そっと、寝室を覗き込む。本当は朝食の準備をしないといけないけれど、やっぱり我慢できなくて、来てしまった。
疲れていたのか、昨夜ご主人さまはすぐに寝てしまった。そのせいで一回もシてもらえなかったから、今すごく欲求不満なのだ。さっきからおまんこが疼いてとってもつらい。
一応自分で慰めてはみたけれど、何か物足りない。やっぱりナマのおチンポが一番いいみたい。
「んっ……♡」
部屋の中から鼻を突くような性臭が漂ってくる。ちょっと嗅ぐだけで、なんだかふわふわしてくる。熱に浮かされた頭で、ただ本能のままにふらふらと部屋の奥に向かう。
「はあ、はあ……♡」
ご主人さまの体から、濃厚なオスの臭いがする。とっても危険な香りだ。鼻から吸った性臭が上へ上へと昇り、絶えず脳を犯す。思考がぐずぐずになって、メスの本能が露になる。
「おっきい……」
ご主人さまはとても安らかな表情で眠っている。しかし、その下半身はまったく安らかではない。その存在は布の上からでもはっきりと分かるほどだ。
(ゆっくり、ゆっくり……)
ご主人さまが起きないように、足元から慎重に布をめくる。それから太もも辺りまでまくり上げたところで、少し息を整える。
……あとちょっとだ。昨日は確か裸で眠ったはずだから、これをめくれば……! ごくりと唾を飲み、おそるおそる布をつまむ。
――そしてついに、屹立する肉棒がその姿を現した。
「あ、あ……!」
刹那、暴力的な快感が体を巡る。曝け出された肉棒から放たれる臭いがダイレクトに入って来て、あっという間に昇り詰める。
お股からは、エッチなお汁がだらだらと止めどなく溢れてくる。ぐちゃぐちゃになってもう使い物にならない下着をぽいっと脱ぎ捨て、そこら辺に無造作に放り投げる。
今すぐにおチンポが欲しくてたまらない! 頭がバカになって、もうそれしか考えられなくなる。
着ている給仕服を脱ぐ時間も惜しくて、そのまますぐにご主人さまの上にまたがる。それから手で下のお口を広げて、おチンポをゆっくりとナカに挿入する。
「んあっ♡ はあ、はあ……♡」
先端が入った途端に腰が砕けそうになるが、歯を食いしばって必死にこらえる。手をついて体を支えながら、奥深くまで入るように角度を調節する。
「ふーっ♡ ふーっ♡」
そしていい具合になったところで、まずは手を宙ぶらりんにする。それから軽く息を吐き――腰から力を抜いた。
「…………ん、あ“あ”あ“あ”あ“!!!」
――あ♡ これヤバ♡ あたまおかしくなっちゃうよぉ♡ しぬ♡ しんじゃううぅ♡
「…………お“っ♡」
おチンポが勢いよく子宮口を叩く。あんまりにも衝撃が激しいものだから、体はまったくそれに耐えることができず、あっという間に弛緩してしまう。
「ん“っ♡ お”お“お”お“お”……」
ついでに、ぷしゅぷしゅと潮を吹きながら無様にイキ散らかす。がくがくと痙攣しながら汚い喘ぎ声を出すその様は、まさしくメスオナホというに相応しい。
「ん♡ ん♡ ――――はっ! はあ、はあ…………」
どれだけの時間がたったのか、やっとバカになっていた頭が正気を取り戻した。白く霞んでいた視界に色がつき、徐々にまわりのようすが見えてくる。
「ふへ、えへへ……」
幸いご主人さまは目を閉じたままで、まだ眠っているようだ。……じゃあ、もういっかい――って、だめだめ! そうだよ! 朝食の準備をしないといけないんだった!
「あさごはん、作らないと……」
幸いなことに疼きも少しは収まったし、これならしばらくは我慢できそうだ。
気持ちを新たにし、おチンポを引き抜こうとした、その時である。何の前触れもなく、いきなりがっと腰を掴まれた。
「……え? ご、ご主人さま? 起きてたんですか?」
さっきまで目を閉じていたはずのご主人さまが、それはもうガンガンに目を開いていた。
「そりゃあねえ? 上に乗っかってあんなに激しい動きされたら、誰だって起きるでしょ?」
「あ、あはは……」
「――で」
ご主人さまの目が、すうっと細まる。
「朝の準備もせず、挙句の果てに私のモノを満足させることもせずに、ただ肉バイブとして使ったことに対して、どう申し開きするつもり?」
「え、あ……あの、えっと……」
言われて初めて気づく。オスの臭いに当てられて、すっかり自分の立場というものを忘れてしまっていた。……これは、やってしまったかもしれない。
「あの、許していただけたりは…………ん“あ”あ“あ”あ“あ”!!!」
「言うに事欠いてそれ!? まずは謝るもんでしょうがあああ!」
「あ“、あ”、ごめ、ごめんなさっ…………ん“あ”あ“! あっ♡ あっ♡ はげしすぎるよぉ♡ らめぇぇぇ!!!」
慌てて謝罪の言葉を口にするも、時すでに遅し。ものすごい力で体を押さえつけられたかと思えば、そのまま執拗にポルチオをぐりぐりと苛められる。逃げ場もなく潰されて、どうやっても暴力的な快楽から逃れるすべはない。
「ん“あ”っ♡ あ“♡ あ”♡ あ“♡」
「この! メスオナホの分際で許しもなく勝手にオナりやがって!」
「ん……はあんっ♡」
「……ねえ、聞いてる?」
あっ♡ しあわせぇ……♡ もっと、もっとぉ♡♡
「――おい」
ふいに、体が持ち上げられる。あれ、ごしゅじんさま、どうしたの……?
「私の、話を、聞きなさい!」
「ひぎゅううう!!!」
また奥まで串刺しにされて深イキする。頭にバリバリと電流が走る。
「さっきからさあ、自分が気持ちよくなることしか考えてなくない!? もっとしっかりおまんこ締めてご奉仕しなさい!」
「あっ、あっ、ごめんなさいいぃ! でも、むりなんですうぅ! きもちよすぎて、ちからがはいらないのおぉぉ♡」
「言い訳するなあぁ!!!」
「はああああん! うそじゃないのにいぃ!」
だって、さっきからガンガン突かれて、ホントに体に力が入らないのぉ。がんばってるけど、やっぱりむりですぅ。おまんこバカになっちゃたからぁ♡
「おら! もっと締めろ!」
「あっ♡ あっ♡ いきましゅ♡ いきましゅううぅ♡♡」
ひときわ大きな波が来た。背筋がピンと伸ばし、盛大に潮吹きする。苛烈なストロークに翻弄され、自分がメスであることをこれでもかと自覚させられる。立派なおチンポケースの誕生だ。
「っく、これは、ヤバい……」
「ふあ……んんっ♡」
おまんこがきゅうっと締まると同時に、ごしゅじんさまのモノがびくびくと震えだす。あ……♡
「ごしゅじんさま♡ せーえき♡ せーえきくだしゃい♡♡」
「っあ、クソ、もう限界……!」
「――っ! はあああああん♡♡♡!!!」
とっても元気な精子たちがメスの体を無遠慮に泳ぎ回る。多幸感に包まれ、頭がぽわぽわする。
「はあ、はあ……」
「えへ、えへへ……」
表情を崩して、事後のひとときを楽しむ。本当はもっとして欲しいけど、残念ながら朝っぱらから何回もヤる時間はない。でも、あとちょっとだけ、このままでもいいよね……?
ご主人さまも同じことを思ったのか、双方動くことなく時間が過ぎる。
「――ふう。よいしょ、っと」
「んあ♡」
そしてしばらくして、先に起き上がったのはご主人さまだった。次いで、おチンポがナカから引き抜かれる。その拍子にちょっと気持ちいいところに当たっちゃって、軽イキしてしまった。
「さて、と」
体力を回復させるためにベッドの上でボーっとしていると、横に立つご主人さまが話しかけてきた。
「カエデが最初にしたこと、忘れたとは言わせないよ。あんな粗相をするなんて、どう躾けてやろうかしらねえ?」
「…………♡」
低い声で凄まれて、子宮がきゅんきゅんしちゃう。さっき散々イったばかりなのに、また愛液がこぼれ落ちてくる。
「はあ? 何期待してんの? ぜんっぜん反省してるように見えないんだけど?」
「そ、そんなこと、ないです……」
だって、最近はあんまり激しくしてくれないんだもん。だから、ちょっと生意気な態度を取れば、きっとキツくお仕置きしてくれるはず……♡
「っち、どうしてやろうか……。でもなあ、激しくしたところでどうせ喜ぶだけだしなあ…………あ」
何かを思いついたご主人さまの顔が邪悪に歪む。
「ふふ、いいこと思いついちゃった。カエデ、服を脱いでここで待ってなさい」
「は、はい……」
なんだろう、猛烈に嫌な予感がする。
しかし、ともかくも命令には従わなければいけない。ささっと着ていた服を脱いで部屋の隅に置く。
全裸になってびくびくしながら待っていると、いくばくもないうちにご主人さまが部屋に戻ってきた。手に持っているのは……なんだろう、あれは? パンツ……にしてはいかついような? なんか、南京錠っぽいものもついてるんだけど……?
「ほら、こっちへいらっしゃい」
若干挙動不審になりながらご主人さまのところへ向かう。
「まずは、きれいにして、と」
淫汁でぐちゃぐちゃだった体が、隅々まで魔法で清められる。それを確認したご主人さまは軽く頷くと、例のパンツを差し出してきた。
「じゃあ、これを腰のあたりまで上げなさい」
「……はい」
するり、とパンツ(推定)を履く。全然サイズあってないけど。
「よし。手を上げて大人しくしてなさい」
「わかりました……んっ」
ご主人さまがカチャカチャと長さを弄る。
……待って、なんかおまんこに対する締め付けが強いような?
「ふむ、これでよし、と」
「あの、これはいったい……?」
鏡を見ると、周りの白い肌には似ても似つかない無骨なものが鼠径部を覆っていた。
「知らない? 貞操帯よ、貞操帯」
「ふえ?」
慌ててお股を触る。え、ちょっと待って! これじゃあオナニーできないんだけど!?
「え? え?」
「大丈夫よ。排泄は問題なくできるし、汚れた時は魔法で中もきれいにしてあげるからさ。ま、ひとり遊びは絶対できないけどね」
「あ、あの、いつまで着けていれば……」
確かに辛いけど、まあ言ってもそんなに長くはないだろう。ちょっとくらいならオナニーも我慢できるし……
「明後日まで。もちろんセックスもなしだから」
「え?」
え、うそ、そんなのむりだよぉ! 毎日シてくれないとイヤ! そんなの耐えられないよぉ……
「嘘ですよねご主人さま!? 嘘だと言ってください!」
「……ふーん、そんなこと言うんだ」
ご主人さまの声が明らかに冷たくなる。ど、どうして……?
「これは罰なの。しっかり反省してるなら、真摯な態度で受け止めるはずよね? それなのに、すーぐ口答えするなんて、どういうこと? …………やっぱり外すのは4日後ね」
「え、ぃや」
「まだ期間を延ばしてほしいの?」
「…………」
4日もずっとこのまま……? どうしよう、こんなことになるなんて……。もうご主人さまとのセックスのことしか考えられなくなってる今の自分には、この上なく効果的な罰だ。辛い、あまりにも辛すぎる。
ちょっと激しくしてほしいな……♡ とか思って不遜な態度をとったさっきの自分を引っぱたきたくなってくる。
「ほら行った行った!」
「は、はいぃ……」
さっき脱いだ服を再び着用し、絶望的な気分でとぼとぼとキッチンに向かう。
ああ、これからどうなっちゃうんだろう……。気が狂っちゃいそうだよ…………