耳を舐められ、悶えながら風香が前を見ると、真正面には鏡。そこには、キスをされて肉欲に蕩けた雌の顔をしつつ、班長に乳首を弄られ、耳を舐められながら、自らヘコヘコと腰を振る自分自身がいた。
「……!」
自分自身のいやらしい姿に恥ずかしくなり、眼をそらす風香に班長は囁く。
ダメだよ、風香、前を見て、もっと、いやらしく腰を動かして…。
「あ、あ……っ」
班長にそう言われれば、否はなかったが、快感に溺れ、腰を動かしながらも、風香は班長に文句を言う。
「……班長……いじ、わる……っ」
そう言いつつも、腰は止まらない。もっと気持ちいい所にあたる様に、腰はヒクヒクと動く。
「風香
言いながら、班長は弄っていた二つの突起をひねり上げた
「ひぅぅぅっっっっ!」
乳首からの快感が頭にたたきつけられ、ビクン、ビクンッと身体を痙攣させる。
いっちゃった?耳元でそう聞かれて、風香は微かに頷いた。
「……班長……怒ってる……?」
怒ってない。ただ、もっと風香
「……やっぱり、怒ってる……。あ、ふぁああああぁぁぁあんんんっ」
班長は胸の突起から手を離すと、風香の腰を掴み、下から突き上げた。子宮口を押し上げるように、グッと奥まで突き上げる。そして、そのまま立ち上がると、風香の手を鏡につかせ、ピストン運動を開始する。
ぱちん!ぱちん!ぱちん!
風香のお尻と班長の腰がぶつかる音が、風呂場に響き渡る。そのたびに、風香の嬌声が風呂場にこだまする。
「あっ!あっ!んぁああんっ!……班長ぅぅっ!激しくて……すごぃ……っ!」
手をついた鏡に映る自分も、班長に後ろから突き上げられていた。だらしなく開いた口からは唾液が垂れ、顎へと伝う。淫らな顔をした、鏡の中の、自分。
「はぁぁっ……んっくぅぅっ……い、い、よぉ……っ」
また、頭の中に快感が溜まってくる。また、絶頂が近い。こんなに激しくされたら、我慢、出来ない。
風香は絶頂を我慢しようと頭を振り、快感を逃がそうとする。
しかし班長の肉棒が、狭い風香の膣を激しく出し入れし、襞を抉り、子宮を突き上げていく。
「……私、また……イッちゃう、イッちゃうぅ……」
グッと班長が風香の両手をとり、引っ張る。身体を無理矢理に反らされて、また風香は肉棒で突かれる。先ほどとは違う場所を抉られ、また風香はイキそうになる。
「……はんちょぉっ……私、もぉ……も、もぉ……っっっ!」
「ダメだ、風香。まだ、我慢しろ……っ」
パン、パン、パン!
肉と肉がぶつかり合う音。風香の嬌声もエコーがかかり、風呂場の中はいやらしい音で満たされる。
風香の狭い穴を激しく前後する班長の肉棒が、絶頂近い風香の膣に締め上げられていく。
「……無理ぃ……もぉ……っ!」
快感に、二人の荒い息が重なる。
「俺も、もう、イクぞ、風香っ!」
狭い膣に締め上げられて、班長ももう限界だった。
「イクぞ、風香……っ!奥で、受け止めろっ!」
ぐっ!奥まで肉棒を突き入れ、子宮口を突き上げた瞬間。班長の肉棒から白濁液が放たれる。
その熱い塊を子宮に感じた瞬間。風香も絶頂した。
「ぅぅああああぁぁぁんぁああああぁっっっ!!!」
背筋をピンっと伸ばし、頤をあげ、一瞬、風香は硬直する。そしてビクン、ビクンッと身体を痙攣させ。
「んんぅ……っ!あっ……はぁぁあああ……っ」
身体から力が抜けそうになった瞬間、班長は、片手で風香を後ろから抱きしめた。
「はぁ……っ、はぁ……っ、ぁはぁぁぁ……っ」
抱きしめられた腕に身体を預けるように、ぐったりと風香の身体から力が抜ける。
ゆっくりと、肉棒を抜き。班長はまた、バスタブの縁に腰を下ろし、風香を膝の上にのせ、抱きしめた。
「ご褒美になったか、風香?」
「……うん……。最高のご褒美だった……」
風香は、首を伸ばし、ちゅ、と班長の唇にキスをする。幸せそうに微笑む風香に、班長もまたキスした。
その後、二人でシャワーを浴びなおし。部屋に備え付けのバスローブを着て、ベッドルームのソファへと移動する。水分補給の為、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出してキャップをひねりながら、班長は今日のことを思い返していた。
美月も風香も、同じように、水着を着た時から、身体が疼いていたと言っていたこと。
その状態は、以前にもあった、SSR+のコ・ス・プレが不具合を起こした時の状態に似ていること。
そして二人の共通点は、二人とも転生させた水着を着ていた時からであること。
しかしながら、既存のコスを転生させたもので、いわゆる不具合を起こしたものは今まで事例が無いこと。
そして、ガルと情報統括班が作ったという「デタリウム・システム」。
何故、今日のこの日に美月がこれを持ち歩いていたのか。まさか、計画的にトイレで
そこまで考えて、班長は、脱いだ服のポケットから、「デタリウム・システム」の端末を取り出す。
画面は黒いまま、起動した様子はない。
と。
「……班長……なぜ、その端末を持っているの……?」
眼鏡の奥の瞳を驚愕に見開かさせて、風香は思わず班長に尋ねていた。
「風香、これを知っているのか?」
しまった、という顔を一瞬して、風香は目を伏せた。一瞬の沈黙。だが、覚悟を決めたように、風香は班長を見て、重い口を開いた。
「……ん。知っている……。班長には黙っていたけれど、今日のライブで、この『デタリウム・システム』は多用されていた」
「こんな物を使う事になっているとは聞いていない。こんな……欠陥のある試作品を使うだなんて」
そう言って風香を問い詰める班長に、風香はまた、目をそらす。
「……でも、班長もおかしいと思っていたはず。一つのデタリングにコ・ス・プレは一着しか登録できない。それなのに、あんな短時間の間に何度も早着替えをしていたことを」
「だが、あれは、デタリングを都度変えて対応しようと言う事になっていただろう。曲の合間にデタリングを交換して早着替えすることにしていたと……」
そこまで言って、班長は、はたと気が付いた。
あのトラブルの時。七海が間違えて別のコ・ス・プレを着てしまったフォローをする時に、デタリングをいちいち変えていては陽菜はあんなにすぐにコ・ス・プレを変えることはできなかった。と言う事は。
「……そう。班長の想像した通り。クッキーマシュマロのメンバー全員が、一台ずつ『デタリウム・システム』の端末を持ってライブに臨んでいた。」
そして、七海が端末の扱いを失敗し、それをフォローするために陽菜と美月が端末を使ってありえない程の速さで早着替えをしてみせた、と言う事か。班長は自分を納得したように独り言ちた。
「なんで、黙っていたんだ。そんな話を聞いていたら、反対されると思ったからか」
「……そうじゃない。けど、班長に心配をかけさせたくはなかった。それに」
班長の為に、どうしてもライブを大成功させたかった。今回のライブだけではなく、3周年に向けて他にも色々な企画を掛け持ちして、その全てに携わって、寝る間もない班長の力になりたかった。
物販用のポスターやPR動画の撮影のために、『デタリウム・システム』でジャマーを使ったのが最初だった。ジャマーのエフェクトを使って『映えさせる』ために。『デタリウム・システム』がジャマーのモーションが止められないことを逆に利用して、この輪っかのエフェクトを入れて動画*1や写真を撮ったのだ。
そこで使っているうちに、『デタリウム・システム』を使えば、コ・ス・プレを何着も瞬時に変えられることに気が付いた。そこからは、話が速かった。美月の方で、端末を揃えられるかすぐに確認を取り、班長へ報告のメールを入れて。
報告のメール?え、何それ、と慌ててスマホを見る班長。確かに、4人から承認依頼のメールが届いていた。時間差で。「他の三人からもメールしていると思いますが」とお断りまで入って。
その後も何度かメールをしたが、メールの返事がないのは班長が忙しいからだろうと、当日まで時間もないのでそのまま話をすすめ。反対されたら元に戻せるように『デタリウム・システム』を使用するパターンと使用しないパターンを想定して準備をし*2。
すまん、ホントにすまん……と班長は恐縮した。以前から、書類が溜まる事で美蘭にも怒られた事があるくらい、書類をため込む班長だったが、この3周年のイベントを前に、見逃している書類が他にもあるのではないかと背筋が凍りつく。
しかも、班長立会予定のゲネプロ*3の時に班長が遅刻してきたため、使用しないパターンは見ることなく、使用するパターンしか見れていなかったし、使用するパターンは班長からも好評だったので、今更、班長に伝えて心配させるのも忍びなく、そのまま決行した、と。
自分のせいだった……。
班長は、ガックリと床に膝をついた。
orz
いや、まて。まさか……まさか。班長は、その可能性に思い至った。
陽菜も、不具合を起こしているのでは?ライブの途中で、陽菜はあの『フルスロットル・ギア+』を着ていたではないか。しかも
「……陽菜ちゃんが心配?」
風香が、班長の心を見透かしたように尋ねた。班長は頷く。
風香がさっき、身体が疼くと言っていたのは、SSR+のコ・ス・プレが引き起こした不具合にとてもよく似ていた。同じような事を、美月も言っていた。同時に二人がそんな状態になるなんてこと、偶然で起こるわけがないし、偶然でないとしたら、不具合を起こした実績のある『フルスロットル・ギア+』が不具合を起こしていないとは考えられない、と。
何故、今まで不具合を起こしたことがないSSR+が同時に不具合を起こしたのか等の疑問は尽きないが、多分、この『デタリウム・システム』の欠陥の一つなんだろう。不具合を起こしたかどうか確認のために、陽菜の部屋に行ってみようと思う。寝ているならそれに越したことはないが、もしも苦しんでいるなら、助けてあげたい、とも。
だが、風香は、首を横に振った。
「……大丈夫。すでに陽菜ちゃんの所には、七海がいる。くんずほぐれつ。班長が入るスキはない」
くんず……ほぐれつ……だと……?それはそれで、行かなければならないのではなかろうか。
「……百合の間に挟まる男はろくな死に方をしないらしい。すでにガールズラブのタグもついている。お勧めできない」
わかった。やめておこう、と即答する。
「……それに」
風香は続けた。
「班長は、朝まで居てくれると約束した筈。約束は守ってほしい」
本当に、陽菜のところには七海がいて、
「……大丈夫。メタ発言をする今日の私を信じてほしい……」
「……わかった。今日は風香の所に居るよ。……約束だしな」
ニッコリと微笑むと、風香は自分の『デタリウム・システム』の端末を取り出す。
「……班長。実はこの『デタリウム・システム』はこんなことも出来る」
風香が操作すると、班長には、一瞬、風香の姿がブレたように見えた。そして一瞬後、そこに居たのは。
……大人な姿の風香だった。目をぱちくりさせる班長に、大人な姿になった風香は、妖艶に笑いかける。
「朝まで一緒に居て欲しかったのはこのため。……班長、こんどはこの姿で、可愛がってほしい……。」
そのまま班長の手を取り、ベッドへと誘う風香を、班長は優しく抱きしめ、ベッドへと押し倒していった。