何気にこれもR18にしているのが私のクオリティ。ネタとエロと隙間商法で集客するスタイルです。まぁ、とはいえエロでもふざけるんですが!
と言う事で、またお暇な時にでもお付き合いください。
これは夢だと確認するため、頬を抓る奴が居る。そう言う奴は、大抵が現実だと分かっていて受け入れられない奴だ。じゃあ、逆に今が夢だと確信しているやつはどんな行動をするのか……そんな馬鹿な疑問の答えを、あたしは今目の当たりにしている。
「あぁごめん!今の無し!セレナにいきなりキスは違うよな!やっぱり仕切り直しでお願いします!」
何やら天井に向かって当たり前のように会話する馬鹿が1人。こりゃ完璧に夢だと思ってやがる。どうする?いっそサキュバスを見つけたから来たって事にして、今夜は仕切り直した方が良いか?いや、そうなるとキスに応じた説明が面倒だし、宿泊理由を聞く必要も出てくる。それなら、サキュバスのお望み通りあたしが適当に抜いてやる方が簡単だ。どうせコイツは童貞だしな!
※彼女も処女です
「いや、それにしても完成度高いな……」
「へっ?!」
くいっ
ちょっ?!なんでいきなり顎クイを?!と言うか顔が近いって!
「長いまつ毛に切れ長の目、艶のある唇とセクシーなホクロ。凛々しいクール系の美人なのに、笑ってる時はメチャクチャ可愛いなんて…実は天使かも知れないな…」
※天使=今のところ褒め言葉
何いってんのこいつ?!普段なら積極的にさえなれない癖に、夢だと思うとメチャクチャ褒めてくる!耐えろあたしの表情筋!ニヤけたらコイツは調子に乗るぞ!
「しかし、流石にこのセレナは反応が薄過ぎるな。折角だし「カズくん(はぁと)」みたいな反応があっても……」
「いや一度としてそんな反応してねぇよな?!」
「「あっ」」
しまったぁ!あまりのかけ離れたイメージについツッコミを入れちまった!照れが無くなったのは良いが、この先のこと何も考えてねぇ!
「ほぅ、どうやら見た目以外も手を抜いたわけじゃないみたいだな……いい完成度だ。やっぱセレナはこうじゃないとな!」
「いや、ツッコミでコレだって言われるのも、なんかちげー気がするけどな……」
セーフ!いやそりゃそうか。カズマのイメージからあたしが作られるのなら、想像のあたしはツッコミくらい普通に入れる筈だ。良くやったサキュバス!肖像権については後々文句言うけどな!
「よしよし、これだけ本物っぽいなら良いトレーニングになるだろう。今日はこれでいこう!」
いや、トレーニングってなんだよ?そもそも、忠実に再現されたあたしが、カズマに身体を許す筈が……
「セレナ!」
ガシッ!
「ひゃい!」
いきなり真剣な顔して肩を掴んだ?!まさか本来のお前はこんな感じなのか?!
「お前が好きだ!俺のものになってくれ!」
「えっ……ちょっと?!」
しかもいきなりプロポーズ?!流石に大胆が過ぎるだろ?!
「セレナがプリーストを辞めないのも分かってる!でも、結婚出来なくてもセレナに側に居て欲しい!俺にはお前が必要なんだ!」
な…ななななな?!どうすれば良いんだよこれ?!いや、普通に断れば良いんだろうけど!でも、カズマが頼んだのは側にいるってだけで、これはプリーストを理由に断れなくて……いや、理由がないからオッケーって話でも無いんだけど……でも、別に嫌って訳じゃないって言うか……
「そ、そんなこと言ってどうせあたしの身体が目当てなんだろ!そ、その手には乗らないからな?!」
「くそぅ!これじゃ駄目だったか!」
いやなんでここまで来て諦めるかな?!引き際が良すぎんだろ!もうちょい粘れよ!
「素直か?!身体目当てでもそこは否定しろ!せめて愛してるから欲しいとかオブラートに包め!そしたら多少は許してやるから!」
「愛してるからメチャクチャセックスしたいです!」
「お前恋愛下手くそか?!」
あぁもう!さっきのちょっと良い雰囲気を返せよ!いや!別に良い雰囲気でも身体は許さねぇけどさ!それでも最低限ってあるだろ?!
「つうか、なんでそこまであたしに拘るんだよ…プリーストだからカズマのものにはならねぇし、エロい事するならダクネスの方が良いだろうに……」
「見損なうなよ。俺はエロくて気持ち良い身体を理由にパートナーを選んだりしない。一緒に居て楽しくて、傷付いた時には癒やしてくれて……なおかつ問題を起こさない相手がいいんだ。本当に問題だけは起こさない相手がな!」
後半の理由が切実過ぎる!なんかあんまり嬉しくない理由だなそれ!
「だからセレナじゃないと駄目なんだ!今夜だけでも俺のものになってくれ!」
ガバッ!
「ひゃんっ?!」
お、押し倒された?!夢だからってこんなに大胆に来るなんて……あれ、なんかあたし落ちそう?!そんなチョロくないよなあたし?!
「そ、そんな強引に迫るとか……嫌いじゃない女は良いけど…外したら完全に犯罪だからな…」
「それでも、挑戦しないと前進しないだろ?それに…」
ちゅっ…ちゅっ…
「ちょっ…強引にキスは…んっ…んんっ」
うぅ、カズマの癖にこんな大胆に来るなんて……こんな迫られ方されたら流石にドキドキする……あたし、実は強引に迫られたいタイプだし……
「それに……もし嫌われてもこれは夢!つまり目覚めたら全部チャラだしな!」
「………お前それ、本人を前に言うの最低だからな?」
「あっごめん。いつもならスルーしてくれるからつい…」
確かにそんな設定だったけど、コイツ本当に最低だな。さっきからいいムード壊してんの全部カズマだからな?
「でも、こちとら眼の前にずっと理想の女が居て気が気じゃないんだ。夢の中でくらい、好きにしてもいいだろ?」
「いや待てって…それでも少しはこっちの都合を…んんっ」
ちゅっちゅっ
うぅ…夢だと思って好き放題キスしやがって……それ普通に犯罪だからな!本当は駄目なんだからな!この犯罪者めぇ!
※でも拒まない
「ふぅ……キスだけでは有り得ないくらい興奮してきた…このままだと朝までキスで終わりそうだからな…そろそろ服を脱がせるぞ?」
「ば、馬鹿…そんなの許可した覚えは……んんっ……き、キスして誤魔化すなぁ…」
文句を言うあたしの唇を何度も塞ぎながら、カズマの手は祭服のボタンを外していく。任務中、誰かを傀儡にするために下着を見せることはあったし、そもそもあたしはこんな布切れにそれ程の価値を見出した事はない。でも、カズマに見られるのは、何故だがスゲー恥ずかしい……
「セレナって、結構刺激的な下着を着けてるよな……」
「うるせぇ……別にプリーストの下着に決まりなんてねぇんだよ……なんか文句あるのかよ…」
「いや。俺はこれ好きだよ……セレナに似合ってて……」
ちゅっ
「んっ…ばか……変なところでムード作んなぁ……」
祭服の全てのボタンが外され、遂にあたしは下着姿にまで剥かれてしまった。抵抗する意志は勿論あるし、今でもこの両手はカズマの胸板を押し返している。それでも、何故かその腕には力が入らなくて、カズマの暴走は止められない。これじゃまるで、あたしが望んでいるみたいじゃないか………
「ブラ外すぞ。まぁ返事は聞かないけど」
「ばか…それなら最初から聞くんじゃねぇよ…」
この恥ずかし過ぎる空気を何とか変えたくて、あたしは普段通りの軽口を精一杯カズマに放つ。でも、どんなに普段通りの軽口を叩こうと、その声色が普段のモノになることは無かった。カズマに放つ言葉のすべてが、今はどうしようもなく甘えた声になってしまう。あたしはきっと、この先を望んでしまっているんだろう。この男に組み敷かれ、女にされてしまうことを……
パチン…たゆんっ
「これが、セレナの胸か……」
「そ、そんなまじまじと見んなよ…ダクネスのより小さいけど……あれはあいつがおかしいんだからな…」
遂に胸まで見られたあたしは、もうカズマの顔を見ることさえ出来ない。情けなく両腕で顔を覆いながら、必死に普段通りの口調を保つので精一杯だ。胸を見られただけでこのザマなんて、どれだけあたしはカズマに惚れ込んでいるんだろう……
「そんな所で比較しないって。すげーキレイで感動してる。先端なんてピンク色だし…」
「んっ…まぁ…一応ありがと……でも、色は口に出すな…恥ずかしい…」
あぁヤバい…身体を褒められるってこんなに嬉しいのかよ…ナンパ野郎に絡まれた時は、こんな気持ちにはならなかったのに……
「じゃあ、触るからな」
「分かってんだろうな……あたしはプリーストで、しかも今はカズマの仲間なんだぞ?この先に進んだりなんかしたら、本当に関係がおかしくなるかも知れないからな……」
「覚悟してるって言ったろ?それに、そんな顔されて止まれる男なんて、きっとこの世界には居ないぞ?」
「えっ……そん…な…」
カズマの言葉に戸惑いつつ、あたしはベッドの隣りにある化粧台を見る。月明かりに照らされたその鏡面には、切なそうに甘えた顔をする女が写っていた。あぁ、こりゃ確かに止まれそうにない。今じゃもうあたしのほうが、カズマのことを求めている……
「優しくするよ。だから、俺に身を委ねてくれ……」
「こ、ここでそういうこと言うのかよ…流石にそれは……あんっ!」
むにゅっ…
あたしの胸を掴むカズマの手は、とても優しくて温かい。そして、あたしを見つめるその顔は、まるで原作15巻の表紙のような凛々しさだ。これはもう、堕ちるなと言う方が無理だと思う……
※あくまで表紙
「カズマは、そんなにあたしが好きなのか?」
「気付いてただろ?ずっと恋い焦がれて、遂にここまで来れたんだ。もう、何があっても止まらないからな……」
「ばか…プリーストだって言ってんだろ……最後までしちゃ、駄目なんだぞ……ひゃんっ!」
「でも、ここはそう言ってない」
ちゅぷっ
「あっ!待って……そこは咥えちゃ……んっ…」
揉みしだいているうちに慣れたのか、それとも我慢の限界か……カズマの愛撫は遂に口まで使うようになり、あたしの胸の先端にかぶり付いた。流石にこれは、プリーストとしてアウトな気が……
※既にスリーアウトです。
「あっ…吸い付くのは駄目だって…優しく舐めるのもだめぇ……」
「なんだよ。声は駄目って言ってないぞ?ほら、楽にして……」
ちゅぷっ…ちろっ…
カズマの唇が乳頭を喰み、吸い上げられたツボミを舌で転がされる。こんな単純動作の繰り返しに、あたしの身体はどんどん熱くなり、そして快楽に鳴かされる。抵抗していたはずの両手も、今ではカズマの頭を抱きしめ、まるでせがんでいるようだ。
「セレナの胸は甘いな……今度から好きな食べ物を聞かれたら、セレナの胸って答えよう……はむっ」
「馬鹿、味なんてするわけ……あっ……んんっ!」
左胸を味わっている間は右胸を揉みしだき、右胸を味わっている間は左胸を揉みしだく。あたしの胸にご執心なカズマの愛撫は、そんな事を飽きずに10分は続けている。まぁ、その間ずっと鳴かされたし、あたしも満更では無かった訳だけど……というか、もう太ももまで濡れてるし……
「んっ…そろそろこっちかな……」
あたしの表情から何かを察したカズマは、そのまま右手を下半身の方へ移動する。そして、あたしのショーツに指をかけると、そのままゆっくりとずり下げた。なんでコイツは、こんな時ばかり察しが良いんだろう……
「もうビシャビシャだな……これでプリーストなんて務まるのか?」
「お、お前がそうした癖に……はぁんっ!」
くちゅっ
水音が鳴る程に濡った割れ目に、カズマの掌が優しく触れる。ただそれだけの刺激に身体は強張り、そしてすくい取られた以上の蜜を再び溢れさせてしまう。初めてのくせにこんなに反応するなんて、あたし本当は淫乱だったのかな……
「まだ刺激が強いかな?身体が強張ってるぞ?」
「す、少しな……その、もう少し優しくしてくれたら…嬉しい…」
本当はただ気持ち良かっただけで、なんならそのまま続行されても良かった。でも、一応プリーストとして、初体験で激しいのはちょっと違う気がする。まぁ、拒んでないんだし今更だけど……
※そもそもプリーストは初体験が駄目です。
「じゃあ、こんな感じで……」
ぬるっ…
「あっ…良い…その触り方…結構好き…んっ!」
カズマは器用だと思っては居たが、こうして体感すると相当なレベルなのが分かる。年頃に自分で慰めたことがあったが、カズマの指は自分のモノよりも圧倒的に心地良い。割れ目をなぞるスピードも、陰核を摘む力加減も、あたしの顔を見ながら微調整をかけているようだ。こいつ、本当に童貞か?
「はぁはぁ…カズマの手……好きぃ…」
「それは良かった。セレナの良いところも分かったし、そろそろこっちも一緒にしような?」
「い、一緒って……あっ……んんっ」
ちゅっ…ぬちゅっ…ちゅぷっ
下半身への愛撫を継続したまま、カズマの舌があたしの口内を犯し始める。ソレはあたしの聴覚を水音で埋め尽くし、そして視界もカズマの顔で埋められる。触覚の刺激だけでもギリギリなのに、こんなの同時に味わってしまったら……
「あっ…駄目だカズマ……お願いだから手を止めて…このままだと……」
「良いよセレナ…そのまま俺の手で逝ってくれ…ちゃんと見てるから…」
「あっ、カズマの…いじわる…んっ!」
あたしの限界を悟ったにも関わらず、カズマの手は優しい愛撫を継続する。それは初めてのあたしを優しく導く為であると同時に、ゆっくりと上り詰めるあたしを楽しんでいるのだろう。あたしの余裕がなくなるほどに、カズマが嬉しそうな顔をしているから……
「あっ…あたし、もう限界………はぁんっ!」
ビクッ!
あぁ、これでもう完全に砕けた。あたしの理性は意味を無くして、自然に両手がカズマに向かっていく。ごめんなさいレジーナ様。あたし、これからカズマと結ばれます……
「セレナは逝った顔も可愛いな…ほら、次はどうして欲しい?セレナの口から聞かせてくれよ」
「えっ?!……いやその…カズマと…エッチしたい…です」
初めての瞬間を、まさか自分から懇願するなんて思わなかった。まぁ、相手はなんだかんだ好きなやつだし、レジーナ様ならきっと理解してくれる。だから、今だけはプリーストであることを忘れさせて……
「……………」
「お、おいカズマ?なんで無言なんだよ…今、凄く恥ずかしいのに勇気をだしてだな…」
「ちょっとサキュバスさん!そこ手を抜いちゃ駄目でしょ!」
…………へっ?あれ?ここまで来て何の話?!
「まぁ俺もノリノリでここまでしちゃったのは悪かったよ。でも、セレナはプリーストだぞ?流石にこれは偽物としてあんまりじゃないか?!」
いや本人なんだけど?!ねぇこれ本人なんだけど?!
「キスだけで簡単に抵抗をやめて、乳首だけですぐ洪水にして、無抵抗に下半身まで許した上に、逝ったら自分からおねだりって………そんなにセレナがチョロい訳ないだろ!ここは不敵に笑って「やるじゃん」くらいで良いんだって!」
やめろよぉ!これムードに流されただけだから!あたし本当はそんなにチョロくないから!でもあんなに気持ちよくされて「やるじゃん」とかは普通に無理だって!どんだけ百戦錬磨だと思ってんだよ!
「全く……本物なら俺を手玉に取って、せいぜい手で抜かれて終わりのところだぞ?これはセレナを堕とすトレーニング的な意味もあるんだし、そんな都合のいい女みたいな設定要らないです!」
あ、どうしよう立ち直れない…カズマのイメージとあたしの理想が一致してんのに、あたしなんかチョロすぎじゃね?普通にただ都合のいい流されやすい女じゃね?
「あと、セレナは喫煙者なのでアソコはもっと臭いと思います。それはそれで愛せるので、あんな汗と甘い匂いに限定しなくて大丈夫です!」
※都市伝説
あ、どうしようぶっ飛ばしたい。それに関してはマジでそんなイメージ捨てろ。ちゃんと洗ってるから!なんなら風呂の後なら汗の匂いもしないから!石鹸の匂いだから!
「まぁ、こちらのセレナも凄く可愛いので頂きますけどね?セレナが自分から脚を開くビッチって設定は改めて貰って……あれ?セレナさん?なんでおねだり辞めちゃったの?と言うか笑顔が怖いんだけど?!ねぇ!なんでそんなにじり寄ってくるの?!」
「………この…最低野郎がぁ!!」
パアァン!!
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チュンチュン
「……あれ?なんでロリーサが朝までここに?」
「い、いえその…カズマさんがベッドから落ちて、夢が途中で終わってしまいまして、一応ご報告をですね……」
昨晩、あたしの会心の一撃が顎を捉え、カズマはそのまま気を失った。そして夢だと錯覚させるべく、あたしが取った部屋と寝具を入れ替え、そして身なりを整えたわけだが……最後の一撃を覚えていたら話がややこしくなるので、サキュバスにフォローをして貰っている。まぁ、そもそもあいつがあたしに無茶振りしたのがことの始まりだし、それくらいは良いだろう。と言うか、あいつ個体名があるんだな……
「なんか、やたらチョロいセレナが出てきたのは覚えてるんだよなぁ。見た目は今までで最高だったのに、そこ妥協しちゃうのは違くないか?」
「す、すみません。本人を見たので造形はかなり改善されたと思うのですが……やはり中身の感じが違いましたよね?」
違うのは、お前らが持っている勝手なイメージの方だ。まぁ、そっちの方が好都合だけど……
「あのセレナがあんなにチョロい訳ないって。不真面目だけど頭は良いし、信仰心もかなり強いんだぞ?それで簡単に脚を開くなんて、普通に考えてありえないだろ?」
「そ、そうなのですかぁ……」チラッ
おいこっち見んな。何か言いたげにこっちを見んな。あれは雰囲気に流されただけだから!別にあたしはチョロくないから!
「でも、セレナが本気で俺に惚れてくれたら、あんな風にもなるのかな……」
「えぇ、多分割と近いうちになるのではと……」
「本当か?!なら、これからも特訓頑張ろう!」
おい待て!あれは雰囲気に流されただけで、別にそんな惚れ込んでなんか居ない!変な期待をもたせるんじゃない!
「じゃ、俺は怪しまれないうちに帰るよ。今回は俺の寝相で中断しちゃったみたいだからクレームは入れないよ。精気の方は回収できたのか?」
「ありがとうございます。精気の方はたっぷり頂きましたのでご安心ください!」
うん、それあたしの精気だけどな。まぁ、依頼失敗の理由を調べられるより、こうして帳尻を合わせるほうが楽だし…疲れたけど……
「それは良かった。じゃ、またお願いします!」
「はい!またのご利用をお待ちしてますね。………………行きましたよ」
「ふぅ、うまく誤魔化してくれて助かったよ」
カズマが部屋を出たことを確認し、あたしはクローゼットの中から姿を表す。このサキュバスに今回の件を上手く誤魔化せるか不安だったというのもあるが、何より今後のことをサキュバスと話さなきゃならない。まず第一に、今日のことを口止めしないと色々と困る。そう、この街に居られなくなるレベルで、と言うかカズマの顔を見られないと言う意味で……
「取り敢えず、昨晩の件は他言無用で頼む。その代わり、あたしはお前達相手に敵対しないし、なんならお前たちの肩を持っても良い。早い話が、取引をしようって事だ」
「も、勿論応じさせて頂きます!あんな手段を使える人と、敵対したくありませんから!」
ん?これ取引か?なんか脅迫してる気分だが、結果として秘密が守られるのならいいか……
「ち、ちなみになんだけど……カズマに見せるあたしのイメージについては……」
「か、カズマさんの要望もあるので、出来れば今後も格好良くて大人なセレナさんで行きたいかなと……」
「………お願いします」
取り敢えず、次回までには大人の女になっておこう。大丈夫だ。カズマは夢の中で粋がる童貞。あたしがちょっと勉強すればきっと勝てる!
「あと、出来れば男の扱いも教えてくれると……ほら、イメージには負けたくないし……」
「へっ?えっと、流石にそれはお客さんを取られちゃうので……」
「……だめですか?」ギラッ
「圧が怖い!それプリーストの出していい圧じゃないです!分かりました!分かりましたからぁ!」
よし!先生も付いたし明日から頑張ろ!大人の女性になってやるんだ!
「あれ?でも、そう言えばこの人プリーストだったんじゃ…あれぇ?」
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
一作目でやりたいけど出来なかった、セックス寸前にムードをぶち壊すネタ。遂に日の目を見る事となりました!(誰も得しないやつ)
もう怖いものはないので、やりたい放題が始まりますが、またお暇な時にでもお付き合いください。